メカシンカ(科学戦隊ダイナマン)

登録日:2018/05/27 (日) 09:58:15
更新日:2024/03/18 Mon 17:26:25
所要時間:約 32 分で読めます




※推奨BGM:科学戦隊ダイナマン


\ダイナマン!/

ジャシンカ帝国のカー将軍は、
進化獣よりも遥かに強いメカシンカを誕生させた。

ダイナマンが危ない!


科学戦隊ダイナマン!


強敵! メカシンカ




メカシンカ! 融合、合体! 開始!!



メカシンカとは、スーパー戦隊シリーズ第7作『科学戦隊ダイナマン』後半に登場する怪人の総称。
有尾人一族ジャシンカ帝国一の科学者にして「軍神」と称されるカー将軍が作り出した強力な進化獣で、
クリーチャー的な趣向を凝らしていた従来の進化獣と異なり、その名のごとくメカニカルな趣向が強い。

後のシリーズにおけるネオメカジャイガンデウス獣戦士合身銀河闘士バイオ次元獣サイコネジラーといった、いわゆる『強化怪人』の先駆け*1ともいえる存在である。

キャラクターデザインは出渕裕、初登場は第34話「強敵! メカシンカ」から。



概要

第33話「レッドになれない」ラスト、最強の進化獣マンモスシンカを弾 北斗ら科学戦隊ダイナマンに倒されたカー将軍はより強力な進化獣を生み出すことを宣言。
第34話冒頭にて、彼は自身の研究室で新型プログレッサーことメカプログレッサーを作り出す。
この装置を使って生み出された強化型進化獣こそが、メカシンカである。なお、「進化獣」は漢字表記が正式だが「メカシンカ」は全部カナ書きが正式。

従来の進化獣はプログレッサー内に充満する「生命のスープ」により35億年の歴史を辿り生命体のみを更に進化させたものだが、
メカシンカはメカプログレッサー内で生命体の細胞のみならず金属原子をも反応させることで異なる細胞が原子レベルで分解→結合→再構成という過程を経ることで誕生する。
外見も頭部以外はロボットのような強固な装甲に身を固めており、より戦闘的かつ硬質な印象を与える。
戦闘力だけでなく防御力も大幅に向上されており、ダイナマンの必殺技スーパーダイナマイトを弾き返すほどの頑強さを誇る。
その強さには普段は犬猿の仲たるメギド王子と王女キメラも互いに感嘆するほどで、両者のカー将軍に対する強い信頼がうかがえる。

しかし、従来の進化獣と異なり、生命の危機に陥った際に発動する細胞増加現象「ビッグバン・プログレス」が起こらないのが欠点。
巨大化する際には、移動要塞グランギズモの目の部分からから発射される巨大化光線「ビッグ・バン・ビーム」を受ける必要がある。
メカシンカが破壊されバラバラに砕け散り地底に落下した後、この光線を受けた残骸が自動的に修復され、超メカシンカへと巨大化。
地割れと共に再び地上に立ちダイナロボと激闘を繰り広げる。
ビッグ・バン・ビーム発射にはカー将軍の声紋・指紋が必要となるため、彼が死亡後この機能は使われることはなかった。


登場メカシンカ


ミサイルザリガニ



動いておる、動いておる。みんな忙しそうに働いておる。
狭い日本、そんなに急いでどこへ行くんだ?

声:丸山詠二

第34話に登場した、記念すべきメカシンカ第1号。
ザリガニミサイルを合成させて生み出したメカシンカで、巨大な鉄のハサミと背中から伸びたザリガニミサイルが特徴。
ハサミからはザリガニ爆弾という弾丸が発射される。

ザリガニミサイルは少しでも動く物体があれば自動的に追尾して命中し、機械や人間を問わず爆破のショックで一瞬にして活動を停止してしまう。
ザリガニミサイルのターゲットはダイナマンの纏うダイナスーツやダイナレッドの愛用バイク・ダイナファルコンとて例外ではないが、
ダイナスーツのエネルギーが切れた際にはダイナマンはド根性渾身の力を振り絞り金縛り状態から振り切っている。

必殺のスーパーダイナマイトが破られた後、D3地区の境界線上のキャンプ地にいる子どもたちを救うために弾は傷ついた身を推してダイナステーションに帰還しザリガニミサイルの特性を分析。
水中と地下には反応せず、ダイナファルコンで加速すれば10秒、マッハダッシュで更に突っ走れば25秒で大沢山に辿り着けることを知り、一か八かの賭けに出る。

作戦は成功、ザリガニミサイルをダイナブルーのサーフジェットで防いでスカイハイで飛び上がるダイナマン。
他の四名が羽交い絞めに拘束しダイナレッドがザリガニミサイルを引き付ける戦法によりミサイルザリガニは撃破された。
まさに最強のと最強の矛がぶつかり合った結果ともいえる。

