ネロ(DMC)

登録日:2010/09/22(水) 18:34:31
更新日:2023/11/03 Fri 19:56:17
所要時間:約 6 分で読めます





悪魔に魂を売ったって…構わない…

喜んでくれてやる…

キリエを…守れるならな!!!



Devil May Cry4』及びに『Devil May Cry5』登場する人物。
4からダンテと並んで主人公を務める。
声(SE版):石川界人

見た目は白髪にブルーの瞳と、ダンテやバージルに似ており、やや青みがかったコート(内側は赤)を着ている。

性格は厭世的かつ皮肉的で、協調性を重んじない。また、魔剣教団の一員でありながらも信心は無いに等しく、教団からも疎まれている。しかし心根は善人であり、悪魔を憎み、人を愛する心を持つ。
キリエの兄で教団騎士団長であるクレドはそんな彼に頭を抱えていたが同時に深く信頼しており、時に父親のように厳しく時に実の弟のように接していた。
幼なじみのキリエとは友人のような恋人(兄公認)のような微妙な関係。ぶっちゃけキリエ一筋の純愛デビル坊や。
彼が強力な力を持ちながらも、優しさを持ち、間違った道へ辿らなかったのはキリエやクレドのような理解者に恵まれていたからである。

歳のせいもあるが、ダンテに比べて余裕が無く怒りっぽい。
バエルを見た時に「カエルは苦手」「トラウマになっちまう」と零したのでそういう生き物は嫌いのようだ。

戦闘センスは抜群であり、クレドを除いて唯一自分だけの剣を持たされている。
総合的な実力こそダンテに劣るが、後述の悪魔の右腕によって純粋なパワーだけならダンテをして「俺より上」と認める程に大きく上回る。

名前の由来はイタリア語のネロ(黒)から。これは彼が捨てられていたときに真っ黒な布で包まれていたため。


―経歴―
4から約16年前、生後間もない頃にフォルトゥナの孤児院に捨て子として預けられる。

クレドとキリエの兄妹とは子どもの頃からの付き合いであり、家族のいないネロにとってその代わりのような存在だった。
しかし、熱心な信者であった兄妹の両親が悪魔に惨殺され、ネロはこの世に神はいない、もしいるのなら、キリエの両親をなぜ助けてくれなかったのかと考えるようになる。
前述の不信心はこのためであり、熱心に神を崇める人々を冷めた目で見るようになる。

その後、強くなりたいがためクレドを追って魔剣教団に騎士として入団するも、その性格面での扱いづらさから、教団の汚れ仕事を任されるようになる。
そしてとある任務でキリエを守る為、右腕に傷を負い……


【DMC4】


あの日から、俺の右腕には悪魔が宿った。


魔剣教団を襲撃し、地獄門を開いたダンテの追撃指令をクレドから言い渡され、フォルトゥナ城を訪れる。
しかしそこで悪魔の研究施設を見つけ、地獄門を開き、悪魔を呼び寄せているのがダンテではなく教団だと知る。

真実を知るために教団本部を訪れるネロだったが、キリエを人質に取られ、彼女を助けるために教団最奥へ進むことを余儀なくされる。
そしてそこでダンテに撃たれたはずの教皇と対峙し、教皇の計画を知る。
計画を止めるために教皇と戦い、あと一歩のところまで追い詰めるも、キリエを盾に使われた一瞬の隙を突かれて敗北。閻魔刀を奪われ、キリエと共に偽神に取り込まれてしまった。
その際、キリエを守れなかった事に「涙」を流し…

偽神の中で眠り続け原動力として利用されるも、偽神と対峙したダンテの呼び掛けで目を覚ます。
閻魔刀も取り戻し、内部で教皇と二度目の対決に及び、勝利。キリエを救出する。
ラストではダンテから閻魔刀を託され、ボロボロの街に来る夜明けをキリエと二人で見つめていた。

小説版では、後日崩壊した教団に代わって街を守るネロに、ダンテから贈り物が届く。
それは、Devil May Cryと描かれた看板だった。




力なら手に入れた。コイツだ・・・!

