ディオ・ブランドー

登録日:2009/06/02(火) 15:52:02
更新日:2018/11/03 Sat 07:19:22
所要時間:約 24 分で読めます


タグ一覧
1部 3部 6部 DIO DIO様 VOODOO KINGDOM WRYYYYY wiki篭り!貴様!見ているなッ! あのお方 おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか? おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!! だいたいこいつのせい もう一人の主人公 エンリコ・プッチ オーバーヘブン ゲロ以下 ザ・ワールド ジャンプ三大悪役 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 ジョナサン・ジョースター ジョルノ・ジョバァーナ スタンド使い ズギュウウウウン タンクローリー チート ディエゴ・ブランドー ディオ ディオ・ブランドー ナイフ投げ ナイフ投げ名人 ハーミット・パープル ライバル ラスボス ロードローラー 不老不死 世界 人間をやめた男 元人間 元凶 全ての元凶 冷凍 冷気 凍結 千葉一伸 名悪役 吐き気を催す邪悪 吸血鬼 因縁 天国 妖しい色気 子安武人 実は努力家 悪のカリスマ 悪の美学 悪役 悪役の鑑 時止め 時間停止 最強 最強候補 最高に「ハイ!」ってやつだ 死の忘却 気化冷凍法 氷りつく眼ざし 泥を見た男 無駄無駄 生首 田中信夫 白い肌 石仮面 突きの速さ比べ 美形悪役 若本規夫 金髪 闇の帝王 階段 隠者の紫



二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。

一人はを見た。
一人は星を見た。

(絶望したディオは後に人間をやめ主人公との永き闘いに挑むことになる…)



【声優】
  • 第3部ドラマCD:若本規夫
  • 第3部OVA:田中信夫
  • 第3部RPG(コブラチーム)CM:塩沢兼人
  • カプコン製第3部対戦格闘ゲーム:千葉一伸
  • 第1部ゲームの青年+吸血鬼時代、第1部劇場版:緑川光
  • 第1部ゲームの少年時代:野島健児
  • 第1部、第3部TVアニメ、ゲームASB、ゲームEoH:子安武人


【概要】

ディオ・ブランドーとは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物。主人公ジョースター家との百年に渡る因縁の相手。

第1部と第3部のラスボス。
ジョジョシリーズの代表的な存在であり、悪役だが第1部の「もう一人の主人公」でもある。
長くに渡り物語に多大な影響を与え続けた悪のカリスマ。そのカリスマは彼にとって敵であったストレイツォを吸血鬼にさせてしまうほど。

本名『ディオ・ブランドー』。
第3部以降は『ディオ』ではなく『DIO』と表記。
第1部の終盤でジョナサンが一度『DIO』と呼んでいた。
基本的には第1~第2部を『ディオ』、第3部~第6部を『DIO』と表記して区別する。
ちなみに第7部に登場するディエゴ・ブランドーは『Dio』。


個性的すぎるジョジョのキャラクターたちの中でも特に人気のあるお方。
その人気っぷりはほとんど宗教に近い。
ファンの間では「ディオ」と「DIO」とで好みが分かれたりするが、やっぱりどちらも人気がある。

声優についてはかなり賛否が分かれ、
特にOVA版の田中氏は原作の肉体年齢20歳ぐらい設定を忘れるような渋さがあり肯定派と否定派で意見が分かれる。
OVAの絵柄的には合ってるという意見も。

3部格ゲーの千葉氏の「そして時は動きだす」の言い回しはゲームオリジナルで原作は「時は動きだす」だが、
原作ファンに好評でありメディアやファンによるパロディ作品でも「そして時は動きだす」は多々使われた。

そしてTVアニメ番の子安氏は言わずもがな、名セリフの数々をハイテンションで演じる様子はまさに「子安劇場」の独壇場である。

容姿の魅力、服装の奇抜さ(主に3部)、出てくるたびやたらインパクト満点な名言、珍言、名シーンを残してくれるため、ネタに事欠かない。
しかし、それは同時にDIO様の圧倒的なカリスマの表れといえよう。

