メイジ(千年戦争アイギス)

登録日:2018/02/17 Sat 01:11:06
更新日:2023/06/21 Wed 22:03:29
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千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。サービス開始当初から実装されているいわゆる「基本クラス」であり、魔法攻撃職の代表格でもある。

メイジ→ウォーロック→アークメイジ→メイガスアデプトorメイジデストラクト

最も歴史の古い職業の一つ。その特性上調整が難しかったのか中々第二覚醒が実装されなかったが、近年ようやく実装された。
第二覚醒はメイガスアデプトとメイジデストラクト。
メイガスアデプトは配置中「魔術師」属性のユニット全てのスキルリチャージ時間-50%という破格の補正を持つ。また、攻撃力バフも+20%に引き上げられ、全体に魔術師系の増強に主眼が置かれている。その代わり当人の能力はそこまで上がらない。
メイジデストラクトは攻撃後の隙が少し短縮される上、能力が大きく上昇、また魔法耐性+25、射程+20される。
魔術師系の全体強化に振ったメイガスアデプト、自身の火力強化を目的としたメイジデストラクト、と言えるだろう。一長一短ではあるがどちらも強力である。

クラスの特徴

ある程度遠距離から、着弾と同時に広範囲に広がるやや弾速の遅い火球を撃ち出して攻撃する遠距離攻撃職。
何と言ってもウィッチ(千年戦争アイギス)と比べた場合の最大の魅力はその攻撃範囲。
雑魚が大挙して押し寄せてくる状況は何よりもメイジが得意とするシチュエーション。
特に魔法攻撃であるが故に鎧系が混じっても苦にならないのが強い。
単発火力も高めで、殲滅力は数あるクラスの中でも上位。

弱点は非常に貧弱で撃たれ弱いことと、攻撃速度がやや遅いこと、そして非常にコストが重いこと。
初期からメンバーにいるユニットたちの中ではブッチギリで重く、場に出すまではかなり時間がかかる。
ウィッチの軽量さとは対照的なので、魔法攻撃をメイジだけに頼るのは序盤の処理速度に影響するため危険。

同じ範囲魔法攻撃クラスであるビショップ(千年戦争アイギス)との違いは、メイジの方がやや安くスキルを含めた火力が高いこと、ビショップの方が射程が長くアンデッド特攻を持ちスキルにより回復役を兼任できること。

クラスチェンジを行うことで劇的に射程が伸びるため、まずはクラスチェンジを急ぐべきクラスの一つ。
ブロンズ以下のメイジは「下級メイジ」に分類され、シルバー以上と比べると射程が短い。

ちなみに「魔法使い」のイメージ故か男キャラの比率が他のクラスに比べるとやや高め。

2020年前期のバランス調整により、メイジ系列を配置すると「魔術師」属性を持つユニットの攻撃力をアップする効果が追加された。
下級メイジ、メイジは10%アップ、クラスチェンジすると15%アップとなる。第二覚醒のメイガスアデプトのみ+20%。
魔術師属性が追加されたユニットはメイジ系列や魔法剣士系列など、聖職者以外の魔法使い系クラス。


ユニット一覧

アイアン

一般兵A,B【魔法】

無駄にイケメンなAとあまりにも怪しすぎる眼光を放っているBの2人。Aはとんがり帽子を被っているのだが、ドット絵では反映されていない。
どんぐりの背比べ状態だが、Aの方が若干火力は上なのであえて使うならAの方がマシ。Bは若干タフではあるが、メイジにタフさが求められることはあまりない。

銀、金ユニのクラスチェンジ用素材として必要な存在であり、結構な数のクラスで必要となるので、油断していると枯渇しがちになるので、定期的な補給は怠らないようにしておこう。



ブロンズ

王国魔術師ロイ


まあそう慌てなさんな。魔法の力は侮れんのだぞ。

多くの王子に魔法とブロンズの侮れなさを叩き込んでくれた渋いオジサン。
スペックそのものはレアリティ相応…と言ったところだが、非常に入手しやすく、最低コストが 24 とシルバー以上のメイジと比較した場合抜群に安いのが大きな特徴。
初心者なら一人育てておくと戦略に幅が出る。

