ガーディアン(ゼルダの伝説)

登録日:2017/06/10 Sat 22:58:27
更新日:2023/08/21 Mon 04:29:12
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「ガーディアン」と一言でいっても様々なガーディアンがあるが、この項目では任天堂のゲームソフト「ゼルダの伝説」シリーズに登場する敵キャラクターのガーディアンについて解説する。


概要


ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」で初登場した敵キャラクター。
ハイラル各地で跋扈する古代遺物兵器である。

元々シーカー族が一万年前に、対厄災ガノン用の自律型戦闘兵器として開発した自律型ロボット兵器であり、一万年前の大厄災の際に勇者、姫、英傑達と共に厄災ガノンと戦った側であるが、
本作の100年前に厄災ガノンが復活した際に乗っ取られ、無差別に人を襲う危険なロボットとなってしまった。
現在でもハイラル各地で様々なモデルの機体が稼動状態にあり、非常に危険な存在となっている。
どうやらハイラル軍でも把握していなかった数の古代遺物をガノンは掌握していたようで、復活に時間を要したのは回復のためだけではなかったようだ。

形状は火焔式土器(縄文時代の土器)をひっくり返してフレキシブル構造の6本足(歩行型)か浮上用のローター3セット(飛行型)とモノアイを付けたような感じ。
ほぼ全種を通し、モノアイからのレーザーを武器とする。その威力はほぼ全ての盾を一撃で叩き割る凄まじいもので、こいつに何度も耐えられる盾は作中でたったの2種類しかないほど。
レーザー発射前にはリンクに向けて赤色の照準用レーザーサイトを照射してくるので(視覚的にも『あ、なんかヤバイのに狙われているな』となるため)わかりやすい…が、
なにぶん照準用レーザーをしつこく照射してくる上に、対ガーディアン戦のBGMも焦燥感を煽るものであり、
何といっても最初のエリアである「始まりの台地」において、朽ちたガーディアンのレーザーで死ぬというのは「ブレスオブザワイルド」における通過儀礼の一つ*1とも言えるため、本作での代表的な「みんなのトラウマ」となっている。

ちなみにモデルとなったのは初代ゼルダのオクタロックらしい。
四足歩行や正面からの砲撃など、確かに共通点は多い。


バリエーション


  • 歩行型
    • 最もメジャーなタイプの機体。
      「既存のどの乗り物にもない」と言われるほどの走破性を持つ6本のフレキシブル構造の歩行脚でリンクをどこまでも追跡し、しつこくレーザーを撃ち込んでくる。
      移動速度は非常に速い部類であり、徒歩はもとより馬でもある程度以上に足が速い馬でなければ振り切ることは難しく、視認範囲も広いので遠方からでも追跡してくる。
      だが、脚を斬ることで移動力を低下させる事ができる。
      基本的には常時稼動状態であるが、中には停止していると見せかけリンクが接近すると突然再起動するタイプもいる(機体が色褪せてない、ビタロックを起動すると黄色く表示されるなどの特徴があるのである程度判別は可能)。
      後述の「朽ちたガーディアン」は、全て歩行型が朽ちた機体である。
      普通の矢で倒すとマヌケな死に様を見せてくれる
    • 弱点のモノアイ以外にも、脚を破壊等してひっくり返した際に見える内部機構が見える青い部分にも古代矢を撃ち込むと一撃で倒せる。
    • HPは1500。

  • 朽ちたガーディアン
    • 歩行型ガーディアンが長く放置され、大半が朽ちた中で、リンクが近くを通ったり、矢や爆弾などを当てると動き出すガーディアン。
      動きはせず、レーザーだけで襲ってくるため、無視する事もできる。とはいえ、「始まりの大地」に出てくる朽ちたガーディアンに初めて会った時は一番強烈だったと思う...
    • HPは500と、朽ちた故か通常の1/3にまで減っており、レーザーをジャストガード・ダルケルの護り1回だけで撃沈するし、ウルボザの怒りをブチ込んでもなかなかに削れる。
    • 冒険中に朽ちたガーディアン群を見かけた時は、「ビタロック+」を常時発動可能にしていると対処しやすい(まだ動くガーディアンは、シーカーストーンが反応し黄色くなるため)
      また、一部の地方や迷宮、ハイラル城周辺にも朽ちかけたガーディアンがいるが、稀に歩行型ガーディアンが足を仕舞って朽ちたふりをしている場合があるため要注意。

