ヴァレルロード・ドラゴン(遊戯王OCG)

登録日:2017/11/29 Wed 11:42:30
更新日:2024/03/28 Thu 23:11:50
所要時間:約 5 分で読めます






閉ざされし世界を貫く我が新風!





リンク召喚!現れろ、LINK4!






ヴァレルロード・ドラゴン!

                                    (ヴァレルロード・ドラゴンの咆哮)







概要

ヴァレルロード・ドラゴンとは遊戯王OCG10期の第2弾パック「CIRCUIT BREAK」にて登場した看板モンスターにして、
遊戯王VRAINS』の登場人物の一人であるリボルバーがエースモンスターとして使用するモンスターでもある。

名前の由来はバレル(銃における弾丸の発射道)+ロード(装填及び支配者のダブルミーニング)となっており、
同弾にて収録されたリボルバーが用いるテーマ「ヴァレット」モンスターの長としてデザインされている*1


モンスター効果


リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
 
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:左/左下/右下/右】
効果モンスター3体以上
(1):このカードはモンスターの効果の対象にならない。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。

遊作のライバルであるリボルバーがエースモンスターとして使用するだけあって強力な効果がいくつも搭載されている。

まずリンクマーカーが4つ、しかも必ず自分のメインモンスターゾーンに2つ向くように配置されており、この時点でリンクモンスターとして非常に優秀。
どこに置いてもマーカーが腐ることがほぼない理想的な配置であり、③の効果との相性も良い。
召喚条件も「効果モンスター3体以上」というデッキに縛られないものであり、基本的にどんなデッキにも採用することができる。

①の効果によって対象を取るモンスター効果をシャットアウトすることができるため、安易な除去やパワーダウンなどを受けつけず場もちが良い。
元々の攻撃力の高さや②、③の効果も相まって戦闘破壊も難しいため、モンスター同士の競り合いにおいてそうそう右に出る者はないだろう。

続く②の効果は1ターンに1度だけ敵味方問わず、フィールドのモンスター1体の攻撃力をチェーン不可で500ダウンさせるというもの。
一見すると地味な効果に感じるかもしれないが普通に使うだけでも疑似的な打点アップにつながるため、
攻撃力3400以下のモンスターならば射程内に収めることができる。

意味の薄そうなチェーン不可も幽鬼うさぎなどの直接チェーンしなければ発動できない効果を無視できるなど侮れない。
しかもフリーチェーンで発動できるため、奈落の落とし穴などの特定タイミングでしか発動できないカードを発動される直前に撃つことで、
それらの発動を封じるというとんでもない荒業も可能。*2
因みに攻守変化系の効果であるため、ダメージステップでも発動可能。攻撃宣言時に反応する伏せ罠であれば召喚反応系と同じ手順で回避することができる。

だが、この能力の真骨頂は同じくリボルバーが使用する「ヴァレット」モンスター達と組み合わせることで発揮される(詳しくは後述)。

最後の③の効果は攻撃対象となった相手モンスターを自身のリンク先へと特殊召喚させるという一風変わったコントロール奪取能力。
これによって相手の邪魔なモンスターを奪いつつ追撃したり、奪ったモンスターを素材にさらなる展開を行うことが可能となる。
仮に素材として使いつぶせなかったとしても次のターンのエンドフェイズに墓地へ行くため、相手の場に戻ることは無い。
戦闘の直前に、しかも対象を取らず直接除去を行うわけでもないため、生半可な耐性をすり抜ける上に返り討ちにすらできないという非常に厄介な効果となっている。


という具合にステータス・効果ともに歴代のライバル達のエースモンスターに比肩できる実力を持っておりロード(支配者)の名に恥じない強力なモンスターである。
が、当然ながら彼にも弱点は存在している。

まず①の耐性は破壊耐性は持ち合わせておらず、
更に防げるのはモンスター効果のみであるために魔法・罠カードは受け付けてしまう他、対象を取らないモンスター効果にも無力となっている。
強制脱出装置が伏せられていた場合は場に出た瞬間にほぼ詰んでいることになる。
この微妙な耐性のために、皮肉にも相手のヴァレルロード・ドラゴンが攻撃を仕掛けてきた場合、その③の効果を防ぐことができない。

しかもこいつ、なんと自分のモンスター効果の対象にすることもできない。
単体で使う分にはそこまで影響はないのだが、この能力のせいで一部の関連カードと噛み合わないという割と洒落にならない事態が発生している。

