ファイアーエムブレム無双

登録日:2017/10/07 (土) 01:40:44
更新日:2024/04/15 Mon 04:39:43
所要時間:約 31 分で読めます






運命を紡ぐ、英雄たちの絆。





概要

ファイアーエムブレム無双』(Fire Emblem Warriors)とはコーエーテクモゲームスより2017年9月28日に発売されたゲーム。
ハードはNintendo SwitchNewニンテンドー3DS

インテリジェントシステムズ(IS)の『ファイアーエムブレムシリーズ』とコーエーテクモゲームスの『無双シリーズ』からコラボ作品。
FEシリーズといっても作品全体が参加するわけではなく、ロードだらけになるため参戦作品は基本三作品になっている。
選ばれた作品は『新・暗黒竜』『FE覚醒』『if』の3つ。
理由としては、まずマルスがいないFEはFEらしくないので『暗黒竜』、
それも三すくみがある海外で発売されたリメイク版の方が選ばれ、覚醒はFEシリーズの集大成であったため選ばれた。
例外としてリンとセリカがいるが、これはリンが海外におけるマルスに該当し、海外で一定の人気がある事を任天堂とISが把握していたため推薦されたからである。
セリカの方はFE無双の開発段階では開発中、発売後にはシリーズ最新作になった『Echoes』参戦枠としての参加であったからである。

これらの作品から全てのキャラが参戦するわけでは当然なく、コーエー・任天堂・ISの三社が話し合いに話し合いを重ね、おおよそ無難な人選になった。
コーエーのスタッフにもFEファンが大勢いて、その人たちは「このキャラが参戦しないなら俺は仕事を降りる!」などと言い出して困ったと、インタビューで冗談めかして話している。

また人選は三すくみを考慮して選んだとも言っているが、どう見ても剣士が多い。人気キャラはたいてい剣士なので当然っちゃ当然だが……。
コーエーも剣士が多いからという理由で当初はルキナを外そうと考えていたらしいが、任天堂とISとの会議で外すのをやめたらしい。

なおウードやゼロといったプレイアブルじゃないNPCもいるが、これは当初ネタ枠としてプレイアブルキャラの予定だったのだがギリギリで落選してしまったため。
それでも出したいという想いが強かったためNPC&DLCキャラという形でなんとか参戦に食い込んだ。

有料追加コンテンツにて、プレイアブルキャラを増やす事が出来る。
第一弾はアクア・オボロ・ゼロのif 追加パック。
第二弾はナバール・ミネルバ・リンダの暗黒竜追加パック。
第三弾はウード・サーリャ・オリヴィエの覚醒追加パック。


プレミアムBOXにはクリスタルの竜石が特典としてついてくる。音声が鳴る仕様。
モチーフはチキの竜石だが、チキの声は鳴らない。

コーエーの2018年3月期の決算報告によると出荷本数が世界中で100万本を超えたとのこと。


あらすじ

その日、アイトリス国は漆黒の闇に覆われた。
何の前触れもなく、こつ然と王城内に現れた”異界の門”。
そこから強力な魔物が次々とわき出し、城兵たちを踏みにじっていく。

――王城はあっけなく陥落した。そして国はゆっくりと、だが確実に闇に蝕まれていった。

しかし、希望は残されている。
炎に包まれた王城から逃れるふたつの影、先王の子”シオン”と”リアン”。
そして、伝説の英雄たちと紡がれる運命の糸……。

母より手渡された”炎の盾”を携え、強大な闇に立ち向かうふたりの旅がここに始まる。

(公式より引用)


登場人物

  • シオン
CV:内田雄馬
クラス:ロード/マスターロード
専用武器:シルベリオン
スキル:よく効く薬(回復薬を使用すると周囲の味方も回復できる)
本作の主人公その1。リアンの双子の弟。
アイトリス王国は基本的に男子が継ぐ王国のため、本来なら王位を継がなくてはいけないのだが、
守られる立場の王より、国民を守る騎士になりたいと思い、姉に押し付けようとしている。
大体のモーションや性能はリアンとほぼ同じだがこちらは力が伸びやすいという特徴がある。
雄馬氏はヒーローズで聖戦の主人公・セリスを演じている。
またリアン役の内田真礼氏は実の姉であるため、当初は話題性のためのキャスティングと言われていたが、
無双スタッフによるとオーディションボイスでイメージに合った役者を選んだら偶々実の姉弟だったという。

  • リアン
CV:内田真礼
クラス:ロード/マスターロード
専用武器:エリクシアン
スキル:ご奉仕の喜び(杖で味方を回復すると自分も回復できる)
本作の主人公その2。シオンの双子の姉。
姉なので王位継承権はシオンより上なのだが、アイトリス王国では姉がいても弟が継承する事がほとんどのため、シオンが王になるべきと考えている。
王になりたくない理由は単純に、性格や資質が向いていないと思っているため。
シオンとは対照的に魔力が伸びやすく、また杖も装備可能と魔法剣士寄りの性能になっている。
ヒーローズのシャロンと髪色や役者が一致しているが、これは偶々であり、
ISにリアンの設定を見せたら開発中のヒーローズからシャロンを見せられ、スタッフも主人公の設定が似ていると驚いたという。