  • 壊れたガーディアン
    • 長く放置され、完全に動かなくなったガーディアン。Aボタンで調べると古代部品の素材を残骸1個につき一度限り入手可能。
      稀に水溜りの上で壊れたガーディアンを見かけることがあるが、その壊れたガーディアンの下でアイスメーカーを発動させると底部から大量に素材を落とす他、極低確率だが小型コアも落とす。
      バグ技になるが、このアイスメーカーでひっくり返した壊れたガーディアンをマグネキャッチで浮かせた何かで遠くまで運ぶと……

  • 飛行型
    • 歩行型を改良し、飛行可能にしたガーディアン。
      3つのローターユニットを使って飛行するマルチコプタータイプの機体である。
      モノアイから照射されるサーチライトで索敵を行い、リンクを発見すると空中からレーザーを撃ってくる。
      歩行型と違い、攻撃中でも若干左右にフラフラ動き回っているためパリィでの反射や弓矢での攻撃が当てづらいという面倒な機体である。また盾の構えの仕様上、真上からの砲撃は反射できないため、角度を調整する必要がある。
      が、基本的には一定のコースを周回しているだけのため、軌道さえ把握すれば回避は簡単。
      またローターを破壊することにより歩行型同様、移動力を下げられる他、ローターを全て破壊すれば撃墜も可能。2基のみ破壊では普通に飛べるので注意。
      とはいえ、戦って倒すとなると一番面倒くさい種類ではある。
      ちなみに、歩行型と同じ機体上部のギアボックス(シーカー族の紋章が描かれている部分)に古代矢を撃ち込んでも一発で倒せる。

  • プルペラ
    • 飛行型の亜種。神獣「ヴァ・ルーダニア」が放ってくる、偵察特化型のドローン。
      偵察特化の簡易型のためかレーザー砲は持たないが、サーチライトに見つかるとヴァ・ルーダニアが火山弾により攻撃を行ってくるので、出来る限り見つからないようにしよう。ユン坊の誘導はしっかりと。
      HPは1000と申し訳程度に下がっているが、まともな攻撃では撃墜は困難…と思いきや実はシーカーストーンの攻撃に極めて弱く、リモコンバクダンの爆風を浴びせたり、マグネキャッチで動かした鉄オブジェで軽くぶつけるだけで一撃でKO可能。
      ご丁寧に付近には金属の箱や板が配置されているため、これをマグネキャッチで動かして殴りつけることで排除することになるだろう。

  • 砲台型
    • 歩行型から脚部をオミットし、攻撃力を保ったままコスト削減を図ったモデル。
      その性格上、いわば『タフな朽ちたガーディアン』と言える機体でもある。
      ラストダンジョンであるハイラル城内にしか設置されていない機体であるが、配置されている場所が絶妙に嫌らしいので意外と印象は薄くない機体かもしれない。配置場所を把握していないうちは十字砲火を浴びせられてハートを一気に持っていかれがち。
      名目上は「歩行型の延長線」ではあるが、その一方で頭部のパーツの挙動(攻撃時には伸びてくる、モノアイが左右に回転するパーツが付いているなど)を見ると、どちらかと言うと歩行型というよりも飛行型の系譜に当たる機体とも言えそうである。
      設置場所がハイラル城内という事は百年前に持ち込まれた物なので、発掘時にプロペラが破損していた飛行型を流用したのかも知れない。

  • 小型ガーディアン
    • 神獣内部の警備用や、試練の祠での戦闘訓練用に開発された小型機。
      歩行型ガーディアンから歩行脚とレーザー砲を流用して作られた機体である。
      警備用モデルは適当な武器でも数回殴れば倒せるくらいに弱い。
    • ただし、『力の試練』の祠(訓練用の小型ガーディアンとの戦闘が課題となっている)に配備された戦闘訓練用の機体は非常に強力である。
      特に訓練機の中でも最強のモデルである「極位」に至っては、HP3000というふざけた数字(歩行型はおろか赤ライネルよりも多い)な上に三刀流で襲ってくるのだ。
      挙句の果てにHPが減ると発狂し大型機と同等の威力を持つレーザーを、よりにもよって4連射してくる始末。こんな訓練機があってたまるか!っつーかどう考えてもリンク殺すつもりで設計してるだろ!