前作から容姿が大分変わり、濃紺のコートを着用し髪もバッサリ短髪になった。
デビルハンターとしても経験を積んで来たが故か、相手への挑発も単に罵倒するのではなく余裕を交えられる様にはなったがそれでもまだ時折「熱さ」を見せる所があったりする等、精神面に関してはまだまだダンテの背中を追うような感じである。

前作から数年後の舞台で当初はデビルハンターとして活躍していたが、何者かの襲撃により右腕と閻魔刀を失ってしまう。
その影響で悪魔の力を殆ど使用不能となり、一時は昏睡状態に。
ようやく目を覚ました翌日、病室を謎の青年「V(ブイ)」が訪れ、悪魔退治の依頼を受ける。
自分の腕を奪った悪魔と対峙するも力及ばず敗退*1。ダンテを置いて逃げることになる。
より大きな力を求めたネロの為に相棒ニコが作った新しい腕、それがデビルブレイカーだった。
新たな力を手に、ネロは再び戦いに挑む。


【悪魔の右腕(デビルブリンガー)】
ネロが右腕に宿す悪魔の力。アクションについては後述
4の少し前の任務でネロが負った傷によって右腕が変質したもの。ネロ自身の力の発現なのか、外部の要因からの力なのかは不明。
右腕だけながら凄まじいパワーを誇り、ザコ悪魔のみならずボス級の大型悪魔ですら殴り飛ばし、軽々と持ち上げる。

数々の悪魔を狩ってきたダンテにも想定外の攻撃だったらしく、初戦ではこれが一番効果的。二戦目はあっさりかわされるけど。

また、魔具や悪魔の一部を取り込むことが可能であり、様々な能力を得ることが出来る。

通称スタイリッシュプロレスアクション。

【デビルブレイカー】
悪魔の右腕がなくなったネロへニコが造った義手。所謂ギミックアームで、ストーリーが進む程様々なタイプが入手でき汎用性はデビルブリンガーより上だが、ネロの激しい戦闘に追いつく耐久性は得られていない。

ニコは元々デビルブリンガー(バスターアーム)のような力強く、高耐久のものを作る予定だったが、ネロからの依頼を受けて考えを改め、ゲーム中のデビルブレイカーを作成することとなる。
なおこの依頼は敗北後のネロによるものなので、『想定外の結末』では当初の予定通りの義手になった可能性もある。


【武器】
ダンテと異なり、剣、銃共に持ち替えず終始固定。

  • レッドクイーン
ネロが使用する大剣。
教団騎士が使用する剣は推進剤を噴き出すことで斬撃の威力を高める改造がされているが、ネロは独自の改良を施して推進剤の噴出量を限界まであげ、推進剤が火を噴くといった現象を起こす。
その結果ネロ以外の誰にも扱えない剣となっている。

レッドクイーンという銘の由来は無理な強化によって推進剤噴出機構から発せられる巨大な炎から。
ちなみに、一般剣士用のものはカリバーン、クレドのものはデュランダルという銘が付いている。

重量の時点で相当なものらしく、序盤でキリエが持ってきた際は剣を収納するケースを引きずるのがやっとであったほど。
ミッション1のダンテ戦では修理中であり、この時は戦闘前にダンテによって倒された教団騎士のカリバーンを使用した。

5では本編開始の一月前に壊れてしまったらしく、加えて教団の技術者しか内部構造を修復できる者がいなかった為、ネロでさえ修理が困難な状況だったが、諸事情でネロとキリエの邸宅を訪れたニコによって修復された。
そのせいなのか排気口が増え、外見がマイナーチェンジされている。

