甲虫王者ムシキング

登録日:2018/06/04 Mon 00:00:00
更新日:2024/03/28 Thu 22:59:16NEW!
所要時間:約 65 分で読めます




甲虫王者



甲虫王者ムシキング』とは、セガが開発したアーケードカードゲーム。
2003年1月に稼働を開始。


●目次

◆概要

世界中に生息しているカブトムシ、クワガタムシのデータが記録されたムシカードをスキャンして呼び出したあと、技をカスタマイズし、相手のムシとじゃんけんでバトルするゲーム。

じゃんけんに勝利するだけという単純明快なルールが小学生にヒットし、これを受けてアニメ、携帯ゲーム、液晶育成ゲーム、コミカライズ、果ては映画と様々なメディアミックス作品が制作された。
それ故、キッズアーケードカードゲームの先駆けの呼び声も多い。

2008年6月、ムシキング公式大会開催数が10万回を超え、ギネス世界記録に認定された。

表向きは敵に改造され、悪に堕ちた甲虫を主人公と仲間のムシが迎え撃つという物語だが、背景をよく確認してみると、現実で問題になっている環境問題を風刺しているのが特徴であり、『エコロジー』に何かと意識しまくっていた2000年代らしい作風とも言える。


【例】
  • 全体を通して外来種持ち込みによる生態系の破壊
  • 森林火災(アダー登場編[むずかしい] 1,2話)
  • 粗大ごみの不法投棄により、汚染された森(ごみの森)
  • 地球温暖化(ねったいの森*1
  • 砂漠化(さばくの森)


◆遊び方

100円を投入した後、下から出てきたカードを受け取る。
次に「ひとりであそぶ」か「ともだちとあそぶ」を選択。
ムシカードをスキャンする場面に入ったら手持ちのムシカードをスキャン。ムシカードがない場合はカブトムシ(つよさ100)が出てくる。
ライセンスカードはムシカードの前にスキャンする。
次にわざカードをスキャン。スキャンしなかった技は「なし」になる。
必殺わざに一致しなかったわざカードをスキャンした場合は普通の必殺わざとして扱われるが、ムシカードに書かれた必殺わざと同じわざカードをスキャンした場合は「超必殺わざ」、スーパーと名の付く必殺わざと同じわざカードをスキャンした場合は「究極必殺わざ」となる*2
じゃんけんの領域でバトルが進み、ポポもしくはムシキング(ムシキングのカードをスキャンした場合のみ)から相手が出す手のヒントが示されるが、バトルが進むにつれ、ヒントが少なくなっていく。

  • アダー登場編
一人で遊ぶ場合は「かんたん」か「むずかしい」を選び、プレイスタート。
「かんたん」は物語のプロローグを、「むずかしい」はその続きの物語をプレイできる。

  • 2006セカンド以降
今までの物語を集めたオムニバス形式となり、

「さばくの森」
「かいぞう甲虫」
「ごみの森」
「ねったいの森」【タッグマッチ】
「アダー工場」【タッグマッチ】
「炎のバトル」【タッグマッチ】
「ネブはかせとたたかう」

《2007ファーストから追加》
「しろいはね」
「サナギきゅうしゅつ」【タッグマッチ】
「ブラックはかせとたたかう」

から遊びたいステージをパーとチョキで選択した後、グーで決定。


  • アダー完結編
甲虫カードをスキャンした後、グー・チョキ・パーそれぞれ1枚ずつムシカードをスキャンし、カスタマイズする。

◆あらすじ





◆登場人物&ムシ

  • ポポ
CV.進藤尚美
この作品の主人公。
虫たちがたくさん住んでいるとある森に住んでいる妖精。
アダーが操る改造甲虫に仲間の甲虫と共に立ち向かう。
アダーの計画編以降はアニメ版とほぼ同じ姿に成長した。

  • ムシキング
CV.堀井真吾
もう一匹の主人公。ポポと仲がいいカブトムシ。
名前は「森のムシの中で一番強い」ことから名づけられた。
最初は「冗談はよしてくれ」と名前をあまり気に入っていなかったが、アダーとの最終決戦時は特攻前に堂々と「ムシキング」と名乗るなど、森を守る王者の自覚が芽生えていた。

2005セカンドでカード化し、2006セカンドで究極必殺わざ「スーパーキングトルネードスロー」を会得。初めて究極必殺わざを使えるようになった中型甲虫である。
アダー完結編でアダーの過去、己の本当の強さを知り、『スーパームシキング』に覚醒。

また、ムシキングでバトルすると次に相手が出す手を分かりやすく教えてくれることがある。
【例】
  • 最初は必殺わざ「グー」で来るぞ!
  • 動きが変だ!こっちの手を読んでいるぞ! 「チョキ」を出したら負けだ!


