水着イベント(Fate/Grand Order)

登録日:2018/09/22 Sat 20:07:51
更新日:2024/02/09 Fri 20:51:13
所要時間:約 12 分で読めます




※この記事はイベントクエスト(Fate/Grand Order)の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。ご了承ください。

水着イベント(Fate/Grand Order)とは、ソーシャルゲームFate/Grand Orderの期間限定イベントの一つである。

●目次

◆概要

ソーシャルゲームではよくある水着イベント。2部構成か、そうでなくとも通常のイベントの倍程度の長さの長期間イベントとなっている。
基本的にギャグイベントであり、メインクエストの骨休め的イベント。なのだが、緩い空気をいい事に突然シリアスネタをぶち込んで来ることもある。
そして大事な点として水着イベだからといって海やプールで遊ぶのを眺めるといったそういうイベントではない水着はおまけである。

追加サーヴァントはアルトリア清姫を始めとした既存キャラの水着バージョン。
ほぼ全員クラスが違っており、同一キャラながらもいつもと違った戦略が練れる。*1
当初は女性サーヴァントの別版追加実装のみだったが、2018年のイベントより既存男性サーヴァントには夏服の霊衣としてのスキン追加が行われるようになっている。*2
こちらは毎年3人程度の既存キャラが対象が、水着であることのほうが少なくイケてる夏服というパターンの方が多い


◆夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer
カルデアサマーメモリー ~癒やしのホワイトビーチ~/カルデアヒートオデッセイ ~進化のシヴィライゼーション~

  • 配布サーヴァント:スカサハ(水着)【アサシンクラス】
第一部クリアで限定加入し、第二部クリアで正式加入となる。
前回の鬼ヶ島イベントの難易度が高めだったのもあってか、再臨素材のコンプは容易。


クリアー後に第一部・第二部の開拓のやり直しが選択可。
一部サーヴァントの意外な一面が見れたりするので、是非とも全ルートコンプをおすすめする。
特にサモさん(サーファーモーさん)
第二部開始後も期間までは第一部ガチャ、第一部開拓はそのままできるのでご安心を。

第一部(2016)

謎のレイシフトに巻き込まれ、とある無人島にたどり着いた主人公一行。
とりあえず折角だからと夏の海をエンジョイしながら島を開拓する事になるが…

イベント周回で素材を集め、その素材を使って各地に施設を建設していく。
各施設ごとに3種類選択肢が用意されており、それぞれ必要素材と建設シナリオが変化する。
誰のお願いを聞くか、という形になっているものが多く、好きなサーヴァントのお願いを聞くもよし、きっちり施設を統一するもよし、そこは個人の趣味で。

例に漏れずネタの宝庫であり、選択肢次第では島がとんでもカオスな事になったり…。
なお、シナリオで登場したうりぼう(イノシシの子供)がかわいいと評判。

それにしてもアイランド仮面… いったい何者なんだ…(棒)

第二部(2016)

うりぼう達に見送られ、島を脱出したのもつかの間。
次なる島にたどり着いた一行を待ち受けていたのは、荒廃した世紀末な光景と…しゃべるうりぼう!?
DASH島の次は猿の惑星かよとか言わない

第一部とは集められる素材が異なっているが、概念礼装などはそのまま引き継げる。
また、第一部で開拓した選択肢によって、展開が少し異なる。
第二部クリアー後も第一部の開拓し直しはできる他、イベント終了後に当時選ばなかった選択肢のルートも確認できる。

こちらでは集める素材が全て金属で見分けがつきにくい、建設後もうりぼうのごく短い会話が出るだけの物がほとんどで作成意欲がわかない、と1部に比べると格段に評価が落ちた。
やはりうりぼうに喋らせてはいけなかった

ついでに全サーヴァントにいずれかの素材のボーナスが設定されているのだが、周回ボスが剣なのに弓でボーナスが当てはまるのが水着アルトリアだけ、等の周回面での不満もあった。
この点は復刻時に改善された。


◆デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~/デスジェイル・サマーエスケイプ~罪と絶望のメイヴ大監獄2017~

  • 配布サーヴァント:イシュタル(水着)【ライダークラス】
第一部で限定加入し、第二部クリアで正式加入となる。
2017年8月に開催された水着イベント2017年版。二部構成。
シナリオの一部シーンではボイスが挿入されるのでプレイ時はイヤホン推奨。

第一部(2017)

