デュエル・マスターズ(2017)

登録日:2017/05/10 Wed 02:15:00
更新日:2023/09/14 Thu 02:01:41
所要時間:約 15 分で読めます





俺の風ッ!ビュービュー吹いてきたぜッ!!
今日のデュエマもッ!ジョー!!
デッキー!!


『デュエル・マスターズ(2017)』は、松本しげのぶが月刊コロコロコミックで連載している漫画『デュエル・マスターズ』を原作とした、
テレビ東京系列で2017年4月から2018年3月まで放送されたカードゲームアニメシリーズ14作目にして、新主人公の切札ジョーが主役を務める第1作目である。



概要

前シリーズ『デュエル・マスターズVSRF』まで主人公を担っていた切札勝太の息子である切札ジョーが本格的に主人公を務める新シリーズ。
主人公交代と同時に、デュエマのカードのフォーマットやルール・裁定の一部が変更されている。

監督はVSシリーズと同じく佐々木忍氏が続投し、制作会社もアセンションが引き続き担当している。

VSシリーズではタイトルが長ったらしくなっていく事に定評があったが、今回はまさかの添え物無しのタイトルとなった。
そのため、第1シリーズである『デュエル・マスターズ(無印)』と区別するため、『デュエル・マスターズ(2017)』や『新章デュエル・マスターズ』といった
俗称が用いられている。この項目では前者を採用している。

コンセプトはカードゲームと同じく「原点回帰」であり、かつて使われていた『デュエルマスター』『真のデュエル』『クリーチャーワールド』といった用語が復活している。

演出としてはVSシリーズ同様、デュエル前にお互いのデッキ名が紹介される事、そしてドロドロドローは健在。
新たな演出として、新種族は召喚時に某ライダーや某妖怪ウォッチよろしく、種族毎に用意された歌と共に召喚される。
ただし、尺の都合で省略される場合もある。
 例)  ジョーカーズ:ジェイ!オー!ケーイーアールエス!!ジョーカーズッ!!
       メタリカ:メ・タ・リ・カァ~ッ!!
   ビートジョッキ―:バッド!ビート!ビートジョッキ―!!

アバンタイトルとして、ジョーとジョーカーズの触れ合いを通じてジョーカーズの紹介がされる『ジョーカーズの異常な日常』というミニコーナーが、更にCパートが追加されている。
ただし、尺の都合で(ry。

また、ストーリーがカードゲームの背景ストーリーと連動している。そのため、VSシリーズのノリに、勝舞時代を彷彿とさせるシリアスな展開が加わっている。
ギャグ要素はVSシリーズに比べてやや控えめ…というか、大きなお友達向けのパロディや風刺が減っている。あくまで減っているだけで、無くなっているわけではない

シリーズが変わったことによりほとんどの登場人物が入れ替えとなったが、キャラクターを変えて引き続き続投している声優陣も少なくない。
そのため、相変わらず豪華声優陣は健在の安心仕様。

VSシリーズと同じく、ニコニコ動画では日曜9時から一週間の視聴が行えるが、Youtubeのコロコロチャンネルによる見逃し配信では、第19話より毎週火曜日夕方4時から一週間の視聴へと変更された。
そのため、ニコニコ動画・Youtubeを併用すると9日間の無料視聴が行えるというお得仕様になっている。



ストーリー(公式サイトより)

新たなる伝説が始まる!デュエル・マスターズ!
新主人公の名は、切札勝(ジョー)!!

そしてジョーのもとにあらわれた、謎のデッキケース・デッキー!
ジョーが描いたクリーチャーの絵を見たデッキーは、
ジョーの『デュエルマスター』としての秘めた力を見出し、
自らの能力でジョーの絵に命を吹き込んだ・・・!
そうして生まれたクリーチャー達は『ジョーカーズ』と名づけられ、
ジョーの頼もしき仲間として共にライバル、強敵とのデュエマを闘う!!
ジョーはどんな『ジョーカーズ』を生み出すのか・・・?
そして、『デュエルマスター』とは一体・・・?

「デュエル・マスターズ」シリーズの新章がついに開幕!



登場人物

【勝太編からの続投】

切札ジョー CV:小林由美子

逆風も風の内…俺が、追い風に変えるッ!!俺の風ッ!ビュービュー吹いてきたぜッ!!

