財団X

登録日:2011/12/11 Sun 08:45:30
更新日:2024/03/25 Mon 18:56:23
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財団X(ざいだんエックス)とは、第二期平成ライダーシリーズに登場する組織。


●目次


【登場作品】

以下の作品に登場。


【概要】

様々な機関に資金援助を行っている組織。
……が、資金援助を行うのは兵器開発などを行っている機関である。
故に左翔太郎フィリップからは「死の商人」と言われている。

前身は各国に兵器を提供し、戦争を激化させることで利を得ていた死の商人であり、その末裔達が様々な企業を極秘裏に母体として利用することで成り立っている。
そのため実際には「X」という財団は存在せず、そもそも財団Xと関わりがあることを知らないまま財団Xに協力してしまっていた企業すらいる。


小説版のキースによると、財団は「無尽蔵の資金と世界に張り巡らされた巨大なネットワーク」を有していて、ウォービジネスを行うことで「崇高なる計画」を実現しようとしているという(なお、大道マリアはこれを「薄汚い守銭奴」と評した)。
『W』終盤やNEVERの過去を知ったことと探偵という立場から翔太郎たちが追跡を行っているが放っておかれたり、
度々取引の場で強奪されているのに対策を講じていないことも組織の大きさからすれば些事に過ぎない、もしくは規模が大きすぎるのでいちいち一人一人の幹部の面倒を見るほど暇ではないということであろう。

モチーフはあの『サイボーグ009』に登場した巨大組織ブラックゴースト(黒い幽霊団)の様子。
照井竜は『風都探偵』第106話にて「財団X残党の悪意は今もこの世から消えてはいない…肉体を持たぬ、黒い幽霊のように…」と例えている。


規模

投資対象の研究資料の保管も行っている為、独自の研究で兵器開発が可能。それ故に圧倒的な戦力を持ち、『W』劇中では「その気になればミュージアムを消滅させることも容易い」と語られている。
財団Xの目的は不明だが、支援していた計画の中には人類の大半が死滅し得るものが含まれていたことも。

スタッフ───特に『W』メインライターの三条陸氏からは「風都の仮面ライダーだけでは決して壊滅させる事は不可能」だと言われており、翔太郎とフィリップや照井も存在を知っていながら半ば暴走した加頭順を倒しただけで、組織自体には手も足も出せていない。
その技術力と強大さはショッカーを完全に壊滅させた仮面ライダー1号から仮面ライダーストロンガーまでの「伝説の7人ライダー」が手も足も出ず、一瞬でアストロスイッチとコアメダルに変えられて倒されてしまったほど。
しかもこれをやったのは単なる末端の下級幹部(しかも反逆を目論んでおり、財団自体からは少し距離を置いていた)である。

また、幹部級ドーパント完全体グリードといった恐ろしい強敵怪人をガイアメモリやメダル無しでも容易く複製して量産することすらできる。
技術も進んでいるようで、グリードによって誕生するヤミーも作られている。
更には『仮面ライダーブレイブ 〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド〜』では遂に仮面ライダーの製造にも成功している。

財団の構成員は様々な人種の者が属しているが、いずれも人間味が感じられない無機質で冷酷な性格であり、白いスーツを身に纏っている。
基本的に戦闘員はマスカレイドメモリを用いていたが、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』から新たに『仮面ライダービルド』の戦闘員(無人ロボ)ガーディアンの技術を流用したXガーディアンなる私兵を作り出している。
また、独自の研究を行っている者もいる。

真・仮面ライダー 序章』でシンを作り出した組織「財団」との関連性も不明。
ただし、三条氏が言うには「昭和ライダーの敵組織の中でただ一つ壊滅せずに残った財団からネーミングを取った」とのことなので恐らく別物である。
投資先はサイバー系が多く、ISSのようなバイオ系とは明らかに毛色が違うし。
一応、一部書籍では両組織に何らかの関係性を示唆する記述をしている物が存在する。


オールライダーやスーパー戦隊、その他のヒーローの力も借りればなんとかなるのかもしれないが、肝心のオールライダー映画には出てこない。
オールライダー映画では悪の秘密結社の代名詞・ショッカーから派生した『〇〇ショッカー』が過去改変や並行世界融合となんでもありで扱いやすいためか、出番が少なめ。


