バロックワークス

登録日:2017/11/23(木) 20:30:30
更新日:2018/06/28 Thu 05:29:35
所要時間:約 18 分で読めます




バロックワークスとは、『ONE PIECE』に登場する秘密結社。

●目次

【概要】

偉大なる航路(グランドライン)前半を根城とする犯罪シンジゲート。
社長「Mr.0」からの指令に基づき、破壊工作や組織運営のための資金調達などを行う非合法組織。
社員は2000人以上いるが、その中でもMr.0から命令を直接聞くことのできる幹部「エージェント」は23人と1匹と1羽しかいない。
残る部下たちは一般社員「ミリオンズ」(1800人)と幹部候補生の「ビリオンズ」(200人)に分かれ、エージェントの命令で動く。

バロックワークス(以下BW)の社訓は「謎」であり、社員は一切他の社員の出自を詮索してはならず、互いのことはコードネームで呼ぶのが原則。
…というのは名目であり、自分以外誰一人信用していないMr.0はエージェントたちを使って社員の身元を平気で調べており、
スパイの疑いがある者はすぐさま消している。
また、エージェントは作戦に失敗したり、虚偽報告を行ったりするなどの不祥事を行った場合、即座にアンラッキーズに始末される。

そのためエージェントの移り変わりは多いらしく、
Mr.5の失敗を聞いたMr.3は「どうせならMr.2でも失敗してくれれば椅子が空いたのだガネ」と発言し、
ビリオンズのMr.メロウは、海軍に囚われたMr.11を「エージェントの席を一つ空けてもらう」と嘯いて殺害するなど、
エージェントは、互いのことを信頼していないどころか、蹴落とす気がマンマン。

社としての最終目的はは「理想国家の建設」
しかしてその実態は、アラバスタ王国の乗っ取りである。
会社への貢献度が高いほど、のちの国家での要職が約束されており、社員が顔もわからない社長に従うのは、この栄達を夢見てのこと。
目の前にぶら下げるニンジンにしてはちょっと遠大すぎるので、普段の給料などの待遇もかなり良かったと推察される(SBSによると、『謎』が社訓のため単身旅行になるが社員旅行があったとか)。

Mr.0の正体は、アラバスタ王国で『英雄』と名高い王下七武海サー・クロコダイルその人。
クロコダイルは王国に眠る古代兵器『プルトン』の奪取と、邪魔なネフェルタリ王家の破滅を目論み、
3年に渡る綿密な計画で国民の王家に対する信頼を破壊し、巧みに反乱軍を焚きつけて暴動を起こさせた。

かくして理想郷建設計画「ユートピア」は成功したかに思えたが、麦わらの一味の奮闘によりオフィサーエージェントは全滅し、
イガラムと町の少年・カッパが反乱軍にBWの企みを明かしたことで反乱は終息。
クロコダイルもルフィとの一騎打ちに敗れ、海軍に捕まってしまったことでBWは崩壊。

以降、エージェントたちは海軍に捕縛されるか、脱走して下野している。


【活動内容】

BWの主な収入源。
偉大なる航路(グランドライン)に入ったばかりの海賊や賞金首をカモにして、捕縛し懸賞金を狙う。
拠点としているのは偉大なる航路(グランドライン)入口から伸びる7本の航路の1つである「とある航路」の最初の島「ウイスキーピーク」
住民全員がミリオンズであり、海賊を歓迎するフリをして酒を盛って眠らせ、捕縛していた。
島の片隅に鎮座するサボテン岩には無数の墓標が建てられているが、これらは全てウイスキーピークで捕縛・殺害された海賊の墓石。
なお、死体で世界政府につき出すと賞金額は3割カットされてしまうため、Mr.8の台詞から察するに殺すことは少なかった模様。

ぶっちゃけた話、『ワンピース』世界ではどんな汚い手段を使おうが、一般人に迷惑を掛けずに賞金首を捕まえる行為自体は合法*1な為、この活動自体は摘発の対象ではない。一応。


  • スカウト
海を回り、優秀な賞金稼ぎや犯罪者をスカウトする。
賞金稼ぎだった頃のゾロも先代のMr.7から勧誘を受けたが、「ボスにしてくれるなら受ける」と一蹴していた。
ちなみに先代Mr.7は勧誘を蹴ったゾロに襲いかかったようだが、これは社則によるものかそれとも彼の独断なのかは不明。
「謎」という社訓を考えると、おそらく勧誘を断れば抹殺対象であった可能性が高い。