前シリーズ主人公・切札勝太と幼馴染の滝川るるとの間に生まれた男の子で、今シリーズより正式に主人公を担う事となった*13代目主人公。漢字表記は「切札勝」。VSRF最終回から3年が経過して、現在は小学校4年生。
声は勝舞・勝太に引き続いて小林由美子氏が担当。
勝利時の決め台詞は「俺達勝ったぜ!上出来(ジョー・デッキー)!!

デュエル・マスターズのカードを創造する能力を持っており、幼い頃から自分の考えたカードを用いてデュエマを行っていた。
クリーチャーの絵を描くのが趣味で、絵描きセットを常に持ち歩いている。

勝太とるるの子供であるため、父方の家系が最強デュエリスト一族である切札家、母方の家系が「超」が付くほどの金持ちである「滝川家」という
物凄い血統の持ち主なのだが、本人は至って平凡。
割とあっさりと引き下がる性格で、謝る時は「サーセンしたッ!!」が定番。
切札家の男子らしく勉強は苦手で、テストの点数は毎回50点台前後。

ジョーカーズを用いた初めてのデュエマで、前髪が「デュエル・マスターズ」の略称である「DM」を形作る。デッキー曰くこれが「デュエルマスター候補の証」らしい。
好きなものは西部劇とラーメン。ラーメンは行きつけの店を持つ程の大好物で、父親と違いカレーパンは言うほど好きではない。

使用するデッキは、ジョーカーズをメインに火文明を加えた『ジョーカーズ参上!』。
切り札は《ジョリー・ザ・ジョニー》と、ジョニーが火文明の力を得た《メラビート・ザ・ジョニー》。
また、超勇者シリーズである《超特Q ダンガンオー》、《超ド級 テンクウオー》、《超Z級 ゲキシンオー》、
王盟合体 サンダイオー》も切り札とする。

現時点では、勝舞にとってのれく太、勝太にとってのぶっちゃけ・ヨーデル・べんちゃんのような共に支え合う友人がいない。
幼い頃から癖のある大人達やクリーチャー達と共に過ごしてきたため、同年代の子供達とは馴染み辛いのだろうか。
フォローすると、ぶっちゃけ達と出会う前の勝太のようにぼっちというわけではなく、クラスメート達とは普通に接している。
この友人関係もどうなっていくのか、要注目である。



キラ(輝ヒカル) CV:豊永利行

俺の正義…キンキラキンにキラッ、めくぜっ!!

VSRFの4クール目から登場していた、ジョーの幼馴染にして兄貴分であり、そして最強のライバル。口癖は「キラめく」「正義」。勝利時の決め台詞は「正義の勝利!!」。
キラ曰く、心が熱く滾る事が彼の「正義」らしい。
学年はジョーより1学年上の小学5年生。
頭が良く運動神経も抜群の完璧超人。非常に正義感が強いのだが、時にはその強すぎる正義感で暴走する事も。

VSRF終盤にて両親の仕事の都合で海外へ引っ越していたが、第1話にて帰国。第3話にてジョーと再会した。
相手の行動を封じつつボードアドバンテージを稼ぐ「ラビリンスデュエル」を用いる。

ジョーカーズを見て動揺した他、自身の力でクリーチャーワールドへの道を開いたり真のデュエルを発動させる等、謎が多い。

使用するデッキは、光文明の新種族「メタリカ」の「銀の民」「ゴーレム」で構築された『正義のラビリンス・デュエル!』。
切り札は《大迷宮亀 ワンダー・タートル》と、ボルツとの真のデュエマ中に契約したマスターカード《オヴ・シディア》。
後に、キラの母親がジョーから奪ったドラゴンの絵から作られた人造クリーチャー《DG ~ヒトノ造リシモノ~》を使用。
終盤ではDGより生まれた《サッヴァークDG》を用い、最終的に、《サッヴァークDG》が進化したマスター・ドラゴン煌龍 サッヴァーク》を切り札とする。


切札るる CV:丹下桜


VSシリーズでは一応ヒロインを担っていた、ジョーの母親。旧姓「滝川」。声は滝川るる時代と同じく、丹下桜氏が担当。
ジョーからは「かーちゃん」「デコちゃん」と呼ばれている。

