ジングル・アベル・ムニエル(Fate)

登録日:2018/04/14 Sat 02:28:25
更新日:2023/12/30 Sat 12:55:36
所要時間:約 3 分で読めます





ぜんぶうまくいったら、その時は俺の故郷に招待してやるよ。



スマホゲームFate/Grand Orderに登場するキャラクター。
CV:地蔵堂武大(アニメ版『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』)


概要

第1.5部『アガルタの女』で初登場した、人理継続保障機関フィニス・カルデアのコフィン担当の男性スタッフ。*1
アガルタの際は名前と台詞のみが登場したチョイキャラで、第2部序章にて立ち絵が登場。以降レギュラーキャラクターに定着する。
小太りで眼鏡をかけた青年。当人曰く国籍はフランス。

フルネームは第2部第1章にて当人が名乗る形で判明。基本的にはミスター(ムッシュ)ムニエルと呼ばれる。
第2部の登場人物「スカンジナビア・ペペロンチーノ」がどう考えても偽名マシュダ・ヴィンチに評されているが、ジングル・アベル・ムニエル偽名っぽさでは似たようなもんな点にはこれといってツッコミは入っていない*2


なお、ロマン&ダ・ヴィンチ以外のカルデアスタッフは、設定やその他大勢の描写はあったものの個人が描かれたのは彼が初。
2016年ハロウィンイベントではレイシフトを嫌がる主人公とマシュをスパルタ王レオニダスによって鍛えられたカルデアスタッフがスクラムを組んで2人をコフィンに押し込むという展開があったが、ポジション的に彼も加わっていた可能性は高い。


人物

基本的に落ち着いており、普段は常識人なのでホームズやダ・ヴィンチのボケにツッコミを入れたり、ゴルドルフ新所長の逃げ発言やよくわからない武勇伝にツッコミを入れたりしている。主人公やマシュには人生の先輩として優しく接している。
第1.5部になってから深刻なツッコミ役不足に陥っていたFGOだったが、第2部では主に彼とゴルドルフがツッコミ担当として会話を進めていくようになった。
一方で第1部及び亜種特異点事件で死闘を幾度も潜り抜けたためか、マシュや主人公を「どんな死線であろうと必ず勝って生き残ってこれる」と過信・信頼しすぎるという旧スタッフ故の弊害を垣間見せてはゴルドルフに批判されたりと欠点もチラホラ。




そんな普段は常識人サイドに立つムニエル氏だが、ある状況が関わると彼はその真の姿を表す。

初登場した『アガルタの女』において、本来予定がなかったアストルフォデオンが何故か地下世界アガルタにレイシフトしている事態が発生。いわゆる密航である。
アストルフォを問いただすと「コフィン担当にお願いしたらやってくれた」とゲロったことで、彼の関与が判明。
驚くマシュにボーナスの査定に響くと言われても、


「ヤッホー!だがアストルフォの頼みだ、一片の悔いはなし!」


呆れたマシュからボーナスの没収が宣告されても、


「オー!アウチ!だがデオンの頼みだ、ボーナスぐらいつっこむぜ!」


愛する2人の英霊のためならば、彼に迷いは無かった。
以降、アガルタでは出番終了。ぶっちゃけ当時はこのシーンのための一発キャラだったと思われる。まだ立ち絵もなかったし。

2018年2月の節分イベントでは、疲れを癒やすために温泉に入る女性サーヴァント達の映像がシャットアウトされた際、ついでにアストルフォの映像も消されたことで涙を流しながら慟哭していたことがダ・ヴィンチちゃんとマシュから語られている(このときは立ち絵も登場済だが、本人は未登場)。