  • ダリオス
CV:佐藤拓也
クラス:ロード/マスターロード
専用武器:リジル
アイトリスの隣国グストン王国の王子。なんでもそつなくこなし、双子の兄のような存在。
しかし父親や重鎮に顧みられておらず、双子と関わることを心の支えにしている部分がある。
中の人は♯FE・ヒーローズ・Echoes・無双と四連続で出演中。
+ ネタバレ
最初からNPCとしてのみ登場し味方に加わらない事から裏切るのではないかと思われていたが、やっぱり裏切った。
父親に能力を認めてもらえない苛立ちから、邪竜を復活させ自分の力を認めさせようとしている。
主人公達の剣の師匠ということもあり、彼らと同じモーションで戦う。専用武器リジルは敵対時のみ使用してくる。
主人公達に悪辣な言葉をぶつけるものの、そこには暴走する自分や国を止めて欲しいという本心の願いが隠れており、最終的には……。
実は当初はジェイガンポジで、黒幕でもなんでもなかったが、「双子の母親を生かしてくれ」というISの提案を採用したら裏切り展開になっていたという。

CV:世戸さおり
お馴染みキャラ。どこかの世界からではなく、シオン・リアンと同じこの世界のアンナさん。
ただし『FE外伝』にアンナさんがいないため、セリカだけが初対面である。

今作では各戦闘ごとに条件を満たすとマップ上に出現、彼女に接近してBボタンを押すと「アンナの記憶」が手に入る。
これを集めることで各作品ごとの特別な絵が完成する仕組みである。
またどれかの絵を完成させると……。
+ ネタバレ
「アンナの記憶」を一定数集めて絵を完成させると、ヒストリーモードの何処かに隠しステージが出現。
このいずれか1つをクリアすれば、プレイアブルの仲間キャラとなる。


クラス:トリックスター/マスターディール
専用武器:アンナの福弓(DLC)
スキル:一攫千金(幸運値が高いほど戦闘中の獲得ゴールドがアップ)

プレイアブルのアンナさんとマップで出る商人のアンナさんは別人。しかも商人は全員別人。100人姉妹らしい。
というかヒストリーのアンナ面や覚醒奥義、勝利ムービーでもネタにされている。
ルキナなどの絆会話でも別の世界のアンナについて触れられている。

弓キャラの中ではバランス型で卒のない性能。幸運がやたら高いためスキルが集まれば優秀だが通常の無双奥義途中でスタンゲージが消えるという弱点がある。
恋人から借りてきたのか、デュアル奥義ではシューター、覚醒奥義ではバリスタを持ち出してくる。

参戦作品

参戦発表された作品順に紹介しています。



CV:杉田智和
クラス:ロード/マスターロード
専用武器:封剣ファルシオン、クロムの模擬剣(amiibo)
スキル:月光(幸運値が高いほど、敵の守備と魔防にダメージを軽減されにくくなる)
覚醒の主人公でイーリス聖王国の王子。自警団団長も務める。
マルスとシーダの遠い子孫の一人で、リズの兄・ルキナの父。
異世界に迷い込んで困っている所で出会ったアイトリスの双子を信頼し、元の世界に戻るため魔物たちと戦う。
初報の段階で参戦が確定していたキャラで、全キャラで最初に作られた。
そのためFE無双のアクションの原型として調整された、スマブラで言うマリオに相当する性能になっている。
そういうことなので性能自体は癖がなさすぎる一面もあるが、スキルの月光は地味に最終的な火力源となるため(幸運パラが火力に絡む最大の原因)、積極的に使っていく価値はある。

CV:細谷佳正(男)、沢城みゆき(女)
クラス:戦術士/神軍師
専用武器:雷書トロン(DLC)
スキル:方陣(自分がダブルの後衛時に前衛の与えるダメージがアップ)
覚醒のマイユニット。クロムの半身。スマブラで定着したデフォルト姿で参戦。
魔道書を用いた魔法を主体に戦う。スマブラでもおなじみになったサンダーソードも持っており、こちらは奥義発動時に使う。
今回はストーリーで男が、ヒストリーモードでは女が活躍する。大川ルフレ? 今回はいないよ……

DLC追加キャラを抜くと唯一の徒歩魔導士。良くも悪くも癖がないため使いやすい上、素でも特効無効ステージでジェネラルやマムクート・魔物を手早く倒せるため有用。
魔防・技が高めなので武器特性の「攻守反転」と相性が良い。
力も魔法使いにしては妙に伸びるため「物理魔法反転」をつけても良い(守備は高くないので両方は×)。
…しかし、幸運があんまり伸びないのが最大の欠点で、終盤になると火力が微妙になりがちなきらいがある。

CV:阿澄佳奈
クラス:シスター/バトルシスター
専用武器:リズの癒斧(DLC)
スキル:力+10
イーリス聖王国の王女でクロムの妹。
悪戯好きは相変わらず。特にタクミとの支援会話は必見。
シスターなのに斧を振り回すが、徒歩の斧持ちで杖も装備できるという独自性を持っている。まさかりシスターというネタを思い出したあなたは立派なオッサン
また魔力・魔防の伸びやすさも相変わらずで、武器特性の「物理魔法反転」「攻守反転」を付ければアタッカーとして開花する。