  • 食糧調達
社員の食糧を手っ取り早く入手するための密猟や強奪。
Mr.9コンビは双子岬のラブーンの肉を入手する任務を受けていたが、ルフィに妨害された。


  • ダンスパウダーの密造
雲を急成長させ、雨を降らす薬品「ダンスパウダー」の製造。
ダンスパウダーは銀が原材料の為、賞金稼ぎで得た金の大半は銀の購入に費やされていた。


  • 気象操作及び印象操作
前述のダンスパウダーをアラバスタ首都「アルバーナ」に運搬し、上空で散布し首都上空に雨を降らせる。
アラバスタは国全体が砂漠気候であり、この工作により3年間、首都以外の全ての土地で1滴の雨も降らなくなった。
更にクロコダイルはこの輸送ルートをわざと「人目につきやすい所」に置くことで、国民にアルバーナへのダンスパウダー輸送疑惑を見せつけ、
「王が国の気候を私物化している」と疑惑を抱かせるよう工作を働いた。


  • 演技指導
上記の運搬任務や、国王軍および反乱軍に潜り込ませたスパイによる対立感情悪化工作への関与。
BW兵は国王軍や反乱軍に数多く紛れ込んでおり、発生した暴動の際には、降伏や和議の申し入れを徹底して妨害した。


  • 破壊工作
井戸や水路を秘密裏に破壊し、農業や経済活動を妨害する。それにより、更に国王への信頼を下げさせた。


  • 巨大砲弾の発射
作戦「ユートピア」最後の一策。
国王軍と反乱軍が泥沼の白兵戦を繰り広げる首都アルバーナに、直径5㎞の大爆発を起こす超巨大砲弾を撃ち込み、全軍を消滅させる計画。
この砲弾には時限装置を仕込んでおり、仮に砲撃を阻止できたとしても、その場で1分後に大爆発を起こす。
麦わらの一味により放題の在り処が突き止められ、ビビによって砲撃は阻止され、
最後はペルに砲弾を上空まで運ばれて爆発は地上に影響を及ぼさずに済んだ。



【社員】

◆社長

  • Mr.0
サー・クロコダイルを参照の事。

◆副社長

  • ミス・オールサンデー
クロコダイルに仕える妖艶な美女。その正体は「悪魔の子」ニコ・ロビン


◆オフィサーエージェント

本当に重要な任務にしか選ばれない上級エージェント。所謂幹部ポジション。
9人いるうち7人が悪魔の実の能力者。
エージェントは男女ペアで、男は「Mr.番号」、女は「ミス・○○」(曜日や特定の記念日の名前)のコードネームが付く。
当然、番号が若いほど位は高く、戦闘力も大概はそれに応じて高くなる(Mr.4のみ例外)。
オカマのMr.2には相方はおらず、「Mr.2ボン・クレー」を名乗っている。


スパスパの実を食った全身刃物人間。本名は「ダズ・ボーネス」で、元は西の海で「殺し屋ダズ」の異名を持ったエリート賞金稼ぎ。
寡黙で硬派(二重の意味で)だが、クロコダイルのことをボスとして一目置き、ある程度の信頼関係を持っている。

  • ミス・ダブルフィンガー
CV:水原リン(103・104話)→橘U子(107話 - )
オフィサーエージェントのアジトである砂漠の喫茶店「スパイダーズカフェ」の店長・ポーラの正体。
かなり身長の高い女性で、普段は縮れ髪を纏めているが、戦闘時にはアフロヘアになり、ボンテージ衣装に身を包む。
愛煙家なようで、煙管をよく吸っている。
コードネームの由来はお正月*2

超人系悪魔の実トゲトゲの実を食べた棘人間であり、全身のあらゆる部位を棘に変える能力を持つ。
その鋭さは石に簡単に突き刺さるほどであり、楔のように打ち込むことで壁や天井を歩くことも出来る。
また、ツボを貫くことで身体能力を上げる「トゲトゲ鍼治療」も使用可能(自分に使うと筋肉モリモリになる)。
能力が見た目的にエグく、『ONE PIECE RED』では「BWで一番残虐なのは彼女かも!?」と書かれていた。