      …実は大型機と違い火炎や電気の属性が通用するので、燃やしたり痺れさせたりでダメージを稼ぐことができる。
      あとこいつも赤い月のたびに復活するので、手慣れのプレイヤーからはガーディアン特攻の武器を剥ぎ取られまくっている。
      但しカカリコ村の個体は復活しない。
  • DLCのマスターモードは敵のランクが一段階上がる都合上、通常の祠の小型ガーディアンが序位や中位相当の個体に置き換わる。

  • 警備用モデル(武器無し)
    • HP:13
      警備用の機体で最も基本的なモデル。
      3本足で歩き回り、モノアイから単発の小さなレーザーを時たま撃ってくる。
      HPはわずか13でビームの威力もかなり低く、赤ボコブリンと同程度には楽勝。こんなに弱いのが警備用でいいのか
      とはいえDLC『英雄の詩』で一撃の剣を持って挑むことになるオワタ式チャレンジでは、こいつ相手のほうが油断ならない

  • 警備用モデル(武器あり)
    • HP:100
      ガーディアンナイフなどの武器を装備したモデル。
      単発レーザーの他に、手持ちの武器も使ってくる。
      またHPも100と大幅に上がっている。ようやくまともになった
      …とは言えHP・攻撃力に関しては未だに「青ボコよりはマシ」程度であるのでそこそこ楽に倒せる部類だが。

  • 小型ガーディアン(序位)
    • HP:375
      「力の試練・序位」で待ち受ける訓練用の機体。
      HPは375と黒モリブリンに毛が生えた程度なので、戦闘の基本テクニックさえ身に付けていればそこそこ楽に勝てる。

  • 小型ガーディアン(中位)
    • HP:1500
      「力の試練・中位」で待ち受ける訓練用の(ry。
      HPはいきなり大型機と同等の1500に強化。さらに所持する武器が2つに増えている。
      序盤の威力と耐久が低い武器だと全部壊れてもHPが半分も削れてないため地獄を見たプレイヤーもいるだろう。
      手合わせするには最低でも鉄のハンマーや騎士シリーズなどをありったけ揃えていこう。
  • 前述の通りマスターモードでは祠の中にもチラホラ出現するようになる。堅さは据え置きだが、ハメ等で上手いこと倒せればコアを早期入手できるかも。

  • 小型ガーディアン(極位)
    • HP:3000
      「力の試練・極位」用。HPは上記の通り3000と、赤ライネルをも上回るふざけた数値。おまけに武器は3つ所持。
      こいつと戦うには、それ相応の武器とテクニック、武器の蓄えが要求される。
      実は古代兵装シリーズで固めていけば古代鎧での攻撃力強化+ガーディアン特効で楽に倒せるのはナイショ

  • ヴァ・メドーの砲台(正式名称不明)
    • 「風の神獣ヴァ・メドー」が周囲に展開しているビット。
      シールドを展開してヴァ・メドーの機体を保護する他に、接近する外敵をビームで攻撃する機能も有している。
      外装の装飾や、青白いレーザー、そして何よりロックオン時にガーディアンと同一の照準用赤レーザーサイトを照射してくる辺り、恐らくガーディアン砲台型と同系譜に当たる機体の可能性が高い。
      メインストーリーでリト族の戦士テバと共闘して立ち向かうことになるので、破壊のためにバクダン矢を集めておくことを勧められる。…が、実は普通に近接で殴り壊す事もできなくはない。
      ヴァ・メドー戦はどう見てもエースコンバット


戦い方


上記の通り、単純に「HPと攻撃力がとんでもなく高い」わかりやすい"強敵"の一種である。
これは要するに、正面から殴りかかった場合は(警備用の小型機以外は)生半可な武器では倒せないということでもある。
戦う際には威力2倍特効を持つマスターソード、シンプルに攻撃力と耐久力が高い王家装備や竜骨シリーズなどの強い武器を揃えて挑もう。
歩行型に挑む場合は足を切り落として動きを封じるとよい。部位破壊の時点で一定の割合ダメージが入ってくれるため、全ての足を切断する頃にはあらかた体力を削りきれているだろう。
また、どの機種もモノアイに矢を打ち込めば長い硬直を晒すので、その隙にタコ殴りにするといい。レーザーのチャージ時間は長いので、焦らないことが大事。
ただ、どうも回避もプログラムに含まれているようであり、ずっとモノアイを弓矢で狙い続けると、
歩行型は急に横移動をする、飛行型と砲台型は頭部を急に伸縮させるなどで避ける動作をするので、エイミングは迅速に。
足以外でダメージが通りやすいポイントとしては、機体下部(飛行型は機体上部)のギアボックスも挙げられる。水面にアイスメーカーを打ち込むなりでひっくり返ったらギアボックスをタコ殴りにするのも手。古代矢をギアボックスに撃ち込むとこれまた一撃KO可能。
余談だが飛行型に取り付けられているギアボックスの蓋にはシーカー族の紋章が描かれている。