CV:小野大輔
クラス:グレートナイト/ガーディアンナイト
専用武器:フレデリクの堅斧(DLC)
スキル:大盾(幸運値が高いほど、剣・槍・斧によるダメージを軽減)
イーリス自警団副長でクロムの側近。代々聖王家に仕える執事……もとい、騎士。
ヒーローズと同じく騎馬に乗りながら斧を振り回す。斧Dだからか……。
全キャラ中トップクラスのHPと守備を誇り、圧倒的な物理耐久を持つ。
また参戦キャラの殆どが剣を占める中数少ない斧使いであり、序盤から物理攻撃にとことん強いため重宝する。
しかしHPのカンストに引っかかりやすい・魔防だけでなくなぜか幸運まで極端にガタ落ちしているなど、スキルの揃う後半の伸びしろに乏しく、そのへんはやっぱりジェイガン枠といったところか。

CV:岡田栄美
クラス:ペガサスナイト/ファルコンナイト
専用武器:ティアモの愛槍(DLC)
スキル:太陽(強敵撃破時に自分のHPが回復、幸運値によって効果が上がる)
かつては天馬騎士団に所属していた若き天才騎士。
本作でも万能の天才っぷりは変わらず、ついにクロムに褒められて舞い上がったりもした。
スタッフもクロムとティアモを会話させたいと語っていたが……。
残念ながらクロムとの絆会話はない。絆会話はないない。ティアモェ……。
本編中、会話したにはしたのだが……覚醒リスペクトしすぎだろ。
ちなみにクロムとは絆会話はないが、ルキナとはあったりする。
ルキナの行動にクロムの面影を感じ、「お母様」と呼ばす「ティアモさん」と呼ぶルキナに何を思ったのだろうか……。
また憧れのシーダに会えてすごく喜んでいた。
えっ? ティアモが憧れていたのは初代聖王に仕えていた天馬騎士であって、シーダではない?
ISも無双スタッフもそんな事忘れて……もとい、原作で言及していないだけで、憧れていたんだよ、きっと。

今作のペガサス勢の中では魔力が一番高い。というか力と同数値なのでウードからのDLCスキル「均衡せし力の共鳴」が有効。
「攻撃魔力反転」をつけると、ただでさえ有利な剣士系にさらに強く出ることができる。
ただDLC抜きではマジに不遇。

CV:小林ゆう
クラス:ロード/マスターロード
専用武器:裏剣ファルシオン
スキル:覚醒(覚醒状態の攻撃と覚醒奥義で与えるダメージがアップ)
アイトリス軍が最初に出会う英雄。未来から来たクロムの娘で、古の英雄王の名を借りて戦っていた。
クロムとモーションは同じだがこちらは速さと幸運に優れる晩成型。
+ 若干ネタバレ
本作ではマルス本人と出会い、マルスの名を勝手に使っていた事を謝罪した。
実際に戦闘中、マルスとの掛け合い台詞もある。

CV:高橋英則
クラス:剣士/ソードマスター
専用武器:ミステルトィン
スキル:均衡せし力の共鳴(自分の力と魔力の差が小さいほど与えるダメージがアップ)
未来から来たリズの息子でルキナの従弟。NPCだったがDLC第3弾で参戦。
あのイタイ言動がフルボイスの上に動作まで付いているので、中二っぷりがマシマシ。
ゲーム内ではモーションがあのリョウマのコンパチなので、パラメーターほど月とスッポンほどではない。
物理魔法反転の剣を持たせて魔法属性版リョウマとして扱うことになる。

+ ネタバレ
今回リズの息子という事を証明するために彼女の秘密を喋ろうとして止められた。
なお父親についての言及は無し。
オーディンの繋がりでレオンやゼロとの絆会話もある。

CV:高田憂希
クラス:ダークマージ/ソーサラー
専用武器:サーリャの禁呪
スキル:破滅の誓約(徐々にHPが減少していくがHP量に応じて与えるダメージがアップ)
ペレジア王国出身のダークマージ。原作同様ルフレにゾッコン。DLC第3弾で参戦。
モーションはルフレのコンパチだが一部専用の技があり、無双奥義でリザイアを使ってHPを回復する。
魔法キャラとしてはHPと守備が伸びる代わり、技と幸運が非常に低いためどうしてもリスキーなスキルで火力を補わなければならない。

CV:松嵜麗
クラス:踊り子/プリンシパル
専用武器:オリヴィエの舞剣
スキル:疾風迅雷(強敵撃破時に無双ゲージと覚醒ゲージが溜まる)
各地を旅しながら踊りをしている女性。極度の恥ずかしがり屋。DLC第3弾で参戦。
強攻撃1で特殊ゲージを消費し、周りの味方やデュアルの相方の無双・覚醒ゲージを回復することができる。
モーションも彼女専用のタイプであり、ステータスは低めだが攻撃範囲と技・速さ・幸運がどれもやたらと大きく、
さらにスキルも原作での人権っぷりを絶妙に再現しているため侮れないキャラ。

  • ファウダー
CV:子安武人
クラス:ソーサラー
専用武器:魔書ギムレー
ギムレー教団の司祭。敵専用NPC。
本作では敵国と手を組みクロムたちを排除しようとする。
子安枠その1


