アカネイア大陸

登録日:2017/10/31 (火) 02:10:40
更新日:2024/02/08 Thu 20:03:26
所要時間:約 9 分で読めます








概要

『アカネイア大陸』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する大陸。
登場シリーズは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』、そしてそれらのリメイク 『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎

マルス達が住んでいる大陸であり、覚醒の舞台となるイーリス大陸とは同一のもの。西にはバレンシア大陸がある。
また『聖戦の系譜』に登場したユグドラル大陸は同一世界にある大陸であり、ガレが両大陸を行き来している事から案外近いのかもしれない。

元々は竜族が支配している大陸であり、人間は存在しているが文明は持っていなかった。
しかし竜族は理性の消失という難病に侵され衰退し、人間に大陸の支配権が移った。


アカネイア大陸史

紋章の謎の第1部・第2部通してプレイし、死亡者0を達成するとEDで以下の年表が表示される。
ここでは一部覚醒での時系列も含めている。

  • 前4000年頃
竜族全盛、神竜族の支配のもと大陸全土に高度な文明を築く。

  • 前1000年頃
竜族の衰退。退化の徴候、出生率の低下。長老たちの意見によって、一部の竜族は人間に姿を変える。

  • 前740年
野生化した地竜族が人類を襲う。人類滅亡の危機。神竜族の王ナーガがこれに対抗、人類を守る。

  • 前500年
神竜王ナーガ。自らの牙から切りだした剣と聖玉の盾をラーマン神殿に封印してテーベに没する。

  • 前10年
何者かによってラーマン神殿が荒らされ剣と盾が持ち去られる。

  • アカネイア歴元年
アカネイア聖王国が建国される。力を失った竜人族は、人々からマムクートと蔑まれ、辺境の地で細々と暮らす。

  • 490年
地竜王メディウスがドルーア帝国を建国。人類に敵対する。

  • 493年
ドルーア帝国、王都パレスへ進撃。アカネイア聖王国滅亡。

  • 498年
辺境の開拓都市アリティアの若者アンリが神剣ファルシオンを得てメディウスを倒す。
ドルーア帝国滅亡。アカネイア王国が再興される。

  • 499年
アカネイア王カルタス、北方の草原地帯を平定してオレルアン王国を建国。初代国王はカルタス王の弟マーロン伯。

  • 500年
勇者アンリによってアリティア王国建国。

  • 501年
グルニア守備隊長オードウィン将軍によってグルニア王国が建国される。

  • 503年
マケドニアの開拓民が奴隷戦士アイオテを王に迎えて、マケドニア王国建国。

  • 537年
アリティア王アンリ没する。相続のもつれからグラ王国が分離独立。

  • 550年
大賢者ガトー、カダインに魔道学院を設立。

  • 579年
辺境の島国タリスが統一され、新たにタリス王国が建国される。

  • 597年
ドルーア地方に地竜メディウスが復活。再びマムクートを集め始める。

  • 598年
マケドニア国王変死。王子ミシェイルが実権を握りドルーアと同盟を宣言する。
アカネイアに反感を持つグルニア王国もドルーアとの連合を決意し、ドルーア帝国が再興される。

  • 600年
ドルーア帝国がアカネイアに対して侵攻を開始する。暗黒戦争の勃発。

  • 602年
メディウスに率いられたドルーア帝国軍がパレスを包囲する。
パレスを救援に向かったアリティア軍とカミユ将軍率いるグルニア軍は、メニディ川で対決。
アリティア軍は有利に戦うも盟友グラ王国の裏切りにあい敗退。アリティア王国は帝国軍に蹂躙され滅亡する。

  • 同年
パレス王宮が落城、アカネイア王国滅亡。王家に連なる者は王女ニーナを除いて全て処刑される。

  • 604年
ニーナ王女がパレス王宮を脱し、北方の草原地帯でゲリラ闘争を続けるハーディンの反乱軍に保護される。
ニーナ王女は、オレルアンでアカネイア解放の義勇軍を募るが、ミネルバ王女率いるマケドニア騎士団に敗退し危機に陥る。
タリス王国に逃れていたアリティアのマルス王子は、ニーナ王女に呼応してほう起し、祖国解放の軍を興す。