また、アッカレ地方の最奥にある「アッカレ古代研究所」では、ガーディアン・ガノン特攻を持つ(ダメージが1.5倍になる)古代装備を購入できる。
但し古代装備を入手するには、ルピーの他に「材料」としてガーディアンから採れる古代のパーツも必要になるため、ほぼ必然的に大量のガーディアンを倒す必要があるというジレンマも抱えている。
ただそれでも対ガーディアン戦に関しては非常に有効なシリーズの上、「古代兵装・鎧」シリーズと揃えれば(大妖精にそれぞれ2段階以上強化してもらう必要があるものの)古代装備の威力をアップ(1.8倍)させる効果もあるので、使って損はないだろう。
例として、「古代兵装・剣」なら、40(素の攻撃力)×1.8(鎧補正)×1.5(対ガーディアン補正)=108もの攻撃力を叩き出す。
朽ちたガーディアンが相手の場合、鎧補正ありの古代剣で5回斬ったほうが後述するレーザー反射よりも早く倒せる。

特筆すべきは「古代兵装・矢」(古代矢)。モノアイかギアボックスに直撃させれば文字通りワンパンKOできる上、直撃させなくても大ダメージとなるので、いくつか持っておくといいだろう。特に二連弓やライネルの弓などの、複数の矢を放てる弓と組み合わせれば、モノアイに直撃させなくても文字通りの数の暴力で一撃KOできる。
おまけにこの矢はガーディアン以外の敵モブも即消滅させるチート武器で、難所突破には場面を選ばない。

…え?もっと手っ取り早く倒す方法が無いのかって?
そんなあなたは盾によるガードジャスト(パリィ)を試してみて欲しい。
ガーディアンのレーザーはガードジャスト(盾を構えながらタイミングよくAボタンを押すこと)で例にもれず反射できるのだ。
盾の種類に特に指定はないので、そこら辺のボコブリンを殴って調達できるボコ盾や、或いは鍋の蓋ですら反射できる。
しかもこれで反射させたレーザーをガーディアンのモノアイに直撃させれば、なんと600強のダメージを与えることができるのだ。3回反射すればKO確定の上、相手が朽ちたガーディアン(HP500)であれば問答無用で一撃で沈ませることができる。
ただしタイミングは2/30Fとかなりシビア。外せば死ぬか、一部以外の盾が即破壊されてしまうので、一見すれば割に合わないと思えるかもしれない。しかし身につけておいて損はないテクニックだ。

「そんなの無理に決まってんだろ!」という方は、先述のアッカレ研究所で入手できる「古代兵装・盾」(ガーディアンのレーザーに耐性があり、構えているだけで勝手に反射してくれる唯一の盾)や、ヴァ・ルーダニアクリア後に入手できる「ダルケルの護り」(注目構え中に3回まで攻撃をオート反射できる)を使うといいだろう。
誤解されがちだが、小型ガーディアンから取れる盾「ガーディアンガード」は小型ガーディアンの単発レーザーは跳ね返すが、大型のビームには効果がなく一発で割られる。(力の試練で出現するガーディアンのチャージビームも不可)

小型ガーディアン戦の場合は先述の通り「属性攻撃が効く」という点もあるので、電気の矢などの電気系武器で硬直させてタコ殴りにするというのもあり。
戦闘訓練?と突っ込んではいけない。勝てばよかろうなのだ。

あと、溶岩に落としたり水没させると即機能停止する。但し深い場所で水没などで倒した場合はパーツは手に入らないが。


さて、このように慣れればカモと化してしまうガーディアンだったが、
DLC第1弾で追加されたマスターモードでついにレーザー発射時にフェイントを習得してしまった。
カモにしていたプレイヤーもこれには度肝を抜かれ、元々パリィが苦手なプレイヤーは絶望することとなった。
一応空振った後も集中していればレーザーには間に合うので、最後まで気を抜かなければ大丈夫。
とはいえ、直撃させないと敵の自動回復も相まってどんどん確定数がズレていく。そして集中力も切れる。
やっぱりマスターソードでさっさと足をぶった斬るか古代矢を使うのが一番手っ取り早い。入手できるまでは逃げるが勝ち。


