ピンクチェックスクール

登録日:2017/08/21 Mon 11:06:16
更新日:2020/09/08 Tue 17:19:50
所要時間:約 8 分で読めます









あの頃のふわふわとした憧れ、今はもうハッキリとした形ですから…!
みんながくれるピンクの光…この景色、とっても…大切ですっ!
いろとりどりの3人の想い…ファンのみなさんに届きますようにっ!






Pink Check School




概要

ピンクチェックスクールとは、アイドルマスター シンデレラガールズのユニット。もしくはユニット名の由来となった衣装。
島村卯月小日向美穂五十嵐響子のキュート属性3人によって構成される。

イロモノの多いデレマスにおいては結構貴重な正統派で王道な可愛らしさを売りにしているユニットである。
そもそもはこの3人を特訓することで同系統の衣装だったことが発端。
このピンクを基調としたチェック柄の学生服の衣装の名前がピンクチェックスクールであり、これがそのまま3人のユニット名となった。
衣装自体は2011年末の稼動当初から見ることが出来たが、衣装名が判明したのはずいぶん後の2014年10月に実装された新機能「ぷちデレラ」のぷちショップ画面から。

『ピンクチェックスクール』
王道カワイイを形にしたスクール衣装です。
ワンポイントのチェックにきゅん♪

これがユニット名として定められたのは更に遅れて2015年のアニメ最終話。
公式展開でユニットとしてこの3人が集まったのはこれが最初となった。

これが判明する以前は「うづみほきょうこ」、「(特訓後のポーズから)じゃんけんトリオ」と呼ばれていた。

3人とも王道なキュートアイドルで人気が高く、ゲーム初期から活躍していた故にユニット自体の知名度は高かったものの、このように本格始動したのはかなり経ってから。
それ以前はクールにはトライアドプリムス、パッションにはポジティブパッションという属性を代表するユニットがありながらキュートはこれかピンキーキュートかといった感じで意見が分かれていた。
というのも卯月と美穂は比較的初期から声が付いていたにも関わらず、響子の声がかなり後になって実装されたことが原因だろう。
ピンクチェックスクールがピックアップされることが多くなってからはこちらがキュートの代表的ユニットと見られることが増えた。

通称は「ピンチェ」「ピンスク」「PCS」など。公式では「P.C.S」と書かれる。
以下この項目でも「P.C.S」と表記する。



メンバー、活躍

島村卯月
(CV大橋彩香
シンデレラの看板娘でスマイル一番な17歳。Smile担当。
看板ユニットニュージェネレーションズの1人で、様々な媒体でセンターを飾ってきた。
ユニット名にもなったピンクの衣装だが、卯月のものに関してはデレステでは特訓後の衣装は描き下ろしの衣装に挿し変わっているので見ることはできない。
かなりの天然だが他の2人も負けず劣らずなのでどこかふわふわした会話になりがち。

小日向美穂
(CV津田美波
恥ずかしがりやな熊本産の17歳。Pure担当。
卯月とならんで最初期から正統派キュートアイドルとして活躍してきた。
もう一つの正統派キュートユニットピンキーキュートでも卯月と組んでいたりと、卯月のニュージェネ外のパートナーという印象も強い。

五十嵐響子
(CV種崎敦美)
世話焼き女房気質な15歳。Charming担当。
人気は高かったものの声がつくのが2人に比べてかなり遅かった。
声がついてからはソロ曲やこのユニットなど猛プッシュされ始めたアイドルの1人。
普段はその性格からお姉さん扱いされることが多いが、このユニットでは一番年下。


前述の通り3人の組み合わせそのものはゲーム最初期からのものだが、本格的に活動が始まったのはアニメの最終話から。
そこから活動が掘り下げられたのは更に遅れて一年ほど経って開催されたデレステのイベント「ラブレター」から。
というのも、卯月のボイス付与が2012年5月25日発表、美穂が2012年11月27日発表であるのに対して、響子のボイス付与がかなり遅れてアニメ終了後の2016年2月5日発表と実に3年以上も空いている。
響子のボイス付与からデレステだけでなくモバマスの劇場やイベントなどでもP.C.Sの活動がピックアップされるようになってきた。

響子のボイス付与以前には、花札のミニゲーム「こいこいシンデレラ」にて卯月が「松に赤短」、美穂が「桜に赤短」、響子が「梅に赤短」で揃える事で赤短の役が成立するという繋がりがあった。
この札にはそれぞれ「がんばります」「ドキドキします」「任せてください」と3人を体言する言葉が書かれている。

トライアドプリムスやポジティブパッションはユニットメンバーで同じテーマのSRが実装されるという事があったが、P.C.Sには2人まではあっても3人同テーマのSRはしばらく存在していなかった。

そんな中2017年5月17日にSR[つなげてドロップス]小日向美穂が登場。続く6月23日にSR[きらめきブリーズ]五十嵐響子、そして7月24にSR[ごきげんスプラッシュ]島村卯月が登場。
それぞれと同タイミングで追加された劇場でもP.C.Sの関係が初めて描かれた。

その後2017年7月31日開催されたイベント「水着DEドリームLIVEフェスティバル」にこのSR衣装を着た3人が「ピンクチェックスクール」として初登場した。



アニメ

アニメでは卯月が新人、美穂が少し先にデビューした先輩として登場。
序盤では初ライブで緊張するニュージェネの3人に対して、プロデューサーに頼まれた美穂とがアドバイスをした。
それからしばらくお互いノータッチだったが、アニメ終盤にて卯月の新たな活躍のステップとしてプロデューサーは美穂と正統派キュートをコンセプトとしたユニットを組むよう進言する。
しかし、色々あって精神的に不安定になっていた卯月は、美穂との活動の中で自然に笑えなくなっている自分を見つけ、レッスンを一からやり直すと養成所へ逆戻りしてしまう。
その為、美穂とのユニットが宙ぶらりんになってしまい、美穂はフォローとして組んだかな子と活動しながらも卯月を信じて待ち続けた。
卯月の復活ライブにも駆けつけ、吹っ切れた卯月を見て美穂は静かに喜びの涙を流すのだった。

