ロック(BLACK LAGOON)

登録日:2009/06/12 (金) 20:04:37
更新日:2023/10/06 Fri 11:34:04
所要時間:約 3 分で読めます




漫画『BLACK LAGOON』の主人公。
(CV:浪川大輔)

初登場1コマ目から顔面グーパンチを食らった初(?)の主人公。

もともとは日本企業旭日重工に勤めるサラリーマンだったが、紆余曲折の末にラグーン号のクルーとなる。
その時から、本名である岡島緑郎の名を捨て、ダッチが気まぐれに付けたロックという愛称を使用する様になった。


基本的にはラグーン商会の経理、応接対応、水夫見習い、通訳を担当。要は遣い走り。喫煙者である。


能動的にも受動的にも厄介事に首を突っ込むが、裏の裏をつくような駆け引き、常識外な手段を用い窮地をくぐり抜ける知謀と強運の持ち主でもある。

ちなみにバラライカからは「いい悪人になれる」との太鼓判を押されている。
何気に国立大(おそらく旧帝)卒のエリートであるが、ロック本人は自身の兄達に対してコンプレックスを持っている。


根っからのお人好しなのか、困ってる人間を見捨てることが出来ないため、どうにか助けようとするも思い通りにはならないから苦悩する事も多い。
また、バラライカや張に噛みつく事もあり、無鉄砲な部分もある。だがその無鉄砲さを張は買っている。


基本ヘタレだがヤル時はヤル男。


雪緒いわく
『夕闇に立っている卑怯者。光が闇に興味だけをもって見ているだけのイビツな男。人助けするのも、自分が光にまだいられると証明したかっただけ。
 捨てたはずの日常を失いたくないただそれだけ。選んでなんかいない』
そっくりそのまま雪緒に返せる言葉なのだが突っ込み禁止。
この時かなりボロカスに言われた。

ただ、間違った選択を間違って選んだ者(雪緒)が、間違った選択肢を自ら、正しくとれる者(ロック)を馬鹿にしている図でもあるのが滑稽。

ついでに言うなら雪緒だけが助かる道を彼はちゃんと用意した。雪緒が選択せずにそのまま突き進んだから彼女は死んだ。
自分は死んだと宣言していたがこの日本編でようやく気持ちに区切りをつけた。


ロベルタ編では彼女の暴走の裏で策謀を巡らせ、結果的にはガルシア達にとって理想的な形で事態を収束させた。
自分や他人の命をはじめ、あらゆるものをチップにこの事態を楽しんですらいた彼はまさしくロアナプラの住人、悪人であった。

今回の件ではガルシア達一行にとっては恩人とすら言える活躍をしたが、行為とは裏腹の偽善的な言動が彼らの不興を買うことになった。
ファビオラからは一発食らわされた後にボロクソに言われ、ガルシア、ロベルタからは冷たい目線で見られた。

しかし、目的を果たすために根回しをしたり、張に啖呵切るあたりヘタレでは無くなった。

ロベルタ祭りだの言われているが、ある意味ロックが完全に悪人としての覚醒を促すのがメインと言えなくもない。


ちなみにロックは日本編以上に汚くなった。
仮初めの日本で過ごしていた岡島緑郎。
……フッカー、ジャンキー、マーシー、ジョブキラー…どうしようもない無法者、歩く死人ばかりが集まるロアナプラ……ただ一人違う考えを持つイレギュラーは、悪人となりながらもどこかで人を捨てきれない彼は今日もまた苦悩しているのかもしれない。



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最終更新:2023年10月06日 11:34