その後

仮面ライダーフォーゼ』以降はほとんど姿を見せなかったが、平成2期ライダーを違和感なく共演させられる舞台装置として重宝する存在なのは確かなようで、『仮面ライダーエグゼイド』以降はまたちょくちょく裏で謀略を巡らせるようになった。
またクロスオーバーするのに優秀な素材のため、『W』以降の仮面ライダーゲームではわりと関係者が登場している。

『風都探偵』第106話では、照井から改めて「幾度も奴らの悪事と戦い粉砕した以上、財団Xは半壊していると言っていい」と推察しており、同時に「その悪意はまだ消えていない」万灯雪侍ら関係者や残党がまだいることを語った。

仮面ライダーアウトサイダーズ』では、善意の超知能「ゼイン」に対抗すべく、「プロジェクト・アウトサイダーズ」と称して歴代悪の仮面ライダーや怪人を次々と復活させている。


【投資対象・戦力】

投資対象リストというものもある。

ミュージアムガイアメモリ

園咲琉兵衛が創設した、風都でガイアメモリの開発・密売を行っていた組織。
風都の仮面ライダーの活躍で壊滅し、資金援助が打ち切られた。


NEVER

遺伝子工学の権威「大道マリア」(大道美樹)の研究で完成した死者「再生」兵士で構成される傭兵集団。
技術は本人の手で凍結されていたが、同僚の御手洗教授が報酬と引き替えに、情報を財団に提供していた。
当初はマリアへの融資だけであり、正式な投資も考えられたが、結局はミュージアムが採用された。


ビレッジ/クオークス

超能力兵士「クオークス」を育成するための施設。
東南アジア・S国に存在しており、そこにクオークス適応者を世界中から誘拐して集めていた。
NEVERの介入で創始者のドクター・プロスペクトと財団Xの加頭順が死亡した事により、資金援助は終了した模様。


鴻上ファウンデーション/オーメダル

加頭がWに倒された後にミュージアムに見切りを付け、ガイアメモリからオーメダルに目を付けたことが『W』終盤で示唆された。
ただし、これは『W』側スタッフのファンサービスの一環で次回作への引き継ぎ描写のようなもので、『仮面ライダーOOO』のスタッフは関与していない。
そもそも鴻上自体が一つの財団なので、投資というより業務提携といったところだろう。ちゃっかり技術を頂いてるが。

そのため『OOO』本編には未登場だが、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』では独自にコアメダルの開発に乗り出しており、再生グリードの製造に成功していた。
これが40年後に…
さらにコアメダルの技術は開発が進み、『平成ジェネレーションズFINAL』では複製コアメダル3枚でグリードを完全体で復活させた。
一方で恐竜メダルは未だに複製品を生み出せていない様子。


天ノ川学園高校/ゾディアーツスイッチ

『MOVIE大戦 MEGAMAX』にて理事長の我望光明によるアストロスイッチの研究に対する資金援助が示唆され、『仮面ライダーフォーゼ』本編においても第33話で我望に研究成果の提出を催促する様子が描写された。
その時は立神吼の威圧であっさりと追い返されたものの、その後『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』にて全12個の複製ホロスコープスイッチを提供されている(受け渡し直前にインガ・ブリンクに奪われたが)。
なお、我望らとの複製品の取引に星川家の次女に似た女性が確認されている。
他にも『平成ジェネレーションズFINAL』にて再度ホロスコープススイッチを複製し、ホロスコープス4体をフォーゼに差し向けた。


幻夢コーポレーション/ライダーガシャット

『仮面ライダーブレイブ』にてナイトオブサファリガシャットを強奪して宝生永夢のポケットに忍び込ませ、キングダークのホログラムを通して動物系仮面ライダー軍団「ビーストライダー・スクワッド」*1にガシャットを奪うように指示を与え、性能を検証し再回収した。
また『平成ジェネレーションズFINAL』ではネビュラバグスターを戦闘員兼エネルギー源として使役している。

スクワッドのメンバーに関わるミラーモンスターファンガイアワームオルフェノクファントムの技術を得ているかは不明だが、
後述のエニグマの存在からもしかすると財団Xの規模は平成二期の世界どころか並行世界にまで渡っている可能性もある。


並行世界移動装置エニグマ

『平成ジェネレーションズFINAL』にて、『ビルド』の世界の最上魁星が開発した並行世界移動装置。
巨大な手をかたどった姿をしており、奈良の大仏くらいならそのまま乗りそうなほどのサイズ。
2つの世界に1つずつ配備されている。
普段は光学迷彩で擬態しており、強い衝撃を与えることで肉眼で見えるようになる。


