セプテントリオン(デビルサバイバー2)

登録日:2011/08/20(土) 15:46:27
更新日:2024/01/12 Fri 21:38:44
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※この項目は、デビルサバイバー2のネタバレを含みます。


セプテントリオンとは、デビルサバイバー2に登場する用語。
名前の由来はラテン語のseptentrion(北斗七星)であり、それぞれに対応する星の名前が冠せられている。
未曾有の災害によって崩壊した日本に突如現れ、生き残った人々を殲滅するように襲いかかる謎の侵略者。主人公たちの持つ悪魔召喚アプリによって名称だけは確認できるが、何者なのか、何故人々を襲うのかなど、その他一切のことは不明である。
一日に一体現れ、それぞれが違った方法で人類を絶滅させんと活動する。
各々が独自の強大な力を持つが、人類への試練としての側面も持つためか本当に対処しようの無い戦法に徹することはない。



1stDay/日曜の侵略者


ドゥベ


貧狼星を司るセプテントリオン。主人公らが最初に出会ったセプテントリオンであり、花弁のような下半身と円形の海綿体状の上半身から成っている。海綿体部分を膨張させ、爆発させることで周囲の物体を破壊する。有明に向かう主人公たちの前に現れ、主人公たちを追い詰めるが、ダイチの捨て身の攻撃によって海綿体が暴発。そのダメージによって弱体化し、その隙を突いた主人公らの前に敗れた。
ちなみにダイチの攻撃以前は無敵状態で、たとえ万能属性だろうがダメージが与えられない。二周目以降、色々と引き継いでヒャッハー状態になったプレイヤーに「あいつボコるか」と思われても普通に無効化され、テンションが一気に(´・ω・`)となったプレイヤー多し。ある意味では二周目以降最強ボスとも。


2ndDay/月曜の侵略者


メラク


巨門星を司るセプテントリオン。無機質な翼のような外見。大阪の通天閣を急襲し、目のような赤い部分から「メラクミサイル」と呼ばれる爆発性の子機で基部の破壊を試みた。また、戦闘時には幅4マス射程無限のMAP兵器を放ち、近接防御時にも氷属性の強力な技を使う。
同型2機により南北から挟撃をかけ、防衛にあたったジプス部隊を壊滅させるが、
セプテントリオンでもこいつだけ防御関連の能力を何も持たず、北はヤマト単独・南は主人公率いる協力者チームにより撃破された。
アニメでは本来の予定の10倍の強さで大阪に出現。弱点であるザンを浴びても無傷という謎耐性を見せ、単騎で大阪をほぼ壊滅させる無双っぷりを披露した。


3rdDay/火曜の侵略者


フェクダ


禄存星を司るセプテントリオン。巨大な黄金のリングに水晶状の冠が付いた外見をしている。当初は一体の巨大なセプテントリオンと思われていたが、実は二体のセプテントリオンが合体した姿であった。数ターンおきに分裂と合体を繰り返し、合体時には万能属性以外の攻撃は通らず、分裂したときには耐性こそ落ちるものの倒してもすぐに片方がもう片方を復活させるため、分裂時に同時に倒すか、合体時に万能属性で倒すかでないと完全に倒しきることはできない。が、二周目以降は強力な万能攻撃が揃っているので、合体時にあっさり倒せたりする。
ロナウドら暴徒との戦いに突如現れ、ジプス名古屋支部を襲撃。ロナウドらと共闘した主人公らの前に敗れた。


4thDay/水曜の侵略者


メグレズ


文曲星を司るセプテントリオン。巨大な球形をしており、その体の至る所には棘状の「芽」が生えている。本体は三つあり、太平洋上の遠距離から「芽」を射出して日本全国を攻撃していた。ちなみにこの「芽」が成長したものがドゥベであることがのちに明かされた。芽は建物を倒壊させるほどの地震を発生させることが可能。
三つの本体は補完性があり、一体を倒してもすぐに他の二体が復活させてしまう。そのため、主人公らはメンバーを三つに分け、同時にメグレズを殲滅する作戦を決行。再生と移動を駆使するメグレズに苦戦するも、無事に討ち果たすことに成功した。
なお、アニメでは本人が普通に転がってきた。おい、芽使えよ(最後っ屁で使ったが)。


5thDay/木曜の侵略者


アリオト


廉貞星を司るセプテントリオン。巨大な外殻と核である「コア」から成っており、上空を飛来して神経系の毒を放つ子機を発射し、多数の人間を死に至らしめた。上空から東京タワーを襲撃するが、ヤマトの機転で進路を札幌に変更する。その猶予に主人公らが復活させたシヴァの「パスパタ」で外殻を破壊されて落下する。カーマは犠牲になったのだ…。その後、残ったコアと札幌で決戦。毒によって主人公らを苦しめるも、最後は討ち果たされた。
アニメではパスパタで撃ち抜かれてあっさり消滅した。アリオトは尺の犠牲になったのだ。


