パズル&ドラゴンズW

登録日:2018/09/25 Tue 00:12:45
更新日:2021/10/02 Sat 23:25:34
所要時間:約 10 分で読めます





「たまドラの国」の大事なタマゴ
キングデビたま一味に奪われた!

パズルステージにチャレンジしたり、
集めた「アバたま」で着せ替えながら

たまドラと一緒に、
奪われたタマゴを
取り戻そう!


「パズル&ドラゴンズW」とは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントから配信されているiOS・Android・Kindle Fire用ゲームアプリパズル&ドラゴンズに、2014年7月29日のアップデートで追加されたミニゲームである。
略称は『パズドラW』。なお、『W』の正式な読み方は定められておらず、不明。
2020年7月6日のアップデートによってアプリから削除されたことによってサービスが終了した。


※当記事では便宜上、パズドラWのことを「W」、対する『パズドラそのもの』のことを「本編」と略記する場合があります。



プレイ方法


パズドラWは上記の通りパズドラ本編の中に同梱されたゲームであるため、パズドラWをプレイするときはまず本編のアプリをDLし、起動する必要がある。
本編のタイトル画面の下部にある「パズル&ドラゴンズW」と書かれたエリアをタップすれば、パズドラWの開始となる。

なお、パズドラW実装当初はこのエリアがスマホ画面の下半分をまるごと占拠していたのだが、本編ユーザーから「誤タップしやすい」などの声が上がっていたためか、現在では画面右下隅の小さな丸いアイコン内に押し込められている。
(隣には外部アプリ「パズドラレーダー」を起動するアイコンが置かれている)


基本ルール


盤上のドロップを指で縦・横方向にスライドし、同じ色を縦か横に3個以上並べて消去する、という大元のルールはパズドラ本編と同じ。
ただし盤面のサイズが異なっており、本編が縦5マス×横6マスの計30マスなのに対し、Wでは縦6マス×横6マスの計36マスを使用する。
ドロップ操作時間はデフォルトで5秒。本編と異なり、操作時間を伸ばす手段はかなり少ない。

Wでは各ステージごとに「敵にダメージを与える条件」が設定されている。
「木・光・闇ドロップを入れてコンボを作ろう!」「5コンボ以上を作ろう!」「光を5個以上つなげて消そう!」といったように、盤面で行うべき消し方が提示されるので、これを達成することを目指してパズルを組んでいく。
条件を満たしてパズルすると「成功!」と表示され、敵に攻撃することが可能。そのパズルで作ったコンボ数がそのまま敵に与えるダメージとなる。
条件を満たしたか否かにかかわらず、パズルが終わるとドロップを動かせる回数(ハートで表される)が1つ減少する。
ハートがゼロになってしまうとGAMEOVER、それより前に規定数のタマゴを取り戻す(=規定数の敵を倒す)ことができればCLEARとなる。
敵を倒すと、タマゴからは下記のアバたまが、宝箱からはガチャを回すためのメダルが手に入る。

RPGスタイルの本編とは違いWでは敵がこちらに対して攻撃を加えてくることはないため、パズルの規定回数を使い切ってハートがゼロになる以外の条件でクリア失敗となることは無い。
またステージによっては回復ドロップが出現し、これを消すとハートが増える。

プレイヤー側がステージに連れていけるのは、主人公である「たまドラ」のみ。自前の1匹とフレンドの1匹、計2匹でステージを攻略する。
たまドラはステージやガチャで入手した「アバたま」を用いて着せ替えることができ、着せたアバたまごとに色々な効果が発揮され、プレイを有利にする。
殆どのアバたまはスキルドロップ(後述)のうち特定の種類の出現率を上げる効果だが、レア度の高いアバたまの中には「操作時間が少し伸びる」「与ダメージが増える」「ステージ開始時の持ちターン数が増える」等のもっと直接的な効果を発揮するものもある。


ドロップの種類


出現するドロップの種類はステージごとに細かく定められている。本編には存在しないドロップも。

ドロップ

パズドラといえばコレ、な5色の丸いドロップ。Wではたまドラと同様の小さな耳(ツノ?)が生えたデザインである。
ステージのパズル条件のうち、コンボ数のみを問うタイプ以外は全てこの5色のうちいずれか(単独or複数)を指定する。