自慢のおでこは健在だが、髪型がワンレンロングになり母親としての落ち着きを得た事で、そこはかとない大人の色気を醸し出している。胸も増量されている。
現在の年齢は28~29歳前後。*2。「丹下ボイスのアラサー人妻」という、その筋の人にとっては途轍もないご褒美である。
OPや劇中では、結婚指輪を嵌めている事がさりげなく強調されている。また、頻度は減ったものの怪力設定や顔芸も健在。
温厚で優しいママンだが、怒ると非常に怖い。

現在は勝太の生家や滝川カードショップに住んでおらず、ジョーと二人で違う家に住んでいる*3
学生の頃から滝川カードショップの店員として働いていたため店で働くのが好きなのか、現在は町ビルの1フロアを使って「喫茶たきがわ」を経営している。
アルバイトであるぴょんこ姫曰く「人使いが荒い」との事。
滝川カードショップは引き払ったのか、祖父も店員として一緒に働いているが、すっかりボケてしまっている。
得意料理は夫の大好物であるカレーパン。



【新たな登場人物】

デッキー CV:佐藤せつじ

踊り明かすぜ ビバ・サンバ~! 恋せよアミーゴ 産もうぜサンバ~!

クリーチャーワールドから新たなデュエルマスター候補を探しに人間界へとやって来た、謎のデッキケース。一人称は「」で、ですます口調で喋る礼儀正しい性格。
ジョーの能力を見て、彼をデュエルマスター候補と見込んで行動を共にする。
飲み込んだクリーチャーのイラストを実体化して、「ペタンコプレス」という技でカード化出来る能力を持ち、これによりジョーのジョーカーズが誕生した。
なお、カードを実体化させる時の方法は絶望的に汚い。コロコロアニメらしいと言えばらしい。
ちなみに、ドラゴンは背景ストーリーと同様に絶滅した伝説の存在であるため、実体化&カード化出来ない。
ジョー以外に正体がばれるとただのデッキケース化してしまうらしい。

声の担当は、VSシリーズにて熱血ナレーターこと熱血ナレ太郎を演じていた佐藤せつじ氏。

口調は丁寧でジョーには忠実なのだが、緊急とは言えジョーに命を落とす危険性のある『真のデュエル』を強制させるという中々の鬼畜っぷりを発揮する。
僕と契約してデュエルマスターになってよ


うららかもも CV:豊崎愛生

もも!も~!! もも!も~っ!! び~っくりッ!!

ジョーのクラスメイトで今作のヒロイン的存在。「うららか」が苗字で、「もも」が名前となっている。一人称は「もも」で「も~も~」が口癖。ジョーからは「ももちゃん」と呼ばれている。
第1話では台詞がなく、正式な初登場は第2話から。ネックレスやスマホケース等、蝶をモチーフにした装飾が多い。
また、ジョーよりも背が高い。

好奇心旺盛且つ情報通な少女で、興味のある事を見つけたり聞き込んだりしてきてはジョーを巻き込んでくる。
そして、その好奇心が災いしてデュエル・ウォーリアと関わってしまいトラブルに巻き込まれるヒロイン体質。
気になる物事に遭遇した時はテンションが高くなるものの、癖の強い女性キャラが多いデュエマにあって(少なくとも現状では)まともな個性の持ち主。
ゲラッチョ男爵》の能力によりジョーの事が嫌いになった時は、ぴょんこ姫共々顔芸を披露した。

現状、1学年上のキラやそもそも学校に通っていないであろうボルツのようなクラスに友人がいないジョーにとって、
クラスで唯一話せる存在となっているあたりが貴重。

声は、前作『VSRF』にてうつぼみかづら役を担当した寿美菜子氏に続くスフィアからの刺客・豊崎氏が担当。

何らかの部活動に所属しているようだが、きっと軽音楽部ではないはず。


ボルツ CV:白石稔

この街も、オレちゃんがBADに染めちゃうぜッ!!

ジョーのライバルの一人。二つのラジカセをヘッドホン代わりに装備しているというBADでファンキーな少年。
一人称はどこぞのアメコミヒーローと同じく「オレちゃん」。「マジでBADだぜ!」、「ソッコーで〇〇!」が口癖。
勝利時の決め台詞は「BADな勝利!」。
ワルそうな見た目に反して、義理堅くフレンドリーな性格。
スケボーに乗って日本全国を野宿しながら旅しており、デュエマで倒した相手のデッキケースを奪うという武者修行を行っている。
本人によると、『火の国』こと熊本県からチャリでスケボーで来たとの事。