その後シンデレラの舞踏会にて、ライブに向けて意気込む卯月を美穂は涙ぐんだ目で送り出した。
後日、卯月と美穂は響子を加えた新ユニット「ピンクチェックスクール」として活動を始めることとなる。

響子はアニメ放送時には声がなかったのもあって終盤での合流となったが、アイドル活動自体はアニメ中盤でCDリリースをしているなどしっかりやっていたようだ。



デレステ

スターライトステージにも3人とも登場。
卯月と美穂は稼動当初から、響子は少し遅れて2015年10月6日に実装となった。
残念ながらこちらでは卯月は特訓しても由来となった衣装ではなく描き下ろしの衣装を着ることになるので衣装込みでP.C.Sを揃えることはできない。
響子のボイスはCD発売と合わせてこちらでも実装され、更に2016年9月20日開催のイベント「ラブレター」にてP.C.Sの3人で登場し同名の楽曲を歌った。

詳しくはラブレターを参照。

イベント開催とほぼ同時期の9月17日にSSR[P.C.S]小日向美穂が実装。3人がスイーツバイキングに来ている様子が描かれている。



関連アイドル、ユニット

双葉杏
デレステのラブレターコミュにて登場。
以前ちょっとだけ活動していた故に、やや固くなってしまっていた3人に対して自然体でいるようアドバイスをした。
3人の活動は杏にとっても思うところがあったのか、この経験が彼女にとって大切な相方とのユニットで活きることとなる。


ピンキーキュート
島村卯月、小日向美穂、緒方智絵里のユニット。
智絵里もまた人気の高い高校生の正統派キュートアイドルの1人。
また響子と違い、かなり早い段階で声もあったアイドル。
第1回ドリームLIVEフェスティバルで初登場し、同時に登場したトライアドプリムスとポジティブパッションを意識して結成されたユニットといえる。以降のイベントには登場していない。
P.C.Sと比べユニット結成が早かったものの、共通テーマSRもなく、3周年記念プレゼントキャンペーンのクリアファイルでピンキーキュートが描かれて以降活動は見られなくなっている。
一応存在は忘れられていないようで、プライズの景品の名刺入れにトライアドプリムスやポジティブパッションと並んでピンキーキュートのロゴが刻印されていたり、
美穂の声優がP.C.Sとして『ラブレター』を披露したライブにてこのユニットに言及するなど完全消滅したというわけではなさそうだ。


トライアドプリムス
ポジティブパッション
それぞれクールとパッションを代表するユニット。
構成されるメンバー全員が高校生、ニュージェネの誰かが所属、単属性という共通点があり度々並んで話題にされる。


ブラックゴシックドレス(渋谷凛が所属)
サンセットノスタルジー(本田未央が所属)
イエローリリー
レッドバラード
カナリアサマー
ピンクドットバルーン
ブルーナポレオン
ライトグリーンセーフ
メモリアルコーラル
ナイトブルーレザー
初期衣装、もといそこから派生したユニット。
P.C.S以外にもこれだけの衣装ユニットがあるが、公式から同じくらいに推されているユニットはない。
しかしP達にとって比較的簡単に見れる衣装というだけあって結構認知度は高め。
特にブルーナポレオンはアニメに登場し卯月にも言及されたりした。
ちなみにニュージェネ3人の最初のSR+である[ニュージェネレーション]シリーズは、この時の初期衣装をグレードアップさせたような衣装となっている。
その為、卯月のSR+[ニュージェネレーション]はピンクチェックスクール衣装とよく似ている。


メロウ・イエロー
上記のイエローリリーから派生した、中野有香、水本ゆかり、椎名法子が所属する公式ユニット。
もともと「ゆかゆかのりこ」としてファンの間では知名度が高かったが、第11回アイドルLIVEロワイヤルで本格的なユニットとしての登場を果たした。
P.C.Sほどでは無いものの、アニメ10話での同時出演、デレステのイベント楽曲としてユニット新曲「Kawaii make MY day!」、SerendipityParade!!!SSA公演など、公式から推される場面が多い。
また、初期メンバー、同系衣装、キュート単属性と共通点が多い。



楽曲

正統派キュートユニットらしい、乙女の恋心を歌ったアイドルソング。
鳴り物入りで登場しただけあったMVにも気合が入っており、第一回アイドルマスターの称号争奪戦と同時開催だったのもあってデレステの同イベントではとんでもないボーダーをたたき出した1曲。
詳細は項目で。

  • Palette
ラブレターと比べると、オシャレな印象を与えるP.C.Sの二曲目。


余談

  • 卯月がシンデレラガールとなった時の劇場で、卯月は可愛い代表のアイドルとして美穂と響子を思い浮かべている。が、実はこの時点では劇場での卯月と響子の絡みはなかったりする。
  • 美穂役の津田はこのユニットに対してかなり思い入れがあるようで、ラジオで3人で共演した際は喜びのコメントをしていたり、ラブレターのイベントを走ったり、ライブでP.C.Sとして歌った時は感極まって泣きそうになったりしている。


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最終更新:2020年09月08日 17:19