天才てれびくん

登録日:2017/5/17 (Wed) 11:25:00
更新日:2024/01/21 Sun 19:12:45
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時は、21世紀

人間とリモコンの言いなりになっていたテレビが、ついに反乱を起こした

ブラウン管がカンカンに怒り、カラーバー光線が人々を襲う

そんなメディアの戦場に…今9人のてれび戦士が立ち向かおうとしていた


天才てれびくんは、Eテレで放送されている小中学生をメインターゲットとした教育番組である。通称天てれ、またはTTK。
本項目では『天才てれびくんワイド』等、歴代の天てれシリーズ作品についても触れていく。


【概要】

基本は毎週月~木曜日の午後6時台に放送される帯番組。夏休み・春休みは再放送枠になっている。
Jリーグが開幕した1993年から放送しており、四半世紀を超える息の長い番組の一つとなっている。また忍たま乱太郎とも同い年なのである。
そのためタイトル名を5度も変えており、コンセプトやコーナーなど初期と比べたら大きく変わっている所もあるかもしれないが、
後述するてれび戦士や大人の司会者たちが番組を盛り上げていくといったところは初代から一切変わっていない。

番組開始当初のプロデューサーである中村哲志氏(初期のCGキャラクター「マシンパパ・てっちゃん」のモデル)が、天てれ30周年の年の2023年5月24日にNHK総合で放送された『天然素材NHK』の番組内に出演した際に語ったのだが、
『天才てれびくん』という番組は、子供目線に徹底的に立ち、『金八先生』の子供たちが学校の中で訓練を受けながら成長していくのと同じように、『天才てれびくん』の子供たちも課題をこなしていく中でだんだん成長していく『成長のドキュメンタリー』が番組のコンセプトであるとしている。

セットの背景はクロマキーによるCG合成によって作られており、「MAX」初期までは司会者とてれび戦士によるトークコーナーの割合が多めだった(ストーリー枠が増加すると減少)。

実はNHKは、「シンセビジョン」という後年のバーチャルCGとはとは技術面でやや違うシステムを独自開発して、民放含め番組のタイトル画面などでCGを使い始めた1980年代後期からニュース番組などでバーチャルスタジオに民放よりもいち早く取り組んでいた。NHK放送センター内に1988年に竣工し、平成になった直後から今に至るまで激動する国内外の出来事を伝え続けている「ニュースセンター」にもこのシステムを入れてソウルオリンピックの中継から活躍。その後始まった天てれも「シンセビジョン」を駆使する番組の一つであった。この「シンセビジョン」はハイビジョン画像の解像度を利用した画像合成装置で、モーションキャプチャーのセンサーが付いたカメラと連動する事によって、画像背景が自動的にカメラの動きに追随するというもの。後年になりリアルタイム3次元システムとして改良されたのが「バーチャルスタジオ」で、今はEテレの語学番組や科学番組などでも頻繁に使用されている。

また毎年定期的に公開イベントが開催されている。

【シリーズ一覧】

天才てれびくん(1993~1998)

全ての始まり。一部ファンから無印と呼ばれることもある。放送された初年度から最高視聴率7.7%という子ども番組としては異例の高視聴率を叩き出し堂々の滑り出しとなった。
司会者はダチョウ倶楽部(1993~1995)、キャイ~ン(1996、1997)、山崎邦正(現・月亭方正)とリサ・ステッグマイヤー(1998)。
恐竜惑星やジーンダイバー、ナノセイバーといった実写とアニメが融合した『バーチャル三部作』や、『ポコ・ア・ポコ』や『ストロベリーパフェ』といった子供たちが音楽を演奏するコーナーなどがあった。
また1997年度には金曜日にストーリー性のあるゲームコーナー『クイズ!ウルティマX』が放送された。この金曜日のゲームコーナーと月曜日に別途放送していた生放送を統合したのが1998年度から『ワイド』の2002年度まで続いた生放送によるゲームコーナーである。
無印時代最後の年にはシリーズ初の女性司会者が登場し、天てれの名物コーナーだったMTK(ミュージックてれびくん)が開始した。

天才てれびくんワイド(1999~2002)

初めて名称が変わっただけでなく、95~98年まであった金曜日の放送を無くした代わりに放送時間を25分から45分に長くした。以降金曜日の放送は『コレクター・ユイ』→姉妹番組『天才ビットくん』→『ビットワールド』と変遷している。
司会者は前シリーズ最終年から続投した山崎方正とリサ・ステッグマイヤー(1999、2000)、角田信朗と山川恵里佳(2001)、極楽とんぼ(2002)。
この頃から一部のてれび戦士がアイドル的人気を博すようになり、子どもたちにとっては憧れの存在であり、同時に大きいお友達のファンも増加した。
ワイド最後の2002年にはシリーズ唯一の人形劇『ドラムカンナの冒険』が放送され、久々に初期設定の「テレゾンビ」が反映されたストーリーとなった。
また年度後半には10周年スペシャルとして、ほぼ全てのてれび戦士OB・OG達と歌を歌ったりスポーツバトルをするなどして共演したり、昔の映像を思う存分に扱っていくなどの企画が繰り広げられた。
実際は極楽とんぼが子供向け番組の出演者としてアウトな事をやらかして途中降板したせいで、通常コーナーがやりづらくなったせいである。