主な出没地点


  • 東の神殿跡(朽)
多くのリンクが最初に(朽ちた)ガーディアンに鉢合わせするそしてトラウマを植え付けられる場所。
神殿の裏から回り込んでいけば見つからずに済む。
二周目などで腕に覚えのあるプレイヤーは正面から殴り込んでパリィで倒し、パーツを美味しくいただくのも構わないが、失敗すれば即死あるのみ。

  • ハイラル平原(歩 / 朽)
多分歩行型機を最も多く確認できる場所。
あちらこちらで歩行型が徘徊している上に、身を隠せる場所も少ないので慣れないうちはまくのが非常に困難。
行動パターンによっては歩行型が2、3機まとめて襲い掛かってくる場合もあるため、正確な出現地点を把握する必要がある。

  • 平原の塔(歩 / 朽)
目立つ位置にあるものの、東南・北西と周辺を歩行型が2機徘徊している上に、塔の下部にも朽ちたガーディアンが2機居座っている。
慣れないうちは難関の塔、慣れれば部品狩りスポットの一つ。

  • サハスーラ平原~メープル高原(歩)
サハスーラ平原に2機、メープル高原に1機が配置。
恐らく最初に歩行型に鉢合わせするであろう地点。
もしパーツ目当てで倒す場合は、平原側にいる機体は谷に誘い込んでから倒すようにすると、坂道でパーツが転がって分散することを抑えられるので楽。

  • タバンタ大橋西側(飛)
タバンタ大橋の西にある、ギシの丘と古代石柱群のある山の間にある谷間を飛行型が2機徘徊。
古代石柱群の奥にある「ティナ・キョザの祠」を開放済みの場合、ここから出てきてから崖下に飛び降りながら古代矢で撃墜するといい。但し狼やイーガ団(夜間はスタルリザルフォスも)の乱入が高確率であるので注意。

  • キタッカレ海岸(歩)
砂浜を歩行型が2機うろついている。
それに加えリザルフォスが居座っていたり、夜間はファイアキースやスタルモリブリンまで乱入してくる。
昼間に行動するのが吉。

  • オルドーラ盆地(飛)
盆地内を飛行型が3機飛び回り警戒している。
泉の方に用がある場合は裏から侵入してやり過ごす方がいいだろう。
起伏が多い地形であり、段差から飛び降りながら古代矢をぶち込んで倒してパーツを頂くのもいい。
但し狼や(夜間には)骨も乱入してくるので要注意。

  • ターリン湿地(歩 / 朽)
湿地内を歩行型が2機徘徊しており、また神殿跡らしき残骸の近くには朽ちたガーディアンも潜んでいる。
イチカラ村のミニチャレンジでとある人物から歩行型の討伐を依頼されることも。

  • アッカレの塔(飛 / 朽)
塔の周囲を飛行型が合計4機も飛んでいる。
ダメ押しとばかりに砦の最上部には朽ちたガーディアンも紛れ込んでいる。
アッカレの塔が難所と言われる所以である。

  • チクルン島周辺(飛)
チクルン島の周囲を飛行型が徘徊。撃墜しても海上に落下してしまうのでパーツの回収が難しい。

  • ローメイ島(歩 / 飛 / 朽)
島上空を飛行型が4機徘徊、迷路内では歩行型が一機待機しており、地下に至っては朽ちたガーディアンが4機+歩行型が2機というオールスター振り。
まあ、慣れればパーツをまとまった数回収できるスポットになってしまうのだが。
上空の飛行型は迷路の壁の上部から飛び降りながら古代矢をぶち込むといい。

  • デスマウンテン登山道(歩)
ユフィン湖の近くとオルディンの塔付近の高熱地帯に歩行型が1機ずつ配置。ちなみにデスマウンテン付近の温泉湖は日本国内の温泉の名称に由来している。
…とは言えここのガーディアンが有澤重工製ということは、多分ないだろう。

  • 東ゲルド高地周辺(歩 / 朽)
スタルリ大地とペリド関所跡を高速移動するタイプの歩行型がそれぞれ一機ずつ徘徊しており、東ゲルド高地には待機形の歩行型も一機居座っている。
さらに南ローメイ城の南部にある平地にも歩行型が一機いる他、朽ちたガーディアンも一機潜伏している。

