全ガンダム大投票

登録日:2018/05/13 Sun 23:09:10
更新日:2023/07/08 Sat 13:54:14
所要時間:約 ? 分で読めます





ガンダム40年を記念して




全ガンダム大投票とはガンダムシリーズ40周年を記念して2018年3月2日から同年4月20日までNHKの企画によって実施された一大投票イベントである。
つまり恒例のNHKによるガチ企画である。


概要

1979年に放映された日本のロボットアニメの金字塔、機動戦士ガンダム。その一作目から現在に至るまでの40年の月日でTVアニメやOVA、劇場版と様々な形でガンダム作品が生み出され続けていった。そして40周年を迎えた記念としてNHKは全国のガンダムファンによる大投票の開幕を宣言する。
時代を越えたガンダムシリーズの大舞台が幕を開く―――

投票ルール

投票対象は大きく分けて四つ。
40年の間に世に発表されたガンダムシリーズ56作品から投票するアニメ作品部門
作品を彩る個性的なメカニックにして総数900機を超えるモビルスーツ[メカ]部門
作品の中で躍動し、人間ドラマには欠かすことのできないキャラクター部門
作品の演出に大きく関わり、作品外にも大きな影響を与え続けているガンダムソングス部門

最大の特徴はNHKによって構築された非常に綿密なデータベースであり、投票者は各部門ごとに自らの好きな対象を五枠まで決めてインターネット投票できる。
当初は期間中一回限りの投票とされていたものの、後述のガンダムヒストリア放映時に投票権がリセットされ、再度投票可能となった。
また、アニメ作品部門という名前から分かるように対象となる作品は2018年2月までにどういう媒体であれ映像化されたものに限定されている。
つまり機動戦士クロスボーン・ガンダムガンダムEXAのような非映像化作品は対象外となる。同様に機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのような映像化が決定している作品も2018年2月時点では映像化されていないため対象外。
逆にこれによってSDガンダムもアニメ化されている作品はちゃんと対象になっている。
G-SAVIOUR?ビギニングG?知らない子ですねぇ…

そして特に複雑なのがキャラクター部門。各カテゴリーの投票枠5枠を2枠以上同じ対象にすることはできないが、複数の作品に渡って出演しているキャラクターは合わせて投票することが可能なのである。分かりやすい例を挙げるならブライト・ノア
彼は映像化された作品だけでも5作品以上出演しており、初代ガンダム枠とZ枠、ZZ枠、逆シャア枠、UC枠にTHE ORIGIN枠で投票するなんてことも出来てしまう。
ちなみに偽名枠も同様であり、最終的な集計は合算部門と作品別部門で発表された。

応援動画

本投票の事前告知としてガンダムシリーズの一部キャラクター達によるスペシャル動画が公開された。
歴代オールスター達による宣伝、そして色褪せぬベテラン声優による名演技は必聴の価値あり。

「NHKが全ガンダム大投票をやっているんだ…母さんは僕に入れてくれるよね?」
「見せてもらおうか…ガンダムファンの本気とやらを」
全ての始まりであるレジェンド達からの熱い応援。やはりというかこの二人だけのことはあり、合同での収録verも公開されている。

「この投票、見くびってもらっては困るっ」
アクシズの女帝が堂々参戦。まだ投票していない俗物に厳しい一喝を浴びせてくれる。

「僕にも投票したいキャラがいるんだぁぁぁぁぁぁ」
平成のファーストガンダムの主人公が満を持して登場。応援メンバーの中で一際テンションが高いのは決して気のせいではない。
今思えばこのテンションは本放送への前触れだったのかも…

「この投票は俺個人の意思だ!」
キラの相棒にしてもう一人の主人公も参戦。相棒と違ってテンションは控えめ。ハイテンションだったゲームの反動なのだろうか。

  • オルガ・イツカ
「投票するぞぉぉぉ、ミカァァァァァ」
火星の王、全ガンダムファンの後押しを受けて投票会場に凱旋。ガンダムの王の座に就くべく投票者に激励を投げかけた。


歴史秘話ガンダムヒストリア

全ガンダム大投票の企画の一つとして放映された特別番組。番組名の通り歴史秘話ヒストリア風に番組構成がされており、案内役もかつて案内役を担った渡邊あゆみアナウンサーである。
1時間という枠で製作順に時代に沿った作品解説は初見の視聴者にも大変わかりやすく、投票に向けて大いに世間を盛り上げた。
ただ、流石に短い枠で全てを紹介するのには限界があり、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYなど一部の作品は省略されている。
あと何故かデビルガンダムとして紹介されいるグランドマスターガンダムがいたりとか映像内容に少々突っ込みどころがあるのもご愛嬌。
また、この番組内でガンダムソングス部門上位楽曲を除き、中間結果が発表された。
さらにこの中間発表の時点で投票総数は100万を超えていることも発表。
番組終了後には2度目の投票が可能となり、圧倒的なファンの熱意は投票への勢いを加速させるのだった。


そして2018年5月5日―――来たるべき日がやってきた。





発表、全ガンダム大投票


ついに投票結果がぁぁぁ!