天才てれびくんMAX(2003~2010)

司会者はTIM(2003~2006)、安田大サーカス(2007、2008)照英と西山茉希とにしおかすみこ(2009)、ガレッジセール(2010)。
今までの天てれシリーズの中で一番長く放送されているシリーズであり、司会者の数も一番多い。
初年度と2009・2010年はワイドとあまり変わらなかったが、2004~2008年はメインストーリーをもとに番組が展開していくなどしてドラマ性が今までのシリーズ以上に強まっているだけでなく、てれび戦士のチームが明確に分けられているなど挑戦的なものとなっている。

大!天才てれびくん(2011~2013)

司会者は出川哲朗と鈴木あきえ。
このシリーズ以降、MAXの2004~2008年のように、メインストーリーをもとに番組が展開していくようになった。
ストーリーは老舗テレビ局「大天才テレビジョン」の看板番組「天才てれびくん」の人気が低迷していったため元に戻すために出川特命プロデューサーてれび戦士と協力していくといったものである。*1

Let's天才てれびくん(2014~2016)

司会者は大野拓朗と虎南有香。
視聴者がデータ通信を介して番組に参加出来るのが大きな特徴で、これは次作の天才てれびくんYOUに引き継がれている。
ストーリーは異次元獣からの地球の破壊を阻止するために未来から来た国立異次元獣対策センターのメンバー大野拓朗と虎南有香が、てれび戦士と共に各都道府県ごとに存在する精霊「どちゃもん」を仲間にしながら異次元獣に立ち向かうといったものである。
ちなみに無印からの定番コーナーMTKがこのシリーズ以降廃止になった。
ちなみに「どちゃもん」の人気のおかげかどうかはわからないが、「どちゃもんあさめしまえ」という都道府県のクイズ番組や「どちゃもんじゅにあ」というアニメといったスピンオフ作品が放送されていた。

天才てれびくんYOU(2017~2019)

司会者は立花裕大と小島梨里杏。
ストーリーは「もじもん」とよばれる漢字の精霊が、謎のミュージシャンによってもじ魔獣に変え世界を危機に陥れようとするため、守守団のリーダー、立花裕大と小島梨里杏がてれび戦士とともに「もじもん」を仲間にしながらもじ魔獣を元の姿に戻して危機を回避させるといったものである。
このシリーズで最初の敵役は暴走した人間とそれに利用された善良なもじもんが変質したもじ魔獣だったが、後に禍禍団なる悪の組織が現れ、しかもその悪の組織に利用された人間の1人が立花団長の父という衝撃の展開となっている。
しかし、よくよく見ると「どちゃもん」が「もじもん」に、「異次元獣」が「もじ魔獣」に変わっただけで大まかなストーリーの流れは『Let's』の頃から変わっていない。








天才てれびくんhello,(2020~2022)

司会はみやぞん。てれび戦士が電空という仮想空間の修復、そしてその中でデンリキという不思議な能力を得るSFストーリーが展開される。電脳空間を舞台としている点では姉妹番組『天才ビットくん』、『ビットワールド』を彷彿とさせるが、関係は無い。
更にこのシリーズでは元てれび戦士の面々が度々登場。2022年度の放送である2023年1月には天てれシリーズ放送30周年を迎えた。









天才てれびくん(2023〜)

シリーズが30周年を迎えた事もあってか、タイトルが原点回帰。
MCはティモンディ。
ストーリーは「ジオワールド」という異世界にて、「モノノ家」によって枯れ木に変えられてしまった「キョボの木」をてれび戦士が復活させようとする物語で、ハイテクな仮想空間が舞台だった前作から一転して、自然豊かな世界観をテーマにした流れはなんとなく『メガレンジャー』から『ギンガマン』へと変わった流れを彷彿とさせる。
また原点回帰故にテレゾンビも登場するが、本作のテレゾンビは人間からエナジー(様々な体験をしたり、挑戦に挑んだりする時に発生する不思議な力の事。これを奪い取られると人々は無気力になる)を奪い取るロボットという設定で、初期の個体とは完全に他人の空似である。
しかもこのテレゾンビ、エナジーを人間から吸ってかつそれを保持している状態で倒さなければキョボの木を再生できない(つまり悪く言えば人間がテレゾンビの犠牲になる必要があるということ)。
テレゾンビが吸ったエナジー入りのタンクを破壊してもOKだが、どっちみち人間がエナジーを奪われる必要があることに変わりはない。