  • アダー
CV.佐藤正治
ポポとムシキングの宿敵。
黒いローブをまとった老人のような姿をした妖精。
森を追放されたことに恨みを抱いており、森を自身の手中に収めるため、外国甲虫を改造し、森を荒らし回っている。
冷酷無慈悲な性格をしており、ムシを自身の野望を達成するための道具としか思っていない。
物語が進むごとに彼の悪行はより過激になっていくが、同時にポポ達に意味深な言葉を投げかける。
アダー登場編の最後でムシキングの突進を受けたためか、復活の森編以降は顔に傷がある姿になる。

【例】
  • 自分のものにならないならばと森に火を放ち、一面を火の海にする。
  • ポポのムシを庇い、気絶した甲虫を無理やり叩き起こし、洗脳させる。
  • サナギに改造手術を施す。
  • 熱帯の森に大量のサナギを改造する工場を設立、羽化したばかりの甲虫を無理やり戦わせる*11
  • アダー完結編からは在来種にも改造を施す。


パプアニューギニア島に生息しているクワガタムシ。
初登場は2006DS ~ダイナミックスタンド~。
つよさ100、超必殺わざはエアロキャプチャー。
アダーの計画編の真の最終ステージ「さばくの森」はムシキングとこのムシを使用しないと出現しない。


◆ムシキングオールスターズ

ムシキング研究所の所長にして、ムシキングオールスターズのリーダー。
凄腕のムシバトラーでもあり、バランスタイプの小型甲虫と特殊技を使いこなす。
好きなものはプロレス、スパゲティナポリタン。苦手なものはトマト。
好きなムシはグラントシロカブト。他にもゴホンヅノカブトやエラフスホソアカクワガタも使う。
正体はムシキングチームのディレクター、根布谷朋範氏。CGデザイナーでもあり、当時はCG・ゲームデザイン・ネブ博士とかなり多忙な三重生活だったようだ。
2006ファーストから「ネブ博士と戦う」というモードも実装された。

ブラック博士に洗脳されたブラックマスクもおり、こちらは通常時のネブ博士と異なり大型甲虫(特にヘルクレスリッキーブルーがお気に入り)と特殊技3枚を使ってくる。

  • ブラック博士
ネブ博士のライバル。
ムシキング研究所に忍び込み、ネブ博士を倒そうとしているが、毎回返り討ちにあう。ただし、時にはネブ博士を洗脳することもあり、ムシバトル以外では優秀な一面も見られる。
ネブ博士とは対照的に大型甲虫を好んでおり、中でもアクティオンゾウカブトを愛用している。また、MAXカスタマイズが好きで、逆にとくしゅわざは滅多に使わない。
正体はムシキングの真の生みの親、植村比呂志氏。

  • ムシキング・ジョニー
さすらいのムシバトラー。
ネブ博士の親友にして、全国のムシバトラーの良き兄貴分。
全国各地を旅し、公式大会を応援している。
好きなムシはネプチューンオオカブト。

正体はムシキングチームのリサーチを務めていた西山太郎氏。
かつてはとあるゲームセンターの店長を務めていたが、ムシキングの大会*12を実況で盛り上げているという噂を聞き付けた植村氏にスカウトされ、今に至る*13
この話はGBA&DSソフト『甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道』に登場する『ニシヤマ店長』の設定の基になっている。

  • ムシキング・
技の伝道師の異名を持つプロレスラー。
ムシキング研究所とプロレスリングノアのコラボにより誕生した。
セコンドはネブ博士が務める。
得意技はミストクラッシュ、アクシズスピン、ストライクバック。
好きなムシはノコギリタテヅノカブト、キプルツヤクワガタ、プラティオドンネブトクワガタ。

  • ムシキング・ジョーカー
毒々しいマスクとコスチュームに身を包んだヒールレスラー。
ムシキング・テリーのライバル。
セコンドはブラック博士が務める。

  • フクチー&ディグ
ムシキング公式大会を盛り上げるレフェリーで、対戦の実況も担当している。
通称「ジャッジマスターズ」
ディグはアダー完結編のテーマソングのボーカルを務めている。
好きなムシはフクチーはアルキデスオオヒラタクワガタ。ディグはコーカサスオオカブト

  • ムシ王
カブトムシをモチーフに開発されたロボット。
おっちょこちょいで食い意地が張っているが、どこか憎めない。
好きなムシはカブトムシ。

  • クワ王
クワガタムシをモチーフに開発されたロボット。
とくしゅ技「あいの力」を好む。
好きなムシはオオクワガタ。

ミツバチをモチーフに開発されたロボット。
ホットケーキが好物。
最後の力,必殺封じなど、蜂が登場するとくしゅ技を愛用する。
好きなムシはヒメカブト。


◆用語

●カード関係

  • ムシカード
甲虫を呼び出すカード。
属性、名前、イラスト、超必殺わざ、学術名、ムシの簡易な説明文が書かれている。
アダー完結編からは甲虫カードとして扱われ、始めから必殺技を覚えている。
つよさ180以上のムシは大型甲虫に、つよさ160または140のムシは中型甲虫に、つよさ120以下は小型甲虫に分類される。ただし、強さがめちゃくちゃ*14
小型甲虫はカスタマイズをしなければ縛りプレイ級になるが代わりに「テクニックが高いのでとくしゅわざの効果が大きい」「究極必殺わざ(スーパーわざ)が使える」などの強みもある。むしろ一部のムシを除いて究極必殺わざが使えない上にとくしゅわざの効果もあまり大きくないつよさ140が一番損をしているかもしれない*15
つよさが高いムシほど入手難易度が高く、特につよさ180(銀レア)の入手確率は1.5%程度*16、つよさ200(金レア)に至っては0.5%程度*17)である。つよさ160(銅レア)は比較的手に入りやすいが、それでも入手確率は5%程度である。
全部で80種類以上のムシが参戦したが、大型甲虫に該当するものは13種類のみ*18。アダー完結編を含めても非常に少ない*19

階級によって登場時のポポのセリフも異なり、小型甲虫(雑誌付録を除く)は「よし!◯◯だ!」、中型甲虫(ムシキングを除く)は「やった!◯◯だ!」*20、大型甲虫は「凄いぞ!◯◯だ!」になる。