見られるっ!


BSプレミアム


ゴガツ・イツカ、夜9時!!


アムロ、出まーす!


MCはNHKアナウンサーの小松宏司と俳優の金子貴俊が担当。
ゲスト解説には、ガンダム芸人では固定枠と化したつっちーこと土田晃之、板倉小隊斬り込み隊長こと板倉俊之、生粋のガノタでハマーン様を愛する堀口茉純、ランバ・ラルのフィギュア発言でインパクトを残した佐々木琴子、解説には機動戦士ガンダムUCの原作者である福井晴敏や不可思議な服装が気になって仕方ないアニメ研究家の氷川竜介を招いた大盤振る舞いの発表会場になった。
更に順位の発表につれてゲストの声優陣やアーティスト陣も続々と登場した。
発表形式は作品部門を中心に行い、10位から1位までは作品紹介や作品内のキャラクター部門やモビルスーツ[メカ]部門の上位に入った人物やMSが紹介される。以下はその詳細。


第10位:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
90年代OVAシリーズでも凄まじいクオリティを誇り、渋い漢達による壮絶な闘いを描いた本作が入賞。
男性投票率驚異の95%という数値が男性視聴者の魂に火を点けたことを物語っている。
福井氏は本作の強烈な支持について、本作はガンプラブームを牽引してきた子供たちが新社会人になったころの作品であり、同じく新社会人であった主人公コウ・ウラキ(残念ながら彼は80位であった)に感情移入しやすかったのではと述べている。
とりわけ凄まじいのは堀口氏も太鼓判を押したソロモンの悪夢ことアナベル・ガトー。作品別順位は11位、そして総合順位では8位に入賞、この総合順位はジオン軍の関係者だとシャアに次ぐ順位だったりする。
モビルスーツ部門では度肝を抜く外見でお馴染みガンダム試作3号機が13位に。活躍シーンとして流される映像のせいで死に様を流されるシーマ様の姿には多くの視聴者が涙した。

第9位:新機動戦記ガンダムW
平成ガンダム二作目として複数の主人公による群像劇と舞台劇的な要素を取り込みガンダムファンの新規層を獲得した本作が入賞。
つっちーの一押しはドロシー。
多くの女性ファンを虜にしたその功績は伊達では無く男女比率も53:47と均等のとれた投票層となった。
キャラクター部門ではヒイロ・ユイが19位、デュオ・マックスウェルが22位と健闘。
モビルスーツ部門ではTV版からの上位入賞は逃したものの、OVA版からウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)が4位を入賞。
インスタ映えしそうな生命的な羽根を組み込んだデザインなど投票者による多くの好評な意見が紹介された。

第8位:機動武闘伝Gガンダム
アナザーガンダムシリーズ一作品目ににして最大級のイロモノ、今川監督の渾身の一作品が入賞。
キャラクター部門で本作屈指の人気を誇る東方不敗マスター・アジア が12位に、モビルスーツ部門ではゴッドガンダム が21位となった。
福井氏も本作以前に構築されてきた富野氏の世界観に斬新な一石を投じたことで後の作品の自由性を拡大した重要性について言及している。
また、この発表で一人目のゲスト声優、関智一が自身の演じたドモン・カッシュが26位だったためギリギリ会場のランキング表に掲載されないことを惜しみながらの登場。
流石に天下のNHKのため下ネタはありませんでした。
生アフレコではマスターアジアとの最終決戦を放送から長き年月を経て尚熱いシャウトで演じきった。
余談だが関が語ったグフとドダイのエピソードのガンプラあるあるパッケージ詐欺はテレビの前の視聴者のトラウマを呼び起こしたという。

