バルメ(ヨルムンガンド)

登録日:2012/06/27(水) 00:59:33
更新日:2023/08/19 Sat 16:24:12
所要時間:約 6 分で読めます





「ココは昔も今も最高です!」



漫画『ヨルムンガンド』に登場するキャラクター。
ココを守る九人の私兵の一人。

CV:大原さやか(アニメ)
 :藤村歩(ドラマCD)


右目に医療用の眼帯をつけた、黒髪の白人女性。私兵たちの紅一点であり、かなりの巨乳。割れた腹筋がセクシー。
嫌煙家で、ヘビースモーカーのレームに度々文句を言っている。


私兵部隊の中では最もココ・ヘクマティアルに忠実であり、付き合いも長いため、彼女にも高い信頼を寄せられている。

…が、どうも本人に百合のケがあるらしく、冒頭のセリフから読み取れるように、ココに向けられる感情は私兵と雇主のそれを超えている。


また、その巨乳を有するワガママボディを部隊内のエロトリオことルツトージョ、アールに度々狙われている。
……が、肩を揉むふりをしてその巨乳に手をかけたアールは、

「私のオッパイは!!」

「ココと私だけのモノです!!!」

の叫びと共に繰り出された顔面ドロップキックによってぶっ飛ばされる羽目になった。
通称"人間水切り"。


ココ一味の中ではレームとツートップを成す程に高い戦闘力を持つ。
特にナイフを用いた短剣格闘には一家言あるらしく、もはやバケモノ級と言って差し支え無い。


どれ程バケモノかと言えば、突撃銃で武装した多数の兵が守る工場に、ナイフ二本で単身強襲を仕掛け、幾人も刻んだり串刺しにした挙げ句、敵大将を討ち取って逃げおおせるくらい(後述)。
途中でヨナの援護があったとはいえ、やり過ぎである。

しかも彼女は前述のように隻眼(ついでに巨乳)。短剣格闘に不利なハンデを負っていながらもこの戦果。
バケモノ連中が居並ぶ私兵仲間から「アネゴ」と呼ばれるのも納得であろう。
殺し屋のドミニクすらもその経歴から「バケモノ級」と評し、後回しにしている。


まぁ、レームからは「いつも変じゃんバルメって」とか言われているが。


入隊直後のヨナを当初は警戒していたが、入隊儀式を終えた後はよく面倒を見ている。



以下、作中のネタバレを含みます











本名ソフィア・ヴェルマー。

元フィンランド緊急展開部隊(通称FRDF)少佐にして、国連D国派遣軍 (UNFID) 機械化猟兵中隊・中隊長。


祖父は「冬戦争」と「継承戦争」を戦い抜いた方面軍中将、父は現役中将にして国防司令部参謀総長かつ次期フィンランド軍総司令官候補、兄はフィンランド軍中佐という、凄まじいエリート軍人の家柄の出身。

「フィンランド」で「冬戦争」とくれば、どこぞの白い妖精さんが連想されるが、関連は不明。
閑話休題。


若くして少佐という異例の階級を勝ち取った軍人であったが、国連平和維持軍として派遣されたアフリカのとある小国にて銃剣付きの二丁拳銃を振るう男に部下を全滅させられ、自身も右目を失う。
その責任をとる形で失脚し、その直後にココにスカウトされ、彼女の護衛となった。

そして彼女に付いて幾多の戦場を渡り歩き、バケモノレベルの戦闘力を得るに至る。



17話「African Golden Butterflies phase.3」にてドクターマイアミこと天田南博士を巡る戦闘の中で、部下の仇である二丁拳銃の男によく似た戦法を用いる女性カレン・ロウに遭遇。

