登録日:2012/04/27 (金) 20:35:31
更新日:2022/02/23 Wed 13:25:08
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我こそはジェラウド・ガルス・バンテール、インサラウムの騎士!
CV 石井康嗣
搭乗機 ディアムド
BGM 天の金剛
年齢 35歳
概要
貯えた顎髭と両頬に走る刃傷が特徴的な精悍な武人。
礼節、教養、武芸の全てにおいて優れた能力を持ち、インサラウム史上最強との呼び声も高い。
ちなみに彼のみに見られるミドルネーム『ガルス』とは
インサラウム聖王国の伝統ある御前試合の優勝者にのみ名乗ることを許される
名誉ある称号(チャンプといったところか。
ネオジオンのMSは関係ない)で、
彼はその御前試合で三連覇を成し遂げている。
その実力はZEXISの中でも歴戦の猛者であるマクロス・クォーター艦長ジェフリー・ワイルダーに
『気迫だけならあの
ガイオウに匹敵する』とまで評されるほど。
その強さはシナリオの設定のみにとどまらず、
極や
ガード等の大ボス級のスキルを持ち、初登場時のレベルはなんと
70(
敵として初めて登場した15話で敵の平均が大体20レベル後半)、高い技量数値と
再攻撃により、リアル系なら例え運動性フル改造でも不安が拭えない。
ジェラウドが登場する時点で脱力持ちが少ないことも強敵としての印象を引き出している。
エースボーナスは気力130以上の時にターン開始時『直感』がかかるというものだが、不幸中の幸い、実際はその状態で交戦することはない。
(この内容はデータ解析によってわかったものである)
底力を持っていないのがせめてもの救いか。
ただし『努力』をかけて撃墜すれば飛躍的なレベルアップが見込める。
初登場時は機体が指揮官用量産機のディム・リーなので、火力が低いぶん、まだある程度は耐えられる。しかし本来の搭乗機であるディアムドに乗って現れた時の脅威はこの比ではない。
ナイト・オブ・ナイツの専用機であり、アークセイバー最強の機動兵器。本編ではジェラウドが駆るが、
彼の専用機というわけではなく、歴代のナイトオブナイツ達がその称号と共に引き継いできた機体である。
この機体は
聖王機に次いで古い歴史を持つ。聖王機は王国最強の戦力であるが、同時に王が前線に立つことは即ち王国滅亡の危機を意味する。そのため、事実上この機体がインサラウム最強の戦力として、技術発展に伴い強化されてきた。
現在の機体は「ディアムドVer.MO」。次元力を動力源とするDエクストラクターも搭載している。
暗灰色のボディには名の由来でもあるダイアモンドを思わせる鉱物結晶がちりばめられ、
武装は右手に保持した「星槍ゲイボルグ」のみ。ゲイボルグはビーム砲『ロック・バスター』(岩男じゃないよ)と穂先からビームの刃を発生させての刺突のモードを使い分けることが可能で、これ一本であらゆる戦局に対応できる強力な複合武器である。
小細工は一切無く、
機体のポテンシャルにナイトオブナイツの技量が加わることで生まれる、高い地力が最大の武器という
質実剛健に洗練された渋いコンセプトは武人の愛機に相応しい。
さらに必殺技・『セントール・スプリント』使用時には背部ユニットを展開し人馬一体を体現するかのようなセントール(ケンタウロス)形態に変形する。騎士とは本来馬に乗った戦士を指し、ゲイボルグも馬上槍の形状を模しているので、この技を使う前にアタリをつけたプレイヤーもいるかもしれない。
この形態を取る際には騎士らしく頭部のバイザーを下ろすのだが、聖王機が最強の攻撃を繰り出す際にマスクを展開して素顔を露出するのとは対照的な演出である。
【-砕け得ぬもの-】
組織内では重鎮の立場が枷となり、また忠義ゆえに宰相の専横やその傀儡となった皇子を止められずにいた。
