キング(ワンパンマン)

登録日:2017/12/18 Mon 11:58:00
更新日:2024/03/29 Fri 12:51:02
所要時間:約9分で読めます






「忙しいんだ…どっか行ってくれるか」



キングがお怒りだ! 道をあけろぉ!!




キングとはONE氏のWEB漫画【ワンパンマン】に登場する"史上最強のヒーロー"である。


【データ】

年齢:29歳
身長:非公開
体重:非公開
好きなもの:静寂、平和
嫌いなもの:雑音、人ごみ
趣味:山籠もり
ヒーロー名:キング
ヒーローランク:S級7位
人気投票:未登場→2位→12位

スペックデータ(最大10点)
体力:10
知力:10
正義感:10
持久力:10
瞬発力:10
人気:10
実績:10
格闘力:10

以上ヒーロー大全より一部抜粋
CV安元洋貴

【概要】

ヒーロー協会に所属するヒーローの一人。
最高戦力であるS級ヒーローの1人で、ヒーローランクはS級7位。

オールバックにした金髪と左目についた3本の傷跡*1、そして歴戦の古強者たる佇まいと雰囲気を醸し出した男性。
服装は特に決まっておらず、時には雑踏を避ける為にわざと庶民の服を着ていたり顔を隠したりしているが、その王者特有のオーラだけはどうにも隠せていない。

性格は非常に寡黙且つ冷静沈着。
たとえ宇宙人が侵略してこようと地球が崩壊する予言を聞かされようと、その鋼鉄な表情が揺らぐことはない(興奮は隠せないのかキングエンジンなら鳴らしているが)。
王者(キング)というヒーローネームの他にも「人類最強」「地上最強」といった様々な「最強」を冠する二つ名があり、その異名はヒーロー、民衆はおろか敵である怪人側にも広く轟いている。
災害レベル:狼や虎程度の雑魚なら出会った瞬間に戦意喪失、竜クラスの怪人ですら実際に相対したときは二の足を踏むほど。

最強なのにランクが7位と中途半端なのは、協会側に対して非協力的な姿勢があってのことだと思われており*2、事実ランクなら5位と上である童帝からは純粋に尊敬され、あのタツマキですらその実力を認めている節がある。
ヒーロー協会も彼には絶大な信頼を寄せている。

その英名は他のS級ヒーローの中でも飛びぬけており、彼に関するフィギュアやグッズは非常に人気。見つかったら誰もが敬い黄色い声を上げ、一目見ようと直ぐ周りに人だかりを作り上げる。
そんな人気に対しても特に関心を示さず、常に黙しつ我が道をゆく姿勢にファンは増えることはあっても減ることはない。


【戦闘力について】

不明
理由は簡単、怪人退治が早すぎて誰も目撃したことがないから
故にどんな戦闘をするのか、武器はあるのか何か超能力を行使するのか、相棒や使い魔といった類がいるのかすら判明していないのが現状。
そのミステリアスな戦闘力は
  • 「剣の素人」と称しながらも、剣の達人であるアトミック侍すら太刀筋は愚か動きの全てを全く認識できず、林檎の切断面が元通りピッタリ接合するアトミック斬を超える神業を披露
    • その間キングは抜刀の構えから微動だにしていないようにしか見えない
  • シルバーファングが既に色んな体術や武器術を極めていると断言
とS級ヒーロー達から畏怖と共に語られており、更には
  • 太陽系破壊爆弾を抱えて空を飛んで巨大ブラックホールの中に捨てて処分
  • 過去に戻って地球に降り注ぐ隕石群を叩き落としてきたから今の人類の歴史が成り立つ
  • ほとんどの神話はキングの生誕の伏線
  • 月をサンドバッグにしてクレーターを増やしている
  • 人間怪人討伐に深く関係
…などといった数多の武勇伝が口伝で広まっている。
ただ一つ分かることは、彼と相対して帰ってきた怪人など一人もいないという事実だけである。

戦闘が終わり、現場のヒーローや人間が駆けつけてきた時には、既に屍肉となった怪人の肉片と血の上で一人物静かに佇んでいるキングがいるのみ。
身体に傷どころか服に綻びすら付いておらず、ただ怪人の返り血のみ浴びた彼の姿はまさに絶対強者の王そのものの姿である。
あのサイタマですらキングの前では赤子同前で、敗北を知らない彼が唯一常に辛酸を舐めさせられている存在と聞けば、その凄まじさが分かることだろう。

