マルティナ(DQ)

登録日:2017/08/29 (火) 03:27:17
更新日:2024/04/25 Thu 15:27:26NEW!
所要時間:約 6 分で読めます






今度は離さない……っ!




出典:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて、スクウェア・エニックス、オルカ、2017年7月29日
© 2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.


概要

『マルティナ』とは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に登場する謎の女武闘家。
紫がかかった長い黒髪をポニーテールにした、人間も魔物も目を奪われてしまう美貌とすらりと伸びた背筋、
重量感溢れる胸、引き締まったウエスト、ハリのあるお尻と美しく曲線を描く長い足をした美人。
公式設定画によると身長は170cmとのこと。

CV:小清水亜美(ライバルズ、Switch版)

謎の老人・ロウと共に世界中を旅してまわっている武闘家で、ロウから姫と呼ばれている。

本編ではグロッタの町の仮面武闘会に参加した際に、その参加者の一人として登場。
この大会は抽選で二人一組になって参加するトーナメントで、マルティナは本来主人公と組むはずだったが、
ロウがその事にイチャモンをつけたため、マルティナはロウと組む事になった。
武闘家としての実力は高く、予選では華麗な身のこなしと足技でカミュを一方的に叩きのめしたほど。

決勝戦で主人公とハンフリーと対峙し、惜しくも敗れた当日に行方不明となってしまう。
実はこの二人は最近グロッタの町を騒がしている闘士誘拐事件を調査しており、
前回優勝者のハンフリーに目星をつけていたらしく、武闘会で活躍しわざとハンフリーに誘拐される事で黒幕に辿り着こうとしていたのだ。
事件解決後は優勝賞品の『虹色の枝』を強奪し、返してほしくばユグノア城跡に来いと主人公一行に伝えて来るが……。






実はマルティナは16年前に死んだと言われていた、世界五大国の一つデルカダール王国の王女。
モーゼフ・デルカダール3世の実の娘である。

マルティナの母親は子供が生まれてすぐに死んだため、マルティナは主人公の母親のエレノアに実の子供のように遊んでもらっていた。
主人公が生まれた時は自分の弟が出来たみたいで嬉しかったという。

16年前のユグノアの悲劇が起きた時、マルティナもデルカダール王にと一緒にユグノアに招かれていた。
魔物の軍団に襲われた幼いマルティナはエレノアと共に逃走。
途中、魔物に見つかり追われたためエレノアは主人公をマルティナに託し囮となり、
マルティナも魔物に襲われ川に落ちてしまい、主人公と離れ離れになっていた。

その後ユグノア王国の前王であるロウに助けてもらい、デルカダール王に助けを求めに行ったのだが、王は勇者を悪魔の子と称し娘の死さえ利用していた。
ロウとマルティナはデルカダール王の豹変の裏には魔族が関わっていると推測し、身分を隠し旅に出た。
そしてデルカダール王の背後にいる魔族……ウルノーガを倒すため、主人公の仲間になる。


このような経緯で仲間になるため、主人公の事を実の弟と同じに思っており、旅の途中でも大事にしている。
そのため恋愛対象として見ている訳ではないようだが、
主人公にエマという幼なじみがいると分かると不機嫌そうな反応をしたり(ガイドブックにはヤキモチと書いてある)、
ルドマンさんに頼まれプロポーズのリハーサルをした時は女性陣の中でひと際激しく動揺したりと、意識していないでもないようだ。
また、たとえそんな主人公相手でも人助けを断ろうとした際は容赦無く頭部を蹴り上げようとするくらい真面目で誠実な人物でもある。

スケベな事に関しては良く思ってはなく、ロウがムフフ本を持つことを咎めたり、
主人公がぱふぱふしに行くと、「息抜きは必要よね」と一見受け入れているような事を言いつつ、その手は締め上げるための準備運動をしてたり、
バニー信者の爺さんに冷ややかな顔をしたりしている。


出典:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて、スクウェア・エニックス、オルカ、2017年7月29日
© 2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.


