細川美樹

登録日:2018/06/22 (金) 17:21:42
更新日:2024/03/12 Tue 15:10:03
所要時間:約 7 分で読めます





細川美樹とは、漫画『地獄先生ぬ~べ~』の登場人物である。



プロフィール


身長:146cm
体重:39kg
年齢:11歳
生年月日:1985年4月7日(おひつじ座)
血液型:B型
趣味:うわさ話
得意教科:国語
苦手教科:算数
好きなもの:他人の不幸
嫌いなもの:努力・忍耐


人物


童守小学校5年3組の女子児童。
金髪のショートボブにカチューシャをつけている。
とにかく目を引くのが、その小学生離れした豊満なバスト。まだ小学生であるにもかかわらずD以上(開始当時はBカップである事が示唆されており、最終的にはFカップとなった)はあり、本人もその事を自慢している。
原作者曰く、当初は発育のいい女の子程度で描いていたのだが、郷子との差別化を図る為に大きくしていった結果、この様なプロポーションになったらしい。
本作のヒロインの1人で郷子の親友兼悪友。

とにかくお喋りが大好きな女の子で、たとえロッカーに閉じ込められたり、金魚鉢を頭からかぶらされてもお喋りが止まる事はない。
彼女が話すのは大体噂話であり、人を傷つける様な噂は話さない事ぬ~べ~「俺が傷ついたんだけど……」と聞く人を惹きつける巧みな話術からクラスメイトには好評である。物語が進む内にそれが欠点の1つとなってしまったが。
「アンビリーバボー」が口癖。本人曰く「常に本音を言って生きている」との事。

当初はお喋り好きで少しお調子者の少女といった感じのキャラであったが、『エンジェル様の巻』の頃から徐々に暴走し始める。
そして『100万枚の不幸の手紙の巻』で日本全土を巻き込んだ大騒動を引き起こした事により、トラブルメーカーキャラが確立する事となった。
欲の皮が突っ張っており、街中で1000円札を見つけた時には足で踏んでネコババしようとしていた。
自己中心的な所もあり、クラスで目立たない中島法子(のろちゃん)が霊に憑かれた等の理由で少しでも目立つと「のろちゃんのくせに!」と対抗心を燃やす。
そして法子が霊の仕業で大胆なお色気シーンを披露すると「私だって!」と自分にもその様なトラブルが起きる事を期待するが、その後は決まって碌な目に遭っていない。
どうやら普段から「自分の存在を大きく見せたい」という願望があるらしく、『童守少年妖撃団編』では彼女の強い「虚栄心」に古代兵器が反応し、小林幸子の衣装ばりに派手な鎧を形作っていた。

所謂「黙っていれば美少女」的位置づけにいるキャラであり、プロポーションは抜群だが性格に難がある。
そのトラブルメーカーぶりに加えてギャグ描写による顔の崩れが他の女の子キャラに比べてかなり激しいことや、お色気シーンを期待した霊の仕業で頻繁に美少女台無しな姿を見せている為、同級生の男子の「恋人にしたくない女投票」ではものの見事に1位に輝いている。そんな所に克也は魅力を感じているらしい。
因みにこの様な少女漫画的な性格を持ったキャラは当時の少年ジャンプでは珍しかったそうだが、同性のファンからの支持は結構高かったという。

これだけ見れば自分勝手な印象が強いが、情に厚く友達思いな部分もあり、ぬ~べ~やクラスメイトが命の危機に晒された時には涙を流して玉藻に助けを求めたり、苦労して増やしたケサランパサランを使って皆を救う等している。
責任感も結構強く、鳩にいい加減な治療を施して飛べなくしてしまった時には元に戻す為に死ぬ気でジンクスを実行している。
また、本人は「他人がどうなろうと知ったこっちゃない」とうそぶいている一方で、日影で萎れている花を陽の当たる所へ植え替える、近々取り壊される鉄塔からツバメの巣を避難させようとする等、特に小動物や植物に優しい。
普段はいい加減だが真面目な時には傷口に包帯を巻く等応急手当もしっかり出来る。
その優しさが天地創造の神の生き残りであるダイダラボッチに認められ、心を通わせる事が出来る様になった。

幽霊や妖怪、怪奇現象の知識が豊富で、作品中期辺りからぬ~べ~に代わり解説役を務める事が多くなり、その度にぬ~べ~の出番を奪っていった。
(逆に、解説が面倒な場合に美樹の頭をポンと叩いてスイッチを入れ、代わりに解説させる事も。)
また霊にまつわる噂話を広めて学校を混乱させたり、本等から得た心霊実験を試して自分のみならず、クラスメイトをも危険な目に遭わせる事もしばしば。
霊感も強いほうであり、一時期は霊能力開発に凝っていた。その成果として、幽体離脱を試した結果、不完全な幽体離脱で首の幽体だけろくろ首の如く伸びる技を身に付けた。
この際は自覚がなく自分で元に戻すことができなかったため騒動に発展してしまったが、ぬ~べ~に戻してもらってからは自分の意思で自在に出し入れすることができるようになった模様で、その後もちょくちょく伸ばしている
(アニメ版のオリジナルストーリーでは、様子のおかしい郷子の後をつけるために自ら使用している)