余談だが、OVAのイタリア版とアメリカ版のDIO様はとてもセクシーな声をなさっているのでもし機会があれば一聴の価値あり。

近年は時を止めるというネタも色々あるが、「時を止める戦闘能力」は3部決戦の連載当時(1992年)だととても衝撃的であり、
戦闘において数秒間でも時を止めるという事がどれほど恐ろしいかと世に知らしめた存在でもある*1
ジャンプ黄金期に連載されていたこともあり、知名度は高い。
またナイフ大量投げ、ロードローラーを武器にする姿も衝撃的であり後世の創作作品に影響を与えた*2
影響力の大きさは物語の中だけに留まらず、現実世界でもとても大きい。



【主な活躍】

第1部


「「さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!(CV:キリト)」」

容姿端麗で優れた能力の持ち主。そして何より狡猾で自尊心が高い。

貧民街で生まれる。母に苦労をかけ死なせ、酒に溺れ暴力を振るう父ダリオを恨んでいた。
少年期に母親の形見のドレスを売るよう命じ虐待をするダリオを恨み殺すことを決意。
ダリオに少しずつ毒を盛り、ダリオが衰弱した際に昔助けた恩義があるという貴族のジョースター卿の養子になるよう言い渡される。

そしてダリオの死を機にジョースター家の養子となる。
「一番の金持ちになってやる」「だれにも負けない男になる」という野望のもと財産を乗っ取るためジョナサンを徹底的に追い詰めた。

※例

しかし、エリナにしたことがジョナサンの怒りに火を点けて喧嘩に発展した際に、
予想外の爆発力を発揮した彼に圧倒され、泣くまで殴られ続ける。

これでジョナサンの爆発力を知ったディオは精神攻撃を止め、大学卒業まで表向きはジョナサンと仲良くし、機を待つことにする。

そしてその大学卒業目前に、ジョースター卿に毒を盛っていたことをジョナサンに看破され、乗っ取り計画は一時休止状態に。
証拠と解毒薬を見つけるためにロンドンへ向かったジョナサンが野垂れ死ぬことを願うも、
彼は有言実行して売人と解毒薬を持ち帰り、ディオは警官達に追い詰められてしまう。

逮捕されそうになるディオだったが、ジョナサンが研究していた古の石仮面吸血鬼へと変貌させるものと知っていた彼はそれを使って吸血鬼となる。
この時ディオの放ったセリフはあまりにも有名。


おれは人間をやめるぞ! ジョジョ──ッ!!

おれは人間を超越するッ!

ジョジョ、おまえの血でだァ──ッ!


吸血鬼になったことで得た圧倒的な身体能力と不死身の肉体を持って警官を全滅させ、
ジョナサンとスピードワゴンをも手にかけようとするが、ジョナサンの捨て身の攻撃により一度は敗れる。

その後、吸血鬼の不死身の肉体により復活。
ウィンドナイツロットに居城を構え、世界を我が物にすべくワンチェンを始めとする無数の屍生人(ゾンビ)を従えた。

そして、波紋を身に付けたジョナサンと居城のバルコニーで決闘し、ついに敗れ去る。
ちなみにこの戦いの中、数多くの名台詞が生まれている。やっぱり荒木ィはスゲェーやッ!


絞り取ってやる!きさまの生命を!


浄めてやるッその穢れたる野望!


波紋が頭部に到達して致命傷を負う前に、自ら首をはねる事で生き延びた。しぶとい、さすがディオしぶとい。
その後、ジョナサンとエリナの乗る客船を占拠し、ジョナサンの肉体を乗っ取るため襲いかかる。
しかしジョナサンの最期の波紋により船は爆発炎上、既に息絶えたジョナサンに抱かれながら海の底へと沈んでいった。


吸血鬼となったディオが独自に開発した技として、以下の2つがある。

気化冷凍法
自在に肉体を操れる吸血鬼の特性を活かし、自分の身体から水分を気化し熱を奪う。
これにより、自分に触れた相手を瞬時に凍らせ、動きを封じたまま粉砕することが可能。
吸血鬼の弱点である波紋は特別な呼吸法による血液の流れが生み出すエネルギーのため、それに対抗するために血管ごと凍らせる技として編み出された。
第2部風に表現すれば、『氷の流法』とでも言うべき能力。

