大阪市高速電気軌道御堂筋線

登録日:2018/04/16 Mon 01:29:55
更新日:2024/03/26 Tue 15:30:32
所要時間:約8分で読めます




御堂筋線とは、大阪市交通局→大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が保有する、江坂駅と中百舌鳥(なかもず)駅を結ぶ地下鉄路線。
路線カラーはクリムゾンレッド(えんじ色)、路線記号はM

概要

新大阪、キタの繁華街、船場のビジネス街、ミナミと新世界・天王寺、これに加えあびこ、なかもずなどのニュータウンを結ぶ大阪の大動脈。
新幹線・JR在来線は勿論のこと関西の大手私鉄5社とも接続し、Osaka Metroの路線では今里筋線以外の全線とも乗り換えが可能。

終点の江坂から先は北大阪急行電鉄南北線に乗り入れ、箕面萱野まで相互直通運転をしている。
…といっても北急自体この路線しかないため他社へ直通しているという感覚はまずなく、北急含めた全区間を御堂筋線と呼ぶ人も少なくない。

この御堂筋線に特筆すべきことといえば、とにかく毎日100万人以上が利用するその利用客数の多さに尽きるだろう。

先述した4つ以外にも京阪電車と連絡する淀屋橋、大阪屈指の繁華街心斎橋、北大阪急行を通じつながる千里ニュータウンなどからの乗客がいることも大きい。
事実年間360億、営業係数45.5という営業成績を叩き出していることからもうかがえる驚異的なドル箱路線。
大阪の地下鉄全体の4割以上の収益を当路線のみで上げていることから、その凄さがわかるだろう。
現在は、かつてことごとくアレだった他路線の収益も改善。さらに利益を出す路線となっている。

その路線構造や事業者における収益比率の大きさから、西の山手線とも呼ばれる。

運行形態は箕面萱野~なかもず間を直通する大運転と、新大阪~天王寺間で運転する小運転の2系統が交互に運行されるのが基本。
平日日中は両系統が約8分間隔で運転される。そのため、両系統が重なる小運転区間では実質約4分間隔という高頻度での運転となる。
朝は「2-4分半間隔」で運行することにより混雑を抑えている。また、朝夕は江坂(早朝・深夜のみ)、中津、我孫子、新金岡折り返しの列車もある。
大運転する列車の大半は北急線に直通している。


歴史

初期区間は大阪市長で都市計画学者だった関一が御堂筋の拡幅とニコイチで計画したもの。建設が実行に移される際にちょうど世界恐慌が襲来したこともあり、失業者対策も兼ねることになった。
こうして日本最古の公営地下鉄として、梅田~心斎橋間の建設が開始された。
かくして1933年にトンネルは完成するものの、当時は現代の搬入に使うようなトレーラーもクレーンもない時代。
そこで車両どうするんだよ…と思われたところ、なんと貨物梅田駅から人力と牛で持ってきて、平野町に開けた搬入路まで持ってきてそこから降ろすという自動車の少なかった当時ならではの手法で降ろした。
開業当初は延伸区間をパンタ運行したり、私鉄と直通したりする計画があったため天井は高めに、また将来の混雑を見越し17m車両で8両or12両対応のホーム長で建設された。これに加え、梅田~心斎橋間の各駅のホームはドーム型の天井とシャンデリアを備えた豪華仕様になっている。
のちに天井の高さはパンタこそ使われなかったものの、同じく天井を使う冷房をつけるのに役立ち、長いホームは予想通り起こった混雑に対策するための車両増結に大いに役立った。
車両が19m10両編成に変わった現在でも、12両対応の駅はほとんど手直しなしで使われている*1ほか、8両対応の駅も最小限の手直しで19m10両対応を達成している。

開業当時は市電よりも割高な運賃として敬遠されていたが、地下に避難できれば焼夷弾を免れるなどの理由から徐々に第二次大戦頃から存在感が増していき、新大阪駅開業後は私鉄各線も都心部へ乗り入れるようになったこともあり、次第に利用者も増加。更に大阪万博開業に合わせて北大阪急行との相互直通運転を開始し、関西の大動脈路線が完成に至った。


使用車両

開始当初は単行、以降乗客増に伴い増結が進み、1995年からは10両固定編成の運行を開始している。
なお、関西の鉄道で10両固定編成で運転している路線は、当線及び直通先の北大阪急行南北線のみである*2。日本の第三軌条方式の路線でも最長であり、これは他都市の路線より高い電圧750Vを採用しているため実現できた。
また、6号車は女性専用車となっているが、Osaka Metro車はその6号車の車両全体にラッピングを貼ってあり、一目で違いがわかるようになっている。

