ラー・カイラム級機動戦艦

登録日:2012/01/27 Fri 12:11:39
更新日:2024/01/18 Thu 20:18:30
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ラー・カイラムでアクシズを押すんだよ!

無茶言わないで!

地球が汚染されるのを黙って見ているのか!!






ラー・カイラム級機動戦艦
Ra Cailum-Class Mobil Battle Ship

性能諸元

所属:地球連邦軍
   ロンド・ベル隊
開発:ヴィックウェリントン社
全長:487m
全幅:165m
動力:熱核融合炉
   ミノフスキー・クラフト・エンジン(U.C.0096年から搭載)
《武装》
連装メガ粒子主砲 ×4基
艦首ミサイルランチャー ×6門
後部ミサイルランチャー ×1基
対空機銃 ×22基
ビームシールド*1
ビームバリア(後期型のみ)
核ミサイル



地球連邦軍がそれまでのマゼラン級戦艦に代わる主力として配備された宇宙戦艦。
資料によっては“ラー・カイラム級戦艦”、または単に“カイラム級”とも表記される場合がある。


開発したのは航空機の開発やMSのOEM生産を行なっているヴィックウェリントン社。

設計には一年戦争以来の教訓を基に、
などこれまで設計されてきた連邦軍大型艦の設計・長所を集約した万能戦艦として開発されており、名実ともに連邦軍艦の集大成である。
ティターンズ艦やエゥーゴ艦からも設計を取り入れているのも特徴であろう。


その結果、マゼラン級以上の巨体・最高峰の火力・充実したモビルスーツ(以下MS)運用能力・高い機動力を備えた、あらゆる点で優れる高性能艦として完成した。
MS運用能力に関しては、通常のMSに加えてMA並みの装備(BWS)を備えたリ・ガズィや巨大なファンネルを背負うνガンダムを問題なく運用できるほど。

火力面でも優秀だが、防御力でも従来の艦艇に比べて秀でており、通常艦橋と戦闘艦橋への分離による被弾時のリスクの分散や、ミサイルの詰まった艦首に直撃を受けても艦首が吹き飛ぶだけで中枢部へのダメージが無いなど、一発喰らえば即轟沈ということが多い巡洋艦クラスに比べてもダメージコントロールにも優れている。
防空戦闘能力も非常に高く、エースパイロットかニュータイプでもないと(時にはエースですら)下手に近付いてたちまち蜂の巣である。


同じヴィックウェリントン社が開発したクラップ級巡洋艦は同時期に開発されたこともあって本級を簡略化したような外観であり、艦体に使われる部品も共通のものが用いられている。
船体下部の放熱板はサラミス級のものの発展型でもあり、これもカイラム・クラップ共通の特徴である。


先にも触れたように本級とクラップ級には巡航ブリッジと戦闘ブリッジの二つがある。
これによってブリッジを攻撃された際のダメージを軽減出来るほか、戦闘ブリッジが脱出ポッドとしても機能する。


なお、就役当初のカイラム級にはミノフスキー・クラフト等の大気圏内用装備を持たず、*2大気圏内での活動能力を持たなかった。
しかしU.C.0096年時にラー・カイラムが新型ミノフスキー・クラフトの試験運用を行って以降、ミノフスキー・クラフトは標準装備となり、更にU.C.0100年以降は近代化改修によってビームバリア及びビームシールドを装備されると自力での大気圏突入が可能となり、大気圏内での活動が可能なように改修されていった。

アーガマは地上に降りればマスドライバー等を使わない限り二度と宇宙には上がれないとされていたが、改修すれば可能になるだけカイラム級の設計はやはり優れたものだと言える。


前述のように設計・戦闘能力が極めて優秀だったため、近代化改修を加えながら就役から60年以上が経過したザンスカール戦争期においても、連邦の主力艦艇であった。
この時期はMSの小型化が進んでいたため、もともと大型機を軽々運用できる本級の価値はより高かったものとみられる。

