佐々木小次郎(YAIBA)

登録日:2018/01/21 (日) 17:19:07
更新日:2022/08/29 Mon 19:24:35
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永き眠りからきさまを倒すために地上に舞い戻った!!

佐々木小次郎…

推参!!!

漫画『YAIBA』の登場人物。
実在する剣豪をモデルにした人物だが、ここでは『YAIBA』に登場する「佐々木小次郎」について解説する。



人物

巌流島の戦いで宮本武蔵と決闘した「佐々木小次郎」本人。
武蔵に敗れて命を落とした後は巌流島に埋葬されていたが、クモ男の手によって現代に蘇った。
所謂「ゾンビ」のようなもので、白目の部分が赤くなっており全く老化しない。サブタイトルでも「ゾンビ小次郎」と呼ばれていた。
自分で「美しい顔」というだけあってかなりの男前であり、行く先々で女の子にモテる。自称「超ウルトラハイパーデラックス美形剣士」
武蔵に敗れた事を未だに根に持っており、事あるごとにその事で武蔵と喧嘩をしている。
登場時にはクモ男のウソに騙され鉄刃を追い回していたが、いつの間にか刃の仲間となった。

最近まで死んでいたが剣士としての腕は健在で、どこまでも伸びる愛刀「物干し竿」から繰り出す「つばめ返し」には刃も苦しめられた。
作中屈指の猛者である柳生十兵衛とも互角に渡り合える実力の持ち主で、今の武蔵と本気で戦ったらまず間違いなく彼が勝利するだろう。
だが武蔵に引けをとらないくらいの女好きで、女の子に話しかけられると思わず鼻の下を伸ばし、本来の目的そっちのけで盛り上がる事も多々ある。

なぜか車を持っている(レンタカーかもしれないが)が、免許は「もとより免許皆伝の腕前」という理由で持っていない様子。


活躍


  • 風神剣、雷神剣登場~国会議事堂決戦編
巌流島の決闘で敗れた後、遺体は巌流島に埋葬される事となるが、その約400年後に魔王鬼丸の命を受けたクモ男の手によって現代に蘇った
(なぜか400年間遺体は全くと言っていいほど腐敗していなかったが、そのへんに突っ込むのは野暮)。
鬼丸は彼を復活させて配下にしようとしていたが、彼自身は鬼丸の仲間になるつもりはなく、武蔵に復讐するためだけに刃一行を執拗につけ回していた。
その後、クモ男の「この世で一番強い剣士は刃」というウソの占いを信じ、刃を倒して日本一の剣士になろうとする。
そして刃の雷神剣の力を目の当たりにすると、今度は「あの剣さえあれば天下一の剣士になれる」と考え、仲間になったふりをして隙あらば雷神剣を奪おうと企んだ。
鬼丸城での決戦にも「女の子にモテるかも」という理由でついていくが、そこで戦っているうちにいつの間にか刃の本当の仲間となっていた。
鬼丸四天王のドライドライとの戦いであまりの強さに寝返ったが、その後でたまたまドライドライの寝首をかく事となり、結果刃達に貢献する事となった
(その際には「これは作戦だった」と誤魔化しているが、勿論嘘であろう)。

  • 玉収集~富士山決戦編
引き続き刃の旅に同行。各剣豪との戦いでも色々と活躍する。
新潟での十兵衛との戦いでは互角の腕で渡り合うものの、十兵衛の口車に乗って物干し竿に乗りグングン伸ばした後、
そのまま文字通り倒されてしまい東京の峰家に落下した(新潟~東京間は260㎞くらいなので宇宙空間から落下したことになる)。
その後は刃達に合流する事無く剣道場で女の子の稽古に張り切るようになり、代わりに十兵衛、ゲロ田ゲロ左衛門、ナマコ男が合流する事となった。

  • 月の女王かぐや編
相変わらず女の子にうつつを抜かしながらツバメ返しを教え込む日々を送っていたが、
かぐやにエキスを吸われた女性は全員老婆になると知ると態度を一変し、一刻も早くかぐや打倒しようと誰よりも張り切る。
かぐやの本拠地に乗り込んだ時も、持ち前の女性を嗅ぎつける能力で捕まっている女の子達の居場所を突き止めるが、
なぜか老婆になった女の子にしか感謝されていなかった。