公式大会に出場する人はだいたいつよさ200のカード(+とくしゅわざ3枚)を(持っていればの話だが)使ってくる。というのもタッグマッチでもない限り、つよさ200のカードを持っているのにわざわざつよさ180以下のカードを使うメリットがほぼ無いため*21
こうした事情もあって、「小型甲虫限定」「中型甲虫限定」「2匹のつよさの合計を300以下にすること」などのルールを設ける大会もあった。

ちなみにサイカブト族のムシは全てつよさ140以下。ヒナカブト族に至ってはバックレイコフキカブトとアダー完結編で登場したフンボルトヒナカブトだけでどちらも強さ100となっている*22

続編の新甲虫王者ムシキングでは大型甲虫相当の甲虫*23が大幅に増えており、旧作で小型甲虫や中型甲虫だった甲虫の一部*24も大型甲虫相当に昇格している。











  • わざカード
甲虫にわざを覚えさせるカード。
テクニックの数値が定められており、ムシのテクニックが「つよさ100はテクニック100、つよさ120はテクニック90、つよさ140はテクニック70、つよさ160はテクニック60、つよさ180はテクニック40、つよさ200はテクニック30」となっており、が足りていないと威力がほとんど上がらない。
なおスーパーわざの入手難易度は高く、入手確率はつよさ180のムシカードと同じくらいである。それでも小型甲虫の究極必殺わざよりも、つよさ200のムシのカード無し必殺わざの方が攻撃力が高い*69
初期は攻撃力のみが上昇する仕組みになっていたが、2005ファーストからはわざカードを装備すると攻撃力と同じくらい体力も増えるようになった。これは元々の体力が低い小型甲虫に対する救済措置とも言える。その代わり、つよさ100甲虫の究極必殺わざ装備による攻撃力の上昇値は引き下げられてしまった。

ムシカードのつよさとわざカードのテクニックによって、相性およびつよさの強化値が変わってくる。


  • とくしゅわざ
昆虫を呼び出し、あいこダメージ無効化や体力回復などでサポートしてもらう技。
「アダー完結編」からは昆虫カードとして扱われる。
なおつよさ200のムシの場合、元々の攻撃力・体力が非常に高い上に超必殺わざを装備させてもあまり上昇しない。特につよさ200のアタックタイプの場合、わざカード無しでもサタンオオカブト(超必殺わざ+相性◎わざ2つのMAXカスタマイズ)を除く全てのムシを必殺わざ2回以内で倒せるため、通常のわざカードをカスタマイズするメリットがほぼない。むしろ必殺わざを含めた3つ全てのわざを特殊わざにした方が良いとも言われている。




  • アダーコレクション
アダーが操る赤目甲虫を呼び出せるムシカード。1億枚突破記念から登場。
登場シーンは木の洞から赤い目を光らせた後、それを破壊して現れる。
登場時のアダーのセリフはポポと異なり、甲虫の階級に関係なく「いでよ!◯◯!」になる。カスタマイズの相性確認もアダーが担当する。
該当する虫は「フォレストグリーンまでに登場したつよさ100~140*71」だったが2005セカンドでマンディブラリスフタマタクワガタが追加されて以降は、つよさ160~200の一部のムシが加わることがある。
しかし、つよさ160以上のアダーコレクション入りは、そのカードはもうすぐ排出を終了する事を暗示している。アダーコレクションが追加されたつよさ160以上の甲虫は、次の次のバージョンからカードが排出されなくなる。唯一の例外はパラワンオオヒラタクワガタ。

ちなみにDSソフトではある裏技を使えば、本来アダーコレクションが登場していない甲虫*72もアダーコレクションとして参戦させることが可能になっている。


  • ライセンスカード
ゲームの付録や、公式大会で優勝した際に入手できるカード。
ムシをスキャンする前にスキャンすると肩書きが変化したり、特殊なエフェクトが加わる。

アダー完結編では「むしつかいのあかし」は日本の虫、「ニジノモンショウ」はオセアニアの虫を強化できる。この2種のライセンスカードは通常排出。

  • バージョン一覧

●バトル関係

  • 性格
ムシそれぞれに設定されている能力の傾向の目安。2003秋第2弾から追加された要素。
スーパーアタックタイプとスーパーディフェンスタイプは2004セカンドから追加された。

【バランスタイプ】
攻撃力、体力共に水準。
それほど好戦的な性格ではない「アクティオンゾウカブト、ヘルクレスオオカブト、オウゴンオニクワガタ、ネプチューンオオカブト、ゴホンヅノカブト、プラティオドンネブトクワガタ、アカアシクワガタ、パプアキンイロクワガタ、グラントシロカブトなど」が選ばれていることが多いが、性格導入初期から凶暴な性格の「マンディブラリスフタマタクワガタ、ラコダールツヤクワガタ、コガシラクワガタなど」や大人しい性格の甲虫「エレファスゾウカブト、ゴホンヅノカブトなど。」がバランスタイプになっていることもある。
なお、2003秋第1弾までの性格なしもこのバランスタイプと事実上同じで、違いはバーコードと性格の表示の有無くらいである。ただし、「GCへの道」「GCへの道2」ではムシカードなしのカブトムシを除いて性格なしのムシカードが使えない他、アダーコレクションには性格なしのムシカードはない。