その後、ビッグ・バン・ビームを受け巨大化。
ザリガニミサイルでダイナロボのエネルギーを一度はゼロにするが、フルパワー状態に復帰された挙句
今回お披露目のトゲ付き鉄球ダイナ・ファイヤードラゴンの強烈な投擲攻撃にのけぞり、科学剣・稲妻重力落としを受けて敗れ去った。
どうやら稲妻重力落としの破壊力はメカシンカの防御力さえも上回っていたらしい。


ギロチントカゲ



メギド「ダイナマン! いくらあがいてもメカシンカを倒す方法など見つかるわけないぞ!」

ギロチントカゲ「メカシンカ、ギロチントカゲ~!」

声:依田英助

第35話「新必殺技を求めて」に登場。
トカゲとギロチン*2を合成させて生み出された「殺し屋メカシンカ」。
左腕の首枷状のペンチによるギロチン攻めで相手を押さえつけ、右腕のギロチンで首をはねる戦法を得意とする。
また、牽制用としてトカゲ爆弾を装備している。
なぜ首部分がエリマキトカゲなのかは内緒だ。

前回のミサイルザリガニと同様、スーパーダイナマイトを弾くが何故かダイナキックにはのけぞり、
ビッグスリーのモンスターアンドロイド・ゴンから放出されたエネルギーに撤退を余儀なくされる。

それもそのはず、ゴンの体内には5年前に赤石博士が巨大隕石から発見した強化金属デンライトが心臓部として植え込まれていたのだ。
デンライトを欲する世界中の兵器商人や武器産業に嫌気がさし赤石博士はデンライトと共に学会から去ったが、
その存在に気付いたキメラが一人娘のマリコを人質にした際、ゴンが自身の命たるデンライトをダイナマンに持っていくように懇願する。
たとえアンドロイドと言えどもゴンはマリコの友達だ。愛する者を想う気持ちがある存在を犠牲にはできない。
メカシンカの脅威に強い武器を欲していた弾は、「俺達を支えてきたのはいつも5人のチームワークだ。武器に頼ったことが間違っていたのだ」と己を顧みて、デンライト抜きでマリコ救出に向かう。

メカシンカであるギロチントカゲの戦闘力にダイナマンは苦戦し、マリコを人質に取られ窮地に陥ってしまう。
勝ち誇る王子だがやっぱり背後からゴンからの岩石攻撃を受け形勢は逆転、マリコはゴンの手で救出された。
王子怒りの蝙蝠返しから二人を庇ったダイナマンにとどめを刺そうとするギロチントカゲ。
ゴンはダイナマンを庇う形で突撃、デンライトからのエネルギー過剰放出によりギロチントカゲは撃破された。

巨大戦ではペンチとギロチンの連携攻撃でダイナロボを攻撃するが、至近距離からのダイナフラッシュで隙をつかれ、稲妻重力落としの露となった。

出渕氏曰く「『仮面ライダーV3』のギロチンザウルスをやってみようかなと」デザインしたメカシンカとのこと。


マシンガンジャガー



ハハハハ、俺のマシンガンは百発百中だ! 去れえっ!

声:依田英助

第36話「出たぞ! 必殺技!」に登場。
ジャガーとマシンガンを合成させたメカシンカで、夢野博士の友人である山下博士を誘拐した。
右腕のマシンガンミサイルと口から放つジャガーミサイルが武器で、
マシンガンミサイルはダイナマンのあらゆる武器を破壊する威力を持つ。
自身が豪語するほどの百発百中の射撃に加え、強固な装甲が自慢のコマンドー。
スーパーダイナマイトが効かないことを承知の上でダイナマンを挑発するほどの自信家でもある。
来いよダイナマン!スーパーダイナマイトなんか捨ててかかってこい!

しかし、文字通り血のにじむ特訓と真剣を持った夢野博士との決闘で
偶然弾が繰り出した「竜巻剣」の極意から編み出した新必殺技・ニュースーパーダイナマイトに驚愕。
マシンガンジャガーの圧倒的な自信は、新たな大爆発によってもろくも崩れ去ったのである。

巨大戦ではダイナシールドの防御を崩すマシンガンミサイルを乱れ撃つが、竜巻剣の極意を得たダイナロボの竜巻パンチと稲妻重力落としの強烈コンボによって敗北した。

なお、王子がマシンガンジャガーを連れて山下博士を誘拐したのは、山下博士が科学戦隊の指揮官だと勘違いしたため。
千年洞窟、そして有尾人に関わる秘密を知っていたとはいえ、王子の早とちりにもほどがある。
もし、これが成功していたら「メギド王子にしては大変なお手柄」(Byカー将軍)になっていたことであろう。

出渕氏が「マシンガンならジャガー!」と直感的に閃いた動物と武器のカッコいい組み合わせからきているとのこと。
設定画では右腕のマシンガン部と右腰部ににカートリッジが施されているが、本編ではオミットされている。



エレキウナギ



悔しい~! この目があれば勝てたのに!

