緑色の赤ちゃん(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2018/09/24 Mon 00:57:03
更新日:2023/06/11 Sun 15:12:07
所要時間:約 3 分で読めます






DIOの残した「天国へ行く方法」に必要なもののひとつである、
「極罪を犯した36人名以上の魂(懲罰房に収監されていた囚人)」を、DIOの骨が植物化して誕生した存在。
身体には植物の筋のようなものがあり、左肩に「星型のアザ」がある。

外見は産まれたばかりの「緑色の赤ちゃん」で、知性や力もまさに産まれたてという印象。

しかし、アナスイの髪の毛や土を食べるなど、明らかに人間とは別の行動を取る。

その正体については具体的な説明が無く、完全に不明になっている。


【活躍】

スタンドヨーヨーマッ」に飲み込まれた「実」から誕生。
誕生と同時に川に落ちてしまい、徐倫達から離れていってしまう。

この「赤ちゃん」をホワイトスネイクに渡すわけにはいかない徐倫は後を追いかけるが、スタンド「グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム」の能力で徐倫達を遠ざけてしまう。

一度はアナスイの「ダイバー・ダウン」でビンにスタンドを閉じ込められて捕らえられたが、スタンドをビンごと転がすことで徐倫達を押し潰そうとするが徐倫の肩にある「星型のアザ」に興味を示して攻撃を中止し、徐倫に懐く。

しかし、「緑色の赤ちゃん」を手に入れるために現れたプッチ神父「14の言葉」に引かれてプッチ神父と一体化し、消滅した。


【スタンド能力】
グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム
破壊力 - ? / スピード - ? / 射程距離 - ? / 持続力 - ? / 精密動作性 - ? / 成長性 - ?

剣山のように逆立った髪の毛と、頭部にある飛行機のエンジンのようなものが特徴のスタンド。
第3使徒サキエルのような、仮面を被ったような顔をした猿に似た姿をしている。

本体である「緑色の赤ちゃん」に近づいて行くと、「近づいた者の身長(大きさ)が半分になる」能力。

半分になった状態で近づくと、さらに身長は半分になり、またさらに近づくと、また半分になる。
このため、この能力が発動している間は「絶対に緑色の赤ちゃんに到達することはできない」
徒歩以外に、高所から飛び降りた場合でも能力は有効で、この場合は「永遠に落ち続けていく」感覚に囚われる。

反対に「グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム」から近づいて来た時は巨大化しながら迫って来ることになり、小石を投げれば岩になって向かってくる。
また、「グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム」に直接掴まれると、その場所だけが一気にしぼんでいく。

攻撃は恐らく「本能」により半ば自動的に行われているが、「緑色の赤ちゃん」自身が攻撃を止めた場合はいくら近づいても身長は半分にならない。

能力は『こちらから近づくと到達できない』というもので「緑色の赤ちゃん」から近づいて来た場合はその限りではない。

単行本の解説によると、身長が半分になっていく、その「果て」からやって来た能力らしい。

名前の元ネタはアメリカのカントリー歌手「Curly Putman Jr.」の楽曲「Green Green Grass of Home」
トム・ジョーンズのカバー版が大ヒットした。
日本でも森山良子などがカバーし、「思い出のグリーン・グラス」の名前で有名。

余談だが、この曲は「死刑囚が最後に見た故郷の夢」の歌なのだが、日本版は最後まで翻訳されておらず「久しぶりに帰った懐かしい故郷」の歌のようになっている。

また、スタンド名は長らく明かされておらずコミックスでの説明では「謎」とだけ表記されており、画集において明かされたという経緯がある。

演じた大谷女史はアニメ版第3部で、同じく赤ちゃんキャラであるマニッシュ・ボーイの声も担当した。


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最終更新:2023年06月11日 15:12