初心者だけがお世話になるかというとそうでもなく、その使い勝手の良さから難関ステージ攻略動画でもたまに投入されることもある偉大なブロンズユニット。
間違いなくブロンズの中ではトップクラスに輝いている人である。

その活躍ゆえか運営にも愛されており、なんと 専用のドット絵 まで実装された。
再現度は異様に高いので一見の価値あり。

御城プロジェクトとのコラボイベントでは、最後に自分達の存在を城側ユニの記憶から魔法で忘れさせるという荒業も見せるなど活躍の場面もあった。

老魔術師ゼンメル

話し相手を求めているおじいちゃん。
なぜか若いロイよりタフ。ロイの体の鍛え方が足りないんじゃないか?
一方で火力が不足しているので、使い勝手はロイ以下。
そもそも安定入手できるステージが遅いため、戦力としてはまず計上できない。

アビリティ「ベテランの指南」により合成時の経験値が多いので、主な用途は合成餌。
ちなみに「ゼンメル」とはパンの一種。そういうことね…。

魔界魔術師ネヴィン

ダークエルフの魔術師。敵としても頻繁に登場するユニット。数少ない味方サイドのダークエルフである。
ダークエルフ系のクラス全般の特徴として、高火力・低HPに育つため、最終的にはロイを上回る火力を得る。
一方で耐久力は普通のメイジに輪をかけて低く、被弾は徹底的に避けなければならない。
結局「安定入手が遅い」というゼンメルと同じ問題があるので戦力としては微妙。

アビリティは「魔界のベテランの指南」。ゼンメルと同様に合成時の経験値が多いという餌アビリティ。
同時に「魔界でも能力が低下しない」という効果も持つ。魔界耐性を持つブロンズ以下のユニットは珍しいので、一人育てておくと意外な場面で役立つかもしれない。


シルバー

魔導士ヴァレリー

爽やかなイケメン魔導士。最初から「戦術指南クエスト」の報酬として簡単に手に入るため、多くの初心者を救って来た偉大なるヴァレニキ。
能力はそのものズバリ平均的なメイジ系クラスそのものであり、所持スキルも「範囲攻撃I」とシンプル。
CC55で得るアビリティは「射程アップI」。これとスキルが合わさり、シルバークラスとしては屈指の攻撃範囲を持つのが大きな特徴。
男限定マップにも繰り出せるので育てておいて損はない。
小説版において何度も肉体を乗り換えることで千年戦争時代から記憶を引き継いでいるという驚愕の事実が判明した。

ちなみに過去のバナー広告で「戦略は必須、意外と難しい。まぁ…僕はヌきたいからやるけどね。」というセリフとともに載せられてしまい、ヴァレニキならぬヴァレヌキとしてネタ方面でも割と有名。
もちろんゲーム本編の彼にはそんな要素はないので風評被害もいい所なのだが、初心者時代に世話になることと合わせてプレイヤーからは親しみを持たれており、銀の男ユニットという地味なポジションであるにも関わらず公式グッズに起用されたりしている。

魔術師パレス

ダブダブのローブを纏った女メイジ。頭に付けた蝶の髪飾りは、元師匠であるサーシャからの贈り物。
巨乳がコンプレックス。いいぞもっとやれ
入手難易度はそこそこと言ったところ。イベントでのドロップ機会は結構多い。

スキルは「攻撃力強化I」と平凡だが、回転力が良く意外と「純粋火力強化」型のメイジが少ないこともあり役立つ場面は多い。
同じスキル持ちが多く、強化するにも餌にするにも有用。