【メインストーリー】

ダチョウ倶楽部期から極楽とんぼ期は一応「連続したストーリーが」になっているが後半はつながりがあいまいになり、MAX以降は各自独立した設定となっている。
なお1999年度・2000年度・2009年度・2010年度は「てれび戦士のいる場所」の設定こそあるがそれ以上の明確なストーリーはなく*7、「大天」以降は各項目を参照。

●無印時代
  • 「恐竜惑星」期(1993年):21世紀の地球では、人間とリモコンの言いなりになっていたテレビが反乱を起こしてテレゾンビ*8となり、地球人を苦しめていた。「面白い番組」を制作・放送する最後の砦である巨大なテレビ局「メディアタワー」に集結した9人のてれび戦士は打倒テレゾンビを掲げ、タワーの先住者である「おあいこトリオ」(ダチョウ倶楽部)やテレゾンビの反乱を鎮めるため自らアンドロイドとなったプロデューサー「てっちゃん」と共に、面白い番組の放送を目指す。
  • 「ジーンダイバー」期(1994年):正月に現れててれび戦士達に挑みをかけ敗れたテレビ魔王は彼が率いるテレゾンビとメディア・タワーを占拠し、地球はテレゾンビの支配下に堕ちた。宇宙へと逃れたてれび戦士たちは、地球の軌道上に建設された宇宙ステーション「メディアステーション」に辿り着く。「メディアステーション」は「メディアタワー」と最新技術で直結しており、電波ジャックや地球への出入りが容易にできる事から、この場所を新たな拠点とし、地球を取り戻すための番組を放送を続ける。
  • 「アリス探偵局」期前半(1995年):番組が初めてメディアステーションから生放送を行なっている最中にメディアステーションは突如ブラックホールに飲み込まれていく。間一髪で脱出に成功したてれび戦士とおあいこトリオは、何もない異次元空間「メディア砂漠」に不時着する(1回目のワープ)。この不毛な土地に先住民と協力して理想の街を築き上げるため、先住民の小学生8人を新たなてれび戦士として仲間に加える。
  • 「アリス探偵局期後半&ナノセイバー」期(1996・97年):初代てれび戦士の一人である栗山佑哉ら数名のてれび戦士は突如として、宇宙のどこかに存在する地球によく似た惑星「パラレルワールド」に迷い込んでしまう(2回目のワープ)。栗山はてっちゃんと再会を果たすが、「もうメディア砂漠に戻る事は出来ない」事を告げられると共にパラレルワールドは「テレビより面白い物が存在する世界」であることを告げられる。栗山達は先住民で子どもたちが集まる「クラブ」の「オーナー」(天野ひろゆき)と「従業員」(ウド鈴木)の2人(キャイ〜ン)、さらにてっちゃんが新たに選任したてれび戦士と共に、テレビ復活を賭けた面白い番組作りを開始する。1997年、てれび戦士の指揮権を息子の「てつまろ」に託して隠居したてっちゃんは、ロケットを開発してまだ見ぬテレビ文明を調査しながら、地球に帰還する計画を立てていた。
  • 「アリスSОS」期(1998年):まだ見ぬ「テレビ文明」を探しにてれび戦士の数名は「パラレルワールド」を離れて遥か宇宙へと旅立った。6人を新人てれび戦士としてスカウトしつつ、やがて辿り着いた「エエカゲンニ星」はテレビ文明が滅亡した星だった。てれび戦士はこの星にあるテレビ局「第3テレビ文明」の「敏腕ディレクター(山崎邦正)」と「王女(リサ・ステッグマイヤー)」、編成を担当するコンピューターの「TKくん」と共に第3テレビ文明の復興を目指す。そして10か月後、テレゾンビとの最終決戦のため新たなロケットで地球に向けて出発した。
●ワイド期
  • 「スージーちゃんとマービー」期(1999年):エエカゲンニ星で出会った3人と一緒に、旅の途中で7人を新人てれび戦士としてスカウトしながら地球に向かうてれび戦士。やがて地球に到着し、5年越しの帰還を果たしたてれび戦士たちはロケットの中で番組を制作・放送する。
  • 「へろへろくん」期(2000年):てれび戦士達はマンションに拠点を移し、地球に定住。マンションの屋上に放送設備を設置し、番組を制作・放送する。旅に出てしまった「TKくん」の代わりに、「TKくん」の実弟で横柄な口調や態度をとる「エバラン」が番組作りに協力する事になった。
  • 「探偵少年カゲマン」期(2001年):今から1000年後の3001年、その時代に存在する国「イカサンダル王国」では「笑わない病」が深刻化していた。国王の命令により、国の民である「角田信朗」を隊長、「山川恵里佳」を副隊長に選任して笑いを届けるための組織「笑わせ隊」を結成させる。国王のペットである「モンゴ」も派遣させ、笑わせ隊は1000年前(2001年)の地球で面白い番組を放送していたというてれび戦士達を助っ人として未来に招集。タイムシップ「天才丸」でイカサンダル王国に笑いを届けるべく船旅が始まる。
  • 「ドラムカンナの冒険」期(2002年):2か月半前、無人のメディアステーションをテレゾンビ軍が占領。「カトウD」(加藤浩次)と「ヤマモトAD」(山本圭壱)の2人(極楽とんぼ)、2人の上司である名も無き「部長」(後日「ブッチョー」と名付けられた)が制作するテレビ番組を地球に向けて放送し始める。
一方、天才丸の船旅を終えて21世紀の地球に帰還したてれび戦士達は「心細いから」と新たにスカウトしていた新人戦士達と共にテレゾンビに仕組まれてメディアステーションに集結。「テレゾンビがてれび戦士の敵」であることを知らなかった戦士達がそのことを知るや否やテレゾンビは泣き落とし作戦で「毎週木曜日のゲーム(生放送)でてれび戦士が勝利したらメディアステーションの一部を返還する」という条件を提言。結果、てれび戦士はテレゾンビに協力させられて面白い番組作りのために奮闘する羽目になった(結局諸事情で有耶無耶になったけど)。
●MAX期
  • ハイパーキングダム学園編(2003年):天てれ学園に通うてれび戦士たちは度重なる偶然が引き起こした「たまたま」により、ハイパーキングダム学園へと転移し、学園を盛り立てるべく様々な部活や化け猫の企みに挑戦していく。
  • プラズマ界編(2004年):ライバル同士の甜歌と愛美(つぐみ)はひょんなことから異世界「プラズマ界」に転移し、対立する2つの勢力の争い、そしてプラズマ界の危機へと巻き込まれていく(2人以外の戦士はプラズマ界の住人)。
  • ユゲデール王国編前半(2005年):遠い昔に星が滅び、新天地「地球」を探し宇宙を彷徨うようになった都市型宇宙船「ユゲデール王国」。街を守る「スチームナイツ」・「ジョーキマホーンズ」は対立しながらも共に王国の危機に立ち向かっていく。
  • ユゲデール王国編後半(2006年):前年度の時代から500年後、遠い宇宙の果てに飛ばされた「ユゲデール王国」と新世代の「スチームナイツ」・「ジョーキマホーンズ」に新たな危機が迫る。
  • ナンダーMAX編(大迷宮冒険記)(2007年):謎の秘密基地「ナンダーMAX」へといざなわれたてれび戦士たちは、おかしな「くろひろ団」に頼まれ基地地下に眠る謎へと迫っていく。
  • ナンダーMAX編(日付変更船プッカリーノ)(2008年):実は滅びの未来を変えるため行動していた「くろひろ団」。滅びの未来から新たにやって来た3人の少年と未来の危機を知り時の旅に出たてれび戦士たちの運命は…。

