遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!

登録日:2017/10/20 Fri 01:43:28
更新日:2024/03/08 Fri 18:23:18
所要時間:約 10 分で読めます




さあ! 一緒にデュエルしよーぜ!

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル! は、2016年7月6日よりコナミから無料配信されているニンテンドー3DSのダウンロードソフト。
いわゆる「基本無料」のシステムで課金要素もあるが、課金しなくても(難易度は上がるが)十分クリアは可能。
またゲームオーバーはない。


概要

「遊戯王の基本を学ぶ」チュートリアル用のソフトで、ルールその他は全てOCGに準拠している。
ルールはマスタールール3に基づいたスピードデュエルを採用、ペンデュラムゾーンが独立して存在している独自のフィールドで行う。
基本の基本から始めるため、儀式およびトークン関連のカードと、速攻魔法・フィールド魔法・永続罠・カウンター罠は収録されていない。
さらに、シナリオ中に使えるのは構築済みの20枚デッキであり、クリア後に自前のデッキが構築可能になる(後述)。

カードの収録数は初期のGB版より少なく、なんと史上最少。
しかし、各召喚法に対応した最低限のカードは存在するため、印象よりもボリュームがある。

召喚したモンスターはデュエルターミナルと同様3Dグラフィックが表示される。
グラフィックが流用できる都合上収録カードはデュエルターミナルと被っている物が目立つが、
このゲームのために新規にグラフィックを用意されているモンスターもそれなりにあり、
基本無料という価格設定を考えるとかなりサービス精神が旺盛と言える。
なお3Dグラフィックがあるのはゲーム内に最初から入っているモンスターのみであり、
DLCデッキに新規収録されたモンスターはイラストがそのまま浮かぶ形で表示される。

主人公・ガイドさん・四天王以外のグラフィックはこの当時既に開発されていたデュエルリンクスからの流用*1だが、ボイスは後発作品の主人公4人以外全て新録。特に遊戯はゲーム作品では久々に風間氏が担当している。
何気に、数ある遊戯王ゲームの中で「オリジナル主人公にボイスがついている」貴重な作品。

本作オリジナルの登場人物である主人公、ガイドさんと小学生デュエル四天王は、Vジャンプで連載中の漫画「遊戯王OCGストラクチャーズ」に登場している。
時系列的には本作から3年ほど後のことのようだが、描写的には「遊戯王OCGが存在する=我々の現実に近い世界」の話のようで、本作から直接つながってはいない模様。


ストーリー

バトル・シティ終結からしばらく経ったある時。
海馬コーポレーション社長・海馬瀬人は「子供たちをはじめとした、次世代のデュエリスト達にデュエルの素晴らしさを伝える」という目的のもと、本社前の広場を舞台に「レジェンド・チャレンジ」を開催。
このチャレンジで上位に入賞した者には、バトル・シティベスト4に名を連ねる伝説のデュエリスト達との対戦が用意される。
新米デュエリストの主人公は、デュエルキング・武藤遊戯への挑戦をめざし、大会への参加を決意するのだった。

このようにアニメDMの世界観に準拠しており、時間軸はBC編と記憶編の間(なので王様もいる)。
しかし、シンクロ召喚エクシーズ召喚も普通に存在しているなど、ゲームゆえの違いもある(原作キャラは誰も使わないがモブは普通に使用。シンクロについては「超融合」の後だと考えれば一応説明はつけられる)。*2


ゲームシステム

  • 使用デッキ
前述したとおり、20枚の構築済みデッキ(設定では海馬コーポレーションが大会用に貸し出したもの)を使ってデュエルすることになる。
あちこちに散らばっているデュエリストと戦い、勝つとDPと3枚のカードがもらえる。
素材となるカードを既定の枚数集め、チュートリアル担当のガイドさんに渡すと対応する20枚デッキがもらえる/強化される。
強化前のデッキは使用不能になるが、レシピは残るためクリア後のビルドで再現は可能。