ザンスカール帝国の最新鋭艦に比べて見劣りはするものの、それらの艦と互角に戦い、十分に活躍出来た点を見るに基本性能の高さが窺えるだろう。




武装

  • 連装メガ粒子主砲
主兵装。
艦首下部に1基、艦橋前部の甲板に2基、艦橋後部に1基の全4基。加えてU.C.0096年次のラー・カイラムには後部デッキ下部にもう1基増設されている。
火力・精度共に高水準なもので、仰角をほぼ垂直まで傾けることが可能であり、射角はかなり広い。

カイラム級以外にもクラップ級や改修後のネェル・アーガマ、ゼネラル・レビルなど、90年代に建造された連邦軍艦艇にも同じ物が採用されている。

後部カタパルト下部にも主砲のように見えるパーツがあるが、こちらの詳細は不明。


  • 艦首ミサイルランチャー
艦首に6門設けられた大型ミサイルランチャー。
主に対艦攻撃に使用される。


  • 後部ミサイルランチャー
ダミーバルーンの射出や対空防御に用いられる小型ミサイル用の多目的ランチャー。
艦底後部側に1基*3配置されている。
U.C.0096年次のラー・カイラムでは撤去されており、代わりに連装メガ粒子主砲が配置されている。


  • 対空機銃
対空機銃は連装式のものが艦橋はじめ艦体各部に点在。
本来はコントロールセンターからのリモコン操作で制御するようだが、劇中ではシステムの不具合によって手動で操作している。
無数の機銃群から成る防空性能はかなりのもので、直撃すればMSも木端微塵となる。


  • ビームシールド
ザンスカール戦争期の改修によって艦首に増設された防御兵装。
防御から大気圏突入まで、割と広い用途に使用される。


  • ビーム・バリアー
上記のビームシールドとは別物で、『閃光のハサウェイ』に登場した時にラー・カイラムが装備していた。
おそらくΞガンダムなどと同じもの。
ラー・カイラムとその僚艦2隻が大気圏突入に使用したが、以降の艦艇に採用された様子は見られず、試験的なものだったかコスト的に見合わなかったものと思われる。


  • その他
劇中の台詞で「アンチミサイル粒子弾」なる武装の存在が語られているが、劇中描写が無く詳細不明。




同型艦


  • ラー・カイラム
    Ra Cailum
ラー・カイラム級の1番艦。同級ネームシップである。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』および『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する、ラー・カイラム級でもっとも知名度が高い艦。
地球連邦軍の外郭新興部隊ロンド・ベル隊の旗艦である。

艦長を勤めたのは連邦軍の名物艦長であるブライト・ノア大佐。彼はロンド・ベル隊の司令も兼任している。
副長は宇宙世紀0093年と0096年時がメラン中佐、0106年時がシーゲン・ハムサット。

ロンド・ベル隊の旗艦として就役したラー・カイラムは多くの犠牲を払いつつも第2次ネオ・ジオン抗争を戦い抜いた。




U.C.0096年時は極東のサセボ工廠で搭載したミノフスキー・クラフト・エンジンの搭載実験を地球上で行なっていたところ、ジオン残党によるダカール襲撃に出会したところからラプラス戦争に巻き込まれた。

小説版ではその後、トリントン基地に寄った際にシンブ根拠地隊のザクⅠ・スナイパータイプによって大ダメージを負わされた。

アニメ版では直接戦闘に参加せず、主に裏方として行動した。
終盤にはトライスター隊を伴ってシャイアン基地を強襲して、防衛隊のグスタフ・カールやZプラスやジェガンを制圧し、ロンド・ベル隊の独立捜査権をもってマーサ・ビスト・カーバインらを逮捕した。

U.C.0105年のマフティー動乱の際は第13独立艦隊に編入され、その旗艦として地球に降下する様子が確認できる。


なおゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』ではハイパー・メガ粒子砲を装備していることがあるが、これはオリジナル設定である。



  • アドミラル・ティアンム
    Admiral Tianm
機動戦士ガンダムF90』に登場。艦長はノヴォトニー中佐。
カタパルトが艦に対して垂直に配置されているのと全体的に丸みを帯びたデザインが特徴的。
あとオペレーターが可愛い。