その割にはバニー服を気に入っていたり、連携技で度々バニー姿を披露したりしている。
それどころかパーティで一番ぱふぱふについて言及し、主人公とロウにぱふぱふしてあげる連携技もあったりする。
まさか幼い頃主人公とたくさん遊んであげるんだ、と言っていたマルティナが大人の遊びをしてあげるようになるとは……。

劇中イベントで崖から飛び降りる事になるマルティナだが、実は高所恐怖症であったことが後日判明する。

ガイドブックによればロマンティックな恋の話に胸を躍らせるなど、年相応な一面があるらしい。


グレイグによると幼いマルティナはおてんば姫だったそうだが、
ロウによれば助けた当初は懐いてくれなかったと言っているので、意外と人見知りな性格だったようだ。
また身分を隠しての旅だったため、踊り子として活動していた事もあったという。初期習得技が『ぱふぱふ』なのはそういう……。

なお初登場時派手に目立ったせいか、マルティナは加入時もしくは離脱してからの再加入時を除くと、
メインストーリーでの絡みや会話がかなり少なく、イベント後の話すコマンドを使わないと話してくれないキャラと化してしまう。
それでもなお空気キャラになっていないのは初登場時のイベントと過去、なにより再加入時のイベントのインパクトだろう。要するにエロいは正義。


基本的にDQ11のキャスティングはオーディションで決めているが、ジャンプフェスタ2019によると小清水氏は堀井雄二氏が指名したらしい。
そのためベロニカ役の内田氏がオーディションの話をした際に、オーディションがあったことに驚いていた。

「幼なじみのゲマ」の陰に埋もれがちだが、DQ8のマルチェロと名前が似ているとネタにされることもあるようだ。



以下、冒険後半のネタバレ
















冒険中、命の大樹が落下した事で仲間が世界中に散らばってしまう事件が発生する。
その際マルティナはグロッタの町を襲った六軍王の一体・妖魔軍王ブギーを退治するべく単身で向かったのだが……、



アタシが興味あるのは、このカジノを作った六軍王であるブギー様だけ……。

アタシの身も心も、ブギー様のものなのよ。

出典:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて、スクウェア・エニックス、オルカ、2017年7月29日
© 2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.


返り討ちにされた挙句、ブギーによって洗脳され魔物となってしまう。
洗脳時のマルティナは非常に過激な性格でまさにデルカダール次期当主にふさわしい女王様だった。
しかもマルティナはブギーの一番のお気に入りだったらしく、本人も上記セリフのように身も心もブギー様のものなんて言っちゃうくらい忠誠を誓っている。
なんて薄い本が厚くなる展開だこと……。
ただしブギー様は洗脳という手段を持ちながらも段階を踏んでの恋愛を信条としていることがswitch版で判明したため、何もされてはいない‥‥…筈である。

もちろん主人公らは連れ戻そうとするのだが、本人はこんな状態なので聞く耳持たず。
説得しようとしたロウを「うるさいジジイ」呼ばわりするわ、
掴もうとしたグレイグに至っては強烈な蹴りを(上記画像のダメ出しのおまけ付きで)入れるわで手がつけられない有様。

そんなこんなでブギーの前座としてこの呪われしマルティナと戦うことになるのだが、これがなかなかの強敵。
サキュバスウィンク(全体眠り攻撃)にセクシービーム(食らうと魅了)、そしてぱふぱふと惜しげないお色気による状態異常攻撃を仕掛けてくるのだ。
地味にひどいのが、進行の都合上他の女性メンバーであるベロニカとセーニャがおらず、全員野郎のパーティで挑むことになるのでぱふぱふの完全な対策ができないこと。
しかもロウとグレイグに至っては戦闘前に「はしたない」だ「ハレンチ」だ言っておきながらステータス上耐性が低いため、めちゃくちゃぱふぱふが効きやすい。}
しっかりしろエロオヤジども。

今作では敵からの状態異常がやたら強いのだがこの呪われしマルティナ戦も例外ではなく、どうせ前座だろうと高を括っていったら骨抜きにされてボコられたプレイヤーは少なくないとか。
ただしあちらの攻撃は物理がメインなのでマヌーサが通ると楽。