これらのドロップに限り「+ドロップ」になることもある。
+ドロップを消したターンにステージ条件を満たすと、敵に与えるダメージが増加する。本編でいう所の強化ドロップ。

回復ドロップ

こちらは本編と同じく四角いデザイン。消去するとパズルできる回数が増える。
どれだけたくさん繋げて消しても回復量は同じなので、できるだけ3個ずつ小分けにして消すのがセオリー。
「○を△個以上つなげて消そう!」がお題のステージによく出現する。

W

本作の目玉。
「W」が刻まれた虹色に輝くドロップで、まれに降ってくる。
「どの色のドロップとしても使用できる」ワイルドカード的なドロップであり、回復ドロップにも対応。
Wドロップを含めてドロップを消しても、Wドロップにはヒビが入るだけですぐには消えず、繰り返し使用できる。3回ヒビが入ると完全に消える。

なお使い方を誤ると確保しておいた条件用のドロップがWドロップに巻き込まれ、余計な連結が発生してまとめて消えてしまうことがある。便利なドロップだが扱いには注意が必要。

天使ドロップ

中盤のステージから登場する、真っ白な6色目のドロップ。本編における神タイプのアイコンが使われている。
基本のドロップと同じく3個繋げれば消えるが、基本的にパズル条件には無関係なので邪魔なドロップである。
画面環境によっては光ドロップとの判別がしづらいことが…。

悪魔ドロップ

「悪魔ステージ」の全てに出現する真っ黒な7色目のドロップ。アイコンは本編における悪魔タイプのもの。
天使ドロップと同様に「条件に関わらない通常のドロップ」であり、出現ドロップの種類を増やしてパズル難易度を上げる役割を果たしている。

お邪魔ドロップ

終盤のステージに現れる。本編のお邪魔ドロップは「*」のような形をしているが、Wでは2本のツノが生えた悪魔の顔のようなデザイン。
お邪魔ドロップはいくら繋げても消えない。代わりに、隣接しているドロップ(お邪魔除く)が消えるとお邪魔ドロップもそれにつられて消える
「おじゃまぷよ」だと思えばだいたいあってる。
消えてもコンボ数にはカウントされない。

増殖お邪魔ドロップ

最終盤のステージに現れる、今作最凶の存在。
お邪魔ドロップに更に1本ツノが増え、不気味に蠢く。
お邪魔ドロップと同様にいくら繋げても消えず、隣接しているドロップ(お邪魔除く)が消えると一緒に消える。
しかしそれだけではなく、増殖お邪魔ドロップが消去されずに残った場合、その周辺のドロップ1〜3個を増殖お邪魔ドロップに勝手に変化させてしまう。
この性能が厄介で、たくさん降ってきた増殖お邪魔の処理に手間取っていると、周囲にある条件用のドロップだけでなく、なけなしのWドロップやスキルドロップまでもが増殖お邪魔に変わってしまい、もはや条件を満たすどころではなくなってしまうのだ。
ただし、増殖お邪魔が降ってきた瞬間のターン、および条件を満たして敵にダメージを与えることに成功したターンは、増殖お邪魔が増えることはない。

対策としては、降ってきた増殖お邪魔ドロップは何が何でもそのターン中に全て消すことに尽きる。余った天使ドロップなどを活用したい。
ちなみに、通常のお邪魔と増殖お邪魔が同時に出るステージは存在しない。また、盤面内に増殖お邪魔が18個になるとそれ以上は増えない。

スキルドロップとその効果


パズルを続けていると、通常のドロップに混ざって星型の「スキルドロップ」が落ちてくることがある。
このドロップは同種を3個繋げるのではなく、直接タップするだけで消すことができ、その際に種類ごとに様々な効果を発動する。いずれも効果は強力で、ステージのクリアに大きく貢献する。
ただし、場合によってはステージの提示条件に必要な色を消してしまうスキルドロップが出ることもある。

スキルドロップの効果は下記の通り。

「12マス消し」「24マス消し」

アイコンはたくさんの星。タップすると「12マス消し」は周囲3×3の正方形と4つの頂点となるマスとで「◆」の形状になるように範囲内のドロップを消し、「24マス消し」は周囲5×5の正方形の範囲内のドロップを消す。
使う際はなるべく盤面の中央に持ってきてからにしたい。

