アイドルマスター シャイニーカラーズ

登録日:2018/05/29 (火) 03:25:09
更新日:2024/01/24 Wed 16:52:57
所要時間:約 6 分で読めます








出典:アイドルマスター シャイニーカラーズ公式サイト、https://shinycolors.idolmaster.jp/
2021年4月24日閲覧、(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.、(C)BXD Inc.

概要

『アイドルマスター シャイニーカラーズ』とは2018年4月24日に配信を開始したスマートフォン向けブラウザゲーム。略称は『シャニマス』
配信会社はバンダイナムコエンターテインメント。開発はBXD、配信プラットフォームはenza。


『enza』はHTML5を活用した新プラットフォームであり、インストールせずにスマホ・PCのどちらでもプレイ可能。
ゲストプレイも可能だが『enza』のアカウントを持っていないとデータの保存がブラウザ依存のため、PC・スマホのキャッシュを消すと途中からの再開ができない。

スマホでの対応端末は、
  • iOS搭載スマートフォン
端末:iPhone7以降の端末(iPhone8,iPhone X等)
ブラウザ:mobile Safari

  • Android搭載スマートフォン
OS:Android5.0以降(※アップデートによってAndroid5.0以降になった端末を除く)
ブラウザ:モバイル版Google Chrome(※Chrome 42.0.2311.111以降)
メモリ:2GB以上のRAM
(Galaxy S6 edge以降での動作を確認)

2019年3月からはアプリ版の提供も行われている。プレイデータは共通化可能。

2024年春よりTVアニメが放送予定。放送に先駆けて2023年10月より全国の映画館にて先行上映も実施される。
765プロオールスターズシンデレラガールズSideMミリオンライブに続く形となり、2023年現在動きのあるアイマス5作品の全てがアニメ化されたことになる。

また、2023年11月14日からは、本作を元にした派生アプリゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism」がサービスを開始している。
ジャンルとしてはいわゆる音ゲーとなり、本作に関連した楽曲でリズムゲームをプレイすることとなる。3Dで動くアイドルたちのコミュやライブも見ることが出来る。略称は『シャニソン』。

あらすじ

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」は 「アイドル育成&ライブ対戦」!
あなたは新事務所「283(ツバサ)プロダクション」のプロデューサーとなり、所属するアイドルたちをプロデュースします。

目標はアイドルを育成し、トップアイドルを目指すこと。
もちろん、アイドルとの「コミュニケーション」要素も盛りだくさん!

(公式より引用)


登場人物

(アイドルごとの解説は個別記事を参照)

・illumination STARS(イルミネーションスターズ)

『瞳に輝く、無限の可能性』
最初に発表された。小さな光を宿す少女たちで結成された、新世代のアイドルユニット。
いわゆる信号機ユニット。
メンバーは櫻木真乃(CV:関根瞳)、風野灯織(CV:近藤玲奈)、八宮めぐる(CV:峯田茉優)

・L'Antica(アンティーカ)

『回せ、錆びついた運命の鍵を』
18年2月14日に事前登録数20万件を超えた事で発表された、ゴシックでクールな革命的アイドルユニット。
メンバーは月岡恋鐘(CV:礒部花凜)、田中摩美々(CV:菅沼千紗)、白瀬咲耶(CV:八巻アンナ)、三峰結華(CV:成海瑠奈⇒希水しお)、幽谷霧子(CV:結名美月)

・ALSTROEMERIA(アルストロメリア)

『花ざかり、私達の幸福論』
18年2月21日事前登録者28.3万人突破記念として公開された、ポップでハッピーな3人組アイドルユニット。
メンバーは桑山千雪(CV:芝崎典子)、大崎甜花(CV:前川涼子)、大崎甘奈(CV:黒木ほの香)

・放課後クライマックスガールズ

『女の子はいつだって放課後がクライマックス!』
18年3月5日に事前登録41.2万人記念として公開された、個性と個性がぶつかり合う全力系アイドルユニット。
メンバーは小宮果穂(CV:河野ひより)、園田智代子(CV:白石晴香)、西城樹里(CV:永井真里子)、杜野凛世(CV:丸岡和佳奈)、有栖川夏葉(CV:涼本あきほ)