【アタック(スーパーアタック)タイプ】
バランスタイプと比べると必殺わざが10(20)、他の技が5(10)高く、体力は20(40)低い。
主に好戦的な性格をしている「タランドゥスツヤクワガタ、ギラファノコギリクワガタ、マルスゾウカブト、セアカフタマタクワガタ、ミヤマクワガタ、フェモラリスツヤクワガタ、アトラスオオカブト、日本カブトムシ、ヒメカブト、ノコギリタテヅノカブトなど」がアタックタイプまたはスーパーアタックタイプになっていることが多いが、それほど好戦的ではない甲虫「ヘルクレスリッキーブルー、アヌビスゾウカブト、クロゴホンヅノカブトなど。もっとも、リッキーブルーに関しては「怒らせると怖い」という補足が加えられているが。」が選ばれていることもある。
一部の甲虫は同じ種類でもカードのバージョンによってアタックタイプかスーパーアタックタイプかが異なる場合がある。
なお、つよさ200とつよさ140の甲虫にスーパーアタックタイプは存在しない。

【ディフェンス(スーパーディフェンス)タイプ】
バランスタイプと比べると体力が20(40)高く、必殺わざが10(20)、他の技が5(10)低い。
スーパーディフェンスタイプを所持しているムシは『サタンオオカブト』のみ。スーパーアタックタイプは後述の「スーパーアタックタイプ版カブト丸」を除いても「アルキデスオオヒラタクワガタ、ファブリースノコギリクワガタ、アルケスツヤクワガタ、スティーブンスツヤクワガタ、パラワンオオヒラタクワガタ(2005セカンド以降)、コーカサスオオカブト(2006ファースト以降)、ヒメカブト(雑誌付録)、ヒラタクワガタ(雑誌付録)、キング(2007年雑誌付録)」の9種がいる。
主にあまり争いを好まない、おとなしい甲虫「ギアスゾウカブト、ヒルスシロカブト、オオクワガタ、ヒメゴホンヅノカブト、ムナコブクワガタ、サビイロカブトなど」が選ばれていることが多い。が、実際には気性が荒いのだけれどディフェンスタイプになっている「グランディスオオクワガタ、ディディエールシカクワガタ、フォルスターフタマタクワガタ、スジブトヒラタクワガタなど」も一部存在する。
ちなみにつよさ200の甲虫にディフェンスタイプは存在しない。

  • 超必殺わざ
そのムシが最も得意としている必殺技。通常の相性◎の必殺わざよりもつよさの強化値がやや大きい。
2004ファースト拡張パックまでに登場した甲虫は他のもう1種類の甲虫と共通の超必殺わざ(と究極必殺わざ)*84が設定されていたが、2004セカンド以降に初登場した甲虫については基本的にその甲虫1種類のみの専用の超必殺わざ(と究極必殺わざ)が割り当てられている*85
また、ヘルクレスリッキーブルーを除くつよさ200の甲虫とオオクワガタ、ミヤマクワガタはカードが排出された時期によって超必殺わざが違う。


  • 究極必殺わざ
超必殺わざを超える威力を持つ必殺技。別名スーパーわざ。
小型甲虫と一部の中型甲虫のみ使用できる。アダー完結編以降も使用できや中型甲虫は増えていった。
元々のスペックが低過ぎる小型甲虫に対する救済措置として2003秋第1弾から導入された。2006セカンドからは一部の中型甲虫も使えるようになった。


  • MAXカスタマイズ
「超必殺わざ(究極必殺わざが使える場合は究極必殺わざ)+相性◎のわざカード2枚(とくしゅわざを除く)」を装備した状態のこと。

一見良いように見えるものの、
  • とくしゅわざの特殊効果が使えない。
  • MAXカスタマイズをしてもせいぜい1〜2ランク格上の甲虫に追いつけるか追い越せるかどうかくらいまでしかつよさが上昇せず*87、つよさ180以下の甲虫がつよさ200以上になることは無い。
などの理由から実はあまりオススメできないとされている。

なお2006セカンド以降はMAXカスタマイズをした場合、カスタマイズによる強化値を確認する場面でポポが「凄いぞ!MAXカスタマイズだ!」と言う。


  • ゆうきの一手
相手の必殺技に負ける手を出すこと。
「ネブはかせとバトル」でネブはかせ級を取るならば必須のテクニック。
また、とくしゅ技「ゆうきのいちげき」の発動条件でもある。

  • タッグマッチ
2匹のムシを呼び出して戦うバトル方式。
カウント「7」か「2」の時にじゃんけんの手を決定した後、もう一度そのボタンを押し、勝利すると控えとタッチできる。
負けると控えが気絶し、しばらく交代できなくなる。
控えにいる間は体力が回復する(回復量はタッグ相性で変化)。
「同じ属名」「つよさ合計300以下」の条件を両方とも満たすとタッグ相性が◎、片方だけ満たすと〇、両方とも満たしていないと相性が△になる。
例外としてムシカードをスキャンしなかった場合に登場するカブトムシはどの甲虫と組み合わせても必ず相性△となる。
タッグ相性が良いと合体技の威力が増すほか、タッチの条件が緩くなる*88
同属のムシが多いディナステス属やドルクス属、オドントラビス属などに有利なルールとされる。逆に1属1種のムシは非常に不利となる。

2005セカンド以降は一人用モードでもタッグマッチが導入され、「復活の森編」と「アダーの計画編」ではタッグ相性が△の場合は「最後のお話」に進めないという罠もあった。

2006セカンド以降は以下のルールに変更された。
  • カウント数に関係なく、ボタンを2回連続で押せばいつでもタッチできる。
  • タッチに失敗してもペナルティがなくなった。
  • 1匹倒せばそこで決着