  • ブルーローズ
ネロが使用する片手撃ちのダブルバレルリボルバー銃。
ネロによる無理矢理なカスタムの結果、二つのバレルから特性の違う二種類の弾丸をほぼ同時に発射し効果的に悪魔を破壊する変態兵器に。
その原理も「1発目で敵の体表を傷つけ、間髪入れず着弾する貫通力の高い2発目で体内をブチ抜いてダメージを与える」というもの。要するに二重の極み
連射性こそダンテのエボニー&アイボリーに劣るが、一撃の重さによりダンテ以上のトータルダメージを叩き出す。
専用のレッドクイーン同様にネロ以外にはとてもじゃないが扱えない反動を持つ。
リボルバーかつ1トリガー2発なのですぐ切れるハズだが、リロードに関してはダンテ同様特に触れられない…。
一応、4のダンテ戦でのムービーで専用のクイックローダーでリロードする描写はあるものの、ゲーム時にはエボニー&アイボリー同様、リロードすることなくバカスカ撃ちまくれる。
5ではその設定を拾って「カラーアップ」という3回ストックできる溜め撃ちが実装された。

ちなみに魔剣教団において銃は卑しいものとされており、ネロが疎まれる一因となっていた。
原形を留めないほどに改造した上レリーフ彫刻まで自作しといて「多少人より器用」程度ですませるネロはある意味大物である。
名前の由来はありえない物の代名詞である青い薔薇。銃の構造自体もありえない代物なので、ネロがそう名付けた。

  • 閻魔刀 (YAMATO)
4より以前、折れた状態でフォルトゥナに流れ着いた刀。
ダンテの兄、バージルの遺品であり、魔剣教団に地獄門を開く鍵として利用されるべく研究されていた。
研究施設でネロが窮地に陥った際、応えるようにその刀身を復活させ、ネロに魔人化の力を与えた。
教皇サンクトゥスとの戦いで奪われ、地獄門起動の鍵とされるが、ダンテが奪還。偽神との戦いでネロに託される。
武器として装備することはできない。ストーリーのムービーと、デビルトリガー中のコンボ攻撃で一時的に使用するに留まる。
ちなみにネロはバージルやダンテのように流麗な斬り方をせず、右腕のパワーに任せた豪快な斬り方をする。


魔人化
閻魔刀を手に入れたことによって覚醒した能力。
肉体そのものを変化させるダンテやバージルとは違い、ネロの背後に青白い魔人が現れ同時攻撃する
この魔人が何者かは不明だが、魔人化したバージルやネロ・アンジェロに似ていなくもない。
また射撃すると(バスター中など射撃不可時にも)幻影刃が現れて敵に飛んでいく。






以下、ネタバレ





実はスパーダの血族。偽神の起動トリガーがスパーダの血族を取り込む事だったので確定。
明言はされていないが、
  • 魂の発言がバージルと同一
  • DT中の幻影がネロ・アンジェロに酷似
  • OP中、ヘッドホンで聞いていた曲がバージル戦のBGM
  • 一部技のステップ音や台詞がバージルのものと共通
等からバージルの息子説が濃厚だった。彼の並々ならぬ身体能力もそのため。
「3・1・4・2グラフィックアーツ」(シリーズ資料集)でははっきりバージルの息子と明言され、公式小説では彼らしき人物が幻の中でネロに語りかける場面や、過去にフォルトゥナへ訪れていた描写がある。
4の5年後の5では髪型や顔つきも少しだけバージルそっくりになって来ている。

母親については一切不明。
同じく小説版によれば、フォルトゥナの住人は全員顔見知りであるため、同時期に居着いていた流れ者の娼婦が客の子を身籠り出産、孤児院に捨てた説がサンクトゥスから提唱されている。
4SEバージルのプロローグムービーで意味ありげな信徒の女性がチラッと登場したのでこの女性説もあり。





【ゲーム上の性能】
レッドクイーンでのイクシード攻撃、青薔薇のチャージショット、バスターなど高火力な技があり、スナッチで敵を引き寄せられるため初心者でも簡単にコンボが繋げやすく爽快感抜群。
特にチャージショットは攻撃力が高く安全な場所で出せるため常時タメていたい。魔人化時は約1秒無敵になるので緊急回避にも使える。
反面、バスターや魔人化中にしか使えない技はスキが大きいため慣れが必要。
また、常時武器やスタイルチェンジが可能で、ロイヤルガード、災厄ゲージで攻撃力をストック出来るダンテと比べるとやや柔軟性に欠ける。
だがこれは逆に言えば覚える事が少なくて済むという利点でもある。
ただし極めようとした場合ネロはチャージショットを溜めつつ攻撃し、レッドクイーンでの斬撃はタイミングよくイクシードチャージし続けEXゲージを絶やさないようにするというとんでもなく忙しい操作を要求され、そこに5ではデビルブレイカーの操作+ブリンガーナックルというシビアな入力…とまあダンテに負けず劣らずの労力が必要になる。
しかもこの操作はデフォルトのコントローラー設定ではかなり難しいため彼用に変更しておく必要もある。