旅の途中で出会ったクリーチャー《ダチッコ・チュリス》を相棒とし、彼の能力を用いてクリーチャーワールドでスケボーを楽しんでいたが、
キラに出会い敗北。彼が使っていたマスターカードを見て、自身もそれを手にする事を望むようになる。
ダチッコの助言により、ビートジョッキーの長である《“罰怒”ブランド Ltd.(リミテッド)》と出会い「火文明の世界が危機的状況にある」
「それを救えるのはデュエルマスターしかいない」という事を聞き、ダチッコ達を助けるためにデュエルマスターになる事を決意する。

使用するデッキは、種族はぴょんこ姫と同じビートジョッキーだが、新能力B・A・Dをメインに据える事で差別化された「炎ネズミ」「猿人」を用いた『マジでB・A・D!』。
マスターカード入手後は、『マジでBADな罰怒ブランド!』に変わっている。
切り札は《“罰怒”ブランド Ltd.》、そしてマスターカードとして契約する事で限定解除された《“罰怒”ブランド》。
終盤では《“血煙(チェーン)” マキシマム》も切り札とする。

デュエル・マスターズVS』にてハットリを演じた白石稔氏が声を担当している。


ギ団

三人揃ってウサギ団!!

レアカードを収集している三人組。
一応、敵組織ポジションではあるのだが、勝舞時代のガルドやビクトリーのオンセン一味、VSRFのレアキラーズといった組織とは異なり
公式から「悪役ではない」と公言されている、ドジで憎めない面々。
いわゆる『三馬鹿トリオ』ポジションである。
ジョーカーズを狙って、喫茶たきがわにてアルバイトとして潜入。三人共アルバイトとして有能らしく、喫茶たきがわの繁盛に貢献している。
例によって、ジョーは「アルバイト店員=ウサギ団」という事に気づいていないが全然大丈夫。


ぴょんこ姫 CV:釘宮理恵

ぴょんこ姫だわさ!!

ウサギ団の紅一点にしてリーダー。みんな大好きくぎゅ。語尾に「~だわさ」と付ける。
見た目は幼女だが、バイト面接時の履歴書には生年月日及び年齢が書かれておらず、年齢不詳。
喫茶たきがわでのバイト時は、るるから「ぴょんちゃん」と呼ばれている。ちなみに、るるの事を陰で「おでこ」と呼んでいる。
常に強気な態度だが、お人好しで騙されやすい性格。
また、るると同じく自分のクリーチャーの事を「この子」と表現する。

使用するデッキは、火文明の新種族「ビートジョッキー」の「炎ネズミ」「戦車」で構築された『戦車のパワーを見るだわさ!』。
また、販促の都合なのか闇文明の「マフィ・ギャング」をデッキに混ぜることも。その際のデッキ名は『墓地のパワーを見るだわさ!』。
切り札は《ガンザン戦車 スパイク7K》と《凶鬼03号 ガシャゴズラ》。


ラビット大佐 CV:菅原雅芳

ラビット大佐であります!

ウサギ団の一人で、細身で長身な男性。「~であります」口調で喋る。
喫茶たきがわでのバイトでは料理担当で、本来の目的を忘れて真剣に取り組んでいる。るる曰く「職人気質」で、ナポリタンやカレーピラフ等の新メニューをいくつも考案している。
料理の腕も、ラーメンにうるさいジョーが彼の作るラーメンに将来性を見出す程高い。

声は、VSシリーズでホカベン役だった菅原氏が担当。声が全く異なるため、気付かなかった人も多い。まさに声優の本気。

使用するデッキは、闇文明の新種族「マフィ・ギャング」の「影の者」や「凶鬼」で構築されたデッキ『恐怖のジョルジュ・バタイユ』。
切り札は《ジョルジュ・バタイユ》。


カバまろ CV:渡辺久美子

カバですめ~

ウサギ団の一人で、どう見ても二足歩行のカバ。だが羽が生えており、カバであるかすら怪しい。そしてミルタンクではない。性別は男、あるいは雄。
カバですめ~」が口癖…というかそれしか喋らない。
喫茶たきがわではマッサージを担当しており、好評を得ている。
時折鼻息を使ってタップやドローをする。
「姫」「大佐」と続いているが「軍曹」ではない。

「グランセクト」の「野菜兵器」「動物兵器」を中心にした自然文明デッキ『カバですめ~』を使うが、クリーチャーの効果を覚えてなかったりと行き当たりばったりな戦い方をする。
ぴょんこ姫と同じくサブ文明をデッキに入れることもあり、自然文明と共に光文明のメタリカを併用したりする。
切り札は《パンプパンプ・パンツァー》。