  • タイムスリップ編
武蔵と巌流島の決闘について喧嘩をした事で物干し竿を没収されてしまうが、刃が悪戯に物干し竿をいじった事で、彼とナマコ男が慶長17年にタイムスリップしてしまう。
一応刃達の事は心配していたが、彼らが慶長17年頃にタイムスリップしたと推測すると、「自分の勇姿をビデオで撮ってきてほしかった」と呑気な事を言っていた。

慶長の頃の小次郎も今と変わらず女たらしであったが、武蔵が決闘に遅れて来なければ実は小次郎のほうが勝利していた。
だがそうなってしまうと

①武蔵が死ぬ
②当然、刃は雷神剣を手に入れられない
③いずれ刃が鬼丸に倒され、世界は鬼丸の物に

という最悪の未来となってしまうため、それに気づいた刃はあらゆる手を使って武蔵を勝たせようとする。
そのため決闘では武蔵に扮した刃と戦う事となるが、歴史が歪んだ事で史実よりも手ごわくなっていた。
このままいけば刃と武蔵を切り捨てるところであったが、刃の雷神剣を食らった事で気を失ってしまい、目が覚めた直後に武蔵本人に眉間を叩かれ命を落とした。
ちなみに巌流島の決闘で武蔵に敗れなければ、武蔵の代わりに現代まで長生きするはずだったようである(何せ彼も武蔵に負けず劣らずスケベなので)。

  • 地底人出現編
最初のほうで岩男にあっさりやられるが、ケガが治った後は刃一行に同行し、物干し竿を使って幾つもの窮地を脱する。
シルバーとの戦いでは危うく握りつぶされそうになるが、ダメもとで伸ばした物干し竿でシルバーの目を突いた事で弱点が目だと判明し、形勢逆転する事となった。
ゴールドとの戦いでは物干し竿で刃を上に突き上げ、その後は仲間と共に刃とゴールドの戦いを見守った。

  • ヤマタノオロチ最終決戦編
峰家でバーナーに襲われた後はそのまま待機していたが、
直後に東京に鬼丸が襲来した時にはそれに全く気づかず十兵衛と家でくつろいでいた(本人曰く「派手な祭りと思った」らしい)。
ヤマタノオロチ最後の封印の地である北海道で刃達が襲われた時には、十兵衛達と共に駆けつけ、自分に化けていたプラズマと戦う。
オロチ復活後は仲間と共にオロチに取り込まれてしまうが、全てが終わった後で無事助かった。

  • 織田信長御前試合編
ヤマタノオロチの騒動後は武者修行に旅立ち、女遊びを控えて自分の剣に更に磨きをかける。
十兵衛曰く「その剣は修羅の如く研ぎ澄まされている」らしく、腕試しのために織田信長御前試合に出場した。
ベスト8まで勝ち進んだが、準々決勝で鬼丸と当たり、惜しくも敗北した。

  • エピローグ
御前試合の後は役者の道に進み、時代劇俳優として活躍。
見た目が若く全く老けないため「殺陣ができる若手役者」として重宝され人気を博している。
女性ファンも多く行く先々で取り囲まれるため、若干調子に乗っているようだが。


主な技


  • つばめ返し
小次郎の代名詞的な剣技。
振り下ろした刀を瞬時に返して斬り上げる。
刃の旋風剣は下からの攻撃に弱いという弱点があったので、この技は刃にとって脅威となった。


物干し竿

小次郎の愛刀。
如意棒の如くどこまでも伸ばす事が出来、攻撃以外にも様々な用途で用いられ一行の旅を助けた。
小次郎によると伸びる長さに限界はないらしい。
独自の意志を持っているようで、熱いものに近づくのが苦手。刀のくせに。
小次郎曰く、この刀は妖気の塊のようなものであるらしく、妖気が暴走しないために普段は獅子の毛で編んだ柄紐で封印をしている。
そのため柄紐を解くと妖気があふれ出し、時空が捻じ曲がって出来た穴に吸い込まれた後で、時の彼方に放り出されるのだという。
柄紐を解けば過去に飛べる穴が出現、結び直すと未来に飛べるもう1つの穴が出現する。


「おくしたかwiki篭り!!追記・修正せぬとは天下無双の名が泣くぞ!!」


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最終更新:2022年08月29日 19:24