CV:緑川光
クラス:ロード/スターロード
専用武器:神剣ファルシオン
スキル:エリート(獲得経験値アップ)
新・暗黒竜から参戦の初代主人公でアリティア王国の王子。クロム兄妹の先祖であり、クロム達の時代には伝説の英雄王と伝えられている。
ただし、このマルスは暗黒戦争の最中に来ているため、自分は英雄王と呼ばれるような人間ではないと謙遜している。
絆支援ではシーダやクロム・ルキナの身内の他に、他の王族と王の在り方について話している。
アクション面はゼルダ無双のゼルダ(細剣)のようなギミックがあるが、強攻撃2〜5が変わるゼルダに対し、マルスは強攻撃1がロックオン中の敵にワープして切り上げる+他の強攻撃から強1を直に出せる、というもの。
強攻撃3の範囲が地味に広いため、印象ほど場面は選ばない。
強攻撃4はよく見るとスマブラforまでの横必殺ワザ「マーベラスコンビネーション*1」になっている。


CV:早見沙織
クラス:ペガサスナイト/ファルコンナイト
専用武器:ウイングスピア(DLC)
スキル:速さ+10
新・暗黒竜のヒロインでタリス王国の王女。
ティアモ・ヒノカとの絆会話を見て3人を同時出撃させていれば、覚醒奥義が『トライアングルアタック』に!

ペガサス勢を含めても一番幸運と速さの伸びが良い。クラスチェンジすれば杖も使えるようになる。
そのため覚醒が長持ちしやすく、幸運が発動に関わるスキルを優先的につけると長所をさらに伸ばすことができる。
今作の主力スキルである『月光』『滅殺』により、瞬間火力においてはペガサス勢トップクラス。

CV:諸星すみれ
クラス:マムクート/神竜族
専用武器:神竜石(DLC)、チキの涙(amiibo)
スキル:金剛の一撃(攻撃中に敵から攻撃を受けてものけぞらなくなる)
神竜王ナーガの娘で、神竜族の王女。がお~!
竜石でボコボコにするという戦い方で、アクションもステータスもお世辞にも良いとはいえないが、覚醒すると本来のドラゴンの姿に戻り、他よりも大きな強化を得る。
強攻撃1で無双ゲージを覚醒ゲージに変換することといい、ゼルダ無双のこどもリンクを継承したスタイル。
セリカとの絆会話では、バレンシア大陸に行ってみたいな~と発言している。

なお現在では修正されているが、公式サイトでは当初ナーガ族の王女と記載されていた。
ナーガ族はFC暗黒竜での神竜族の事であり、紋章の一部以降ナーガは個人名、種族名が神竜族に変更された経緯がある。
紋章の一部でガーネフが「ナーガ族の王女」と呼ぶからなのだろうか……。

覚醒≒プレイヤー操作特化の性能、そして強化に必要な素材がストーリー後半以降限定と言う都合もあり、かなりの大器晩成型。
そのかわり覚醒中はHP0にならない(常時祈り発動)という仕様も相まって、紋章とスキルが揃えば怪獣のように強い。
ただしCPUだと覚醒を使わないため、NPC出撃させる場合は注意が必要。特に竜特効持ちがいる剣使いの非モブがいる場合。*2

CV:子安武人
クラス:傭兵/勇者
専用武器:倭刀
スキル:孤高(ダブル状態でない時に与えるダメージがアップ)
またの名を紅の剣士。NPCだがDLC第2弾で参戦。
ヒストリーモードではシーダとのあの伝説のやり取りをフルボイスで再現しており必見。
モーションはリンのコンパチ。そのため普通に強い。孤高がやや使いにくいが、ヒストリーモードに単騎出撃のステージがあるので無駄にはならない。
子安枠その2

CV:佐倉綾音
クラス:ドラゴンナイト/ドラゴンマスター
専用武器:オートクレール
スキル:アイオテの盾(敵から特効を受けなくなる)
マケドニアの第一王女。DLC第2弾で参戦。
モーションはカミラのコンパチ。物理ステ特化ゆえ、こちらも普通に強い。
スキル『アイオテの盾』は飛行特効が刺さるカミラ・ミネルバやペガサスナイトだけでなく、一部の名ありキャラの竜特効が怖いチキとカムイにも欲しいスキル。

CV:瀬戸麻沙美
クラス:魔道士/司祭
専用武器:オーラの書
スキル:才覚(三すくみが有利でない場合でも、非覚醒中の必殺で覚醒ゲージが溜まる)
大司祭ミロアの娘。専用の光魔法で戦う。DLC第2弾で参戦。
全キャラ中最低の守備のため耐久力は相当低い代わりに全キャラ中最高の魔力と高い幸運を持つという尖ったキャラ性能をしており、プレイヤースキルの見せどころと言えるキャラ。
モーションは専用であり、横からの攻撃には弱いものの射程はやや長い。


CV:成田剣
クラス:ソーサラー
専用武器:マフーの書
メディウスと手を組んで世界を支配しようと目論む魔王。敵専用NPC。
世界樹の頂上にある伝説の剣を手に入れようとする。



  • カムイ
CV:佐藤聡美(女) 、島﨑信長(男)
クラス:ダークプリンス・ダークプリンセス/白の血族・ダークブラッド
専用武器:夜刀神
スキル:竜盾(自分がダブルの後衛時に前衛が受けるダメージを軽減)
マイユニット兼主人公兼マムクート枠。
ルフレとは逆に女がストーリーで、男がヒストリーで活躍。
クラスチェンジはカム女がダークブラッド、カム男が白の血族となる。女白の血族と男ダークブラッドの衣装はDLC第1弾で入手可能。
ストーリーモードでの初登場時、兄二人を率いて呂布三人衆と化し襲ってくるという、凄まじい悪夢を見せてくる。
その割にモーションの癖が非常に強いため、プレイヤー操作では流星か攻撃加速をつけてないといまいち。またヒストリーモードではファルシオン勢の竜特効も普通に食らってしまう。
幸運(≒最終的な火力)は高いが…