6thDay/金曜の侵略者


ミザール


武曲星を司るセプテントリオン。巨大なタコのような姿をしたセプテントリオンで、紫の球体状の本体と数珠状の触手を持つ。攻撃されるとその部分を切り離し、小さなミザールの分身を作り出す。その分身は脅威的なスピードで成長し、巨大化するため、うかつに攻撃することができなかった。でも放っておいても増えるというどうしようもない相手。最終的にはイオによって開かれた「龍脈」の龍の力によって食われかけるも、しぶとくビルにしがみつく。しかし触手を主人公らによって切り離されたことで、龍脈の龍に丸呑みにされて消滅した。
このセプテントリオンのせいで人類は龍脈の力で形成していた結界を手放さざるを得なくなり、世界消滅の速度が急加速。人類に残された土地とリソース、そして時間的な猶予はあと僅かというところまで追い詰められる事となった。
アニメではビルにしがみつけずパックンチョ。さらに六日目ボスの座をルーグに奪われた。アリオトほどではないが扱いは不遇。


7thDay/土曜の侵略者


ベネトナシュ

破軍星を司るセプテントリオン。円錐形の独楽のような姿をしたセプテントリオン。メグレズ、アリオト、ミザールと続いた巨大な見た目に反してドゥベ程度の大きさしかなく、多くのプレイヤーは「なんだ、ザコか」と胸をなで下ろした。

しかし、その適当な見た目に反して強大な能力を持ち、人間の攻撃を無効化する「人間不可侵」と悪魔を強制的に帰還させ、召喚できなくするチート能力を持つ。
その上、なんとベネトナシュはこれまでのセプテントリオン全ての能力を使うことができ、体を4つに分割してフェクダの電撃、メグレズの「芽」、アリオトの毒を使用して主人公らを苦しめた。しかし最期はトランペッターの力を借りた主人公らによって悪魔の強制帰還を封じられ、分割した体もそれぞれ各個撃破されて消滅した。
その能力の強大さの反面、人間不可侵は本体しか所持しておらず、召喚封印は自分の配下にも有効なので単独で戦わざるを得ず、セプテントリオンの能力は一番厄介な防御能力(凶悪耐性・相互補完能力・巨大飛行外殻・無限増殖)は一切持っていない。
アニメでは東京以外の全ての街を消滅させ、東京でもメインキャラ4人が犠牲になった。ちなみにアニメではヒビキとヤマトの攻撃でボロボロに。人間不可侵をぶち抜く龍脈の力ェ……。





以下、物語の根幹に関するネタバレ







セプテントリオンの正体は、並行世界を含め、すべての世界を管理する存在、「ポラリス」によって生み出された人類を殲滅するための「絶対の剣」。
人類が種としての飽和を迎えたと判断したポラリスはこの世界を消滅させるため、攻撃を開始。しかしそれは峰津院の結界によって阻まれる(しかし完全には防ぎきれなかった。それが主人公らが地下鉄で経験した地震である)。そこで次に送り込まれたのがセプテントリオンであり、星の名を冠した侵略者たちであった。
憂う者によると、本来セプテントリオンは絶対の力であり、悪魔の力を借りても人類には倒されるはずのない存在であるらしい。しかし、主人公ら人類に宿った可能性の力はポラリスや憂う者の予想を超えて育っており、セプテントリオンは次々と敗れていく。
そしてヤマトの口から、セプテントリオンを全て打ち倒すことでポラリスに人の可能性を認めさせ、世界を変革できる資格を得ることが出来ると明かされた。
そう考えると、作中で明言こそされなかったが、セプテントリオンはポラリスに謁見するための「試練」のようなものだったかもしれない。





以下、更に重要なネタバレ





LastDay/最後の侵略者


アルコル


死兆星を司るセプテントリオン。憂う者の正体であり、最後のセプテントリオン。はるか昔、ポラリスの統一自我から外れ、火や文字を人類に与えるなどして人類の進歩を促してきた。しかしその結果人類は種としての飽和を迎えてしまい、自身が人類を滅ぼしたのではと憂いている。本来の姿は四角い枠に収まったキューブ状の物体で、某アクシズのような星型にも変形する。
こちらが行った攻撃と同じ属性・範囲の強力攻撃を叩き込んでくるという非常に厄介な相手。が、その特性を把握していれば、反射スキルによって自滅に追い込める。
主人公らに討ち果たされた後はポラリスへの道を示し、息を引き取る。






¢$&#%¥℃$£⊂⊆>……。

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最終更新:2024年01月12日 21:38