・Straylight(ストレイライト)

『身に纏うは迷光、少女たちは偶像となる』
19年3月10日『1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY』のDAY2にて発表された。実在と非実在を行き来するカリスマ的アイドルユニット。
メンバーは芹沢あさひ(CV:田中有紀 )、黛冬優子(CV:幸村恵理)、和泉愛依(CV:北原沙弥香)

・noctchill(ノクチル)

さよなら、透明だった僕たち(チルアウト・ノクチルカ)
20年3月22日『2nd Anniversary前夜祭!新情報大公開SP』にて発表された。幼なじみ4人で結成された、透明感あふれるアイドルユニット。
メンバーは浅倉透(CV:和久井優)、樋口円香(CV:土屋李央)、福丸小糸(CV:田嶌紗蘭)、市川雛菜(CV:岡咲美保)

・SHHis(シーズ)

『耀いて、スパンコール・シャンデリア』
21年3月21日『THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY』2日目にて発表された。スパイシー&ガーリーなダンスポップユニット。
メンバーは七草にちか(CV:紫月杏朱彩)、緋田美琴(CV:山根綺)

・CoMETIK(コメティック)

『新時代到来の予兆、黒色彗星(カラーレス・アイドル)』
23年7月23日『THE IDOLM@STER SHINY COLORS 283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE 我儘なまま』2日目にて発表された。
元々ライバルキャラであったルカは、283プロダクション加入当初はソロアイドルとして活動しており、その後ユニット結成と残りのメンバーの加入がアナウンスされている。
メンバーは斑鳩ルカ(CV:川口莉奈)、鈴木羽那(CV:三川華月)、郁田はるき(CV:小澤麗那)

プロデューサー

CV(アニメ版):夏目響平
プレイヤーの分身である男性プロデューサー。
アイドル達をスカウトしたり書類審査で選んだり、オーディションを開いたりして入所させている。
現在確認できる限り、社長を除く283プロダクション唯一の正社員。
ゲーム自体の作りが初代に近いという事もあって劇中でも割と喋るタイプのPであり、人となりを推察できるシーンも多い。
一人称は「俺」で、アイドルに対する話し方はフレンドリーなタメ口。最年長の千雪に対してもタメ口呼び捨てなため、年齢は25歳前後と思われる。*1
プロデューサーとしても有能だが、本人も白コートの高身長*2イケメン*3とやたらにハイスペックであるらしく、
メディアミックスでも大体明らかにイケメンになっている。
パーフェクトコミュニケーション達成時の(よし、楽しく話せたな)という謎の自信に満ちたモノローグは状況によってはアイドルとの会話が噛み合っているとは言えない場合もあるため度々ネタにされる。

七草はづき(ななくさ はづき)

CV:山村響
283プロダクションの事務員。ログインボーナスを渡したり、チュートリアルをしてくれたり。
実は正社員ではなくアルバイトであり、さらに掛け持ちまでしているためいつも眠そうにしている。
アイドルのボイトレやダンスレッスン、メイクまで兼任するなどマルチな才能を持つ。
がいる。W.I.N.G.でシナリオを進めていくとはづきからプロデューサーに対して都度状況説明や労いなどのコメントがあるが、にちかをプロデュースした際のみ肉親ゆえの感情などもありその内容が異なる。
また、シナリオイベント「明るい部屋」にて、社長の旧友(故人)の娘であることが判明しており、にちかへのコメントもそのような背景を踏まえたものと思われる。

天井努(あまい つとむ)

CV:津田健次郎
283プロダクションの社長。ダンディに振る舞うが、恰好がつかないことが多い。
「私は甘くはないぞ」が口癖。自称取り乱すことはなく、冷静な性格。
経営、渉外、営業など何でもこなすため、社内ではあまり見かけない。
プロデュース開始時と終了時に、結果を問わず「期待しているからな」を声をかけてくれる。甘い社長
アイドルがW.I.N.G.を優勝すると思わず涙ぐみ、はづきにそれを暴露されて慌てるなど親しみやすい性格もしている。取り乱すことはないとはなんだったのか
プロデューサーも妙に懐いており突然社長のものまねをしたり、浜辺に社長の似顔絵を描いたり、社長と遊ぶ夢を見たりしている。
歴代社長と同様にシルエットのみで登場する。公式曰く彫りの深いダンディな顔立ちらしい。