今度はどういう訳だか特異点でチキチキマシン猛レース…もとい大陸横断レースをすることに。
参加者も
…などなど、一癖も二癖もある連中ばかり。

そんな中でも駄女神イシュタルは何やら企んでるようで…
敵も何故かヤンママになったアタランテ、またまた大人の事情への怨念に支配されたブーディカ、もっとマシな名前はなかったのかと言いたくなるエルバサ、変なオリオンもどきなど、個性的な連中ばかりである。

それにしてもマスカレイド伯爵ミスターK… いったい何者なんだ…(棒)

第二部(2017)

レースも終盤に差し掛かったところ、なぜか橋が崩落。
そこにいた獄長メイヴちゃん達によって、無実の罪(?)でなし崩し的にガースー黒光りコノート監獄へ投獄されてしまう。
監獄内ではサーヴァントも力を発揮できず、囚人や看守達も、結構楽しんでるカーミラやヨゴレゲロインになってしまったゴルゴーン、何故か羊たちの沈黙みたいに拘束されてるエルキドゥなど、本家の笑いの刺客ばりの変人ばかり。
メイヴちゃんもサービスシーン連発したり、フランちゃんのネタをパクリまくったりそして犬に頭かじられたりとやりたい放題。ケルト民に同じ技は二度通じぬ。
イシュタルはレースを兼ねた脱獄を提案するが…?

第一部ではマシンによるレース、第二部は監獄からの脱獄レース。
応援戦クエストをクリアしつつ、応援するチームにアイテムを使って一位を目指す。
アイテムの効果はチームごとに相性の良し悪しがあるので注意。
応援チームごとにエンディングが異なるが、選ばなかったチームのエンディングもイベント終了後に確認できる。
メインシナリオクリア後に解禁されるクエストにてメイヴ用の霊衣「魅惑の獄長ルック」が手に入る。

クエストについて(2017)

マンガで分かる合衆国開拓史』直後に行われたイベントで、シナリオ、演出は高評価。
…が、その他はクエスト周りを中心に難が目立ってしまったイベント。
第一部では
  • クエストの頭数こそ膨大だがクエスト初回クリア報酬はリンゴではなくブーストアイテムが殆ど。なのにAP消費が重く、林檎が枯渇している状態での周回にはいわゆる石割りが必須となっており、自然回復で賄うマスターも多かった。
  • 「一位がどれだけ早くゴールしようと最後尾がゴールするまでシナリオが次に進まないという仕様。このせいで非常にテンポが悪く、前半レースは1ラウンド終了に1日以上かかる有様であった。
    前半レース終了時点でイベント開始からなんと113時間(およそ4日)経過しており、流石にまずいと思われたのか、第二部開始と共に林檎の配布が行われたが、AP消費量を考慮すると到底周回に足りるとは言えない量、更にログインボーナスとして少量ずつの配付だったため焼け石に水。
    前述のレースの仕様も相俟って、誰かが人柱のように石か林檎をかじりながら遅れているチームをゴールさせるしかない。
  • 特効対象サーヴァントも、歴代水着キャラや新宿のアーチャー等の限定サーヴァントや☆4~5サーヴァントに集中*3、謎のヒロインXなど一部限定サーヴァントに至っては未復刻のまま。☆3以下の特効対象は僅か2騎のみで、低レアリティサーヴァントに特効が付与される事が多いFGOイベントでは異様な状況。
    最悪の場合、水着スカサハを所持していないとイベントが進むまで再臨が出来ない水着イシュタルとバベッジとブーディカしか特効サーヴァントがおらず、第二部になると水着イシュタルとバベッジの2騎しかいない。
  • 特異点Fクリアが参加条件にしては(特攻アイテムがあるので何とかならない訳ではないが)敵の体力がやたら多く、水着イシュタルの宝具レベル上昇には嫌らしい要素てんこ盛りな高難度クエストのクリアが必須という初心者バイバイな点。
さらにさらに
  • イベント中に発生したデータベース損壊のトラブル。
  • 周回が容易かドロップアイテム、上位ゴール報酬がおいしいペアが1位を取りやすい実質出来レースなレースの仕様
    実際、レース結果では敵のクラス編成がバラけているせいで周回編成が組みにくいチームが下位に追いやられる事が非常に多く*4、投票イベントを兼ねる必要性が非常に薄い。
  • 配布礼装のみでは特攻効果が薄い。
  • 水着である必要がほぼ無い*5上にシナリオ中に散見される参加条件と合致しない描写*6
  • 全ユーザーが限定サーヴァントを含めて当時実装済みのサーヴァント全員を所持している事を前提としているような展開。
色々な難点が重なりまくり、悲しいかな歴代全イベントの中でも(下手をすると初回開催時の『羅生門』『三蔵ちゃん』イベントに匹敵するレベルで)ユーザー評価が低く、「運営によるガチャ煽りが露骨」という批判の声まで上がった始末。