第13実験戦団の旗艦としてガンダムF90二機の運用試験を行なっている最中に、オールズモビルによる強奪事件が発生。
そのまま第13独立機動艦隊の旗艦として火星に赴く。
なお、この艦隊はカイラム級の本艦の他は、アイリッシュ級戦艦を主力僚艦として編成していた。
しかし火星軌道上にてボッシュ大尉の裏切りでジャックされ、艦隊に大きなダメージを与える結果となってしまった。

その後ノヴォトニーが脱走した事もあってサブコントロールによって解放され、艦隊を襲っていたRFアッザムを撃破することに成功。
しかし、錯乱したノヴォトニーがまたもこっそり持ち込んでいた核弾頭による攻撃を強行しようとクルーと揉めている最中にオリンポス・キャノンの直撃を受けて轟沈した。

なお、艦名の由来となったのは一年戦争時にソロモン攻略の指揮を執ったティアンム提督。
何気に上司(ゼネラル・レビル)に続いてしょうもない沈み方をしてしまっている。



  • エイブラム
    Abram
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場した艦。
他のラー・カイラム級と違ってMSデッキのドア付近が青いのが特徴。

第二次オールズモビル戦役時、第13反地球連邦組織討伐部隊の旗艦として艦長のワイブル・ガードナー中佐が指揮を執り
F90やガンダムF91(バイオコンピューター未搭載)を運用した。

その後はコスモ・バビロニア戦争にも参加したとされるが、詳しい戦歴は不明。



  • エイジャックス
    Ajax
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』、『機動戦士ガンダムF90 FastestFormula』に登場。
第306部隊の旗艦として部隊長のバズ・ガレムソン大佐が艦長を兼任している。
ガレムソンの私欲で“ネオ・ジオン残党狩り”の名を借りたジオン系難民虐殺に従事する悪名高い艦である。

劇中ではシルエットフォーミュラ計画の後始末のためにゼブラ・ゾーンを訪れ、ガレムソンが出撃している時は副官のドーフマン大尉が指揮を執った。
ネオジオン残党の居留する難民コロニー内に逃げ込んだブレイウッドを外から砲撃しようとするが、逆にコロニー内からネオガンダムのG.B.R.Dの放った全力放射ビームを受けてブリッジが消滅、沈黙した。

『機動戦士ガンダムF90 FastestFormula』では就役時の様子が描かれ、U.C.0116年に連邦軍第2実験戦団「Fastest Formula」の前旗艦スペース・アーク級フェア・レディに代わる新旗艦として就役したことが判明した。



  • ラー・グスタ
    Ra Gusta
機動戦士ガンダムF91』に登場。
フロンティアサイド駐留軍に所属する。
カラーリングは他のカイラム級に比べてグレーがかっていてカタパルトも黄緑色となっている。
クラップ級なども似たような配色なのでフロンティアサイド駐留軍特有のカラーなのかもしれない。

劇中ではダミー隕石に隠れてフロンティアⅣに接近、クロスボーン・バンガードの中心人物が集まる迎賓館に向けてその周囲に集まっていた難民諸共艦砲射撃を敢行、難民に大きな被害を出した。

その程度の被害で戦争が終わるなら、安いものだ!

この戦艦の戦闘シーンは少ないのだが、よく見ると実はゾッとするほどの練度の高さが窺い知れる。
最初にダミー隕石に隠れてフロンティアⅣに接近だが、これはガンダムUCで同じことをロトでやっていた、が、ロトは12mくらいの小型MS。それに対してラー・グスタは487mという巨大戦艦である。
更にその後ではブリッジのシーンが映し出されるが、これからわかることは艦長も含めてノーマルスーツを着用することで熱源による露見を避け、各機関を停止させ、最低限の動力で稼働していると思われる。ブリッジ内が赤外線灯で赤暗い状態なのもこのためだと思われる。
その後、瞬時にMSを展開させ砲撃開始。しかも所属MS部隊もよく見るとCVのMSと対等に渡り合っているので相当に練度が高いこともわかる。
中には艦砲射撃を回避しながらエースが乗るデナン・ゾンと一騎打ちを繰り広げるGキャノンの活躍が見れたりも。