過去の仇の姿に重なり、銃撃戦の只中に飛び出して、ナイフと拳銃を手に彼女に挑みかかる。


「はじめまして、私ソフィア・ヴェルマー少佐と申します」

「元、少佐ですが」

「珍しい技をお使いですね!
それについて喋っていただきたい」


突然襲い掛かられて自己紹介されたカレンは「………無口なんでね……」と回答を拒むが、バルメは食い下がる。


「ご心配なく!!」



「顔面以外を刺身にすれば、死者でも喋ります」



そう告げたバルメは驚くべき戦闘力でカレンを圧倒。部下の仇の手掛かりを聞き出そうとする。
しかしレームに諭され、引き下がって仲間と共に本来の目的に向かった。


しかしその後も忘れられず、情報屋のショコラーデに依頼して手掛かりを元に調べさせ、仇の男が大星海公司の陳国明であることを突き止める。


そして30話「滅びの丘 phase.1」にて部隊から離れ、単身仇討ちのために大星海公社の石油工場が存在する、かつて部下を殺された砂漠に向かう。
しかし、ココはバルメの異変に気付き、秘密裏にヨナを同行させていた。


事情を全て推察した上でバルメの復讐を手伝うと言うヨナに感謝しつつも彼を睡眠薬で眠らせ独りで工場を強襲、
バルメ無双の始まりである。


両手に構えたナイフで喉笛を切り裂き、頭を突き刺し、確実に敵をSATUGAIしていく。
敵の物量に次第に追い込まれるが、睡眠薬を予期していたヨナが無理矢理起きて援護に参戦。
彼の叫びに歓喜し、更に無双するアネゴ。



「走れ!」

「走れ!」

この砂漠で散った部下たちへ贈る、

復讐の証明を積み上げながら




「聞こえる!」

「天国の部下たちが、

『感謝します少佐』と喜ぶ声が!!」



そしてついに陳国明の待つ部屋にたどり着き、一騎討ちの末に見事部下の仇を討ち果たした。
愛用していたナイフを陳のデスクに突き立て、ヨナと共に逃げ去ったのであった。


因みにこのとき彼女が叫ぶ「Hakkaa paalle」(ハッカ ペル:青部分はウムラウト)は、フィンランドの言葉で「叩き殺せ」の意。
古くはフィンランド軍人が戦闘時に、しきりに叫んでいたという。
いくらなんでも恐すぎである。


しかしながら逃げる途中でカレン・ロウに追い付かれ、薬の影響で動きのままならないヨナを身を呈して庇い、二発の弾丸を受ける。
その後ヨナがカレンを撃ち、彼女とともにココが手配した病院に運ばれて一命を取り止めた。


こうして怪我は負ったものの、復讐を完遂してココの元に戻り、その後も彼女に最後まで付き従う。
愛用のナイフを自ら手放したため、ココからは新たなナイフを手渡された。


入院中にじっとしていられず、45口径で二つも風穴を空けられてるのに筋トレして医師と看護士を驚愕させたりと、バケモノなのは相変わらずである。


ココがヨルムンガンド計画を明かしてヨナが離反した後は、部隊の面々が計画とココに対する考えを語る中、レーム以外の全員が声を揃えて「アネゴは言わなくてもわかってる」と言われて発言を遮られていた。





【使用武器】
  • シュタイアーAUG
  • M249 MINIMI軽機関銃
  • マグプルMASADA
  • SIG SP2022
  • NAVY MK.3 MOD 0 コンバットナイフ(所謂Navy SEALsのナイフ)
………etc.








【巨乳】
彼女を語る上で、ナイフ格闘と同じくらい外せないのが、その巨乳である。
実はチェキータさんの方がおっきいらしいが、作中でもココやらルツやらトージョやらアールやら、入院した病院の看護士にまで巨乳と言われている。

9巻おまけ漫画「ムンムンガンド ザ☆グレート」にて、「乳で足もとが見えないのに何故転ばないのか」という疑問に対して、ココが「バルメのオッパイは敏感だから」というwktkが止まらない発言をした。









ココ「すなわちあれはレドームであり、中に各種レーダーを備えている

パルスレーダー、

パルスドップラーレーダー、

加速度センサー、

ジャイロスコープ、

アクティブソナー等々

転ぶわけがない」










        ハッカ  ペル
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最終更新:2023年08月19日 16:24