CC55で得るアビリティは「攻撃力強化」。どこまで火力を突き詰めるのだろうか…。
スキルを合わせた爆発力はゴールド並なので、かなり強烈。

魔術師マーヤ

三人目のシルバーメイジ。なぜかアホ毛が三本も立っている。
ローブの上からでもわかる素晴らしいおっぱいの持ち主。またか
気弱な発言が目立つ。

スキル「マジックエンハンス」により、射程と火力を同時強化できるのが大きな特徴。
しかしこのスキル、回転率が悪くスキル未発動状態では他2人のシルバーに比べて見劣りしがちなのが難点。
射程の長ささえ生かせれば十分有用なので、使う場面は考えよう。

CC55アビリティは「射程アップI」。ヴァレリーと同じであり、スキルと合わせた射程は非常に長い。


ゴールド

黒衣のサイラス

爺キュアの黒い方。見た目の悪役臭が半端ではないが、本人は戦争にうんざりしているだけの隠者めいた性格。
持っている杖がおでんにしか見えないともっぱらの噂。
正真正銘のジジイであるバルバストラフとは同年代だが、魔法で老化を遅らせているので外見的にはナイスミドルといった感じ。
サービス初期からいるゴールドクラスの割にはゴールドラッシュの対象になかなか選ばれず、入手機会に恵まれなかったことで有名。

バルバストラフとほぼスペックは同じだが、やや耐久寄り。もっとも、このランクまで来ればサイラスも十分な攻撃力を持つのでそこまで使い分けを気にする必要はない。未覚醒の間は
スキルはヴァレリーと同じ「範囲攻撃I」。CC後は「範囲攻撃II」の強化。

覚醒後アビリティ「魔法の精髄・黒」は攻撃速度上昇と引き換えに射程が減ってしまう。
かなり癖が強いため、他のメイジとは使えるシチュエーションが変わって来ると考えた方がいい。
殲滅力そのものは非常に高い。

スキル覚醒すると「秘術 魔導共鳴増幅」に変化。
30秒間攻撃力と効果範囲が2倍になると言う強烈な効果だが、終了後麻痺してしまう。
火力に関しては魔杖エステル、アクセルサーシャに次ぐクラス3位のDPSを誇り(しかもエステルは天杖で使う人が多い)、トワのスキルと併用中はそいつらすら上回りクラストップという金とは思えない火力を叩き出す。
ただし麻痺に加え回転率も劣悪とデメリットも大きいので安直にスキル覚醒させた方がいいとは言えない。
スキルを発動するとバルバストラフが登場し、完全に二人は爺キュアになる。

第二覚醒はメイジデストラクト。そもそも殲滅力最優先な彼のイメージとは合っているか。わずかだが射程を補えるのも心強い。

賢者バルバストラフ

爺キュアの白い方。ローブにものすごく長い髭が特徴。
いわゆる解説役としてイベントでも引っ張りだこの偉大なる爺さん。

スペックはサイラスとほぼ互角でスキルも同じ。なので使い勝手も同様。未覚醒の間は

覚醒後アビリティ「魔法の精髄・白」はサイラスと対になる形で射程強化の代償に攻撃速度がやや遅くなる。
その射程は驚異の 300 。しかし、ただでさえ遅いのにさらに遅くなってしまったので使い勝手は悪い。
ちなみに覚醒すると実は かなりのマッチョ だったことが明らかになる。

スキル覚醒もサイラスと同じ「秘術 魔導共鳴増幅」なので、やっぱり爺キュア化する。

第二覚醒はメイガスアデプト。このため能力的には結構サイラスと水をあけられることになってしまったが、その一方で味方の魔術師全体を強化するというのはいかにも老練な彼らしい。

見習い魔術師メーリス

アイギス最強の称号「見習い」を引っ提げてやって来た3人目のゴールドメイジ。
言動は典型的なツンデレ。ちなみに巨乳。またかい
バルバストラフに弟子入りを申し込んだが断られ、現在はサイラスの弟子となっている。

弟子設定を反映してか、簡単に言えば 爺キュアのいいとこどり という驚異の性能を誇る。見習いすげぇ。
スキルは「射程強化I」でCC後は「II」に強化。
射程強化IIレベル5まで強化できると、その射程はなんと 520 。もはやカバーできない場所の方が少ないほど。