  • プレゼントをもらう
1日に1回、インターネット経由でプレゼントをもらえる。基本的にはカード1枚と引き換えられるシルバーチケットになる。

  • DLCショップ
唯一の課金要素。GX以後の各デュエリストをイメージした20枚デッキが買える。

  • 通信対戦
このソフトをダウンロードした3DS2台で対戦可能。


登場人物

本作オリジナル


現れろ! ボクのエースモンスター!
  • 主人公(デフォルトネームなし)
CV:武藤真子
本作のプレイヤーキャラクター。いわゆるコナミくん枠だが、帽子はなく別人。
髪型は十代と遊星を足して2で割った感じ。大きな星マークのついたシャツとどっかの社長みたいな長ーいマフラーがトレードマーク。
台詞も収録されており、各デッキの切り札となる大型モンスターや一部の魔法・罠に専用台詞とカットインが存在(これは他のキャラも同様)。
実は微弱ながら「人の心の声が聞こえる」という能力があり、クリア後にある条件を満たすと……。



いらっしゃいませー!
  • ガイドさん
CV:大地葉
某モンスターそっくりな本作のチュートリアル担当。実際ダーク黒田から某モンスターの名前で呼ばれることもある。
海馬コーポレーションのアルバイトで、社長と同世代(つまり高校生)。
新米デュエリストの主人公に懇切丁寧に各ルールを教えてくれる……のだが、シンクロ・エクシーズはともかくペンデュラムまで熟知している謎のおねーさん。人当たりはいいが割と黒い。
序盤、四天王のやる気を出すために「優勝したらデートしてあげます」と宣言した(月子に対しては「主人公とのデート権」)のだが…



いくぜ! 1900ぅぅー!!
  • ストロング十九
CV:室元気
使用デッキ:
主人公のライバルとなる「小学生デュエル四天王」の一番手。ふとっちょで豪快。ライバルマッチのシンクロ担当。
攻撃力1900のモンスターを魔法で強化し、ひたすら殴るビートダウン型。
…ちなみに攻撃力1900への拘りは凄まじいが、デッキ名にもなっているX-セイバーの専用台詞は一切ない。



キテるのだ! サイキックパワーがキテるのだー! びびびー!
  • サイキック天道
CV:村瀬迪与
小学生デュエル四天王の二番手。擬音と語尾伸ばしとやたら連呼する「サイキック○○」の特徴的な喋り方をするメガネのチビッ子。ライバルマッチの融合とシンクロ担当のはずだが…。
シナリオでは除去や融合メタを投入しており、初期のジェムナイトデッキを徹底的にメタっている。

なお、素早いモモンガでもサイキックモンスターをサイキック召喚とか、サイキック攻撃とか言い始めるのが気にしたら多分負け。



一緒にデュエルしようよ、お兄ちゃん♪
  • ライト月子
CV:清都ありさ

小学生デュエル四天王の三番手。ホワイトポータンのぬいぐるみを抱えた紅一点で後述のダーク黒田の妹。ライバルマッチのアドバンス召喚と顔芸担当。
光に関する台詞が多いが、シャイニング・セイクリッド ではなくまさかのワーム。確かに光だけどさぁ…

大人しい性格で主人公を「お兄ちゃん」と呼んで懐いているが、デュエルに入ると性格が一変し顔芸狂暴化。なぜかぬいぐるみもブラックポータンになる。ちなみに実兄の方は「兄さん」呼びで割とぞんざい。加えてガイドさん並みのデュエル脳である。
あの兄にしてこの妹ありなのか、ピンチの時は言動が兄並みに。ただ、ライトニングドローってそれ光じゃなくて稲妻なんじゃ…確かにあのドローは二重の意味で無理だが。
ちなみに四天王の中で一人だけゲーム中でフルネームが判明している(「黒田月子」)。

ちなみに通常使わないマジカル・アンドロイドに何故か専用セリフが用意されている。コントロールを渡してやれば聴くことが可能。
開発中はシンクロ召喚使いだったのだろうか?



深遠なる闇の力…その一端を見せてやろう!
  • ダーク黒田
CV:古川慎

小学生デュエル四天王のトリ。月子の兄で四天王の中でも最強らしい。ライバルマッチのエクシーズ担当。ヴェルズの使い手。
しかし小学5年生にして重度の厨二病の上に、ひどいシスコンでおまけにヘタレという残念なイケメン。
そのため妹とガイドさんにはかなりぞんざいに扱われている。アニメ次元の残念な兄たちの集合体
しかし真のラスボスやEXボスとタメを張れるレベルの強さを誇り、評判に違わず実力は四天王最強。どう考えてもデュエルキングなんか目じゃないぐらい強い。
実は四天王の中で唯一の右利き(立ち絵では他の三人は右手で手札を持っている)。

ちなみに服はシャドール・リザードっぽいがシャドール自体が本作未収録なので使ってくることはない。


アニメキャラクター達


さあ! オレとゲームをしようぜ!