声:西尾徳

第37話「女将軍ゼノビア」に登場。

電気ウナギとテレビカメラを合成させたメカシンカで、八個の目が特徴。
背中の突起から放つウナギ電磁波と右腕のから繰り出されるウナギ地雷が自慢の武器だが、
千年洞窟から抜け出した新幹部・女将軍ゼノビアの恐るべき魔力の前では
メギドのジャシン剣とキメラの妖術と共に放った自慢の電磁波も無意味だった。

その後、グランギズモ内でゼノビアに右目のひとつを抉られた代わりにからの魔力を受け強化される。
右目のひとつはスパイカメラとして使われ、秘密基地であるダイナステーションの位置を探り当てた。
ダイナマンと対峙した際、ダイナブラックに右目の眼帯を指摘されるが「ほっといてくれ!」とかなり気にしていた模様。
実際、片目を奪われて視界が狭まっており、ダイナレッドのジャンプ斬りにあっさり翻弄されて上記の台詞と共に撤退した。

ちなみに、強化されたウナギ電磁波は都市機能を一気に崩壊させるほどのもので、発電所の電力を受けて被害地域もさらに拡大され、夢野発明センターの施設も制御不能に陥ってしまった。
ついでに剣道ロボットもこれを受けて故障してしまった。
発明センターに遊びに来たエミちゃんの後ろをつけていたエレキウナギの目によって
ダイナステーションの位置が探知されてしまう。非常ボタンがなければダイナステーションは呆気なく壊滅されていた。

侵入失敗後、エレキウナギはゼノビアに右目を戻されて視界が良好に戻りダイナマンとの戦いに以降。
ウナギ地雷とウナギ電磁波の連続攻撃でダイナマンを苦しめるが、ロッドビームを受けた後形勢逆転。
スターフラッシュ、ブルーツイストキック、イエロースクリューアタック、サーベル竜巻を受けた後
ロッドファイヤーとニュースーパーダイナマイトによってかば焼きにされてしまった。

巨大戦でもウナギ地雷とウナギ電磁波を繰り出しダイナロボを苦しめるが、ドラゴンファイヤーの反撃に怯んで稲妻重力落としに敗れた。



ヨロイローズ



メギド「しまった! 若返りすぎだぞ! ……10歳になってしまった!」

声:西尾徳

第38話「若返れ! 天才頭脳」に登場。

薔薇と鎧を合成させたメカシンカで、その名のごとき西洋の鎧と薔薇の顔が特徴。
50年前、1ミリグラムで10万人を殺すケタゾンガスを生み出してしまった天才科学者・中村太郎を捕らえ、再び造らせるためにゼノビアがカー将軍に作らせた。

右腕のサーベルとメギドのジャシン剣を合わせることでローズゼリービームという生物を自由に若返らせる効果を持つ光線を放ち、左腕の薔薇型のは年齢を調節する機能を持つ。
ローズゼリーはヨロイローズ自身の花粉でしか生成できず、ビームも5回しか発射できない上に効果が限られるのが弱点。
本来ならこれを浴びた中村博士は25歳に若返るはずだったのだが、弾がとっさに投げつけた石のせいで10歳の子供に若返ってしまった。
その仕返しにとばかりダイナマンに二度ローズゼリービームを放つ両者だが思うように当たらずグランギズモに強制送還されてしまった。

ゼノビアとアトンに失態をとがめられたメギドは10歳の中村博士を発見、
四度目のローズゼリービームを放つが立花レイの介入で24歳の若さに変化。
ケタゾンガスの生成に成功するには25歳でなければならないのだ。
しかし、ケタゾンガスにより青春を奪われてしまった中村博士は限られた若さをレイと共に過ごす。
そして五度目のローズゼリービームはダイナマンらのダイナロッド投擲で阻まれ、完全にケタゾンガス生成に失敗してしまった。

その後、ヨロイローズはダイナピンクと交戦。
サーベルとサーベル同士で互角の勝負を繰り広げるが、ピンクスワン・サーベルフラッシュに怯み、ニュースーパーダイナマイトを受けて爆発四散した。

巨大戦ではサーベルでダイナロボを滅多打ちにするがダイナナックルの反撃を受ける。
こちらも負けじとサーベルから痺れ花吹雪を放ち動きを封じるが、渾身のファイヤードラゴン投擲からの稲妻重力落としを受け敗れ去った。

そしてメギドは度重なる失敗にしびれを切らしたアトンに激しく失望され、ゼノビアの鎌で全ての尾を切り落とされて千年洞窟へと追放されたのだった。だが……

ヨロイローズの初期デザインラフでは女怪人として描かれており、「帝国一の女剣士で、ゼノビアの親衛隊長みたいな訳」とも書き込まれていた。38話Bパートのダイナピンクとの決闘もその名残かもしれない。