現役車両

  • 21系
平成に入ってから製造された「新20系」シリーズの御堂筋線仕様。前照灯が前面窓下中央に2灯まとまっている顔が特徴的。
各線で導入された30系以来のステンレス車で、製造当初からVVVFインバータ、冷房装置搭載、10両編成で落成している。
LED式の車内案内表示器も、途中からではあるがこの車両から搭載された。
2012年からリニューアル工事が実施され、2021年に全車の施工が完了した。

  • 30000系
10系置き換えのため、谷町線に続いて2011年から運用開始。
谷町線・中央線所属車との区別のため、31系と呼ばれることもある。
車内案内表示器のLCD化、プラズマクラスター搭載など最新技術が多用されている。
大阪市交通局時代に製造された最後の形式となったが、Osaka Metro移行後も増備が続いた。
増備に伴い10系のチョッパ車が消滅し、Osaka Metroは全営業車両のVVVF化を達成した*3
増備車では時間帯に応じた車内照明を変更する装置が採用されたほか、北大阪急行9000形と同様のワンハンドルマスコンに変更されている。

  • 北大阪急行8000形
2000形の置き換えおよび車両冷房化促進のため、1986年から導入された。
「ポールスター(POLESTAR)」の愛称を持つ。
アルミ車体に赤帯の濃淡塗装、カーテンの代わりにアルミ製鎧戸を採用するなど、親会社である阪急電鉄と共通する部分が多い。
車内貫通路の仕切り扉は特急形車両以外では珍しい自動式を採用、前面には第三軌条式の車両では珍しくスカートを装備している。運転台の計器は当時最先端だったデジタルメーターでなかなか格好いい。さらに前頭部のロゴマークが光る謎のギミックも搭載
更に警笛の音も独特。
1987年鉄道友の会ローレル賞授賞。

  • 北大阪急行9000形
2014年から導入された最新車両。「ポールスターII(POLESTAR II)」という愛称を持つ。
内装は8000形同様に阪急電鉄のような感じで、LCDも15インチと横長タイプの2種類を採用。
車体はステンレスだが、製造時期により内外装が若干異なる。
こちらも前面には第三軌条式(ry

過去の車両

  • 10系
1973年に初代20系として試作車が作られ、1975年の量産先行車製造の際に10系に編入された。
日本の地下鉄で車両冷房を搭載した最初の車両で、チョッパ制御を搭載している。
後に更新に際しては前面が黒くなり印象が大きく変化しており、一部の編成はVVVFインバータに改造され「10A系」と形式を変更した。
30000系の導入で廃車が進み、2022年7月を最後に引退。
現在は最後まで原型で残った1104編成の前頭部が保存されている。
第三軌条式の車両では珍しく他線区への導入および転出は一切行われなかった。

  • 30系(7000・初代8000形)
御堂筋線の江坂延長開業および大阪万博輸送用に大量増備された大阪市営地下鉄の顔。
第三軌条車両では現在の標準となった片側4ドアを初めて採用。アルミ・ステンレス車の2種類が存在し、第三軌条の全線で使用された。
今では当たり前となった電気指令式ブレーキを日本の鉄道車両で最初に採用した車両である。
一部の車両は北大阪急行名義で新造され、万博終了後に30系に編入された。
10系および21系の導入に伴い、1993年に御堂筋線から撤退。

  • 北大阪急行2000形
北大阪急行南北線開業時に導入された自社車両。
基本設計は30系に準じているが、前面にマルーンの帯、内装はオリーブグリーンのモケットと親会社の阪急電鉄に近い意匠が採用されている。
8000形の導入に伴い廃車が始まり、1993年までに全廃。


駅一覧

駅番号 駅名 乗り換え
M11 江坂 北大阪急行電鉄南北線(相互直通運転)
M12 東三国
M13 新大阪 東海道新幹線山陽新幹線JR京都線おおさか東線
M14 西中島南方 阪急京都線(南方駅)
M15 中津
M16 梅田 地下鉄谷町線(東梅田駅)・四つ橋線(西梅田駅)
大阪駅(JR京都線・JR神戸線JR宝塚線大阪環状線・おおさか東線)
阪急電車(宝塚本線・神戸本線・京都本線)大阪梅田駅
阪神電車(阪神本線)大阪梅田駅
JR東西線(北新地駅)
M17 淀屋橋 京阪本線
京阪中之島線(大江橋駅)
M18 本町 地下鉄四つ橋線・中央線
M19 心斎橋 地下鉄長堀鶴見緑地線、四つ橋線(四ツ橋駅)
M20 難波(なんば 地下鉄四つ橋線・千日前線
南海本線高野線
近鉄難波線・阪神なんば線(大阪難波駅)
JR大和路線(JR難波駅)
M21 大国町 地下鉄四つ橋線
M22 動物園前 地下鉄谷町線
新今宮駅(JR大阪環状線・大和路線、南海本線・高野線)
阪堺電車(新今宮駅前停留場)
M23 天王寺 地下鉄谷町線、JR大阪環状線・大和路線・阪和線
近鉄南大阪線(大阪阿部野橋駅)
阪堺上町線(天王寺駅前駅)
M24 昭和町
M25 西田辺
M26 長居 JR阪和線
M27 我孫子(あびこ
M28 北花田
M29 新金岡
M30 中百舌鳥(なかもず 南海高野線・泉北高速線