一部の相性◎の組み合わせではタッグネームが発動し、特有の合体わざや合体超必殺わざが使える。ただし固有名詞付き虫での代用は効かない。


  • スペシャルステージ
2006セカンドから登場。
ステージをクリアした際、1級を取ると自動的に移行する。
相手が最初と、それ以降ときどき行う動き「見たこともない動き」は出す手が完全ランダムなため、難易度は高い。
また、ほとんどの場合、相手はMAXカスタマイズであり、小型甲虫や一部の中型甲虫は究極必殺わざも使ってくる。
裏モードでは木が倒れたり、木の欠片が遠方からこちらに降り注ぐ「嵐のステージ」で戦う。

  • 裏モード
ステージをクリアした際、表示されるコマンドを覚えた後、次回クリアしたステージを遊ぶ際にコマンド入力しながらステージを選ぶと遊べるモード。
最初の戦いから上記の「見たこともない動き」をしてくるため、クリアする&スペシャルステージに行くにはかなりの運がからむ。
相手のムシの技カスタマイズは全体的に甘い*90が、出す手の複雑さでカバーしている。

  • ガンガンあいこ
アダー完結編から登場。
相手と同じタイミングでボタンを押した際にあいこになると発動。
ボタン連打でゲージを伸ばし、相手に勝てば自身のあいこダメージが少なくなり、相手のあいこダメージが増える。

  • きせきのふっかつ
アダー完結編から登場。
ストーリーモードで相手の技を喰らって戦闘不能になった際、一度だけボタン連打で少し体力を回復した状態で復活できる。

  • チップ
アダー完結編から登場。
六角形のじゃんけんアイコンそれぞれに6マス中、数個組み込まれている。
時計回りに動く枠をチップに止めて勝利するとカスタマイズした甲虫やお助け虫が乱入し、技を放つ。

  • ファイナル必殺
アダー完結編から登場。
バトル3以降ときどき発生する特殊な必殺技。
じゃんけんに勝利するとファイナル必殺モードに入り、ボタン連打でゲージを満タンまで溜めて放つ。
カスタマイズ次第では1000以上のダメージを叩きだすほどの威力を持つ。

◆敵の攻撃パターン

ポポとアダーが登場するストーリーモードでは、敵の行動パターンが決まっている。
先述の通りムシキングを使っている場合はムシキングがヒントを出してくれる。しかもポポより分かりやすい。


◆派生機

  • 甲虫王者ムシキング ポポの冒険編
ジャンルはRPG。
アダーの手下のスズメバチに襲われ、毒にやられた母親を救うため、スズメバチゼリーを手に入れる旅に出る物語。
2006セカンドからは新キャラ「ピピ」とアゲハチョウをめぐる物語が加わった。

ムシをレバーで動かし、立ちはだかる赤目甲虫を倒しつつ、蜜を手に入れて「ゆうき」の数値を上げながらステージを攻略する。
今や当たり前になっているICカードセーブ方式を最初に取り入れたことで有名。

  • 甲虫王者ムシキング 対戦バトラーズターミナル
対人戦に趣きを置いた筐体。
ボタン部分はカンニング防止のカバーが張られているなど、徹底した作りになっている。
バトルライセンスカードを購入すれば全国ランキングなどのデータを記録できる。
2007 Ver.1.0では限定カードとして、ムシキング研究所オールスターズ愛用の甲虫が5種類登場*91

  • 甲虫王者ムシキング スーパーコレクション
事実上のニンテンドーDS移植ソフト。2020年現在で唯一の旧カード使用手段
付属のカードリーダーで2007ファースト(5周年コレクションカード第2弾)までのすべてのカード*92に対応しており、同じカードのバーコード違い*93もすべて個別に認識しコレクションに登録される*94
ストーリーも2006セカンド以降のものはアーケード版と同内容、それ以前のストーリーも「ムシキングヒストリー」としてムシは固定でイベントシーンが静止画だがすべて収録されている。
もちろん対戦モードもアーケード版と同じものを収録。
独自要素として「そだててぼうけん」モードがあり、ここで育てたムシは付属の専用カードに登録して本編で使用可能。
ただ、移植に多少無理があったのかグラフィックは劣化しており、ゲームスピードも遅くなってしまっている*95
カードリーダーはGBAスロットの「ダブルスロット」の要領で使用するため、DSi以降のハードではカードを読めない(登録したコレクションからの使用はできない)が、ゲーム自体はできる。というかヒストリーモードはカスタマイズ固定なので関係ない。

◆後継機

  • 古代王者 恐竜キング
戦うのが恐竜になっており、じゃんけんによる攻防を始めとして多くのシステムが本作と共通しているものの、やや複雑なゲームシステムになっている。
最大の特徴として「」といった属性による優劣がある。
こちらもテレビアニメや漫画、携帯ゲームにもなるほど人気になったが、ゲーム史においては本作や『オシャレ魔女ラブandベリー』の影に埋もれてしまいがち。

  • ムシキングバトル 合虫ガッツ!!
小学館との共同開発の元で製作されて稼働していたムシキングの実質続編。
ただし、ムシキングの世界観は一切引き継いでおらず、ゲームシステムも大きく変更されている。
合虫ガッツで登場した虫限定でムシキングのカードを使用可能だが、性能はあまり強くない調整となっている。
後述の新甲虫王者ムシキングよりも続編としての仕様は強いが、えらくかけ離れた世界観や変化したゲームシステムは旧来のファンからは賛否両論だった。
初代ムシキング程のヒットは飛ばせず、すぐに稼働が終了した。