ツェペリさんダイアーさんも為す術なく凍結されたが、ジョナサンの「手袋に火をつける」という戦法によって破られた。


空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)
自分の眼球に高圧を掛けて裂け目を入れ、そこから体液を発射する。
要するに「目からビーム」 命中すれば人間の肉体を容易く貫通する。
眼球の裂け目は吸血鬼の自己再生能力により、すぐに元通り治癒する。

ジョナサンに気化冷凍法を破られ、波紋を流された際に咄嗟に編み出した技。
頭部を破壊しての一発逆転を狙うも、狙いが数センチ外れていたために敗北。
しかし、再戦時にはジョナサンの首を撃ち抜き、致命傷を与えた。

上記の技名は第2部で同じ技を使ったストレイツォが命名したもの。
なお、この時には「波紋を流したグラスで反射する」という方法で破られている。


第3部


「その人は あまりにも強く 深く 大きく 美しい…」

首から下はジョナサンの肉体を得て、サルベージ船によって海底から引き揚げられ百年の眠りから復活。
新たなる力『スタンド』を身に付ける。

その圧倒的な悪のカリスマに惹かれた者達や、
信用できないが有能であるスタンド使いに自身の細胞「肉の芽」を植え付け洗脳した者達、
殺し屋や賞金稼ぎ等、世界中に部下を増やす。

部下のホル・ホースはDIOの餌となった人間たちが嫌々ではなく、
自ら望んで血を吸われ死んでいるのを目の当たりにしており「悪魔の人望」と恐れた。

ジョセフによると第3部の舞台はDIOが復活してから4年後。
DIOが復活しスタンドを得たことによりジョースター一族にもスタンドに目覚めだす。
ジョセフは承太郎たちより1年早くスタンドに目覚めている。ジョセフが念写する度にDIOが写り存在を知られ、
そしてDIOもジョースターの子孫が生き残っていたことを知る。

DIOは因縁を抹消するためにエジプトのカイロにある館を拠点にジョースターエジプトツアー御一行様に刺客を差しむけた。

アヴドゥルによると、
「心の中心にしのびこんでくるような氷りつく眼ざし」「黄金色の頭髪」「すきとおるような白いハダ」「男とは思えないような妖しい色気」。

決戦までは顔が影で隠れた姿で登場し、『影DIO』とフィギュア化の際に正式に名付けられた。

カイロ市街での決戦ではそのカリスマを遺憾なく発揮。
手始めに、通りすがりのウィルソン・フィリップス上院議員を使い、道路交通法をガン無視。読者の度肝を抜いた。
そして、エンヤ婆からもたらされた「時間を止める=世界を支配する能力」たるスタンド『ザ・ワールド』で花京院を葬り去り、
ジョセフにも瀕死の重傷を負わせた。


知るがいい…………「世界(ザ・ワールド)」の真の能力は…まさに!「世界を支配する」能力だということを!


事実ザ・ワールドの能力は圧倒的で、パワーやスピードは勿論、近距離型スタンドでありながら射程距離は10メートル
承太郎のスタンド『スタープラチナ』が上回っているのはせいぜい精密動作性程度のもの。
そして何よりも時間を5秒間止めるというチート能力には誰も太刀打ちできなかった。

ちなみに「スタンドは1人1種類」というルールの例外に当てはまる人物で、
DIOは首から下がジョナサンなためか、『ハーミット・パープル』のような念写能力を得ている(一説にはジョナサンのスタンドとも言われている)。

もっとも使用したのは序盤だけ、それも一回のみ。
ジョースター御一行様の動向が念写せずとも把握できるようになったために使わなくなっただけなのか、ザ・ワールドの能力を得たなどなんらかの要因で使えなくなったのかは不明。
ちなみに、念写を使うためには思いっきりカメラをブッ叩いて壊さないといけないジョセフに対し、
DIOはカメラを軽く叩けば念写出来るので、とりあえずコスト面ではジョセフの『ハーミット・パープル』より高性能だったりする。

承太郎とのスタンド戦・心理戦を演じた際、スタープラチナがザ・ワールドと同じタイプのスタンドであることが判明。
ジョセフの助言を受けて「止まった時の中を動く」ことを意識していた承太郎は徐々に時止めに対応できるようになっていく。