【番組出演者】

『ワイド』期まではレギュラー出演者の役割に共通の設定があり、てれび戦士は「テレビ番組『天才てれびくん』の制作スタッフ」、総合司会はそれに協力する「舞台となる世界の先住民」、CGキャラクターは「てれび戦士と総合司会よりも立場が上の番組最高責任者」という立ち位置だった。

【てれび戦士】

小中学生で構成される「天才てれびくん」の主役。同世代の視聴者に向けて「みんながテレビでこういうことをやりたいというのを代わりにやる」を合言葉に番組制作に取り組んでいる。レギュラー出演しているのは全て小中学生の子役達。
詳しいことはてれび戦士の項目にて。

【司会者】

基本「子供たちのまとめ役」・「ストーリーパートにおける進行役」だが、初期においてダチョウ倶楽部→キャイ〜ン→山崎邦正と「いじられキャラ」の芸人が続いたことからか、「てれび戦士に助けられる」役回りになる事が多い。
ダチョウ倶楽部は体を張ったネタこそ少なかったが、てれび戦士の後ろに立って顔出し人形の操演を行いながら司会進行を行ったり、ガラクタの寄せ集め設定でやたら動きにくい衣装を与えられたり、とにかく衣装自体がネタだった。
キャイ〜ンはウドのボケに天野が突っ込む普段通りのノリだったが、ゲームコーナーでは「ウド鈴木私生活クイズ」が毎週出題され、答えたくても答えられず不正解になるのがお約束だった。ウド鈴木がこのクイズで正解したのはたった1回のみ。
山崎邦正はヘタレキャラ芸人ということもあり、大人らしい振る舞いが目立たなかったが、見かけによらず結構慕われていたらしい。リサ・ステッグマイヤーは一時はTBSの朝の情報番組と掛け持ちしながら進行をこなしたが、歌や生放送のゲームが苦手というギャップを垣間見る事が出来た。
角田信朗と山川恵里佳、極楽とんぼはそれぞれ1年のみだったが、角田は格闘家という本業とは真逆のギャグ担当として、山川は歴代最年少(当時)の司会ながらもてれび戦士達のお姉さん役をこなし『MAX』期まで番組に携わった。加藤浩次は当時長女が生まれたばかりだったが「狂犬」の名に相応しい子供にも容赦ない進行ぶり、山本圭壱は「ADヤマモトのわたし勝ちます」というコーナーで体を張っててれび戦士達と対決しつつも公開イベントの劇では「旅館の女将」役として女装もした。
司会担当の最長はTIMの4年間。歴代司会者では唯一毎年背景設定が変化していたが、ストーリーパートではなぜか毎度ゴルゴ松本が「ライバル」・「やられ役」的に割り当てられたりしていた。
ただ、なんだかんだ言って大人なので、いじられキャラの司会でも要所要所でてれび戦士のまとめ役を務めている。近年では「どこか抜けているがやる時はやる男性MC」と「そんな男性MCの尻を叩きつつも支える女性MC」という組み合わせが定番に。
「hello,」のみやぞんは、7年ぶりの芸人司会者となった。