作戦「ユートピア」においてはMr.1と協力して港町ナノハナの破壊工作を担当。
アルバーナではナミを追い詰めるも、ウソップが開発した新兵器「気候棒」の真の力を引き出した彼女により物理的に雷を落とされた挙句、
回転するハトの玩具に縛り上げられて吹っ飛ばされるという文字で書いたらかなりカオスな末路を迎え、海軍に拿捕された。
扉絵連載でミス・ゴールデンウィークにより留置所から助け出され*3
辿り着いた新天地でNEWスパイダーズカフェを開店、またもカフェの店長となった。

夢は酒場のポーラ、つまり仮の姿であったはずの酒場の店主であること。


該当項目参照。本名はベンサム。
マネマネの実を食べたマネ人間であり、誰にでも変身できるハイテンションオカマ。義侠心に富んだオカマの中のオカマ。
悪魔の実の能力を活かし、アラバスタ政府への不信感を植え付ける作戦の中核を担っていた。
オカマなので1人で男兼女扱いだが、多数の部下を引き連れており、集団で変装して撹乱を行うことに長ける。
彼(?)の部下も能力は高く、変装は遠目で見れば本物と見紛うクオリティ。
また今度Mr.2の行う偽国王軍の破壊活動に参加しているため、演技力も高いことが分かる。
実の能力が戦闘に関係ないため、その戦闘力は完全に自前だが、肉弾戦のみであれば格上のMr.1とも渡り合えるだけの実力を持つ。
コードネームの由来は「盆暮れ」。


本名はギャルディーノ。ドルドルの実を食べたろうそく(キャンドル)人間だガネ。該当項目を参照してほしいガネ。

  • ミス・ゴールデンウィーク
CV:中川亜紀子
この漫画唯一の貧乳女性キャラ(本物のロリとか、不老のシュガーとかもいるけど)。年齢不詳。
まるで幼児の様に幼い外見をしており、やる気が全く無い。サボり癖があるようで、Mr.3からは苦言を呈されている。

悪魔の実の能力者ではないが、特殊な絵の具で魔法陣のようなマーク*4を描くことで相手の心理を操る「カラーズ・トラップ」を使う。
常にパレットを用意しており、Mr.3の蝋細工に着色することでより造形力や戦闘能力を上げる。
ただし水彩絵の具なので水に濡れたり、擦られるなどすると消えてしまうのが難点。
好物はせんべいと緑茶。ルフィもうならせるほど美味いらしい。

Mr.3と組んでリトルガーデンで巨兵海賊団の両巨頭を捕獲しようとするも、麦わらの一味の妨害により失敗。
逃げ出したMr.3には見捨てられ、彼の作った蝋の家でMr.5コンビと共に恐竜がウヨウヨいるジャングルで原始人ライフを送っていたが、
ニュース・クーから買った新聞でBW壊滅の報を知り、捕らえられた同僚たちを助けようと島を脱出する。
Mr.5コンビも連れてキューカ島を訪れ、周辺海域で残党狩りを行っていた海軍本部ヒナ隊に襲われるも、
隙を見て海兵を洗脳し、わざと捕まって中から鍵を開けエージェントたちを救出した。
脱走後は「夢の虹色」で画家になり、NEWスパイダーズカフェで働いている。


  • Mr.4
CV:高塚正也
「4」と書かれた服を着たでっぷり太った巨漢で、彼も悪魔の実の能力者ではない。Mr.2からは「デブチン」と呼ばれている。
言動がノロノロしており、喋り方も「ごぉ~~~めぇ~~~ん~~~」などと相方とは反対に極端にスローモー。
しかしいざ戦闘となれば4tもの超重量バットを振り回して戦い、ミス・メリークリスマスやラッスーと共に破壊の限りを尽くす「四番バッター」となる。見かけによらず小技も使え、打ち返した打球に強烈なバックスピンを掛けて敵の死角から攻撃するなど意外にトリッキーな技術も持つ。
動き自体も無数のラッスーの砲弾を高速移動で位置取って連続で打ち返すなどかなりスピーディ。
単純な戦闘力だけであればMr.3をも上回るらしい。

ミス・メリークリスマスやラッスーと組んでウソップチョッパーコンビを砂漠で襲う。
ウソッチョハンマー彗星を腹に受け、意識が飛んだところでラッスーの時限爆弾の爆発に巻き込まれて戦闘不能になった。
拿捕された後にミス・ゴールデンウィークの手引きで留置所を脱走し、NEWスパイダーズカフェでは配達員になった。
『がまくんとかえるくん』のカタツムリ君じゃないんだからやめておきなさいって。