油断していた所に逆襲を食らったDIOは重傷を負ってしまうが、
ジョセフの血を吸うことでダメージは回復、ジョナサンの体にも完全に馴染み、最高に「ハイ!」になり、完全復活。
時間停止も9秒まで延長され、パワーアップしたDIOは承太郎に最後の攻撃を仕掛ける。

しかし、怒りでプッツンした承太郎の爆発力で覚醒したスタープラチナにより「時を止め返され」、追い詰められる。
承太郎は「後味の良くないものを残す」という理由で、西部劇の決闘を模した最後の決着を付ける前にDIOに傷を回復する猶予を与えるが、
DIOは血の目潰しというセコイ手で反撃するも、しかし敢え無くワンパンで敗北。

蹴りで拳に負けて全身粉砕されたことを疑問視する声も多いが、スタンドとは精神のエネルギーなので、
卑怯な手段で勝ちを拾おうとした時点で、ブチギレ状態の承太郎とはスタンドパワーに差があったのだろう。
そもそも、五体満足な状態での打ち合いでも、DIO戦終盤のスタープラチナは拳の破壊力でザ・ワールドを上回っていた。

とにかく不意を突いて手段を選ばずに勝つことを重視し、
ただでさえパワーで自分を上回るスタープラチナ相手に怪我で弱ったまま肉弾戦を挑めば、打ち合いで競り負けるのは必定である。
まさに、"人間"であることを捨て、誇りを侮ったが故の敗北である。
その後、死体は朝日によって灰にされ、DIOは野望と共に紅海に散った。享年120歳代。


てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO…たったひとつの単純な答えだ…

てめーはおれを怒らせた




自らの悪事が元だがキスした女の子に『泥水より汚い汚物にキスされちまったよ』と言わんばかりに泥水で口を洗われ、
海の底に沈んでいる間に元配下が起こした殺人を自分のせいにされ(ジョージ=ジョースター2世を間接的に殺害、と書かれる)、
100年ぶりに復活したと思えば初対面の観光客(花京院)にゲロを吐かれ、占い師(アヴドゥル)には初対面で逃げられ、
別に手を出したわけでもないのにクソッタレ野郎と罵られて命を狙われる(花京院に襲撃させなくてもホリィの件でどのみち承太郎とジョセフが殺しにやってくる)
などディオの立場からしてみれば割とカワイソーな目にも合っている。

また、DIOはどこまでも上を目指すタイプだったためか、次の第4部では現状維持を目指すタイプという真逆の方向性のラスボスが登場している。

第三部中、何故か一度も第一部で使用した気化冷凍法や空裂眼刺驚を使用しなかったが、
これは荒木氏が忘れ……じゃなくて新しい能力が好きなDIOの性格上だとも思われる。

だが空裂眼刺驚に関しては、急所に当てられなければあまり意味の無い技なので使わなかった可能性もある。

DIO自身ジョナサンに1度使用した時は急所をはずし、2度目はジョナサンの死因になる致命傷を与えたが
直線に進むのみなので命中率が悪いことは実証済みである。
第2部のように波紋で返される心配がなかったとしても、スタンド相手に通用するかどうかは未知数。

ちなみに第3部ドラマCD版では使用、第3部格ゲーでは必殺技として使える。
体液なので漫画作中では連射をしていないが、ゲームでは当然ながら連射ができる。ガード不能で高威力だがコマンドが複雑で出も遅い。

気化冷凍法はジョナサンの肉体になったので使えなくなったという説もあるが、
仮に使えたとしても波紋を封じるために開発した技なのでスタンドには効かないとも考えられ、
自分の肉体を凍らせている間に敵スタンドの攻撃で粉々にされる危険がある。

あとたまに「何でロードローラー?」という意見もあるが、
承太郎から離れた状態で上からラッシュをして、圧死、即死を狙うためのちゃんとした有効手段である。
我々の感性からすれば虫を殺す時に新聞紙を被せて上からスリッパで叩くようなものである。