  • 605年
マルス王子によってメディウスが倒されドルーア帝国は滅亡する。
暗黒戦争(600~605)の終結。

  • 606年
オレルアンの王弟ハーディンがニーナ王女に迎えられ、アカネイア第24代国王となる。

  • 607年
ハーディン王、アカネイア神聖帝国の再建を唱え、軍備を増強。近隣の弱小国を併合する。
アカネイアの占領下にあったグルニア王国で反乱勃発。
マルス王子はハーディン皇帝の要請にこたえてグルニアに遠征するが、その間にアリティアの王城がアカネイア軍に攻撃され陥落。
これにより、アリティアとアカネイアは全面戦争に突入する。
英雄戦争(607~608)の勃発である。

  • 608年
パレス城陥落。ハーディン王没する。

  • 609年
マルス王子はタリスのシーダ王女と結ばれ正式にアリティア王となる。
アリティア王マルスはニーナ王妃の強い希望により、滅び行くアカネイア王家に変わって世界を統べることを決意する。
「王の中の王」と呼ばれた伝説の英雄王・ロードマルスの誕生であった。

  • 1600年前後
邪竜ギムレーが降臨し、人類がまたしても滅亡の危機に陥る。マルスの末裔がファルシオンを手に退治、イーリス聖王国を建国。

  • 2600年前後
イーリス聖王国の王子クロムが謎の軍師と出会う。


外伝ではアカネイア暦606年にアルムが解放軍に参加している(Echoesではバレンシア暦に変更)
聖戦の系譜はアカネイアにおける前1000年~前740年頃の話であると思われる。
なお小説版ではリフィスがアカネイア王になっているが、厳密には500年ほど時系列がずれるため本来なら成立しない設定である。
ちなみに聖戦の頃のアカネイアの人間は文明を持っていない。


国家


アカネイア王国

元々はアカネイア聖王国という名前だったが一度滅んで再建した時に現在の名前に改名した。
本編中にもよく改名し、ハーディンが王になった際にアカネイア神聖帝国に、英雄戦争後はマルスが盟主を務めるアカネイア連合王国となった。
覚醒の時代にはイーリス聖王国がアカネイアと同じ位置にある。

アカネイア大陸の南東に位置。他の6王国の宗主国であり自由都市の守護者として強大な力を持った国。
元々は人間が文明を持ち始めた頃、一人の盗賊がラーマン神殿に忍び込んで手に入れた封印の盾の宝玉を売って、そのお金で雇った傭兵で大陸を統一して出来上がった歴史がある。
ドルーア帝国に滅ぼされて再建した際に力が弱まり幾つもの独立国が誕生したが、それでも宗主国でいられた。
5つの有力貴族がおり、それぞれ王宮とは別に独自の軍を有している。
大陸の中心であった一方、ドルーア戦争前からのゆるやかな腐敗や奴隷制度の横行など落ち着かない予兆もあった模様。

アカネイア王国の設定は『聖戦の系譜』にもスターシステム気味に導入されており、こちらはより情勢がわかりやすくなっている。

唯一生き残っていたアカネイア王族。
最後は失踪してしまうため事実上アカネイアの血筋は絶えてしまう。
  • アルテミス
ドルーア戦争時のアカネイア王女。
アンリと恋仲になっていたが、カルタスと政略結婚をした。
その悲恋は「アルテミスの定め」として大いに脚色される。
  • ミロア
アカネイアの司祭長にしてカダインの最高司祭。
高位魔法オーラの使い手。
ガーネフとともに大賢者ガトーに師事していたが、ガーネフに殺害された。
ミロアの一人娘であり、オーラの継承者。それ故にガーネフから命を狙われる。
アカネイア貴族で、大陸一の弓騎士。メニディ侯爵家出身。
  • アストリア
アカネイアの勇者で、ミディアの恋人。
  • ボア
アカネイアの司祭。
暗黒戦争終結後はニーナの結婚問題を強引に推し進め、間接的に英雄戦争を引き起こした。
  • ミディア/トーマス/トムス/ミシェラン
アカネイア聖騎士団に所属する兵士たち。ミディアはディール侯爵家の娘。
  • ラング
アカネイアの貴族。ドルーアに取り入り私腹を肥やした。
まさに直球の悪役だがネタ要素も欠かしていない。

