悪の戦隊

登録日:2017/10/30 Mon 10:39:00
更新日:2023/10/04 Wed 03:17:24
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お約束 ガッジャー電撃隊 ジャーク戦隊ゴインダベー スーパー戦隊シリーズ スーパー戦隊シリーズの○○項目 ゼツメイツ パチモノ ヨドミ楽団ミュージック・THE・メン リサイクル戦隊ダイワルジャー 偽者 地球戦隊ファイブマン 忍者戦隊カクレンジャー 悪の戦隊 戦隊悪役 暴走戦隊ゾクレンジャー 機界戦隊ゼンカイジャー 激走戦隊カーレンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー 獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣電戦隊キョウリュウジャー 花のくノ一組 轟轟戦隊ボウケンジャー 邪命戦隊エヴォレンジャー 邪電戦隊ネジレンジャー 銀河戦隊ギンガマン 電磁戦隊メガレンジャー 魔進戦隊キラメイジャー


悪の戦隊とは、スーパー戦隊シリーズの怪人におけるお約束の一つである。


【概要】

いわゆる、悪のウルトラマンショッカーライダー等のように、悪の組織側が戦隊を模したチームを組むというもの。
大抵は1話限りのゲスト枠だが、中には強敵として立ちはだかり、物語を盛り上げる時もある。中には、上述した2つのように戦隊に化けて悪事を働き、信用を失わせる事もある。


【輝かしい悪の歴史】

以下は、『轟轟戦隊ボウケンジャー』のミニコーナー30戦隊大全集 スペシャルファイルで『悪の戦隊』として紹介されたものを主に紹介していく。


銀河戦隊ギンガマン

地球戦隊ファイブマン』に登場。間違っても銀河を貫く伝説の刃ではない
記念すべき初の悪の戦隊。ピンクも含めて全員男
銀帝軍ゾーンに属するエイリアンによって構成され、中盤で初代艦長シュバリエが登場してからは彼の直属の部下となる。
パッと見はただの怪人が戦隊っぽいマフラーを巻いただけなので、あまり戦隊感はないが、チームワークはそれなりにいい。
詳しくは該当項目を参照。

【構成】
  • ギンガレッド/バイカン星人
  • ギンガブルー/モノメ星人
  • ギンガブラック/グラチス星人
  • ギンガピンク/フジミン星人
  • ギンガイエロー/グリンカ星人

◆花のくノ一組

忍者戦隊カクレンジャー』に登場。
妖怪軍団の一員。
ギンガマンとは逆に、5人全員が女性という珍しい構成。スパイ活動から戦闘までこなし、花夢幻や花爆弾などの忍術を使う。
忍装束からバトルスーツに変身するため、戦隊っぽさが出てきている。

【構成】
  • サクラ
  • アヤメ
  • スイレン
  • ラン
  • ユリ


暴走戦隊ゾクレンジャー

激走戦隊カーレンジャー』に登場。
ボーゾック一のヒーロー研究家SS(スースー)パマーンを中心に、彼が厳選したゴロツキで構成されている。
1話限りなのに悪の戦隊の中では一番優遇されており、何とテーマソングがある(ただし本編主題歌の替え歌)。この歌は前述した『ボウケンジャー』のミニコーナーのBGMとして使われた。
結果的にはカーレンジャーに破れ去るも、SHTの視聴率を下げるというある意味最悪の侵略行為を働いた。
詳しくは該当項目を参照。

【構成】
  • ゾクレッド/ボーゾック一のヒーロー研究家・SS(スースー)パマーン
  • ゾクブルー/ゴリラっぽいゴロツキ
  • ゾクグリーン/カエルっぽいゴロツキ
  • ゾクイエロー/ニワトリっぽいゴロツキ
  • ゾクピンク/招き猫っぽいゴロツキ