当初は声がついていなかったが、サービス開始から約1ヶ月後のアップデートで追加された。
担当声優がどこぞの有名な社長も演じている津田氏のため、「283プロは海馬コーポレーションの子会社」とか「海馬コーポレーションミュージック部門」などとネタにされるように。

・善村良子

プロデュース中のイベントで登場する敏腕記者。密着取材を受けると一定期間アイドルの調子や成長率が大幅上昇する。
一部イベントにも登場しており、プロデューサーからも信頼されている。
プロデューサーと同じく立ち絵は無い。

・阿久井徳次郎

同じくイベントで登場する悪徳記者。彼が来てしまうと一定期間アイドルの調子や成長率が下がる。
クレームを入れられても悪びれずに去っていくが、ある公式企画で明かされた彼の記事は
「アイドルが変な衣装を着せられて可哀想」だとか「社長の奇行」だとか「283プロの裏方の労働環境がブラック企業である暴露」だとかという内容で、
それを知ったプロデューサー(我々プレイヤーの方)は「(前半の話題はともかく労働環境の話は)別に嘘は書いていない」と微妙な心持ちとなった。
彼ももちろん立ち絵は無い。

上記の人物たちの他にも各アイドルの家族や取引先、TVなどのスタッフ、アイドルの友人など多種多様なモブキャラが登場するが、
はっきりとした立ち絵が存在するのは所属アイドルとはづきさんのみとなっている。

これ以外の765プロなどのこれまでのシリーズのキャラクターは一切登場しておらず、またキャラクターデザインも大幅に異なる。
(一部イラストの背景に765プロのポスターが貼られているが、あの世界内のアイドルのものなのか、アニメなどのものなのかは不明)

登場人物(コラボ)

・B小町

アニメ【推しの子】とのコラボにて登場。
メンバーはルビー(CV:伊駒ゆりえ)、有馬かな(CV:潘めぐみ)、MEMちょ(CV:大久保瑠美)。
ルビーとかなはプロデュースアイドルとして、MEMちょはサポートアイドルとして実装(2023年8月現在)。
あくまで原作に準じて苺プロ所属だが、プロデュース時にはW.I.N.G.挑戦のために283プロのサポートを受けるという設定で進む。「15プロ」ならアイマス世界にありそう。

283(ツバサ)プロダクション

本作の主役となる芸能プロダクション。社員数は例によって2人+バイト1人
シリーズ伝統の雑居ビルに事務所を構えている他、女子寮や自前のレッスン場を持っているなど施設は比較的充実している。
(事務所はビルの住居スペースを改造しているらしく、内装の見た目は完全にそのもの)
なお、劇中で描かれる283プロの所在地及びその周辺は、東京都多摩市の京王線聖蹟桜ヶ丘駅の辺りがモデルと推測されている。

ゲームシステム

昨今はリズムゲームが主流となりつつあるアイマスシリーズとしては原点回帰となる、アイドルプロデュースをテーマにした育成ゲーム。

大きく分けてアイドルを育成するパートと他のプロデューサーとフェスで競うパートがある。
作中のアイドルの立ち絵や一部カードはspineでヌルヌル動く。

アイドル

いわゆるカードの分類として、『プロデュースアイドル』と『サポートアイドル』の二種が存在する。
編成ユニットごとにプロデュースアイドル1人とサポートアイドル5人(ゲスト1人)を選ぶ必要がある。
編成ユニット内に同じアイドルを複数入れることは出来ない。
N(サポートのみ)、R、SR、SSRのレアリティが存在する。
ガシャや、ミッション報酬、イベント報酬などで手に入れることができる。

  • プロデュースアイドル
育成するアイドル本人。ピンクのマークでPと書かれている。
高レアリティほど強力だが、シナリオクリア程度ならレアリティの差はそこまで影響しない。
同じアイドルカードを重ねる(いわゆる凸)以外にカード自体の育成要素は殆ど無い。カードごとにExスキルという特殊なスキルを覚えさせることは可能。
主にプロデューサーとアイドルの一対一のストーリーが描かれる。