2018年6月27日からライト版として復刻。
上述の仕様のまま復刻すればブーイングは免れないと判断したのか、事前情報時点では「各レース上位3位がゴールした時点で応援戦は終了しメインクエストが進行」「各チームのゴールまでの残り距離の表示」という点が変更点として告知されたが、
開催期間の短縮、ドロップアイテムの増える特効対象の面々は相変わらずで特効対象となっている一部の水着ガチャを含めた限定キャラの復刻*7は行わないまま開催されることには不安の声もあった。

が、いざ始まってみると全陣営のクエストが何かしらのアイテムの最高効率クエストという思い切った調整が入っており、またクラス混合クエストだったものが単一クラスになりHPにも調整が入るなど周回効率が大幅にアップ。
更に林檎もストーリー内で配布の機会が設けられ、クリア後のクエストが通常のフリークエスト(無論これも4種類中3種類は最高効率であり、残りの1種は全アイテムのドロップとなっている。)に変わり、初回報酬が林檎に置き換わったため石割りの必要性もなくなった。
このため特効サーヴァントがいなくとも問題ないレベルにまで周回効率が上がっている。
第一部では星4フォウくん、第二部では霊衣とイシュタルの宝具レベル上げアイテムがもらえる高難易度クエストも敵のHPが減少(3〜5割ほど)し、クリア難易度が大幅に下がった。霊衣を持っているプレイヤーも霊衣獲得クエストをこなすとレアプリズムが手に入るためやっておくとお得。
開催期間短縮に伴い全マスターがやや駆け足気味になる必要があり、終盤になるとやや失速したが無事に高難易度クエストに手を付ける日程的余力を残した状態で完走と相成った。
と、このように問題点をほぼ全部解消しての復刻だったため「これが本当のライト版」と好評であった。最初からなんでこうしなかったともいう


◆サーヴァント・サマー・フェスティバル!

元々は配布予定だった邪ンぬ、形を変えて配布参戦。
厨二病に目覚めたが一周回ってネジがハマったのか通常時より素直で普通に良い子になってる。
フォーリナー反応があるのにバーサーカーで出向く奴がいるらしい

2018年8月実施。脚本担当はメインライター陣全員。
この回以降の水着イベントは一部構成となっており、開催期間も二週間強と長めに、さらにシナリオのボリュームもメイン・サブ含め大規模なものになっている。
新規女性水着サーヴァントの数ガチャ6人、配布1人に固定されたが、代わりに男性サーヴァントにも夏用の霊衣が実装された。
今回霊衣として実装されたのは3人だけだが他にも男性水着サーヴァントはシナリオ中に登場する。
開始と同時に巌窟王エドモン・ダンテスの復刻ピックアップガチャが開催。福袋を除いた前回の復刻からおよそ1年半振りとなる。

突然検知されたフォーリナークラス反応、サーヴァントがカルデアから姿を消すという異常事態に、主人公は5人のサーヴァントを引き連れ、反応の発生源である世界有数の観光名所ハワイへ急行。
しかしそこで彼らはサーヴァントのサーヴァントによるサーヴァントのための一大イベント、「サーヴァント・サマー・フェスティバル」通称サバフェスが開催されていた事を知る。
勿論フォーリナー捜索を優先する主人公たちは一度は一般参加に留める予定だったが、売り上げランキング1位がジャンヌと知ったジャンヌ・オルタジャンヌを超えると決め参加を決意。
居合わせたぐだーずとマシュ、オカンロビン、忠犬と共に同人サークル『ゲシュペンスト・ケッツァー』を結成。
こうして主人公たちは発生してしまった特異点からの脱出・フォーリナー捜索・サバフェス売り上げ1位という3つの目標を達成するために動くことになったのだった。

どうしてこうなった。

無人島レースに続く3度目の夏の舞台はまさかの同人誌即売会
予告編映像では爽やかな海水浴イベントの体を装っていたが、そこはやはりFGO。蓋を開けてみればこの有様である。
開催されたのはコミックマーケット94の前日と非常にタイムリーであり、狙ったのはまず間違いないと思われる。公式が最大手どころか主催者に
シナリオにはこれまで(第2部1章まで)登場したサーヴァントがほぼ全員何かしらの形で1度は登場する。多くは7日目に出来上がった同人誌のお客としてやってくるがそれ以外の一般客になっていることも。
舞台やBGM、登場人物数やシナリオと相まってタイトル通り「お祭り」感が非常に強いイベントとなっている。
そして実装前のサーヴァントがしれっといる。