  • 忘れられた神殿(朽)
ガーディアン密集地帯その1。
神殿内には文字通り不特定多数の朽ちたガーディアンが潜んでいる。
よって、うかつに踏み込むと大量のガーディアンが一斉に再起動するというトラウマシーンに。
但し朽ちたガーディアンのみなので、パーツ稼ぎスポットというには少々物足りない感は否めず(特に古代弓や古代盾のために巨大なコアを求める場合)狩り場としては影が薄いという、どうにも難儀なロケ地。
ノーブレーキでパラセールを開け閉めしながら滑空すれば突っ切れる。

  • ローメイ島
祠の攻略後に開く穴を降り、置かれている宝箱を開くと…?

  • ハイラル森林公園跡(歩)
フェンサ橋付近とボッチ橋付近に歩行型が1機ずつ配置。

  • ハイラル城下町跡(歩 / 飛 / 朽)
ガーディアン密集地帯その2。城下町跡には歩行型・飛行型・朽ちたガーディアンが多数ひしめき合っている。
正面からいちいち殴りかかったり或いはレーザーをパリィで弾き返していたのでは間に合わないので、古代矢で動き出す前に仕留めていくといいだろう。

  • ハイラル城(飛 / 砲 / 朽)
ガーディアン密集地帯その3にして本作最大の危険地帯。ただでさえ多数の機体が配置されている上にその配置場所も絶妙にいやらしく、出現地点を把握しないうちは一気に体力をふっとばされる。
まあ、裏を返せばパーツ稼ぎには最適な場所とも言えるのだが。
唯一砲台型が存在するが、歩行型が配置されていないのはスタッフの良心としか思えない。

  • ゾラ台地(飛 / 砲)
DLC第二弾「英傑の詩」の後半チャレンジに入ると出現。
飛行型3機と、砲台型1機が追加される。
どうやら英傑に対する試練として配備された機体らしい。つまりミファーは過去にこいつら殴り倒していたのか
これらの個体はガノンの怨念に乗っ取られていないため、祠と同様に機体の発光色が本来のオレンジ色となっている。どっちみち襲い掛かってくることには変わりないのだが。


ドロップ素材


  • 古代のネジ
    • いくら回してもすり減ることのない特殊な材質でできたネジ。ドロップ率が高いので、素材以外にも「資金源」として活用するのも有り。

  • 古代の歯車
    • 全くすり減らない特殊な材質の歯車。これも比較的ドロップ率が高いので資金源にも使える。

  • 古代のシャフト
    • 非常に硬く加工が難しい材質のシャフト。古代装備を作る際にそこそこ必要になることが多いが、ドロップ率は低め。

  • 古代のバネ
    • どれだけ伸び縮みさせても壊れない上、水に浮くほど軽いバネ。これも古代装備を作る際に必要になる場合が多い割に、ドロップ率はそれほど高くない。

  • 古代のコア
    • 古代の技術で作られた、黄色い光を放つ小さなエネルギーの結晶。ガーディアンの動力源として使われているようだ。「古代兵装・剣」などを作る際に必要だが、ドロップ率はかなり低い。宝箱に稀に入っている他、大型タイプと中位以上の小型、ひっくり返した残骸からドロップする。

  • 古代の巨大なコア
    • 古代の技術で作られた巨大なエネルギーの結晶。ゲーム中の説明で「これほど巨大なコアは滅多に手に入らない」とある通り、最低限歩行型とまともに渡り合えるぐらいにならないと狙えないほどドロップ率の低いレアアイテムである。古代弓や古代盾を作るときには必須のアイテム。宝箱の他、落とすのは大型タイプのみ。


以降の作品での扱い


厄災の黙示録

ステージ2「王立古代研究所へ」で早くも敵キャラとして、ガノンに憑依されたガーディアン(歩行型)が立ちはだかる…もとい、研究所に向かっていたゼルダ一行を追い回してくる。
ここの機体は後に本格的に敵キャラとして参戦する個体よりもHPがダントツで高く、まともに殴り合っても倒しきれない(実際、ゼルダからも『とりあえず逃げろ』と言われる)。要は三國無双における呂布や、初代バイオハザードで最初に遭遇する、通称"見返りゾンビ"*2のような存在。
ガノンに乗っ取られてない、発掘したガーディアン3機*3を起動させ、攻撃させることで弱らせて倒すのが本ステージの目的。

