FFIが終了して10年の間に北海道屈指のサッカー強豪校へと成長。
フェアプレイを心がける中学としても知られ、中学サッカー管理組織「
フィフスセクター」の管理も吹雪がコーチとして尽力していたおかげで免れていた。
だが吹雪がフィフスの手によって追放された事で白恋はフィフスの管理下となり、吹雪が追放された後でやってきた熊崎や白咲達によって、白恋のサッカーはガラリと変わってしまった。
吹雪の解任の真相は伏せられていたため、一部の選手には吹雪の事を恨んでいる者もいたが、ホーリーロード(以下HR)本戦で真相が判明した事で誤解は解け、雷門に敗れた後でフィフスを脱退して革命側へと着いた。
固有の必殺タクティクスは「絶対障壁」。
ゲーム中で登場した白恋中専用キズナックスアイテムは「かがやくマフラー」と「究極のゆきだるま」。
「かがやくマフラー」は、白糸が細かく編み込まれている事であたかも輝いているように見える逸品。
「究極のゆきだるま」は、職人が隅々まで拘って作り上げた丁寧な仕上がりの渾身の雪だるまである。
白恋イレブン
2年生/FW/背番号10
吹雪に才能を見出された白恋中のエースストライカー。
髪の色は紺色で剣城優一と髪型が似ている。瞳の色は水色で、フィフスにいた頃はハイライトが入っていなかった。
どんな事にも熱心な性格で、自分の才能を見出してくれた吹雪を「先輩」と呼んで慕っていた。
だがフィフスの手により吹雪が白恋から追放されると「吹雪が白恋と自分を捨てて出て行った」と思い込んで憎むようになり、白咲の口車に乗ってフィフスのシードとなってしまった。
フィフスのやり方に盲目的に従っていたが、HRで雷門と対戦した時にフィフスの本性を知り、吹雪が自分を捨てて出て行ったわけではない事に気づいて吹雪と和解を果たした。
試合終了後は革命側へ着き、ゲームでは革命選抜の一員として再登場する。
その後は吹雪と一緒にHR決勝を観戦した。
2期のゲーム版と劇場版では、新生イナズマジャパンの一員として吹雪のいるイナズマレジェンドジャパンと対戦。
3期では
レジスタンスジャパンの一員としてイナズマジャパンに立ちはだかり、シュートチェインによる強力なシュートで1点をもぎ取った。
2年生/GK/背番号1
白恋中サッカー部キャプテン。
茶髪のオールバックに前髪が垂れている。
フィフスセクターから白恋に送り込まれたシードの1人。
爽やかそうな見た目だが、勝つ事が全てだと考えているため汚いプレイも平気で行う。
吹雪に捨てられたと思い込んでいた雪村を言葉巧みに勧誘し、フィフスへと引き入れる。
だが雷門との試合で石に汚いプレイをするよう指示した事で本性が発覚し、それを見た雪村が目を覚まし離反する事となった。
ストーリー後半に登場するシードだが、本選出場校の正ゴールキーパーでは唯一化身を持っていない。
しかも
コロコロコミック付録の選手紹介漫画でも各チームのキャプテンの中で唯一ハブられているなど、どこか扱いが悪い。
1年生/DF/背番号5
マフラーで口元を覆い、青緑色の前髪で右目を隠している。
実家が地元では有名なユリ農家で、球根はいつもプレミア価格になるという。
まだ1年生だが白恋のディフェンスの要であり、必殺タクティクス「絶対障壁」発動のトリガー役も務めている。
ゲーム版では革命選抜チームの一員として再登場する。
3期では雪村の誘いでレジスタンスジャパンに参加。
エースストライカーである
剣城を徹底的にマークした。
1年生/FW/背番号11
凍ったようにギザギザに跳ねた水色の髪が特徴。
本来はスピードスケートの選手だったので、半端じゃない足腰の強さを持つ。
雷門戦では後半で石と交代する。
1年生/MF/背番号9
水色の髪の毛で両目を隠した小柄な選手。
真冬の川でも平然と泳げる凄い奴。ニンジンが元気の源らしい。
見かけによらず攻撃的なMF。
2年生/MF/背番号8