イベントはポイント形式。「同人活動力」「同人空想力」「同人探求力」の3種類が存在し、マップ上のクエストをクリアするとこれらのポイントを獲得できる。
これらを合計した数値は「同人サークル力」と呼ばれ、この値が一定値に達するとストーリーが進行する。
また、今回は「昼夜」の概念が存在しており、クエストをクリアする事で時間が経過する。
同人誌作成にはサバフェス開催まで6日というタイムリミットが設けられており、売り上げ1位を達成出来なければイベント初日まで時間が巻き戻される。
主人公一行の記憶とサークル力は保持されるので、このループの中で実力を高めながら同人誌のサバフェス売り上げ1位を目指すのが今回の目標となる。
「同人サークル力」が低いといつまでも話が進まないままループを繰り返す羽目になるので、配布の概念礼装と特攻サーヴァントを駆使して如何にこれを蓄積できるかが鍵となるだろう。
周回がかなり面倒だが、幸い上記の通り開催期間が長めなので、慌てずじっくりやれば問題ない。
たまにエネミーに混じってるニワトリが『鳳凰の羽根』を必ずドロップしてくれる事も有難い。
ただ、やはり累計100万ポイントの壁が厚かった*8ようで、途中で投げ出してしまったマスターも少なくなかった。

サークル力稼ぎに重点を置いている為か交換アイテムのレートはやや軽め。ガチャ産の特効礼装を持たずとも全交換が可能な程度になっている。故にプレイヤーからは「ガチャ礼装は罠」とも言われている
フォーリナー反応、と名言されているようにシナリオ中で度々フォーリナーと交戦する機会があるため、メカエリチャンなどのアルターエゴがいると幾分楽になる。

イベント後半からはプリヤイベのようなソロレイドが追加。
敵はそこそこ強く特攻礼装もないが、ゲージ自体は最短4回で破壊できる程度な上に、撤退しなければ負けてもゲージが削れるので、初心者でもそう難しくはない。

2019年7月にライト版として復刻。
実施期間が若干短くなっているが、代わりに完走に必要な累計ポイントが80万ポイントに下げられた。
特効サーヴァントの同人力獲得量が10%増えている上に前回参加者は特効礼装を既に所有しているため、ポイント溜めの難易度は下がっている。
その他にもクエスト進行度による真名開放、交換アイテムの色変更等細かい所で改修が多々加えられており、特にイベント期間中に突然行われたホテル従業員の立ち絵差し替えは多くのプレイヤーを驚かせた。

なお、同人誌は記念概念礼装としてもらえ、これも同人力ボーナスの装備として使用できる。*9

だが、その内容はどれもこれも非常にシュールかつマニアックで、腹筋崩壊必至。
ちなみにどれも一般誌である。一部おかしいのもあるかもしれないが一般誌である。(大事な事なので2回言いました)
しかも表紙はプロのイラストレーターさん&漫画家さんが担当。ありがとうございます。

ここでは簡潔に紹介させて頂く。(順不同)
  • 『演劇的魔人のメランコリー』…最初に発行した同人誌。表紙は耽美調ぐだ男。
  • 『ジャイアントバベッジ』…男のロマンのロボットもの。げぇっ孔明!!
  • 『ビルドアッパーマルタ』…やはりグラップラーマルタ。(本人は否定)
  • 『Little little bullet』…ょぅι゛ょと銃の組み合わせはロマン。
  • 『ウチの円卓』…円卓版寺内貫太郎一家。
  • 『ボクたちは召喚ができない!』…ラノベ風ラブコメ。だが怖い…
  • 『悪役令嬢は悪女をぶち抜きたい!』…どっちが主役ですか
  • 『カレー×ライス』…「インドすごい」「ヤバインド」。ダンスシーンもあるぞ。
  • 『ままのみみ』…ケモナー大歓喜。
  • 『ラーメン好き好きアナスタシアさん』…まさかの中の人ネタ
  • 『詠天流受法用心集』…仏門スローライフエッセイ。KENZEN。
  • 『クロスビッキの魔法姫と怪物』…ある意味全ての元凶。「は、恥ずかしいぃぃぃぃ!! いっそ殺して…」



…この言葉で締めさせて頂こう。

公式が最大手



◆見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!

