ピトフーイ(SAO)

登録日:2018/05/22 (火) 23:40:00
更新日:2024/02/13 Tue 19:35:36
所要時間:約 14 分で読めます





「やーやーやー!お待たせ諸君!今日は私の活躍を見に来たんだね!いいね!楽しみにしてね!」


ピトフーイとは、時雨沢 恵一のライトノベル『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の登場人物にして、同作の主人公”レン”の友人である。
CV:日笠陽子



注意‼︎
このキャラクターの正体は物語の重大なネタバレになっています。
追記・修正を行う場合は、まだ作品を見ていない方に配慮し慎重にお願いします。






【SECT.1 概要】


◉容姿

GGOを始めて3ヶ月ほどのレンが出会った熟練の女性プレイヤー。

キャラクターネームの由来は、ニューギニアに生息する猛毒の鳥”ピトフーイ”。
よく呼びにくいと言われるらしく、レンなど親しくなったプレイヤーには”ピト(さん)”という略称で呼ぶように促している。

アバターの外見は、褐色の肌に長い黒髪のポニーテールを靡かせた、両頬に煉瓦色の幾何学模様のタトゥーを入れた身長175cmほどの美女。
普段は引き締まった体にぴったりとした濃紺のつなぎを身にまとっている。
戦闘時には黒い鎧のような防弾ベストとマガジンポーチ、背中に防弾プレート、腰には大型ポーチをそれぞれ装着。頭部にも機械的な黒いヘッドギアを装備し、”最終決戦用”とも言える堅牢な武装に身を包む。

フカ次郎同様、ステータスが高い影響で装備許容重量が非常に多く、普段の軽装でも戦闘となれば多種多様の銃器を取り出して戦う。

レンと初めて会った際には街中にもかかわらずビキニのような露出過多な格好をしていた。

なお、濃紺のつなぎだがまさしく「つなぎ」であり原作絵においては二次元におけるボディースーツ特有のエロスはほぼない。Vault居住者とか蛇の名を持つ伝説のスパイとかあっちの方面である。
アニメ1期ではこの致命的バグは修正され、シーンによっては感度3000倍になりそうなくらいテカっていることもある。

ゲーム版「フェイタル・バレット」でもアニメ1期ほどではないがセクシーさアップ。
ピトフーイ自身は衣装変更できないものの、適切にキャラメイクした主人公に紫色にした本衣装を着せたり、シリカやセブンら幼女及び平坦組に着せて尊厳破壊したり、
果ては男性verが用意されているのでキリト×ユージオに着せて並べるなど遊びがいのある仕様になっている。

◉性格

極めて陽気かつ社交的で、初対面の相手にもフレンドリーに話しかける。
「ゲーム内では日本社会じみた上下関係などつまらない」という考えから、誰に対しても基本的に砕けた口調で話し、相手にもそうするように促す。
実際、作中では《T-S》メンバーのエルビンを除くほとんどの人物が彼女とはタメ口で話している。

やたら行動的で思いついたことはできる限り実行に移す。
リーダーシップも備わっていて、曲者揃いの急造チームを迅速で的確な指示でまとめる。

ともすればおちゃらけているようにも見える言動とは裏腹に大変律儀で、約束を反故にすることは決してしない。
約束の裏をかいた奇襲や不意打ちをすることに抵抗はないが、約束そのものは絶対に守る。

記憶力に優れており、今まで会った人物等は絶対に覚えていると豪語している。

バトルでは戦闘狂・トリガーハッピーといった言葉がぴったり当てはまるほどはっちゃけ、正面切っての戦いから不意打ち・裏切り・虐殺まで嬉々として行う。
まさに勝つため・楽しむためなら何でもありというスタンスで、相手が徒党を組むなどしても一切批難せず、面白がって迎え撃つ。
そのスタンスに加え、フィールドの情報収集等にも余念がなく、予想もつかないような策を講じることも。

英語に堪能で、チームバトルロイヤル大会《スクワッド・ジャム(以下SJ)》を「イカのジャム」と誤訳したレンに名前の意味を解説している。
教養もそれなりにあるようで、SJ3では『羅生門』の一節のパロディを、自分を倒しに来たプレイヤーと即興で繰り広げたことも。

なお、SAO本編で描かれた個人戦バトルロイヤル《バレット・オブ・バレッツ(以下BoB)》の第3回大会にも参加しているが、2次予選で狙撃によりあえなく敗退したらしい。