【CGキャラ・ナレーション】

また、番組内では司会の上司やサポートキャラクターという形でCGキャラクターも多く登場し、進行を行うことも多い。『ワイド』期までの共通設定があり、てれび戦士はテレビ番組「天才てれびくん」の制作スタッフ、総合司会はそれに協力する舞台となる世界の先住民、CGキャラクターはてれび戦士と総合司会よりも立場が上の番組最高責任者である。てれび戦士が関わらないアニメやドラマのコーナーはメインCGキャラクターがプロデュースしたコーナーである。

「Let's」以降ではサポートキャラではなく、「どちゃもん」「もじもん」として各地の精霊という形で登場している。
人選の幅はとにかく広く、今となってはベテランと称されるほどの声優諸氏もしばし活躍している。
初代OP『タイムマシーンでいこう』の冒頭ナレーションは声優の故・中村秀利氏。
このOPは3年間使用されており、ナレーションは新年度で舞台設定が変わるたびに新しいものを収録していた。
一部コーナーのナレーションを担当したり、アニメコーナーで声の出演も行った。
この他、初代CGキャラクターのマシンパパ・てっちゃんの声は千葉繁氏、その息子のてつまろは中尾隆聖氏が担当している。
てっちゃんはボイスチェンジャーを使っていたため、千葉氏と気づかなかった人多数。
ちなみにマシンパパ・てっちゃんのモデルは当時の実際の番組プロデューサーであり『ひとりでできるもん!』『えいごであそぼ』『いないいないばぁっ!』など『おかあさんといっしょ』より後に生まれ、朝・夕方のEテレで今に至るまで長く愛されている数々のNHKの子供向け番組を制作した中村哲志氏で、実際に1993年度・94年度には千葉繁氏より前にてっちゃんの声を演じていた他、番組内にも顔出ししてその時はリアルパパ・てっちゃんとして登場していた。
なお、千葉氏はこの他にもCGキャラクターを何度か担当しており、2004年のドラマにも顔出しでゲスト出演している。
またMAX期までは、上記の中村・千葉・中尾氏を筆頭に声優事務所『81プロデュース』の所属声優がナレーション・CGキャラを担当する事が多く、『アリスSOS』までのアニメにもその傾向が見られた。*9
「どちゃもん」では、故・藤原啓治氏、故・水谷優子氏らベテランから、平野綾・水樹奈々・上坂すみれといった若年層に人気の声優を中心とした贅沢なキャスティングとなっており、さらに芸人の松尾伴内さん・タレントのはしのえみさん・俳優の山田親太郎さんなど本職声優以外の方も取り入れたバラエティ豊かな人選となっている。
「もじもん」ではそれが80代声優の糸博氏から歌手のBOMI氏までに広がり、また認知度のあるアニメに出演していた声優が多い。

【その他出演者】

コーナーによっては様々な大人が登場し、てれび戦士たちを導いて(?)いる。
基本は1コーナー限定の出演で、初期は金曜日のゲーム対決のみバカルディが司会進行(いつもの司会者は出演しない)したり、ワイド期の「なりきりシンガーズ」で清水ミチコが歌を教えたり、
02・03年のドラマパートに「新喜劇」繋がりで間寛平がレギュラー出演したり、MAX期後半では生放送限定司会者としてハリセンボンや長友光弘(響)と木下優樹菜が登場したりするなど。
一方で生田斗真にリアルでのジャニーズ系先輩がギターを教えたり、『Let's』でさらっと某演劇ユニットのリーダーが出演していたりとマニアックな見どころもあったりする。
またワイド期では「げんしじん」や漫才コンビの「どーよ」、MAX期中盤には井上マーがコーナーを超えた定番出演者となっていた。
『Let's』以降では千鳥、『YOU』では西川貴教、『hello,』では生放送限定司会者のパンサー向井、『無印第2期』では王林がサブレギュラーになっている。
なお初期の「ポコ・ア・ポコ」で結成された「ドレミファキッズ」・「クリマカーユ」・「クリス with CHU-CHU-くらぶ」の構成メンバーや「Dream5」等、たまにてれび戦士以外の子供もレギュラー出演していた。