  • 新甲虫王者ムシキング
ストーリー上の世界観は引き継いでいないが、甲虫王者ムシキングの名前を持つ正当後継作品(ムシキングシリーズとしては三代目)。
同時期に稼働終了した『ヒーローバンク アーケード』の筐体を使用していることから、そちらの後継機としての側面も持つ。
従来のじゃんけんのゲームシステムの他、「Vガジェ」という特殊なアイテムも存在するのが特徴的。
合虫ガッツとは違って旧ムシキングのカードは一切使用できず、その代わりか期間限定キャンペーンで旧カードやヒーローバンク用のカードでVガジェ獲得用のスタンプを貰えるという措置が取られた。

2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により6月4日を『ムシキングの日』として認定・登録された。


◆他作品とのコラボ・パロディ

漫画「ハヤテのごとく!」のヒロイン、三千院ナギの自宅にムシキングの機体があり、白熱のバトルを繰り広げた*96
ちなみに作者の畑健二郎先生は小学生とムシキングで対戦したが、負けたとのこと*97

同じくセガが開発したゲーム「龍が如く 極」にミニゲーム「昆虫女王メスキング」が登場。


◆弊害

本作のブームを受け、世界の甲虫の生態やバトルの特番が放送されたり、祭りの屋台やデパートで外国甲虫が販売されてきたが、実際の外国甲虫は種にもよる*98が気性が荒い個体や気温の変化に敏感な個体、大食らいが多く、日本のカブトムシ・クワガタムシと同じ感覚で飼うと確実に痛い目を見る。
そのため、最後まで飼いきれずに野に解き放って野生化し、外来種となって在来種を駆逐したり、交雑によって遺伝子汚染をもたらす*99などして、日本の生態系を脅かしている。下手したら作中の設定と同じである
昆虫採集の際に外国甲虫らしき個体を見つけた場合はその場で拾って自分で飼うか飼ってくれる人を探すか駆除、標本家は標本キットなどに付属している専用の毒薬で毒殺、保健所や市の環境課に連絡するのが望ましい。
在来種外来種問わず、ペットはきちんと最後まで責任を持って飼うべし。





項目はこれからもどんどん作られる。
もはや以前のアニヲタWikiなどどこにもないのじゃ!

わしは止めんぞ。アニヲタWiki(仮)の項目を追記・修正して良項目にするのをな!
さらばじゃ!

アダー!!


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最終更新:2024年03月28日 22:59

*1 もっとも、こちらも外来種(植物でも外来種となる)による生態系の破壊といえる。

*2 余談だが、後年ネブ博士ことゲームデザイナー根布谷氏が明かしたところによると、わざのキラ版として「スーパーダンガン」を作って!というとあるプレイヤーのお願いが究極必殺技のルーツであるという。その「ダンガン」は根布谷氏が手がけたお気に入りだったとか。

*3 通常時の4割程度。ただしカスタマイズによるパワーアップ量は変わらない。

*4 カスタマイズやタッグ相性によるパワーアップ量は他のモードと変わらない。

*5 甲虫の改造を行っているのはつよさ180~200の甲虫。

*6 流石にこの時は登場していないマルスゾウカブトとヘルクレスエクアトリアヌスは除く。

*7 ただしそのうちの2匹は体力が半分しか無い。

*8 プレイヤーのタッグ相性によって敵の強さが変わる。相性◎の場合は強さ140と強さ160の2匹、相性◯の場合は強さ180と強さ200の2匹となる。

*9 ムシキング以外の日本甲虫

*10 1匹目は強さ180(わざカード無し)、2匹目は強さ200(超必殺わざと特殊わざ2枚を装備)のいずれかのムシ。ただし羽化直後は本来のつよさより60も低くなっている。

*11 もちろん実際にやったら相手がカナブンなどでも即死。本作でも2006ファースト以降は羽化した直後は強さが引き下げられている

*12 当時はまだ公式大会は開催されていなかった

*13 甲虫王者ムシキング パーフェクトガイド2008収録「ムシキングをつくった男たち」より

*14 特にコーカサスオオカブトやパラワンオオヒラタクワガタなどはリアルでは最強クラスの実力を持っているにもかかわらず、知名度の高さから初期に登場しておりゲームバランスの調整のため強さが過小評価されている。

*15 また、MAXカスタマイズ(究極必殺わざまたは超必殺わざ+相性◎わざ2つを装備)の場合、つよさ140のムシ(オオクワガタ、ホペイオオクワガタ、ミヤマクワガタを除く)は167まで上がるが、つよさ120のムシは168まで上がるため逆転現象すら起こってしまう。

*16 200枚中3枚しか入っていない。付録カードになどにもなっていない。

*17 200枚中1枚しか入っていない。ゲーム機から排出されないカードはアダー完結編になる寸前でようやく出た(バーコードは通常排出と同じ。

*18 2004セカンドプラスまではだいたい3ヶ月おきに新規の大型甲虫が追加されてきたが、それ以降は2006セカンドでマルスゾウカブトが新規参戦したのみ。

*19 アダー完結編で新規参戦したムシの中ではヘルクレスエクアトリアヌスと改造コーカサスオオカブトが大型甲虫に該当する。

*20 アダー完結編で中型甲虫相当に昇格したエラフスホソアカクワガタを含む。

*21 ただしつよさ180のスーパーアタックタイプ(パラワンオオヒラタクワガタとコーカサスオオカブト)やスーパーディフェンスタイプ(サタンオオカブト)に関しては、それぞれ攻撃力または体力の最高値を保有していることから、比較的使用頻度が高かったと言われている。