駅解説

  • M11 江坂
北大阪急行南北線と接続。ほとんどの電車が相互乗り入れしており、ここが終着駅という印象はまったくない。
周囲は大阪市の北の副都心で、SNKの本拠地。
大阪の地下鉄で唯一、吹田市に所在する駅でもある。なお所在地は豊津町だが、阪急千里線豊津駅とは離れているので注意が必要。

  • M12 東三国
マンションや飲食店が多く、大阪中心部へのアクセスもしやすいためか単身赴任者が多い。
JR京都線の東淀川駅も比較的近い。

東海道・山陽新幹線、JR京都線・おおさか東線乗り換え。
東海道新幹線と接続するため利用客数は多い。
江坂寄りに引込線があるものの、ホーム自体は1面2線と他の駅と変わらない小規模なものとなっている。
近年リニューアルし、引上線を眺められる展望スペースができた。

  • M14 西中島南方
阪急京都線(南方駅)乗り換え。
南側にすぐ淀川があるため、ホームは阪急線の上を跨いでいる。
新大阪から続くオフィス街や歓楽街が住宅街の中に混在する。
このあと淀川を渡り地下に潜っていく。

  • M15 中津
阪急線にも同名の駅があるが、300mほど離れているためか乗り換えの案内はない。
朝夕や夜間に折り返す電車がある。
よく通過されたり、中津止まりを減らせと言われたり。
「中津行きは滅びろ」と思うのは利用者の誰しもが通る道。よく中川家礼二にもネタにされる。
近年リニューアルしたが以前から駅構内が妙にカビ臭い

谷町線(東梅田駅)・四つ橋線(西梅田駅)、JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・大阪環状線・おおさか東線(大阪駅)・JR東西線(北新地駅)、阪急電鉄京都本線・宝塚本線・神戸本線、阪神電気鉄道本線(大阪梅田駅)乗り換え。
大阪屈指の繁華街「キタ」の中心駅だが、一つの駅にも関わらず6つも駅名が分裂しているカオス状態の駅。 更に2023年3月にはうめきた地区におおさか東線用地下ホームが新設された。
地下駅なので、もちろん西のリアル不思議のダンジョンうめちかにつながっている。
地下鉄の駅は同一駅となっており、30分以内に乗り換えれば乗り継ぎが適用される。
元から編成が増えても対応できる大きさで作られていたが、それでも足りなくなったため1989年にホームを増築している。

  • M17 淀屋橋
京阪本線乗り換え。
「市役所前」という副駅名がある通り、大阪市役所最寄り駅。開業時からのアーチ天井が残る。
定期利用であれば四つ橋線肥後橋駅も同駅として利用できるが、連絡通路がないため地上に出て土佐堀通りを歩く必要がある。
京阪中之島線大江橋駅も近いが、こちらも地上に出て御堂筋を歩いて土佐堀川を渡る必要がある。

  • M18 本町
中央線・四つ橋線乗り換え。「船場西」という副駅名がある。
淀屋橋・大手前と並ぶ大阪最大のオフィス街で、大手企業の本社・支社が多数集まるビジネスの街でもある。

  • M19 心斎橋
長堀鶴見緑地線乗り換え。また、四つ橋線四ツ橋駅も同一駅となっている*4
開業時の終着駅。駅前は大丸本店などが立ち並ぶ大阪屈指の繁華街。リニューアルで、開業時からのアーチ天井を生かしたレトロな内装となった。

  • M20 なんば(難波)
正式には漢字だが、案内では基本的にひらがなで表示される。あびこ、なかもずも同様。
四つ橋線・千日前線、南海本線・南海高野線、近鉄難波線・阪神なんば線(大阪難波駅)、JR大和路線(JR難波駅)乗り換え。
「ミナミ」と呼ばれる大阪屈指の繁華街だが、心斎橋が高級ブランド街なのに対し、こちらは道頓堀、千日前商店街・日本橋でんでんタウンなど庶民的な印象。
日本橋駅までは実はなんばウォークを歩いて行けたりもする。
行けぇ!なんばパークスや大相撲春場所が行われるエディオンアリーナ(大阪府立体育会館)も近い。