【固有アクション・スキル】
ダンテと同じく、技の名前の多くにギャンブル用語が混じっているのが特徴。

●レッドクイーン
○イクシード
バイクのスロットルみたいになっている剣の柄を回してEXゲージをチャージする。初期配置はL2/LT。
チャージしたゲージは3個までストック可能。剣攻撃の際にタイミングよくボタンを押すと瞬時に1ストック分チャージできる。
ゲージのストックがある状態で剣攻撃を繰り出すと一振りごとに1ストック消費して剣攻撃を強化できるが、一部技はは全ストックを一気に消費する。
また、アビリティのMAXアクトを習得すると一発で3ストック分のチャージが可能になるが、こちらの入力猶予はたったの1/60秒しかないので要練習。
5からはダッシュ中にもチャージ可能になったほか、アクトのタイミング判定が少し緩和された。

○ストリーク
ネロ版スティンガー。
踏み込んで攻撃するのは同じだが、突くのではなく周囲を薙ぎ払うので、複数を一気に吹き飛ばせる。
2を習得すれば踏み込みの距離がアップ。
恒例のスティンガージャンプも可能です。
強化版は炎を纏った薙ぎ払いを繰り出すEXストリークになる。
ストリークとはいわゆる「(運気の)流れ」のこと。

○ハイローラー
ネロ版ハイタイム。
ダンテのハイタイム同様に切り上げで敵を浮かせる。
発動時にボタン押しっぱなしで自分もジャンプする点まで一緒。
強化版はより威力や長押し飛距離の増したEXハイローラーになる。
ハイローラーとは大金を賭けるギャンブラーのこと。

○スプリット/ダブルダウン
ネロ版兜割り。
急降下しながら剣を振り下ろす。
ダンテと違いスティック入力が必要だが、逆に言えば打ち分けができるのでコンボの組み立てが簡単。
喰らった敵は吹っ飛ぶが、スナッチのレベルによってはスナッチで引き寄せてまたコンボへご招待することも可。
通常空中コンボの3段目やバスターで叩き落すのでその追撃として使うのがかっこいいかも。
スプリットはブラックジャックで同じ数のペアが初手となった場合、
同額の掛け金を別途追加することで、1枚づつに分けて同時に2度分のゲームを行えるというルールのこと。
英単語のsplitは「(2つに)分ける」という意味で、「敵を両断する」という意味とのダブルミーニング。

イクシードが1レベル以上溜まっている場合は技名がダブルダウンに変化。
炎を噴射しながら真下に剣を突き立てるように落下する。
空中前方への射程が短くなるが威力が上がり、落下速度も上がる。地上激突時に炎が吹き上がるため地上での攻撃範囲は広くなる。
ダブルダウンとはブラックジャックにおいて初手の後にあと1枚だけしかカードを引かないと宣言することで賭け金を2倍にできるルールのこと。
スプリットともどもブラックジャック由来で賭け金を倍にするという点は共通しているが、よりハイリスクな賭け方になっている。

○ルーレットスピン
空中で回転斬りを繰り出す。敵はさらに浮く。
繰り出した際の勢いでわずかに上昇する。
コンボ技の都合上、EX技がない。即座に出せないのも難点か。
ルーレットは回転する輪の中に玉を入れ止まる位置を当てるカジノでお馴染みのギャンブル。

○キャリバー
空中で前方へ突進し、薙ぎ払う。
空中版ストリークとも言えるか。
強化版は威力の上がったEXキャリバーになる。
スティンガージャンプと組み合わせるとかなりの距離を飛べるが用途はかなり限定的。