  • 配布サーヴァント:葛飾北斎(水着)【セイバークラス】
水着に着替えた葛飾応為とイカっぽくなった「とと様」こと父北斎。4本の刀を手にセイバーへとクラスチェンジ。
応為の方はフォーリナー版より若干年齢が低い、所謂「リリィ」とでも呼べる状態になっている。

2019年8月実施。
脚本は前年と同じくメインライター陣全員で、2日おきに開放される各ステージ毎に担当が分かれている。
ちなみに某菌糸類は多忙のため全体監修に留まる。…はずだったが、我慢できず1ステージだけ受け持ってしまったらしい。
麗しのエトワールなら仕方ない

夏の到来と共に突如何等かの理由により水着姿に変わった葛飾応為。しかし同時に性格変化や記憶喪失等、ただの水着化では説明出来ない現象が起きていた。
その場に居合わせた柳生曰く、応為がなったのは水着姿に剣を携えた「水着剣豪」なる存在である事、北米では毎年この時期に最強の水着剣豪を決める「水着剣豪七色勝負」なるイベントが行われているという事実が判明。
そして時を同じくして、北米大陸西部のグランドキャニオンに微小特異点が観測される。
応為の謎の水着化の原因がそこにあると踏んだカルデアは、調査のためレイシフトを敢行。
特異点「西部絢爛賭場ラスベガス」にて、応為と共に「水着剣豪七色勝負」に挑むのだった。

4度目の夏の舞台はギャンブル都市ラスベガス。
舞台については4周年記念イベントの際に明かされていたが、まさかそこから剣豪達がシノギを削るという和風味溢れるイベントになるとは誰が予想しただろうか。
登場キャラから分かる通り、みんなのトラウマステージとして悪名高い「神聖円卓領域 キャメロット」(1部6章)と「英霊剣豪七番勝負」(1.5部3章)をセルフパロディしたもの。さらにボス戦時の煽りやBGM等、後者を意識した演出が多くみられる。あ、文字を書いた人も同じです。
それにしても匿名の戦士… ガチで一体何者なんだ…!!
あなたとはいい酒が飲めそうです

イベント形式は水着イベントでは初となるミッション形式。
また、本イベント独自の要素として、カジノらしくフリークエストに挑む際はAPに加え指定額のQPを払わなければならない。
戦闘に勝利すれば払った額+クエスト勝利報酬分の大量のQPが貰えるが、敗けるか撤退した場合は没収されることになる。
そして勝利して獲得したQPは「QPポイント」としてカウンターに加算され、このポイントを一定分溜める事がシナリオを進めるためのメインミッションとなる。
このシステムの関係上クエスト報酬で得られるQPの量がかなり多い上、戦闘終了時に獲得したQPの額がそのままポイントに反映されるため、「モナ・リザ」等の獲得QPを増やす概念礼装が高い効果を発揮する珍しいイベントとなっている。
交換所にストーリー進行のキーアイテムとなる「果たし状」があるものの交換レートは低く、QP稼ぎに比重が置かれた調整が成されているのかドロップ上昇礼装なしでも「果たし状」入手の為の交換アイテムが集まる様になっている。「ガチャ礼装は罠」再び

上記の通り亜種特異点Ⅲのセルフパロディのため、ボス戦ではあちらと同じくセイバー北斎をスターティングメンバーに配置する制約が課せられる。
ただしこちらは
  • 自前なので育成も概念礼装も自由
  • 何等かの特殊バフがかかる事が多い
  • サポートが使える
  • Buster特化ではないので編成縛りの影響が小さい
  • そもそも全体的にボスがそこまで凶悪な強さじゃない
と、かなり制約が緩くなっているため、英霊剣豪の悪夢は回避された。
中には育成が間に合わず、実装されたばかりの鬼畜メガネ宝具で射出する外道マスターもいたが

2020年6月上旬に復刻。
レクイエムコラボ終了同日に間髪入れず始まったため、多くのマスターが不意打ちを食らった。
例年だと夏イベの復刻は7月下旬なので相当早いが、これは新規の夏イベと合わせ水着イベントが連続しないよう考慮したが故の方針転換とのこと。
特に大きな変更点は無いが、レクイエムコラボから引き続き、ストーリー後半以降に高HP・少数精鋭のフリークエストが登場する。
スカサハ=スカディ等によるシステム周回がほぼ不可能になった一方で、それまで周回ではあまり注目されなかった単体宝具持ちアタッカーなどが脚光を浴びた。



◆サーヴァント・サマーキャンプ!〜カルデア・スリラーナイト〜

  • 配布サーヴァント:虞美人(水着)【ランサークラス】
ノリノリで水着に着替えた我らがぐっちゃんパイセン。しかし項羽様はイベント不在であった。
第1部プロローグクリアが参加条件のイベントで存在自体が第2部ネタバレのパイセンを配布に持ってくる度胸。
再臨素材は初期ミッションですぐ集まってしまう。やはりちょろい子

日本の某所で観測された微小特異点。
我らがぐだは、夏に浮かれるコアリクイ虞美人先輩と、水着を新調して更にえっちになったマシュ後輩、大学生の先輩なオカンエミヤ、夏なせいでいつも通りいつもより惚気の酷いシグルド&ブリュンヒルデHF3章との温度差が激しすぎるイリヤと共に向かう。
そこは一件平和そうなコテージのある湖。
昼ではアウトドアを楽しむ一行だが、この時誰も予感していなかった。
夜になるとここで世にも恐ろしい惨劇が待っていることを…!!