本作の表向きのラスボスにして決闘王(デュエルキング)。
風間氏がゲーム作品で遊戯の声を担当するのは「遊☆戯☆王 フォルスバウンドキングダム 〜虚構に閉ざされた王国〜」以来となる。
伝説のプレイヤーとして扱われている割にはデッキ名が黒・魔・導なのに、デッキの箱のロゴを黒・魔・と盛大に誤字られており、不遇な扱いである(デッキ装備等ではちゃんと黒・魔・導)。

ちなみにアテムをイメージしたストラクチャーが配信されており、死者蘇生、ミラフォが入ってる。すげぇ
アテムはFINALステージの大ボスを担当し、クリア後は昼が遊戯、夜がアテムになる。
そしてレジェンドマッチの大ボスとして表遊戯が、裏レジェンドマッチの大ボスとしてアテムが参戦する。ちなみにアテムは今作では「遊戯」名義で、BGMはリンクスでの海馬の専用曲が採用されている。なぜに。

使用するデッキは同じだが、バスター・ブレイダーで破壊剣一閃するのは表遊戯のみ、ブラック・マジシャン・ガールで黒・魔・導・爆・裂・破するのは闇遊戯のみ等。
カットインするモンスターや専用台詞のある魔法が微妙に違う。なぜかエースのはずのブラック・パラディンはどっちもスルー
表遊戯の方はチャレンジには登場せず、2ndチャレンジの際に融合召喚のレクチャーを行ってくれる。


少年少女たちよ! カードの剣を持ちデュエリストを目指せ!
CV:津田健次郎

ご存じ我らが社長。次世代デュエリストの啓発を兼ねて大会を主催した。
なお、優勝賞品として提示したのはなんと青眼の亜白龍。アニメ世界でも開発はされていたようだがいいのか社長。
本人は4THステージのボスを担当。曰く、ここまで勝ち上がって来られる選手がいるとは考えていなかったらしい。
ちなみにレジェンド・チャレンジでは主人公以外とは戦わず、後続で挑んできた四天王については羽蛾に丸投げしたとか。
なお、本作のストーリー設定では、主人公たちとモブのデッキは全てKCが貸し出したものなのだが、このヒトの使うブルーアイズデッキもしっかり対象内
青眼の白龍は3枚しか存在しないはずじゃ…(オルタナティブデッキとこのヒトのデッキで既に4枚あるのは密に、密に)。


デュエリストレベルをMAXに上げて戦ってやるぜ!
CV:高橋広樹

ご存じ凡骨。2NDステージのボスを担当。レッドアイズの使い手。
ちなみにアニメ準拠だが、「バトルシティじゃ海馬と順位が同じ」と言っている。例の番外マッチはあくまで場外乱闘扱いらしい。
夜の時間帯しか戦えないが、レベル1デッキに勝つとシルバーチケットが確定でもらえる。


フフフフ……さあ、始めようか!
CV:岩永哲也

元グールズ総帥。実際に大会で暴れたのは闇人格の方であるため、招待されたことには複雑な心境の模様。
ラーは未収録のためか、墓守を使う。
裏大会では闇マリクに近いデッキになっているが、やはりラーはいない。
表人格のまま「ニュードリュアを召喚!こいつの特殊能力は、なかなか使えるんでねぇ!!」と叫んでくれる。
火曜日のみ出現。



お手柔らかに、よろしくね!
CV:斎藤真紀

バトル・シティの選手ではないが、初心者向けの特別枠として参加。
デッキは乃亞編での使用カードが元ネタで、ブラック・マジシャン・ガールをエースに据えた魔法使い族デッキ。
1STステージのボスを担当。
朝・昼の時間帯のみの出現で、夜は同じ位置に城之内が現れる。