出自

実は初期プロットには存在しなかったキャラ。
当初はSAO本編の中でキリトに倒された《銃士X》がスクワッド・ジャムを開催する予定だった。
しかし時代が時代だったせいだろうか、SAO原作者の川原氏が「古参がどう反応するかわからない(意訳」と懸念を示したためオリジナルキャラクター=ピトフーイに差し替えられることとなった。
だが時雨沢氏曰く、川原氏から借りたキャラではなく好きに動かせるオリジナルキャラクターに変更されたおかげでその後の展開が膨らんだため、その方が良かったとのこと。
《銃士X》不憫伝説が不動のものとなった瞬間である。


【SECT.2 使用銃器】



「私なんかね、GGOにある全ての実弾銃を撃ってみたいって思っているのに!」


リアルの私財を惜しげもなく投じた、多種多様な銃器による変化に富んだプレイがピトフーイの特徴である。
相当なガンマニアでもあり、銃の紹介を始めると普段よりも饒舌になる。
GGO内でも希少なアイテムは、その持ち主を探して売ってくれるよう交渉している。以前にはある人物に取引を持ちかけたことも。結果はお察しください。

以下が、作中でピトフーイが披露したコレクションである。

ロシアを代表する7.62mm口径アサルト・ライフル。(1巻P18)

  • L86A2
イギリス製アサルト・ライフル《L85》の分隊支援火器バージョン。(同P71)

  • コルト・ダブルイーグル
ガバメントをベースとした貴重な拳銃。(同P71)

  • レミントンM870
ポンプアクションの代表的なショットガン。(同P72)

アメリカ製アサルト・ライフル《M16A1》の初期モデル。(同P72)

  • SKSカービン
レンと金打を交わした時の銃。(同P78)

  • スプリングフィールドXDM
40口径の自動式拳銃で、ピトフーイは高い筋力値を活かして片手でマガジンを装填できる。彼女は両腰にXDMを吊ることが多い。(3巻P120他)

  • レミントンM870ブリーチャー
先述のM870の銃身が短いバージョン。SJ3ではリアルならあり得ない使い方をした。(同P129他)

  • KTR-09
ピトフーイのメインアームのAKシリーズカスタムガン。
75連ドラムマガジンを装着しており、高い連射性能を発揮するコレクター垂涎の一品。(同P130他)

  • HK416C
軽量装備のピトフーイがメインアームにする、短縮アサルト・ライフル。(6巻P67)

ネタバレ注意‼︎ 
-M9A1バズーカ
拠点攻略用に大枚叩いて入手した隠し玉。第二次世界大戦で米軍が使用した対戦車兵器。(同P283)

これら以外の武器として、両足のブーツに細身のナイフを装備している。

さらに、腰のポーチには青白い光の刃を放つフォトンソード《ムラマサF9》を最低3本は入れており、白兵戦や何でも切れることを利用したブービートラップの作製に役立てる。
他のプレイヤーに”プレゼント”と称してレアアイテムを持たせることもあり、SJ3でフカ次郎がぶっ放した《プラズマ弾頭》や、テストプレイでエムに運ばせた最新鋭アイテム(ただしゲームバランスを考慮して性能はロートル)の”ドローン”などがある。
余談だが、ドローンの購入費用は”人間は生まれつき平等らしいけど実際には平等じゃないからお前等勉強しろよ!”と言った人でサッカーチームができるくらいらしい……。



【SECT.3 人間関係】


長いプレイ歴と人当たりのよい性格から、広い人脈を持つ。

レン/小比類巻 香蓮

みんな大好き、俺たちのピンクのチビ
レンにとってはGGOにおける最初の友達。明るく気さくな人柄にすぐに親しくなった。
「真っ向勝負をしてレンが自分に勝つことができたらリアルで会う」という”金打の約束”を交わしており、このことをピトフーイはよく覚えていた。
また、初めて会った時からレンがVRゲームに非常に高い適性を持っていることを察しており、SJ2で“イカれたレン”の凄まじさを体感してからはある種歪んだライバル意識を抱く。
そして、“イカれたレン”と対決したいがために普段は(一応)温厚なレンをあの手この手でブチ切れさせようとする困ったちゃんに。「GGOにおけるだいたいこいつのせい」呼ばわりもむべなるかな。
そもそもレンをSJに誘ったのはこの人であり、彼女を修羅の道に引き込んだ元凶といえる。