本格的に敵キャラとして参戦するのは「ハイラル城からの脱出」から。
ブレスオブザワイルドと違い、ジャンプからの衝撃波や、歩行脚での薙ぎ払い、回転攻撃なども仕掛けてくるので中々アグレッシブ。
ちなみに回転攻撃はビタロックで止めることができる。
リンク、ウルボザ、ルージュといった盾を装備しているキャラであれば、ZLで盾を構えてYでジャストガードをすることによりブレスオブザワイルド同様レーザーを弾き返してダメージを与えることもできる。
弱点のモノアイを攻撃すると、やはり大ダウンをとれる。
ただ、厄災の黙示録では仕様上、ギアボックスは弱点扱いではない。

通常型以外にも、電気属性の「雷のガーディアン」、炎属性の「炎のガーディアン」、氷属性の「氷のガーディアン」も登場する他、
ガノンの怨念に強く侵食された、禍々しい外見の「怨念のガーディアン」という個体も存在している。
また砲台型や飛行型、小型ガーディアン*4も敵キャラクターとして参戦している。
手持ち武器とか使ってくる分、小型ガーディアンの方が手強いという人もいるかも。

それと、本作に於いてはPVなどでも登場している、謎の白い小型ガーディアンがキーパーソンとなっている。
また、敵側に同機とよく似た、謎の黒い小型ガーディアンも登場しているが…?

+ 時を渡るガーディアン
実はこの謎のガーディアンは、大厄災後の世界からやってきた存在。
大厄災の際に覚醒したゼルダに呼応して起動、大厄災の記憶を劇中の過去の時代に持ってきた。
また終盤で、本機はゼルダが幼少時に古代遺物の研究結果をもとに作り上げた、つまりゼルダが製作者であったことが「テラコ」という名前とともに判明する。ロボット工学者としての才能もあるおひい様が優秀すぎて辛い

そして、「敵側の謎の黒い小型ガーディアン」は、実は過去時代のテラコ(劇中では「憑依ガノン」という名で呼ばれる)であった。
劇中でアストルが「厄災ガノンの宿りしガーディアン」と語っている通り、厄災ガノンが過去時代のテラコに憑依し活動を開始したもの。
魔物を率いてリト族の村を襲撃するなど、様々な場面で暗躍している。
黒テラコであった憑依ガノンも終盤でボス級の敵キャラとして、リンク達の前に立ちはだかる。

そして…

+ 太古よりの守護者
エキスパンションパス第一弾で、なんと「歴戦のガーディアン」名義で歩行型が参戦。
プレイヤーキャラとして、である。

王立古代研究所から依頼されるクエストを全制覇すると、マップで「忘れられた神殿」の場所に危険個体*5扱いで出現。
プルア曰く「どんな魔物や挑戦者も寄せ付けない伝説のガーディアン」、ロベリー曰く「歴戦のツワモノ」「ハイラルを守護するアルティメット最強個体」。

見事撃破すると、プレイヤーキャラとして参戦してくる。

ZRでのキャラクターアクション*6は、敵一体をロックオンするもの。
この状態ではXでの強攻撃がロックした相手を優先的に狙う状態になる。
要はレーザー発射のプロセスの再現である。
基本的にはYの通常攻撃で足技、Xの強攻撃でおなじみのビーム系の攻撃を繰り出す。



ティアーズ オブ ザ キングダム

ブレワイの続編に当たる本作では、なんと一体も登場しない
稼働・非稼働問わずフィールドにあったガーディアンは全て撤去されており、唯一ハテノ古代研究所の屋根に括られていた歩行型・小型の頭部の残骸を残すのみとなってしまった。
しかも、四体の神獣やシーカータワーに各地の祠まで、ガーディアンのみならず元々あったシーカー族の文明が忽然と姿を消している。
その代わり、シーカー族のプルアとロベリーが開発したシーカーストーンに代わる情報端末の「プルアパッド」や今作のマップ解放要素である「鳥望台」に一部技術が使用されている*7他、なぜか神獣兵装が続投しているが、逆に言えばその程度しか存在しない。