  • ミス・メリークリスマス
CV:金月真美
サングラスにチリチリ頭の、どこにでもいそうな外見のオバチャン。通称ペンギンババー。
Mr.4とは逆に極度のセッカチであり、何でも略して喋る。
(「この馬鹿!」→「『バ』ッ!」 「ゴメンだよ!」→「『ゴ』!」)
途轍もなくノロマなMr.4に対しては常に腹を立てている。飲食も手品かと思うほど早い。

動物系悪魔の実モグモグの実を食べたモグラ人間であり、巨大な爪による切り裂きと地中をすさまじいスピードで掘り進む能力を持つ。
その掘り進むスピードたるや、砂中に埋まった石造りの神殿と正面衝突しても逆に神殿の方が崩落してしまうほど。どうやって掘り進んでいるんだ?
得意技は相手の脚を掴んで掘り進み、そのまま壁や物体に突っ込む「モグモグ玉砕()
相手の脚を掴んだままMr.4の打席に突っ込み、4tバットのフルスイングで脳天を打ち砕く連携必殺技「モグラ塚4番交差点」は超強力。
砂漠でMr.4やラッスーとの連携を見せ、ウソップとチョッパーを痛めつけたが、ルフィの海賊王になるという夢を嘲り笑ったことでウソップが奮起。
角強化(ホーンポイント)を発動したチョッパーに土の中から掬い上げられ、ウソップの声真似に釣られたMr.4に「モグラ塚4番交差点」を浴びせられフッ飛ばされた。
逮捕された後はポーラと同じ女囚房に入れられていたがミス・ゴールデンウィークにより脱走し、夢の虹色でお姫様になった。やめてくれ

  • 犬銃ラッスー
CV:青野武(劇場版)
イヌイヌの実 モデル“ダックスフント”を食べた
Dr.ペガバンクにより編み出された、生物ではない物体に悪魔の実を食わせる新技術の産物。
本編に初登場した「元が器物の動物(ゾオン)系能力者」である。

野球ボール型の時限爆弾を口の中に仕込み、クシャミによって前方に飛ばす能力を持つ。
元は銃であるが発射速度はさほど早くなく、普通の野球ボールの投球とさほど変わらない。
ただし内部には大量に爆薬が仕込まれ、外壁は鉄で固められているため実質砲弾そのもの。並の人間では投げ返すことなど不可能な重量を有する。

ウソップ達に敗れた後はMr.4共々海軍に捕獲されていたが、ミス・ゴールデンウィークらにより脱走を果たし、夢の虹色で戦車に変身した。


  • Mr.5
CV:高塚正也(Mr.4と同じ)
爆発頭にサングラスのイカした青年。かなり毒舌。
ボムボムの実を食べた爆弾人間で、肉体や体液、果ては吐息ですら起爆することができる。自爆した場合も瞬時に元に戻る
また、能力ゆえに爆発の完全無効化という特性を持ち、爆薬を食って腹の中で処理することさえできる。
武器は「南の海」の新型銃「フリントロック式44口径6連発リボルバー」。弾薬は持たず、自分の吐息を爆薬代わりに装填して射出する。
吐息なので不可視であり、被弾した時点で炸裂するため回避が困難。

彼の技「(ノーズ)空想(ファンシー)(キャノン)」は威力こそあるが、その内容は 爆弾になった鼻くそを飛ばして爆破する というもの。
名前も「 鼻空想→はなくうそう→はなくそ 」というシャレから。見た目のアレさや語感の良さからたまにネタになる。

ゾロ「鼻くそ斬っちまった!」

相方のバレンタインと共にビビの抹殺のためウイスキーピークに向かうが、アホらしい小競り合いを繰り広げていたルフィとゾロに一蹴される。
その不甲斐ない敗北をMr.3に追及され、捲土重来のためにリトルガーデンでドリー&ブロギーの捕獲に向かう。
「火薬星」を喰って無力化したりと終始ウソップを圧倒するも、「火薬星」と称して撃ち出した「タバスコ星」に食らいついてしまい自滅。
怒りのまま「全身起爆」を使おうとするも、ゾロの「焼き鬼斬り」で粉砕された。