CV:Lynn
クラス:歌姫/ディーヴァ
専用武器:聖なる槍
スキル:天照らす(自分がダブルの後衛時に前衛のHPを徐々に回復)
ifのヒロイン。ストーリーには登場しないが、if追加パックを購入すると使用でき、追加ヒストリーマップの主役を張っている。

無双奥義ではあの踊りを忠実に再現。コスによって演出が若干変化する。*3
彼女もオリヴィエと同様に無双・覚醒ゲージを回復できる。
ステータス的には守備を捨てた火力重視タイプだが、モーションが強く、また早期に固有武器がもらえることや特効を受けない槍使いであることも相まって早熟型の強キャラ。槍が異様に似合っている。

CV:中村悠一
クラス:剣聖/白夜王
専用武器:雷神刀
スキル:流星(攻撃速度アップ)
白夜王国の第一王子。
原作発売後から無双に行けと言われていたため、まさに水を得た魚。スタッフもリョウマは強くて当然という認識で作ったため、 超強い
彼と支援を組むことで習得出来るようになるスキル「流星」は通常弱・強攻撃の速度を速めるという、無双シリーズの人権スキル「神速」属性(ゼルダ無双や本作の「攻撃加速」特性)と同じ効果。ここでも雷神の剣聖は自重しないというのか
アクション面は強攻撃4がアホみたいな射程とスキのなさを誇る。ステータス面も耐久面と移動速度以外はおおよそ文句無し。
とりあえず困ったら育てておいて損はない。

CV:名塚佳織
クラス:天馬武者/聖天馬武者
専用武器:ヒノカの紅薙刀
スキル:守備+10
白夜王国の第一王女。サクラが敵に誘拐されたと思い込んで部下を率いて襲い掛かるという登場をする。
ティアモ、シーダと並ぶ天馬武者(ペガサスナイト)の槍使い。

ペガサス勢では唯一DLCなしで専用武器持ちなので、達人の紋章が手に入ればさらに戦力アップが見込める。
専用武器は解放すれば特攻をつけても攻撃力が下がらなくなるので、各種特攻を付加させることでさらに幅広い相手に対応できるようになる。
DLCで他のペガサスにも専用武器+汎用武器での攻撃力ランクアップスキルが配られたが、
ヒノカはそれ抜きでも火力・耐久共に高く安定した強さがウリである。
無双奥義・デュアル奥義でヒノコプターを披露する。

CV:梶裕貴
クラス:弓使い/弓聖
専用武器:風神弓
スキル:技+10
白夜王国の第二王子。姉妹が敵に捕まったと思い込んで……。
全キャラ中最高の技ステータスを持つため必殺と無双奥義の威力が高いが、耐久は心細い。
今作の弓使いモーションの元ネタであり、ペガサスナイトなど飛行ユニットへの特効や強攻撃1でのチャージショットからの必殺など、セオリーに忠実な性能。
覚醒奥義の際にまさかの多クミ再現をするが、あの変な弓は流石に持っていない。

CV:金元寿子
クラス:巫女/戦巫女
専用武器:破魔矢
スキル:最大HP+50
白夜王国の第二王女。敵にさらわれそうになった所をアイトリス軍に助けられる。
今回は戦巫女ということで兄ゆずりの弓を使用している。こちらは魔力と魔防が伸びやすい。
杖なども装備できるためいざという時の回復役としても活躍する他、武器錬成で「物理魔法反転」「攻守反転」を付けると高い魔力・魔防が功を奏して強力な魔法弓アタッカーにもなれる。
今作でもサクラオウ伝説は健在だというのか……。今回の弓持ちは有用なライバルばかりなので一強とまではいかないが。

CV:ささきのぞみ
クラス:槍術士/槍聖
専用武器:オボロの漆薙刀
スキル:カウンター(敵の強攻撃をガードすると衝撃波が発生する)
タクミの部下。タクミにきょうだいが捕まっていると報告したNPCで、後にDLCで使用可能になった。
呉服屋の娘で服飾のプロのため、女性陣に大人気。
槍使いの中では守備が高い。DLCなしだとプレイアブルの槍使いが全員ペガサスナイト&アイオテの盾なしという状態であったため、特効を受けない槍使いとして一刻も早いプレイアブル昇格を切実に望まれていた。

CV:小西克幸
クラス:パラディン/暗夜王
専用武器:ジークフリート
スキル:聖盾(弓・魔法・竜石によるダメージを軽減、幸運値によって効果が上がる)
暗夜王国の第一王子。愛刀ジークフリートを手に戦場を駆け巡る。
今作でも馬に騎乗しているが、本編での弱点でもあった遅さを嘘のように克服し、凄まじい機動力を手に入れた。
リョウマと比べて速さの代わりに守備が高いステータスだが、戦闘ではこれは本当に馬なのかと疑うほどの暴れっぷりを見せる。
流石にリョウマほど使いやすくはないが攻撃速度も速め。強攻撃3がやたらと出しにくく、化けやすい強攻撃4はスキがやたら長いのが悩み。