覚醒アビリティは「高速詠唱」。特にデメリットなく攻撃速度を引き上げる。サイラス……一応サイラスより強化率は低い。

スキル覚醒「マジック☆シューター」はなんと武器を銃に持ち替え、射程1.9倍、攻撃範囲半減、攻撃速度大幅上昇状態で攻撃を開始する。
射程は射程強化IIレベル5よりはやや短いが、それでも十分すぎるほど長い。かなり独自性が強く、メイジとしての範囲殲滅力を放棄して狭い範囲へ火力を集中させる運用となる。

第二覚醒はメイジデストラクト。

炎夏の魔術師マーヤ

シルバーユニットのマーヤが水着に着替えて再登場。通称「牧場」という形式のイベント「砂浜を駆ける魔術師」でドロップする。
濃緑の大胆な水着を着ており、素晴らしいボディラインを惜しげもなく晒してくれる。

通常スキルは「サマーフレイム」。一定時間、射程が短くなるが大幅に攻撃力を上げて攻撃する。
覚醒スキルは「サンサンフレイム」。通常スキルよりも更に火力を上げて攻撃する。一度使用すると通常スキルに戻る。

覚醒アビリティは夏空マジック。水着や浴衣といったサマー属性ユニットの攻撃力を上昇させる。

第二覚醒はメイガスアデプト。

駆け出し魔術師ミエール


ちびメーリス


ちびエステル


ちびヴァレリー


プラチナ

神秘の探究者ガラニア

どことなくエジプト風の恰好をした魔法研究者。のちに「砂漠の民」属性が付与された。
そのけしからん胸を覆う胸部装甲があまりに薄すぎるため、全年齢版では布地が追加されてしまった。

スキル「範囲攻撃II」→「III」というわかりやすいスキルと同様にスペックもごくわかりやすい平均的なプラチナメイジ。
とにかく範囲殲滅力に特化したような性能であり、雑魚ラッシュへの対処力はトップクラス。
その爆風の広さからマップ兵器と呼ばれることも多かった。
反面、火力そのものはレアリティ相応というだけで極端に高くはないので、大物相手はやや苦手。使いどころが肝心。

覚醒するとなんかフェニックスの翼のようなものを装備する。
アビリティは「爆砕強化の秘術」。出撃メンバーにいるだけで全てのメイジと 砲術士 の攻撃力を5%アップさせる。
……なぜ砲術士なのかはイマイチ不明だが、とりあえず対象が多いのは喜ばしいことである。当然自身もアビリティの対象なので、火力は見た目以上に高い。

スキル覚醒は「インフェルノ」。25秒間攻撃力が1.5倍、効果範囲が2.5倍になる。
心もとなかった火力を大幅に引き上げてくれる優秀なスキル。回転率が若干悪化するが、大きな差ではないのでスキル覚醒推奨。

第二覚醒はメイジデストラクト。

幻惑の魔術師サーシャ

黒い肌にベリーダンス風の衣装と お前どう見てもダンサーだろ と突っ込みたくなる見た目のお姉さん。
職業・踊り子の魔法使いということは、元ネタはドラクエ4のマーニャだろうか?
踊りそのものに魔法式が組み込まれており、高い露出で踊ることによる色香を幻惑の魔術に使用しているため、弟子にしていたパレスにはそのスタイルが合わずに逃げられてしまったという。

通常プラチナ以上のユニットの好感度は二つのステータスに分けて振り分けられるのだが、サーシャの場合それが攻撃力に一点集中しているという特徴がある。
そのため、純粋火力がとにかくやたらと高い。
その一方でスキル「幻惑の秘術」は効果時間中範囲内の全ての味方ユニットに50%の確率での物理攻撃回避を付与するというまさかのサポートスキル。
壁で止めて纏めて焼くという基本に忠実なスキルであり、元々非常に打たれ弱い自身へのサポートとしても優秀なのだが、火力を上げられないため他プラチナメイジに比べると役立つシチュエーションが微妙に変わって来る。