邪電戦隊ネジレンジャー

電磁戦隊メガレンジャー』に登場。
Dr.ヒネラーがかつて研究していた強化スーツ理論を元に製作されたスーツを纏った怪人で構成された悪の戦隊。
ダークヒーロー然としたデザインで非常にカッコよく、劇中でもメガレンジャーを大いに苦しめた強敵だが、チームワークの悪さが最大の欠点。
また「自分と同じ色のメガレンジャーを優先して狙う」よう作られており、作中ではそこを突かれて撃退された事も。
なお、悪の戦隊の中では唯一追加戦士のいる戦隊でもある。…ニセ者だけどなぁっ!!
詳しくは該当項目を参考。

【構成】
  • ネジレッド
  • ネジブラック
  • ネジブルー
  • ネジイエロー
  • ネジピンク
  • ネジシルバー その正体はネジレンジャーを欺くために早川裕作が変装した姿である。


邪命戦隊エヴォレンジャー

爆竜戦隊アバレンジャー』に登場。
邪命体エヴォリアン再生トリノイドで構成された珍しい戦隊。
侵略の園で誕生し、ゾクレンジャーよろしく本家オープニングのパロディをしようとしたのだが、乗り込んできたアバレキラーに一蹴される。
エヴォリアンの主導権を賭けた戦いを彼に挑むも、大した抵抗もできず必殺武器である『エヴォリボンバー』も効かず、3人まとめてぶった切られ倒されてしまった。
再生怪人とはいえ、悪の戦隊の中では1番可哀そうかもしれない………
また、前述の『ボウケンジャー』のミニコーナーでは、明確に悪の戦隊であるにも関わらず唯一、ハブられている

【構成】
  • シャークルレッド/シャークルマーガレット
  • アヤメガブルー/アヤメガネズミ
  • テンサイエロー/テンサイキック

◆ガッジャー電撃隊

『ボウケンジャー』に登場。
前述のミニコーナーのラストで、『ジャッカー電撃隊』のパロディで名乗っただけの登場であり、劇中で実際に結成されている訳ではない。
ネガティブシンジケートの一角、ゴードム文明の指導者である大神官ガジャを中心に、ピンクのカースで構成されている。
この際、ジャッカーのリーダーは赤では無く白であるためかガジャは自身を「ビッグワン」と称していた。
なお、ミニコーナーでネガティブシンジケート側が登場したのは、ガジャのこのシーンと、ハリケンジャーを紹介した時に乱入した風のシズカのみである。

【構成】
  • ビッグワン/大神官ガジャ
  • カース
  • カース
  • カース
  • カース


ゼツメイツ

獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場。
デーボス軍最強のデーボモンスター達による仲良しトリオ。
いずれも恐竜を滅ぼした実力者で、氷河期・病気・隕石という恐竜絶滅の原因として有力な三つの説がモデルになっている。
初登場はそれぞれバラバラだったものの、3人揃って復活した際は太陽ジャンプならぬデーボスジャンプを披露しながら名乗りを上げ、ゴレンジャーボールならぬデーボス滅ボールなる合体技も披露。
『再生怪人』という点ではエヴォレンジャーと同じであるが、こちらは倒されるよりはるか前に結成され、復活時に集まったという点が異なる。
詳しくは該当項目を参考。

【構成】
  • デーボ・ナガレボーシ
  • デーボ・ウイルスン
  • デーボ・ヒョーガッキ


ジャーク戦隊ゴインダベー

宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場。
宇宙幕府ジャークマター戦闘員、インダベー(インダ)5体で構成されている。
赤い服のインダベーをリーダーとしたインダベーの部隊であり、フクショーグン・アキャンバーの命でオリオン号に忍び込んだ。
インダベーは服のラインが複数色あるため、それを活かして戦隊にするというアイデアは白眉。
詳しくは該当項目を参考。