2020年8月開催。シナリオはライター「A」がメインを担当し、各サーヴァントの担当ライターがスポットで制作するという体制をとっている。
実に5度目にして初となる日本が舞台の水着イベントのコンセプトは、

…そして、5周年記念イベントで発表されたサーヴァントの中に 水着殺生院キアラ (星5)というとんでもない爆弾が。そしてょぅι゛ょ姿の殺生院リリィという更なる爆弾が
某ノッブ「サマーキャンプはもう終わりだあ!」
あと男性霊衣といい水着サーヴァントといいことごとく眼鏡 叡智の結晶 実装。
いったいどういうことなの…?
そしてスパルタクス、ドリカムおじさんレジスタンスのライダー、ウィリアム・テルという水着と眼鏡の群れの中では明らかに浮いている特効対象が設定されており、当初は水着サーヴァント難民への救済措置あるいは低レア特効枠と見られていたが…?

ちなみにラスベガスで二人いた反動なのか、はたまたイベ直前の5周年記念で新たに一人増えたためなのか、水着イベ常連だった「水着アルトリア」と社長絵水着サーヴァントが初めて不在となっている。
特にアルトリアは、本家・派生問わずストーリーにもサブイベントにも一切出演していない。これは一体…!?*12

イベント形式はオーソドックスなミッション形式。
サバフェスと同じく昼と夜の概念があり、時限開放式のメインクエストは昼と夜の1日2回開放される。
基本的に本筋のシナリオは「夜」に進み、「昼」は幕間的なストーリーが中心。一部の選択肢はその後の戦闘内容も変化する。
また、「昼」と「夜」で進行できるフリクエがガラリと変わるが、メインクエストをクリアするまでは任意に変更できないため、うっかり進めてしまうと夜限定の周回ポイントを逃してしまうなんて事態も。
当初は昼と夜それぞれにストーリー進行に関わるミッションが存在したが、上記の仕様のままだと詰む不具合が発覚したため、アップデートにより重要なミッションは昼夜のどちらでも達成出来る様になった。

2021年5月にライト版として復刻。最早夏ですら無くなった。
(理由はカルデア・サマーアドベンチャーの項目参照)



◆カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~

水着兼探検服に着替えた第2部のロリダ・ヴィンチちゃん。3年の時を経て遂に特異点デビュー。
ランダムに選ばれる3種類の弾丸を使い、味方の火力をサポートする。
配布サーヴァントとしては初めてイベント特攻で宝具威力がアップする様になった。

最早夏の風物詩と化した微小特異点。場所は大海賊時代が終わったカリブ海。
「とある海賊が残した秘宝がカリブのどこかにある」という噂を聞いたカルデア一行は
そこに特異点解消の手がかりがあると踏み、秘宝争奪戦に参加する事になる。
しかし第一の秘宝の隠し場所で、彼らはとんでもない物を見つけてしまう……

2021年9月開催。シナリオ担当は不明。
第2部6章『Lostbelt No.6 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』が6月~8月の3ヶ月に渡る長期展開だったため、ライト版サマーキャンプとまとめて終夏にもつれた異例の時期の開催となった。

6度目の夏イベントのテーマは、今までありそうでなかった大海原の冒険。
本編ではオケアノスで語られていた海賊という存在にスポットを当てており、メインキャラクターも海に縁のあるサーヴァントが比較的多め。
特に本編のオケアノスやアトランティスに登場したサーヴァントが多い。
昨年までのトンチキなイベントに比べると、お宝探しや太古のロマンを軸に王道的な冒険ストーリーが展開される。

イベント形式はポイント形式。
戦闘終了時にドロップする金・銀・銅の「海賊の宝箱」を開封する事でポイントが溜まり、一定量に達するとストーリーが進行する。
「海賊の宝箱」の中身はその色と同じレアリティの強化素材が入っており、ラインナップの中からランダムで入手可能。
宝箱の入手数には上限が無いため実質的にはボックスガチャイベントに近く、ポイントをため切った後も明確に周回する旨みがある、ある意味海賊テーマらしいイベントとなっている。
ストーリーを進めると、特殊なクエストが開放するのに必要な各「財宝の地図」が交換可能になる。
クエスト構成や敵の名称などは、アドベンチャー映画を元にした内容が多い。