覚醒するとアビリティ「攻撃速度アップ」を習得。元々基礎火力は非常に高いのでこのアビリティは好相性。何気に非スキル中の素火力ではエステルを上回ってたりする。

スキル覚醒は「アクセルミラージュ」。若干の回転率悪化と引き換えに、回避率アップと同時に自身の攻撃速度アップを行う。
その攻撃速度、なんと 2倍 。元々の火力の高さと合わさり、驚異的な殲滅力を発揮する。
回転率の悪化も大きな問題ではないので是非とも覚醒させたい。

第二覚醒はメイジデストラクト。スキル覚醒と合わせての脅威の殲滅力もさることながら、通常スキルでの運用時もスキルで火力にブーストがかからない分を補えるため、悪くない。

モルディベート

元は同じDMMのゲーム「鉄壁の女神」に登場するキャラクターでコラボユニット。肩書が何もないのはその名残。
しかし、 実装された半年後に本家がサービス終了 してしまい、今や彼女はアイギスでしか見られないキャラクターになってしまった。
その後もイベントだったり配布だったりで時々配られているので、もはや鉄壁の女神時代のことは完全に忘れ去られている気もする…。
イベントにおける「故郷も仲間も全て失った」という彼女の台詞はちょっと切ない。
コラボユニットだが好感度は150まで上げられ、交流クエストも実装*1されたが、人気闘兵では他のコラボユニ同様に投票対象外となっているので、コラボキャラ扱いであることが辛うじて分かる。

スキルはシンプルな「攻撃力強化III」→「IV」。スキル着火時の火力は全メイジ中でも割と高い方に位置する。
スキルレベル自体も比較的上げやすい部類なので、戦力にしやすいのも魅力だ。
その分素の攻撃力は他の同レアリティのメイジの中では明確に劣っているのが弱点。もっとも攻撃力強化は回転効率が非常に良いのであまり気にならないが。

覚醒アビリティは「状態異常無効」。毒沼での放置ができるようになるのは地味にありがたい。

スキル覚醒は「ダークネススフィア」。45秒間攻撃力が2倍になる上、魔法攻撃から 貫通攻撃 に変化。ただし、戦闘中一度しか使えない。
デーモンなどの高魔法耐性の敵にも有効打を与えられるため、非常に優秀だが倍率そのものは攻撃力強化IVと大差ない。
一度しか使えないというデメリットを負うほどかというとやや微妙。他のプラチナメイジとは活躍できる場面が少々異なる。

第二覚醒はメイジデストラクト。

秘法の伝承者オデット

なぜか無数の蝶を侍らせているメイジ。イベント「魔術の秘法」のドロップユニットであり、同イベントの主役でもあった。ちなみになぜか該当イベント初期では物理攻撃をしていた

ドロップ周回型ユニットの例に漏れず基礎コストが高め。もっとも、合成で下げやすいのでそこまで問題ではない。
スキル「マジックバリア」は全味方への魔法ダメージを軽減させるという少し癖のある効果。
魔法攻撃をしてくる敵がいないと意味がない一方で、それらの敵が主力になるステージなら大変役立つ。どちらかと言えばステージを選んでピンポイントに投入するタイプのユニット。

覚醒アビリティは「魔法耐性+10」。もっとも、メイジなのでHPが低く魔法耐性が強化されてもイマイチ恩恵がない。
どっちかというとキャラ付けの意味合いが強い。

スキル覚醒は「アンチマジックバリア」。射程が1.3倍に伸び、さらに射程範囲内の敵の魔法耐性を半減させる。
元々の防御スキルとは打って変わって攻撃スキルになる。味方の魔法攻撃ユニットの数が多ければ多いほど役立つ優秀なスキル。元スキルとはまるで効果が違うのでどちらが優秀とは一概には言えないが、汎用性ではこちらの方が上だろう。
だが、最大の問題は最大スキルレベルが 16 とアホみたいに高い事。初期イベントゆえの調整不足がもろに足かせになっている状況である。