レーザーホーク



抱け……卵を抱け。
卵はお前の子供……おまえは卵守りになるのだ。育てろよ……。

声:丸山詠二

第39話「抱け! 有尾人の卵」に登場。

鷹と光線銃を合成させた、飛行能力を持つメカシンカ。
左腕の光線銃からはレーザービーム、嘴からホークファイヤーという火炎攻撃を放つ。
また、「槍の目鷹の目」という催眠術の使い手でもあり、上記の台詞と共に赤ん坊持ちの母親を操り人形に変えていった。
とはいえ、さすがに主婦のいる家に堂々と上がり込むのはどうなのか

その目的は、カー将軍が細胞の融合により大量生産された有尾人の卵を孵化させること。
ダイナマンとの戦いでただでさえ少ない有尾人の数が2割も減らされた状況を解決するためには、人間の母親が醸し出す女性ホルモンが必要となる。
それに包まれて静かな場所に置かれれば通常は2年もかかる有尾人の卵の孵化が21日にも早まるというのだ。

自身を産み落として亡くした辛い思い出のせいか、母のぬくもりを知らずに育った弾はレイと共にレーザーホーク捕獲作戦に挑むが失敗。
ダイナブレスを壊されると共に偶然ジュンちゃんの母親の隠れ家に到着。彼女を守るために弾が変身できない状況の中奮戦。有尾人の卵の生成プラントをも壊滅させた。
その後、新しいダイナブレスを得た弾はレッドに変身。
空を飛ぶレーザーホークにスカイハイで追いつきフライングアタックとダイナ剣・竜巻剣を繰り出し、ニュースーパーダイナマイトで撃破した。

レーザーホークは巨大戦でも飛行能力でダイナロボを翻弄するが、ダイナミックジャンプによる空中戦で形勢逆転。
竜巻パンチを受け地に伏した後、稲妻重力落としの前に敗れ去った。

設定画には両肩部にレーザーガンが収納されているが、本編ではオミットされている。
デザイナーの出渕氏のコメントによると昔デザインしたオリジナルのデストロン怪人が元になっているのこと。


ワープロアルマジロ



俺様は一番強いメカシンカだ! 一番だ! 一番なんだ!!

声:依田英助

第40話「爆発! 無言の怒り」に登場。

アルマジロとワープロを合成させたメカシンカ。
その目的は人間社会から言語を失くし大混乱を巻き起こすこと。
腰部から伸びたキーボード型万能ワードプロセッサーでかな入力で入力した文字がモニターに映し出された後、
右腕のスピーカーから都内に仕込んだ反応装置が文字を含めた言葉を聞くことによりそれを話した人間を巻き込んだ衝撃波が発射される。
自由に言葉を切り替えることも可能で、次第に人々は自由に喋ることはおろか、掛け声の都合でダイナマンは変身するチャンスすら奪われしまった。
なお、都合いいことにジャシンカ側の会話は何らかの対策をしてあるのか反応しなくなっており、例えば「イ」と打ち込んでいる状態なのに
ワープロアルマジロ「(何がすごいのかは伏せて)ちばんつよい」、キメラ「やっておしま!」などは普通に喋れてた。

タイプするだけであらゆる武器も生成されるのも特徴で、「バクダン(キーは「ハ」「ク」「タ」「ン」)」と入力するだけで右腕から小型爆弾を発射できる。
作戦を指揮するキメラとワープロアルマジロの現場にいち早く駆け付けたダイナブラックのみならず、
窮地に駆けつけた他のダイナマンすらもこの能力に翻弄された。

偶然倉庫にワープロアルマジロが入るのを見た少女は元々言葉が喋れないため、彼女と会った星川竜がレイにより手話を理解するのに時間がかかったものの、潜入した星川が弾ら4名と共に反応装置を破壊したことで変身可能となった。

とはいえ、アルマジロの特性も失われておらず、タイヤ形態に変化することで高速移動が可能。
シッポ兵と共にダイナキックを弾き返すほどのタイヤ攻撃を繰り出すが、ダイナロッド投擲により元の形態に戻り、ニュースーパーダイナマイトの餌食となった。

巨大戦でもタイヤ攻撃を繰り出すがフルパワー状態で掴み返される。
怯まずにワープロ攻撃を放ってもファイヤードラゴンの反撃を受け、稲妻重力落としで倒された。

設定画ではスーツと異なり、腰部のキーボードはベルトのように真正面に配置されている。



ドリルホース



ええ~い、この程度のエンジンでは俺様の役には立たんわい!
もっと小型で、もっと速いやつだ!
俺が空を飛ぶからには、ジェットエンジンの10倍の速さは欲しい!
こんなエンジン、役に立つか!! パワーが足らんっ!!