気絶したままMr.3(一人だけアラバスタに逃げ帰った)にリトルガーデンに置き去りにされ、放置された蝋の家で巨乳と貧乳が両極端な女性陣と原始生活を営む。
BW崩壊のニュースを受けて「仲間を助けに行く」と言い出したミス・ゴールデンウィークに(当初はミス・バレンタイン共々反対していたものの)同行する。
紆余曲折あって海軍留置所に潜入し、Mr.4他エージェントたちを解放すると、夢の虹色で消防士になった。爆弾魔のような能力なのに消防士とはこれ如何に。
以降はそのコスプレのままNEWスパイダーズカフェでウエイターをやっている模様。

  • ミス・バレンタイン
CV:折笠富美子
オレンジ柄のボディコンワンピースがオシャレな巨乳美女。常にパラソルを携えている。笑い方は「キャハハ」。性格は軽薄にして残酷。
外見が可愛いためBW内にファンクラブ(非公式)もあったらしい。
キロキロの実を食べた能力者で、自分の体重を1kgから1万kg=10tまで調節可能。
体重を軽くすることで高く跳躍し、一気に体重を重くして相手を圧殺するのを得意としており、相手にのしかかってゆっくり体重を増やすことで拷問にも使える。

Mr.5共々ビビを消しにウィスキーピークに現れたが、下らない理由で仲間割れを起こしていたルフィとゾロに雑に瞬殺される。
その敗北をMr.3に追及され、自分たちへの抹殺命令を解く代わりに、彼が持ち寄ったドリー&ブロギーの捕獲計画に参加する。
最後にはナミとビビにぶん殴られてK.O.された。
この時「1万kgギロチン」で上空から落下している真っ最中に殴り飛ばされているが、二人の腕力が常軌を逸して凄かったのか、
途中で二人に気を取られたため集中力が切れて普通の体重になってしまったところを殴られたのかは謎。

その後、リトルガーデンで原始人ライフを送っていたが、ミス・ゴールデンウィークに付いていき仲間の解放に向かう。
しかし既に三人は海軍に指名手配されており、変装の甲斐もなくバレンタインはヒナに捕まり、人質として磔にされてしまう。
そこで(指名手配されていたMr.3に変装した)Mr.2ボンクレーや、脱走に成功したMr.5&ゴールデンウィークにより何とか脱出。
ポーラ他オフィサーエージェントたちと合流した後は「夢の虹色」でチョコ屋になり、NEWスパイダーズカフェでパティシエを担当している。



◆フロンティアエージェント

  • Mr.6&ミス・マザーズデー
作中未登場。

  • Mr.7
CV:けーすけ
数字の7を体中にあしらった謎の衣装に身を包む小男。口癖は「~なスンポー」。
サイコロ型の銃弾を放つ「黄色い銃」を獲物に敵を狩る狙撃手で、ミス・ファーザーズデーと共にアラバスタ時計台からの砲撃任務を任された。
この砲弾は広場を一つ吹き飛ばす威力を持つ上に時限式であり、位置的に彼も無事では済まないはずであったが、
態度からしてその事実を知っていたとは考えづらく、Mr.0からは捨て駒扱いであった模様。

  • ミス・ファーザーズデー
CV:中友子
カエル帽子にカエル靴、語尾はゲロゲロと「関わってはいけない」臭がプンプンする妖しすぎる女。
ガマガマ銃ならぬゲロゲロ銃を武器に使い、Mr.7のサイコロ弾とぶつけることで破裂させる。
砲撃を邪魔しに来たペルを撃ち落としたが、ビビの孔雀一連(クジャッキーストリング)スラッシャー・逆流(ランバック)で相棒共々撃破された。

  • Mr.8/イガラッポイ
ウイスキーピークの市長。髪に仕込んだ大砲やサックス型散弾銃「イガラッパ」を武器に使う、バロックの名に恥じないド派手な髪形の大男。
正体はアラバスタ王国護衛隊長のイガラム。

  • ミス・マンデー
CV:大本眞基子
ナミと飲み比べたウイスキーピークの修道女に化けていた、身の丈2m近い大女。肌は浅黒い。筋肉モリモリマッチョウーマンの…イケメンだ。(実際、顔も結構整っている)
外見通りの超怪力を自慢にしており、メリケンサックでの殴打「カイリキメリケン」はコンクリートに蜘蛛の巣のような罅を走らせるほど。
ゾロを怪力で捕獲しようとするが、逆に力でねじ伏せられた。
ビビを処刑しようとしたMr.5コンビに反旗を翻し、「友だちの盾になってブチのめされたい」とMr.5の足止めを買って出る。
しかし流石に能力者相手には分が悪く、「恥晒し」呼ばわりされた上返り討ちにされた。