【主なコーナー】

ここではシリーズ通して登場するコーナーを紹介する。

●MTK(ミュージックてれびくん)(1998~2013、2021~)

シリーズを超えて15年間放送された天てれの代表的コーナー。てれび戦士(ワイド時代のみたまに司会者)が様々な歌を歌い、本格的なミュージックビデオを放送する。 アニヲタwiki内にもいくつかの年度の項目が作成されている
初期においては既存楽曲のカバー・アレンジカバーが多く、洋楽の往年の名曲に日本語詞を付けたカバーは多くの子どもに洋楽に親しむ機会を与えた。段々オリジナル楽曲の割合が増えていき、2005年以降はほぼオリジナル曲のみとなった。
なお2005~2008年度版ではエンディングテーマ枠に回されていた。
また2009年には、戦士の一人重本ことりと公募で採用されたメンバーでユニット『Dream5』が誕生(2016年解散)。天てれ卒業後『ようかい体操第一』を歌ったことで2014年紅白に企画枠としてゲスト出演した。*10
2021年度で8年ぶりに復活。

●木曜生放送(1999~2002、2004~)

1995~97年の「月曜生放送」、それと先述した金曜日のゲームコーナーを合体させた98年度の金曜枠を経て、木曜に視聴者参加型の生放送をするのが定番となっている。
大天時代までは司会とてれび戦士がクイズやゲームに挑戦したり、ゲストとトークや企画を行うのが主な趣向。視聴者は事前に抽選で選ばれたお家から通話やテレビ電話での中継を結んで連動したゲームに挑んだ。
Let'sからはその週の総決算として「生放送ミッション」に挑戦。実際に画面を操作するてれび戦士とデータ放送で操作する「茶の間戦士(視聴者)」が協力し生放送時間内に目標の達成を目指し、その可否によってストーリーが進展していくという形式になっている。
無印・ワイド時代は操作やスタジオとのやりとりに必要なのがプッシュ式回線電話だったのが、時代を経るにつれテレビ電話、携帯からの無線中継となり、現在はデータ放送環境があれば誰でも参加できると、時代と技術の進化の流れを感じる。
基本的には番組の年間司会者や生放送専門司会者の大人が司会を行うが、唯一2004年度のみ司会役の大人がおらず、中学生てれび戦士の司会進行で生放送が行われた。
生放送ゆえ、とくに年少組のてれび戦士がうっかり商品名を言ってしまうなどの天才てれびくんならではのトラブル・放送事故もまれに見られる。
なお2003年のみ録画企画『ゴルゴ13人』・『ゴルゴ13面相』を木曜に放送したため、生放送回は年度末に一回だけだった。


●番組内アニメ(1993~2002、2011~)

初期は実写と一体化した『バーチャル三部作』だったが、1995年以降普通のアニメ枠が作られ、一時廃止され『天才ビットくん』にアニメ枠が移るが後に復活。2014年度以降は番組後半の『天てれ第2部』枠で放送されている。

◆主な作品

記念すべき初天てれアニメにしてバーチャル三部作の一作目。これのみ主人公がてれび戦士の山口美沙であり、本編世界と少しだけ繋がっている(初代オープニングの描写も本作と連動)。

バーチャル三部作の二作目。
実写パート出演者はそれぞれ一度ずつスタジオトークに呼ばれたほか、年末企画でてれび戦士が全員集合したときもお呼ばれしていた。

実写ドラマを含まない初の100%アニメーション作品にして初の二年間に渡って放送された作品。

バーチャル三部作最終作にして子供向けとは思えないくらいのクオリティを誇る傑作。
実写パート出演者はてれび戦士に準じた扱いで、オープニングや公演イベントにも出演していた。
(同年に放送されていた「妖怪すくらんぶる」の出演者も同様の扱い)

探偵局とは関係無い。豊口めぐみのデビュー作。「皆さん助けていただきありがとうございます」

コミックボンボンのギャグ漫画のアニメ化。目と鼻を間違えるのはご法度。主題歌はまさかの水木一郎。

  • 探偵少年カゲマン
懐かしの名作『名たんていカゲマン』の孫を主人公にしたリメイク作品。中盤に漫画版の時代の先代カゲマンも出るよ。

  • ちび☆デビ!
ちゃおの人気少女漫画のアニメ化。小さなお友達にも大きなお友達にも大人気。

  • 黒魔女さんが通る!!
青い鳥文庫の人気シリーズをアニメ化。本来は一年放送の予定だったが人気が出て二年に延長された経緯付き。

  • 少年アシベ GOGOゴマちゃん
かつての名作少年アシベのリメイク。旧作さながらの世界観を現代風にアレンジしている。ネパール設定は消えた。

歴史上の偉人を猫にするとこうなるという偉人の女体化ならぬ偉人の猫化作品。ほとんどの偉人の声は画伯


●番組内ドラマ(1994~)