アリティア王国

元々は大陸中央の湿原地帯にあった開拓都市が、第一次ドルーア戦争の後、アンリの活躍からアカネイアの援助を受けて独立した国。大陸の中央部に位置する。
初代の王はメディウスを倒した勇者アンリ。なので首都もアンリと言う名称である。
しかしアンリが妻を娶らなかったため相続争いが起き、東部がグラ王国として独立。アリティアはアンリ王の弟マルセレスとその系譜が王位を継ぐ事になった。
国土が狭く小国ではあるものの、土地自体は豊かであり騎士団も小規模ながらも強さには定評がある。
第5代アリティア国王は英雄王・マルス

  • アンリ
初代国王。単身で険しい旅路を踏破しファルシオンを手に入れ、メディウスを討伐した個の英雄。
アリティアの王子。主人公。
国や所属を問わず人を惹きつける魅力を以て戦乱を集結に導いた群の英雄。
神剣ファルシオンの継承者。
マルスの姉。暗黒戦争時はマルスの、英雄戦争時はシーダの身代わりとなって敵に捕らえられる。
死者を蘇らせるオームの杖の使い手。
  • コーネリアス
マルスの父。ドルーア遠征の際、同盟国グラの裏切りにより討ち死に。
  • リーザ
マルスの母。アリティアが陥落した際、ドルーアのモーゼス将軍に処刑された。
マルスの幼なじみ。カダインにて魔道を学び、高位魔法エクスカリバーを習得する。
アリティア宮廷騎士団に所属する兵士たち。
  • ジェイガン
宮廷騎士団の団長。マルスの後見役兼護衛の老騎士。
暗黒戦争後に退役するものの、英雄戦争時には軍師として行軍に同行。
  • モロドフ
アリティアの名軍師でありマルスの教育役。暗黒戦争後、病のため引退。
山賊が周辺の村から略奪して蓄財していた金品を嬉々として軍資金に充てる腹黒さもある。
  • アラン
アリティア西の村に住む聖騎士。元宮廷騎士団員。
暗黒戦争後、宮廷騎士団の団長に就任。
重い病を患いつつも、英雄戦争にも身を投じる。

タリス王国

大陸の東の方にある島国。シーダの父・モスティンが建国した一番若い国。
小さな島国でありながら部族が複数存在し、領土争いが絶えなかった。
モスティンは若くして部族長になり、彼は島の統一を目指しており努力の末に全土統一し争いはなくなった。
が、所詮小さい島国であり自国の騎士団さえ持たず、ガルダの海賊に城を占拠されてしまう始末。
そのため王族であっても豪華な生活とは無縁でありシーダが王族らしからぬ性格をしていることにも起因している。無双でもヒーローズでも辺境の王女だからと謙虚な態度をしていた。
建国の経緯の都合上、アカネイア大陸でタリス王国の事を知っているのは一握りであり、知っている人でも侵略する価値なしと判断されている。
マルスが二年間もタリスに亡命できたのは、誰もタリスを知らなかったからとデザイナーズノートに書いてあるほど。

  • モスティン
初代国王。マルスと宮廷騎士団の亡命を受け入れた人物。
グルニアの将軍ロレンスは彼の統一活動に協力した恩人である。
マルス(とプレイヤー)に偏見によらず人材を受け入れるよう助言する。
タリスの王女。ヒロイン。心優しい性格で、数多くの敵を味方に引き入れる。
英雄戦争後、マルスと結ばれる。
タリスの傭兵部隊の隊長。元は奴隷剣闘士だったが、幼い頃のシーダにより救われる。
オグマの部下である斧戦士三人衆。樵(きこり)。
タリスの僧侶。戦いはできないが治療の杖が使える。
タリスのハンター。病気の母がいるが、実家は貧しく薬を買う金もないという。
腕は確かだが暗いうわさも…。