シャチョー CV:西谷亮


ジョーのクラスメイト。『デュエル・マスターズVSR』の黒幕であった社長とは似て非なる人物。
名前通り父親が会社社長の金持ちで、金の力でジョーにちょっかいを出してくる分かり易い金持ちキャラ。
今作から採用されているデュエマカード実体化システムは、彼の父親の会社で作られたもの。

使用するデッキは、水文明の新種族「ムートピア」による『庶民はひれ伏せ!シャークウガ!』。第15話では『金満宮殿シャークウガ!』になっている。
切り札は《深海の覇王 シャークウガ》《放浪宮殿 トライデン》。

第1話でデュエマを行ったにもかかわらずドロドロドローシーンがなかったが、3ヶ月以上後に放送された15話にて満を持して披露した。

序盤のライバルで切り札が鮫クリーチャーだが某シャークさんではない。


古今プリ人 CV:森永理科

ジョーのクラスメイト。語尾に「~プリ」と付けて喋る。シャチョーの取り巻きの一人。
名前の由来であろう「フルコンプリート」の名が示す通り、珍しいカードを収集するのが趣味で、掛け値なしのレアカードであるジョーのジョーカーズを狙っている。
自分のカードにカードスリーブを使用している、カードゲームアニメでは珍しいキャラ。さらに、カードに触れる時はピンセットを用いる筋金入りっぷり。

水文明使いのような見た目だが、扱うカードは闇文明の新種族「マフィ・ギャング」の「改造医者軍団」や「凶鬼」をメインにしたデッキ『マニアックコンプリート』。
切り札は《凶鬼06号 ギーコギルス》。


ハンター CV:武田幸史

ジョーのクラスメイト。シャチョーの取り巻きの一人。「これは決定事項であーる!!」が口癖。
種族やキーワード能力の方の『ハンター』ではない、デュエマ的にはちょっとややこしい名前。

縦にも横にも身体が大きいガキ大将タイプで、「お前の物は俺の物」がモットーであり力も強い。直情的で、本人曰く「裏でコソコソする」奴が嫌いとの事。
反面、ジョー曰く「ウルトラスーパー馬鹿」で、九九が出来ずにシャチョーが彼のために手配した一流のカリスマ塾講師達も匙を投げてしまう程、頭が悪い。

使用するデッキは、自然文明の新種族「グランセクト」の「昆虫戦士」「野菜兵器」で構築された『大型獣は俺が予約した!』。
切り札は《ハイパー・マスティン》。

声は、『デュエル・マスターズV3』で《不死帝ブルース》を演じた武田氏が担当。


キラの母 CV:森永理科

ヒカル、やるべき事をやりなさい。貴方の正義のために…

キラの母親。初登場時は劇中にてキラとの関係が語られず、EDクレジットにてキラの母親である事が判明した。
キラのデュエリストとしての実力を高めると共にカードを集めさせたり、ジョーの描いたクリーチャーの絵を盗み出して何事か画策する等、暗躍する。

声はプリ人と同じく森永氏が担当している。


ゼーロ CV:森田成一

グリ、ドゥ、ザン…ゼーロ

突如、キラの前に現れた、闇のデュエルマスター候補と思わしき謎の青年。
狼の耳を模したような髪型や青白い肌、長身に纏った毛皮のようなマントが特徴。
初めてキラと対峙した時は精神も知能も赤ん坊のような状態で、自分のカードの効果どころかデュエマのルールすら理解しておらず、闇執事の指示するままにプレイするだけであった。
しかし、デュエマ中に徐々にルールを理解して言葉も片言ながら話すようになるなど、飛躍的な成長を見せるようになる。
最終的にキラとの真のデュエルに勝利するもとどめを刺さず、不気味な笑みと「デュエル、マスター…」という言葉を残して姿を消した。

使用するデッキは、種族「魔導具」をメインとした闇単デッキ『夢月の魔凰』。
切り札は、闇のマスターカードである《卍デ・スザーク卍》。


闇執事 CV:青山譲

ゼーロと共にキラの前に現れた謎の男。
非常に背が低く、杖を手にしている。額にも目があり、壁をすり抜ける等、ゼーロと同じく謎が多い。
ゼーロに付き従っており、キラとゼーロの真のデュエルでは、ルールを理解していないゼーロにアドバイスを送っていた。