「縦一列消し」「横一列消し」「十字消し」

アイコンは星と帯。タップするとスキルドロップのあった列または行、あるいは両方が一掃される。
「12マス消し」「24マス消し」と異なり、盤面端で使っても一定の効果が出る。
なお、これらのスキルドロップが出やすくなるアバたまは存在しない。

「○の全消し」(○にはドロップの種類が入る)

アイコンは点滅するドロップ。押すと盤面にある特定のドロップをその場で全て消す。
ステージクリア条件に関わらない色を消すのがセオリーだろう。
ドロップの種類が少なく、1色のドロップが盤面に多くなる序盤のステージで使った方が効果を発揮しやすい。

「○→△」(○と△にはドロップの種類が入る)

いわゆるドロップ変換。左半分に変換元、右半分に変換先のドロップが書かれている。
とにかくバリエーションが非常に多く、組み合わせのそれぞれに出現率を上げるアバたまが対応している。
不要色を大量の必要な色に変換できれば、ステージ条件を容易に達成できる。
しかし逆に必要な色を消してしまう組み合わせが出る場合も…。
レア度の高いアバたまを使うと、お邪魔ドロップや悪魔ドロップを変換元に取れる組み合わせが出ることもある。
なお、使ったスキルドロップそのものも変換先のドロップに変わる。

コラボのアバたまから出るスキルドロップには、2種類の変換元を同時に変換できるもの、回復ドロップを消すもの、さらには全てのドロップをランダムで指定色に変えるもの(いわゆる5色陣)という変わり種も。

サービス実装当初は変換を行った時点で繋がっていたドロップは勝手に消えてしまっていたが、後のアップデートで消えないように仕様が変更され、利便性が大きく上がった。

「7秒止め」「12秒止め」

アイコンは時計の針。指定された秒数、ドロップを何回でも自由に操作できる。
本編でいう「チェンジ・ザ・ワールド」系のスキルであり、実際に「12秒止め」が出やすくなるアバたまのデザイン元はツクヨミ(本編でチェンジ・ザ・ワールドが使える)である。
本来より長い操作時間でじっくりパズルを組み上げられるのでうまくいけば盤面全消ししつつステージ条件達成が狙える上に、ハートも減らないと至れり尽くせり。

「全消し」

アイコンはたまドラ。文字通り、押すと盤面のドロップが全部消える。
ただし、ほかのスキルドロップやWドロップは消えない。
ステージのパズル条件を満たせる個数のドロップがあった場合、「全消し」で一掃すると条件を満たした扱いになり、攻撃できる。ただし1コンボ扱いなので落ちコンなしだと1ダメージしか与えられないが。
不要色が溜まりすぎてどうしようもなくなった時に使うか、ドロップの種類が少ないステージで使って落ちコンビッグウェーブに期待するか。

「2ターン回復」「4ターン回復」

本作のバランスブレイカー、あるいは救済措置。
アイコンはハート。押すとその場でパズル回数が回復。
これが出やすくなるアバたまを多数身につけてステージに入ると、うまく立ち回れば半永久的にパズルを続けられ、ほぼ不死身になれる。
また一般ステージではスコア計算にも残りハートを参照するため、ハイスコアの獲得にも有用。
ステージ条件を選ばない汎用性も合わさり、アマテラス衣装や白メタ衣装に身を包むたまドラは多いという。

なお、たまベガスでは出現しないので注意。(警告もちゃんと出る)

「ダメージ」「ダメージ大」

アイコンはヒビの入ったタマゴ。押すとその場で敵にダメージが行く。
ダメージ量は敵の現在の体力に依存し、「ダメージ」は30%、「ダメージ大」は60%。
可能な限り、新しい敵の出現直後に発動できるようにしたい。
なお、敵の残り体力が1の時に発動すると1ダメージ与えて倒せる。