難波重工/ガーディアン

並行世界の最上から技術を提供されたのか、独自にXガーディアンを製造している。
なお『ビルド』の世界の最上は難波ではなくファウスト側の人間であるためか、Xガーディアンは通常のスーツタイプではなく、ファウスト仕様のアーマータイプ。


東風都大学/不老不死

100年前に生物学の権威、ハルバー・ヘルスタイン博士に出資し、人間を不老不死とする技術を研究していた。
研究は完成したようだが、博士以外に解錠不可能な研究室内で博士が死亡したため回収不能となったが、この研究の影響を受けて財団はNEVERやクオークスなど人間の進化を重視する方針を取っていた。
博士の研究成果自体も諦めてはおらず、近年でも失脚した教員に近付き支援と引き換えに研究室に侵入可能なガイアメモリを検証させている。


C.O.M/鳥籠(正式名称:ムネモシュネ)

人の精神に関する研究や装置の開発を行う組織。正式には「Cage of Memory」。
ゲーム『仮面ライダー バトライド・ウォー』に登場し、やはり財団Xが彼らのスポンサーを担当している事が明かされている。
クウガからウィザードまでの主役ライダー達の精神を仮想世界『鳥籠』に閉じ込め、その取り込んだライダー達の記憶を具現化させて偽の記憶を刷り込ませ、その管理を行おうとした。
というのが一応のストーリー上の建前で、実は本作で登場するライダーは全員が仮想空間で再現されたものというのが終盤発覚する。つまり本人ではない。
しかし、組織内部に離反者が現れたため計画は失敗に終わった。


【構成員】

上層部

『Nのはじまり』に登場した財団のトップたち。
大道マリアと園咲琉兵衛が財団Xのプレゼンテーションルームでプレゼンをする際、かなりの人数が出席をした。
大道克己を用いたNEVERのプレゼンに感嘆の声を上げ、投資は決まりかけていた(キースは喜び、加頭は悔しがった)。
しかし、裸の男女を用いた試作型ガイアメモリ(マンモス、トリロバイト、アンモナイト)のプレゼンで、その能力の高さに喝采が起こり、投資対象はこちらに決まった。
ドーパント3体は力を抑えきれずにトップたちを襲いかけたが、園咲琉兵衛の指パッチンによりメモリブレイクされた。


その他メンバー

ミュージアムとビレッジの担当者です。
ビレッジの件で大道克己に殺害されましたが、財団XがNEVERの技術を流用した事で復活いたしました。
スポンサー特権でユートピアメモリ、エターナルメモリ、ガイアドライバー、ロストドライバーを所持しておりました。

  • ネオン・ウルスランド
加頭の上司。
片言の日本語を話すが、例に漏れず加頭以上に冷酷な女性。
非常に多忙なのか、常にストップウォッチで時間を計測している。
財団X風都支部壊滅の際、ミュージアムの資金援助の終了を決定した。
彼女の携帯端末の投資対象リストによると、オーメダル研究機関やNEVERへの資金援助を検討していたらしい。
転職前は鴻上会長やガオウの元でXIGの隊員として働いていた。

  • キース・アンダーソン
『Nのはじまり/血と夢』に登場した幹部で、常に敬語で話す。
ネクロオーバー計画の担当者で、大道克己にネクロオーバーとしての戦闘訓練(人殺し)を受けさせた。
最終的にミュージアムへの資金援助が決定した為、処理班と共に克己と美樹を口封じとして始末しようとする。
しかし、処理班の兵士たちは次々と殺害され、残ったキースは細胞分解酵素銃を撃とうとしたが、それより前に自身の喉をかき切られ死亡した。
「あんたの訓練のおかげで命拾いしたよ」

  • レム・カンナギ
独自に超進化生命ミュータミットの研究を行っていた。
キイマ統制官の指示で、ホロスコープスと協力してSOLUの回収のために行動していた。
本当の目的は財団すら裏切り、未来のコアメダルとコズミックエナジーによる全宇宙の支配だった。

  • キイマ統制官
財団X日本支部の幹部で、カンナギの上司。
最終的に財団を裏切ったカンナギに始末された。

  • カタル
財団Xの使者を務める長身の黒人男性で、カンナギが生みだした超進化生命ミュータミット。
サドンダスに変身し、フォーゼと交戦する。
ソフトバンクモバイルのCMのお兄さんにそっくり。理由:ダンテ・カーヴァー