しかし、同時にウェインやマルグリットといった次世代の騎士達にはその思いを肯定する助言を与え、自身も国家のため最前線で戦い続けた。
その中で己の迷いを超え、スフィアの力を完全に発動したクロウ=リ・ブラスタと雌雄を決するべく決闘に臨むも敗北。
重傷を負いながらもパレスに帰還し、最期の力を振り絞り胸の丈を主君と部下に伝える。
左頬の傷はガイオウにつけられたが、反対側は敗北し妻子を失った戒めのために己でつけたものであり、
どこまでも皇子に付き従いその資質を買っていた理由は、ガイオウ襲撃後誰もが絶望に沈む中で、
彼だけがジェラウドの妻子の死に泣いてくれたからであった。
そしてユーサーには優しさと力で再世を成し遂げる鼓舞を、ウェインにはナイト・オブ・ナイツの称号を譲り王国を守る使命を託して絶命した。
アークセイバー最強の騎士の死は、インサラウムにとって大きな痛手となったが、同時にユーサー・ウェインの奮起を促し、間接的にではあるがアンブローンの心境にも大きな変化を与えるなど、強く影響を残した。
砕け得ぬ物=ジ・アンブレイカブル とはクロウのぶれない心だけを指したタイトルではなかったのであった・・・
【関連人物】
仕える主君。
ジェラウドに祖国再世に必要なものを説かれ、民のために全てを捧げることを決意。名君としての器量を開花させていく。
ジェラウドによって成長した人物その①
『旦那』と慕われていたが、問題児ゆえに愛の鞭を振るう機会も多かった。決闘に赴くジェラウドに
帰ってきたら稽古をつけてくれと頼んでいたが、その約束は叶うことなく・・・
死亡フラグ立てたとか言わない
ジェラウドによって成長した人物その②
同僚。
パールネイルに搭載されたDエクストラクター不調のきっかけを彼女の心にあると見抜き、アークセイバーとは己の信ずるものに殉じる騎士と説いた。
彼女にアークセイバーを離脱するきっかけを与えた。
侵略戦争という汚辱に屈すること無く信念を貫く姿に嫉妬される。
スフィアの力に目覚めたクロウの力を受け、互いに好敵手として認め合い、譲れぬ想いを懸けた決闘を繰り広げた。
決闘に勝ったクロウは、敗北し、去っていったジェラウドに賞賛の言葉を贈った。
【余談】
- 再世篇ではコードギアスR2参戦に伴い、当然の如くブリタニアで最強で1番な騎士も強敵として自軍と剣を交える事になるのだが、それより先にLv.75のジェラウドが搭乗する本機と戦っている経験上、感覚が麻痺して全く脅威に感じないという事態が起こることも・・・設定もちょっと被ってるし(当然ギアスが先)
ナイト・オブ・ワンの名誉のためにも記しておくが、彼は決して弱くはない。ただディアムドが強すぎたのだ・・・
ネタとしての余談
- 殿下関連の台詞がある
- CV:石井康嗣氏
- 最強であることが強調されるキャラ造形
- しかし重鎮の立場ゆえおいそれと動けない等、
去年(2011年)から始まった某海賊戦隊に出てくる
いかつい参謀長を連想させる要素がけっこう見受けられる。
ちなみに、その仕えている
バカ皇子(CVだけだが)はZEXISに所属しているゲーマーである。
我が追記・修正は、アニヲタと共に!!
- 3次で序盤イドム相手にした時、「ほんとジェラウド卿が底力持ってたら詰んでた」って思った。 -- 名無しさん (2015-07-18 20:00:00)
- 騎士の長としては絶望総代より遥かに格上だよな。 -- 名無しさん (2016-07-19 14:11:25)
- 贅沢言えばもっと重厚なビジュアルにしてほしかったな。典型的な「イケメンにヒゲパーツつけてオッサン」な絵なもので。 -- 名無しさん (2016-07-19 15:01:39)
- この人の性格的に、底力と精神耐性、持っててもおかしくない。とはいえ付けたら困るのだが・・・。 -- 名無しさん (2016-12-11 23:47:47)
最終更新:2022年02月23日 13:25