ピラニア獣人(仮面ライダーアマゾン)

登録日:2018/07/25 Wed 21:40:34
更新日:2023/05/06 Sat 13:53:08
所要時間:約 4 分で読めます





ピラニア獣人とは、「冒険王」誌で連載された、すがやみつるの漫画版『仮面ライダーアマゾン』に登場した怪人。
映像作品には登場しない、漫画オリジナルの怪人である。
本項ではピラニア獣人の変身前の姿「アマゾネス」も紹介する。


所属組織:ゲドン
モチーフ:ピラニア
登場作品:『仮面ライダーアマゾン』
登場エピソード:「アマゾン対アマゾネス」


能力解説

ゲドンに属する獣人で、醜悪極まりない外見のピラニアの能力を持った女性怪人。
鋭い爪による引っ掻き攻撃を得意とする他、口から血液を吐いて相手の目を潰す「ピラニア血しぶき」が得意技。
「アマゾネス」という名の人間態を取ることが出来、恐らくはTVシリーズのトゲアリ獣人同様の人間を素体とした改造人間と推測される。


アマゾネス

ピラニア獣人の人間態。
厳密にいうと「アマゾネス」はゲドン所属の女戦士部隊の総称でもあり、彼女もまた「アマゾネスのリーダー」が正確な役職なのだが
作中でも十面鬼ゴルゴスに「アマゾネス」と呼称される場面があり、事実上彼女の本名として機能している。

赤ジューシャとは別に存在するゲドン傘下の女戦士部隊「アマゾネス」を統率するリーダーで、
役職からしても映像作品には存在しなかった「大幹部」相当の役職と思われる。
またゲドン所属の怪人らしく「人喰い」であり、作中でもワニ獣人が殺害した南アメリカからの使者の遺骸を骨になるまで食い尽している。

戦闘能力はピラニア獣人に変身せずとも極めて高く、常に携行する弓矢の腕前は百発百中。
作中ではこれで目撃者の口封じを行ったり、変身前のアマゾンに対して不意打ちをしたり、
毒矢をりつ子に打ち込んでアマゾンの動揺を誘うなど、悪辣かつ周到な戦略でアマゾンを翻弄。
直接対決においてもアマゾネスの部隊を率い、変身したアマゾンとも互角に渡り合うほどの実力を見せた。
ぶっちゃけ漫画作中で怪人態を取ったのは最後の最後であり、読者にはこちらのアマゾネスとしての活躍の方が印象に残っているだろう。

そして大事な事を一つ。このアマゾネスのキャラクターデザインだが、あろうことか児童誌掲載だというのに、

片乳を惜しげもなく露出している。

うん、大事なことなのでもう一度言おう。

片乳を露出している。

リーマン「わーっストリップだストリーキングだわーっ!おまわりさ~ん」
デルザー軍団戦闘員「すごいサービス だからおれ すがやみつるのまんが好きなんだ」
……流石すがや先生!映像作品じゃできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビレる!あこがれるゥ!


活躍

長老バゴーの遺した「秘密兵器」の設計図を記したキープ(インカ帝国に伝わる縄文字)を手に、
南アメリカより何故かふんどし一丁で来日した使者をワニ獣人と共に襲撃し、
偶々居合わせた目撃者のサラリーマンもろとも殺害、その遺骸を骨を残して喰らう。
……が、よりによって肝心のキープを回収し損ねてしまい、警察に押収されてしまうという大ポカをやらかしてしまう。
当然ながらゴルゴスからはカミナリを喰らい、「人間の肉が食らいたかったらアマゾンの肉にしろ」とアマゾンの抹殺指令を受ける事に。

警察から岡村姉弟を経由してキープを入手し、それを解読して高坂博士の屋敷跡に向かったアマゾンを追撃、
まずアマゾンに弓矢で不意打ちし、変身できずにいる彼を抹殺してギギの腕輪を入手すべくワニ獣人と赤ジューシャ達を率いて包囲するも、
先にアマゾンに助けられた警部・蟹丸カニ平の横槍でアマゾンの変身を許してしまい、ワニ獣人を撃破されてしまった末に
自分達も撤退せざるを得なくなってしまい、肝心の「秘密兵器」の設計図もアマゾンの手に渡ってしまう散々な結果に。

その後、アマゾンのゲドン基地よりアマゾネス部隊を呼び寄せ、本格的にアマゾン抹殺作戦を始動。
岡村姉弟を人質にアマゾンを高原古墳へと誘い出し、アマゾネス部隊で彼を包囲して襲撃を敢行。
(この際、一コマだけ絵のタッチがやたら少女漫画チックになっており、更にはオスカルみたいな人物も描かれている)
ゲドンの手先とはいえ、女性相手では本気で怒りを呼び起こすことが出来ないアマゾンに対し、
罪のない小動物をいたぶって彼を挑発、その怒りで仮面ライダーアマゾンへと変身させてしまう。
彼女なりに血に飢えての行為だったようだが、アマゾン抹殺という主目的から考えればどう考えても悪手以外の何物でもない

更にこの時点で既にバゴーの遺した秘密兵器……アマゾン専用バイク「ジャングラー」は完成してしまっており、
折角のアマゾネス部隊(と罪のない馬)をいとも簡単に蹴散らされてしまう羽目に。
ここまで読めば分かると思われるが、本エピソード中においてアマゾネスの行動はやることなすこと全部裏目に出てばっかである。

怒りに駆られ、人質にしていたりつ子に毒矢を打つ暴挙に出ると同時に、ピラニア獣人としての正体を披露。
アマゾネス部隊との連携でアマゾンを襲撃、一度はピラニア血しぶきでその視界を奪うも、
アマゾネス部隊との大混戦の中で逆に自身がアマゾンを見失ってしまう羽目になり、目潰しも二度と同じ手は通用せず避けられてしまい、
最期はアマゾンの駆るジャングラーから放たれた銛で腹部を貫かれて絶命。その死骸はアマゾネスの姿へと戻った。
なお、りつ子に打たれた毒矢のは、アマゾンによって処置されて事なきを得ている。



―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

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最終更新:2023年05月06日 13:53