  • ソラリス
財団Xの使者で、カンナギが生みだした超進化生命ミュータミット。
眼鏡を掛けた知的な雰囲気の女性。
ユニコーン・ゾディアーツに変身してサイクロンジョーカー・エクストリームに倒された為、怪人体は登場しなかった。
中の人は仮面ライダーなでしこのスーツアクターで、泉京水におしおきされたクオークスのシオンでもある。

  • 田端
加頭の部下。
ビレッジの一件で殺害された加頭を同僚達と共に保護した。
その際、加頭を死者蘇生兵士にする事を提案した。
その後、T2ガイアメモリの輸送中にNEVERの襲撃を受け、ヘリコプターを自爆させて死亡した。
また、一緒にいたヘリの外人パイロットはキャーメンルァイダ…と口にしている。
撮影時期的には『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』での彼が初財団Xキャラクターであり、端役ながらその服装や髪型は加頭ら後の財団Xキャラの基準となった。

  • 辛島進
『仮面ライダー バトライド・ウォー』に登場。ゲーム中では「カラス」という名前で現れる。
C.O.Mの所長を務めており、財団Xはその研究援助で資金を提供していた。
昏睡状態に陥った人間を仮想空間で治療する装置・ムネモシュネを開発している最中、他でもない息子が事故で昏睡状態になってしまう。
それに加えてスポンサー契約を打ち切られたことで精神が不安定になり、ムネモシュネを応用して多くの人間の精神を改竄・操作しその研究成果を財団Xに引き渡して再度契約を結ばせようと画策し始める。
現実逃避と息子を使った人体実験を恐れた下記の叶井が造反し、仮想空間に仮面ライダー達を再現させたことで計画が頓挫。
自らも装置に入ってライダーと対峙するも敗北。ようやく正気と家族愛を取り戻し、現実世界に帰って行った。

  • 叶井梨絵
『仮面ライダー バトライド・ウォー』に登場。ゲーム中では「カナリア」という名前で現れる。
C.O.Mの研究員であると同時に、所長である辛島進の元妻。つまり昏睡状態になった息子の母親である。
悲劇的な出来事が続いて狂気に足を踏み入れてゆく夫を恐れ、ムネモシュネの中核システムを奪取した上で彼の元から去ったが、
このままでは事態が好転しないと考えて外部から装置にハッキング。仮面ライダーを再現し内側から元夫の野望を砕くため行動を起こした。

『平成ジェネレーションズFINAL』に登場。
『エグゼイド』の世界では財団Xの幹部で、こちらではかなりエキセントリックかつ、陽気なオッサンで、事あるごとに「ファンキー」と口にする。
外見も右目部分に傷跡のようなものがあり、科学者というよりはカルト教団のインチキ教祖にしか見えない。
財団Xで複製されたコアメダルでセルメダルを1枚も使わずにダミーグリード(完全体)を作り出した他、
以前インガが使ったものと同じ複製ホロスコープススイッチでホロスコープスのダミーを生成できる。
また、ビルドの世界での自身が作り出したカイザーシステムで「カイザーリバース」に変身し、仮面ライダーと互角に渡り合った。
並行世界移動装置エニグマを用いてビルドの世界の自分自身と融合し、不老不死になろうと目論む。

  • 万灯雪侍
『風都探偵』に登場。
財団Xが母体として利用していた企業の一つ、カイ・オペレーションズの元CEO。
現在は『裏風都』と呼ばれる異世界を拠点にガイアメモリによって進化した超人「ハイドープ」の『街』を率いており、財団との繋がりが続いているかは不明。
そもそも財団がガイアメモリの更なる進化作用について知っているのかも不明。

  • ジョゼフ乱堂
『アウトサイダーズ』に登場。毛先を赤く染めたセミロングの髪が特徴的な男。
『仮面ライダーセイバー×ゴースト』『仮面ライダースペクター×ブレイズ』にてダントン一派の残党達の裏で暗躍した後、『アウトサイダーズ』から本格的に活動を開始。
ゼインへの対抗策として、次々と歴代の悪の怪人やライダーを復活させる「プロジェクト・アウトサイダーズ」を推し進めている。