以上のことからラー・グスタは
巨大戦艦でダミー隕石に隠れながら無音慣性航行をして敵に最接近という離れ業をやってのけた上に、所属MSも性能に勝るCVのMSと対等に渡り合える練度を持つ
ということである。
連邦軍の練度が低いと言われるなか、これほどまでの練度を持っているというのは驚愕の一言である。

そして、上記の名セリフ
「その程度の被害で戦争が終わるなら、安いものだ!」
これだけ見るとこの艦長は悪党のように思えるが、小説版ではCVの中枢を攻撃する決死隊だったりする。
また、劇場版の情報だけに限っても
作戦が成功すれば、中心人物の殆どが死亡しCV壊滅に直結させることも出来るし、何よりこのまま放っておくと他のコロニーも同様の被害を受けるから作戦自体は間違っていない
1年戦争以降の争乱をリアルタイムで見ていた可能性が高く、そのトラウマが呼び起こされた
「結果論ではあるが、実際CVのトップは人類の9割を抹殺する事を考えている連中なので、9割抹殺されるよりは確かに安い
…という見方もできる。

しかしその後、どうなったのかが描かれなかった。敵地のど真ん中にいたのだから、沈められたか拿捕されたか……

小説版では宇宙戦艦と記述されており、ラー・カイラム級なのかは不明。Gジェネなどではクラップ級にされてしまうことがある。



  • ジャンヌ・ダルク
    Jeanne d'Arc
機動戦士Vガンダム』に登場。
地球連邦軍主力艦隊の総旗艦。レビル将軍の子孫ムバラク・スターン中将がリガ・ミリティアに同調し、ハイランドにて艦隊を率いてリーンホースJrと合流した。

TVアニメへの登場にあたって設定画では描かれているディテールがやや簡略化されているのと、近代化改修によりビームシールドを艦首に装備しているのが特徴。

劇中ではムバラク中将とハンゲルグ・エヴィンが搭乗してエンジェル・ハイロゥを巡る戦いに参加する。
その最中に意を決してリーンホースJrよりも先に特攻を仕掛けるがクロノクルの駆るリグ・コンティオによってブリッジを破壊され、ムバラク中将が戦死、特攻は阻止された……



かに思われたが、老兵の最期の意地か主を失ってもなお前進を止めずにムッターマ・ズガンのダルマシアンに突撃、帝国最大規模を誇るズガン艦隊の旗艦を道連れに轟沈。

少しは子供たちの手助けをせんとな

その名の由来の通り、自ら犠牲となってリガ・ミリティアの勝利へと貢献した。


かのボンボン版ではハンゲルグがウッソのピンチに父としての感情を優先させてジャンヌ・ダルクでV2ガンダムの盾になり、親子の絆を修復させるという名シーンがある。
その後、ドッゴーラ改に苦戦するウッソに対して再度割って入ってV2ガンダムを守り、アサルトパーツを射出するが、ジャンヌ・ダルクは大破してしまう。
ムバラクとハンゲルグは脱出するはずだったが、直後に邪魔されたことにキレたクロノクルによってジャンヌ・ダルクごと真っ二つにされてしまい、
ウッソは目の前で母に続き父まで失うことになってしまった…

余談だが、ダルマシアンに衝突する寸前に戦死したムバラク大将の幻が映るシーンで、一緒にいつの間にか姿を消した筈のハンゲルグのカットまで入ってまるで彼も一緒に死んだかのような演出になっているが、これはスタッフのミスであったとのこと。



  • その他のラー・カイラム級
上記のもの以外にもC.V軍との艦隊戦で大破したフロンティアサイド駐留艦隊旗艦、ラフレシアに沈められた艦やハリソンらF91部隊の母艦など、名称不明の同型艦がそれなりに登場している。