オレルアン王国

大陸の北部にある草原地帯の国。
元来ここは『草原の民』と呼ばれる複数の騎馬部族が住む草原だったがドルーア戦争の後、カルタス王が大陸を統一するために侵攻、これを制圧。支配を弟のマーロンに任せた。
原住民であった草原の民は奴隷身分にされたが、こんな経緯で建国したため草原の民から反感を買っており長い間内乱が起きていた。
しかし現在のオレルアンの王の弟・ハーディンは草原の民の奴隷身分を開放し、それぞれの騎馬民族の王族を騎士として雇用し、領主としての地位と土地を与えた。
オレルアンの貴族は当然反感を持ちアカネイア貴族の後押しを得て内乱を起こしたが、騎馬部族率いるハーディンには勝てず終結。

オレルアン王弟。原住民との融和政策を進め国内の安定化に貢献した英雄。
暗黒戦争後、ニーナとの政略結婚によりアカネイアの王となる。
しかし彼女の心が自分には向いていないことを悟ってしまい……。

オレルアンの狼騎士団に所属する兵士たち。
4人とも元は孤児だったところをハーディンに保護されたため、彼に強い忠誠を誓っている。

グルニア王国

初代ドルーア帝国が崩壊した後出来た余った西端の地。
ドルーア戦争の際カルタス王の部下として戦った老将軍オードウィンの高まる名声を恐れたカルタスは、オードウィンをグルニアに追放した。
しかしオードウィンを慕っていた大勢の人々も付き従ってグルニアに移住し、そのまま国が出来上がった。
痩せた土地である事と蛮族と盗賊が度々侵入してくるなど苦行が続き、それを何とかしている内に大陸有数の騎士団を持つに至った。
暗黒戦争の頃には黒騎士団とシューター部隊を擁している。

  • ユミナ
  • ユベロ
グルニア王の遺児である双子の姉弟。英雄戦争時にマルスの元に保護される。

グルニアの黒騎士団の団長。グルニアがドルーアに与することを快く思っておらず、アカネイア侵攻の際に捕らえたニーナを処刑しなかった。
暗黒戦争で戦死するも、英雄戦争では彼に似た仮面の騎士の活躍が語られる。

グルニアの将軍。英雄戦争の時はユミナとユベロを秘密裏に匿っていたが、それが口実にされてしまい…。

マケドニア王国

グルニア王国の東、ドルーア帝国の南部に位置する国。グルニアと同じくドルーア戦争の後に生まれた国である。
ドルーア帝国の奴隷だった戦士アイオテが奴隷を率いて反乱、終戦後はアイオテが王として祭り上げられた。
グルニアとの最大の違いはアカネイア王国から支援を受けていた事。これはグルニア王国の勢力拡大を阻止しようとするカルタスの思案があったからである。
しかしアカネイアからは奴隷の集合国と認知され扱いは悪く、ミシェイルが10歳を超えた頃アカネイア大陸全土で大飢饉が起きたのだが、その時マケドニアの食料をアカネイアに奪われてしまった。
これはアカネイアの権威にビビった現マケドニア王のせいであり、そのせいでマケドニアは数千人の餓死者を出した。
この出来事はミシェイルに父親とアカネイアに憎しみを抱かせ、暗黒戦争で妹と決別させる原因になった。
飛竜と天馬(ペガサス)の扱いに関しては大陸一であり、それぞれ大規模な部隊が組織されている。

  • アイオテ
初代国王。遺跡発掘のために現在のマケドニアの位置に送り込まれた奴隷の一人であり、扱いに耐えられず反乱。
『アイオテの盾』を装備してドルーアと7年も戦った。
この戦いでアイオテの目は潰れ腕を失い、歩く事さえできなくなったが、それでもドルーアと戦い続けたという。