②の効果は発動条件などは優れているものの1ターンに一度しか発動出来ないため、高攻撃力のモンスターを1度に複数体出されるとさすがに防ぎきれない。
チェーン封じに使う場合でも降臨時に使うと攻撃反応系で除去される可能性があり、だからと言って攻撃反応を警戒して温存すると召喚反応に潰される可能性がある。
また聖なるバリア −ミラーフォース−などを回避する目的で使った場合はこいつの一回の攻撃は回避できるが他のモンスターで殴りに行ったら普通に引っかかってしまうので注意しよう。

また、相手は直接この効果にチェーンができないだけなので、自分でこの効果に対してチェーンを組んでしまうとその効果に対して相手のチェーン発動を許してしまう。
発動タイミングの関係上ダメージ増減系のカード効果にも弱く、③効果を使わなかった(使えなかった)場合オネストなどで返り討ちにされることも…*3

③の効果も対象を取らないコントロール奪取ではあるため強力な効果であることには違いないのだが、発動するためには相手モンスターとの戦闘を行う必要がある。

それのどこが弱点なんだ?と思われるプレイヤーもいるかもしれないが、これは意外と大きくホープくず鉄のカカシなどの攻撃を無力化するカードがあると発動を妨害されてしまうし、ミラーフォースや次元幽閉などの攻撃反応を受けてしまえはひとたまりもなく吹き飛んでしまう上、ライトニングや混沌巨人などが相手だとそもそも発動すらさせてもらえなくなったりと、ビッグアイなどとはまた違う弱みが存在している。
攻撃反応系は優先権を行使して直前に②の効果を発動することでチェーンさせずに流せるためそこまで脆い弱点ではないが…
また相手の攻撃を受ける際には発動しないため高打点で殴られると沈むがそれでも攻撃力3500までなら相打ちに持ち込める。

また、コントロールを奪ったモンスターはリンク先に特殊召喚することになるため、
おジャマエクスコード・トーカーなどでリンク先を潰されてしまうとこれまた発動すらできなくなってしまう。
勿論自分のモンスターでリンク先を埋めていた場合も同様であるため、マーカー管理には気を配っておこう。

召喚条件も「どんなデッキでも出すことはできるが、下準備が大変」というものであり、ある程度展開力があるデッキでなければかなり厳しい。
地味に厄介なのが「効果モンスター3体以上」という点であり、リンク3のモンスターだとマーカー数と必要素材数が合わなくなってしまう。
勿論リンク3モンスターであっても1体分の素材にすれば出すことができるが、さすがにもったいないと言わざるを得ないだろう。
現状はこれとかがいるためあまり問題になっていない。

このように強力なモンスターではあるものの至る所に穴はあるため、攻略困難だが不可能ではないように調整されている。
ある意味こういったところもライバルのエースモンスターらしいといえるだろう。



相性のいいカード


リボルバー関連のカード


ヴァレット
前述した通りリボルバーの使用するテーマ。
リンクモンスターに対象を取られた場合にその効果を無効にした後、自身を破壊して様々な固有効果を発揮することができる。
また破壊されたターンのエンドフェイズに自分以外の同テーマのモンスターをデッキから引っ張り出す能力も持つ。
詳細は該当記事を参照。

・ゲートウェイ・ドラゴン
毎ターン手札から下級闇ドラゴンを特殊召喚できるモンスター。
ヴァレットは勿論、レッドアイズとの相性も良く、展開の要になり得るカード。
おまけに相手がリンクモンスターを出していれば自身の特殊召喚も可能であり、容易にリンク召喚に繋げられる。

・ツイン・トライアングル・ドラゴン
トークン以外の下級ドラゴン2体からリンク召喚、さらに500LPを払うことで墓地の上級モンスターを効果無効、ターン中の攻撃を不可にしてリンク先に特殊召喚できる。
絶妙に噛み合わせの悪い召喚条件と能力であり、このカードを使う場合はうまいこと上級モンスターと墓地肥やし手段を取り入れる必要があるだろう。

その他相性の良いカード、テーマ


・亡龍の戦慄-デストルドー
自分の最上級ではないモンスターを対象に取ることで、ライフ半減と自身のレベルダウンを引き換えに手札か墓地からの特殊召喚ができるレベル7のチューナードラゴン。
ただし、この効果で呼び出した場合、バトルゾーンから離れるとデッキの下に戻ってしまう。