*22 他のカブトムシは全て真性カブトムシ族に分類される。また、つよさ160以上のカブトムシ類はムシキングを除き、ディナステス属・カルコソマ属・ゾウカブト属のいずれかに分類される。

*23 新規参戦したマレーコーカサスオオカブト、スマトラオオヒラタクワガタ、ウエストウッドオオシカクワガタ、ジュダイクスミヤマクワガタ、アンタエウスオオクワガタ、インターメディアツヤクワガタなどを含む。

*24 アトラスオオカブト、ゴホンヅノカブト、ノコギリタテヅノカブト、ヘルマンミヤマクワガタ、フェモラリスツヤクワガタ、インペリアリスツヤクワガタ

*25 見た目はアクティオンと似ているが、アクティオンと異なり体に艶があることで区別できる。

*26 わざカード無しで考えた場合、つよさ200のアタックタイプとつよさ180のスーパーアタックタイプの攻撃力は同じ。ただし「わざカードによる攻撃力・体力の上昇値はつよさ180の方が大きい」「体力自体はつよさ180の方が低い」という違いはある。

*27 他のノコギリクワガタ属は全て小型甲虫であり、中型甲虫すら存在しない。

*28 もっとも、これに関しては「体が大きいので天敵が少ないから」という理由もあるが。

*29 ただし2007夏シャイニングのシークレットカードは性格導入前のバーコードのため超必殺わざもローリングドライバーであった。

*30 全亜種でみられ、「百獣大戦アニマルカイザー」では上翅の青白い原名亜種が「ブルーヘラクレス」として登場する。

*31 復活と同時に、シークレットにもなった。

*32 ただし脚の筋肉が発達しているため相手を前に押し出す力は強い。また、挟む力も弱くはなく、相手の脚をちょん切ることもある。

*33 ゾウカブトでもアクティオンやマルスのような毛が生えないタイプは闘争心が強く、逆にエレファスやギアスのような有毛種は臆病な個体が多いと言われている。

*34 他にも「ヘルクレスオオカブト(またはヘルクレスリッキーブルー)とサタンオオカブト」「グランディスオオクワガタとパラワンオオヒラタクワガタ」などが大型甲虫同士で相性◯にできる組み合わせである。

*35 ちなみにギラファノコギリクワガタの超必殺わざの攻撃力は118。

*36 2007夏シャイニングにはアダーコレクションが存在しない。

*37 ただし攻撃力はアルケスツヤクワガタ(つよさ160、スーパーアタックタイプ)の方が高い。また続編には旧作でいうつよさ200相当のインターメディアツヤクワガタも参戦している。

*38 ちなみにヘルクレスリッキーブルーの超必殺わざの攻撃力は118。

*39 改造コーカサスオオカブトは通常盤と別カード扱いだが、アダー完結編ではタッグマッチが廃止された

*40 敵専用だったディフェンスタイプのアクティオンゾウカブトとディフェンスタイプのヘルクレスオオカブトを除く。

*41 MAXカスタマイズ後は238。

*42 ケンタウルスオオカブト(つよさ140、バランスタイプ)と同じ。

*43 そもそも本作では闘争心は強さに影響しない。

*44 英語版では「Parry Stag Beetle」の名称で登場した。パリーオオクワガタは登場時期の関係上、英語版では登場しない。

*45 しかもカードの説明文でも「2つに分かれたアゴの先を上手く使って戦う」と書かれており、アタックタイプでもおかしくないような解説だった。

*46 この弾ではディナステス属(ヘルクレスオオカブトやネプチューンオオカブト、シロカブトの仲間)とドルクス属(オオクワガタやヒラタクワガタの仲間)のカードのみが排出されていた。

*47 元々は2007ファーストで初登場させる予定だったのだが、2007ファーストの稼働開始時期が大幅に遅れてしまったため先行参戦することとなった。

*48 スペシャルステージまで遊びたい場合はパプアキンイロクワガタのカードも必要。

*49 気性が荒い、木の汁が大好きなど。また、そのためバランスタイプであるにもかかわらず「気性が荒い」と書かれていた。

*50 ドルクス属とディナステス属のどちらにも該当しないため。

*51 北半球の甲虫であるため。

*52 特にペットショップで販売されている個体は、下手すりゃ日本のカブトムシより小さい場合もある。

*53 おそらくスーパーディフェンスタイプとして実装する予定だったと思われる。赤い体のコクワガタも同様。

*54 オドントラビス属には大顎が長くなる長歯型の個体と、大顎が短いが挟む力が強い短歯型の個体がいる。

*55 続編の新甲虫王者ムシキングを含むならタケゾーも。

*56 ノコギリクワガタ、コクワガタ、ノコギリタテヅノカブト、ムナコブクワガタはそれぞれ1種類ずつ固有名詞付き甲虫が存在する(ただしノコギリクワガタは続編の新ムシキングにコジローが登場している。

*57 ただこれに関してはタイで行われているヒメカブトの相撲「メンクワン」のおかげで好戦的なイメージが付いただけで、実際にはおとなしい性格であるという説もある。

*58 他のホソアカクワガタはアダー完結編になってから登場した。

*59 特に相手がブルロックを装備したパラワンオオヒラタクワガタやローリングドライバーを装備したコーカサスオオカブトだった場合、カスタマイズで体力を上げたとしても必殺技を食らったら一撃でゲームオーバーになってしまうため非常に危険である。

*60 アダーの計画編は「続きのお話」以降がタッグマッチとなっており、そのうち1匹を「ムシキング」にしなければ「最後のお話」で終了し、「本当の最後のお話」に行けない。さらに2匹目をパプアキンイロクワガタ」にしなければ「本当の最後のお話」は3ステージ目で終了し、4ステージ目の「砂漠の森」に行けない。