これについて、ファンの間では「ハイラルの人々にとっては恐怖の象徴だった・一度乗っ取られた以上また厄災ガノンが復活した際に間違いなくまた乗っ取られるため、全機解体した上で鳥望台等に再利用した」といった説が推測されているものの、ゲーム中では何故無くなったのかに関して一切触れられないため、真相は不明である。
他には「新要素のゾナウ文明と同じ古代文明で混在してややこしくならないよう、新規プレイヤーに配慮した」といったメタ的な事情も推測に挙げられている。
ブレスオブザワイルドを象徴する敵であるためか、追加コンテンツ等による再登場を希望する声も多い。


外部出演


スマブラSP

スマブラSPにはスピリットとして収録。
★★(HOPE)のサポーター、個性は「武器耐性強化」。
世界中のリンクにトラウマを植え付けた敵キャラの割にはお世辞にも強力とは言えないが、灯火の星においては比較的序盤に入るスピリットの一つであり、剣士勢などを相手にする際は頼ることもあるかもしれない。
なお、灯火の星ではロボットに憑依している。
目からビームをしてくるロボットつながり、ということだろう。
尚、ファイターパス第二弾の特典である剣術Mii用コスチューム「古代兵装」の紹介では、Miiにロボビームを跳ね返されてダウンさせられるという原作オチが。

アップデートで白い小型ガーディアンも「謎のガーディアン」名義でスピリットとして登場。
こちらは★(NOVICE)のサポーター、個性は「クイック脱出」。
こちらは小さいロボットがジャイアント化したロボットを引き連れている。


余談


  • 100年前の大厄災の際、リンクはクロチェリー平原においてゼルダを庇いながら大量のガーディアンと戦い力尽きていたことが判明するが、
    その際にたった一人で、それも盾無し(つまりレーザー反射の手段を持たない)でマスターソード一本で数十台のガーディアンを破壊していたという…
    どれだけ化け物なんですか。
    彼の獅子奮迅の活躍により、ハテノ砦およびハテノ村は大厄災の被害を免れることとなった。
    ちなみに、ガーディアンの軍勢は難攻不落と謳われたアッカレ砦をあっさり陥落させるほどの戦力であることを併記しておく。

  • ちなみにリンクはそれ以前に試験中に城内でガーディアンが暴走した際に、落ちていた鍋の蓋でレーザーを反射して暴走を止めたという経歴がある。
    この一件がハイラル王の目に留まったことで、ゼルダ直属の近衛騎士となった。

  • 割とトップヘビーなのか、脚を切断すると形状と相まってよく横転してしまう。

  • イギリス「HB 876」という空中散布形の地雷が開発されていたが、
    こいつの形状が歩行型にそこそこ似ている。詳しくはぐぐれ。
    但し虫が嫌いな人には結構えげつないかもしれない形状でもあるので注意。

  • 公式の設定資料集によれば、没キャラとして「砲塔(恐らくはモノアイのことか?)を多数装備した、要塞のような『巨大ガーディアン』というモデルもあった」そうである。
    そんなもん出されたら勝てる気がしない…。

  • 同じく公式の設定資料集には検討案も幾つかあるが、当初は「敵か味方かも明確でなかった」ためどちらでも通じるようなデザインを心がけていたらしい。
    また、初期案では現行の機械然としたデザインだけでなく、骨や節足動物などをモチーフにしたと思われる生物的なデザインもあったようだ(しかもリンクよりだいぶ巨大)。

  • アニソンの帝王こと水木一郎氏も厄災リンク…もとい、ブレスオブザワイルドのプレイヤーの一人であるが、自身のTwitterアカウントに於いて「古代の巨大なコアを999個(カンスト)集めた」と報告。…つまりロボットアニメの主題歌を歌っている人がロボットをSATSUGAIしまくってたのか。



一万年前の大厄災においてリンクとゼルダを数に物を言わせて守った方々はぜひとも追記・修正をお願い致します。
または忘れられた神殿のガーディアンを全てパリィで倒した方々に追記・修正をお願い致します。

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最終更新:2023年08月21日 04:29

*1 わざわざ遭遇時のカメラ演出まであるので完全に狙っている

*2 とりあえずゾンビからは逃げろ、と言うために、他の個体よりも意図的に強くしてある

*3 最初の一機は謎の小型ガーディアンが起動させてくれる

*4 頭部の装飾パーツがないことなどから恐らく警備用モデルと思われる

*5 通常より強化された、いわゆるユニークモンスター枠

*6 各キャラ独自の行動

*7 プルアパッドは言わずもがな、鳥望台はプルアパッドをかざして起動するNFC型の端末やガーディアンの脚を利用した端末接続用アームなど