○シャッフル
バックステップの後、素早く踏み込んで斬りつける。
回避と攻撃を両立可能。
強化版は高威力のEXシャッフルになる。
シャッフルとは言うまでもなくカードなどの順番をバラバラにして混ぜること。

○ペイライン
DMC5の新技。空中から斜め下へ突進する。
角度は調整出来ないが奇襲に便利。
ペイラインとはスロットの役を揃えることができる列のこと。

○ハードウェイ
DMC5の新技。低いジャンプで敵に向かって飛び込んで剣を叩きつける。
溜め技なのでスピードには劣るがストリークと違い吹き飛びではなく浮かし属性なのでコンボにつながりやすく、
特に吹き飛んでダウンしてしまうとスーパーアーマーで反撃してくるヘルアンテノラ相手に飛び込むならこちらが良い。
ちょっとジャンプするためエネミーステップで途中キャンセルを入れることもできる。
ハードウェイはサイコロを使ったギャンブルゲーム・クラップスの賭け方の1つ。
次に2から5のゾロ目が出ることに賭ける。出る確率が低いが倍率が高い大穴狙いの賭け方。

●ブルーローズ
○チャージショット
魔力を込めた弾丸をブッ放す。チャージ段階によって効果も変わってくる。
銃を構えている間に限らず、どんな行動中でもボタンを押し続けていればチャージは行える。
撃った際硬直が発生する点のみ注意。
Lv1:敵を吹っ飛ばす。
チャージショットの中では低威力だがチャージ時間は短いので絶え間なく繰り出せる。
Lv2:敵を燃焼させる。
火が点いた敵が他の敵に触れると触れた敵にも燃焼ダメージを与える。
Lv3:4のバランスブレイカー。
弾丸に込めた魔力を着弾した敵の体内で暴走させ、一定時間後に爆発させる。
チャージ時間はかなり長いものの、それを補って余りある破壊力を発揮してくれる。*3
コンボ評価もランクD~B辺りなら1発で1ランク分は上昇するというわけのわからない超性能。さすがにこれだけではS以上の評価を取るのは難しいが…
慣れれば「チャージしながら近接攻撃~チャージできたら発射…」というようにコンボに組み込んで大ダメージ&高評価も狙える。

○カラーアップ
5でチャージショットに代わる新技。特殊弾を装填し銃撃を3発の間敵に多段ヒットするように強化する。
威力が上がって距離減衰もなくなり、多段ヒットで敵の動きを妨害するほかヒット直後は敵の吹き飛びを抑制するためコンボにも有効。
カラーアップとは賭けで使うチップがかさばらないように高いレートのチップに交換すること。

●デビルブリンガー
右腕の力を使ったネロ専用アクション。ダンテとの差別化、ひいては難易度調整に一役買っている。
○バスター
右腕で敵を掴んで投げる。投げモーションは敵によって様々で、一部の敵にはガード崩しとしても機能する。
自分よりも遥かに大型の敵でもブン投げてしまうその姿はすっげぇ豪快。
ボス戦の場合は防御が崩れた隙、または一部攻撃に合わせてブチ込むことで専用のコンボ攻撃が発動し、非常に大きなダメージを与えることができる。更にボスにカウンターを決めた際のバスターはDMCらしいシビアさと爽快感にあふれるテクニック。
本作がスタイリッシュプロレスアクションと呼ばれる原因の一つ。4ではどこかで見たような必殺技も…

デビルトリガー中は威力アップ。アクションも変化する(デビルバスター)。

○スナッチ
右腕を伸ばして間合い外の敵を目の前へ引き寄せる。
吹っ飛ばしすぎてもこれがあれば安心。敵によっては引き寄せずにその敵を掴んだ反動で飛び上がる。
スケアクロウ程度なら空中でスナッチとバスターを繰り返すだけで安全に完封できる。
スキルレベルによって射程が伸びていく。
デビルトリガー中は複数の敵を巻き込むようになる(デビルスナッチ)。
戦闘以外にもアイテムの取得に用いる事もできる。