第二覚醒はメイガスアデプト。

魔学の研修生メーリス

プラチナ昇格した学生服バージョンのメーリス。ネーニャやジョバンニとともに王国に新設された軍学校に通っている。

ステータス面としては、覚醒アビリティとして最大HPが減る代わりに攻撃力と射程を伸ばす「魔法科の制服【学校指定】」を持つ。耐久力が低い割に攻撃力も目を見張る程高いという訳でもないが、僅かとはいえ射程が伸びるのは嬉しいところ。

スキルは自身の射程と全てのメイジの攻撃力を強化する「受け売り魔術講義」。メイジを並べて使えば強力…と言いたいところだが、重コストのメイジを複数並べる機会はそう多くなく、また攻撃力倍率もそれほど高い訳でもないので、専用編成を組んでかなり意識して使わないと有効活用するのは難しい。ぶっちゃけ他の火力バフスキルを使う方が手軽で強力。

一方のスキル覚醒「魔法科首席の大魔術」は、攻撃力と射程を強化し5体まで同時攻撃するというなかなかのユニークスキルである。
射程はかなりの広範囲をカバーする540まで伸び、マルチロックによりなかなかの手数で攻撃できる。エフェクトも隕石を落とすものに変化し、さながらアイシャのようである。
またマルチロックの範囲攻撃というのは味方では彼女が初であり、爆風が届く範囲に複数のターゲットが居れば多重にダメージを与えることが可能。上手いこと5体以上固まっている所に撃ち込めば 1回の攻撃で集団に5発分のダメージ というえげつない火力を発揮する。なお時の調停者トワの覚醒スキルと組み合わせるととんでもない速さで連射してくれて、マップが焼け野原になるので、必見である。
もちろんそんなに上手く攻撃を継続できるようなシチュエーションはそうそう無く、またスキル時間が短い割に再動時間が長く取り回しに難があるのも事実である。マップの吟味や味方の援護等、状況を整えて運用することが求められる。

第二覚醒はメイガスアデプト。先ほど挙げた「再動時間が長く取り回しに難がある」という弱点を帳消しにするスキルリチャージ-50%が光る。

お菓子魔術師キャンディ

イベント「カボチャの国の魔法使い」の報酬で、2018年版ハロウィンキャラ。
メーリスの後輩にあたり、魔術の修行中。実家はカボチャ農家。

スキル「トリックシュート」は射程と範囲を上げる効果だが、攻撃倍率が無いためどちらかと言えば雑魚ラッシュへの対応に向く。
覚醒アビリティ「ハロウィンナイト」により編成に入れるだけで自身含むメイジとウィッチの攻撃力が上がるため、多少はフォローできる。

スキル覚醒「パンパンパンプキン☆」になると特性が変わる。
攻撃力と射程を上げたうえで敵3体への範囲攻撃を1回だけ行うボム型スキルとなる。
が、稀に失敗して攻撃数が1体だけになるというデメリットつき。よって運要素を嫌う王子からの評価は低い。
なお以前は高確率で1体攻撃、稀に3体攻撃というスキルだったのだが、流石に弱すぎると判断されたためか、現在の形に上方修正された。

第二覚醒はメイガスアデプト。

紅の魔術師フローガ

イベント「紅の魔術師と魔界の騎士」の報酬として実装された真っ赤な白メイジ。
魔術師ギルドの受付と連絡係を兼任している有能お姉さんだが、雑務に追われて研究に没頭できないことに頭を悩ませている。

アビリティ「魔力感知(覚醒前)」「魔力干渉(覚醒後)」により、魔法を使う敵を優先的に狙って攻撃する上に攻撃力が増加する。
味方の陣容に魔法耐性に不安があるならば先手を打って排除できるという点で使い勝手がいい。

スキル「エクスプロージョン」は攻撃力と範囲の増加とともに攻撃が即着弾するようになる。
これによって、無駄撃ちが減る、次の攻撃により早く移れる、といったメイジの短所をカバーした立ち回りを発揮できる。
スキル覚醒すると「マルチプロ―ジョン」となり範囲増加と引き換えに攻撃がマルチ化する。
初動再動は変わらないため爆風の同時ヒットが狙える覚醒スキルの方が有用だろう。