声:西尾徳

第41話「闇に消えた暴走族」に登場。

ドリルを合成させたメカシンカで、ユニコーンにも似た角と随所に施されたドリルが目を引く。
左腕のドリル付き円盾と右腕の巨大なドリルホーン、両肩のドリルミサイルが武器。
ゼノビアが提案した「ジャシンカペガサス作戦」の下、黒鷲のシンボルを掲げた暴走族に化けたシッポ兵に各都市の研究所から高性能エンジンを強奪させ、自身をドリルペガサスに強化させようと目論んだ。
強化に成功した暁には、自慢のドリルで東京タワーを破壊し、その2時間後にニューヨークの摩天楼のビルをなぎ倒して、空と地上から世界中を壊滅に追いやるであろうとゼノビアも豪語していた。

未来科学研究所からスーパーマッハエンジンを強奪したキメラにより、ペガサスの翼のごとき飛行用エンジンを得たドリルホースはダイナマンと交戦。
空中からドリルミサイルで攻撃するがマッハダッシュ・マシンガン攻撃とスカイハイによる空中からのダイナロッド投擲により反撃される。
飛行能力を失ったドリルホースはダイナキックとニュースーパーダイナマイトを立て続けに受けて爆死した。

巨大戦では全身のドリルでダイナロボを攻撃。頭部の角も駆使して追い詰めるがダイナフラッシュで反撃され、稲妻重力落としの前に敗れた。



マサカリベアー



マサカリベアー、力持ち!

声:依田英助

第42話「挑戦 ダークナイト」に登場。

熊とマサカリを合成させた、怪力自慢のメカシンカ。モチーフには他にもネイティブアメリカンが入っている。
突如グランギズモのアトンの間に現れたダークナイトに強奪された帝王剣を回収するため、キメラと共に行動していた。

ゼノビアに両親を殺されたとある姉弟を励ますため、いつも花を届けている南郷耕作の前に偶然落ちてきた帝王剣に導かれるかの如く現れる。
マサカリベアーの怪力もそれを手にした南郷の前には歯が立たず撤退した。

その後、突如ダイナマンとゼノビアの前に現れたダークナイトとダイナレッドの決闘に水を差すかのごとくキメラの命令を受け左腕のベアーハンドミサイルで攻撃、ダークナイトも撤退した。
その後、ダイナマンに挑むがダイナロッド・プラズマスパーク、イエロースクリューボンバー、ダイナ剣・竜巻剣を経たニュースーパーダイナマイトを受け爆発四散。

巨大化後も自慢の怪力と右腕の巨大マサカリで攻撃するが、ダイナミックジャンプからの竜巻パンチと稲妻重力落としを受けいい所がないまま敗北した。

ダークナイト出現と帝王剣の念力に操られる南郷に存在感が食われてしまった感が否めない。

設定画では手足と胸部装甲が鮮やかな赤で彩られているが、スーツではくすんだ茶色に変更されている。



ロケットタイガー



実験大成功! さすがはハイオクト燃料だ!

声:西尾徳

第43話「島! 君は青い稲妻」に登場。

とロケットランチャーを合成させたメカシンカ。
キメラの指揮の下、ロケット研究所に向け超高性能燃料・ハイオクトのサンプルを運ぶ島 洋介から強奪した。
右眼はスコープにもなっており、標的をロックした後右肩から伸びるロケットランチャーからハンドロケットを発射する。
その精密な射撃はスピード戦法が自慢の島ですらかわせられず、ハイオクトが使われることによって威力は増大。
ダイナピンクのダイナスーツを損傷させ、ダイナブラック自慢の分身の術を打ち破るほどのものとなった。

事態が悪化したミスを島は、ロケットタイガーを倒すために星川に分身の術を教えてくれるように懇願。
星川も自身の怪我を隠して彼を鍛え、空中三角飛びの極意を伝える。
偶然その場に現れたダークナイトの襲撃から星川を救うため放った空中三角飛び蹴りを完成させた後、島は変身し星川と共に戦場に向かう。
再び現れたダークナイトに空中三角飛びの情報を横流しされ平地で戦う自体に陥りながらも、
機転を利かせたダイナブラックとダイナレッドのコンビネーションによりダイナブルーは空中三角飛びからのブルー稲妻キックをロケットタイガーに炸裂、ニュースーパーダイナマイトで撃破した。

巨大戦では、ゼノビアの作戦によりダイナロボを倒せるほどに増産したハイオクトを積んだハンドロケットを搭載。
対するダイナロボはダイナミックジャンプからのダイナマシン分離による戦法で対抗。
照準を定められないロケットタイガーは、ダイナマッハのマッハレーザーで右目を撃ち抜かれた痛みで誤射したハンドロケットを受け、再合体したダイナロボの稲妻重力落としに敗れ去った。

初期デザインは「バルカンタイガー」の名称で、右眼部の眼帯はスコープとなっており、右肩のロケットランチャーはガトリング砲として描かれている。



ショベルコング



この俺様の怪力にかかったら、地下の電話ケーブルもこの通りアメも同然! ガハハハハ!!