ヒョーッヒョッヒョッヒョ! 勝ちはもらったぞー!
CV:高乃麗

3RDステージで登場する元日本チャンプの昆虫族使い。今回はミレニアム・スコーピオンを切り札に据えている。
シナリオ開始時に使用デッキのレベル1の素材カードをまとめてくれるため、すぐにデッキが作れる。しかし四天王には弱いデッキと言い切られる
ちなみにシナリオの大会でこのデッキで挑むと彼の台詞が変わる。
なお、原作での立ち回りを知っていると警戒してしまう(実際城之内の台詞が変わる)が、実際のところはスコーピオンをリクルート・強化して殴るというシンプルな戦術で言う程弱くもないし天道よりかは強いので別にそこまで困らない。
木曜日のみ出現。
ネタバレ↓
案の定カードをくれたのは罠であり、「ミラーマッチなら使い慣れている自分が勝つに決まっているから」…と言うものだが、前述の通りそこそこ強いので罠もクソもなかったりする。ちなみに使わずに挑むと(見た目昆虫のインヴェルズや昆虫族入りのナチュルでも)逆ギレする。



ほう……ガキかと思ったが、なかなかヤルじゃねーか

夜の時間帯にのみ登場。もちろん闇バクラで表の方は出てこない。
裏大会の一番手も務め、こちらで会うほうが初めてというキャラも多いかもしれない。
クリア後、ガイドさんに勝った後で対戦可能になる。勝利すると千年リングの力で主人公の能力を強化してくれ、この後最後の大会に挑戦可能になる。



???

ボイスは全てタッグフォースシリーズからの流用。

全てをぶつけ合おうぜ! 勝ち負けはその後だ!
CV:KENN

GXの主人公。スペシャル大会の一番手。
融合召喚を軸にしたE・HEROデッキを使うのだが、AIに問題があり無意味にE・HERO プリズマーの効果を連発して来る。
このため、普通に戦っていると融合させる方が難しかったりする。名有りキャラでは間違いなく最弱レベル。
後述の理由もあり、このゲームで彼のE・HERO シャイニング・フレア・ウィングマンの召喚シーンを見れた人は自慢して良い。
その代わり専用ボイスが非常に多い。



俺は未来を救う!
CV:宮下雄也

5D'sの主人公。スペシャル大会の二番手。
ジャンク・ウォリアーを呼んでからスターダスト・ドラゴンに繋げる、という形でシンクロを狙ってくる。
しかしAIの頭が悪い*6上にシールド・ウィングや3体までしか置けない都合ジャンク・ウォリアーの攻撃アップ効果は発動する方が稀である。
なので、ぶっちゃけ団結の力を装備したジャンク・シンクロンの素手の方が恐ろしい。
他にもスクランブル・エッグで沸いてくるロードランナーによりとにかく千日手になりがち。



かっとビングだ、俺!
CV:畠中裕

ZEXALの主人公。スペシャル大会の三番手。
No.39 希望皇ホープNo.17 リバイス・ドラゴンのエクシーズ召喚を狙ってくるが、魔法カードが多すぎるためしょっちゅう事故る。
バトルブレイクを愛用しているが、手札にモンスターを抱えていれば何の問題もない。
ただし、油断しているとガガガラッシュやガガガボルトでエースを倒されたり、
ホープ・バスターで壁をどかされた挙句、最強の盾を装備したホープにぶん殴られたり、
下手にライフを1000以下にするとCNo.39 希望皇ホープレイにワンキルをかまされたりする。



レディース・エーンド・ジェントルメーン!
CV:小野賢章

ARC-Vの主人公。スペシャル大会のトリ…つまりEXボス。
前の三人よりも段違いに強く、このゲームで時々ぶつかるワンショットキル持ちの一人。???の難易度を一人で上げている。
相手のモンスターを激流葬で一掃、自分だけペンデュラムで立て直し魔導士の力を装備、というコンボで攻め立ててくる。彼のデッキの罠カードは激流葬だけなので、カードをセットしたら真っ先に除去すべし。激流葬さえ撃たれなければ何とかなる。
ちなみに、主人公と同じデッキを使うモブ「ミラーマッチョ」を除けば本作唯一のペンデュラム使いで、彼のカード(またはオンラインのスターター2016ハーフや課金のDDDデッキ)を手に入れるとペンデュラム召喚をガイドさんが教えてくれる。

遊戯同様に箱のロゴが「ペンデュラム・オッドアイズ」と誤植されている…というか前3人の命名規則が召喚法+テーマなのでにロゴが正しくて表示が誤植という噂もある。

彼を倒すと4人の使っていたカードのうち、撃破報酬以外の2枚が貰える…が、
ペンデュラム・コールだけは制限カードのため複数は手に入らない。知らずに周回したデュエリストは泣いていい…