第二覚醒はメイジデストラクト。自身の魔法耐性上昇は対魔法敵としての持ち味と、さらに攻撃後の待ち時間短縮はスキルの即着弾と相性の良い素直な第二覚醒と言える。

帝国魔術師イルマ

2021年に登場した待望の帝国魔術師。「査察官」を名乗ってはいるが、厳しいというよりはふんわり系お姉さま。
帝国の問題児の送り先になりつつある王国の状況を「わんにゃんランド」呼ばわりするなどなかなかフリーダム。

とは言えさすがは白の帝国と言うべきか、能力的には見るべきものが多い。
スキル「インペリアルブースト」はHPの低下と引き換えに永続で攻撃力と射程を引き上げ、さらに攻撃間隔を短縮するという強力なもの。
初動が40秒と遅いのがネック、なのだが。

初期からアビリティ「展開支援」を持っており、編成にいるだけで「白の帝国」属性の遠距離キャラのコストを-1してくれる。
覚醒すると「即応機動ドクトリン」となり、コスト低下が-2になる上、自身のスキル初動の待ち時間が-50%される。
自分で自分の弱点を解消できる辺り侮れない。

スキル覚醒「スリーショットボム」は20秒間攻撃間隔がやや長くなることと引き換えに、射程と攻撃範囲を広げた上で3連続攻撃をするようになる。
持続的な火力が欲しいなら通常スキル、瞬間的な高火力を求めるなら覚醒スキルか。

第二覚醒は当然のようにメイガスアデプト。帝国魔術師部隊で敵を蹂躙してやろう。

ブラック

魔法皇女エステル

他のブラックより少し遅く実装されたメイジのブラッククラス。

好感度ボーナスが射程に入るのが大きな特徴で、CC後好感度マックスならなんと素の状態で射程が280に達する。
さらに未覚醒でもアビリティ「魔力供給」を持っており、メイジ系、ビショップ系、メイジアーマー系、魔法剣士系クラス全てのユニットの攻撃力が5%上昇する。
もちろん自身も対象であり、未覚醒でも十分すぎるほど役立つと言える。

スキル「魔杖レヴァンテイン」は自身の攻撃力アップと同時に 全ての 敵の魔法耐性を 70% も減少させる。この時点でスキル覚醒オデットを上回る効果を持つ。
そもそも効果範囲の関係で他の魔法耐性減少スキルとは別枠であるため、併用することでさらに魔法耐性を落とせるというのも強み。アビリティと合わせて複数の魔法攻撃クラスを合わせて編成させることで力を発揮するユニットである。
魔法耐性デバフスキルとしてはこれが元祖であり、敵の魔耐を削って魔法攻撃で焼き切るパーティーが「エステルファミリー」と呼ばれることも。

覚醒するとアビリティが「魔力調律」に変化し、倍率が10%に強化される。

スキル覚醒は「天杖レヴァンテイン」。魔杖よりも攻撃力補正と魔耐デバフ倍率を落とした代わりに、自動発動・永続型のスキルに変化、さらに攻撃範囲と射程も強化される。
瞬間火力は見劣りするが、安定性はこちらの方が上なので基本的には覚醒させた方が使い勝手はいいだろう。
以前は天杖の方は魔法耐性減少がなかったのだが、追加されたことであまり差がなくなった。

第二覚醒は覚醒スキルにCTカットの恩恵が得られないため本人だけを見るならばデストラクト一択だが、エステルを起用する≒エステルファミリーで戦うということが多いため、編成単位で見るとアデプトの方がバリューが高い場合も多い。

妖精賢者テュト

エルフ族の魔術師で、見た目は王子より若いぐらいだが実際はかなりの年月を生きており、エルフの間では幻の賢者として伝説になっているすんごいロリババア。のほほんとした人柄で「おばあちゃん」を自称し、プレイヤーからも「テュトおば」の愛称で呼ばれている。
若い頃に魔物から受けた人避けの呪いの影響で、本当に必要とされた時以外は他人に認識されない、他者の記憶に残らずすぐに忘れられてしまう体質になっている。そのため深い孤独を抱えて生きてきたが、王子との交流の中で呪いに影響があり…