【構成】
  • ダベレッド
  • ダベブルー
  • ダベブラック
  • ダベイエロー
  • ダベコマンダー


◆リサイクル戦隊ダイワルジャー

機界戦隊ゼンカイジャー』に登場。
過去に登場した悪の戦隊をオマージュして誕生した巨大専用の悪の戦隊。
ダイリサイクルワルドと彼が復活させた4体のダイワルドで構成されている、
平たく言えばダイワルドが5体いるだけなのだが、戦闘能力自体は折り紙付きで、必殺技でゼンカイオー2体を事実上撃破してしまう程。

なお無駄に息の合った名乗りとポージングを披露したが介人からは「ええ…」と困惑され、ジュランからは「お前ら練習しただろ!?」と突っ込まれ、ガオーンからは「うわダサッ…」と小声で酷評された。

【構成】
  • ダイリサイクルワルド
  • ダイスシワルド
  • ダイボクシングワルド
  • ダイコオリワルド
  • ダイキノコワルド


【悪の戦隊戦士】

1・2人ながらも、『戦隊ヒーロー』としての姿を持つ悪の戦士を記載する。

理央&メレ

獣拳戦隊ゲキレンジャー』に登場。
敵組織「臨獣殿」の首領とその右腕にして、ゲキレンジャーが使う「激獣拳ビーストアーツ」と対立する流派「臨獣拳アクガタ」の使い手。
ゲキレンジャーの物語と並行して二人も修行を積んで強くなっていく様子が描かれるのが最大の特徴。
普段は顔出しだが戦闘時には変身し名乗り台詞もあるなど、さながら影の主人公のような存在である*1
悪役としては異例中の異例といえる存在で、オープニングでは戦隊側と同じフォーマットで紹介テロップが用意されているほど破格の待遇を与えられている。
また公式でも理央とメレはスーパー戦隊の一員としてカウントされ、黒と緑の戦士として扱われている。


ダークバスター/エンター

特命戦隊ゴーバスターズ』に登場。
ヴァグラスの幹部、エンターがヒロムに仕込んだメサイアカードからデータを集め、それを吸収することで変身した、レッドバスターを模した戦士。
レッドバスターと同等かそれ以上の能力を持ち、ヒロムの体内にバックアップカードを埋め込んでいるため倒されてもパワーアップして復活する厄介な存在。
詳しくは該当項目を参考。


デスリュウジャー/獰猛の戦騎D

『キョウリュウジャー』の劇場版、『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』に登場。
デーボス軍最初の戦騎である獰猛の戦騎Dがデスリュウジャー獣電池で変身した、悪のキョウリュウジャーと言うべき邪悪な紺色の戦士。
最初に誕生した獣電竜であるトバスピノを強制的に支配してパートナーとし、魔笛型のブーメラン「フルートバスター」を武器とする。
劇場版でキョウリュウジャーに敗北したが、後に本編にてデスリュウジャーのスーツを纏わぬ本来の姿で蘇り、再びキョウリュウジャーに牙をむく。
詳しくは該当項目を参考。


ネオデカレッド/アサム・アシモフネオデカイエロー/ムギ・グラフトン

Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』に登場。
ファイヤースクワットに転属となったバンと、妊娠して育児休暇中のジャスミンの後任として宇宙警察地球署に配属され、新生デカレンジャーの一員となった新米刑事2人組。
変身後のスーツはそれぞれデカレッドとデカイエローのものと全く同じだが、変身時にはSWATモードへ直接変身し、常にSWATモードで戦うのが特徴。
しかしその正体は、裏で宇宙マフィアと通じて悪事を働いていた宇宙警察・銀河系管区警察局局長のカイト・レイドリッヒに加担する犯罪者であり、地球署の刑事という身分は自分たちの犯行を目撃した少女・キャリーを抹殺しつつ、重傷を負って昏睡状態にあるドギー・クルーガーを監視するための隠れ蓑に過ぎなかった。
最終的には本来のメンバーが集結したデカレンジャーにレイドリッヒ共々正体を暴かれ、デカレンジャーと戦うことになるが、レイドリッヒが持ち出したネオハイパーマッスルギアのエネルギーとして2人とも吸収されてしまった。
戦隊としては珍しい「戦隊側と同じスーツをまとって敵対する裏切り者」であり、厳密には「悪の戦隊戦士」というには微妙ではあるが、本項ではこちらに記載する。