上述の通り戦闘方法は不明なのだが、現状分かっている事が三つだけあるので、それを下記にて紹介する。

  • キングエンジン
キングが戦闘態勢に入ったことを示す独自のサイン。
心臓を高速で鳴らしているかのような独特の駆動音が特徴で、この音を聞いて帰ってきた怪人は一人もいないとされる。

  • キング流気功術
キングが用いるとされる武術。例によってその詳細は不明。
とある気功術の達人も直接見たことはないものの「あれは恐ろしい…」と畏怖する力を秘めている。
しかしどんな怪人もこれ一つで倒してきたところを見るに、筆舌に尽くしがたい相当な錬度であることは言うまでもないだろう。

  • 煉獄無双爆熱波動砲
キング流気功術奥義
その威力は全てを消し去りあらゆるものを飲み込む字面通りの"最強の技"だとか。

後に村田版にてその全容が判明。
黄金精子の上をいく白金精子と、水を吸って巨大化したエビル天然水を跡形もなく吹き飛ばす威力を発揮した。



以上がキングについての紹介である。
全てにおいて他を圧倒するチート的存在だが、不思議とヘイトは買わず読者や視聴者からも広く受け入れられるキャラである。まさに王者。
今日もまた、誰も知らぬ凶悪なヴィランを打ち倒すため、キングの孤独な戦いが幕を開ける。



「追記、修正はキングの正体の一遍が判明しだい宜しくお願い致します」
以上―――――ヒーロー協会より


























……そう、以上が「世間で広く知られている」キングの紹介である。




だが、実は…











































「やべえ…ヒーロー辞めたい」


「どうしてこうなった? 怖ええ…怖ええよ!!」






●目次

【本当(というかもう一つ)の概要】

……という上記の噂や英名が一人歩きした結果、S級ヒーローの地位に就いた只の一般人
本人曰く「無職で引きこもりでオタクな駄目な29歳」
勿論強さも一般ピープル相応で、喧嘩すらしたこともないらしい。
むしろ本当の性格は人の十倍レベルもの臆病で、上記のキングエンジンもビビりすぎて心臓の鼓動が他人にまで聞こえるのが原因である。

災害レベル狼~竜に至るまで様々な怪人と出くわし、気付いたら誰かが倒してくれていた。そんな場面に数回も出くわしたことでヒーロー協会や民衆から勘違いされ、S級ヒーローに認定されたのが始まり。
積極的に否定しなかったために結局今の座に就いたことで、他では得られない程の人気と名声を手にした代わり、当然ながら不必要な干渉やしがらみにも纏わりつかれるハメになりそのまま現在へ至る


作中ではボロス侵攻編始め、S級ヒーローが一斉に集う緊急会議にて登場。
会議についても口出しせず静かに話を聞いており(ビビっていたのかキングエンジンは鳴らしてたが)、宇宙船攻略を他のS級ヒーローから聞かされた時も「(自分は飛べないから)メタルナイトに任せるのが良いだろう」と他人任せの意見をしていた。
結局タツマキが動き事態も収束したことで人知れず退散。
この時はまだ強者の風格を漂わせていたので色々と謎が多い人物と見られていた。

その後のキング編にて遂にその正体が判明。
顔を隠して新作ゲームを買いに行こうとしたその帰り、キングの名声を聞きつけたサイボーグの機神G4(ONE版ではヅシモフ)と遭遇。
性能テストと称し手合わせを望むサイボーグ怪人に対し、「本気を出したいからトイレに行きたい」とでっちあげてその場を離れたが、それ以上どうこうできるわけもなく一人で絶望。
「1分遅れれば10人殺す」と言われたものの、本当にどうしようもなくなった彼は、申し訳なくその場から必死になって逃げだし帰宅する*3

これら一部始終を見ていたサイタマは、キングの後を追い彼の家へ不法侵入。
怪人を相手することなく逃げ出したキングに対し、「強すぎて怪人退治にすら興味を示さなくなったのか」と、(サイタマにしては割と真剣な感じで)疑問をぶつけるが、そこへまた新たな烏怪物がキング宅へ突撃。

にっちもさっちもいかなくなったキングは、恐怖で失禁しながらついに、偽りの名声や自身の本当の実力を含めた全ての事実をサイタマに打ち明けた。
そして、そのまま鳥怪物に二人とも殺されると覚悟したキングは目を閉じるが――