ステージ


最初に「伝説のドラゴンを探そう」と言われるだけで詳細なストーリーが皆無なことで知られる本編と同様、パズドラWもストーリーと言えるストーリーは存在しない。
このページ冒頭にある通り、「キングデビたま一味から奪われたタマゴを取り戻す」という設定のみがあり、あとはひたすらステージをクリアし続けて行くだけのストイックなゲームである。
特にボスステージが用意されていたりもしない。

各ステージにはパズル条件が共通で取り戻すタマゴの数のみが異なる3つのエリアが用意されている。
エリアをクリアすると残りハート数と平均コンボ数を基にスコアが計算され、一定値以上なら3つ星が貰える。
3つのエリアで星を合計4個以上取ると次のステージが現れ、9個全て取れればそのステージに王冠マークがつく。

ステージに入るには「スタミナ」が要求される。
本編とは違いスタミナはハート表示され、最大値は7で固定、15分ごとに1ずつ回復とざっくりしている。
各ステージの全エリアを初めてクリアするたびに、ボーナスでスタミナが全快する。
課金アイテムの「魔法石」を用いることでもスタミナを回復できる。

ノーマルステージ

基本となるステージ。全66面。
序盤は気楽にプレイできるが、先に進むほど出現するドロップの種類が増えていき、敵(と戦利品)も大物が出現する確率が上がっていく。
お邪魔ドロップが出てきたり、条件に「盤面内で〜しよう」(本編でいう【落ちコンなし】のこと。初出はこちらが先)が追加される終盤のステージはかなり難易度が高い。
特に最終ステージ「たまドラコスモス」では増殖お邪魔をさばきながら光の4コンボを達成しなければならず、生半可な腕前(とアバたま)ではクリア困難。

悪魔ステージ

アップデートで追加された高難易度ステージ。全41面。
ノーマルステージで王冠を30個集めると解放される。
ノーマルステージの26面以降を「悪魔ドロップが降ってくる状態で」プレーするというものであり、単純にドロップの種類が増えて難易度が上がっている。またスタミナ消費量も増えている。
悪魔ステージは全体的にメダルが多く入手できるため、ガチャを回しまくりたいなら足繁く通うことになる。

スペシャルステージ

ノーマルステージを少し進めると解放される。
基本的には「たまベガス」のみが置かれている。週末はステージ名が「たまベガス・ウィークエンド!」に変化し、必要スタミナが減る。

たまベガスは通常ステージとはルールが少し違い、
  • 制限時間があり、ドロップを操作していなくてもタイマーが減っていく
  • ドロップ操作時間はタイマーが切れない限り自由
  • タイマーがゼロになるとGAMEOVER
  • 回復ドロップを消すとタイマーが回復する
  • ドロップを一定数消すとレベルアップし、タイマーが全回復、次のレベルアップまでの必要個数が増える
  • 指定された色のドロップを一定数消すと宝箱が開いてCLEAR(敵はいない)
  • 稼いだスコアに応じてメダルが手に入る
…となっている。

サービス開始当初は「スキルドロップで指定ドロップを回復に変換する」ことでプレイ時間を引き延ばし、ハイスコアを稼いで大量のメダルを手に入れるプレイが流行していた。
上級ステージでは木が指定色なので、「木→回復」が出やすくなるめろドラ衣装のたまドラで潜るプレイヤーが多く、通称「メロン農家」などと呼ばれていた。
ところが後のアップデートでスコア計算式が変更されてしまい、稼ぎ効率が大幅に悪化。農業はそのまま廃れてしまったのだった。

このほか、2014年〜2015年にはパズドラWと他版権のコラボレーションも何度か行われており、その際は専用のコラボダンジョンが期間限定でスペシャルステージに設置されていた。


アバたま


パズドラWのセールスポイントとして欠かせないのが、たまドラの着せ替え機能。
ここまでの内容でも触れた通り、アバたまはスキルドロップの出現率を高めるなどプレイに有利に働く要素を持っているのだが、それだけでなく「単純な着せ替え衣装」としてもしっかり機能しており、自分の思い通りにたまドラをコーディネートすることができるのだ。

アバたまは装着部位ごとに「ぼうし」「ようふく」「アクセサリー」に分類され、それぞれに60種類以上ものバリエーションが存在する。
その大部分はパズドラ本編に登場するモンスターの姿を模したものであり、3部位揃って一式の衣装になるものも多い。
なお素体がたまドラなので、どの衣装も概ねかわいらしいデザイン(?)である。

