SCP-529

登録日:2017/10/21 Sat 14:24:18
更新日:2024/01/01 Mon 19:16:01
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SCP-529は、シェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクト (SCiP) のひとつである。
項目名は『Josie the Half-Cat (半身猫のジョーシー)』、オブジェクトクラスはSafeである。

概要

SCP-529、通称ジョーシー (Josie) は、灰色の波模様のある小さなイエネコである。DNA検査でメスと判明している。
財団内では、公式にはSCP-529と呼ばれるべきだろうが、報告書内ではこれ以降言及がない為、以下はジョーシーと呼称する。

ジョーシーは胸部から尾に至る下半身が無いという異常性質を持つ。
横から見れば、ジョーシーはあたかも真っ二つに切断されているかのように見える。
下半身は見えないわけではなく、実際に存在しない事が実際に確かめられている。下半身のあるべき部分には何もない。
それにも関わらず、ジョーシーは健康問題を持っておらず、行動は普通のネコと何ら変わりは無い。
歩く事や食事後の排泄物などは、まるで下半身があるように振る舞う。
断面を見ると、ジョーシーの体内ではなく、真っ黒に見える綺麗な穴が見える。触っても安全で、ややカーブしているのが分かる。
ここを優しく撫でると、ジョーシーは喉を鳴らすなど、ポジティブな反応をする。
ただしあまりにやりすぎると爪で引っかかれるので注意が必要である。

ジョーシーの異常性質は、下半身が存在しない、ただそれだけである。
危険は、怒らせれば爪でひっかくくらいであり、引っかかれたところで普通のケガを負う以上の事は無い。
あまりに無害過ぎて、ジョーシーは低レベル施設ならば自由に歩き回る事が許可されている。
ただし、チーズを与える事は禁止されている。ジョーシーが足りると思う量をあげないと悲しむ為である。

また、ジョーシーもネコである以上、時には興味ある対象に対して反応したりいたずらをする。
現時点で、ジョーシーとの接触に関して言及されているSCiPは以下の通りである。
  • SCP-368 (折り鶴): 生きている折り紙の鶴。出会うと警戒される為に隔離が勧告されている。
  • SCP-346 (翼竜の"プテリー"): 小型の翼竜に見える生物。要求により距離を離す事が勧告されている。
  • SCP-443 (思考を垂れ流すクレヨン): 自分の意思とは無関係に、未知の人物の思考を描くクレヨン。朱のクレヨンの端を齧った為、遠ざけられている。
  • SCP-530 (変幻自在のカール): 体毛や身体のパーツが常に増減する犬。互いに敵意を示さない為自由に交流している。




CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-529 - Josie the Half-Cat
by Lt Masipag
http://www.scp-wiki.net/scp-529
http://ja.scp-wiki.net/scp-529


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最終更新:2024年01月01日 19:16