No.78 ナンバーズ・アーカイブ

登録日:2018/03/05Mon 20:09:06
更新日:2024/01/03 Wed 09:38:05
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これまでに私が集めたナンバーズは……


No.(ナンバーズ)78 ナンバーズ・アーカイブとは遊戯王OCGよりCOLLECTORS PACK 2017で登場した光属性・魔法使い族のエクシーズモンスター。
OCGオリジナルのナンバーズであり、遊戯王ZEXAL本編には登場していない。



OCG

エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
レベル1モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。
それが「No.1」~「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。


【概要】

素材制限のないランク1のエクシーズモンスターだが、攻守とも0で戦闘は出来ない。
肝心の効果はフリーチェーンでEXデッキのナンバーズにほぼ無条件でエクシーズ・チェンジするという豪快なものだが、以下の問題が付きまとう。

  1. 変身先のNo.はランダムに決定
  2. 変身したナンバーズはエンドフェイズに除外される
  3. 発動した後はそのターンの間、特殊召喚不可の誓約
  4. エクストラにNo.以外のモンスターが混ざると失敗する可能性が出る&増える

というもの。除外については「王宮の鉄壁」で対処できるが、フィールドに表側表示で留まる限り毎ターン除外が発生する。
蘇生制限はクリアするので、いっそのこと帰還させて使い回すのも手か。

あとはチェンジ先のナンバーズを選べない問題だが、これについては「百万喰らいのグラットン」や「轟雷帝ザボルグ」などでEXデッキを削り、目当てのナンバーズだけ残してしまえばいい。
ただ、大半のナンバーズは普通にそいつを出すためのギミックを組めば良い。
あえてコイツを使うとすれば【1軸】だが、その場合ホープ・ルーツ→ホープドラグーンという大火力ギミックがある。

なので、ナンバーズ・アーカイブの出番は「1軸のデッキで高ランクのナンバーズを使いたい場合」ということになる。
一応カオスナンバーズも効果対象だが、ホープレイとドレイク・バイスなど一部以外は進化形がいないとバニラ同然なのに注意。進化形にチェンジした後そいつをさらに……と繋げたいが、コイツの誓約効果の関係で無理。

また効果を確実に成功させるとなると自ずとNo.以外のエクストラカードを採用しにくくなる。もちろんエクストラに行ってしまうペンデュラムも含めて。
一応全部No.であることが絶対条件ではないため確実に使うと分かっている数枚分は他に回せると思うが...。

はっきり言うと、エクストラに頼らずに戦えるLv1軸ならば採用の余地はあるものの、いざこいつのためにデッキを組むならば相当に専用特化構築にする必要がある。
普通に使うなら、エクストラに頼らないLv1軸のデッキにアクセントとして組み込むのがベターだろう。
チェンジ先候補のナンバーズは以下。

  • No.24 竜血鬼ドラギュラス/No.87 雪月花美人クイーン・オブ・ナイツ
自前の効果で裏側になるため除外を回避できる。ドラギュラスならターンをまたげば自己再生も狙える。

  • No.7 ラッキー・ストライプ
なにもかも不安定だが7の目が出たら爆アド、最悪でも期待値3100前後のアタッカーとして運用可能。
「出たら目」との併用すれば、高確率で7の目を出す運用も可。

  • No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン
4000打点の2回攻撃を狙うことになる。
専用構築気味になるがアークブレイブ→イリテュムと繋げられれば相手の戦術をロックできる。
※現在禁止カード

  • No.77 ザ・セブン・シンズ
自前の効果でエクシーズ・チェンジすると除去効果が使えないが、こっちなら問題はない。

  • No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター
一撃必殺コンボ用。「魔獣の大餌」と「魂吸収」を併用する。
魂吸収がある状態で、アーカイブの効果にチェーンして魔獣の大餌を発動、マリオネッター以外のカードを全て除外する。
こうすることで確定でマリオネッターにチェンジできる上に、着地後に魂吸収の効果で最大13×2×500=13000の回復が入り、マリオネッターの効果が誘発して13000バーンが飛ぶ。


【ネタ】

モンスターとしては大体以上だが、こいつの注目すべき点はもう一つ、イラストにある。
カード名からして「ナンバーズとの関係」を持つこのモンスター、どんな姿をしているのかというと、



円柱状の書架がいくつも浮遊する、巨大な図書館。



王立魔法図書館に続く「建物の中身のモンスター」である。
こいつ自身のナンバーズの刻印は、浮遊する書架の一つの屋根に刻まれている。
さらによーく見ると、書物を収める棚の部分にカタカナのような文字が刻まれているのがわかる。

原作ではリライト前のナンバーズに書かれていたこれはアストラル世界の文字で、カタカナをもじって作られている。
イラスト中から読み取れるのは、


の5つ。
……恐らくホープの元々の姿と思しきルーツはともかく、シャークさんのカオスが生み出したイレギュラーであるドレイク・バイスの名前まであるのは…リアルタイムで蔵書を更新する力でもあるのだろうか。
確認できるモンスター名を見る限り、映っている部分に収められているのは30番台のナンバーズのようだ。

直接のモチーフは、アストラルがいた皇の鍵の中の、ナンバーズ格納庫だと思われる。




追記・修正はナンバーズを集めてからお願いします。


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最終更新:2024年01月03日 09:38