時期によって形態は違えど、主要企画の一つとして「ドラマ」が存在している。ちなみにドラマ中にてれび戦士が登場する場合は、「子役として作中の役を演じる」・「本編と同じ設定ないし同じ名前」の2種類がある。

無印時代

単発でメインストーリーの番外編ドラマを放送することもたまにあったが、基本『T.T.K. DRAMA SPECIAL』枠等怪奇・ミステリー路線ドラマが主流で、視聴者に恐怖や衝撃を叩き込んだ。
またバーチャル3部作も含め本編と無関係どころかてれび戦士が殆ど関わらない*11作品が多かった。

ワイド期

初年度こそドラマ枠が無かったが、2000年の『ザ・ドリームサーフィン』以降てれび戦士が複数登場するドラマが制作されるようになり、2002年に放送された『SF (?)スペース新喜劇 ラフィン★スター』は夏イベントの題材になった。
また2001~02年度にかけて放送された『天ドラ』は視聴者から募集した原案をもとに作成され、各1話完結で視聴者が登場したりてれび戦士が本人役を演じるなど自由な発想の作品が多く制作された。

MAX期

2003年放送の『こちらHK学園笑芸部!』・『ゴルゴ13人』・『ゴルゴ13面相』はこれまでとは違い明確に世界設定と連動したドラマ・企画であり、『ゴルゴ13面相』最終回では『笑芸部!』のキャラがゲスト出演した。
そして翌年の「プラズマ界」編からはてれび戦士の設定にも影響を与える一年通してのストーリードラマが本格的に開始*12
05~6年度の『ユゲデール物語』編・07~08年の『ナンダーMAX』編は2年にも渡る前後編の長編となった。
その一方で普通の(てれび戦士が役者として関わる)ドラマも「天てれドラマ(05~08年度)」「天てれ9分劇場(09年度)」等で放送され、『ダーリンは11さい?!』等が制作された。

大!天才てれびくん以降~現在

MAX期末期廃止されていたストーリードラマが再び始まり番組の中心となり、一方で2011~13年にはドラマとクイズを組み合わせた『ドラまちがい』コーナーが放送された。また、これ以降は卒業したてれび戦士・総合司会や過去に番組に携わったコーナーレギュラー・声優陣が度々登場して往年のファンを喜ばせる事が多い。
『Let's』時代にはなぜか再び、天てれ出演者が全く関係しないドラマ『東京特許許可局』・『念力家族』が放送されていた。
『Let's』と『YOU』のストーリーは先述の通り木曜生放送の結果に影響されることも。
『hello,』のストーリーはオムニバス形式で、3話で1回分という体裁で放送される。

●スポーツコーナー(2000~2013)

天てれオリジナルのスポーツゲームでてれび戦士と一般の小学生が対決をするコーナー。
サッカーをベースにした「ミラクルシューター」や、紙飛行機とアメフトをミックスした「紙フトタッチダウン」*13、キックベースやサッカーとカードゲームをミックスした「フダケリ」が複数年に渡り行われた。
自分たちの学校にてれび戦士が来てくれるとだけあって応援も激しくなるなど人気のコーナーだが、勝負に関しては一切手加減なしの真剣勝負。その結果に涙した参加者も多い。逆に紙フトタッチダウンではアメフトの戦術を持ち込むなどのガチ過ぎる参加者が度々登場し、てれび戦士を一方的に苦しめる展開も見られた。

【公開イベント】

毎年定期的に公開イベントが開催されており、1996~2013年度まではストーリー仕立ての芝居が上演されていた。Let's期以降は各地での出張イベントに変更されている。
どちらかというと本編と関係しないアナザーストーリーが多いが、2009年の夏イベントでは過去のてれび戦士たちも登場している。
また2010年度の夏イベントのみ、当時のメイン司会者だったガレッジセールは参加せず、生放送司会の長友光弘・木下優樹菜が出演していた。
1998~2013年はMTKの曲を織り交ぜたミュージカル形式になることが多かった他、2000~2002年度の冬のイベントは『MTKスーパーライブ』と題したてれび戦士によるMTKコンサートであった。

●芝居のパターン
  • 本編の番外編
2005年夏・2013年「パズルの迷宮とゼロの秘宝」等が該当。本編設定のてれび戦士たちが事件に遭遇する。但してれび戦士が全員そのままで出演するパターンと、「てれび戦士」組・「ゲストキャラ」組に分かれるパターンがあった。
また2002・2003年夏イベントでは「番組内ドラマ」の設定と連動していた。
  • アナザーストーリー
1996~2001年度等。てれび戦士ら出演者が「役者」として様々な物語を演じる。