通常スキル「魔力圧縮・急速解放」は自動発動のボム型スキルで、攻撃力と射程を大幅に強化し3体同時攻撃する。最動時間が好感度150%時で11秒と非常に短く、アデプト下ならば 7.5秒に一回、マップの大半をカバーする高火力マルチ範囲攻撃をバラまく という意味不明な制圧力を発揮する。
マップ兵器ユニットとしては最高レベルの性能の持ち主であり、生半可なマップだとニ覚したテュトおばを二人置くだけで終了とかいうことがザラにあるレベル。
覚醒スキル「秘奥展開・伝承魔術」は持続型スキルで、攻撃力と射程を強化し味方全体の魔法ダメージをアップさせる。決して弱くなく、むしろ魔法中心の編成ではかなり強力なのだが、通常スキルが強過ぎるせいであまりスポットライトが当たらない不遇のスキルである。

アビリティは「マナ・コントロール」で、魔術師属性の味方を強化する編成バフ能力である。
覚醒して「森妖精の秘術」になると、非スキル中に自身を隠密化する能力が追加される。通常スキルの場合はスキル時間が2秒のため大半の時間を隠密状態で過ごせるが、スキル回転が早い分隠密の切れ目も頻繁に回ってくるため過信は禁物。

第二覚醒はとにかくCTカットの恩恵が高いため、他にアデプトやリズリーなどのCTカットユニットがいないならアデプトがオススメ。射程が長く配置自由度が高いため、リズリーと組む場合でも敢えてこちらにするのも良い。
他にCTカット手段がある場合は、デストラクトにすると火力と射程を更に伸ばすことが可能。

祝福の贈り人テュト

季節限定召喚で実装されたクリスマスバージョンのテュト。
呪いと祝福で対照的なコンセプトになっており、通常版にあった隠密もなくなっている。

アビリティ「赤い衣の森妖精」によってコストが15減少するかわり攻撃力が70%減少してしまうが、自身か味方が敵を倒すごとに攻撃力が10%ずつ(最大200%まで、減少後の値基準)上昇する。
これは減少後の値基準とあるとおり30%まで落ちた攻撃力の2倍に相当する60%ぶん加算される、よって本来の攻撃力の90%で頭打ちになる。
覚醒アビリティ「プレゼントマーチ」になるとコストの減少が20に、攻撃力の上昇が最大300%までに強化される。
つまり黒ウィッチ相当の低コストで常時範囲攻撃を行えるうえに、黒メイジ相当の攻撃力を越えて120%まで到達する。
しかもこの「自身か味方が敵を倒すごとに」という条件は自身の配置前の撃破数もカウントされる仕様で、敵を30体以上倒したあとに配置してもフルパワーの攻撃力を出すことができる。

スキル「強制展開・聖夜顕現」は攻撃力と射程1.5倍、魔術師及びクリスマス属性の攻撃力1.3倍の永続強化。
自身の攻撃力に限ってもほぼ2倍の常時バフであるうえ、魔法統一で固めやすい魔術師属性と多様な顔ぶれのクリスマス属性まで強化できるため編成の自由度が高い。
覚醒スキル「創作魔術・冬花火」は10秒間のみ攻撃力と射程3.0倍で範囲内の3体同時攻撃。
通常版のスキルと同等の威力だがこちらは自動発動ではないため、狙いすましたタイミングで敵を一掃できる利便性がある。

第二覚醒は攻撃短縮の恩恵が大きいデストラクトが優勢か。
覚醒スキル10秒間の中で撃てる回数が4発から5発に増える点が魅力的。



まあそう慌てなさんな。追記・修正の力は侮れんのだぞ。

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最終更新:2023年06月21日 22:03

*1 基本的にコラボはこれらは実装しないと明言されている