梶浦由記

登録日：2011/02/01 Tue 14:58:53
更新日：2023/10/03 Tue 21:36:32
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梶浦由記(かじうらゆき)とは、作曲家、作詞家、音楽プロデューサー。

1965年8月6日・東京都生まれ。小・中学生の時にはドイツに在住していた。
アニメやゲームを中心として、CM、映画などの分野で活動している。

【来歴】

東京都立国立高等学校→津田塾大学文学部英文学科→NTT

1993年
- 7月：大学時代の友人である石川智晶(千亜紀)、西岡由紀子と共にBMGファンハウス（現ソニー・ミュージックレーベルズ）より「See-Saw(シーソー)」としてデビュー。
  - ※西岡由紀子は1994年に脱退
1995年
- 2月：See-Sawの活動休止。作詞・作曲中心のソロ活動を開始。
2001年
- 秋：ビクターエンタテインメント（現：JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、アニメ部門としてはフライングドッグ）に移籍後、See-Sawとしての活動を再開。
  - ※2005年8月にリリースされた「君は僕に似ている」をもって、See-Sawは再び活動休止した。2020年現在も復活していない。
2003年
- 5月ソロプロジェクト「FictionJunction(フィクションジャンクション)」本格始動。
  - 南里侑香をボーカルとした「FictionJunction YUUKA」のように、起用するボーカルごとに「FictionJunction ○○」の形式で名義を使い分けていた。
- 8月彼女の初ソロアルバムとなる『FICTION』をリリース（日本盤。US盤は同年7月発売）。
2008年
- 1月：ソロプロジェクト第2弾である「Kalafina」を、SME Recordsよりプロデュース。
2009年
- これまで、ボーカルとして起用するメンバーごとに分かれていた「FictionJunction ○○」の名義を、そのメンバーに関係なく「FictionJunction」として統一。
2019年
- 3月：Kalafina解散。

【主な共作者】

石川智晶（See-Saw:現在活動休止）
伊東恵里
Emily Bindiger
貝田由里子
Kalafina（WAKANA,KEIKO,HIKARU）
KAORI(織田かおり)
新南田ゆり（旧名：笠原由里）
東京混声合唱団
戸丸華江（アンサンブル・プラネタ:リーダー）
仁科かおり
Fion
南里侑香（FictionJunction YUUKA）
加藤あすか

自身がコーラスを担当することもある。

【主な演奏者】

西川進:ギター
是永巧一:ギター
高橋"Jr."知治:ベース
荻原"Mecken"基文:ベース
佐藤強一：ドラム
野崎真助：ドラム
今野均:ヴァイオリン
笠原あやの:チェロ
赤木りえ：フルート

【梶浦語】

近年発表される曲の多くに造語が使われていてファンの間では梶浦語と呼ばれている。
『MADLAX』におけるnowhereの「ヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイヤ」という造語のコーラスが有名。
ただし詳細は公表されておらず、実際何と歌っているかは不明。造語については一貫して「どう聞こえるかは本人(リスナー)に任せる」とコメントしている。
その他の楽曲においても、英語で綴られた副旋律は一切公開していない。
※『アクエリアンエイジ』の「zodiacal sign」冒頭の造語コーラスはライブ開催にあたってブログにて発表された。

【人物】

本人の名字と、特に下の名前が珍しいのか、梶浦を「梶原」、由記を「由紀」とよく間違えられることが多く、
男性に間違えられることもある(「ゆうき」･「よしき」･「よしのり」とも読めるため)。
以前に、名前の誤表記を自分でネタにし、インターネットでの検索ヒット数がどれくらいになっているのかを楽しんでいたことがある。

記憶が飛ぶほど飲んでしまう時があるというほど、無類の酒好き。新譜の曲名に合わせて自家製の果実酒を作っている。
また鉢植えガーデニングも密かな楽しみで、それぞれの様子を度々自身のブログに綴っている。
しかし最近は「一ヶ月に一回飲めば多すぎる方です…。」と飲む回数自体は多くないし強くないとは本人の弁。
※酔っ払った状態でブログを更新して支離滅裂とまでは言わないがかなり無茶苦茶な回があった。
キーボードやピアノを弾くとき、ついオーバーアクションを取ってしまう。あるいは、振り付けを付けて踊ってしまうなどユニークな一面を持つ。
それが故に過去のライブで、うっかり演奏機器の電源を切ってしまった時に踊ってごまかしたことがある。