  • エコル
『アウトサイダーズ』に登場。
乱堂と共に「プロジェクト・アウトサイダーズ」の中核を担っているらしく、『アウトサイダーズ』ep.1では仮面ライダーオーディンのカードデッキを入手後、その力でデザストを復活させている。

  • アダマン・タイト
ひらかたパークで行われた『仮面ライダーウィザード スペシャルショー』に登場。ターバン型のヘルメットを被った怪しすぎる中年男性。
兵器開発部に所属する幹部で、ウィザードの魔法を兵器転用しようと企んでいた。
両手から衝撃波を放つ力があり、素手でビーストのパンチを受け止める事すらできる。
既にミュータント化しており、セルメダルとガイアメモリを体内に取り込んでいるというトンデモねえ設定。
ソルジャー・ドーパント、カマキリヤミー、ユニコーン・ゾディアーツを配下においている。
太陽に放り込まれたフェニックスの魂をコアメダルに封印し、大量のコズミックエナジーを与えることで復活させる。
真の目的はコズミックエナジーで人工的に日食を起こしてサバトを発生させ、人間たちをファントムに変えてコアメダルに封印し生体兵器として商品展開するという途轍もなく外道なものだった。
最後は5大ライダーにフルボッコにされる。

  • ヨミ・ヒラサカ
ひらかたパークで行われた『仮面ライダーゴースト スペシャルショー「盗まれたW/ウイルスと明日と燃やす命」』に登場。銀の仮面を着用した男性。
刀眼魔と取引をし、英雄のゴーストアイコンを集めて財団Xに引き込もうとしていた。
鴻上ファウンデーションから盗ませたウイルスメダルとそのデータから作ったウイルスメモリを取り込み、怪人に変貌。
これによりサイクロンジョーカーエクストリームの地球の記憶へのリンクをカットし、眼魔軍団に襲わせることで一方的なリンチを行った。
しかし駆けつけたオーズ・タジャドルコンボの発生させた炎で自己進化ウイルスは死滅し(会長が万が一にそなえウイルスに火に弱いという設定をしていた)、フィリップは再びリンクにアクセス。
眼魔軍団は倒され、最期は3大ライダーの攻撃を矢継ぎ早に受けて倒された。

  • クランケン・イトウ
ひらかたパークで行われた『仮面ライダーエグゼイド スペシャルショー「Frends達と財・団・打・倒」』に登場。
バグスターウイルスの兵器利用を目論む。
あえてバグスターウィルスに感染したうえで花家大我の治療を受けることで彼の戦闘データを入手、その後大我を襲いゲーマードライバーを奪おうとするも、朔田流星の介入で失敗。
同時に配下のミュータントに宝生永夢*2のゲーマードライバーを奪わせようとしたがこれも流星からの連絡を受けた如月弦太郎の邪魔で失敗に終わっている。
そのうえ研究所を調べて潜入した流星に大我の戦闘データを奪われたことでプランA、プラン*3Bを凍結、プランCを実行に移してガジャットと合体させた疑似ガシャットで怪人態に変身。
ゲームフィールド効果でフィールド内部にコズミックエナジーとバグスターウイルスを融合させた変化粒子を、内側からの書き換えをできないようにしたうえで漂わせ流星を苦しめたものの、
駆け付けた永夢と弦太郎に外から上書きされ形勢逆転された挙句、最終的にはメテオ、スナイプのダブルライダーキックでとどめをさされた。


【余談】

仮面ライダーウィザード
仮面ライダー鎧武
仮面ライダードライブ
仮面ライダーゴースト
仮面ライダージオウ
仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーセイバー
仮面ライダーリバイス
これらは財団Xが登場しない作品。
ファンの間では関係の有無を巡って度々議論が起きるが、スタッフからは一切言及されていない。
そもそもな話、これらの作品は財団Xが登場する『W』や『フォーゼ』との世界観自体の繋がりが曖昧である。
後に鎧武とゴーストは『平成ジェネレーションズFINAL』でようやく対面を果たした他、前述の通り『ゴースト』と『セイバー』のクロスオーバー作品である『セイバー×ゴースト』『スペクター×ブレイズ』の2作品で乱堂が暗躍していた。






この項目は財団Xの援助のもと、追記・修正されています。

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最終更新:2024年03月25日 18:56

*1 実はデータから作られた偽者。

*2 仮面ライダークロニクルから溢れでたバグスターを倒していた。

*3 何だったのかは不明。