エム/阿僧祇豪志

ラインなし狙撃の第一人者にしてピトさんの奴隷。リアルでも面識があるエムの扱いは非常にぞんざい。
事あるごとに罵声や皮肉を浴びせたり、ゲーム内外を問わず頭や股間などを殴る、蹴るといった暴行を加えている。この男がエムでさえなければ即警察沙汰である。
とはいえ愛情が全くないわけでもないらしく、「悪い奴ではない」と評価する姿勢を見せている。一種のツンデレ……なのだろうか。
戦闘面では彼を”チキン”と罵りながらも毎回作戦立案と指示を一任している辺り、彼への信頼がうかがえる。それでも肝心な時に暴れるのがピトフーイという女だが。


フカ次郎/篠原美優

レンのリアルの親友にしてALOから来たちびっ子グレネーダー。
SJ2の決戦以降リアルでも交流するようになる。それにしてもフカは要領のいい女である。
ピトフーイにとっては本心を気兼ねなく晒すことができる数少ない相手。
ただし彼女のヤバさはフカ次郎も重々承知で、香蓮(=レン)に「イっちゃった人」「ちょっと歪んでる」とこぼしている。


◉エヴァ(ボス)/新渡戸 咲

SJ上位常連のアマゾネス軍団のリーダー。SJ2でファースト・コンタクトをとった後、SJ3、テストプレイと戦闘や共闘をしている。
ボスを含むSHINCのメンバーはレンから聞いて彼女の事情はある程度把握しており、SJ4の後でカラオケボックスで対面してはいるが、その本性までは知らない。もっとも、知ってしまったら新体操部の面々が危ないのでこのままが望ましいだろう。
なお、SJ2以降にレンとSHINCの再戦を難しくしている原因の大半がピトさんのせいである。
もう半分?作者のせいです。


◉デヴィッド

MMTMリーダーの彼とは昔同じスコードロンに所属していた間柄。
彼女の奇行に嫌悪感を示す傍らその実力は高く買っており、倒すべき最大の好敵手として認識している様子。
ちなみにピトフーイに”ダビド”と呼ばれると、彼は怒る。


小説家

SJのスポンサーを務める小説家との直接の面識はないものの、彼女によるコメントはかなり辛辣。というかぶっちゃけ作者の自虐
度々彼を指して「性格が悪い」と漏らしているが、人のことは言えないのではないだろうか。


◉神崎 エルザ

香蓮(レン)や美優(フカ次郎)が大ファンの清純派人気シンガー・ソングライター。
クラシック音楽をアレンジしたメロディに、澄み切った優しい歌を歌うという癒し系。
ピトフーイは彼女に口利きできるほどの関係らしいが、アニメ5.5話ではエムに対して「澄ました女」と批判的に答えている。





追記、修正は中学以来の親友の結婚式に参列してからお願いします。
































「――こんな怖くて楽しいことを止めろって言うの?」



【SECT.4 触れたら死ぬ毒鳥の名を頂く女】


上記の親しみやすいベテランゲーマーとしての彼女は、彼女の一面に過ぎない。
その本性は自分の命を賭けたデスゲームに異常なまでの執着を見せる危険人物である。

元々ピトフーイは”死”への憧れと抑え切れないレベルの破壊衝動を内に秘めていた。
己が狂気を隠しながら夢を叶えるために邁進していた彼女はあるゲームのベータテスト版を手に入れた。
ゲーム内で”やけに格好つけたイケメン優男”に心身ともに苦汁を舐めさせられながらも狂ったように遊び続けた。もちろん正式版もサービス開始とともに遊ぶ予定だった。

ここまで読んだ方は恐らくお気付きだろう。
そのゲームこそがかのソードアート・オンライン(以下SAO)』である。
ゲーム内で命を落とした者は、現実でも脳を頭上のVRゲームハード《ナーヴギア》に焼かれて命を落とす。
クリアするまで脱出不可能、10,000人のプレイヤーのうち約5分の2が亡くなった未曾有のデスゲームだった。

2022年11月6日。
運命の日にピトフーイはSAOをプレイすることはなかった。
一生を決める大事な用事があり、賢明にも彼女は人生を選んだのだ。
そして、そのおかげで彼女はSAOに囚われずにすんだ。
……済んだ、はずだった。

常人ならば、それをラッキーだと捉えるだろう。しかし”死”に魅入られた彼女は「人生最高のゲームを遊ぶ機会を逃した」と思ったのだ。激怒した彼女は阿僧祇 豪志(=エムのリアル)に重傷を負わせ、自傷行為にも走った。
豪志は彼女を「SAO生還者(サバイバー)」の逆、つまり参加したくても参加できなかった「SAO失敗者(ルーザー)と形容している。