  • サポートアイドル
そのアイドルと所属ユニットの他アイドルが複数描かれたもの。青いマークでSと書かれている。
フェスで使用することはないが、サポートアイドルが持つスキルをプロデュースアイドルが覚えることができる。
アイドルはアイドルだが、扱いとしては装備アイテムに近い。

プロデュースの上ではこちらが重要で、いかに強力なサポートアイドルを揃えられるかがプロデュースでは重要となる。
こちらもExスキルが存在するが、プロデュースアイドルとは別口。
こちらはレベルが存在し、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4種のチケットでレベルを上げてステータスやスキルを覚えさせられる。
主にそのアイドルと仲間たちのストーリーが描かれ、プロデューサーは滅多に登場しない。

プロデュース

育成パート。現在5つのモードが選択できる。
S.T.E.P.編以外は1週間1ターン、8週間1シーズン、それを4シーズンするため計32ターン(+ライブ)。
アイドルにはVo.(ボーカル)Da.(ダンス)Vi,(ビジュアル)の三つの能力があり、これを『レッスン』や『お仕事』で強化していく。
……だけでなく、Me(メンタル)を強化しておかないとオーディション中に飛んでくる審査員やファンの罵倒でアイドルが倒されてしまい、強制的にオーディションに失敗してしまう
審査員はともかく、最悪メンタルを潰してリタイアに追い込んでくるそれは本当にファンなのか。
それとは別に「SP」があり、これを消費して「振り返り」からスキルパネルを開けていくことでライブスキルやパッシブスキルを覚え、パワーアップしていくことになる。

またアイドルには体力があり、体力が少ないとレッスンやお仕事を失敗して能力が下がるリスクが出てくるため、時々は休めないといけない。
プロデュースしているアイドルと、ユニットメンバー4人&ヘルプメンバー1人の合計5人のサポートアイドルには、
それぞれ専用のイベントが存在し、それらを見ることでもステータスが上昇する。

アイマスシリーズ伝統のΠタッチも健在。ホーム画面でアイドルをクリック・タップでき、胸とそれ以外で反応が変わる。
0~5まである親密度が2以下であれば嫌がられてテンションが下がり、3以上では(口ではともかく)ステータス上ではテンションが上がる。
プロデュースにはスタミナを使うことで何度でも挑むことができる。

プロデュースを終えるとプロデュース終了時のステータスを持った「フェスアイドル」が誕生する。

アイマス本家シリーズの正当後継作品といえるが、プロデュースのイメージはパワプロのサクセスモードウマ娘(後発)に例えられる事が多い。
ウマ娘が「シャニマスじゃねーか」と言われていたが、ノウハウブックとS.T.E.P.編実装で「ウマ娘じゃねーか」と言われるように。
フェス用の強力なスキルを持ったアイドルの育成やシナリオ鑑賞、オーディションクリアによるアイテム稼ぎ、
イベントミッションクリアのためなど、繰り返しプロデュースを続けてアイテムを手に入れ、理想のアイドルユニットを作り上げるのがこのゲームの目的となる。
そのため、毎回毎回アイドルのスカウトとその育成を繰り返し続けるプロデューサーはタイムリープしているなどとプレイヤーにネタにされている。
エイプリルフールではついに公式がネタにしていた。

各シナリオの詳細については後述。

フェス

育成したフェスアイドル5人でユニットを組んで挑む、CPUとのライブバトル。プロデュース中のオーディションもフェスと同じルールで行う。
Vo.、Da.、Vi.の3人の審査員にアピールを行い、審査員の猛烈な罵倒に耐えながら彼らを満足させてポイントを稼ぎ、最も高いポイントを得れば勝ち。
アピールは各アイドルが持つアピールカードと、センターアイドルが持つ思い出アピール(要するにボム)を使い、審査員の満足度を上げていく形になる。
ただし審査員の罵倒を受けるたびにアイドルのメンタル値が低下し、0になると強制リタイアになってしまう。