その他

  • ミラーマッチョ
自分のデッキとミラーで戦わせてくれる人。戦闘に入ると突然ハイテンションになる。
…こっちのデッキをコピーしてくるためなぜか亜白龍なんかも持っていることに。
ビルドデッキと戦う唯一の手段。
普通のデッキで挑めば報酬もくれるのだが、ビルドデッキとボス格など撃破時に素材配布してくれる相手のLv1デッキは報酬がない。
なので残念ながら亜白龍は増やせない。

  • ~曜日マンor~曜日ウーマン
スタート右にいる風吹く月曜日マン燃え上がる火曜日マン氷の水曜日マン緑の木曜日マン花の金曜日マン喜びの土曜日ウーマンプリティ日曜日ウーマンの7人。
日替わりで出てくるキャラ…なのだが、彼らは戦えると同時にLvMAXまで上げられてしまう上に日付以外の条件が非常に緩いため、序盤に彼らのデッキを入手することも可能。
土曜日の植物族や月曜日のガスタは同時期のデッキと比べて際立って強いので勝つのは大変だが、逆にデッキを入手してしまうと以降は簡単に無双できてしまう。
解禁順はだいたい金・土→月・火・水・木→日の順だが最後のはずの日曜日のデッキは7人の中でもぶっちぎりで弱い。

  • 風吹く月曜日マン
月曜日担当。彼女持ちらしいがデートは失敗続きの模様。
曜日軍団はおろか本作全体でも屈指の強敵の一人。
レベル1はともかく強化版デッキが異常に強く、リクルーター+強制転移のガチコンボを仕掛けてくる。



  • 燃え上がる火曜日マン
火曜日担当。学生らしい。
ラヴァルとフレムベルの混合デッキを使用する。ウルキサスやジャッジメントなどのシンクロを狙って来る他、Lv1は装備カードを投入しているため油断していると下級に殴り倒されることもあり得る。


  • 氷の水曜日マン
曜日7人組最大のネタキャラになってしまった男。



  • 緑の木曜日マン
木曜日担当の小学生。
ナチュルデッキを使用しており、OCGほどではないがカウンター戦法を得意としている。



  • 花の金曜日マン
金曜日担当の小学生。塾の休みに参加しているらしい。



  • 喜びの土曜日ウーマン
土曜日担当の女子高生。本作屈指の強敵の一人。
しかも序盤から出てくると言う初見殺しの塊。


  • プリティ日曜日ウーマン
日曜日担当の小学生。
女の子のモンスターで固められた霊使いデッキを使用するが…





解説

ダーク黒田やガイドさん、遊矢の強さが目立つが、モブもモブで、インヴェルズガスタジュラックなんかのLvMAXは半端な名有りキャラより強い。
というか遊戯や海馬はデッキの構築上事故りまくり、某DM6のような積み込みもしていないので全く強くない。

なお、デッキのレベルが上がれば強くなるとは限らない。
凡骨ビートからバーンに変わり使い方が変わるレッドアイズはまだしも
切り札が出せず根本的な欠陥構築になる氷結界や、下級の性能がどんどんさがっていく上にコンボの性能まで下がっていくワーム*8ジェネクス*9はもはや意味不明。
デッキビルドはガイドさんを倒さないと解放されない上に低レベルのデッキには戻せないため、強化しない方が良かったというパターンになる可能性も…
しかもガイドさんへの一番の対抗策は後攻ワンキルなのだが、初回ガイドさんまでに手に入るデッキで一番ワンキルしやすいのはインヴェルズLvMAX…ではなく Lv2 である。*10

ちなみにクリア後モードの4つの大会は名前的に下に行くほど難しそうに見えるが、実際は隠しモードの???を除けば逆である。
ライバルマッチ(全5戦)は最初の3人こそ大したことないものの、最後の2人(ダーク黒田&ガイドさん)が作中最強クラスなので非常に難しい。
レジェンドマッチ(全5戦)はマリク以外は基本的に古いカードを多用する上に最後の遊戯も弱い。
裏レジェンドマッチ(全4戦)は1戦少ない上に、全員古いカードを多用する上に海馬も遊戯も弱いのでライバルマッチを勝ち抜けるなら楽勝である。
???(全4戦)は最後の遊矢以外弱い。遊星以外は特に弱いが、最後の遊矢だけ非常に強いので難易度はライバルマッチ程ではなくても高い。

