零月(HHG 女神の終焉)

登録日:2017/09/08 Fri 21:52:51
更新日:2024/01/02 Tue 06:35:47
所要時間:約 5 分で読めます





*1
「私の名は零月。この世界を滅びより救う者」


Reigetsu


ういんどみる制作のエロゲー、HHG 女神の終焉に登場するキャラクターの1人。


身長:No Date
3サイズ:No Date
血液型:No Date
好物:No Date
所属:No Date
能力:高速思考-ハイパーハイスピード-
CV:???


突如として久司朗を襲撃してきた謎の少女。
銀色の長い髪、黒いマントに目元を覆う鋭い眼光のマスク、そして所持する多数の暗器等々。
世の男子中学二年生のマインドをこれでもかと擽る狙いすぎな外見。


とはいえ本人的にはギャグでも挑発でもなく全てが大真面目であり、
久司朗を世界破壊者=コードブレイカーと称して執拗に命を狙ってくる。
初遭遇時はまだ久司朗の記憶が戻っていなかったこともありロクな対抗策が取れずに学園屋上に追い込まれてしまうも、
その土壇場で久司朗が記憶の一部と自身の使命、そして己の象徴たる高速思考を取り戻したことによりその場は一旦退散。


そして彼女もまた技能ではなく能力としての高速思考-ハイパーハイスピード-を所持しており、
瞬時に相手の策を見抜き、所持している針やワイヤーといった大量の暗器を合わせて確実に相手を追い込むなど、
その戦闘能力は非常に高く、各ルートで度々姿を現しては久司朗やその他ヒロインとたちと対決することになる。


前作を含めても今まで存在しなかった、主人公である久司朗の命を明確に狙う敵役であるものの、
その目的や裏に潜むもの、仮面の下の正体等も含めてとにかく謎の多いキャラクター。
選んだルートによって登場頻度や活躍の内容も実に様々である。

以下、ネタバレ含む。





















正体は作中世界の創作者である黒幕の女神が、久司朗の対存在として戯れに生み出した存在。
そしてその人格をヒロインの1人である奇稲田撫子に憑依させる形で行動させていた。
勘のいい人間は何となく察しただろうが、正体発覚前に撫子と零月が明確に別人として並んでいるシーンは存在しない。
そしてディープなエロゲオタだと零月の声優は表向き不明になってるとはいえ、その声質で正体を察してしまったかも。


久司朗が世界破壊のトリガーとなっている危険な存在である、というのはある意味で間違いではないのだが、
結局はその久司朗を抹殺するという最優先事項も女神に植えつけられたものでしかない。


  • 弥生学園ルート
宿主である撫子に対して内側から接触し、世界破壊者である久司朗には近づかないよう度々警告を発していた。
撫子自身は当初零月が憑依しているということは知らなかったが、何となくその裏にある真実に気づいていたりもした。

ルート中盤での決戦で身につけている仮面を破壊されると同時に、それらの真実が白日の下に晒されてしまう。
久司朗への接触と抹殺が難しくなったと悩む中、その矢先に背後から自身の創造主でもある女神の接触を受ける。
高速思考-ハイパーハイスピード-によってその存在と世界の真実を知ることになるも、直後に用済みとばかりに、
女神によって撫子から引っぺがされてしまう。

撫子ルートではそのままフェードアウトするが、破壊者ルートでは後半に差し掛かる辺りで精神体として久司朗の前に再び姿を現す。
偶然手にしていた妹物のエロ雑誌を巡ってしょうもないやり取りを繰り広げた後、
自らが辿り着いた真の黒幕である女神の存在を久司朗に伝え、直後にその女神によって消滅させられてしまう。
しかし終盤、女神に操られるままに久司朗たちに危害を加える自分の無力さに嘆く撫子の側に現れ、
彼女を叱咤することで立ち直らせ、女神を退ける逆転のきっかけを生み出した。


  • エイプリル学園ルート
「久司朗の抹殺」という最終的な目的が合致しているという理由でエルアリアとの共同戦線を張るという展開に。
因みにこの時の選択肢次第では久司朗のエロ攻撃に照れたりエルアリアを庇うように立ったりと、意外な人の良さも見せている。

ルート中盤で光理を人質に取ってエルアリアと共に事を有利に進めようとするも、
事前にそれを見抜いていた久司朗たちの策に逆にハメられてしまい失敗。
更に、エルアリアが内に抱える真実を見抜かれて説得されたことにより、人知れず姿を消していた。

破壊者ルートの後半で突如として多くの人々が姿を消すという異変の中で再登場。
更なるイレギュラーたる聖女アナの存在についても察していたようで、
最早久司朗を殺したところでこの世界の滅びは免れないと諦念の感情を漏らしていた。

フィアナルートの終盤でも久司朗の前にまたも姿を現すも、
既に世界を破壊する気は無く、フィアナと共に過ごすこの世界を守っていきたいとする久司朗の姿を見て、
もう貴方は世界破壊者ではないと言い渡し、この世界の先を楽しみにさせてもらうと笑みを零して姿を消した。


  • キサラギ学園ルート
他ルートと同様に久司朗の命を狙ってくるも、サリーの能力と思考に踊らされる形で退散。

サリールートでは何と、独自に正体を突き止めたサリーに説得されるという形で、
久司朗が世界破壊者でなくなっているということを知り、襲撃を中止するという何とも締まらない展開に。

が、一転して破壊者ルートでは真の能力である因果歪曲に目覚めたサリー共々、他ルート以上に本気で2人の命を狙ってくる。
遂には宿主である撫子の能力である時間停止-クロノアルター-すらも駆使して久司朗とサリーを追い詰めるも、
その先で秘宝ノアと接触したサリーが久司朗の助力も受けて因果歪曲を発動し、始まりの聖女として最誕。
彼女の放つ多数の能力によって散々弄ばれた挙げ句に敗走せざるを得なくなるという噛ませ的な扱いになってしまう。


  • 葉月学園ルート
最終ルートでは一度目の襲撃の際に、今までと違って明智光理とそれに宿るメフィストこそが真のイレギュラーであると宣告。
今までとは違い光理の命を狙い、事前準備もあって光理からメフィストを引き剥がすことに成功。
しかしそれも束の間、今までの記憶を保持していた久司朗に先を読まれて撃退されてしまう。

今までと違って早々に正体が発覚したこともあり、零月もまた自身の置かれた立場を理解したことによって、
以降は撫子と共に久司朗の協力者の1人として活躍。
女神との最終決戦時でも撫子と入れ替わる形で女神との激闘を繰り広げていた。

撫子との関係も良好なようで、彼女の影響を受けたこともあってか、
ルート終盤ではスリーサイズは撫子と同じなどとおどけて見せたりと、だいぶ性格が丸くなっていた。





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最終更新:2024年01月02日 06:35
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*1 出典:HHG 女神の終焉 ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2013年11月29日 ©Windmil / ARES Inc.