第2・4・5・6部には会話や写真、過去のシーンのみで出てきたり、彼の因縁を受け継ぐ者たちが登場する。


第2部

第1部に登場した波紋使いストレイツォが老いによる衰えを実感していた矢先に石仮面を発見。
かつて吸血鬼ディオが見せた圧倒的な能力や美しさ、不老不死に憧れたこともあり、吸血鬼となる。
また回想シーンで配下の一人だった屍生人が登場する。


第4部

虹村兄弟の父親が、DIOが死んだことにより暴走した「肉の芽」の被害者。



第5部

主人公であるジョルノ・ジョバァーナがDIOの息子。
ジョルノはDIOの写真を持ち歩いている。
血縁上は『DIOが乗っ取ったジョナサンの身体で作った子供』であるのでジョナサンの黄金の精神や爽やかな雰囲気を受け継いでいて、
そしてジョルノの髪が黒髪から金髪になったり「無駄無駄」「WRY」と言ったり性格がDIOとも一部似ておりDIO要素も受け継いでいる。
第5部最終話のジョルノと第6部DIOは親子だからか顔も結構似ている。

これは第2部でエシディシが「他人とくっつけた体はいずれ元のサイズに戻る」と発言してたり、
第3部で体が馴染むごとに吸血鬼化するということが説明されてたり、
完全に馴染んだ時に星の痣が消えていたので馴染むごとにジョナサンとディオ要素が混じってるからだと思われる。

ちなみに第3部のヴァニラ戦前にあと一人の血で体が我がものになるとDIOが言っているので、決戦に出てきた時はもうほぼ馴染んでいた。
1985年生まれのジョルノは、第3部の1987年の時にはもう生まれている。



第6部

生前のDIOを知るプッチ神父と、部下のジョンガリ・Aが登場。
プッチの過去のシーンで、プッチとDIOの出会いや家で遊んでいるDIOも登場。

プッチに「天国へ行く方法」を教授していた。DIOの「骨」から生まれた緑色の赤ん坊は重要な役割をもつ。
また、第5部のジョルノ以外のDIOの息子、ウンガロリキエルヴェルサスが出てくる。
ちなみにジョルノも第6部の舞台であるフロリダに来ていたことを仄めかされている。

息子たちはDIOに育てられていないが、天国の時のために導かれるように集まった。子供を作ったのは協力者を作るためだったようである。



【名セリフ集】

●第1部

  • URYYY!!
  • WRYYYYYYY!
  • ぼくは一番が好きだ。ナンバー1だ!誰だろうとぼくの前でイバらせはしないッ!
  • 孤独は人間をカラッポにするからな!ヤツを無気力なフヌケにしてやる!
  • 君………もうジョジョとはキスはしたのかい?まだだよなァ。初めての相手はジョジョではないッ!このディオだッ!ーーーッ
  • このきたならしい阿呆がァ―――ッ!!
  • あいつの名誉に誓うだと?かんちがいするなッ!あんなクズに名誉などあるものかァーーーッ!!
  • 酒!飲まずにはいられないッ!
  • おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!
  • 貧弱!貧弱ゥ!
  • たいていの人間は心に善のタガがあるッ!そのため思い切った行動がとれんッ!すばらしい悪への恐れがあるのだッ!
    だが!ごくまれに善なるタガのない人間がいる…悪のエリート!おれや…きみがそうだ…。
    どうだ?このディオの下僕にならないか?このディオに服従するのだ闇のジャック!そばまで来いよ、ジャック・ザ・リパー。
  • 食物連鎖というのがあったな…。草はブタに食われ、ブタは人間に食われる。我々はその人間を糧としているわけか………
    人間を食料にしてこそ「真の帝王」……フハハハ
  • 生き血こそ力!永遠こそ望みッ!
  • おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?
  • 愚者がァ!きさまの腕ごとカメを砕くように頭蓋骨を陥没してくれるッ!
  • 貧弱貧弱ゥ…ちょいとでもおれにかなうとでも思ったか!マヌケがァ~~!
  • 『波紋』?『呼吸法』だと?フーフー吹くなら…このおれのためにファンファーレでも吹いているのが似合っているぞッ!
  • オレは歴史さえも下僕にできるッ!
  • 礼儀を知らぬものは生きる価値なしだな。
  • カエルの小便よりも………下衆な!下衆な波紋なぞをよくも!よくもこのおれに!
    いい気になるなよ!KUAA!てめえら全員!亡者(アンデッド)どものエサだッ!青ちょびた面をエサとしてやるぜッ!
  • コリコリ弾力ある頚動脈にさわっているぞォ、ジョジョ!このあたたかい弾力!ここちよい感触よッ!
  • (モンキー)が人間に追いつけるかーッ。おまえはこのディオにとってのモンキーなんだよジョジョォォォォーーーッ!!
  • 神がいるとして運命を操作しているとしたら!俺たちほどよく計算された関係はあるまいッ!




