カルロス・アクシオン・Jr

登録日:2012/04/12 (木) 23:21:11
更新日:2024/03/13 Wed 11:43:32
所要時間:約 5 分で読めます





お金があれば、何でも出来る!
金、持ってますかー!?


第2次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。

【人物】
自分が金持ちであることを鼻にかけ、周りを「貧乏人」と呼ぶ典型的な嫌味な金持ちキャラ。25歳。
事実この世界では世界一の金持ちなのが質が悪い。
常に人を小馬鹿にした様な、どこか余裕な態度を取っており、そのキャラクターは関わった多くの人を不快にさせる。その言動はとても25歳のものとは思えない。

アクシオン財団の御曹司であり、名実共にボンボン。
しかし、勘違いされがちだが、彼が財閥を継いだ時はアクシオン財閥は今ほど大企業ではなかった。
つまり、世界一のコングロマリットである「アクシオン財団」を作り上げたのは他ならぬ彼の才能である。

退廃的な享楽主義者で「やっちゃったものは仕方ない。それよりも今を楽しむ」「トラブルは開き直るしかない」というビジネスモットーを持ち、事実をすぐに受け入れ即座に切り替えられる人物。現にリモネシア崩壊もわりとすんなり受け入れていた(内心多少はショックを受けていたようだが)。

…一応彼の名誉の為に行っておくと、前作のクズ野郎とは異なり、きちんと反省の念はあるようだ。ただ、後悔したところで物事はどうにもならない事を知っているので前述のような物言いになっている。
周りを小馬鹿にしたような態度も、彼なりに後悔の残らないよう今を目一杯楽しんでいるのだろう。たぶん…

そんな彼だが、彼なりに三大国に牛耳られた今の世界には真剣に絶望しており、「こんな腐った世界ぶっ壊れちまえ」という考えからシオニーと共にアイムの誘いに乗り「プロジェクト・ウズメ」に参加した。


【本編での活躍】
シナリオ序盤、ブラスタのメンテの為にアクシオンのラボに寄ったクロウの前に現れ、トライアへの嫌がらせのためか彼をブラスタから降ろそうとするのが初登場。

プロジェクト・ウズメの為に秘密裏に“理想なきテロ組織”WLFに資金援助を行い、同時にプロジェクトの旗艦「グレート・アクシオン」を建造。プロジェクトに向けて暗躍していた。














プロジェクト・ウズメ実行の日。彼は間接的にリモネシアを滅ぼしてしまう(プロジェクト・ウズメについてはシオニーの項目も参照)。

リモネシア崩壊の際は前述のビジネスモットーからかその事実をすぐに受け止め、アイムに出し抜かれた事も「ガイオウという切札を見抜けなかった自分の負け」としてインペリウムに加入(これはガイオウの存在が自分の希望である「世界を破壊する」という目的とさして変わらなかったのもあるが)。

インペリウム加入後は一歩引いた立ち位置からシュバルやシオニーを茶化したりするなど相変わらずの性格をしていた。
しかし、それが生真面目なシオニーの勘に障ったのか「不敬である」として財産を没収された上、土下座or死刑を言い渡され命からがらインペリウムから脱退。
その後、トライアに保護された彼はZEXISに突き出されるも、個人的にガイオウを気に入っていた為ガイオウの居場所について口を割ろうとはしなかった。

…が、シナリオ序盤にかけられたギアスの効力が生きていたせいで、ゼロにガイオウの居場所を話してしまう。

破界篇エンディング後はさすがに罪の意識があったからかアクシオン財団を解体し財産を全て寄付(これは司法取引も含まれているが)。スコート・ラボでその手腕を活かし経営顧問として働いて(コキ使われて)いる。

再世篇では次元獣バスターとしてデビューしたてのエスターのマネージャーを勤めていたが途中からラボから脱退する。
そして生きていたガイオウと合流し行動を共にすることになる。

…ただ、本人は世界の革新だけを望んでおり世界の崩壊は望んではいない。
ZONEの封印時、ラボで開発されたZONEブレイカーを持って合流するも、ZONEブレイカーに欠陥(使用者の生命力を吸う欠点)があるのを知っており、
自分なりのケジメをつけるべくZONEに特攻して死亡。
ちなみにここでもギアスの効果が生きてたので理由をペラペラ喋った(本人は喋る気はなかったが)。
彼がZONEに突撃した後にEDテーマアレンジが流れるが、これがより別れの辛さを強くする(このBGMはZEUTHとの別れにも使われる)。


…が、黒の騎士団ルートでは奇跡的に生還を果たし、戦後の宴会でウェイターをしていた。
…どうやって生きていたのだろうか?(この件に関してはトライアからも突っ込まれた)

なお、中盤近くのインターミッションにて、株式での投資でまた金持ちに返り咲いた。
(おかげでクロウが抱えてたリモネシアの損害賠償は0に)




続く『第3次Z』においてはZRルートが正史のため死亡している。天獄篇において、「世界を破壊する」理由が三大国家でもOZでもなく、クロノに支配された現状を破壊するためだったことが明かされた。

アクシオン家は元々、クロノのリーダーである「キング」の家系であり、カルロスは父であるカルロス・アクシオン(同名なので本人には「Jr.」とついている)から、大学を卒業した時にその事を知らされて反発。
キングを継ぐ日までは自由にすると宣言して株式会社アクシオンの社長となり、一気に財団までのし上げた。

その全てはクロノによる支配の打破のためであり、スコート・ラボにエルガンから受け取った揺れる天秤のスフィアを持ち込んだのもその一環であった。

クロノの教義とは、人類は月に到達した日からサイデリアルによって飼育されていたという事実を秘匿し続けることであり、これを知ったカルロスの心境は不明。
しかし、その上で第2次Zにおける飄々とした立ち回りを見直すと、彼という人間の見方がまた変わってくるのではないだろうか。



【関連人物】
クロウ・ブルースト
部下の部下。
彼の事を気に入ったのか、「貧乏人」と呼びちょくちょくちょっかいをかけてくる。

トライア・スコート
学生時代からの付き合いで、度々無茶ぶりという名の嫌がらせをするが、全てやり返され苦渋を飲まされている。

ガイオウ
一応の主。
破界の王とその玉座(次元獣だが)に『スポンサー権限』として「ガイオウ」「ゲールティラン」という名前を付けた(ガイオウ本人も嫌そうなそぶりすら無く、むしろ好んでる)。
本人曰くガイオウのファンだとか。
再世戦争では友人となっていたが、最終的にはそれぞれの目的のために別離。

シオニー・レジス
当初はビジネスフレンド、リモネシア滅亡後は曖昧な関係。
三大国家相手に懸命に奮闘する姿が好みだったそうだが、そんな彼女の存在もプロジェクト・ウズメに賛同した理由であったのかもしれない。
ZONEに特攻する際にも「自分とシオニーを騙した礼をする」とアイムに言い放ったことから、財産没収の上で処刑されかかったにもかかわらず、さほど悪感情は抱いていなかったようだ。

○カルロス・アクシオン
父親。
財団の前身である株式会社アクシオンの前社長であり、現在のクロノのキング。



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最終更新:2024年03月13日 11:43