上り線の両端がホームに挟まれている変則2面2線構造。
これは開業当初は現在の下りホームのみだったが、後に上りホームが増築されたことによる。

  • M21 大国町
四つ橋線乗り換え。四つ橋線はもともと御堂筋線の支線だったこともあり、2面4線ホームの真ん中に乗り入れてくるため対面乗り換え可能*5
ここも一応なんばで、Zeppはこちらのほうが近い。

  • M22 動物園前
堺筋線、JR大阪環状線・大和路線、南海本線・高野線(新今宮駅)、阪堺阪堺線(新今宮駅前)乗り換え。
動物園とは天王寺公園の動物園のこと。また「新世界」にも近い*6
…しかし、駅の南側はあいりん地区や飛田新地などがある危険地帯であり、お世辞にもあまり治安はよろしくない。軽い気持ちでは絶対に行ってはならない。JRや南海に乗り換えるのが目的なら極力天王寺かなんばを使ったほうがいいだろう。

  • M23 天王寺
谷町線、JR大阪環状線・大和路線・阪和線、近鉄南大阪線(大阪阿部野橋駅)、阪堺上町線(天王寺駅前)乗り換え。
ホームは御堂筋線内では唯一の単独で3線構造*7となっている。
天井が高く、開放感のある構造。上から電車を見下ろすこともできる。
大阪の南のターミナルで、あべのハルカス・あべのキューズモールの最寄り駅。ここも大阪屈指の繁華街だが、北へ歩けばお寺や学校が立ち並ぶ文教地区という一面も。

  • M24 昭和町
阿倍野区役所最寄り駅。1年間だけ終着駅だった時期がある。
谷町線文の里駅とも近いが、連絡駅とはなっていない。

  • M25 西田辺
我孫子延伸前までは一時的に終着駅だった。
かつてシャープの本社があったが、ホンハイ買収後堺港に移転したことに伴って利用者が激減してしまった。

  • M26 長居
JR阪和線乗り換え。
長居陸上競技場、セレッソ大阪の本拠地長居球技場の最寄り駅…だったが距離的には阪和線の鶴ヶ丘の方が多少近い。

  • M27 あびこ(我孫子)
なかもずに延伸する前の終点駅。このためかつては検車場があり、現在でも折り返す電車がある。
地下鉄開業後は住吉大社近辺から住吉区の中心のお株を奪い取った。
同名で地下鉄がやってくる某JR線の駅とは無関係。近距離に「あびこ」の名を関する別のJR線の駅はあるが。

  • M28 北花田
ここから中百舌鳥まで堺市となる。
駅近くにイオンモールが出来た影響で、周辺の繁華街化が進んでいる。

  • M29 新金岡
駅周辺はかつての陸軍衛戍地跡を整備した金岡公園、防空緑地が起源の大泉緑地がある緑の多い地区。
これらの緑地の周辺には堺市北区役所や医療施設が集中している同区の拠点となっている。
中百舌鳥検車場へ直接入線できる引込線がある。

  • M30 なかもず(中百舌鳥)
終着駅。南海高野線、泉北高速線乗り換え。
南海が優等列車を止めないため乗り換えの便はそれほどよくない。
付近には百舌鳥古墳群の巨大古墳が立ち並ぶほか、大阪府立大学の最寄り。

余談

  • 中百舌鳥延伸時に泉北高速鉄道との直通運転が計画案としてあったが、線路規格、電化方式など何もかもが合わないため実現していない*8


追記・修正は中津行きが来て悔しい思いをした方がお願いします。

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最終更新:2024年03月26日 15:30

*1 全くないというわけではなく、先述の梅田駅に加えなんば駅でも乗車人員が多くなったことから大規模な改修を行っている。

*2 JRの新快速が最大12両編成、京阪と南海を除いた大手私鉄は10両編成での運用はあるが、いずれも2編成以上繋げたものしかなく、固定編成では最大でも8両までである。

*3 抵抗制御車の全廃も大阪市交通局時代に達成済み。いずれも関西では大手私鉄に先駆けて達成している。

*4 元は別々の駅として開業、1996年の鶴見緑地線の心斎橋までの延伸に伴い、同一駅扱いとなる。後述の難波駅の四つ橋線と千日前線にもほぼ似たような経緯がある。

*5 両路線を結ぶ渡り線もあり、直通出来る構造になっている。

*6 駅名表記にも「新世界」と書かれてはいるが、副駅名にはなっていないので案内では放送されない。

*7 単式1線と島式2線。他に同様の構造を持つ駅は中央線森ノ宮駅と四つ橋線北加賀屋駅がある。

*8 御堂筋線は1435mmの標準軌・電圧750Vの第三軌条方式。対して泉北高速鉄道は1067mmの狭軌・電圧1500Vの架空電化方式。結果、泉北高速鉄道は同じ規格の南海高野線と直通運転を行っている。