●第3部

  • きさま!見ているなッ!
  • 花京院くん恐れることはないんだよ 友だちになろう
  • おれは『恐怖』を克服することが『生きる』ことだと思う。世界の頂点に立つ者は!ほんのちっぽけな『恐怖』をも持たぬ者ッ!
  • 「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
    名声を手に入れたり人を支配したり金もうけをするのも安心するためだ 結婚したり友人をつくったりするのも安心するためだ 人のため役立つだとか愛と平和のためにだとかすべて自分を安心させるためだ
    安心を求める事こそ人間の目的だ
  • 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
  • このDIOが生まれた時代は馬車しか走っていなかった。
  • 歩道が広いではないか・・・行け。
  • 関係ない 行け。
  • 知るがいい…「世界(ザ・ワールド)」の真の能力は…まさに!「世界を支配する」能力だということを!
  • せっかくジョセフがわたしの「世界」の正体を試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必死こいた気分で教えてくれたというのに……。
  • 我が運命にあらわれた天敵どもよ、さらばだ。
  • 世界(ザ・ワールド)」 時よ止まれッ!
  • 時が止まっているのに、5秒とはおかしいが、とにかく5秒ほどだ……フフ。
  • 早く持って来いッ!!スチュワーデスがファースト・クラスの客に酒とキャビアをサービスするようにな……。
  • フン!逃がれることはできんッ!きさまはチェスや将棋でいう『詰み(チェック・メイト)』にはまったのだッ!
  • 貴様が何秒動けようと関係のない処刑方法を思い付いた。
  • 静止した時の中を動けるのはたったひとりでなくてはならない…。思うに自動車という機械は便利なものだが、誰も彼もが乗るから道路が混雑してしまう。止まった時の中はひとり……このDIOだけだ
  • 『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』はきさまにとどめを刺して全滅の最後というわけだな……。
  • これが我が『逃走経路』だ…きさまはこのDIOとの知恵比べに負けたのだッ!
  • ンッン~~♪ 実に!スガスガしい気分だッ!
  • ジョースターの血統というのは我が運命という路上にころがる犬のクソのようにジャマなもんだったが…最後の最後はこのDIOに利用されるのがジョースターの宿命だったようだ…
  • 最高に『 ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ
  • 不死身ッ!不老不死ッ!フフフフフフフフッ。スタンドパワーッ!
  • とるにたらぬ人間どもよ!支配してやるぞッ!!我が『知』と『力』のもとにひれ伏すがいいぞッ!
  • WRYYYYYYYYYYYYYYーーーッ
  • ロードローラーだッ!
  • (『あと味のよくないものを残す』とか『人生に悔いを残さない』だとか…
    便所ネズミのクソにも匹敵する、そのくだらない物の考え方が命とりよ!
    このDIOにはそれはない…あるのはシンプルなたったひとつの思想だけだ…
    たったひとつ!『勝利して支配する』!
    それだけよ…それだけが満足感よ!
    過程や……!方法なぞ………!)「どうでもよいのだァーーーーーーッ」
  • うぐおおおああああ!?なああにィィイイイッ!ば…ばかなッ!………こ…このDIOが………このDIOがァァァァァァ~~~~~~ッ



●第6部

  • 幸福とは無敵の肉体や大金を持つ事や人の頂点に立つ事では得られない。
  • 真の勝利者とは、「天国」を見た者の事だ………どんな犠牲を払っても、わたしはそこへ行く。
  • どんな者だろうと、人にはそれぞれ、その個性にあった適材適所がある。王には王の……料理人には、料理人の……それが生きるという事だ。
    スタンドも同様、「強い」「弱い」の概念はない。
  • すぐれた画家や彫刻家は自分の『魂』を目に見える形にできるという所だな。まるで時空を越えた「スタンド」だ…。
  • 必要なものは『勇気』である。わたしは一度スタンドを捨て去る『勇気』を持たなければならない。
  • 「生まれたもの」は目覚める。信頼できる友が発する14の言葉に知性を示して…『友』はわたしを信頼し わたしは『友』になる。
  • 君は「引力」を信じるか?わたしに躓いて転んだ事に意味がある事を!?