アバたまにはレア度が設定されている。数値で見ることはできない代わり、アイコンの左上にあるタマゴの柄で区別できる。最上位のダイヤタマゴ以外は本編と概ね同じデザイン。
下から順に、
  • 1.緑の地色に黄色の斑模様。
カーバンクルの帽子、ホノりん系のぬいぐるみ、ドロップ柄のシェルなど。
  • 2.黄色と紫の縞模様。
小さなリット系、ペンドラ系、御三家ドラゴンなどがモチーフ。
  • 3.水色の地色に緑の星マーク。
いわゆる星卵。モデルはキメラ系、回復娘シリーズ、魔剣士シリーズなど。
  • 4.銀卵。
たまベガスで人気だったフルーツドラゴン一式のほか、ハイランダーたち攻撃態勢組の武器やアニマル娘(ステッカー娘)の服などが該当。
  • 5.金卵。
本編のレアガチャや降臨ダンジョンで出る人気キャラをモデルにしたものが多い。
アマテラス、ツクヨミ、ラー、アスタロト、バアル、アテナ、ベルゼブブ、ヘラ、ヘラ・ウルズ、ゼウス、ヴァルキリーの各一式衣装が該当する。
このほか帽子だけはキングメタルドラゴン系も存在する。
  • 6.虹色に輝く、たまドラの形をしたタマゴ。
本編のゴッドフェス限定モンスター(当時)をモデルにしており、オーディン系3色、メタトロン系2色、ソニア系3色の一式衣装が存在している。
余談だが、「ダイヤ卵」の概念が導入されたのは本編よりWの方が先。

すでに持っていたアバたまを再度入手した(被った)場合、その場でアバたまの合成が行われる。
運が良ければアバたまのレベルが上がり、持っている効果がちょっとだけ強くなる。運が悪いと何も起きない。
レア度が低いほどレベルアップ率が高い代わりに、最大Lv上限が高い。レア度が高いほどレベルアップ率が低い代わりに、最大Lv上限が低い。
レア度1のアバたまが最大Lv99まで上がるのに対し、ダイヤ卵のアバたまは最大Lv3で最大になって打ち止めとなる。
これでもまだレア度1の方がLv最大にしやすい可能性があるくらいなので、高レアのアバたまをレベルマにするのは修羅の道。
なお、レベル最大になるまで被ったアバたまが更に被った場合は、自動でメダルに換金される。


ガチャ


スマホゲームには欠かせない(?)存在であるところのガチャ。パズドラ本編でもレアガチャは重要な位置を占めている。
ところがパズドラWには魔法石を消費して回すガチャが存在せず、メダルを消費して回すガチャが2種類置かれているのみ。
5,000メダルで回せる銀のガチャからはレア度1〜5のアバたま、50,000メダルで回せる金のガチャからはレア度3〜6のアバたまが排出される。どちらも10連機能が存在するが、ボーナスは特にない。

最終盤のステージを周回すると敵が金の卵やダイヤ卵を割としょっちゅう持ってくるバランスである本ゲームだが、しかしながら「ガチャでしか出ないアバたま」というものもしっかり存在している。
だが、悪魔ステージの終盤まで行くと1ステージだけで万単位のメダルが懐に入るようになるので、本編ではとても真似できないようなガチャぶん回しも割と遠慮なくできる。アバたまコンプリートを目指してガンガン回してしまおう。
なお、メダルは999,999枚でカンストする(50,000メダルガチャがギリギリ20連できない)。


登場キャラクター


たまドラ(CV:西村ちなみ)

今作の主人公。「たまドラの国」に暮らしていたが、あるときキングデビたま一味にタマゴを奪われてしまい、取り返すために冒険の旅に出る。
本編と違いCVつきであり、「たまぁ!」「たまたまーーー!」などよく喋る(というか鳴く)。ポケモン方式である。

本編では能力覚醒用モンスターの代表としておなじみだが、W実装の頃はそのピュアなスマイルをもってして曜日ダンジョン超地獄級で冒険者にトラウマを植え付けており、プレイヤーからは愛憎こもごもな目で見られていた。