声:依田英助

第44話「爆発! マグマ爆弾」に登場。

ゴリラとパワーショベルを合成させたメカシンカで、右腕の巨大なショベルが特徴。
左目からはコングフラッシュという閃光攻撃を放ち、一瞬でダイナブレスを壊してしまう。
自慢のショベルと大木をも揺るがす怪力で電話ケーブルを次々に引きちぎり都内の通信を断ち切っていった。
カー将軍は「火ノ神山のマグマを利用したマグマ爆弾をショベルコングが投げつければ天下無敵。瞬く間に東京は火の海となるだろう」と確信した。

単身火ノ神山に向かった弾はショベルコングの襲撃を受け重傷を負う。
実家である山の診療所に向かった少女ミツコを人質に取られ反撃もできない弾を救ったのは、隻眼の老人に化けたダークナイトだった。
他の四名と合流し、新しいブレスを得た弾はダークナイトを追う。
闇の使者から火ノ神山にあるジャシンカのアジトとマグマ爆弾の情報を伝えられた弾は、仲間と共にマグマ爆弾の輸送を阻止した。

ショベルコングは残ったマグマ爆弾でダイナマンと戦うが、ダイナキックとドリーム返し、ダイナロッドビームを立て続けに受けニュースーパーダイナマイトを受け爆死。

巨大戦では幾度も岩石を投げつけダイナロボを怯ませるが、ダイナナックルの反撃で逆転される。
ダイナミックジャンプからの竜巻パンチと稲妻重力落としの連続コンボを受け敗北した。



レインボーカメレオン



帝王アトン「早く見たいものだ…素晴らしい『悪魔の虹』を!」

声:依田英助

第45話「ママはゼノビア?」に登場。

カメレオンとレンズを合成させたメカシンカ。
ゼノビアの指揮の下、マグマエネルギーを虹に変換させ東京をマグマの海に沈ませる「悪魔の虹作戦」を敢行した。
後に虹発生機は基地ごと夢野博士が遠隔操縦したダイジュピターのジュピターミサイルによって破壊され、作戦は失敗に終わった。

左目のレンズを発光させることで「レインボー撮影」を開始。
撮影時は周囲がグリーンバックに包まれ、カメラの色が複数変わるたびに怪音波やら幻覚やらが発生し相手を攪乱させる。
周囲に溶け込むカメレオンの特性を活かした戦法も得意。
ダイナキックを瞬時にかわした後、両手からカメレオン六色爆弾を投擲し反撃した。
ダイナロッドもかわすものの、ダイナレッドのレッドファイヤーにより変化が解かれ、ダイナ剣のマッハアローからのニュースーパーダイナマイトを受け敗北した。

巨大戦ではレンズからカメレオンビームやレインボービームを発射しダイナロボに大打撃を与えるが、ダイナフラッシュを受けて形勢逆転。
稲妻重力落としの露となり果てた。

この回は弾と少女みどり、母を亡くした者同士の交流と母を亡くした少女の想いを踏みにじるゼノビアへの怒りが重点的に描かれているため、レインボーカメレオンの存在感がやや薄い。



ジェットムササビ



見たかメドゥサの威力、俺様の力! これで人間どもはみんな石ころだ!!

声:西尾徳

第46話「愛を貫くサーベル」に登場。

ムササビとボウガンを合成させたメカシンカ。ボウガンからどうやってジェットの要素がついたのかはツッコんじゃいけない

右腕のボウガンと胸部に施されたジャシンカ帝国の秘宝『メドゥサの首』が目立つ。
ボウガンから繰り出すムササビ攻撃や、ムササビの特性を生かしたジェット移動が得意。
5000年前に失われたはずのメドゥサの右目が赤目山から出土したため、その魔力の復活のため探索した。
後にメドゥサの右目は次郎少年が手にするが、ジェットムササビの手に渡りメドゥサが復活。
次郎少年をはじめとし、人々はたちまち石にされてしまい街は大混乱に陥った。

しかし、お嬢さん~♪と鼻の下を伸ばすほどのテニス選手に変装したレイの機転により作戦失敗。
ギリシア神話の英雄ペルセウスの伝承のごとく、手鏡に映ったメドゥサの首をフルーレで打ち砕かれ、他の四人のスマッシュ攻撃の雨を受けてしまう。
その恨みとばかりにムササビ攻撃でダイナピンクを撃ち抜かんとするジェットムササビ。
しかし、逆光を利用したサンシャイン・サーベルマジックの反撃を受け、ニュースーパーダイナマイトで爆死した。

巨大戦でもジェット移動やムササビ攻撃を駆使してダイナロボを翻弄するが、ダイナミックジャンプからの竜巻パンチと稲妻重力落としの連続攻撃に敗れ去った。

なお、石にされた次郎少年もメドゥサの首が砕かれたことで元に戻っている。おそらく他の人々も戻っていることであろう。



ドクガスイタチ



カー将軍! 毒ガスの威力、まさに皆殺しです!