ステイシーザー/ステイシー

機界戦隊ゼンカイジャー』に登場。
キカイトピア王朝トジテンドの幹部バラシタラの息子を名乗り、地球へ降り立ってゼンカイジャーと敵対する。
ギアトリンガーに酷似したギアトジンガーを使って人間態からステイシーザーに変身し、ダークセンタイギアを使い歴代の戦隊とロボのコピーを召喚して戦う。
アバレキラー以来となるレギュラーの悪の戦隊。
トジテンドの尖兵として単独行動するが、変身バンクやアイテムなどの一部がゼンカイジャーと被っており、公式アカウントも悪のゼンカイジャーとして紹介している。


【その他】

ここでは、悪の戦隊ではないものの戦隊と似た要素を持った者たちを記載する。

◆ジューノイド五獣士

超電子バイオマン』に登場。
新帝国ギアの戦闘員である5体のジューノイド。
厳密に言えば戦隊ではないが、テレビ本編と劇場版でバイオマンの真似をして名乗り口上を上げた事がある。5人組である事を考えると、ある意味『悪の戦隊』の原型であると思われる。
中盤でメッサージュウとアクアイガーが退場してからは3体で行動する。

【構成】
  • メッサージュウ
  • サイゴーン
  • ジュウオウ
  • メッツラー
  • アクアイガー


◆エイリアンハンター四人衆

超新星フラッシュマン』に登場。
フラッシュマンの5人をさらった張本人であるサー・カウラーが率いる4人組のエイリアン部隊。
実質的なリーダー格であるカウラーと共に戦う『悪の戦隊』の原型とも言うべき存在でもある。

【構成】
  • バウラ
  • ケラオ
  • ホウ
  • ハグ


◆シュラー三人衆

超獣戦隊ライブマン』に登場。
大教授ビアスによって天才に改造されたドクター・アシュラこと毒島嵐がサイバー分身の術によって生み出された色のたてがみを持つ三人の戦士。
アシュラと共に一心同体の存在でもあり『悪の戦隊』の原型と言えなくもない。


◆五毒拳

獣拳戦隊ゲキレンジャー』に登場。
臨獣拳の中でも特に邪悪で凶暴なリンギを修得し、体内に熱・痛み・寒さ・しびれ・吐き気の毒を持つ5人の精鋭。
ゲキレンジャーの序盤の強敵であり、抜群のチームワークに加えゲキレンジャーや激獣拳七拳聖・臨獣拳三拳魔、臨獣拳の当主その右腕と同様にキャッチフレーズがある等、『悪の戦隊』と呼べる要素を多く持っている。
だがこの五毒拳、メンバーのうちソリサを除く4人が「等身大状態であの世行きになった」経験を持つという不名誉な称号があったりする。(一応カデムとモリヤは巨大化して倒されたが復活した後で…)

【構成】
  • “一撃必殺の狙撃手”臨獣スネーク拳のブラコ
  • “地獄の手数王”臨獣センチピード拳のカデム
  • “対応不能の惑乱者”臨獣ゲッコー拳のモリヤ
  • “戦慄の踊り子”臨獣スコーピオン拳のソリサ
  • “鋼鉄鉄壁の守護者”臨獣トード拳のマガ


◆快盗戦隊ルパンレンジャー・警察戦隊パトレンジャー

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主役である、正義のアウトローと絶対のヒーロー。
双方ともタイトルに冠された主人公であり、歴とした正義の戦隊である。
……のだが、互いが互いのアンチ的な性質を持ち合わせてもおり、互いにとって「悪の戦隊」同士であるという特殊な関係性を持つ。
詳しくは該当項目を参照。

