ティーパックマン

登録日:2017/10/15 Sun 04:57:52
更新日:2023/02/18 Sat 22:24:05
所要時間:約 4 分で読めます





吉貝アナ「あーーーっとティーパックマン ウォーズマンにおそいかかったーーーっ!!」
テリーマン「これはきいてますよ なんたってティーパックは多量の水分をすって鋼鉄のようになってますからね」


ティーパックマンとは「キン肉マン」に登場する正義超人である。
間違えられやすいがティーカップマンでもティーバッグマンでもない。無論ティーバックマンでもない。

出身:スリランカ
身長:170cm
体重:78kg
超人強度:25万パワー
CV:広瀬正志

概要

他の超人と比べるとかなりヒョロヒョロな体の上に巨大なティーカップの頭部が乗っかった初期のキン肉マンおなじみのギャグ要素の強い超人。
こう書くとネタ超人のように見えるが、ウォーズマンが真の実力者と対峙したときに見せる邪悪な笑顔「ウォーズマンスマイル」を披露した数少ない超人であり、
意外と実力派なのかもしれない。紅茶を飲むために口開けただけかもしれないけど。

頭のティーカップの中には熱々の紅茶が入っており、試合ではそれを吸わせたティーバッグを鎖分銅のように振り回して戦う。正義超人が堂々と凶器攻撃をやってていいのだろうか…
解説超人曰くこのティーバッグは紅茶を吸ったことにより鋼鉄のように重く・硬くなっており、叩きつけられれば超人といえどかなりのダメージを受けるらしい(アニメ板では、ティーバッグの中に砂鉄が入っている)。

口癖は「コポー」
紅茶を注ぐ音からだろうか。

本編での活躍

・第21回超人オリンピック編

予選を危なげもなく突破し決勝トーナメントに進出し、一回戦でウォーズマンと対戦する。
試合開始と同時にティーバッグを使ったラッシュ攻撃で攻め立てるが、トドメの一撃をひらりとかわされ
紐が自分ごとコーナーポストに絡まり身動きが取れなくなったところをスクリュードライバーで貫かれ敗北。
試合後には首を引きちぎられ紅茶を美味しくいただかれた。
以上、わずか4ページの出来事である。悲惨。
(アニメでは首はちぎられず、体を持ち上げられて飲まれている)

更にウォーズマンがリングから降りた後には、解説のタザハマさんに紅茶を飲み干され空になった頭のティーカップを遊園地のコーヒーカップのようにして遊ばれるなど散々な目に遭い、
超人オリンピックを振り返ってのコメントでは「コメントだと!今さらオレになにをいえってんだ!!」とぼやいていた。あれお前死んだはずじゃ…

・キン肉星王位争奪編

先の戦いで死んでしまったため超人墓場でプカプカ浮かんでいた。
その後ネプチューン・メッセージを受けて大阪城へ向かいキン肉マンを激励した。

マッスルリターンズ

活躍と言うほどではないが、第1回超人究極チャンピオンシップのトーナメント表で少なくとも初戦を突破したことが確認されている。
ただし、表の肝心な部分にセリフの吹き出しが被っているため、対戦相手の名前や二回戦と準決勝のどちらで敗退したのか等の詳細は不明。

・完璧超人始祖編

正義超人の触れ合いイベントにてカフェを出店していたが、隣のカレクックの屋台が大繁盛してるのに対し誰も寄り付かず一人佇んでいた。
リングの外でも悲惨だった

・オメガ・ケンタウリの六鎗客編

正義の超人はお前だけじゃないぜウルフマン!

突如現れた「オメガ・ケンタウリの六鎗客」によって窮地に追い込まれたウルフマンを救うため、ベンキマンカレクックカナディアンマンと共にまさかまさかの参戦
サタンの結界によって主力超人達が動けない中、ウルフマンを含めた5人で「正義の5本槍」を結成し、超人オリンピックファイナリストとしての誇りを胸に六鎗客の一人ヘイルマンと対戦する。

相当な訓練を積んだのかヒョロヒョロだった体は見事にビルドアップされた筋肉質な肉体へと変貌を遂げ、ティーバッグを投げ縄のように放り投げて相手を拘束する新技を習得していた。
特に首に関しては過去にウォーズマンに引きちぎられ紅茶を飲まれた屈辱から二度ともがれないために徹底的に鍛え上げており、頭をねじ切ろうとしたヘイルマンを逆に振り回すほどの強靭さを見せた。
(若干アトランティスと被っているような気がしないでもない)

鍛え上げた肉体と頭のカップに入った紅茶をこぼさないように戦う中で身につけた平衡感覚*1を武器にヘイルマンへと立ち向かい、
新必殺技「死のティータイム」をきめる。


しかし超人強度が30万にも満たないティーパックマンと数千万パワーを誇るオメガの民であるヘイルマンの間には超人としての基礎腕力に圧倒的な差があり、
上半身のパワーだけで難なく技を解除されてしまい、自身の最大の武器であるティーバッグを凍結・粉砕され攻め手を失なってしまう。

それでも諦めずに戦い続けるティーパックマンであったが茶葉の入っていないティーバッグでの攻撃が通用するはずもなく、フリージングボディによって氷漬けにされ耐久力が無力化した首をブリザードソードではねられ敗北した。
全身が凍結される最中、あまりの無念さからかその目には涙が浮かんでいた…。

一時は攻勢を見せるも最終的には大きな力の差を見せつけられた上での惨敗であった。
しかし30年越しの大奮闘は読者の心を頭の紅茶のごとく熱く滾らせたはず。紅茶はHOTに限るぜ!

ちなみにヘリコプター内で試合を実況・観戦していたタザハマさんが、よだれをたらしてこの試合を見ていた。
また紅茶を飲むつもりで狙っていたのだろうか。今回はティーパックマンが凍っちゃったから飲もうにも飲めないけどね!

なおその後ヘイルマンと闘ったマリポーサが凍ったリングの上で起き上がろうとしてずっこけたため、
軽くよろけたもののその後も平然と戦い続けたティーパックマンの平衡感覚は、本人の弁の通りかなり優れていたと思われる。

必殺技

・ティーバッグウィップ
巨大なティーバッグをのようにふるい相手を叩きのめす基本技。
殴打するだけでなく紐を使って相手を拘束するなど汎用性は高い。

・死のティータイム
ティーバッグの紐で相手の首を絞め背中合わせになり、そこに足を絡めて背骨をへし折りにかかる新必殺技。
正義超人らしからぬえげつない技だが、ティーパックマンは「ギブアップすれば命だけは助けてやる」と温情をかけていた。

余談

  • 首を鍛え上げる回想シーンにて、 頭にティーカップを載せた男たち の協力が描かれており、読者からは出身地の隣国の頭載格闘術との関連が囁かれていた。


追記修正は首周りを鍛え上げてからお願いします。


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最終更新:2023年02月18日 22:24

*1 戦いの中で横たわったりカップが逆さまになったりしているのに一滴もこぼれていないことに関しては突っ込んではいけない。