ニョロ(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2011/10/19(水) 03:07:57
更新日:2024/04/01 Mon 22:08:02
所要時間:約 5 分で読めます




「いけ! ニョロ!」



バシィ!



「あぁ! ニョロ!」


















ニョロはニックネームで種族はニョロボン(物語開始時点ではニョロゾ)。
……いつまでも種族名じゃよそよそしいからニックネームをつけた? 一体何のことかな?


特性:しめりけ
性格:ゆうかん

レッドとは幼い頃からの付き合い(当時はニョロモ)であり、幼い頃、溺れたレッドを助けるべく進化して助けたり、ガキ大将から逃げるために技を使ったりと、頼りになったらしく、信頼も厚い。
……しかしのそのせいか大抵先発で出され、一番上の様に返り討ちに遭うというのがほぼお決まりのパターンと化しており、読者の間でネタキャラ扱いされているのである。
どうも、これが抜けないレッドの悪癖となっている節があり、初期の頃はレッドチームの中で一番レベルが高かったのも関わらず、勝ち星をあげられなくなっているのかいつの間にか一番レベルが低くなってしまっている。

基本的には自慢のパワーを使った格闘戦がメインである。
“かげぶんしん”や“れいとうビーム”などの小技やサブウェポンも持っており、ニョロゾ時代はこの様な技がメインだった。
一方で本分であろう水技は長いこと“みずでっぽう”くらいしか使っておらず、ニョロゾ時代も水技はあまり使っていない。

初登場は記念すべき第1話。レッドと共に壮大なるポケモンサーガの幕を開けた。
ニドリーノを捕獲するという活躍をしたがミュウに瞬殺されるという今後を想起させるデビューである


1巻
ニビジムではポケモンセンターが機能停止していた為、万全の調子でないのも関わらず、タケシ戦まで一撃も貰わずに戦い抜くポテンシャルの高さを観客に評価されたり、野生のオニドリルを影分身をつかったフェイントで返り討ちにしたりなど活躍している。

1巻の最大の見せ場であるサントアンヌ号の戦いでは、クチバジムリーダーのマチスにより、絶体絶命の危機に陥るレッド。
だが、ニョロボンに進化し、復活。

マチスのエレブーをちきゅうなげでマチスごと海の彼方まで吹き飛ばしてしまった。

……恐らくここがニョロさんの全盛期だったのだろう。

そう、ここからニョロさんの転落人生が始まる。
そもそも1巻時点で水タイプで進化しているくせにグリーンのヒトカゲに倒されたり*1、カビゴン(後のゴン)に攻撃を跳ね返されたり、水タイプのくせにシオンタウンの雨を嫌がっている*2


2巻
ロケット団ルージュラからミュウを保護する為、攻撃を受け止める。そして凍る。

マダツボミと戦うが、「ものまね」で技を返されてあっさり沈む。
因みにレッドはこの時「ニョロの格闘技をくらいやがれ」と言ってるが、出したのはおうふくビンタ(笑)。


3巻
グリーンを助ける為に咄嗟に出されたもののたった4コマでゴルバットに吹っ飛ばされる。

条件反射的に繰り出されたが、3コマで敗北。
「いけ! ニョロ!」(1コマ)→ミュウツーが念のスプーンを作る(2コマ)→「あぁ! ニョロ!」(3コマ)
一応、このときのミュウツーの戦術を説明するための描写ではあるし、そもそも他の手持ちも当時ミュウツーには手も足も出なかった。

VSサカキ
先鋒として真っ先にサカキに攻撃を仕掛ける。そして次の瞬間にはパルシェンによって凍らされてリタイア。
この間僅か6秒(コマ数はまたしても3コマ)、
しかも離れた場所にボールを置いたハンデ付きで、ニョロがボールから出て攻撃したのは6秒の内の3秒間
おまけにそのあとジムが崩れる際にレッドに助けられて足手まといに……。

相性が良い筈のキュウコン相手に天井まで飛ばされる。一応この後逆転の布石となる。
ちなみにこの頃はレッドの手持ちの中で最もレベルが高かった。
一応、予選では相手のカブトプスを瞬殺している。

6巻
エビワラーの「かみなりパンチ」と「ほのおのパンチ」を交互に出すという奇策に敗れる。
結果としてカンナのルージュラ・シバのサワムラー・キクコのゴースによる三位一体の攻撃を受けていないはずなのだが、なぜかピカ以外の手持ちと一緒に倒れている描写がなされている。

7巻
  • VSシバ 再戦
シバとの再戦時にカイリキーに圧倒され*3、反撃に「みずでっぽう」を使うも効かん!! の一言で一蹴された。
みずでっぽうェ……。
だが、これがブイ(シャワーズ(ポケモン)イーブイ)の反撃フラグになる。


9巻
  • ジムリーダー試験
試験開始時の背景にいるだけである。
第3章での出番はこれだけである。
他に活躍がなかったレッドのレギュラーは普段飛行要員として酷使されるプテくらいしかいない。






しかし、後に汚名返上。


第5章

23~26巻
レッドの手持ちで一番レベルが低かったものの、特性の「しめりけ」によってフォレトスの「だいばくはつ」を封じてポケモンセンターの破壊を食い止め、
ハガネールの巨体を強引にぶっ飛ばすというという彼らしからぬ奮戦を見せた。

幼なじみポケモンとして面目躍如であったが、レッドが弱音を吐露して奮起する場面に居合わせたのはやはりピカであった。
ついでに言うとライバルであるグリーンとの戦いでは手持ちで唯一出番がなかった

最後の戦闘艇を止める時にはデオキシスの「スキルスワップ」で特性を交換されていた。





結局ニョロさんはやっぱりいつものニョロさんでした。





しかし、今度こそ……!

第6章

29巻
レッド達が復活を遂げ、かつてシロガネ山で共に特訓したニョたろうとの絶妙な連携攻撃にて、
ガイル・ハイダウトに一撃を与え、決めポーズを披露。
更にガイルの手持ち2体を一蹴し、続けて彼に対して事実上の致命打を与えるという凄まじい大活躍を果たす。
勇ましいニョロコンビが揃い踏みした絵は壮観。

もっとも、今後また出番があった時はどうなることやら……。


この余りのネタキャラっぷりに一部読者からカルト的人気を得ている。

公式ホームページ・とうこう広場 Question No.159でも応援コメントが寄せられている。


人気投票では7位にランクイン。上位(ピカ)にこそ負けたが、画像でみんなを笑わせてくれた(ちなみにこの画像のチョイスは原作者自身が行ったとの事)。




「ニョロ、追記修正だ!」



バシィ!



「あぁ! ニョロ!」

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最終更新:2024年04月01日 22:08

*1 瀕死の子供をかばっているガルーラへの攻撃をやめさせるために、一撃で抑え込んだりしているが

*2 フッシーが喜んでいるので良くない成分が含まれているわけではない

*3 ただし、シバのカイリキーのパワーセーブベルトを外させるという選択をさせるくらいには追い込んでだ