【構成】
  • 夜野 魁利(やの かいり)/ルパンレッド
  • 宵町 透真(よいまち とおま)/ルパンブルー
  • 早見 初美花(はやみ うみか)/ルパンイエロー



ヨドミ楽団ミュージック・THE(ジャ)・メン

スマホゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD』と『魔進戦隊キラメイジャー』のコラボイベント『キラメイて唄えば♪』に登場。
復活した邪面師ミュージック邪面が、ヨドンナによって5人に分裂しそれぞれが新たな力を持った姿。
キラメイジャーに負けたのが相手が5人だったからと語っており、「闇のチームワーク」でキラメイジャーとシンフォギア奏者に襲い掛かった。
詳しくは該当項目を参照。

【構成】
  • ミュージック邪面1
  • ミュージック邪面2
  • ミュージック邪面3
  • ミュージック邪面4
  • ミュージック邪面5

脳人三人脳人監視

暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場。
人間の欲望を嫌悪する高次元生命体「脳人」の戦士達。
脳人三人衆は例年の敵幹部に相当するポジションだが純粋な悪役とも呼びづらいところがあり、ヒロイックな外見も相まってライバルヒーローチームとしての性格も併せ持っているという異色の存在。
当初はそれぞれ勝手気ままに行動している印象が強かったが、話が進むにつれ仲間意識やチームワークを見せる場面が多くなり、終盤には3人揃っての名乗りも披露している。そして最終的には全員揃ってドンブラザーズ入りしてしまった。
脳人監視隊は人間界に染まりすぎた脳人三人衆の監視・粛清のためにやってきた新チーム。
揃いも揃って横暴かつ傲慢な性格で、一般市民にも平気で手を出すなど三人衆よりもわかりやすい悪役となっているが、こちらも外見はヒロイックだったり名乗りをやったりと戦隊側寄りの要素はいくらか見受けられる。

【構成】
《脳人三人衆》
《脳人監視隊》


【パワーレンジャーシリーズに登場する悪のレンジャー】

サイコレンジャー(ネジレンジャー)のような、原典から登場しているものは除外。
パワーレンジャーのオリジナルヴィランも参照。

◆ダークレンジャー

マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』に登場。
ロード・ゼッドがエンジェル・グローブ高校の学生から選んだ邪な性格の5人の若者を洗脳し、トミーから奪ったグリーンレンジャー(ドラゴンレンジャー)のパワーを与えたことで誕生した悪のレンジャー。
Zパティの色違いのような外見。
最終的にトミーによってパワーを失ったことで悪の手先としての記憶は消え、改心してジェイソン達の友人になっている。


◆偽グリーンレンジャー

ウィザード・ディセプションがトミーの髪の毛を使って作り出した偽トミーが変身した姿。
ホワイトレンジャー(キバレンジャー)となった本物のトミーを倒してドラゴンダガー(獣奏剣)とドラゴンゾード(守護獣ドラゴンシーザー)を強奪したが、
ウィザード・ディセプションが倒されたことでトミー本来の正義の心を取り戻し、レンジャー抹殺のために過去の世界に送り込まれたラットモンスターを倒す。
その後は過去にとどまり、その時代の人間として生きることを選んだ。


◆A-スクワッド

パワーレンジャー・S.P.D.』に登場。
主人公達のチーム「B-スクワッド」の先輩チームだが、利己的な理由でトゥルービアン帝国へ寝返った。
SWATモードでなければ太刀打ち出来ない戦闘力を持つ。
スーツはヘルメットを電磁戦隊メガレンジャーから流用しつつ、外見をSWATモードに近づけている。また、ブラックが居ない代わりにグリーンが居る。