「…その話、マジなのかよ。強い評判も戦歴も全部嘘だっだって」



「大丈夫か?」




開いたキングの目に飛び込んできたのは、怪物を倒し、こちらを気遣うサイタマの姿だった。
その光景を見たキングは、以前も彼に怪物から助けられた*4ことを思い出し、
それと同時に、本当は彼が受け取るはずだった手柄や名声を自分が奪う形で今の地位に付いたことを悟り、謝罪する。
実際、キングが過去に様々な怪人と出くわした回想シーンで、サイタマが作中で討伐したワクチンマンとマルゴリも含まれており、他の怪人もサイタマが討伐した可能性が高い。当時サイタマはヒーロー協会に加入していなかった為この手柄を世間に全く認知されず、周囲の勘違いでキングが討伐した事になった模様。*5
しかしサイタマは彼の本性や自分の手柄を彼が実質横取りしたことについては咎めず、「(嘘をつき続けるのが嫌なら)強くなればいいんじゃね?」と言うに留めた。
そしてこの出来事をきっかけに、キングとサイタマは互いの家に遊びに行き、二人でゲームをプレイするゲー友関係となった。



【人物】

上述の通り、本当の正体こそ(何度も怪人と出くわす最悪のツキを背負った)一般人であるものの、それだけでは終わらない独特のキャラクター性が彼にはある。
  • ビビりな割にはそれを微塵も悟らせない鉄面皮な表情と強者のようなオーラ
  • ビビりまくりではあるが複数の竜クラスの怪人を前にしても、完璧なポーカーフェイスでハッタリを利かせられる胆力
  • サイタマがしてきた手柄や功績を一身に受けた圧倒的名声
  • 顔の傷を含めた威圧感ある風貌
  • ただの引きこもりオタクの割には比較的良好な類の体格
  • キングエンジンという分かりやすいサイン
  • 悪運にも似た強運
といった要素もあって、初見ではまず只の一般市民とは思われない
この辺は、本当に無敵の実力を持ちながらそれを露程も感じさせない間抜けなオーラを漂わせるサイタマと対照的。
サイタマからは「そのつもりがなくても結果オーライになる感じ」「ヒーロー的な勘が良い」と評価されている。

また本当に追い詰められた時の頭の回転や胆力は目を見張るものがあり、サイタマにヒーローとしての在り方を再度認識させたり、
口車に乗せて相手の意識をそらしたりなど、只の引きこもりには持ち合わせていないコミュニケーションスキルも備えている。

怪人協会編では瀕死のジェノスを助けるために、一般人の身でありながら災害レベル「竜」クラスの怪人数人を相手に巧みなまでのハッタリだけで時間稼ぎを行ったほどである。
無駄な名声もあって、竜クラスの怪人やS級ヒーローといった遥か格上相手にも、堂々としようが逃げ出そうとしようが深読みさせる原因となり怪しまれないという特徴がある。
当然ながらヒーロー側で無傷でいられた者はキング一人のみ。
怪人協会編後、サイタマの家が無くなった時はちゃんと住む場所を紹介するなど、出来る範囲での義理や人情はちゃんと通している。


実際、圧倒的なまでの強さを持ちながらも人気や後ろ盾が無く孤立しがちなサイタマと、実力こそないものの人気や協会からの信頼を持ち、それを活かせる知恵も肝もあるキングとの相性は良く、
村田版で登場したムカデ長老戦も、互いの利点を生かした上での戦闘の結果、被害をゼロに抑えた完璧な勝ち方をしている。


ちなみにサイタマが唯一勝てない相手というのは本当である。ただしテレビゲーム内での話だが。*6
過去に何回か大会でも優勝経験があるらしく、超越した動体視力を持つだろうサイタマ相手に、「両手人差し指2本のみ」「体力バー1ミリ以下の状態による舐めプ」「相手はハメ技OK」といったハンデを付けてなお、問題なく彼に常勝するくらいには極めている。
キング曰く、「サイタマ氏の動きは単純すぎて読みやすい」とのこと*7
ゲームジャンルも幅広く、格ゲーからシューティング、恋愛シュミレーションと多岐に渡りRTAやアイテムコンプによるやりこみまできっちりしている模様。