*61 実はムシキング以外の日本甲虫では唯一である。

*62 稼働中からは別属として扱われるようになったが、ゲーム上では学名は変更されなかった。

*63 『ザックの冒険編』ではハスタートノコギリクワガタの「ヒッキー」、サンボンヅノカブトの「スリーサイズ」、森の救世主ではパプアキンイロクワガタの「パンプキン」も登場しているが、カード化されなかった。

*64 ちなみに実際には羽化直後の甲虫というのはものすごく体が弱く、ちょっとした刺激でも即死してしまう危険性があるため絶対に戦わせてはいけない。

*65 当時はまだスーパーアタックタイプのコーカサスオオカブトが登場していなかったため。

*66 つよさ290+ローリングドライバーによる強化値

*67 特にプラティオドンネブトクワガタがオススメ。

*68 本作における緑(強さ140以下)に相当。

*69 例えばグラントシロカブト(つよさ100、バランスタイプ)にスーパートルネードスローを装備させるとパーの攻撃力が90になるが、ヘルクレスオオカブト(つよさ200、バランスタイプ)はわざカード無しでもパーの攻撃力が100もある。

*70 初期ははんげきかいふくと同じアゲハチョウだった。

*71 実際のゲームでは敵として登場するのが「しろいはね」「さなぎきゅうしゅつ」のスペシャルステージとアダー完結編だけだった日本甲虫含む。

*72 「ムシキング」や小学館の雑誌付録を含む。

*73 フォレストグリーンで復活したが、アダーコレクションは復活しなかった。アダーコレクションと究極必殺わざの両立はできる。

*74 必殺ふうじ、最後の力、あいこやぶり、必殺よこく、あせらせ、はんげきかいふく

*75 ムシキング、カブトムシ、オオクワガタ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ミクラミヤマクワガタ

*76 ただし、パリーオオクワガタはこの頃まだ参戦していなかったため不参加。

*77 元々は映画の前売り券の特典カードだったのだが、大ヒットを記念して筐体からも排出されるようになった。

*78 ただし特典カードのスジブトヒラタクワガタやホペイオオクワガタ、2007夏シャイニング仕様のカード、2007ファーストの羽が黒いヘルクレスオキシデンタリスは登場せず。

*79 例えばパラワンオオヒラタクワガタの場合、「性格なし」「アタックタイプ」「スーパーアタックタイプ」「アダーコレクション」の4種類がこのバージョンで排出された。

*80 こちらも2007夏シャイニング仕様のカード、2007ファーストの羽が黒いヘルクレスオオカブトは登場せず。

*81 例えばアクティオンゾウカブトの場合、「性格なし」「超必殺わざ:ガンガンスマッシュ」「超必殺わざ:サマーソルトプレス」「アダーコレクション」の4種類がこのバージョンで排出された。

*82 アダー完結編以前にタッグネームが発動した組み合わせであればどちらの順番でも合体わざが発動するが、新たに登場した組み合わせは順番通りでないと発動しない

*83 ヘルクレスオオカブト(ディナステス属最大)、エレファスゾウカブト(ゾウカブト属世界最大)、ギラファノコギリクワガタ(ノコギリクワガタ属世界最大)、パラワンオオヒラタクワガタ(ドルクス属世界最大)など。

*84 例えば、「スーパートルネードスロー」はカブトムシとグラントシロカブトが究極必殺わざとして使用できる。

*85 ただし特典カードのホペイオオクワガタ(フォレストグリーン以降のオオクワガタと共通)、スジブトヒラタクワガタ(ヒラタクワガタと共通)は例外。

*86 わざカードによって体力が上昇しない2004セカンドプラスまでは+60だった。

*87 唯一つよさ100の甲虫のみMAXカスタマイズで3ランク上のつよさ160まで上昇するが、元々が弱すぎることを理由とする救済措置でしかない。

*88 相性◎:いつでも、相性◯:体力ゲージが緑〜黄色、相性△:体力ゲージが緑のみ

*89 スーパーアタックタイプのカードでの代用は可能。

*90 相性△がほとんど。スペシャルステージ除く

*91 ネブ博士スペシャル:ゴホンヅノカブト、エラフスホソアカクワガタ,ブラック博士スペシャル:アクティオンゾウカブト,ムシ王スペシャル:カブトムシ、ヒルトゥスヘラヅノカブト

*92 「むしつかいのあかし」に限りアダー完結編のカードも使用できる。

*93 性格追加前後、超必殺技変更前後、緑バーコードなど。

*94 コラボカードやライセンスカードも当然使用可能。なお、実は実際のカードが作られなかったものまでデータが存在しており、正規の方法ではコンプ不可能。

*95 技の演出が明らかに低速化している。トドメ時のスローモーションやリピートまでそのまま再現しているため技によってはかなり時間がかかってしまう。なお、3DS系統でプレイすると速くなるのでDSのスペックの問題だろう。

*96 単行本3巻 第4話「街中で子供に負けたのが悔しくてついカッとなってやった。でも後悔はしていない」

*97 甲虫王者ムシキング5周年コレクション第2弾 ラティペニスツヤクワガタ コラムNo.113より

*98 虫に限った話ではないが、事前に食性や寿命や最適な環境を調べておこう。

*99 実際にオオクワガタ種、ヒラタクワガタ種が遺伝子汚染の被害を受けている。在来種であっても本来の地域にいない生物を放すと遺伝子汚染の恐れがある。