第7位:機動戦士ガンダムUC
今年の秋に続編も確定している宇宙世紀も新たな物語を描いたことで従来のファンの注目を集めた本作が入賞。
キャラクター部門での注目は25位に入賞したバナージ・リンクス、そしてマリーダ・クルス。マリーダは作品別部門総合部門共に16位と高順位であり、作品別女性キャラクターでは一番高い。
モビルスーツ部門で、お台場に等身大像が設置され世間でも注目を浴びているユニコーンガンダムはデストロイモードが12位、搭乗者の人気に追随するかの如くクシャトリヤが25位に入賞した。
会場では原作者である福井氏によって製作の経緯など多くの情報が語られた。

第6位:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
ビルドダイバーズを除けばガンダムTVシリーズでは最新作にして一作がここで登場。
主人公の三日月・オーガスはキャラクター部門14位、愛機のガンダム・バルバトスは最終形態のルプスレクスが18位に。
そして圧倒的な支持の下、オルガ・イツカはあらゆる名キャラクターを押しのけ作品別キャラクター部門で一位。見事ガンダムの王の座に就いた。
総合部門でもシャアやアムロに並び、カリスマ性を持ったロマンチストとして大きく取り上げられキャラクター描写に重点を置いた作品として男女比率55:45というバランスのとれた投票層による高評価を証明した。
三日月の声優を務めた河西健吾はここで登場し、視聴者投票で選出された三日月最期の戦いを描いた感動の名場面を演じきった。

第5位:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
アムロ・レイシャア・アズナブル…二人の因縁に決着がつく劇場作品がBEST5入りを果たす。
キャラクター部門に着目すると本作名義のアムロは3位であり、作品別では一番支持層が多いアムロとなっている。
一方シャアは8位と作品別では1stやZに譲る形となったのが興味深い。
モビルスーツ部門でもこの二人の最後の機体だけあって順位は凄まじく、サザビーは8位、νガンダムは圧巻の一位である。
サザビー発進シーンやフィン・ファンネルを駆使した戦闘シーン、アクシズショックなど互いの魅力に対して多くの投票コメントが寄せられていた。
大御所声優の古谷徹はここから登場。
生アフレコは逆シャア時のアムロと1st時のアムロを見事に演じ分けた名台詞を披露。
本当に生アフレコなのかと耳を疑うレベルのベテラン声優として文字通り伊達ではない凄まじい演技力だった。声優凄い…
VTRでは富野由悠季も対談インタビューという形式で登場し、作品のお気に入りシーンから不満なところまでぶっちゃけてしまう。
安彦良和のことを安彦のバカなんて言えるのはこの御仁くらいのものだろう。

第4位:機動戦士ガンダム00
十周年を迎え、記念イベントや新展開で現在大いに盛り上がっている本作はここでランクイン。
男女比は意外にも65:35と、ランクインした21世紀アナザーガンダムでは最も女性投票率が低かった。
キャラクター部門ではロックオン・ストラトス(ニール)が15位、グラハム・エーカーが13位、刹那・F・セイエイは9位と大躍進。
特に最近生存が明らかになったりノリに乗ってるグラハムは総合部門だと5位であり、堂々のBEST5入りである。
モビルスーツ部門でも刹那の愛機はガンダムエクシアが22位、ダブルオーライザーが17位、ダブルオークアンタが23位と軒並み入賞を果たしている。
この結果を踏まえて宮野真守がビデオレターで出演し、期待の大型新人声優こと蒼月昇に激励を飛ばすのだった。デビューから10年経ってるのにまだ新人扱いかよ。
ここからゲストアーティストとして西川貴教も参戦、舞台を二公演終えた上で駆けつけてきてくれた。

第3位:機動戦士ガンダムSEED
平成のファーストガンダム、満を持してBEST3に輝く。
キャラクター部門では主人公であるキラ・ヤマトが作品別部門7位、総合部門4位と貫録を見せつけた。
相棒のアスラン・ザラも総合順位ではBEST10入りを果たしている。
モビルスーツ部門でも人気の強さは変わらず、フリーダムガンダムは5位、続編枠のストライクフリーダムガンダムが3位と羽根付きが3~5位を占拠する事態に発展した。この枠で登場したゲスト声優はキラの声優を務めた保志総一朗
電話出演にもかかわらず『12時をお知らせするキラ・ヤマト』やお馴染みぱっぴぃなど放送事故レベルで大暴走。スタジオを爆笑の渦に包みこんだ。

