ミレーユ(DQⅥ)

登録日:2011/06/29(水) 13:20:17
更新日:2024/03/02 Sat 14:45:58
所要時間:約 6 分で読めます






CV:久川綾(CDシアター)、田中理恵(ライバルズ)

髪型は長い金髪を垂らし、下の方で縛っている。
歴代キャラクターの中でも一風変わった服装をしており、背中から伸びているリボンが特徴的である。

MP、賢さ、かっこよさが高くレベルアップでベホイミやヒャド、スカラを覚えるのでバーバラとは僧侶と魔法使いという区別ができる。
力、HPはそれほど高くはないもののミレーユは一部の刀剣類を装備できるので打撃戦でもそれなりに期待できるだろう。
……いずれもグリンガムの鞭には負けるが。

装備出来る防具はバーバラと同じくローブや胸当てといった典型的な魔法使いタイプだが、装備出来る盾の種類が非常に少ない。
中盤まではおなべのフタとシルバートレイしか装備出来ないのがやや難点だが、終盤に手に入る水鏡の盾とメタルキングの盾と言った強力な盾を装備出来る。

かっこよさが高いので職業をスーパースターにして得点加算対象となる装備の組み合わせをすれば、ベストドレッサーコンテストも楽々勝ち抜ける。
またSFC版はメダパニ等の混乱攻撃は効かないので特定のボス相手には非常に役に立つ。

一番最初に仲間になる女性キャラクターであり、オープニングにも登場している。
プレイヤーにとっても主人公ハッサン、ミレーユの3人は馴染み深いパーティなのではないだろうか。


Ⅵには魅力的な娘がたくさん登場する。
Ⅴ程では無いが、好きな女の子の派閥が分かれているのも事実。
ミレーユもバーバラやターニアとはまた違った魅力に溢れている。
街の人々が振り向くほどの美貌を持ち、どこか陰がある神秘的な女性。冒険のところどころで主人公をフォローする頼れるお姉さん。
いつも優雅な微笑みを忘れない、ステキな大人の淑女である。
遊び人に転職した時に見られる彼女のあそびも
枝毛切り・化粧直し・流し目・ベリーダンス・女王さまごっこ
……などなどとっても気品のあるラインナップだ。





以下ネタバレ





実は本編開始前に主人公、ハッサンとともに現実世界で魔王ムドー討伐の旅に出て返り討ちにあう。
三人は心を夢の世界に飛ばされてしまうが、ミレーユはいち早く現実世界に戻り自分の体を取り戻した。
サンマリーノの街で誰からも姿が見えなかった主人公とハッサンが、夢見の雫を使わずに見えたのはこのためらしい。
現実世界に戻って暫くは夢占い師グランマーズのもとで暮らしており、主人公たちの姿が見えるようになってからは彼らに同行する。


魔王ムドーを主人公達とともに倒した後、未だ魔物の数が減らない原因を探すために旅を続ける。
その途中、アークボルト城で青い服装に銀髪の青年テリーを見かける。
この後テリーとは何度か出会うことになるが、その時ミレーユをパーティに入れておくと他のキャラとは違った反応が見られる(旅人の洞窟等)

ヘルクラウド城の死闘を終えると、倒れていたテリーが自分を殺してくれと主人公達に頼む。
この時ミレーユはとうとうテリーに真実を打ち明ける(パーティにいなかった場合でも玉座の間に駆け付ける)
テリーは彼女の弟だと。
テリーは彼女のこと、ガンディーノの街のことを忘れかけていたがミレーユの説得により記憶を取り戻した。
青い閃光(笑)、ドランゴ引換券wwなどと言われるテリーも過去はシリアスだったようだ。

賛否両論多い本作のDS版リメイクであるが、会話システムは評価が高い。
もちろんミレーユさんの魅力もかなり増している。
ミレーユ姉さんは動物好きであるらしく、猫に話しかけると
「かわいいネコちゃん こんにちは!」
と言ってプレイヤーを身悶えさせてくれる。
いやもう、お決まりですけど、あなたがかわいいです。

一方でグレイス城の滅亡イベント(オルゴ―の鎧の隠し場所のヒント)を見ずに隠し場所への隠し階段を見つけると
「ここに階段があるのをなぜ(主人公)が知っているのかは聞かないことにするわ……」
SFC版or2周目プレイヤーへの若干の棘を含んだメタ発言を放つ。

また欲望の町で、女性おことわりのアヤしいお店に誘われて「いいえ」と断ると、
「行ってくれば? わたしには あとで 話を 聞かせてね」
とちょっとドキドキするような台詞が聞ける。

他にもテリーが仲間になった後のお姉ちゃんっぷりや、てんしのレオタードを入手した時のバーバラとの会話も必見である。
これだけでもうリメイク版を買った甲斐があるってもんだよね!
でも最終的な肩書きが「テリーのあね」なのはどうにかなりませんかね。



ガンディーノでミレーユに話しかけると終始無言であり、何も答えようとしない。

実は過去に養父母の裏切りでギンドロ組に拉致され、一時は奴隷として扱われていたことがある。
この奴隷というのはつまるところ、(特に若い娘は)前王の妾であり、そして彼女の美しさが皇太后の嫉妬を買い、地下牢に幽閉されていたところを逃げ出したのだ。
皇太后が言う「牢には怪物が閉じ込めてある」の怪物とはミレーユのことなのである。
ツボックのことじゃないよ。でも本当に怪物が出るため嘘から出たまことになってしまった。

乙女の心に傷を残した過去のガンディーノ許すまじ。
よし、じゃあ上の世界に行って誰かしらシバいてこようぜ!
…という展開になるかと思われたが、その後はエンディングまで特にイベントがない。

ガンディーノ関連は消化不良のまま終わっており、実際にどんなことがあったのか明確にはわからないのだ。
明確に触れられているのは、王室から直通の特別の風呂場があることぐらい。
だからあんなことやこんなことはプレイヤーの想像に任せるしかないのである
まあ本人曰く、前王の相手をしたことはないらしい。よかったよかった。

久美沙織による小説版では、このあたりの事情が詳しく補完されている。
また、「ヘビが苦手」という設定も付与されており、これも彼女の過去に関わる事項の一つとなっている。



スピンオフ「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」では、オープニングでワルぼうに連れ去られてしまう。
テリーがわたぼうとヨロシクやっている間、ミレーユもマルタの国でマスターをやっていたらしく、ほしふりの大会決勝で戦うことになる。
ストーリー上のラスボスである。

モンスターはにじくじゃく、コアトル、メタルキング。
配合に配合を重ねてやり込んでしまったマスターにとっては楽勝だが、ストーリーのみをさくさく進めてきた人には辛い戦いになるだろう。

ミレーユのものもマダンテとかジゴスパークとかいちいちおっかない特技を使ってくるが、冷静に対処しよう。

クリア後にタイジュの王妃の部屋に行くと、がいこつけんしとお見合いさせてくれる。
せっかくの機会なので大事にするといいだろう。
リメイクでは裏シナリオやその後の格闘場で共闘するようになる。

追記・修正は、ミレーユやバーバラに「ダーリン」と呼ばれたくて、 主人公の名前を「ダーリン」にしたら
ハッサンに「よう、ダーリン」と言われて速攻冒険の書消した人にお願いします。



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最終更新:2024年03月02日 14:45