翌年には例年通り復刻される……と思われたが、未復刻でガチャだけ復刻に終わった。
この時期になると復刻イベントがない事態というのが常態化してきている。



◆アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~

スカディによって水着霊基を得たワルキューレ三姉妹。
霊衣で新三姉妹のうちの誰かへと変化する。
Arts全体宝具でシステム対応。ユニット性能は共通だが、イベントで手に入れられるのは三騎のうち一騎だけという仕様に誰と交換するのか悩みまくるマスターが続出したとか。

2022年8月開催。北極圏に出現した真夏の特異点。しかし、スカサハ=スカディを皮切りに水着霊基のサーヴァントが集まった結果、一大テーマパークを築いてしまった。
とはいえ、特異点は特異点、マスターのやることは真夏のエンジョイ(とくいてんしゅうふく)である。

この回はまさかの水着PUが4種。男性霊衣枠のDOMANに加え、新規の水着☆5がスカディに伊吹童子、さらに3騎目のプリテンダークラス「レディ・アヴァロン」までもが現れ、マスターたちの財布を直撃した。


イベント形式は閻魔亭やぐだぐだ邪馬台国のような方式の変則的なポイント制。
今回はある程度報酬がストックされるため、毎回毎回律儀に回収する必要はなくなった。

また、2018バレンタインイベントにあった「ピジョンレポート」が「パークニュース」という形で復活。サーヴァントのあれやこれやを確認することができる。

翌年の復刻は前年のサマー・アドベンチャー同様なし2人目のワルキューレを迎えられずに血涙を流したマスターが続出した。



◆サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!

  • 配布サーヴァント:ノクナレア・ヤラアーンドゥ【フォーリナークラス】
2部6章妖精國のキーキャラクターがまさかの水着化・配布サーヴァントとして参戦。
ただし事前にバトル中はこちらの名前で登場しないということが告知されており、バトルキャラとしては「ヤラアーンドゥ」という名義となっている。強化画面でしれっとネタバラシしていたけど

カルデアについに訪れた夏休み!
何をしようかとわいわい計画を立てていたマスターのもとに、BBの声が響き渡る。
「あの、伝説のスーパーバカンス!
サーヴァント・サマー・フェスティバル、
略してサバフェス! が帰ってきました!」
サバフェスの開催宣言に沸き立つサーヴァントたち。
いざ二度目の南国サバフェスへ!
常夏の楽園・ルルハワにて、サーヴァントたちの祭典が再び始まる!

…と思っていたのも束の間。
実際に付いてみた一行が降り立った周辺の様子は、確かにルルハワに良く似ているが何かが違う。

ここは常夏精霊領域ハワトリア。
何故かアホ毛の映えた鶏やファイティングスタイルのカンガルーやらが闊歩する、今回の真のサバフェス会場なのである…!!



帰ってきたサバフェス。前年もミニサバフェスが開催されていたためもしやと考えたマスターも多かっただろうが、それが見事に的中した形となる。なお主催者のBBは留守番。
そして第2のテーマが上述の配布サーヴァントからも薄々感じ取れるかと思うが、妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェのファンディスク。勿論メインのシナリオライターは菌糸類である。
言うまでもなくシナリオは2部6章を踏破してきたことを前提として進んでいくので、未クリアの場合は訳の分からない展開に振り回されることに……
一方で2部6章を踏破したその脚でイベントに踏み込んだマスターはあまりの温度差に風邪を引いたとか何とか

(直前)新規実装サーヴァントも当然トンデモ揃い。

  • ハネムーンかと思ったら違ってた水着女王モルガン(feat. 過去の姿と眼鏡魔女)
  • 初期から高感度ほぼカンストなセルフBGMサバフェス実行委員長ノクナレア・ヤラアーンドゥ
  • メスガキ度と男のロマンが強化されたメリュジーヌ・オンディーヌ ルーラークラス希望を人理に申請済み
  • Uo,DeKka-森林守護騎士バーゲスト(なんとマスターとの合体宝具が実装
  • 深窓令嬢バーヴァン・シー a.k.a.魔法少女ミコノス☆ミコケル
  • 本格的に魔猪と化したアルトリア・キャスター 但しビキニ霊衣は未実装&島の異変を放置してデートしてたアルトリア・アヴァロン 何やってんだ村正ァ!
  • クソデカデンジャラスビースト進捗遅れ絶対許さないウーマンクロエ
  • レースクイーンビキニ鈴鹿御前(with ゲーミング光輪車)