竜の霊廟や竜の渓谷で墓地に送れ、ツインでの蘇生も自力での蘇生も狙える上級ドラゴンという非常に都合の良いカード。
レベルダウンは対象にしたモンスターのレベル分下がるため、誰を対象にしてもレベル7シンクロに繋がる点も高ポイント。

ブルーアイズ
皆さんご存知の社長の嫁。
9期に大幅な強化をされたことで展開力が上昇しているため、召喚のためのリンク素材を比較的容易に準備することができる。
種族も同じドラゴン族であり、レダメなどの種族サポートを共有することができる。
また「青き眼の乙女」などの一部のサポートカードは対象に取られることが効果発動のトリガーとなるため②の効果を非常に活かしやすくなっている。

レッドアイズ
ダイナソー竜崎城之内の魂のカードである可能性の竜。
展開の速さや制圧力では青眼に譲ることになるものの、こちらは蘇生札の多さに加え属性も共通しているのでより違和感なくヴァレット達を組み込むことができる。
上手く展開することができればヴァレルロードの効果と真紅眼のバーンによるある種の制圧も可能となるだろう。

・復活の福音
レベル8か7のドラゴンを蘇生しつつ、墓地効果で破壊耐性を付けられる魔法カード。
現状ヴァレットには対応するレベル帯のモンスターがいないため、使うのであれば上述した青眼や真紅眼との混合デッキに組み込むことを推奨する。

・闇の幻影
闇属性モンスターを対象とするモンスター・魔法・罠カードの効果を無効にして破壊できるカード。
モンスターに対しては耐性があるものの、魔法・罠カードには無力なヴァレルロードを守ってくれる防御札となるカウンター罠カードであるため頼もしいカードとなってくれる。

・スケープ・ゴート
リンク召喚の登場によって株が上がった古くからあるトークン生成速攻魔法。
効果モンスターが必要なのにこれでどうやって出すの?という方もいるだろうが、実はすごく簡単だったりする。

手順としては、羊トークン(地属性)2つでミセス・レディエントを呼ぶ→残ったトークン(通常モンスター扱い)2つでリンクスパイダーを呼ぶ
→レディエントとスパイダ―×2で効果モンスター3体→ヴァレルロード召喚

ね? 簡単でしょう?
引き換えにエクストラを圧迫するが、エクストラに余裕があるときは試してみてもいいかもしれない

剛鬼
同じく遊戯王VRAINSの登場人物であるGO鬼塚が使用するテーマ。
実はこのテーマも比較的簡単にヴァレルロードを呼べるテーマである。
必要なものとしては剛鬼スープレックス+他の剛鬼、または剛鬼ヘッドバッド+他の剛鬼2体の二つの方法で呼び出せる。

スープレックス経由ならば→スープレックスを召喚、効果で他の剛鬼を特殊召喚
→ミセス・レディエントをリンク召喚→剛鬼の共通効果で剛鬼再戦をサーチ→剛鬼2体を蘇生→リンク召喚

ヘッドバッド経由ならば→他の剛鬼を召喚→ヘッドバッドの効果で自身を特殊召喚→残りはスープレックスと一緒

という感じで呼び出すことができる。

・竜魂の城
1ターンに1度墓地からドラゴン族1体を除外して攻撃力を700アップする永続罠カード。
元々高打点のヴァレルロードだがこれを併用することで攻撃力4100まで倒すことが可能になるほか、
破壊されても除外ゾーンから1体帰還させられるためとても使いやすいカードとなっている。

トーチ・ゴーレム
ループコンボでお馴染みの1枚。
このカードが手札にあればこれ1枚でヴァレルロード+リンク4モンスターという反則染みた動きができる(相手の妨害が無ければだが)。
もし処理ができなくてもヴァレルロードの③の効果でコントロール奪取すれば問題無いと至れり尽くせりである。
スケープ・ゴートよりも強力な布陣ができる反面効果を使うには通常召喚権を放棄せねばならないのでデッキによってはスケープ・ゴートを使った方が良いだろう。