ちびドラ

キングデビたま一味の下っ端。黒い小さな体でドクロの仮面(耳つき)を被っている。タマゴの殻は黄色と紫の横縞。
銅の宝箱、レア度1〜2のタマゴを抱えている。
体力は低く、パズル条件を満たせてパンチすれば一撃で倒せることが多い。倒すと持ち物を置いてから遠い空へ吹っ飛んでいく。

本編ではゲリラダンジョン「たまドラ発見?」に登場。能力覚醒には関わらない名実ともにハズレキャラ。
また「ラオウちびドラ」なるバリエーションがある。こちらでは仮面を外しており、おしゃぶりを咥えている。

デビドラ

しばしば間違われるが「デビたま」ではない。

キングデビたま一味の中堅ポジション。仮面はつけておらず、悪戯っぽい笑みを浮かべている。タマゴの殻は銀色。
銀の宝箱、レア度3〜4のタマゴを抱えている。
タマゴを抱えているものは体力がそこそこ高く、何回か条件を満たさないと倒せない。

本編では当人の登場は今のところ叶っていないが、「ラオウデビドラ」「カイオウデビドラ」として一応参加している。
多分名前を間違われるのは本編での影の薄さのせい。

キングデビたま

最上位種だけ「ドラ」がつかない。

キングデビたま一味のトップ。ただし複数個体が存在する模様。
金と紫の王冠を被っており、タマゴの殻はくすんだ金色と、ボス然とした出で立ち。でも顔はやっぱり可愛い。
金の宝箱、レア度5〜6のタマゴを抱えている。
ダイヤ卵持ちのキングデビたまはなんと体力が25もあり、一体倒すだけでも多大なターン消費を強いられる。スキルドロップをフル活用すべし。
倒すと持ち物を置いて吹っ飛んでいくのはキングも全く変わらない。

本編ではパズドラWのサービス開始を記念して、プレゼントキャラという形で参戦。
当時(ガネーシャ初期形態が実装されたくらいの時期である)はまだ少なかったコイン倍加リーダースキルを持っていたり、「いじわる」で割合ダメージを与えたりできたが、あくまで記念品止まりの活躍であった。


本編との関連性


パズドラWと本編との連動はほとんどなく、魔法石の数とフレンドを共有しているだけ。
逆にいうと、パズドラWで手に入れた魔法石は本編で使える。
ノーマルステージで16個、悪魔ステージで10個、たまベガスで2個、計28個の魔法石がW内で入手可能なので、本編専門のプレイヤーでもとりあえず石だけは全部回収した、という人は多い。
なおW内での魔法石の使いどころはスタミナ回復とコンテニュー(ハート5でスタート)、それとフレンド枠拡張(本編と共有)のみなので、やっぱり石は本編でガチャを回すのにでも使ってやってほしい。

2016年2月には、本編で「パズル&ドラゴンズW」という名前のスキルを持ったモンスター、ソニア=グラン=リバースが登場した。
ただし、当人とゲームのパズドラWは特に関連性なし(というか、その頃にはパズドラWはすでに更新停止状態であった)。

アバたま衣装の中には、一式を身につけた状態のたまドラが敵として本編に逆輸入されたものが結構たくさんある。
具体的には、ダイヤタマゴ衣装は全て、金タマゴ衣装も半分弱が逆輸入済みである。
こちらはパズドラWの更新終了後も比較的長い期間をかけて行われたため、もしかしたら未逆輸入組にもまだ可能性は残されているかもしれない。

パズドラWのコラボ相手一覧


パズドラWがコラボ企画を不定期に実施していたのは2014年9月〜2015年9月の1年間のみ。いずれも、アバたまでのコラボ。

◎「嵐(アイドルグループ)」…唯一、本編では実現していない相手とのコラボである
◎「名探偵コナン」…本編に先駆けて単独でのコラボ。本編に参加していない阿笠博士のアバたまがある
◎「カピバラさん」
◎「新世紀エヴァンゲリオン」…本編にアバたま逆輸入
◎「ドラゴンボール改」…書籍特典のみ



追記・修正はレベル最大のダイヤ卵衣装を持っている方にお願いするたま。


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最終更新:2021年10月02日 23:25