大八木朔

登録日:2010/09/05(日) 23:26:27
更新日:2022/09/02 Fri 20:56:23
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だけど今になって
初めてきちんと空を見上げて……

感動してる自分もいるんですよね



宙のまにまに』の主人公。読み方は「おおやぎ さく」。
家族構成は父、母。ただし、父親は単身赴任中であり、現在は母と2人暮しである。
比較的背が高く(180cm程?)、眼鏡をかけている。
小さい頃から本を読むことが大好きで、外で遊ぶことよりも家や図書館などで本を読んでいることが多い。
父親の仕事の都合上転校が多く日本各地を転々としていたが、親が家を構えたことで転校なども落ち着き、私立蒼栄高校へと入学することとなる。
ただ、現在住んでいる町は小学1年から2年ほど住んでいたことがあり、その頃に明野美星と出会っている。
そして読書中に外遊びにかり出される、星見に付き合わされるなど昼夜のべつなく美星に振り回され、挙句美星の無茶が原因で腕を骨折してしまい、
見送りに来ることもなく朔が転校してしまったため、美星を苦手(というか嫌って)としている。
しかし入学早々、天文部を大々的に勧誘中の美星と再会してしまう。当然美星からは勧誘を受けるも、過去の出来事で美星を苦手としていた朔は反発、断っている。
ただし、朔は過去の出来事について若干誤解があり、朔が怪我をした時、美星もまた足を怪我し入院していた。そのため見送りに行けなかったのであった。
誤解であったとわかった後は美星に謝罪し、天文部にも入部を決めている。


転校が多かったためか、どの学校でも目立つような行動はせず、本人曰く「目立ちすぎずナメられない立ち位置」が目標であった。
蒼栄高校入学後もその心境は変わらず、目立たないよう派手な動きは避けようとしている。
だが美星に入学早々衆人環視の下抱きつかれ、入学したての1年の教室に朔を探して上級生の美星がやってくるなど、当然ながら目立ってしまう要素満載であり、
朔の狙いとは裏腹にクラス内でも知名度は上がってしまっている。
背の高さや比較的端正な顔立ちもあって、本人に自覚はないもののそこそこ女子人気は高い。
何気なく掛けた言葉で心を掴んでしまうなど、天然ジゴロと言ってよいほど様々な女性から好意を抱かれている。

過去の美星に対する誤解もあり、星に対しても嫌悪感を抱いていたため、天文部に入部するまではほとんど星空を見上げることはなかった。
しかし、入部後に様々な活動を通して星空を見上げ、その魅力を感じ考えを改めている。
天文部の活動自体は入ったばかりの頃は美星にひっかき回されエスケープすることもあったが比較的真面目に行っており、自ら案を出して実行することもしばしば。
また本好きなため文芸部にも興味があったらしく、琴塚会長ともシンパシーを感じており、色々と相談するなど交流を深めている。

2学期になり草間先生が赴任した時は、ヤキモチとは若干違うものの自分の知らない時間を過ごしてきた美星と草間の関係に疎外感を覚えている(後に解消)。
また、美星の父親について初めて知ってしまった際には美星に対してどう接していいかわからず避けてしまい、気付けなかった自分を悔やんでいる。
その後、進路を意識した時には未来について深く考えていなかった自分に焦燥感を抱いている。
これらの事から悩むことが多く、またその悩みを独りで抱え込んでしまう傾向にある。
ただ、そういった悩みを天文部や江戸川らの仲間に支えられ、乗り越えて前へと進んでいる。


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最終更新:2022年09月02日 20:56