●隠れた名言と言われているのが第3部ヴァニラ・アイス戦前の「…ええと なんだっけ…」である。

ヴァニラと会話している際、ジョースター一行のポルナレフとアヴドゥルの事を忘れており、
「…ええと なんだっけ……そう…」と思い出すのだが威圧感ありまくりの迫力ある原作画、
なおかつ超シリアスなシーンでウッカリ屋な姿がギャップがあり面白いと、好印象をもっている読者は結構いる。
DIO様本人はいつも真剣でありシリアスなキャラクターなのだが、よく見ると意外とお茶目なのではと思われる言動が所々ある。

ちなみにこれはアニメでも上記のシリアスな空気を完全に再現しながらも、このセリフもきっちり言わせている(「なんだっけ」はカットされていた)。
もちろんその後の「ドアぐらい開けて出ていけ」もしっかり言わせている。


【余談】

名前の由来はジョジョと音の響きを比べてイタリア語で『神』を意味する『ディオ』。
かのヘヴィメタル大成者の一人、故ロニー・ジェイムス・ディオ氏のバンド『DIO』からでもある。

ロニー氏については、ディープ・パープル(『ハイウェイスター』のバンド)から脱退したリッチー・ブラックモアが、
ELFと言うバンドから彼を引き抜きRAINBOWを結成(有名曲『キャッチ・ザ・レインボー』など)。
そしてBLACK SABBATHに参加した後、自らDIOを結成。
絶対音感のヴォーカリストとしてHR界の重鎮としての地位を不動のものとした。
DIOのメンバーがWHITESNAKEに移籍していたり逆にWHITESNAKEのメンバーがDIOに参加してたりもする。


画集ジョジョベラーのヒストリーブック、ジョジョニウム3巻や他インタビューで、
作者がホラー要素のある漫画でどこまでも上を目指すディオを描くことを熱望してたこと、
ディオは悪い奴とわかっているのに人が惹かれてしまう、どうやって倒すのかと思ってもらえるような『究極の悪』、
読者がちょっと憧れるような部分も持った『共感できる悪』がテーマということが語られている。

ジョジョニウム17巻の3部DIO誕生秘話では、第1部より成長した「悪」を感じさせたいと思って描いたという事と
もし承太郎に勝利したとしたら、その後も自分を超えようとするものは片っ端から潰そうとするだろうけど、
積極的に動くタイプでは無いので変わらずエジプトで待って迎え撃ちそうということが語られている。

DIOは承太郎とジョセフのことをジョナサンの血統というより、乗り越えるべき得体のしれない「運命」と思っており、宿敵と思っていないそう。
海底から復活した4年間は吸血鬼がいるのに討伐もされず、人間界で仲間を増やし上手く生活してるので、
承太郎たちが倒さなかったらのちの6部で出てくる天国には、すんなりと到達していたのかもしれない。

ちなみにジャンプ編集部によると魅力的な主人公を描くことを出来る人は多いが、魅力的な悪役を描くのは非常に難しく才能がいることであり、
魅力的な主人公と人気悪役の両方を産んだ荒木氏の才能は高く評価されている。



ジョジョの奇妙な冒険 Eyes of Heaven

サイバーコネクトツー・バンダイナムコゲームス開発のゲーム『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』では荒木先生デザインによる天国に到達したDIOが登場。

その実態は唯一、承太郎達を倒し、天国に到達することができた平行世界のDIO。
あまりにもブッ飛んだデザインと天国に到達したことにより進化を遂げたザ・ワールドの能力には多くのファンが度肝を抜かれた。
愛称は「天国DIO」、「天DIO」など。