【関連番組・作品】

天才ビットくん/ビットワールド(2001~2006/2007~)
本番組の姉妹番組としてスタートした視聴者参加型子供向けバラエティ番組。天てれが「テレビ」をテーマとするのに対し「ネット」をテーマにしている。
天てれとの主な違いは「レギュラーの大半が大人」・「最初からストーリーが存在し、視聴者の投稿と連動して物語が進む」等。
要所要所で生放送によりストーリーの行方等を決めており、『Let's天才てれびくん』の「生放送ミッション」の元と思われる。
2003年からのアニメ枠では『魔法少女隊アルス』・『秘密結社鷹の爪』等、天てれ枠のアニメよりマニア向けの作品が多め。
ビットワールドでは元てれび戦士の中田あすみもレギュラーとなり、最近では『大!天才てれびくん』期のてれび戦士ソーズビー航洋も参加している。

●どちゃもん あさめしまえ(2016~2017)
『Let's天才てれびくん』のキャラ「どちゃもん」をメインにしたクイズ番組で、本家終了後も継続した珍しい番組。


●天才てれびくん the STAGE~てれび戦士 REBORN~(2020)
本番組を元にした演劇作品。かつててれび戦士がテレゾンビ党に敗北した世界という衝撃的設定となっている。
元てれび戦士から前田公輝・長江崚行・鎮西寿々歌・ド・ランクザン望が出演し(他に飯田里穂が声の出演)、
他に「Dream5」の高野洸、スターニンジャーこと多和田任益、麿赤兒、元うたのおにいさんな横山だいすけ等が参加している。


【余談】

  • ソフト化はMTKやコーナーアニメを中心に行われているが、MTKでは著作権の都合上やタイミングの問題で未収録作品が複数存在し、
    このためワイド初期の司会者が歌う曲を含む多くの洋楽カバーMTKが未商品化に…。
    またワイド以降の主題歌はMTKと共にCD化されているが、無印時代の主題歌はシングル発売のみに留まっており、入手するのはかなり困難となっている。*14

  • 2002年までのアニメ作品も2013年にアリス探偵局のソフト化で全てソフト化されたが、2000年代にDVD化されて以降Blu-rayなどが出ていない作品や
    放送当時にレンタルビデオでソフト化されるもその後会社倒産などでDVD・Blu-ray化が絶望的な作品もあり実質封印作品になっている作品もある。
    …というかNHKアーカイブですら動画配信されていない作品ばかりなため視聴難易度は何れも高い。
    と初期の作品を見たい・聞きたい人たちにとってはその思い出を堪能することもできない厳しい実情にある。

  • 歴代司会者の内、山崎邦正・出川哲朗は1997年度のゲームコーナー『クイズ!ウルティマX』にゲスト出演していた。

  • 現在では横浜の『放送ライブラリー』で無印第1回を、各地NHKの『番組公開ライブラリー』で2003年の夏休み企画編を無料視聴することが出来る。






追記、修正は大人になっても茶の間戦士である人がお願いします。

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最終更新:2024年01月21日 19:12

*1 なおこの時期は最盛期に(無印~ワイド期)は5~7%だった番組視聴率が1~2%まで下落するなど本当に低迷していた時期でもある

*2 すめりー自身も勘違いしていたらしい

*3 キュウレンジャーのラプターはアンドロイド、つまりロボットのため正確には性別がない。一方ゼンカイジャーのブルーンはキカイノイドだが、これはロボットではなく生命体という位置付けのため、男性という性別があることになる。

*4 恐らくレーサーになりたかったが一族の掟で叶わないことに対する物か

*5 読み方は「きんりょく」。金銭が人を支配する力のこと。

*6 事実悠真に風花の名前を口に出された時に錯乱状態になったことがある

*7 1999年度と2000年度は邦正・リサが定住した「地球」、2009年度は「現実世界とテレビの中の世界との境界線に存在する面白い番組を発信する広場」、2010年度はガレッジセールが教師を務める「天てれ学園」。

*8 『ワイド』期の2002年度と『大天』期、『無印第2期』にはこれとは別物の「テレゾンビ」が登場する。

*9 姉妹番組ビットワールドのナレーター玄田哲章氏も81プロデュース所属。

*10 ちなみにてれび戦士経験者で紅白に正規出演したのは2005年に「ゴリエ」のサポートとして出演したジャスミン・アレン(一緒に組んでいたジョアン・ヤマザキは年齢制限に引っかかり不出演)、2005~08年に「WaT」として出演したウエンツ瑛士、2015年に「μ's」として出演した飯田里穂、2021年に「DISH//」として出演した矢部昌暉。また初年度のレギュラー陣は1993年の紅白に白組の応援としてゲスト出演した。

*11 特に『ミステリートラベラー』・『転校生マオ』・『ミステリーの館』・『ジーンダイバー』・『ザ・ゴーストカンパニー』ではてれび戦士が一切登場しない。

*12 但し2009・2010年度はストーリードラマを行わなかった

*13 『hello,』の生放送にて、プレイするのはてれび戦士だけかつ1vs1方式になったが、「超・電空紙フト」という名称で復活している

*14 すかんち担当の初代主題歌も再収録されたアルバムが殆どない