声:依田英助

第47話「悪の願い十本尻尾」に登場。

イタチとガスボンベ、ガスマスクを合成させたメカシンカで、左腕の噴出口から毒ガスを放ち、地面からも苦しみ・クシャミ・笑い・泣き・かゆみなどあらゆる効果を持つ毒ガスを放つ。
出渕デザイン十八番のブチ穴も多い。

大滝山の奥で噴き出すマグマからガスを吸収し、それをあらゆる生命体を滅ぼす猛毒ガスに変換して人類抹殺を企てた。
その威力は絶大で、後楽園ゆうえんちで遊んでいた人々やフードコートでラーメンをすすっていた南郷を苦しめたが、
突然鼻が天狗のように伸びたり、頭から角が生えたり、耳が巨大化する後遺症が発症してしまう。

予想外の出来事にカー将軍も困惑するが、有尾人一族の運命に関わる事態だと大滝山に向かい、そこの地下水に含まれるレトロ遺伝子*3を発見、後楽園ゆうえんちの出来事もそれが原因だと知る。
それが「有尾人の尻尾を増やせるのではないか」と推測したカー将軍の言葉を受け、キメラやシッポ兵の研究班も大いに喜びに沸き立った。

しかし、レトロ遺伝子はダークナイトと手を組んで十本尻尾になるのを目論むゼノビアの手に渡ってしまう。
それを夢野博士の治療を受け完治した南郷を交えたダイナマンが奪い取り、ドクガスイタチとの戦いに以降。
ドクガスイタチは様々なガス攻撃でダイナマンを苦戦させるが、空中に飛び上がり毒ガス返しという回転攻撃でガスを跳ね返され、フライングアタックとニュースーパーダイナマイトで撃破された。

巨大戦ではコックピットを巻き込んだ地獄の毒ガス攻撃を繰り出しダイナマンを苦しめるが、ダイナロボ・大回転でガスを跳ね返され稲妻重力落としの露と化した。



ブーメランジャッカル



ダークナイト! 絵はこのブーメランジャッカル様が頂く!

声:丸山詠二

第48話「夢野博士の大秘密」に登場。

ジャッカルとブーメランを合成させたメカシンカ。装甲の随所にブーメランの意匠が施されている。
得物であるジャッカルブーメランはダイナブルーのサーフジェットの走行を止めるほどの威力を持つ。

レトロ遺伝子を知る遠山博士の手がかりを掴むため、病気で亡くなった彼の恋人・美那が描いた肖像画*4をダークナイトから強奪しながら登場。
カー将軍の援護もあり離脱もたやすいと思われたが、ダイナブラックのクロスカッターにより手元から外れ、最終的にダイナマンの手に渡った。

その後、遠山博士=夢野博士と共にレトロ遺伝子をボンベに回収したダイナマンと交戦。
キメラを審判役に、ボンベをラグビーボールに見立ててレディーセット!とラグビー勝負を挑む。
チームメイトと間違えてダイナレッドにボンベを手渡したり、シッポ兵とピラミッドを組んでブロックしたりと、ダイナブラックの変わり身の術でシッポ兵に取っ組まれたりと大忙し。
最終的にダイナマンにボンベを手渡されたのが運の尽き、超高熱が弱点のレトロ遺伝子を焼却するためにニュースーパーダイナマイトを受け木っ端微塵となった。

巨大戦では両肩のジャッカルブーメランを乱れ撃ちダイナロボを怯ませるが、ダイナブーメランの反撃を受け、ダイナミックジャンプからの竜巻パンチと重力落としの前に敗れ去った。

デザイン画では二刀の蛇が絡み合う手持ち武器を持つブーメランジャッカルが描かれており、エジプトのアヌビス神にも似た趣向が凝らされている。



コンピュータードラゴン



うおおお~! で、電波だ! 電波が飛んでくる!
ああっ、おかしいぞ! 誰だ、俺に命令するのは!?
ああ~、飛んじゃう! ああ~っ!!