なお収録枚数が偏っているため、種族やカテゴリによっての格差が凄まじい。
主人公の初期デッキがジェムナイトの都合、ジェムナイトはやたら枚数が多くデフォルトでデッキが2つ。
同時に岩石族もやけに恵まれこのゲーム下級最強のバニラは岩石族のヴェルズ・ヘリオロープであり、遊矢以外の大会ラスボスが使用する伝説の柔術家も岩石族。
戦士族も絵札の三剣士とXセイバーなど複数デッキがあり、増援も収録されているなど優遇されている。
悪魔族もやたら数が多い。機械族や獣族も質は異様に低いが数は多い。
カテゴリではヴェルズなどはオピオン以外の主力モンスターが集結しており非常に強い。
当然彼らのカテゴリの闇属性も同時にやたらと強力。オッPも闇だし。
現在無課金で入手できる水属性なんか27枚しか収録されていないのに、闇属性はその3倍以上。

一方アンデット族植物族は上級が0。馬頭鬼やローンファイア・ブロッサムこそ収録されているが、こいつらを使って出せる上級モンスターは 存在しない ので下級しか出せなかったりする。もっとも個々の下級カードの性能が高いのでむしろ強い方だが
ヴェルズと対照的にセイクリッドは壊滅しておりEXデッキが悲惨なことに…そりゃ四天王からハブられる
セイクリッドを四天王から追い出したワームも、主力のV,X,Yが未収録でとくに後者の都合下級のパワーが足りない。
E・HEROはとにかく数が少なく、ネオスに至ってはアナザーどころかコンタクト融合が収録されていない都合プリズマーで墓地に落とすことすらできないのでネオスビートすらできないと非常に悲しいことになっている。
つまるところ光がやたらと不遇。もけもけも当然弱く、おジャマに至っては勝つ気があるのか疑われる程の弱さであり、光の切り札たるオネストは当然未収録とどこまでも恵まれない。例外は配信のみで手に入った高レベルのオルタナティブぐらい。
シンクロもシンクロで、このゲームに Lv4チューナーは存在しない。
なのでLv8シンクロは基本的にLv5をシンクロしてLv3チューナーとシンクロという二度手間が必要。

本作はステータスやボードアドバンテージの比重が大きいので、団結の力や種族統一に一族の結束を突っ込んだだけの下級ビートなども馬鹿にできない。
制作側も強すぎるのが分かっているのか、今作のCPUは種族統一が多いのに結束を入れていないケースが多い。

なお、本作で使用できるデッキの内、もっとも安定して強いのは課金デッキだと「不動の超重武者」、ゲーム内で手に入るものだと「オルタナティブ」。
オルタナティブはLv1の時点で割と強いが、MAXに至っては復活の福音等が入り非常に強い…のだがキャンペーン終了により福音や亜白龍複数入手は不可能に。
妥協して「最強!青眼の白龍」と合体させて混ぜるしかない。

キャンペーン等を抜きにした場合は相手は基本的に先攻を選ぶゆえに後攻ワンキルが強いゲームなので
「アドバンス・インヴェルズ」や「ダークネスヴェルズ」が強い。…もちろん敵が使っても強いため、後者はダーク黒田に散々分からせられるハメに。
上記の青眼とオルタナティブの混成もワンキル力自体は高い。
ビルド込みなら「飛べ!ガスタ」の下級モンスターたちに「サイキックパワー」のサポートやエクストラデッキを突っ込んだものや
力と技を合わせた「ジェムナイト」の岩石バニラビートなんかは安定して強い。