第2位:機動戦士Ζガンダム
ガンダムシリーズ二作目が二位に登場。
後年の作品に多くの影響を与えた名キャラクターや名モビルスーツは当然の如く次々とランクイン。
キャラクター部門は主人公のカミーユ・ビダン作品別部門4位を筆頭にクワトロ・バジーナは6位、ハマーン・カーンは21位と好成績である。
ハマーンについては続編のZZに出演していることもあり、総合部門だと9位で見事TOP10入りであり、アムロも含めれば総合部門では一番作品から多くのキャラクターがTOP10に入っている。
名シーン紹介ではミネバの一件で激昂するシャアやカミーユ怒りの鉄拳炸裂を喰らうシャアが流されるわでお茶の間にカッコいいシャアの姿から情けないシャアの姿まで晒されることになった。
先日のバブみといいNHKはシャアに容赦がない。
モビルスーツ部門も作品の看板であるΖガンダムが2位、 百式が6位、キュベレイが7位、ガンダムMk-Ⅱが16位とお馴染みの顔ぶれが揃った。
ゲスト声優はシルエット越しで榊原良子本人が登場。これには堀口氏大興奮。作品に対する貴重な思い出を会場で語った。

第1位:機動戦士ガンダム
もはや説明不要、原点にして頂点。
全ての始まりの一作が一位に君臨した。
シャアは1st名義では作品別順位が2位となりオルガに惜敗したが、総合順位では1位に逆転勝利を果たした。
アムロもまた、総合順位で2位とシャアに並ぶ形となって投票結果は終わりを迎えた。
最後のゲストはシャア・アズナブルご本人。総合一位という結果にガラにもないジョークを飛ばしつつ感謝の意を表し、次の機会を楽しみにしながら去って行った。



投票結果早見表(10位まで)


+ 総合部門

+ キャラクター部門[作品別]
1位:オルガ・イツカ(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)
2位:シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)
3位:アムロ・レイ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
4位:カミーユ・ビダン(機動戦士Ζガンダム)
5位:アムロ・レイ(機動戦士ガンダム)
6位:クワトロ・バジーナ(機動戦士Ζガンダム)
7位:キラ・ヤマト(機動戦士ガンダムSEED)
8位:シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
9位:刹那・F・セイエイ(機動戦士ガンダム00)
10位:ランバ・ラル(機動戦士ガンダム)
()内は参戦枠作品

+ キャラクター部門[総合]
1位:シャア・アズナブル
2位:アムロ・レイ
3位:オルガ・イツカ
4位:キラ・ヤマト
5位:グラハム・エーカー
6位:刹那・F・セイエイ
7位:カミーユ・ビダン
8位:アナベル・ガトー
9位:ハマーン・カーン
10位:アスラン・ザラ

+ モビルスーツ[メカ]部門
1位:νガンダム(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
2位:Ζガンダム(機動戦士Ζガンダム)
3位:ストライクフリーダムガンダム機動戦士ガンダムSEED DESTINY
4位:ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
5位:フリーダムガンダム(機動戦士ガンダムSEED)
6位:百式(機動戦士Ζガンダム)
7位:キュベレイ(機動戦士Ζガンダム)
8位:サザビー(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
9位:ガンダムF91機動戦士ガンダムF91
10位:ガンダム(機動戦士ガンダム)
()内は参戦枠作品

+ ガンダムソングス部門
1位:水の星へ愛をこめて(機動戦士Ζガンダム)
2位:哀 戦士(機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編)
3位:ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜(機動戦士ガンダムF91)
4位:BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
5位:嵐の中で輝いて(機動戦士ガンダム 第08MS小隊
6位:フリージア(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)
7位:JUST COMMUNICATION(新機動戦記ガンダムW
8位:めぐりあい(機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編)
9位:Z・刻をこえて(機動戦士Ζガンダム)
10位:RE:I AM機動戦士ガンダムUC
()内は参戦枠作品



ガンダムを愛する者たちによる投票は一枚の記念イラストを以て締めくくられた。
今回の投票を記念してサンライズより公表された上位ランキング入賞者達の姿である。
あらゆる部門で時代を超えた様々な作品の人気が多くのファンによって支えられていることが明らかになった。
最初の作品と最新の作品の主人公格が揃ったこの一枚はこのイベントの在り方を象徴しているとも考えられる。
ガンダムシリーズの先頭に立つ彼らの姿は幸せな表情で満ち溢れていた。



出典:全ガンダム大投票HP(https://www.nhk.or.jp/anime/gundam/)5/14閲覧より
追記・修正は次の50年への旅立ちを祝って―――






この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • NHK
  • 人気投票
  • 歴史ヒストリア
  • 古谷徹
  • 機動戦士ガンダム
  • ガンダムシリーズ
  • ガンダム
  • NHKの本気

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年07月08日 13:54
添付ファイル