現在では、決められたステータスのCPUとバトルするフェスリハーサルと、
全国のプロデューサーの育成したフェスユニットを用いたCPUとバトルするグレードフェスが存在。
グレードフェスは1~7のランクがあり、一定の順位以上を維持することでランクが上がる。
ランクが上がれば上がるほど「グレフェスコイン」と呼ばれるゲーム内通貨が多くもらえ、それを用いて報酬と交換できる。
また、フェス待機画面の控室も豪華になっていく。
(ランク2の控室でトラウマが蘇ったPもいるとかなんとか)

グレードフェスは仕様上弱いカードに使う価値を見出せない環境が長く続いたためか、使用率システムが実装されてグレード4からは追加点がもらえるように。
ただしSRは対象外。SRの存在価値……

また、現在ではグレードごとに「A」「B」のグループ分けがされるようになった。
昇格できる人数は相対的に増えて……るんだろうか?

ガシャ

フェザージュエル300個で1回、10連なら3000個必要になる。
フェザージュエルはミッションやログインボーナスなどで少ないが無料で手に入る。
SSRのプロデュースアイドルは排出時に特殊なムービーが流れる。
このムービーやガシャで出てくるアイドルのイラストは、基本的にそのカードに内包されているシナリオの場面であり、
シナリオ中に再度このムービーやイラストが挿入される。中には息を呑むような演出も。

ガシャはプロデュースアイドルとサポートアイドルの混在型で、期間限定アイドルも存在する。
限定アイドルのガシャには基本天井あり。恒常アイドルだとあったりなかったり。

デイリー・ウィークリーミッションを毎日・毎週こなし、ログインボーナスも含めればだいたい1週間で10連ガシャを1~2回は回せる。
『W.I.N.G.』編でTrue Endを見ることでガシャ1~2回分のジュエルがもらえる。

プロデュースシナリオ

W.I.N.G.

実装当初から存在するシナリオ。
プロデューサーとアイドルとの出会いから始まり、新人アイドルの祭典『ワンダー・アイドル・ノヴァ・グランプリ』、通称『W.I.N.G.』での優勝を目指す。
追加アイドルの場合は時系列どうなってんのとか、ユニットとして出てると思しいがどういう流れで行われてるのかとか、どう考えても新人じゃない美琴やルカが出ていいのかとか色々ツッコミ所がある。メディアミックスではその辺に踏み込む場合も。
レッスンやお仕事でステータスを上げ、オーディションに挑むことで、
シーズンごとに設定されている目標値までファン人数を増やす(アイドルランクを上げる)と次のシーズンへと進むことができる。
W.I.N.G.出場に必要な最終的なファン数は10万人(アイドルランクB以上)だが、
ファン数50万人以上(アイドルランクA以上)&W.I.N.G.優勝で、SR以上のカードに存在する「True End」を見ることも可能。
だがそれなりの難易度なので、ある程度ゲームに慣れないとTrue End到達は難しい。

長い間難易度が1つしかなく、インフレが進むにつれて「熟練者にはヌルゲー、初心者には相変わらず超難易度で新規のプレイは敷居が高い*4」という仕様が顕在化していたが、
アップデートによって「誰でも割と簡単にクリアできるように敵の強さや動き方が調整された*5」ビギナーモードと「ライバルと審査員が更に強化されて敵の動きも殺意を増した」マスターモードが追加。
ただしビギナーモードでは一部のオーディションを選べなくなるほか、ファンを50万人集めてもTrueEndが見れない。

最初のシナリオである+オーディションにかならず時間を割く必要がある+アビリティも無い仕様上フェスアイドルの強さは大したことなく、
現在では周回するメリットはTrueEndクリアとそれに伴う石発掘や担当プロデューサーの誇りをかけたPカップくらいだが、
各隠しオーディションのアビリティがSTEPでの育成に役に立つので人によっては周回対象になる。
ただし厄介なことに特定イベント中しか出ないオーディション多数。

ファン感謝祭

2019年4月に実装された第2のメインシナリオ。
活動1年を迎えたアイドルたちが、ファンに応えるべくユニットごとにイベントを盛り上げていくというもの。
「アイデアノート」にサポートアイドルの持つ「アイデア」を集め、スタンプラリーのようにアイドルを育成していく。
このモードでは「アイデアノート」を消費期限内に完全に埋めることで、
ノートごとに書かれた様々な恩恵が追加で得られるため、それに合わせて編成や追加アイドルを選んでいく必要がある。
オーディションそのものは2回しかなく、かつ勝っても負けてもセリフが変わるだけでエンディングに進む仕様となっているほか、上記のノートによって流行まで決定される特殊仕様。
他ではまるで役に立たない「トラブル守り」が唯一仕事をするシナリオ。
また、STEP育成で使用できる「親愛度+」のノウハウブックをドロップする点でも重要……なのだがそのドロップ条件は「感謝祭でMVP(=総合1位)も頑張ったで賞(=最下位)」も取らないこと、とやけに複雑。

G.R.A.D.

