Doki Doki Literature Club!

登録日:2018/01/08 Mon 13:48:52
更新日:2024/01/23 Tue 17:28:49
所要時間:約4分で読めます




This game is not suitable for children or those who are easily disturbed.

Team Salvatoによって開発されたビジュアルノベルゲーム。略称は「DDLC」。日本語でのタイトルは「ドキドキ文芸部!」。
日本のギャルゲーを模して作られた、海外産のゲームである。
公式では英語のみ対応だが、有志の手により日本語化された。
Steamにて無料で公開しており、約10ドル寄付という形でFan Packを買うこともできる。
公開直後から爆発的な人気を博し、わずか2ヵ月で100万DLを達成した。

後にCS移植版である「ドキドキ文芸部プラス!(Doki Doki Literature Club Plus!)」が発売され、こちらも累計売上100万本を突破している。
プラス!では本編に加えて6本のサイドストーリーが追加され、ヒロイン達の性格や他ヒロインとの関係性等の掘り下げが行われており、読み物としても楽しめる内容となっている。
他にも条件を満たすことで、書き下ろしイラストや制作途中のスケッチを閲覧出来る等オリジナルファン必見な要素も。


あらすじ

主人公はある日、幼馴染のSayoriに誘われて学校の文芸部に足を運ぶことに。
そこはSayoriをはじめとした4人の女の子でできた部だった。
主人公はその誘惑に負け、文芸部に入部することになる。
そして文芸部の活動の一環として、自身が作った詩を見せ合うことになった。
こうして日々を過ごすうち、文化祭の日が近づいてきた――

人物紹介

  • 主人公(MC)
名前をプレイヤーが自由に決められる主人公。
一部のCGイラストに後ろ姿や体の一部のみ描写される。
表面上は良くも悪くも、所謂「やれやれ系主人公」だが……。

  • サヨリ
主人公の幼馴染。文芸部の副部長であり、ムードメーカー。
いつも主人公を待たせているが、これには理由があるようで…?

  • ユリ
大人しめの女の子。
最近はホラー系の小説を読むのがお気に入りらしい。

  • ナツキ
ツンデレ気質のある後輩。文芸部に漫画を持ち込んでいる。
カップケーキをよく作るらしい。

  • モニカ
文芸部の部長。才色兼備でクラスの人気者。
もとはディベート部に入っていたが、部の運営にうんざりしたため、文芸部を立ち上げた。
CS版のパッケージを飾っているのも彼女。
レッズ・エインズワースの妹。


追記・修正は文芸部に入ってからお願いします。



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ところで冒頭の赤文字の文章、これを訳すと

このゲームは子供や精神の弱い人には向いていません

となる。
更にはこのゲームには「精神的恐怖」というタグがついている。
この時点で嫌な予感がした諸兄、あなたは正しい。

このゲーム、2周目になるとゲームの所々に異変が起きるようになる。
プレイ中、唐突に来る所謂「ビックリ系」な要素も異変として出現するので、苦手な人は注意。
さらに時々、ゲームの格納ディレクトリに新しいファイルが生成されるようになる。
ウィルス対策ソフトによりこのギミックが行われないこともあるので、例外措置は忘れずに。

人物紹介補足

  • 主人公
ルートに関係なくサヨリへの好意を秘めており、その想いはサヨリに負けず劣らずの重さ
1周目終盤では「彼女の人生がオレの全てだったのに(要約)」とまで独白するほど。
そのせいかサヨリの存在が消えた2周目では非常に軽薄なキャラクターと化しており、最終的には一言も喋らなくなる。

  • サヨリ
実はうつ病を患っている。毎朝遅れてやってくるのは自己嫌悪に陥っているから。
文化祭前日、主人公はサヨリに想いを伝えるが、その翌日、文化祭の日に彼女は自殺してしまう。
主人公は後悔に苛まれたまま、1周目を終える。
そして2周目は何者かにより、存在自体無かったことにされた。
さらに一定確率で起こる異変で、背景である部室の奥の掲示板をよく見てみると…

  • ユリ
2周目になると、段々と言動がおかしくなり、リスカ等のエグい自傷行為で性的快感を得るヤバい方のマゾヒストであることが明らかとなる。
更には「ヤンデレ」という属性までついてしまう。
そして2周目終盤には、どこからかナイフを取り出して自身を刺し、自殺してしまう。
最期の台詞も完全にバグっており、このとき、他のセーブデータをロードしようとすると…

  • ナツキ
ユリを表面上疎ましく思っていながらも、内心ではユリの豹変を心配に思っており、主人公に助けを求める。
しかし、そんなナツキも段々と豹変していくことになる。
父親からの過干渉、あるいはネグレクトによる虐待を受けている描写がある。

  • モニカ
ユリやナツキの豹変にも冷静に対処しており、彼女自身にバグった言動は見られない。
というより豹変自体あまり気にしていないようだが…?







この先、重大なネタバレがあります!





































  • Monika
実はこのゲームで唯一自我を持った存在。そしてこのゲームの異変の黒幕。ある意味本作のメインヒロイン。
スクリプトの集合体でしかないキャラクターとの活動に飽きていたところ、プレイヤー(≠主人公)を認識。プレイヤーに興味を持ち、自身に注目してもらおうと様々な画策を行うが、ことごとく裏目に出る結果に。
最終的にはスクリプトを書き換え、プレイヤーと二人きりの状況を作り出した。
ここからタイトル画面に戻れなくなり、セーブデータも全て削除されてしまうため逃げ場はない。ついでにセーブもできない。
ゲームを終了してから再び起動という手を使っても、専用の台詞の後にまた終わらない会話へ突入する。
ある方法を行わない限り、彼女との会話は永久に続くことになる。
ちなみにこの時、Windows版限定だが配信ソフトを起動していると…?
ちなみに彼女のみ、公式でTwitterアカウントが作られている。







追記・修正はMonikaと二人きりになってからお願いします。

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最終更新:2024年01月23日 17:28