◆ロード・ドラッコン

コミック『シャッタード・グリッド』に登場。
洗脳が解けた後も自分の意思で悪の戦士となった並行世界のトミーが、ジェイソンから奪ったホワイトレンジャーのパワーを吸収したことで誕生した悪の戦士。
ブラックドラゴンやレンジャースレイヤーといった配下を従え、正史世界侵略を目論む。


◆サイコグリーン

『シャッタード・グリッド』に登場。
スーパー戦隊シリーズにはいなかったネジレンジャーのグリーン。


【パロディ等】

スーパー戦隊シリーズのパロディとして、戦隊を模した敵チームを記載する。

ギニュー特戦隊

ドラゴンボール』に登場。
フリーザ軍の精鋭部隊であり、戦いの際にはスペシャルファイティングポーズを決めるというこだわりがある。
戦隊シリーズのパロディだが、連携して戦う描写は少なかった。
詳しくは該当項目を参照。


カジオー戦隊オノレンジャー

スーパーマリオRPG』に登場。
カジオー率いるカジオー軍団の一員で斧をメイン武器としている。
ラストダンジョンである『武器世界』には量産型が登場する。
詳しくは該当項目を参照。


ジェルマ66

ONE PIECE』に登場。
世界政府加盟国唯一の国土を持たない海遊国家「ジェルマ王国」が保有する科学戦闘部隊。
王族達は、武装として形状記憶(アーマー)と呼ばれる特殊装備「レイドスーツ」を纏って戦うのだが、変身シーンは変身ヒーローのそれである。
詳しくは該当項目を参照。


【余談】

似たようなものに、能力で戦隊の偽物を作り出して悪事を働かせたり、同士討ちをさせるパターンもある。
(『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドーラミラージュ、『五星戦隊ダイレンジャー』のコピー女帝、『百獣戦隊ガオレンジャー』のコピーオルグ、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のバスコ・タ・ジョロキア動物戦隊ジュウオウジャー巨獣ハンター・バングレイなど)
項目中の銀河戦隊ギンガマンのように、兼任することも。

戦隊シリーズ初の「悪の戦隊」は前述の通りギンガマンであるが、戦隊シリーズ初の「偽戦隊」の話は『秘密戦隊ゴレンジャー』の33話である。
ただし、これは鉄ひめ仮面と部下のゾルダー達がゴレンジャーの名を騙って泥棒をしただけであり、本物とは似ても似つかなかった。
バトルフィーバーJ』にも同様の「名前だけ借りた偽物話」の例がある。
姿まで本物に似せた偽戦隊は、ゴレンジャー37話に登場した替え玉ゴレンジャーが初めてであるが、これはアオだけが欠けており、しかも敵を欺くためにイーグル隊員達が化けた、言わば「正義の偽物」であった。
姿まで似せた悪の偽戦隊は、『ジャッカー電撃隊』32話のカメレアン大隊長がクローバーキングに化けたのが初である。
全員そろった悪の偽戦隊になると、『大戦隊ゴーグルファイブ』に登場したタヌキモズーとマダラマンが化けた「デスダークファイブ」が初である。

悪の戦隊と偽戦隊の中間とも言える存在として、戦隊の影を実体化させ、自分同士で戦わせる影戦隊というものもある。
(『鳥人戦隊ジェットマン』のライトアルマジロ、『ガオレンジャー』のドロドロなど)

また、『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』での暗黒七本槍や『烈車戦隊トッキュウジャー』の闇の皇帝ゼットのように、敵が変身アイテムを奪って戦隊に変身するパターンもある。

また「悪の戦隊」からは外れるが『秘密戦隊ゴレンジャー』が勢ぞろいして右の掌を前に掲げる決めポーズのルーツは、歌舞伎の(人情者とはいえ歴とした盗賊である)『白浪五人男』であるという。


追記・修正は、5人組で行ってください。

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最終更新:2023年10月04日 03:17

*1 ただし変身態は普通の戦士のような外部装着型のスーツではなく、身体そのものを獣人化させる、怪人タイプの変身の仕方