その後はSAO失敗者になった怒りを仕事と他のVRゲームに昇華していたが、2年後にSAO事件が解決すると再び彼女の鬱憤が爆発する。
SAO生還者の証言から「他のプレイヤーを意図的に殺す=本物の殺人を行うプレイヤーがいた」ことを知ったからだ。
またしても豪志と家中のものに八つ当たりした理由は、こうだった。



「SAOをやっていれば、そんな人殺しプレイヤーになれたのに!」


そいつら を正義の名の下にぶち殺すことができたのに!」



控えめに言っても、正気の沙汰ではない。
ただ、頭がおかしいとはいえ彼女は”一応の常識や社会性”を持っているため、豪志をフルボッコにしつつも最後の一線を越えることだけはなかった。

GGOを始めてからは多少なりとも精神状態が安定していたようだが、SJ1にリアルの用事で参加できなかったことで発作が再発。
前兆としてSJ1に参加させたエムに「大会中にゲームオーバーになったらリアルでも殺す」というメッセージを送り、レンとの諍いの種になった。
SJ1に出られなかったことで鬱屈がピークに達した彼女はついに自らSJ2のスポンサーとなり、「SJ2で優勝できなかったら、またはゲーム中に殺されたら現実で自殺する」と宣言した。(なお豪志も死ぬ。)

SJ2では司令塔のエムをチームリーダーに据えた6人チーム《PM4》を結成し参加。
残りの4名は対物ライフルの《M107A1》をはじめとした強力な銃と優秀な能力を兼ね備えた覆面の男たちで、ピトフーイとエムの指示で動く。
チーム名を見たレンとフカ次郎はその由来を”ピトフーイとエムの死”(または”ちょっと遅いおやつタイム”)と推測した。

SJ3、テストプレイにはレンやフカ次郎、下僕のエムとともに4人チーム《LPFM》として参加。とても呼びにくいチーム名はわざと。
依然えげつない戦法を取るが、SJ2のような病的な様子はいくらかなりを潜め、”エキセントリックながらも面白い人”というイメージが強まっている。人によっては『学園キノ』の黒島 茶子先生を思い出すかもしれない。

誤解されがちだが、ピトフーイは心から”現実の死”を望んでいるわけではない。
なまじ社会性があるからこそ、彼女はSAOにおけるプレイヤー・キラー=本物の殺人者を憎み、ある敵兵士の消えない傷跡を目にした際は真摯に受け止めている。

その一方で度の過ぎた暴力性は仕事やGGOだけでは解消しきれず、行き場のない怒りは隣にいる奴隷に向かっている。
いわば彼女は”現実と欲求の板挟みになっている”狂人といえる。

本質的には狂っているのだが、理性が歯止めをかけている状態であり、その中でフラストレーションが溜まっていくのは致し方ないことだろう。

そのあたりが本編に出てきたアイツらなどとの一番の違いである。
本編で後に明かされている、「SAOへの後期参加者」が実際にはいた…つまり、もしも彼女が”一応の常識や社会性”を持っていないのであれば、
本当は浮遊城に行くことが出来たということを考えると、彼女の”現実と欲求の板挟みになっている”面が分かりやすいのではないだろうか。


【SECT.5 頭のおかしいバトルスタイル】



ピトフーイの戦い方は非常に残忍である。

その美貌からは想像もつかないほどのとても無慈悲な戦い方をする。

殺られる側からするとたまったものではないが、ド派手なバトルスタイルはSJを観戦する酒場の観客達に好評。


貴女になら殺されてもいい!


銃や光剣による攻撃のみならず、チャンスと見るや素手で敵を撲殺したり、殺した相手の銃を我が物顔で奪い取ったりと容赦ない戦法を用いる。
嬉々としながら首チョンパしたプレイヤーの生首を放り投げ、レンをおびき出すためだけにフカ次郎の四肢を吹き飛ばす姿はさながら魔王

因縁のあるデヴィッドとは二度に渡るタイマン勝負を繰り広げている。
SJ2では光剣で後ろにいた彼の仲間のジェイクもろともメザシにし、SJ3に至っては光剣同士の鍔迫り合いを演じるも初披露の二刀流全身バラバラにして下している。

残虐な上に頭も回り、光剣で頑丈な壁に穴を開けて敵の銃撃を防ぎながら自分(たち)は一方的に攻撃できるようにする、といった策略を巡らす。
さらに体力値が非常に高いため、半端なダメージではHPがさほど減少しない。それどころかヘッドショットを受けても急所を僅かに逸れて一撃死を免れるほど悪運が強いため、戦闘では理不尽なまでのしぶとさを誇る。