余談

  • 相手を倒せる「可能性のある」タイミングで攻撃を仕掛けるとカットインが入る。(最も効果発動前のお注射天使リリーだろうと相手のトラップがあろうと発生するので勝利or敗北確定と言うわけではない)
  • ガイドさん対策は「不動の超重武者」がお勧め。抹殺の使徒、ブラホ以外は大半の除去をスルー出来る(攻撃力が低いのでキュウ-B以外は奈落にかからない、守備で殴るのでミラフォにかからず強者の苦痛は無意味、フルモンスターなので伏せ除去が腐る)。ケルベクや伝説の柔術家など、バウンス効果の壁については構わず殴って外し、タマ-Cでレベル3か4を奪って挽回すると割合楽。直前の闇遊戯戦ではマシュマロンで詰みかねないが、タマ-Cの効果を使えばムサ-Cを出しつつ除去できる。
  • オルタナティブのLv2以上は期間限定イベントでのみ(現在は終了しているのでコンプリート不可)
  • 収録デッキの内【襲来!ドラゴン軍団!】と【トゥーン】は通信か上記のイベント(すでに終了)が必須となる。
  • 先のとおり【氷結界の封印】のMAXには氷結界の龍 トリシューラが投入されているが、構築にミスがありシンクロ召喚が不可能となっている。ついでにこのゲームで計算という言葉を多用するシンクロ使いのキャラが複数いるが、だいたいレベル調整の足し算に重大な欠陥を抱えている。(天道と水曜日マン)
  • 勝利・敗北BGMのバグが多い。こちらが敗北するダメージを受ける戦闘で分断の壁で受け止めると、なぜか戦闘に敗北したBGMが流れっぱなしになる。同様にこちらが勝利する攻撃を分断の壁で受け止められると、その戦闘の間は勝ってもいないのに勝利BGMがかかりっぱなしに。また、破壊されない守備表示のモンスターを貫通効果持ちが攻撃する場合攻守の計算がバグっている(おそらく守備モンスターを守備ではなく攻撃で計算している)らしく、トドメを刺した場合、勝利BGMのイントロがかからないことも。同様に裏側守備表示のモンスターを貫通攻撃で殴ると倒してもいないのに勝利BGMがなったり、倒しているのに勝利BGMのイントロがかからないことが発生することも。
  • 黒魔導師クランの効果ダメージが「自分のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在するモンスターの数×400ポイントダメージを相手ライフに与える。」と誤植されている(戦闘処理ではちゃんと原作通り×300ダメージ)
  • このゲームには曜日があるが基本的にマリク、羽蛾、~の~曜日マンorウーマンが特定の曜日に登場する以外影響がなかったりする。
  • 一定人数と対戦しないと「襲来!ドラゴン軍団!」のパーツが揃わないが、人数は「相手のDS」で判別している。なのでデータを消してやりなおしても同じ1人としてカウントされる。
  • AIはなぜか、きつね火をやたら攻撃表示で出してくるので鬼畜ガイドの致命的な弱点。同様に、ガスタ・イグルの守備力に対しては謎の判定をしており、守備表示ではあまり攻撃してこない。






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最終更新:2024年03月08日 18:23

*1 延期のため実際に配信されたのは11月。なので、流用先の方が先にリリースというややこしいことになっている。

*2 設定上、これらのカードも全てKCが貸し出したものである。そのため、新しい召喚法のデータ取りも兼ねていた、という説も。

*3 ガスタはもともとLv5のガルドスが即座に出せる構築なので同じレベルのマジカル・アンドロイドも当然だせる。そのLv5とガスタ・ガルドのシンクロ召喚でメンタルスフィア・デーモンも出せる。

*4 サモプリ→プリズマー→プリズマーの効果でブラックマジシャンを墓地落とし→エクシーズでダイガスタ・エメラルを出しマジシャンを蘇生。ちなみに相手の場がガラ空きなら1800+2500でワンキル

*5 フィールドのモンスターが一体ちょうどの時にしかアドバンス召喚して効果を発動できない

*6 なぜか攻撃力0のシールド・ウィングを残し、やたらと攻撃力800のボルト・ヘッジホッグをシンクロ召喚の餌にしたがったり、団結の力をフィールドに残るモンスターではなくジャンク・ウォリアーに使いたがったりする。(団結の上昇効果はジャンク・ウォリアーの効果でコピーできるので丸損)

*7 チューナーのレベルが2と3のみ、非チューナーが4のみなので絶対に召喚できない

*8 Lv2はワームコール→ワーム・キング→ワーム・バルサスのコンボがあるがLvMAXはなぜかバルサスがおらず下級の最高打点が1200に低下した挙句リバースと相性最悪のミラーメールが入っている

*9 最終的にはまさかの0枚。シンクロ先こそマシになってはいるが…さらにタービン・ジェネクスを全抜きして微妙なカードやバニラが大量に投入されている。

*10 ギラファよりモースの方がワンキルしやすい上に、LvMAXは悪夢再びのためかインヴェルズ以外のカードが投入されている。