ゲーム勝負でサイタマ一派が負け、フブキ組加入の危機を(ゲームで)救う見せ場もあれば、すき焼きの衝撃波(!?)*8でいち早く気絶したり、
臆病という割には怪人が跳梁跋扈するZ市にあるサイタマの家に普通に遊びに行っていたり*9と、実際の所小物なのか大物なのか非常に判別がつきかねるキャラクターである。
そこがまた魅力でもあるのだが。


【戦闘力(真)】

一般人なので勿論皆無。以上。
…それだけではあまりに寂しいので、ここではキング自身が起こした結果を中心に、某全盛期のコピペ風に記していきたいと思う。

  • 鬼レベルの怪人と数回遭遇は当たり前、竜レベル数体と一堂に会したことも。
    • その全てに対し悉く生存、時に無傷。
  • S級ヒーローが軒並み瀕死、怪人側が圧倒的優勢の状況から1人で逆転。
  • 結果がわかりきってるので戦おうとすらしない。
  • 顔を合わせただけで怪人が泣いて謝った。痙攣発作まで起こした事も。
  • キングが一睨みしただけで怪人は戦意を失う。
  • 怪人協会のアジトから子供を救出し、戦闘に巻き込まれないよう避難。他のS級が怪人協会の強豪相手に苦戦する中、彼だけがヒーローの仕事を完璧にこなした。
  • 足場を注意しただけで怪人を戦慄させた
    • しかもその怪人は後に文字通り足をすくわれることに。
    • 更にその時、当の怪人の本質的弱点を一言で指摘、戦慄させ思考能力を奪っている。
  • 両手を広げただけで竜クラスの怪人がビクついた。
  • 怪人協会の精鋭たちを前にして、敵意すら持たない。
    • 怪人相手でも蟻と接するが如く。相手を‘‘敵’’と認識していないとしか考えられない驚異の精神構造。
  • サイタマを見つけるや否や、状況を的確に判断し軽率に動こうとする各ヒーロー(S級込み)を一喝で制止、全員を無事に大津波から救うことに成功。
  • 一人回転寿司でサーモン、マヨコーン、大トロを嗜んでいた所をS級4位のアトミック侍に因縁を付けられるが慌てず騒がず割り箸とキングエンジンで応戦の姿勢を見せる(実際はむせただけ)。
    あいにく日が悪いため(という言い訳で)ヒーロー同士戦う事は避けたが、上述の林檎の一件でアトミック侍に強さへの道標を示す。
【村田版】
  • キングから生き延びることは、怪人にとっても勲章になる程。
  • ゲームをしただけでフブキ組が壊滅。
  • 童帝の発明品で肉体強度を測ってみたが結果は「測定不能」。
  • 自分を狙うヒットマンを双方の犠牲一切なしで無力化。
  • 圧倒的な攻撃範囲と耐久力を持つムカデ長老を言葉巧みに惹きつける。直後にムカデ長老は消滅。被害を最小限に減らすファインプレー。
  • 敵がキングを警戒するあまり、何もせずとも54兆近い敵の数が100匹程度にまで減少する。
  • 怪人相手に僅かに言葉を交わしつつキングエンジンを響かせてやると、ビビった怪人が勝手に死んだ。
    • 戦わずして勝つ。もはや拳すら必要ない。ノーパンマン。
  • ↑ここまで真の実力は隠したまま。それを知るのはただサイタマのみ。

……あれ、やっぱり強くね?
こうしてみると一般人なのに並のヒーローより余程仕事しているのが分かる。
加えて「人類最強」という名声と異名が長年積み重なったが故のある種のカリスマ性とブランド力みたいなものの影響で、何もせずただ立っているだけでも、
「キングは今何か自分達が気が付かないような何かを仕込みしたのではないか?」「キングは何か壮大な作戦を練っているのではないか」「キングは自分でも気が付かなかった何かを悟ったのではないか?」といったような誤解と無駄な深読みをS級ヒーローや竜クラス怪人にも与える事が可能。
言うなればキングの一挙手一投足、細かな発言全てが相手にとっての強烈なプレッシャーやブラフとして機能するのがキング最大の強み。
実際災害レベル「狼」クラスの怪人だとプレッシャーに押し潰されて戦わずして勝手に敗北を認めている
基本大体こんな形で雑魚怪人相手に勝利を収めてきた模様。