扉絵連載『世界の甲板から』シリーズにて、後述のMr.9共々生存が確認。
なんとMr.9と結婚し、一児の母となっていた。髪も少し伸びている。

  • Mr.9
CV:高戸靖広
王冠を被り派手な化粧をした自称「王様」のアホ。ミス・ウェンズデーの相棒でありひたすらハイテンション。
身が軽く、9だけに「熱血ナイン根性バット」なる、内部にチェーンが仕込まれた金属バット(二刀流)で闘うアクロバット野郎。
ひたすらにアホで、こいつと一緒に働いてた頃のミス・ウェンズデーのはっちゃけ振りはとても王女とは思えないものである。類は友を呼…ゲフンゲフン。
偉大なる航路の入り口で巨大鯨「ラブーン」の肉を確保しようとしたがルフィに妨害され、マヌケにも記録指針を落っことして路頭に迷ってしまう。
半ばナミに脅迫される形でゴーイング・メリー号に乗り込み、アジトのウイスキーピークまで案内させられる羽目に。
Mr.8と合流するとゾロを襲おうとするが、熱血ナ(ryの鎖を逆利用されて砲撃の盾にされた挙句、地面に叩き付けられた。
気を取り直した後、Mr.5から相方を逃がそうとするも一瞬でやられる。

その後、前述した通りミス・マンデーと結婚した。
得意の軽業で我が子をあやす姿は微笑ましい。

  • ミス・ウェンズデー
BWに潜入捜査を試みたネフェルタリ・ビビに与えられたコードネーム。変装のため頭の上で髪を縛ってひっつめにしているのが特徴。
胸と腹のあたりが円の連なった珍妙な柄の衣装になっており、その豊満な胸の乳首から取り出す「孔雀(クジャッキー)スラッシャー」や、恥辱の舞「メマーイダンス」は今なお語り草にされている*5
ちなみに作者曰く、「王女という設定は、髪を下した姿をアイディアノートに偶然描いたところから、思いついて付け足した」らしい…。

  • Mr.10&ミス・テューズデー
作中未登場。

  • Mr.11
CV:小野健一
顔にバッテンの刺青をして帽子を被った男。名刀・業物「花州」を保有していた。
海軍本部大佐の白猟のスモーカーの部隊に捕えられ、彼の口車に乗ってBWの存在を世界政府に知られてしまう。
そのまま護送待ちということで軍艦のマストに縛り付けられていたが、Mr.メロウにより暗殺される*6

  • ミス・サーズデー
相方を見捨て逃走した。

  • Mr.12&ミス・サタデー
作中未登場。

  • Mr.13
始末屋コンビ『13日の金曜日アンラッキーズ』の片割れのメガネざるラッコ。
滅茶苦茶記憶力が高い上に絵も上手く、裏切者は即座に似顔絵を描き、始末リストに掲載する。
棘を仕込んだ貝殻型のメリケンサックが武器で、鋼鉄並みの硬度を誇るMr.3の蝋にも穴をあけるほどの威力。
捕鯨に失敗したMr.9組に爆弾のプレゼントを届けた翌日、ミス・ウェンズデーが王女ビビであるとの報告を受け、
ついでにその場でビビからBWの正体について話を聞いていたルフィ・ゾロ・ナミ+ビビの4人分の似顔絵を執筆した。
リトルガーデンではMr.3から報告を聞くために蝋の家に向かうも、その場で勝手に電伝虫に出ていたサンジを敵とみなし強襲。
しかしまるで相手にならずあっさり撃破された。
BW壊滅後は海軍本部のヒナ大佐に捕まり、カツ丼欲しさにBWエージェントたちの似顔絵を描いた。

  • ミス・フライデー
『13日の金曜日アンラッキーズ』の片割れたるハゲタカ。Mr.13を載せ空を飛ぶ。
武器は両肩に背負ったライフルで、役立たずには爆弾をプレゼントする(着火はMr.13が担当)。
前述のMr.13共々サンジにシメられ、ヒナ大佐に捕獲される。
なお、現時点において、彼女はサンジが手を上げた唯一の女性(メス)である。流石にハゲタカの性別は一瞥ではわからないだろうしね…。