前髪は水色で後ろ髪は紺色、長く伸びた髪を後ろで束ねている。
1000枚以上の樹氷の写真を撮っている。
雷門戦で雪村の熱意に負け、本気のサッカーで試合に臨んだ。
ゲーム版では革命選抜チームの控え選手として再登場する。
2年生/MF/背番号7
赤紫色の髪で目が半開きの選手。
凍った湖に華麗な足技で穴を開け、そこでワカサギを釣るのが得意。
石のラフプレーを目の当たりにした事でフィフスに逆らう事を決意する。
1年生/MF/背番号6
綿アメのようにフワフワした白い髪で右目を隠している。
観光客が野生の動物に餌付けをしないようマナーアップ活動を行っている。
雷門戦の後半でフィフスに反逆する事を決意。雪村と共に本気のサッカーで戦った。
ゲーム版では革命選抜チームの一員として再登場する。
2年生/DF/背番号4
逆立った白髪とゴーグルが特徴の大柄な選手。
近くの港で積荷の手伝いをする事が習慣で、それで鍛えられた腕っ節が自慢。
雷門戦でフィフスの真の姿を知り、メンバーと共に反逆する事を決意する。
2年生/DF/背番号3
白色の長髪とオレンジ色のゴーグルが特徴の長身の選手。
鮭の生態について研究しており、いつか養殖ができるようにしたいと思っている。
ゲーム版では革命選抜チームの一員として再登場する。
3年生/DF/背番号2
モアイのような四角い顔が特徴の巨漢。
近所10軒分の雪かきを楽々とこなす。
チーム一の巨漢だが、雷門戦では
天馬の突破を何度も許してしまう。
1年生/GK/背番号12
控えキーパー。
青みがかった白髪にゴーグルをかけた小柄な選手。
日本の最東端からやってきた少年で、世界平和を願っている。
3年生/GK/背番号12
控え選手の1人。
色黒で、両サイドのもみ上げ部分の髪を長く伸ばしている。
エゾシカを観察し、生態系のバランスが崩れない方法を模索している。
1年生/MF/背番号14
控え選手の1人。
リスのような顔をしている。
木登りが得意で、木から木へと飛び移れるほど身軽なのが取り柄。
3年生/MF/背番号15
控え選手の1人。
長い金髪が特徴の大柄な選手。
冬山登山のエキスパートで、それで培われたタフな体と冷静な判断力が武器。
3年生/FW/背番号16
控え選手の1人。
白と水色の髪が逆立っている強面の大男。
フィフスセクターから白恋に送り込まれたシードの1人。
「グリズリー」の異名を持つ怪力無双の壊し屋で、相手を怪我させる事で喜びを感じるという危険な男。汚い染岡さん。
射月と交代直後、バランスを崩したかのように見せかけて三国とわざとぶつかり、三国を負傷させる。
その後も危険なプレイを繰り返すが、それを見た事で他のメンバーはフィフスの真の姿を知る事となり、フィフスに反逆して本気のサッカーをする道を選んだ。
ぶっちゃけコイツが投入直後に大暴れしたせいで、白恋のほとんどの選手がフィフスに反旗を翻し、白恋自体も革命側へ着く事となった。ざまあ。
監督、コーチ
現白恋中サッカー部監督。
山男のような格好をした恰幅のいい人物。
吹雪の後任としてフィフスから送り込まれた監督で、細かい戦略よりも力押しによる采配を得意としている。
勝つためならどんな汚いプレイも黙認するが、雷門に負けた途端あまりのショックにガックリと肩を落とした。
白恋中OBで元白恋中サッカー部コーチ。
日本のプロリーグで活躍する選手だったが、母校の後輩のために一時的にコーチに就任していた。
白恋がフィフスの手に落ちると円堂に助けを求め、白恋を解放するために雷門の臨時コーチを務める。
主な必殺技
氷の弾丸で相手を吹っ飛ばすドリブル技。
雪の結晶でシュートを防ぐキーパー技。アニメでは白咲が使用。
選手6人がハーフライン中央に集結し、そこに氷山を出現させて攻撃を防ぐ守備の必殺タクティクス。
圧倒的な守備力を誇るが両サイドががら空きになるという弱点があり、そこをついた雷門の新必殺タクティクス「ダブルウイング」に敗れた。