両親と3人暮らし。母親も巨乳だが、美樹とは違っておっとりとした雰囲気の女性である。
明石谷老人のアカシックレコードによると、美樹は生まれた時から胸と態度が大きかった様で、1歳の誕生日の際に初めて喋って周囲の人を驚かせている。3歳の頃には近所では有名なお喋りとなった。
また生まれて間もない頃から様々なトラブルを起こしている超問題児だったらしく、イタズラのせいで父親が会社をクビになりかけたり、保育園の同級生や保育士を登園拒否に追い込んだり、死にかけさせた事が何度もあったという。
そのせいで母親がノイローゼになりかけたらしい。
因みに彼女の守護霊は、おてんばでわがままでイタズラ好きのお姫様。その為守護霊懇親会でぬ~べ~に呼び出された際に「毎度毎度大概にしろ!!」と叱られていた。

初主演作は『噂をすれば影…の巻』。
タイトルから大体察しは付くと思うが、噂話が大好きな美樹に妖怪が取り憑き、美樹が酷い目に遭う話である。
妖怪「影愚痴」が取り憑き、影愚痴が美樹の影を使ってクラスメイトの秘密を言いふらした為、クラスメイトから「最低だ!」と絶交されてしまう。
無実を証明する為に一計を案じて影愚痴が噂を言いふらす現場を抑えるが、逆上した影愚痴に襲われ捕食されそうになる(その際に服を破かれ半裸にされてしまった)。
そこにぬ~べ~が駆けつけたおかげで大事には至らず、ぬ~べ~が影愚痴を退治した事で騒動は終結した。
その後はぬ~べ~に「噂話はほどほどにしろよ」と言われるが、噂話は生きがいなので簡単にはやめられなかった。そして今度はぬ~べ~のいい噂話をしようとしたのだが、ぬ~べ~の日常は99%マヌケなものが殆どだったので流す噂が見つからなかったのだった。
因みにぬ~べ~の鬼の手を見る迄は、ぬ~べ~の事を「インチキドスケベボンクラ霊能者」だと思っていた。

将来の夢は、細川ふみえの様な色っぽいアイドルになり紅白歌合戦に出る事。
郷子が迷い込んだパラレルワールドでは、広と結婚して3児の母となっていた。
ぬ~べ~が童守町を去った後は、まだ数ヶ月しか経っていないのにバストがまた成長しており、いずなに弟子入りして本格的に詐欺師霊能力者の修行を始めている。
『さらにそれからの地獄先生ぬ~べ~』によるとバストが1m(!?)を突破した様だが、付き合っていた克也は高校在学中に振った様である。

ネーミングモデルは、『デビルマン』のヒロイン牧村美樹。最も共通点は髪型程度しかない。
同じくデビルマンの不動明からは、山口晶が名前をもらっている。
当初はこの二人をコンビにする予定だったが、いつの間にか克也とカップルになってしまった事が単行本オマケコーナーで語られている。


地獄先生ぬ~べ~NEOにおいて


第2話から登場。年齢は23歳。
ウェーブがかったロングヘアで、後ろの髪をアップスタイルに、横の髪を縦ロールにしている。バストはより豊満になりIカップになった。
克也と同じ戸成野高校を卒業後に大学へと進学したが、卒業後は定職に就かずにスナック「Big Cup」でホステスのアルバイトをしている。
性格は以前と殆ど変わっておらず、「残念な美少女」が「残念な美人」にジョブチェンジした程度の印象である。
店では毎月自分の誕生パーティを開催し、客にピンドンやフルーツを奢らせるなど、夜の女生活を満喫している。

以前より無茶苦茶をしている印象があるが、内心では定職に就かずにブラブラして恋人もいない現状を不甲斐なく思っており、仕事と恋愛が順調である郷子の事を羨ましく思っていた。
その事をぬ~べ~に打ち明けた後で励ましの言葉をかけられると、元気を取り戻し明るい笑顔を見せていた。
首を伸ばす能力は今も健在で、ダイダラボッチも呼ぶ事が出来る。

『さらにそれから…』であった様に高校時代に克也と破局しており、それ以降は彼と連絡を取らなくなったが、この事はぬ~べ~達に秘密にしていたので、そうとは知らない郷子のサプライズで克也と再会する事となる。
克也の顔を見た途端すぐに席を外すが、その後に悪霊から克也が体を張って守ってくれた事で、少しだけ彼を見直して頬を赤くした。

ぬ~べ~クラスに転入してきた茉莉は彼女の姪っ子であり、昔から自分の武勇伝を茉莉に吹き込んでいた事で、茉莉は彼女に憧れて「イタズラ王」を目指す様になった。
彼女自身も相変わらずイタズラ好きであり、茉莉が神隠子で大規模なイタズラをした事で童守小に呼び出された時には、厳しく注意するわけでもなく「なんでもっと派手なイタズラに使わないのよー!」と興味深々であった。
因みに茉莉が唯一敵わない人物でもある。
またすげかえ鏡によって郷子と顔を入れ替えられた際には、教師の権力を振りかざして児童達を脅し、やりたい放題やっていた。その後は(当然の如く)百合愛達の逆襲に遭い、ダストシュートに放り込まれた。
茉莉の事を甘やかしている様に見えるが、「イタズラでも何をするにしても信念を持ちなさい」とこれだけは守る様に言っている。
また「ミイラ取りがミイラにならないようにね」と、それなりに忠告めいた言葉も残している。

無印本編では郷子の料理下手をバカにしていたが、姪との同居中に作る料理はかろうじて食べられるものの余り見栄えはよくない。
(無印本編で本人が料理するシーンは存在しないため、元々なのか、大人になって下手になったのかは不明)

因みに『NEO』は青年誌で連載されているのでポロリやパンチラ等のお色気シーンもある訳だが、その大半がギャグ描写な為に余り色っぽく見えない。


追記・修正は巨乳で首を伸ばす事の出来る女の子にお願いします。

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最終更新:2024年03月12日 15:10