問題はスケープ・ゴートと同じくエクストラを圧迫すること、そして最大の問題は値段である。


アニメ遊戯王VRAINSでの活躍


第1話からアニメOPで出演していたものの11話で召喚されるまでは遊戯王アニメでよく使われる影で姿がぼかされた姿での登場となっており、
OPのラストにてデコード・トーカーとぶつかり合うシーンで現れたときはその姿もあって視聴者を沸かせた。

アニメ本編に初登場したのは第3話「ファースト・コンタクト」。
遊作達がAiの一部を解析し記憶の一部であるサイバース世界がリボルバーによって襲撃される瞬間を目撃している最中に、
コンピューターがネットワーク上にてハノイの騎士の接近を感知したため、探知をされまいと草薙が電源を強制的に落としたことで事なきを得たが、
その直後何かを感じ取った遊作が外へと赴くとそこにはいない筈の何かが遊作の目には見えてきた。

現実の大空と虚構のネットワークが入り混じった彼方より、
Aiの気配を感じ取り奪還せんと出てきたリボルバーを乗せその巨体を飛翔させながら、自らと主人の存在を誇示するかのようにして咆哮を上げ、
あたかもそこにいるかのような威圧感を放ちながら飛び去って行く……

という具合の初登場をしており、この時点でも正体は不明瞭のままであったが第11話にて遂に本格的にその姿を披露することとなる。

フィールド魔法「天火の牢獄」の効果によってサイバース族を封印した後、
スリーバーストショット・ドラゴンの効果を使用し、召喚条件を満たしたことで冒頭の口上とともに満を持して召喚された。

その後、天火の牢獄によって盤面が崩された遊作に対してダイレクトアタックを仕掛けるのだが……
どういう訳かこのシーンはやたらと気合が入っており、男のロマンが詰め込まれたような攻撃シーンとなっている。

以下攻撃シーンの一連の流れ(左:リボルバーのセリフ・右:ヴァレルロード・ドラゴンの行動)




エネルギー充填!/胸部のシリンダーが高速回転




ヴァレルロード・チェンジ!/口から砲塔が出現




ターゲットロックオン!/遊作をロックオンする




対閃光防御!(バイザーが遮光モードに)←!?




最終セーフティ解除!/羽が収納される




喰らえ!天雷のヴァレルカノン!/弾丸を発射
                                          ※TCGアニメです


まるで巨大戦艦の砲台を打つかのようなこの攻撃シーンを見ていると、
どう見てもドラゴン族ではなく機械族にしか見えないが、遊戯王ではよくあることなので気にしてはいけない。

この後も彼はその力を遺憾なく発揮しており、①の効果によってファイアウォール・ドラゴンのバウンス効果を無力化してバウンスを逃れる、
②の効果を活用してヴァレットモンスターの能力を起動し遊作の盤面を潰す他、エンコード・トーカーを弱体化させて返り討ちにする。

更には③の効果によってファイアーウォール・ドラゴンのコントロールを奪い遊作にとどめを与えようとするなど獅子奮迅の活躍をしており、
遊作がコード・トーカー達やサイバースサポートカードを駆使してようやく勝利を勝ち取ることが出来た程だが、
そうまでしてもデュエルの最後まで彼は破壊されることはなかった(一応、テキスト的には最後の最後で破壊扱いにはなったとは推測されている)。

そのため、ファイアウォール・ドラゴンがあまり鉄壁っぷりを発揮しなかったことから、鉄壁の守護龍ってヴァレルロードの方じゃない?とか言われたりも。



余談

………さて、ここまでの活躍を見ていると彼はものすごくかっこよく見える事だろう。
実際彼はOCGでもアニメでも大きな存在感を放っており、初登場のデュエルでは最後まで破壊されなかったという実績も残している。
しかし、信じられないかもしれないが彼はネタキャラとしての一面も持っているのである。

何故そのような扱いを受けているのか?それは初登場回である「ファースト・コンタクト」にて起こってしまったとある事故に起因しているのである。
その事故とは件のヴァレルロードが咆哮を上げるシーンにて起こっており、普通に見ればかっこいいシーンで終わるはずだったのである………

そう





(ヴァレルロード・ドラゴンの咆哮)


などという字幕さえなければ。

前述のとおりこの時点でアニメでは正体不明の存在であり、OCGでもまだ「CIRCUIT BREAK」のリークもほとんどされていなかったために、
直前まで「なんだこいつは!?」といった空気が流れていただけに、突然正体がバラされるという珍事が起こったことで視聴者たちの腹筋が大いにやられることになった。