つまりまあ、このムニエル氏は……


男の娘フェチ


という難儀な性癖を抱えていたのだった*3

ちなみに、両者ともにムニエルの出生地であるフランスの英霊である。
他の性別不明枠のエルキドゥについて彼がどう思っているかは不明。

但し男の鯖と言うよりフランス鯖のよしみでこの二人を選んだのではないかという疑惑もある。男の娘好きと明言はされていないのであしからず。
コミカライズ版の『アガルタの女』では、メイド服・セーラー服姿の二人を見てキュン死、医務室に運ばれていたのでますます男の娘フェチの疑惑が。



第1部の時系列である『教えてFGO!』にもちょっとだけ登場。
寝不足をエナドリで乗り切ろうとしたところをナイチンゲールに見つかって強制連行され、更に軽度肥満による有酸素運動メニューを追加されるハメになった。

ちなみに劇中では入院させたムニエルのために本を用意するシーンがあるのだが、選んだ本は当然のように男の娘モノのライトノベル
しかも単行本加筆では今まで興味が無かったが今回ライトノベルを読んだ事で目覚めたような書き方をされている。
今までもそのケは見せていたのか潜在的な性癖を見抜いたのかは不明だが、(少なくとも『教えて!』時空では)婦長の判断が無ければ主人公はアガルタで詰んでいた可能性もあると考えると末恐ろしい話である。


能力

魔術師である描写は無いが、技術面でカルデアを支えるスタッフならば優秀なのであろう。
コフィン担当、つまりレイシフトの管理を担当するため結構な重要ポジション。
カルデアの状況が変わっている第2部では別の担当についていると思われる。
シャドウボーダーではナビゲーション及び運転を担当している。

特に運転手としての腕は見事であり、特段事故を起こしていない。
同じくドライバーとして活動していた過去のあるゴルドルフ・ムジークにも嫉妬されながらも任されているほど。

また主人公たちの活躍を直で見ていた為か、マスターの真似をしサーヴァントを使って戦うこともある程度は可能である。
サーヴァントを「駒」に見立てた模擬戦では「ミスターM」と名乗り主人公の対戦相手を務めた。
…が想定内の事をされると混乱するのか、反復横跳びしたり追いつけない距離を追いかけさせたりと奇抜な行動をすることが多い。


余談

『アガルタの女』で余りに印象に残ったせいか、第2部序章にて名前なしの立ち絵のみが登場した際「この小太りがムニエルじゃね?」などといわれていたが、案の定そのとおりだった。
第2部序章~第2章まではシリアスな局面故か彼の性癖について描写は一切無く、アガルタや節分をプレイしていないと単なる常識人にしか見えない
本編において彼の嗜好が披露されたのは第3章のプロローグ。彷徨海への到着直後、とても可愛い男の子サーヴァントのキャプテンくんがシャドウ・ボーダーに入ってきたため、ダ・ヴィンチちゃんが保険として用意した隠し部屋から顔を出して見つかってしまった場面くらいである。しっかりしろ。
今後のイベントでの出番はあるのか。注目が集ま……らないか別に。

またペペロンチーノのように食べ物の名前なので、偽名とも、何者かと入れ替わった可能性も囁かれているが真偽は果たして……?

アニメ・バビロニアの1話でも、レイシフト前のカルデアにて彼らしき人物がコンソールを操作しているのが確認できる。
また、最終回のED後パートではなんとセリフを貰っており、女性職員のシルビア(CV:帆風千春)と共に冠位時間神殿ソロモンの出現に伴う異常を報告していた。



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最終更新:2023年12月30日 12:55

*1 初登場は第1.5部だが設定上は第1部の時期からカルデアに在籍していたメンバーの一人であり、第1部を扱った公式作品にもアニメ版『絶対魔獣戦線バビロニア』や漫画『教えてFGO!』などで登場している。

*2 「トウガラシソース」以外の意味のないペペロンチーノと違い、一応ムニエルという姓はイタリアなどには存在する。彼はフランス人であるが。

*3 厳密にはアストルフォが女装、デオンが雌雄変幻自在の性別:デオンなキャラで微妙に異なる。