CV:沢城みゆき
クラス:レヴナントナイト/レヴナントマスター
専用武器:カミラの艶斧
スキル:見下す者(歩兵ユニットに対して与えるダメージがアップ)
暗夜王国の第一王女。エリーゼが敵に捕まったと思い込んで襲い掛かる。
またカムイへの愛情も相変わらずでカムイを害する者には苛烈なまでの攻撃を仕掛ける怖いお姉さん。覚醒奥義や勝利ポーズがいちいちエロイ。

数少ない斧使いで物理攻撃に関しては高水準。強攻撃の範囲がとにかく広く、特にダッシュ強の殲滅力は圧倒的。
スキルの見下すものがデメリットがほとんどないため(騎馬・飛行には特効や対槍有利・斧殺しがある)、その点でも何気に優秀。
原作と違って幸運が微妙なうえ、ドラゴンナイトのお約束として弓、魔法使いに竜特効持ちと、警戒すべき相手が多い。

CV:宮野真守
クラス:ダークナイト/ケイオスナイト
専用武器:ブリュンヒルデ
スキル:魔力+10
暗夜王国の第二王子。妹と姉が敵に捕まったとゼロから聞き、襲い掛かる。
勝利シーンが実にあざとい弟。今回は騎馬魔道士として戦う。
職種ダークナイトや原作での中途半端な熟練度から剣への未練を捨てきれていないとかネタにされていたが、
今作ではデュアル奥義の際にちゃっかり剣を使っている。

性能的には技を落として移動速度に振ったルフレという感じ。「攻守反転」と相性が良い。
+ 若干ネタバレ
実はレオンの部下となる者がもうひとり参戦しており、そちらにも絆会話がある。
DLC導入が必要だが。

CV:諏訪彩花
クラス:ロッドナイト/ストラテジスト
専用武器:ムーンライト
スキル:魔防+10
暗夜王国の第二王女。異世界に迷い込んで迷子になっていたところを保護された。
魔法使い・杖・騎乗をすべて両立しているため、原作と同じく制圧に回復にと走り回る。
レオンのコンパチだが、速さや幸運に優れて回復も優遇されている。
逆に技そのものは結構低く、必殺は「滅殺」で何とかなるが無双奥義の火力が伸び悩む。

CV:子安武人
クラス:シーフ/アドベンチャラー
専用武器:ゼロの虐弓
スキル:滅殺(必殺で与えるダメージが激増、幸運値によって発動確率がアップ)
レオンの指示できょうだいたちを探していた変態兄さん。NPCだがDLCで使用可能になる。
今作では弓を使っているため、彼を相手にする場合は飛行ユニットを向かわせないように注意。
スキル『滅殺』は、幸運に比例する確率でエグいエフェクトともに必殺の威力が激増するという強烈なもの。
幸運の高いキャラは是非彼との支援を上げよう。なお本人の幸運値は…
子安枠その3

CV:江越彬紀
クラス:ソーサラー
専用武器:マクベスの惑書
暗夜王に絶対の忠誠を誓うソーサラー。敵専用NPC。
敵である白夜王族と内心邪魔に思っている暗夜王族を潰し合わせまとめて始末しようと暗躍する。
洗脳術に長けており、13章ではその力を存分に活かした悪夢を見せつけてくる。



CV:大本眞基子
クラス:ロード/ブレイドロード
専用武器:ソール・カティ
スキル:すり抜け(移動中に攻撃を受けてものけぞらなくなる)
烈火の剣の主人公の一人。ヒストリーモードをクリアすると使えるようになる。
原作の必殺を再現した奥義で残像を生み出すほどの素早さから、攻撃の踏み込みと速度が優秀。スキル「流星」まで加わるとまさに無双状態。
反面撃たれ弱いのがネックなのでプレイヤーの操作スキルでカバーするべし。
エリウッドヘクトルはリンの絆会話で名前が時々出て来る。

因みに専用武器はソール・カティの方だが今作では加入時から所持しているのではなく、とある戦闘でSランクをクリアしないと入手できない。
だがこのマップが専用武器ゲットステージの中でも初見殺しで鬼畜なので念入りな育成や下準備を心掛けておくこと。



CV:東山奈央
クラス:神官/プリンセス
専用武器:レディソード
スキル:幸運+20
外伝/Echoesの主人公の一人。ソフィア王国の王女であり、大地母神ミラに仕える神官。
なおアルムではなくセリカなのは、ファルシオンが4本になってしまうのと、奥義でライナロックを表現したかったから。
武器が魔道書ではなく剣なのは、当初剣が多いし魔道書タイプになるはずだったのだが、
外伝に魔道書がなかったので結局マルス互換モーションの魔力が高い剣士になった。
開発当時Echoseの存在についてはコーエー側のスタッフもごく一部にしか知らされていなかったため、ヒストリーモードでの元ネタがFC版の外伝基準になっている。
他のスキルに影響する幸運を上げるスキルも持ち、本人の幸運も十分高いため、戦力的な出番が育つほど増えてくる晩成型。
レディソードに物理魔法反転をつけるのが定石か。

システム

  • ヒストリーモード
参戦した作品の名場面・代表ステージを再現するモード。
ストーリーに登場しないマイユニの性別やセリカ、リンはここをクリアしないと使えない。
原作の名場面がフルボイスで再現されるのが一番の見どころ。

……しかし、原作メンバーの揃っていないステージでは代役で他のキャラが当てられており、
ステージによってはカオスな状況になる事も。
特に隠しステージは時たまそのマップとは関係ない原作のネタを拾ってきていることが多い。