2020年5月に実装された第3のシナリオ。
これまでのユニットから個人としてのオーディションへ移行し『G.R.A.D.(グラッド -グランド リピュート オーディション-)』を勝ち抜いていくというもの。
サポートアイドルによってそれぞれ違う「ひらめき」を集め、「アビリティ」を習得することで、フェス(後述)に特化したアイドルが育成できる。
パーフェクトリィという絶対に習得不可能なアビリティを除きサポートカードの編成によって獲得できるアビリティが事実上大きく変化するうえに、
それによって本体の育成難易度も変化するというシステムにより、育成の幅は非常に広い。

STEP編実装後はここのアビリティの大多数がノウハウブックに記録及び継承できる事が速攻で判明し、アビリティ採掘場と化した。
特に取得条件が厳しすぎて習得=他の有用なアビリティを事実上投げ捨てることになっていた「○○上限+++」
「○○マスター」辺りはここでノウハウをゲットしてSTEPで統合することでやっと誰でも実用的な運用が可能に。
それでもやっぱりパーフェクトリィだけは取れないけど。

Landing Point

2021年5月に実装された第4のシナリオ。
『G.R.A.D.』編を経て成長したアイドルたちによるユニット単独ライブを成功させるのが目標。
シーズンごとにライブで披露する楽曲を選択し、その楽曲の熟練度を上げながらアイドルを育成する。
楽曲ごとに専用のアビリティを色々覚えられるが、いずれも「フェスツアーズ専用」と書いてあり、普通のフェスでは何の役にも立たない。普通のフェスで使う場合はWING産の強化版。
このモードの目的はフェスツアーズ専用のアイドルを作ること
やけくそ気味の補正でステータスの暴力を決めて「フェスツアーズで勝てるアイドルを作ろう」と言うのがコンセプト。
とはいえ、フェスツアーズ自体が冗長なコンテンツである上に報酬カードの凸は余りまくる特訓はづきSRでどうにかできることを考えると……。

当初は楽曲アビリティは仕様上選んだ曲3つの上位と下位、計6つ+ユニット専用アビリティしか取れなかったが現在では下のSTEPで統合して更に盛れる。
GRADとのハーフの超スペックアイドルに仕立てることも可能。
ただしこの場合ユニット専用アビリティは消える。

S.T.E.P.

2022年4月に追加された第5のシナリオ。
また、同時に『ノウハウブック』というシステムが追加され、旧来の育成の常識のすべてがひっくり返ることに。
育成特化プロデュースと銘打たれて一切の固有コミュが存在せず、クリアしないといけない目標の類は消滅。
一応クリアするか任意の目標設定はされており、それを満たすとボーナスがもらえる。
オーディションは自分で操作する必要がなく、ボタンを押したら成功率に従って合否が決まるワンタッチ仕様になり、
レッスンやお仕事で手に入るのも「振り分けポイント」であって、自分で能力にポイントを振ることで直接能力を上げるシステムに。
だけでなく、フェスアイドルを作るときに貰えるようになった「ノウハウブック」からランダムではあるが、アビリティを継承して自由に覚えられるように。
事実上不可能だったアビリティの組み合わせや詰め合わせも解禁されたほか、
LP編では仕様上3曲分のアビリティしか積めなかったのをSTEP編では4曲以上のアビリティを積める上、場合によってはGRADのアビリティと両立できる
要するにほとんどやりたい放題に近い育成が可能になり、育成関係に革命を引き起こすことになったプロデュース。