マケドニアの王子。父王を弑し王座についた。ドルーアと手を組んだことで妹と対立。
マケドニアの第一王女。赤い竜騎士と称されるドラゴンナイト。
妹マリアを人質に取られ、やむなくドルーアに従っていた。
マケドニアの第二王女。人質としてディール要塞に幽閉されていた。
家族のことを愛しており、兄と姉の対立に心を痛めている。

マケドニアの白騎士団に所属するペガサス三姉妹。
隣のバレンシア大陸で起きた戦争の集結にも力を尽くしたという。
村人たちから天使と慕われるシスターとそのバカ兄貴。マケドニアの貴族。
レナがミシェイルからの求婚を断った腹いせに、マチスは前線に送られたとか。

グラ王国

前述の理由でアリティアから独立して出来た国。当初は兄弟国として双方友好的な関係を築いていた。
しかし現在の王・ジオルは無能であり、領民から搾取し、美しい娘と見れば手当たり次第につれ去っていた。
特にアリティアのコーネリアス王に嫉妬しており、ガーネフに誑かされた事もあってアリティアを背後から攻撃して滅ぼした。

  • シーマ
ジオルの娘でマルスの親族。そのためマルスも彼女のことを知っていた。
長らくアカネイアのパレスに暮らしていたが、父の死により暗黒戦争後、王位に就く。
父に似ず真面目な人物で国民からの支持も高かった。

  • サムソン
シーマに雇われた勇者。暗黒戦争時はアリティア東の村に滞在していた。

魔道都市カダイン
大賢者ガトーによりマーモトード砂漠南部に作られたとされる、魔道士の聖域。
魔道を志す者の多くがこの地にある魔道学院にて修行を積む。
常に中立を保っていたものの、暗黒戦争時にはガーネフがカダインを制圧したことによりドルーアに与する。

  • ガトー
神竜族の末裔である「白き賢者」。ミロア、ガーネフの師匠であるほか、エリスにオームの杖を授けたのもガトーである。
人間の愚かさに失望することもあったが、マルスには心を開いている様子。

  • ウェンデル
カダインの司祭でありマリク、エルレーンの師匠。マリクの扱うエクスカリバーは彼から受け継いだもの。
暗黒戦争後はカダインの最高司祭に就任。
また暗黒戦争時にユミナとユベロを助け出したのも彼である。

  • エルレーン
マリクの兄弟子。師ウェンデルが自分ではなくマリクにエクスカリバーを与えたことで彼をライバル視し、戦いを挑む。

ドルーア帝国

人間達が竜人族をマムクートと蔑称で呼び始め、迫害を始めていた。この事に怒った地竜族の王・メディウスが人間に不満を持つ竜人族を集めて作った国。
つまり住人が全て強大な力を持つマムクートしかいない国である。
アンリに滅ぼされて蘇った際にはグルニア・マケドニアと同盟を結び、魔王ガーネフと協力関係になる事で力を蓄えた。
地下奥深くにはかつて竜族と戦い封印された数千の地竜族が眠りについている。
暗黒戦争・英雄戦争共に最後の戦いの舞台となった。

地竜族の王。かつて暴走した地竜族が人間を襲った時代には、唯一人間の味方をしていた。

ミロアの兄弟弟子であり、暗黒戦争時のカダイン最高司祭。
師ガトーが自分ではなくミロアにオーラと最高司祭の座を託したことで嫉妬に狂う。
その後ガトーから盗んだ闇のオーブで暗黒魔法マフーを作り出し、世界を支配するという野望に囚われる。

古代都市テーベ

魔道文明が盛んだったというが、今は既に滅びてしまったという幻の町。ここで神竜ナーガが没したという。
カダインの遥か北、マーモトードの砂漠の中にあったというが、そこに行って生きて帰った人はいないという。
地下奥深くに人知を超えた悪魔が封印されている。
Echoesの設定集によれば、元々竜族が人間に知恵を与えた事で最初に作られたのがテーベだったという。
しかし人間が大きな力を持つことを危惧した竜族の一人である神竜ドーマがテーベに兵を差し向けて滅ぼしてしまった。
後発タイトルにおける追加設定と縁が深い場所。


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最終更新:2024年02月08日 20:03