最近ではサイタマの言葉もあり、誤解を解いてバングをはじめプロの武術家の下で真面目に0から鍛えようと試みたものの
長年の誤解による名声が積み重なり過ぎて逆に「キングを相手に自分達に教えられることは何もない。他を当たってくれ(意訳)」と門前払いされて道場をたらい回しにされた。
更に「ヒーロー協会がキングを派遣して他勢力を押さえつけようとしている(意訳)」という更なる噂が広まり余計に門前払いが加速する悲劇を背負うことになった。
そんなキングの嘆きにサイタマは「筋トレしろ」とアドバイスしている。三年間一日も休まずがんばれば彼も化けるかもしれない。


技一覧(真)

キング流気功術
煉獄無双爆熱波動砲
当然ながらこんなものはない。
一応根拠のある(?)キングエンジンとは異なり、噂と思い込みに尾ひれがついて0から自然発生した設定である。
しかしハッタリとしての効果があるのは確かで、戦闘スタイルが不明という怪人達の思い込みも重なってタツマキと互角の実力のある黄金精子をビビらせるほどには効いていた。

煉獄無双爆熱波動砲については、後に村田版でも登場。
やけくそ気味で叫んだと同時に覚醒したガロウが全ての怪人を吹き飛ばしたため、本人も相当に驚いていた。

キング流逃亡術奥義
振り返りBダッシュ
要するに「逃げる」コマンド。もちろんそれだけ。
だが前述の技同様に相手は「罠を仕掛けているのか?」「人数を分散させる作戦か?」と勝手に疑い、無駄な思考に時間を費やす羽目になる。
事前にぼそぼそと活躍しているセルフナレーションを呟いたりなどもしていたこともあって、
実際に黄金精子は呪いを唱えていると深読みをしてキングの目論見通り時間を稼がれた。


【OVA】

温泉旅行編「不可能すぎる殺人事件」であろうことか死体の第一発見者となってしまう(死体と言ってもゾンビマンで、彼は生きていたのだが)。
時系列的にこの温泉旅行編はボロス編直後なのでキングはミステリアスな人物として描かれているが、真実を知る視聴者には彼の心境はお察しである。
ちなみに理由は不明だが大浴場は利用せず個室の風呂を使っていた。その理由を金属バットに疑われたが「個人の自由」らしい。
もし大浴場に行っていたら金属バットと閃光のフラッシュとのケンカに巻き込まれていた可能性もあるので行かなくて正解だったであろう。


【余談】

なお原作者によると「キングは強いと勘違いされるオーラがあるのですが、それが彼を縛る鎖となっています」ということらしい。
毎回他人に過剰に誤解されるのは彼の持つ才能だったようだ。
サイタマの強さをすぐに理解できたシルバーファングですら本当の強さを推し量れていないことが明らかになり、
「最強なのに、強いと感じさせるオーラがほぼない」「強さを見せつけてもなお信じられない者も多い」「強いと理解しても程度を低めに見積もる者が多数」とある意味逆の補正が入っているサイタマとは対極といえる。

柳田理科雄氏によると、周囲の人間に普通に聞こえるレベルの心音を出すキングエンジンの出力は、大体常人の100倍ぐらい強い可能性があるらしく、その出力を本気で鍛え上げたら常人の1万倍ほどの身体能力に繋がる……かもしれない、とのこと。やっばビビりさえ治せば普通にヒーローやれるんじゃないか?



こちらの追記、修正も宜しくお願い致します。
キングより                オニイチャンハヤクナマエヲキメテ!>

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最終更新:2024年03月29日 12:51

*1 協会は災害レベル神につけられたものと推測している

*2 その裏で誰も手に負えない怪人を相手しているとも思われている。

*3 なお怪人はジェノスが代わりに相手することに。

*4 丁度災害レベル虎のタコヅメ男に襲われた頃で、サイタマにも髪があった時代。目の傷もこの時についた。

*5 ワクチンマンの件は、村田版の番外編でその詳細が描かれている。

*6 番外を含めるならフブキ組のゲーマーにも負けていた。

*7 なお覚醒ガロウもサイタマ相手に似たようなことを言っていた。もっとも、どんな怪物さえも一撃で葬るサイタマに戦闘技術が培われる機会などほぼ皆無であろうし、そもそも必要がない

*8 この時一緒に鍋をつついていたのはサイタマ、ジェノス、バング、ボンブ、フブキ

*9 ただ、後述の通り並みの怪人ならば相手がキングと認識した時点で戦いを十中八九放棄するため、実際のところZ市に赴くに当たって必要な最低ラインの自衛能力自体は有している