更にSTEP編のノウハウブックは、{持ち込んだノウハウブックから発現したアビリティのうち、
継承可能な物が全て作成したノウハウブックに遺伝する}仕様であり、ウマ娘のように「この因子は良いけどこの因子が駄目だから使えない、やり直し」ではなく、
GRADで作ったLV5のノウハウ持ちノウハウブック2つを掛け合わせてLV5のノウハウ2つ持ちのノウハウブックを作ったら、
次はそれと別のLV5ノウハウブックを掛け合わせてLV5ノウハウ3つ持ちの本を作る
と言うタイプの仕様。
要するにあちらよりもずっと楽。
とはいえそうして作った強力なアイドルを活躍させられる肝心のコンテンツがフェスツアーズとコラボフェスとグレードフェスというクソゲーしかないのだが。

なお、STEPそのものにはコミュが存在しないのは前述したとおりだが、STEPコミュと題した283プロにやってくる前のアイドルたちの姿を描いたコミュも存在する。


それぞれがバラエティー豊かな異なるシステムで、好みに応じた育成が可能。

リアルイベント

2018年のサービス開始と同時に、各種ゲーム系イベントやCD発売の際に販促のミニライブ(俗にいうリリイベ)などを実施。
そして2019年3月には待望の4ユニット参加の1stライブを開催した。
2020年には2ndライブなどのイベント開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止・延期となる。10~11月には配信専門ライブ番組『MUSIC DAWN』を放映。
2021年3月に延期していた2ndライブを、間髪入れずに4~5月にかけて名古屋・東京・福岡を巡る3rdライブツアーを続けて実施。観客の発声応援禁止・同時に生配信を実施という形式で行った。
同年には配信限定イベント『Happy Buffet!』およびライブ『Xmas Party -Silent night-』も開催。『Xmas Party~』には終演のアナウンス後にルカ役の川口莉奈が登場し持ち曲の『神様は死んだ、って』を披露した。
2022年には4thライブと数ユニット毎に分かれての対バンライブ『SETSUNA BEAT』『MUGEN BEAT』を開催。
2023年には5thライブとソロ曲ライブ『我儘なまま』を開催。

コミカライズ

  • 4コマ
公式アカウント上で連載され、新カード等と連動で描かれるよくある4コマ。後にゲーム中でも見れるようになった。作者はギミー氏。
単行本化に際して『シャニマスえぶりでい!』というタイトルが付けられている。
絶妙なキャラ描写の一方で時々ブッ飛んだギャグも繰り出し、少なくない数のシャニマスミームを生み出している。

  • コミックNewtype版
2019年~2022年連載。タイトルが原作ママのため便宜上この表記。作者はしのざきあきら氏。
イルミネを主役とし、初期4ユニット時代を取り扱った正統派コミカライズ。

  • アイドルマスター シャイニーカラーズ コヒーレントライト
2023年より連載。同じくコミックNewtype掲載。作者は緒原博綺氏。
ストレイライトを主役とし、競争志向の強いストレイ(というか冬優子)の色を感じさせる進行になっている。

  • アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的(じむてき)光空記録(シャイノグラフィ)
2023年より連載。サンデーうぇぶり掲載。作者は夜出偶太郎氏。
はづきを主役とし、時系列はノクチル以後~シーズ以前から*6で、283プロの日常を描きつつ、社長やにちか等はづきの身内絡みの部分にもフォーカスする様子。なお作者は社長の二次創作で有名だった方の別名義と思われ、ある種の二次公式化とも言える起用に界隈が大いにざわついた。



追記・修正は「W.I.N.G.」で優勝してからお願いします。

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最終更新:2024年01月24日 16:52

*1 武内Pなど一部を除く他のシリーズ作品のPも作中描写からそれくらいの年齢と推測されることが多く、この辺りはアイマスの伝統とも言える。

*2 樹里限定pSSR演出より。

*3 甘奈いわく。

*4 仕様の理解度に加えて「サポートカードの質、量」が難易度に直結する仕様のため。WINGをクリアするうえでは「流行による運ゲー」をどれだけ踏み倒せるかが非常に大きい

*5 火力が下がった上に流行1位を集中して叩く敵が居なくなるため、流行不問で1位を叩けば初心者でもある程度のゴリ押しが効く

*6 タイトルの元ネタである2周年曲『シャイノグラフィ』の時期でもある。