このネタバレの仕方はかの伝説の城之内死すとはまた別ベクトルのシュールさを醸しており、
この珍事以降ヴァレルロードは誰が呼んだか「ネタヴァレルロード」と呼ばれるようになってしまった。

これ以降公式が吹っ切れたのかからヴァレルロード・ドラゴンの情報が次々と出されていくのだが、
本編では本人が全く出てこないためにそれもネタキャラ化に拍車をかけていった。

例えば

  • 「CIRCUIT BREAK」のテレビCMにて実質的なお披露目となってしまい、さらに攻撃名まで天雷のヴァレルカノンだと判明してしまったこと

  • 10話のマスターデュエルの開始ターンにヴァレットサポートカードの「クイック・リボルブ」のイラストにて本人が出る前にネタバレをしてしまう。

  • ようやく本編登場する11話の提供画面にてヴァレルロードの口と提供のマーベラスのフォントが上手い事重なってしまったことで(ヴァレルロードの宣伝)というネタを獲得

ここまでくると奇跡のようなものを感じなくもないかもしれない。

そもそも彼の主人であるリボルバーも放送当初からそのキャラクターデザインからネタとして見られていたのだが、
話が進んでいくとともに絶妙なシリアスな笑いを視聴者に提供していたために彼のネタキャラ化もある意味必然であったのかもしれない。
なんにしてもこれからの彼の活躍が楽しみである。


デュエルリンクスにて

Aiの存在に気付いて当然抹消目的で突撃してきたリボルバーとともに実装。

ハイスコア狙いの展開をぶっ壊しかねない効果のため、攻略サイトなどでは警戒されたが…。

出てこない。

何と、レベル40に至ってもまず出てくることはない。レベル60は未検証。
というのも、彼のEXデッキにはヴァレルロードの他にはリンク3の《マガジンドラムゴン》と《スリーバーストショット・ドラゴン》しかいないのだ。
更にはなぜかリンク3のモンスターすらまず出してこない。
メインモンスターゾーンが3つしかないデュエルリンクスでは、リンク2のリンクモンスターかエクストラモンスターゾーンへの特殊召喚が必須。
にも拘らず、彼はそのどちらも自力ではほぼ実行不可と来ている。
その為、リンク2モンスターをプレゼントしてやるなりしないとレベル40まででは拝む機会はないと思われる。要介護エースモンスター。
後に、スリーバーストショット・ドラゴンだけはとりあえず出すようになったものの、その効果を活用することもヴァレルロードを召喚することもなく難易度に変化なし。
これについて理由があるとすると、元々デュエルモンスターズ系CPUは場の攻撃力を高くしようとする傾向がある点。リンクスのCPUはあれだが。
リンクスのCPUがあれとはいえ、一応そのロジックを辛うじて引き継いでいるとすると、場のモンスターを3,4体まとめて墓地送りにするリンク4モンスターの召喚は優先度が低いと思われる。





(追記・修正はネタバレをされた人にお願いします)


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最終更新:2024年03月28日 23:11

*1 なお、バレル及びバレットは英語の綴りは「B」のためヴァを使うのは遊戯王における造語である(またバレットも発音的にはブレットが正しい)。

*2 具体的には、ヴァレルロードの特殊召喚に対して相手が奈落を発動…する前に他のモンスターに②の効果を撃ちこむ事で、②に付属しているチェーン不可によりそれ以降の相手のカード発動、つまり奈落の発動を封じる…という形になる。「効果の発動はターンプレイヤーに優先権がある」というルールと「相手ターンでも発動できる効果は罠と同じタイミングで発動できる」ことを利用することで、相手の奈落の前にヴァレルロードの効果を割り込ませることができるのだ。ただし、場にヴァレルロードのみしかいない場合①の効果で自身を対象にする事ができないのでそのまま除去されてしまう。

*3 攻守変更効果がダメージステップでも発動できるのは先ほど述べたとおりだが、このタイプの効果の場合は一度チェーンを逃してもダメージ計算前であれば改めて効果発動を宣言し直すことができる。そのためオネストを防ごうとダメージ計算前に②効果を発動しても、その後に改めてオネストの効果を発動されてしまい、結果的にヴァレルロードはやられてしまうことになる。この辺りのルールはかなり難解な上に知らない人も多いので気を付けよう。