◆ビリオンズ

  • Mr.メロウ
メロンのような帽子を被った痩せた男。4年前(現時点の6年前)には「半熟」と書かれたTシャツを着ていたが、現在は「完熟」に代わっている。
ダンスパウダー輸送任務を承っており、わざと市民の目に着くように輸送中に中身をこぼし、王に罪を擦り付けた演技派。
海軍に捕まったMr.11を撃ち殺すと、ポートガス・D・エースの5億5千万ベリーの賞金に目がくらみ仲間たちと共に襲撃。
小舟で航行する彼を「カナヅチ野郎」とあなどり、海に落とすことで倒そうともくろむが、エースの実力を侮ったことが仇となり、
火拳で5隻もの船ごと一気に焼き尽くされ敗北した。

  • アクマイ
Mr.2ボンクレーの側近。デビ○マンのような髪型をしている。

  • Mr.ラブ
ミス・バレンタインのファンの、カウボーイファッションの男性。
暴動中に「BWなんて会社あんのかよ~、証拠見せな海軍さんよ~」と海兵を煽っていたが一瞬でたしぎに斬られた。

◆ミリオンズ

  • Mr.ビーンズ&ミス・キャサリーナ
仲良しおねショタコンビ。海賊に憧れる少年と、美しいシスターに扮している。
シスターの方が十字架を掲げて少年の方の命乞いをするふりをして、十字架から催涙ガスを放って小銃と太刀で攻撃する「神のご加護目潰し」という罰当たりなコンビ技を有するが、
ゾロには一瞬で見抜かれ、二人仲良く峰打ちで卒倒させられた。

  • カワイ子ちゃん
サンジに口説かれていたウイスキーピークの美女たち。
ゾロを上空から襲おうとしたが、大声を上げて襲いかかったため屋上を円形にくりぬかれ、そのまま突き破って階下に転落した。

  • Mr.シミズ
前述の美女軍団と一緒にサンジと酒を酌み交わしていたお祭り大好きおじさん。

  • その他ウイスキーピークの住人達
500人がかりでゾロに挑んで、ミス・マンデー以外の499人は掠り傷一つ負わせられなかった。

◆その他

  • バナナワニ
頭にバナナ型の突起がついたワニ。Mr.0のペット兼処刑役としてアジトの地下で飼われていたがルフィたちの攻撃で全滅。
乾燥に強く足の速いF-ワニという亜種もいる。

  • バンチ
オフィサーエージェント専用の水陸送迎ガメ。体が大きくて力強く、一頭で人間5人の乗った客車を引けるだけの力を持つ。

  • エリマキランナーズ
アンラッキーズ不在のためアラバスタ内の連絡役として手配されたエリマキトカゲたち。鳴き声は「エ」。
なぜか一匹だけ手紙を持っていないトカゲがおり、そいつだけ「エ?」と疑問形で鳴いていた。
登場したのは一コマだけだが同じ顔が並ぶ構図のためコラネタにされたこともある。


【余談】

ドレスローザ編は、「"兄"との再会」「海賊による王国の乗っ取り」など、アラバスタ王国篇との意図的な類似・オマージュがあるが、
「バロックワークスとドンキホーテファミリーの能力者の類似」がある。
類似する能力者を比較すると、基本的にドンキホーテファミリー側の方が実力が上という上位互換となっている。
だがバロックワークスの構成員の方は、そもそもクロコダイルの海賊団のメンバーではなく、
正体を隠したサー・クロコダイルとして、4年以内*7で四つの海や偉大なる航路(グランドライン)からスカウトした賞金稼ぎなどである*8
クロコダイル自身、アラバスタ篇時点では、バロックワークスのメンバーを使い捨てる腹積もりであった。

そういった意味では、十数年以上ドンキホーテ・ドフラミンゴに連れ添ったドンキホーテファミリーとの面々との実力差自体は当然と言える。




「まーったく! 何だいこの項目は! 読みづらいね! 『ヨ』だね全く!」
「よぉ~~~、みぃ~~~~…」
「ええい長ったらしいわこの『バ』ッ!! さっさと追記・修正しな! それ『ツシ』しな!!」

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