同時に出撃したり、ダブルを組んだりして一緒に戦うと絆が深まり絆レベルがあがる。今回は絆レベルに関する制限はない。
絆レベルが上がる度、そのキャラに因んだ素材が手に入る。この素材を用いて様々なスキルを得られるため、欲しいスキルがあればそのキャラを使い込むのが手っ取り早い。
レベルはAまであるが、特定のユニット同士だと代わりにA+があり、そこに到達すると絆会話がアンロックされる。
クロムとマルス、ルキナとマルス、ティアモとヒノカ、リンとチキといった作品を超えた会話をフルボイスで楽しむ事が出来る。
え!? この組み合わせがあるの?と驚く半面、え? この組み合わせはないのか……とガッカリする事も。これは 原作で支援があった組み合わせはなるべく避けた かららしい。

DLCで追加されたアイテム「絆のお守り」を装備すれば従来よりもさらに上がりやすくなる。*4

  • 操作キャラ切替・味方への指示
ゼルダ無双3DS/Switch版や最近の戦国無双シリーズで正式採用された機能。
事前に4人まで自分で操作できるユニットを選択可能。操作キャラは戦闘中いつでも切り替えできる。
さらに本作では操作していない自分のユニットに様々な指示が可能。
指定した敵ユニットへの攻撃や拠点・味方友軍の護衛・道具を使って回復・他の自ユニットとダブルを組ませるなど、攻撃アクションと覚醒以外のことはだいたい任せることができる。

その代わり、本作ではステージに固定配置される味方友軍が非常に少なく、最大8人の手勢で戦うことになるため、キャラの選出と指示は無双Empires並みに重要となる。


  • 三すくみ
シリーズおなじみの三すくみもアレンジされて採用。
三すくみの関係は原作と同じで、剣>斧>槍>剣…となっている。
有利・不利による効果・影響は以下の通り。弓と魔法は三すくみの影響を受けない。

○有利の場合
与ダメージ増加・被ダメージ減少
弱4ヒット時にもスタンゲージ出現、出現するゲージが通像の2倍分減少しやすい黄色になり、必殺攻撃が範囲・多段攻撃化する

○不利の場合
与ダメージ減少、さらに相手のガード確率が高くなる
被ダメージ増加
強4などをヒットさせてもスタンゲージが出現しない*5

  • スタン/必殺の一撃・連撃
[三すくみ不利の相手を除き、敵ユニットに強4をヒットさせる]or[相手の攻撃の終わり際]に、白の「スタンゲージ」が出現する。
スタンゲージが表示されている間に攻撃・空中コンボ・無双奥義(一部除く)を当ててゲージを空にすると、ウィークポイントスマッシュよろしく大ダメージを与えられる「必殺の一撃」が発動する。
また、先述した三すくみ有利状態で出現する黄色のスタンゲージを空にすると、
連続攻撃で周囲の敵を巻き込みながら締めの一撃を繰り出す「必殺の連撃」が発動する。
一撃はゲージを削りきった相手にだけヒットするが、連撃は連続攻撃から締めの一撃まで周囲の敵をまとめて連続ヒットできる。

三すくみの影響を受けない弓と魔法はスタンゲージの出現方法が若干違っている。
弓は強1を溜めてからヒットさせることでゲージを出現させられる。最大溜めなら黄ゲージになる。
魔法は攻撃を当てて専用ゲージを溜めてから強1をヒットさせることで出現させられる。こちらもゲージが満タンの時にヒットさせれば黄ゲージになる。

  • ダブル
覚醒からのシステムも無双風にアレンジされて採用。
原作同様に出撃している味方ユニットとタッグを組む。
ダブル状態では操作していない後衛のユニットにも経験値が入り、「デュアルアタック」・「デュアルガード」・「デュアル奥義」が使用可能になる。

ダブル状態で攻撃を当てると専用のゲージが溜まっていき、満タンになるとデュアルアタック・デュアルガードが発動できる。
デュアルアタックは任意のタイミングで開放する手動式になっており、ヒットするとスタンゲージを出現させられる。デュアルアタックも三すくみの影響を受けるため、有利を取れる相方のデュアルアタックを決めれば黄ゲージになり、操作ユニットが三すくみで不利だろうとも必殺の連撃をブチ込める可能性がある。
デュアルガードはゲージ満タン時に被弾すると後衛のユニットが割って入り、互いの動作を中断して被ダメージを0にする。
前衛・後衛の無双ゲージがどちらも1本以上溜まっている状態で無双奥義を発動すると、
双方の無双ゲージを1本消費するが、ペア間の絆レベルなどが高いほど大幅に攻撃力が上がるデュアル奥義になる。

ダブルを組んだユニット同士が操作キャラとして選択していれば、前衛・後衛の切替が可能。
歩兵タイプと騎乗タイプで組んで移動の補助に使ったり、三すくみ対策として武器種の違うユニット同士で組む等、自分の戦略に応じて使い分けるといい。
ただし、後衛が操作キャラとして選択したユニットでない場合はチェンジ不可。

  • 覚醒
三すくみ有利の敵兵・ユニットを倒すor青色の薬(覚醒回復の薬)を取ると体力ゲージ横の「覚醒ゲージ」が溜まっていき、半分以上溜まると発動できる。
効果時間中は全ての敵ユニットに対して三すくみ有利状態になり、効果終了時に通常の無双奥義よりも強力な「覚醒奥義」が自動で発動される。
三すくみの影響を受けない弓と魔法はアイテムや特定スキル以外で覚醒ゲージを溜められないので注意。