序盤では全く出てこないが敵にはあの方と呼ばれ(実際原作を読んでいる者、公式サイトや公式PVを見ている者にはモロバレなのだが)、
中盤で8対1という構図になるもジョジョ最強候補と名高いタスクact4やGERを無力化し、
スタープラチナの一撃を頭部に受けるも瞬時に治癒、三人まとめてラッシュで吹き飛ばすという圧倒的なスタンドパワーを見せつけた。

戯れに洗脳を中途半端にしていたヴァレンタイン大統領が承太郎達に根回ししていたことを知ると、無数の平行世界を逃げ続ける彼を追跡し追い詰める。
その能力を惜しく思い勧誘するも断られ、彼の正義を正面から撃破し、タスクact4のように彼をあらゆる平行世界から消滅させた。


まさか…『このDIOを倒す』などと思いあがっているのではないだろうな?


終盤では承太郎がザ・ワールドオーバーヘブンの能力が『真実を上書きする能力』だと看破。
プッチが倒された事を察知しエジプト・カイロで待ち受ける。

承太郎・ジョニィと戦う事になるが、戦いの間にスタンド使いの亀、ココジャンボを奪取し、亀の中の仲間達を洗脳し各時代に送り込む。
承太郎・徐倫以外の歴代ジョジョと同士討ちさせることに成功し、罠に嵌め、彼らの『魂』と『聖なる遺体』を吸収することに成功。

承太郎に『存在しない』という真実を上書きするが、スタープラチナがザ・ワールドと同じタイプのスタンドだったため真実を上書きする能力に目覚め、
DIOの上書きしたした真実を上書きし直すことによって無力化されるが、能力に目覚めたばかりの承太郎では上手く扱えず、承太郎を再び追い詰める。

徐倫の魂も吸収し、承太郎にトドメを刺そうとするが拳での一撃を基本世界(天国DIOからしたら平行世界の自分)のDIOの腕輪で防がれる。
平行世界と平行世界のモノはヴァレンタイン大統領以外、周りに破壊を及ぼしながら消滅するというルールによって、自分の腕輪と基本世界の腕輪が
自らの腕に破壊を及ぼしながら対消滅したため腕を破壊され、腕輪を握っているスタープラチナの一撃を防いだもう片方の腕も同原理で破壊される。
基本的に自分の拳で触れた対象を上書きする能力であるため、腕を破壊された天国DIOは真実の上書きを封じられる。

承太郎vsDIOのラストと同じ流れになるが、血の目潰しを一度経験している承太郎には軽くあしらわれ、
真実の上書きの力を込めたスタープラチナの両拳のラッシュをくらい真っ二つになり正真正銘消滅
その際天国DIOが吸収した魂、聖なる遺体は解放される。

ラストの流れが呆気ないせいでオーバーヘブンに目覚めた承太郎よりも弱いと言われているが、
そもそも直接の敗因は「3部後半の時と同じ腕輪をつけていた」なので彼が腕輪をつけていなかった場合、承太郎は頭を破壊され死んでいた。

ゲーム中では味方を洗脳しエネミー状態にしたり、
承太郎が知覚できないレベルの瞬間移動(つまり承太郎も入門できない時間停止の可能性が高い)したり、
落雷を落としたり、洗脳や消滅の真実をのせた黒いもやを別の時代、別の場所に送ったりと好き放題しているので、
実際拳で触れなければ真実を上書きできないかどうかも怪しい。

なお、承太郎の原作と同じような展開での能力開花に原作(基本世界のDIO)と同じように動揺したり、
最後の手段も目潰しで隙を作り殺そうとしたり、勝利への確信をした瞬間のセリフも原作と同様だったことを考えると、
平行世界の承太郎が時止めに覚醒、もしくは一瞬以上動けるようになる前に彼を殺した可能性が高い。

DIOが承太郎の同じタイプのスタンド故に同じ能力を持つことに気づいた原作の展開を見るに、
承太郎が止まった時の中で動けないと見せかけるために磁石を利用したブラフより以前に彼を殺害したのだろうか?



追記・修正はズキュゥゥゥン!のあと人間をやめて時を止めてロードローラーを持って来ながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/