新キャラ実装ではない面々も愉快なことになっており

  • 鶏&海女スタイルの世界の破壊者トリスタン
  • 口は禍の元(ガチ)、闇の精霊王オベロン 霊衣は拾った
  • ジェットストリームケルヌンノス

などなど色々大変なことに。セルフ以外も含めてパロディネタも多い。

今年の水着サーヴァントはアルトリア・キャスターを始めとした妖精國組が4/6を占め、事前実装の雨の魔女トネリコ/水妃モルガンも合わせてハベトロット以外の全員が今回で一気に水着サーヴァント化を果たしたお陰で目玉の限定★5が3連続というガチャラッシュに…
霊衣はようやく実装された円卓三人の水着、そして妖精國組と同期のオベロンの夏服が実装。円卓組のものはトリスタンのもの以外は大きくリファインされている。トリスタンはって?鶏が増えた
イベントは一応ミッション形式だが、ミッションは僅か30個でありほぼオマケ。
「本能のエナドリ」「知識のカレー」「感情のステーキ」と3種あるイベントアイテムを消費して「差し入れクエスト」をこなし、ストーリーを進めていく形となっている。


◆水着イベント2024


実施予定だが、2023年のFGO年末特番において、「オーディール・コール到達」が参加条件であることが明示された。
つまり、1部はもちろんのこと、2部7章迄クリアしていなければ参加すらできないということである。

そう、あのケルヌンノスORTを越えなければならないのだ。

新規勢や復帰勢を取り込むためか、例年の各種イベントストーリーがチュートリアル同然の冬木クリアで参加可能だった中で、突然前代未聞の厳しさ。
告知からイベントまでおよそ8か月の準備期間があるとはいえ、育成・攻略とそれなりに取り組まないと踏破は絶望的であり、既に踏破しているマスターからも驚きの声が続出。

それほどの参加条件を要求するイベントはどのようなものなのか。途中で救済措置などは挟まれるのか。そして7章勢の水着や如何に?
興味は尽きない所であり、続報が待たれる。


追記修正は水着に着替えてからお願いします。

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最終更新:2024年02月09日 20:51

*1 シナリオ上は一部を除き同一人物の衣装違いだが、ゲーム上では別存在で宝具も異なる。同じパーティ内に通常版と水着版を両方編成することもできる。

*2 あくまで既存キャラへのスキン追加なので性能は据え置きだが、台詞もスキンに連動して夏仕様に大きく変わる。併せてモーション改修が行われる場合もある。

*3 直前に復刻された水着スカサハも一応特効対象だが、第二部ではブーディカが特効対象では無くなる上に、高レアリティサーヴァントや限定排出サーヴァントが特効対象として大量追加される

*4 例えば、第一部レースのラウンド1で殺と術の混成編成、ラウンド2でボスが弓かつ道中が槍と術の混成編成だった三蔵&頼光チームは2ラウンド連続で完走まで30時間超掛かるスローペースだった

*5 水着イシュタルもどちらかと言えばレースクイーンではないかという指摘も多い

*6 ロマンが登場しない、背景に掲げられている「BBクリニック」の横断幕、水着イシュタルへの罰ゲームの内容など、イベントの難易度と合わせると「本来は7章か第1部全編クリアを前提としていたが、直前に新規ユーザーが大幅に増加したため急遽特異点Fクリアを参加条件にしたのでは」という推察を呼んだ

*7 直前の1300万DLキャンペーンで水着玉藻・水着アンメア・水着モードレッド・水着清姫の復刻ピックアップは行われたが、水着アルトリア・水着マルタ・水着マリーの復刻は行われていない。イベント配布の水着スカサハも再復刻されず、水着ではないが第一部第二部ともに特効対象の新宿のアーチャーも正月に一応復刻があったがそれ以降は音沙汰がない。

*8 最低でも7回はループしないといけない

*9 復刻版もプレイすると、二冊貰える事になる。一冊は経験値礼装として使うのも手。

*10 例えばPVで花火を持っている虞美人の場面で、下部の録画時間が一瞬巻き戻っている

*11 かつて本編ストーリーに「主人公の性別が入れ替わるバグ」があったため、第1部7章をリアタイした古参が伏線と気づきづらくなっていた

*12 5周年記念のアルトリア・キャスターも特攻サーヴァントに含まれているが、一切出演していない。強いていえば謎のヒロインXXがいるが、現在ではアルトリアとは別人のネロや沖田と同じ「そっくりさん」扱いである。