ブギー撃破後は正気に戻ったが、魔物化の力をコントロールできるようになったらしく、その後は戦闘中に「デビルモード」として使えるようになる。


戦闘

武闘家のお馴染みの『爪』と『槍』スキルと『格闘』と『お色気』スキルを覚える。
呪文の類を一切覚えないため補助が出来ないが、カミュに次ぐ速さと高火力で敵を攻める高速アタッカー。
爪と槍のどちらがいいかと言えば好みの問題となるが、高会心率による爆発力の爪、安定した火力の槍といったところ。

格闘スキルでは各種格闘技を覚え、従来の『ばくれつけん』が『ばくれつきゃく』になるなど、設定どおり足技主体となる。
また本作の格闘スキルは武器を装備していても使用可能になっている。

お色気スキルは初期取得のぱふぱふを始め、小MPでそれなりの威力のヒップアタックなどを覚える。
本作のAIは割とポンコツで、終盤までAIに任せるとマルティナはヒップアタックばかり使うお色気マシーンになってしまう。

彼女の最大MPはあまり多いとは言えないものの『思い出のリボン』という専用装備を装着することでその問題はカバーできる。
ふしぎな鍛冶で打ち直して最大まで強化すれば、毎ターン自動的にMPを6回復出来るのでグッと楽になるはず。爪を使っているなら『ウィッチネイル』で攻撃しながらMPを吸収できる。

前述の経緯で手に入れた『デビルモード』を使うと見た目が魔物化していた頃の姿(それもしっかりうさみみバンド・バニースーツ・あみタイツの3点セット)になる。
そうなると攻撃・守備・器用さが一段階上がり、状態変化耐性も少し上がるという優秀な全体強化特技。
しかし消費MPが16と高めで、マルティナ自身のMPが少ない事もあって多用出来ない。凍てつく波動も天敵。
過去の世界でもこの特技はマルティナの潜在能力を引き出すことで使えるようになるのだが、魔物化した事がないのに何故……?

『デビルモード』を習得し、主人公とベロニカがゾーンに入る事で連携技『サタンモード』も使えるようになる。
これはデビルモードの強化版で、見た目はデビルと変わらないのだが、攻撃・守備・器用さに加え、速さも高まる。
しかも二段階上昇という強化であり、耐性面もデビルより高くなっている。

他の女性陣と同様に完全うっとり耐性を持つ……これは敵のぱふぱふを無効化するというもの。
マルティナの場合、ゼシカと同じく勝利の笑みを浮かべる。

台詞

  • 赤ちゃんって、こんなに小さいのね。ちょっと触ったら壊れちゃいそう……。エレノア様。イレブンに触ってもいい?
  • ふざけないで!!
    戦いの最中に相手をほめるなんて
    余裕のつもり!?
  • ねぇ、アタシのイヌにしてあげましょうか? 世界で一番幸せなペットにしてあげる。
  • 女の誘い方も知らないの……? アンタ、何も分かってないのね。
  • なによ、そのつまらない挨拶。これ以上アタシを退屈させるなら、キツーいお仕置きしてあげましょうか?
  • あなたの幼なじみのエマちゃんと会ったら、あなたが危険な目にあってないかって色々と質問されたわ。
    へえ、イレブンにはあんなに可愛い幼なじみがいたのね……ふうん……。
  • へえ。イレブンとエマちゃんはこの村で青春時代を過ごしたんだ……。ふうん……。
  • どうしたのイレブン? 早く選ばないとルドマンさんにも失礼よ。それとも私を花嫁にする気なの?
  • ……でしょうね。イレブンにとって私はクチうるさい姉って感じだものね。今さらそんな仲にはならないわよね……。
  • ……そう、それがいいわ。イレブンには他に合った人がいる。その人の所に行ってあげて……。
  • だって私はずっと年上だし、イレブンにとって姉みたいな存在でしょ? それでも本当に私を選ぶの?
  • ……え、ええと……コホン。私は今までイレブンの事を可愛い弟だと思ってきたけど……。
    イレブンがそこまで言ってくれるなら私も、ちゃんと……考えてみようと……。おも……思います……。
  • ……ああ、もう! リハーサルだからってそんな真剣なカオで言われたら、こっちも調子が狂ってしまうわ! 
    そんなこと言われたの初めてだったから、ど……どうしていいか分からないのよ。もう、恥ずかしいからカオ見ないで……。



追記・修正はマルティナ様のイヌになってからお願いします。

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