しかし、一年戦争時のマゼラン級戦艦ほど多くはない。
本来はラー・カイラム級とクラップ級で艦隊を組むものと思われるが、実際にはクラップ級とサラミス級という編成が多く、カイラム級の出番は少な目となっている。
「アドミラル・ティアンム」旗艦の第13独立機動艦隊も、最新MSを搭載したり補給体制に入れ込んだりとかなり余裕のあった部隊であるが、それでもクラップ級ではなく旧式のアイリッシュ級戦艦を使いまわしている。

これは一般には、軍備に限らずあらゆる予算が乏しかった連邦では航宙軍艦を更新する程のリソースがなく、カイラム級の建造が困難だったというのが定説。
実際、連邦軍はジムⅡを魔改造して維持するのは序の口、ジャブローでガンタンクⅡ、ガンキャノン重装型、ジム・キャノン、ジム・スナイパーカスタム、ザクタンク、グフ飛行試験型等二線級の兵器を前線で使ったり、
シャアの反乱時に未だ61式戦車を使ってたり、ラプラス戦争時のダカールやトリントン基地で1年戦争やグリプス戦役のMS・兵器が使われてたり挙げ句の果てに鹵獲したザクキャノンを宇宙用に改修して使い、
木星戦役にボールが出張るという凶行にまででているため、かなり信憑性はある。
おそらく、予算が回ってこない部隊ではサラミス改かマゼラン改が主力で、カイラム級は勿論クラップ級やスペース・アーク級ですら配備されなかったものと思われる。




ゲームにおいて

ブライトの最後の座乗艦という点から、性能的には高く設定されている場合が多い。
ただし、宇宙世紀ではビームシールドがあるマザー・バンガードやリーンホースJrといった後年の母艦、尖った個性を持ったアナザーガンダムの主人公達の艦と比べると
突出した個性に弱く、高バランスであることそのものがウリ、といった印象。

一部の作品では『逆シャア』最終決戦を再現して武装に核ミサイルが採用されている場合がある。
スパロボD』では、敵を爆発させないように倒さないといけないステージで核を平然と使うというシュールな光景が拝める。

スーパーロボット大戦シリーズにおいては初期の作品から現在に至るまでブライトが最後に乗る艦になる場合が多く、ある意味自軍の象徴となっている。
(最後までネェル・アーガマだった『MX』や、最後までアーガマだった『Z』といった作品もあるが)
しかし、旧シリーズにおいては性能的にはあまり良くなく、優秀な精神コマンドを持つグラン・ガランとゴラオンに取って代わられる場合が多かった
…が、ダメージや命中率の計算式の変更や、能力自体の底上げによって、徐々に改善されていった。
特に『D』はブライトが精神コマンド「愛」を習得することもあり、「愛の核ミサイル」の殲滅力は度々ネタにされる。

スパロボV』ではブライトが新スキル「艦隊指揮」を習得したため、沖田艦長が同じスキルを持つ
ヤマトと並ぶことで自軍全体の命中・回避率をかなり底上げすることができるため、需要が増した。
スパロボT』では艦隊指揮が健在であり、今作の戦艦4隻の内2隻は艦長が指揮官スキルを所持していないため、戦局の安定化には欠かせない。
スパロボ30』では各地の戦線を支える連邦軍の艦隊旗艦として複数の同型艦が登場しており、ジャンヌ・ダルクの他にも『コードギアス』のコーネリアや『マジンガーINIFINITY』の兜甲児っぽい声の司令官など、作品の枠を超えた組み合わせの艦が登場している。




立体化

アムロやブライトらの最終乗艦で人気も高い艦だが、意外なほど立体化の機会に恵まれない。

まともに立体化しているのはメガハウスより発売されたノンスケール・彩色済みフィギュアのコスモフリートシリーズくらいだが、こちらはこちらで入手難易度が高い。
一応、プレミアムバンダイより2023年末にコスモフリートスペシャルのリニューアル版が発売されている。






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最終更新:2024年01月18日 20:18

*1 U.C.150年代時

*2 月の艦隊にも配備されているので低重力下での運用は可能と思われる。

*3 『F91』での描写を見るに10連装程度か?