過激なバトルスタイルに目が行きがちだが、優れた状況判断に基づいた確かな計略とそれを実行する行動力が最大の持ち味といえるだろう。

なお彼女はベータテスト時代に手に入れたナーヴギアを未だ所持しており、GGOプレイ時も使っている。
ナーヴギアは現行のVRゲームハード”アミュスフィア”と異なり、生体感知の安全装置を任意にキャンセルできるため、極度の興奮からの失神や連日の仕事直後の過労時にゲームから強制ログアウトされることはない。

ゲーム環境を極限まで突き詰めるために五感を遮断する《アイソレーション・タンク》をも所有しており、熱意の程がうかがえる。






























警告:この先、作品の核心に繋がるネタバレです‼︎






























「素晴らしい、本当に素晴らしい――素晴らしい”魔王”でした!」



【SECT.6 魔王の真の姿】



ベールに覆われていたGGOのイカレ強豪プレイヤー・ピトフーイ。
そのリアルにおける姿は、あの神崎 エルザが歌うライブハウスを運営する会社の社長、佐藤 麗――























ではなく*1







神崎エルザ


CV.日笠陽子 Vo.ReoNa

彼女は自身が所属する個人事務所の社長であり、豪志は事務所の役員兼マネージャー兼専属運転手兼(たぶん)恋人兼奴隷(ここ重要)である。
かつて喫茶店で働きながら経営学の猛勉強をしていたエルザは、客として知り合った豪志(当時は大学生のデブだった)のストーカー被害を受けていた。
そのうちに彼女は別のストーカーに襲われ、同じくつきまとっていた豪志に助けられる。その時ストーカー2号に痛めつけられた豪志をエルザは介抱して自宅に連れて帰った。
そして彼を拘束して夜通し精神的にも肉体的にもフルボッコにした。

……前後の文脈がまるで繋がっていない気しかしないが、忘れてはいけない。この人はピトフーイである。そして阿僧祇 豪志は”エム”である。
きっちりと“恥ずかしい写真”を撮って豪志を逆らえない立場に追い込むことも忘れず、“恋人”として散々コキ使ったり連れまわした結果、豪志はそんな生活を至上とする意識変革を起こし、
そうして忠実な彼氏兼奴隷をゲットした彼女はSAO事件を経て現在に至る。

曲がりなりにも彼氏持ちでありながらエルザは二刀流(意味深)で、SJ2後に約束通り会った香蓮にリアルでは初対面にもかかわらずディープキスをかましている。しかも2回も。
本人曰く「女同士なら何もかもノーカン」
意味があるかはともかくとして念のため擁護すると、エルザは大会の中継映像を通してレン(香蓮)が耳打ちしたように見せかけてクラレンス(♀)の耳元にキスしたことを察しており、先の発言はその意趣返しである。
また、キスする前に「リアルでも可愛いよ!気に入った!」と言っているところから察するに、香蓮の容姿や性格はエルザにとっては好みのタイプだったと思われ、
その後もレンに何度もまたリアルで会うように提案している辺り、結構本気で香蓮を狙っていると思われる。
豪志も「男だろうが女だろうが構わず食っちゃう酷い女」って言っちゃってるし。

リアル容姿は我々から見ても童顔低身長なため、香蓮と並べるとロリおね臭がすごい。


神崎エルザ名義でCDも発売されており、ReoNa氏が歌っている。
アニメ、ガンゲイル・オンラインでも挿入歌として使われている。
一部の曲はクラシック音楽の主旋律が部分的に使われている部分があり、例えば『STEP STEP』なら「展覧会の絵」の旋律が使われている。

なおピトフーイ名義でのキャラソンもあるのだが、こちらは日笠氏が歌っている。

【あとがき】



原作5巻の黒星 紅白氏のコメントより、ビジュアルイメージは蛇。

初期のイラストは少し目つきの鋭い美人で済んでいたが、巻を追うに連れて人とは思えないおぞましい描写が増えている。4巻P310や5巻P385のピトさんなど、人の皮を被ったただのバケモノである。


因みにエルザの歌担当であるReoNaは、SAO本伝にもアリシゼーション編から参加している。



追記・修正は自発的にデスゲームを行ってからお願いします。

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最終更新:2024年02月13日 19:35

*1 ただし視聴者にフェイントをかけるためか、佐藤 麗もピトフーイと同じく日笠氏が声を担当している。