なお、5では後述のワイヤースナッチと併用できる。これにより、ブレイクエイジのチャージ中でもスナッチを使用でき、戦闘の幅が広がる。

○ヘルバウンド MISSION2の道中で「負の遺産」を入手
ステージ中に設置されたグリムグリップを右腕で掴んで高所や遠方へ移動できる。
主に移動・謎解き用。
ネロは特に空中制動が効かないので、隠しアイテムの取得やシークレットミッションでは角度や向きを考えて撃つ必要があり結構難しい。
エアハイクを覚えると使いやすくなるだろう。

○ホールド MISSION8の終盤でアンジェロクレドを撃破して「アイギスの楯」を入手
右腕で掴んだ敵をそのまま盾として使う。
このまま攻撃もでき、しかも防御に成功するとそれだけでスタイリッシュランクが上がるので非常に強力。
操作は大変になるが可能なら狙いたいところ。

●デビルブレイカー
右腕の義手を使ったネロ専用アクション。
通常技のスキルと、一度使うと義手が壊れる必殺技ブレイクエイジ、義手を自爆させて短い無敵で脱出するブレイクアウェイを備える。
共通点として、デビルブレイカーの使用中、及びブレイクエイジのチャージ中に攻撃を受けると破壊されるというリスクが有る。
但し、この場合は軽く仰け反るのみで、吹き飛ばし等の状態にはならない。


●アビリティ
○テーブルホッパー
敵の攻撃を引きつけてから横転を出すと、横転よりも小さなモーションで回避。
強化版は成功時にさらに1〜2回追加で任意方向へ続けてステップ移動できる。

○スピード
一定時間同じ方向に走り続ける(ジャンプを挟んでもOK)ことで加速し、通常よりも速いダッシュ移動が可能になる。
そのまま降りられる崖などに向かうと自動で飛距離の長い大ジャンプを行う(スティンガージャンプと同じ)。※この仕様は4SEで削除された。
このスキル自体はダンテも習得可能だが、ネロはダッシュ中に挑発すると隠し技として4のOPでダンテにぶちかましたドロップキック(レインボウ)を繰り出すことができる。
レインボウとはポーカー(テキサスホールデム)で全員が共有するコミュニティカードのスートが全部バラバラであること。

○エネミーステップ
○エアハイク
おなじみのジャンプ拡張アビリティ。こちらは完全にダンテと共通。


●魔人化専用
○マキシマムベット
レッドクイーンと閻魔刀で前方にX状の斬撃波を放つ。溜めると更に威力と持続が伸びる。
カジノではテーブルごとに1回のゲームで賭けられる額に上限が決まっていることが多い。
マキシマムベットとはその上限いっぱいに賭け金を設定すること、つまり「大勝負」の意となる。

○ショウダウン
レッドクイーンと閻魔刀による連続斬り。威力は非常に高いが発生が遅く、初段が空ぶると後続が出ないうえ隙が大きい。面倒くさいファウスト殲滅に用いるのがベター。
5ではレッドクイーンと幻影で作り出した閻魔刀による連続攻撃に変更されたが、ラグタイムを活用すれば雑魚集団はおろかボスにも余裕で放てるため実用性が増した。
ショウダウンとはポーカーで途中で降りずに残ったプレイヤーが手札を晒し、ゲームの勝者を決定すること。
勝者はショウダウンに至るまでに積みあがった賭け金を総取りするため、ショウダウンは「決着」の意となる。

wiki籠りになったあの日から追記、修正してやりたいと思ってた……!
実行するぜ!!

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最終更新:2023年11月03日 19:56

*1 小説版では、強引にレッドクイーンで攻めようとしたところを触手をモロに食らって敗北。この際、咄嗟に右腕で防御しようとするなど、右腕前提の戦闘スタイルが抜けていなかった

*2 この時、ネロの手は二人の体を、翼の手は二人の武器を止めている

*3 難易度DEVIL HUNTERの雑魚なら爆発で即死するほど。