  • スキル
シリーズおなじみのスキルも無双風にアレンジされて登場。
各キャラが固有のスキルを1つずつ習得可能。その後、他キャラに同スキルの習得が解禁されるという形式。
例:リョウマのスキル「流星」を他キャラが習得するには、まずリョウマが習得しなければならない

↑の絆会話の項でも触れられているが、習得にはそのキャラに因んだ素材が必要。
最初に習得する本人持ちの場合はノーマル素材(銀素材)だけでいいのだが、他キャラが習得する場合はレア素材(金素材)に加えて該当キャラの「極意」が必要。
この極意は絆レベルA(A+)に到達することでのみ入手可能で、ある意味「伝授・継承」に相当する概念である。


ステージ

  • アイトリス市街
アイトリス城下町に広がる街。
広場や市場、塔などがあるが、敵襲を受けて市民は不在。
砦と通路が規則的に並び、通路・ステージ全体が比較的狭いため、ヒストリーモードでは撃破数稼ぎとして重宝されるステージ。
BGMは「その道の先に」。

  • 王領の森
アイトリス王国領内にある森林地帯。
クロムたち覚醒勢の英雄と初めて出会う場所。
ストーリー2回目に訪れる際は超強化されたifの英雄に追われることに。
昼と夜のバージョンがあり、それぞれでBGMが変化する。
BGMは、昼は「序幕」、夜は「遠征」。

  • 竜の谷
竜を祀る寺院がある谷。
遺跡のような建物と竜の祭壇で構成されており、祭壇でファウダーが邪竜の復活を目論んでいた地だ。
BGMは「混沌」。

  • 砂漠の闘技場
砂漠地帯の北西に廃墟となった闘技場が残されている。
初訪問時は敵軍の術によって砂塵が発生しており、砂塵内では視界が悪いだけでなく、中に入っているユニットには指示も出せなくなる。
BGMは「使命」。

  • 山峡の荒野
崖で挟まれた荒野が広がる。
ステージ全体が広いうえ崖で阻まれた地形が多く、遠回りを強いられる厄介な地。
初訪問時の敵となる白夜軍は天馬部隊を率いて容赦なく崖を超えて来る。
BGMは「正義は何処に」。

  • 漆黒の火山
黒い岩石に覆われた灼熱地帯。
あちこちに溶岩が流れており、飛行ユニット以外は徐々にダメージを受け続けてしまう。
こちらも敵となる暗夜軍はドラゴンナイトを出撃させてくる。
BGMは「正義は此処に」。

  • 日輪の城
白夜王国モチーフの和風の城。
敵本拠地と味方本拠地がほぼ一直線になっている対称的な配置が特徴。ヒストリーモードでは敵大将が一直線に突っ込んで来ることも。
BGMは「光射す彼方へ」。

  • 常夜の城
暗夜王国モチーフの洋風の城。
ストーリーで訪れたときの庭園は濃霧に覆われており、あまりの視界の悪さでやはり指示も出せなくなる。
BGMは「譬え闇に堕ちるとも」。

  • 大平原
黄昏が眩しい平原。
白夜、暗夜両軍の争いを止めるべく奔走することになる。
ステージは原作の白夜平原がモチーフになっている。
BGMは「黄昏をつれて」。

  • 不落の城塞
かつてアイトリスとグストンの仲が不穏だった頃、グストン軍によって建造された要塞。
ダリオス護衛ミッションは結構な難所。
BGMは暗黒竜より「戦闘マップ1」。

  • 世界樹
アイトリス王国の辺境に存在する巨大な森林。
王国を救った神竜の聖剣が残されていると言われている。
BGMはFE外伝から「世界樹」。

後に発売された『ファイアーエムブレム 風花雪月』でチキのamiiboを読み込むと、フリーバトルでこのステージのBGMが選択できるようになる。
(『風花雪月』の製作にはコーエーテクモのシブサワ・コウブランドが参加している)。

  • アイトリス城
アイトリス王国の王城。
敵軍の襲撃を受けて占拠されてしまっている。
BGMは「勇者は前を向く」。

  • 異界の狭間
ストーリー最終ステージ。追い詰められた邪竜が作り出した異空間。
クロスオーバー作品の最終決戦のごとく、宇宙空間を思わせる闇の空が広がっている。
ストーリーでは暗黒竜最終マップを踏襲してか、手勢を4箇所に分断された状態でスタートする。
BGMは「時を駆ける」。




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最終更新:2024年04月15日 04:39

*1 全段横入力派生の出し切り。なお、『スマブラSP』ではワザこそ同じだがモーションが異なる。

*2 弓以外の特効持ちはあまり戦場に出てこないが、敵で出てくるマルスやクロムなどはファルシオンによる竜特効を持っているため

*3 対応しているのはデフォルトの「白の歌姫」と「黒の歌姫」の2種。

*4 1戦ごとに得られる絆経験値の上限が次のランクまでに拡張される効果であり、装備した状態でダブルを組みしっかり戦った場合、1レベル分はほぼ確実に上がる。敵ユニットをスルーしまくってさっさとクリアした場合はその限りではないが。

*5 ただし、三すくみ不利でも有利側の攻撃モーションの終わり際にはスタンゲージが出現する。