声:依田英助

第49話「カー将軍の最期」に登場。
ジャシンカの伝説獣でもあるドラゴンとスーパーコンピューターを合成させたメカシンカ。
大空を飛べる巨大な翼が特徴で、第49話冒頭でアトンの間に畏まっている時にもその大きさが目立っている。
掌からドラゴンボールという強力な手榴弾を投擲し、両目から破壊光線・ドラゴンフラッシュを放つ。ダイナマンの動作・武器を一瞬にして読み取り、ことごとくかわしあるいは誘導する。
レトロ遺伝子を作り出すためにカー将軍はコンピュータードラゴンとダイナマンの戦いだけでなく、その余波で拡大する市街地の被害を見せつけて夢野博士を脅迫した。

夢野を拘束したコンピュータードラゴンはカー将軍の命を受けグランギズモへと向かうが、ダークナイトの作ったコンピューター付誘導装置から発する電波により操り人形にされ、夢野は強制的にダークナイトとゼノビアの手に渡ってしまう。
そして、夢野を模したロボットにすり替えて「自分だけが十本尻尾になりたいと夢野を隠そうとした」とカー将軍を罠に嵌め、アトンへの信頼を失墜させた。

ダイナレッドが取りつけた発信装置により居場所を探知され、ダイナロッドで誘導装置を破壊されたおかげで正気に戻ったコンピュータードラゴンは怒りと共にダークナイトと交戦。
しかし、ダークナイトの作り出した暗黒空間に翻弄され、ダークハリケーンを受け無残な最期を遂げた。

巨大戦では衝撃波を繰り出しダイナロボを怯ませるが、ファイヤードラゴンと稲妻重力落としの二段攻撃で呆気なく敗北した。

ちなみに、カー将軍もアトンへの信頼を取り戻すために強力な妖力を駆使してダイナマンと戦うが、ニュースーパーダイナマイトを受け重傷を負う。
そして、最後の力を振り絞り自身のラボへと向かいビッグ・バン・ビームを発射して息絶えた。
その最期はキメラも嘆き悲しみ、ゼノビアの反逆を知ったアトンもカー将軍への無礼を詫びる程だった。

デザイナーの出渕氏によるとレーザーホーク同様に昔書いたオリジナルのデストロン怪人が元になっているのこと。



『アトン様…これは、私に万一の事があった時に、遺されたアトン様のお役に立つために最後のメカシンカを作り出すためのものでございます』


なんと…それほど余のために…!


『合体、融合! メカシンカ・ファイヤースフィンクス!!』



ファイヤースフィンクス



ピラミッドパワ~…ピラミッドパワ~…! ピラミッドパワ~!!

声:丸山詠二

第50話「蘇った強敵」、最終話「明日をかけた戦い」の2話にかけて登場。

カー将軍が遺した遺言ビデオの音声を受け自動的に造り出された最後のメカシンカ。
死してもなお主君への忠誠心を見せたその姿は改めてアトンに彼の最期を惜しませ、ジャシンカを裏切ったゼノビア抹殺のためにキメラと行動を共にした。
スフィンクスと火炎放射器*5を合成させた怪人で、右腕の火炎放射器と金色の鬣と翼が特徴。あとおっぱい

正四角錐のオブジェに入り、シッポ兵の祈祷を受けることで「ピラミッドパワー」が発動、超透視能力を得ることができる。
両目を発光させて正四角錘からホログラフティが発生、
第50話ではファイヤースフィンクスが透視している画像が転送されてゼノビアとダークナイトのアジトの場所を探知し、
最終話では千年洞窟に閉じ込められたダイナマンを救うために飛行するダイジュピターを映し出した。

ピラミッドパワー発動時と戦闘時には中性的な顔からライオンの顔に変化する。
右腕の火炎放射器から「スフィンクスミサイル」や「ヘルファイヤー」を放つ。

最終的に千年洞窟から脱出したダイナマンと交戦。
竜巻剣、流星キック、ストライクダイブ、スクリューアタック、サーベル竜巻のつるべ撃ちやニュースーパーダイナマイトを受け爆死。
カー将軍死亡後だったため、ビッグ・バン・ビームを受けることもなかった。哀れ…。


余談


メカプログレッサー作動時のBGMはヴェルディ作曲のクラシック音楽「レクイエム・怒りの日」が使われている。


メカプログレッサーは、カー将軍の声で自動的に追記・修正されるようになっていた!

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最終更新:2024年03月18日 17:26

*1 一応前作の『ゴーグルファイブ』にも怪人の強化はあるのだが、必殺技変更になったネオメタルによる防御力強化は最初のワニモズー以外使ったのかどうかが明言されず外見も特にこれまでと変更なし。終盤のハイトロンによる強化は胴体部に丸いパーツが付くようになるという違いはあるものの、こちらはどう強くなったのかがはっきりせずという状態で明確に線引きをしてなかった。

*2 メカプログレッサー合成時にははさみ

*3 15年前に発見されたとされる遺伝子で、細胞を増殖する働きを持ち最終的にその生命体の命を奪う恐るべきもの。

*4 それに描かれたのはなんと夢野博士だった。ダイナステーションでそれを見たダイナマンは困惑。自分たちをだましていたのかと憤る南郷に対し弾は彼を救った博士を信じろと諭した。

*5 メカプログレッサー合成時にはピラミッド