アレクサンダー(ファントム・キングダム)

登録日:2017/07/22 (土) 11:00:42
更新日:2021/02/17 Wed 14:22:24
所要時間:約 5 分で読めます





待っていたぞ、ゼタ!



破壊神『アレクサンダー』とは、「ファントム・キングダム」に登場する魔王の一人。

CV.野島健児
レベル:1000
必殺技:ライジングボルト
テーマ曲:Alexander The God of Destruction

名前は洋風だが、外見は日本の風神・雷神に似た和風の姿をした青年。正確な年齢は不明だが、本人曰く「育ち盛り」らしい。
ゼタのライバルを自称しており、本編開始以前にゼタに対して刺客を20846回を送り込み、6413回も戦争をしかけているが、当のゼタは「はなたれ小僧」「無謀な小僧」と紹介している。(ただし、ゼタはアレクを憎いと思ったことはなく、サロメは二人を「仲がいい」と評している)

手下には右腕に魔神ライデン、左腕に名称不明のデスサーベルがいる。前者は本編中に幾度となくゼタに戦いを仕掛け、後者はトレニアの側にいて彼女からゼタの情報を聞き出し、それをアレクに伝えていた。
家族には父親と妹の存在がエンディングのイラストで確認されている。また、魔界戦記ディスガイアシリーズに登場するアクターレは、彼の遠い親戚である。

良い意味でまっすぐで猪突猛進という、悪魔らしからぬ性格の持ち主で、ゼタは「しらを切ったり、をつけるほど器用なやつではない」と語っている。
社交性もあり、本編では調停者の影がちらついたことを知ってゼタに自ら一時休戦を持ちかけている他、情報を提供してくれたトレニアに「おめぇの情報、役に立ったぜ」と感謝の意を示した。

魔界戦記ディスガイア2では魔界テレビにて環境破壊のコメンテーターをしている他、オメガウィンド使用時に召喚されるなど、魔王として多方面で活躍しているようだ。

以下、本編終盤、およびPSP版追加シナリオのネタバレ















○本編終盤の活躍
ゼタが調停者(仮)の呪い(仮)によって余命3日(仮)になってしまったため、アレクはゼタが死ぬ前に決着をつけよう躍起になる。

「てめえは、この俺様が倒すんだよ!」

「おまえ、泣いているのか…?」

「ば、バカ野郎! 魔王が泣くか!」

しかしそれをサロメに邪魔され、病人である彼女に敗北した挙げ句、自分とゼタの関係を「ライバルごっこ」と酷評されてしまい、撤退。
その後、サロメの覚悟を見るためにゼタの魔界と衝突したサロメの魔界へ行き、ゼタの行く手を遮るシードルの前に立ちふさがる。

「貴様、俺の邪魔をするか!」

「いいか、おい? 勘違いするなよ? 俺様が邪魔なんじゃねえ」

「邪魔なのは、てめえの方なんだよぉぉ!!」

そして、ゼタとサロメの戦いが終わるまでシードルの足止めに成功するが、一度逃げられてしまい、サロメを生き返らせようとしたプラムがシードルに斬られてしまった。

その後、シードルがサロメに関するある真実を語り、それに愕然とするゼタの前に現れ、彼を鼓舞する。

「何をボケッとしてやがんだよ! てめえには、やることがあるんだろうが! さっさとケリをつけちまえ!」

そしてシードルに必殺技ライジングボルトを叩き込み、彼を冥界に送り返すことに成功した。

後日、調停者(仮)の呪い(仮)で死ぬゼタを看取るために彼の魔界を訪れるが……「調停者は偽物だった」というオチがついた。



○『パパは宇宙最強魔王編』では
全知全能の書に憑依する際、誤って「コンヒャイン!」と言ってしまったばかりに、1000年もの休養を取ることになってしまったゼタ。
アレクはその間に周辺の魔界を侵略して自身の領土とすることに成功しており、魔王を超えた大魔王になっていた。
すっかり調子に乗っていて、その様にはゼタも呆れていた。

しかし最終話で、実はゼタと彼の魔界を守るために1000年間ずっと戦い続けていたことが発覚。
体は既に限界を迎えており、ゼタとの戦いを経て力つきてしま……いそうになるが、ギリギリのところでサロメが治癒術をかけたため、一命を取り留めた。



○他の魔王たちとの関係
  • ゼタ
彼のライバルを自称しており、ゼタも内心では悪く思っていない。
とあるバッドエンドでは「ゼタに勝ってしまったアレクは、ゼタに代わる存在を求めて何億年も宇宙を破壊しながら一人さすらう」という結末が訪れるため、宇宙的にはアレクが勝たない方が平和らしい。

  • サロメ
ゼタが調停者(仮)の呪い(仮)で死ぬ前に彼との決着をつけようするが、彼女に妨害される。
その時にサロメが放った「あんたとは覚悟が違う」というセリフが、終盤のアレクの大活躍に繋がった。
『パパは宇宙最強魔王編』では、逆に彼女に命を救われることに。

ゼタの邪魔をし、サロメを殺そうとする彼と激闘を繰り広げる。
シードルのサロメへの執着の理由に関しては、「どうしようもねえクソ野郎だな」と吐き捨てた。

  • プラム
全知全能の書に「アホ魔王ゼタ、そのバカさ加減ゆえに魔界を消滅させる」と書き込んだ張本人なのだが、それをアレクに擦り付けようとする。
しかし、『パパは宇宙最強魔王編』では自分の魔界をアレクの領土に組み込まれてしまった。
終盤、プラムはアレクの体がボロボロであることに気づき、彼に戦いを仕掛けるが、ペタに妨害され返り討ちに。
どうにも小物化しているが、血は争えないということだろうか。

『パパは宇宙最強魔王編』に登場する、未来からやってきたゼタの娘。
「ゼタを守る」という目的の一致から、彼女を快く受け入れている。手下としてだけど。
しかし終盤、素直じゃないゼタの発言を鵜呑みにしたペタに反逆されてしまう。

  • トレニア
魔王ではないが記載。
配下のデスサーベルを通じて彼女からゼタの動向の情報を入手し、創造されたばかりの魔界で先回りをすることに成功していた。
トレニアがなぜアレクに協力しようと思ったのかは不明。



○余談
魅力も出番も十分なアレクだが、ユニットとしては微妙。
もちろん魔王なので強いことは強いのだが、バリバリのATK特化型なのに一番似合う武器の太鼓と必殺技のライジングボルトがINT依存であるため、こだわるには相応の愛が必要となる。

実は本作に登場する汎用キャラクター、「雷神」と得意武器が完全に一緒。父親の姿も雷神に酷似しているため、アレクは種族的には雷神なのだと思われる。




「この項目を追記・修正したら、次はてめえの番だってこと、忘れんなよ!」

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最終更新:2021年02月17日 14:22