ナレーターの助 CV:高木渉


今シリーズにおけるナレーター。勝太編にてカツドン・ハムカツ役であった高木渉氏が担当。
カツドンカツキングハムカツ達とはまた違った声質を用いる様は、まさに声優の本気。
ナレーターだが、例によって登場人物とは普通に会話を行っている。

勝太編では主人公の相棒役であった高木氏と、ナレーター担当であった佐藤氏の役割が今作では入れ替わっているのが中々興味深い。



【ジョーカーズ】

ジョリー・ザ・ジョニーメラビート・ザ・ジョニー CV:小林親弘

引き金は二度引かねぇ。一発がすべてだ!!

ジョーとデッキーが最初に生み出したジョーカーズで、新たな最高級レアリティ「マスターカード」に属するカード。ぴょんこ姫からは「超レアなガンマン」と呼ばれている。
彼のみ、ジョーカーズ召喚BGMがジェイ!オー!ケーイーアールエス!!ジョーカーズッ!!ジョォーーカァーーズッ!!!と特別仕様になっている。
また、召喚時には口笛と共に登場し、マスター・W・ブレイク発動時にはマスター…ブレイクッ!!マスターブレイク!マスターブレイク!!という専用BGMが用意されている等、切り札だけあって優遇されいる。
エクストラウィンの効果は、ジョーから「俺の弾丸はプレイヤーを射抜くッ!!」と表現されている。

第15話では、いなくなった愛馬を探すためにカード内に置き手紙を残し、ジョーに黙って出掛けてしまっていた。

序盤では決め台詞以外の台詞を喋る事はなかったが、中盤からは饒舌になり、時にはジョーにアドバイスを送る等、良き相棒としての一面が強調されるようになった。


チョートッQ CV:野田博史

チョートッQ、通過しまーす!!

0系新幹線にマラソン選手のような体が生えたジョーカーズ。出したターンに相手プレイヤーを攻撃出来る能力を持つ。
実体化した状態ではジョーを頭に載せて高速で動くことが可能だが、真っ直ぐにしか走れない欠点を持つ。
電車のアナウンスを模した喋り方をする。


バイナラドア CV:木島隆一

ほな、バイなら

ドアに目玉の付いたジョーカーズ。バトルゾーンまたはマナゾーンにジョーカーズが3枚以上あれば、相手のクリーチャー1体を山札に戻して自分は1ドロー出来るS・トリガー持ち。
実体化時には、自身のドアを通じてどこへでも行くことが出来るという、秘密道具のような力を持つ。ただし一方通行なのが欠点。
また、現在地から自宅までの運賃を一瞬で計算する能力を持つ。

声は、勝太編からドギラゴン等、多くのクリーチャーの声を担当してきた木島氏。


THE ラー漢 CV:佐々木拓真

言葉じゃねえ。味で語るぜ!

ラーメンが食べたくても食べられないジョーが考えた、誰も食べたことが無いようなラーメンを作ってくれるジョーカーズ。ラーメンどんぶりが頭になっている。
作るラーメンはクリーチャーを素材に作っているが非常に美味い。ただ、作ったラーメンの味が納得しないと食べさせてくれない頑固な性格なのが玉に瑕。
能力は無い。所謂バニラで、劇中でも「バニラカード」という言葉が使われている。
そのため、エクストラウィンと同じくデュエマではバニラカードが公式用語となった。


ウラNICE CV:髙坂篤志

サクッと占いまっせー

ももの探している「走るかぼちゃ」を見つけるため、易者をモチーフに作られた、鳥居の姿をした呪文のジョーカーズ。関西弁で喋る。
占いにお金を要求する。それは主であるジョー相手でも変わらない。
通常時は1ドローだが、スーパー・S・トリガー時は「バトルゾーン&マナゾーンにあるジョーカーズの枚数以下のコストを持つクリーチャーを全て破壊する」という豪快な能力へと変貌する。

声は、『デュエル・マスターズVSR』にてゾンさんを演じた高坂氏。


ヤッタレマン CV:豊永利行

パンパカパーン!ジョーさ~ま~!!

応援団のような恰好をしたジョーカーズ。自軍ジョーカーズの召喚コストを1下げる能力を持つ。
ジョーの事を積極的に応援してくれるが、怒られるとへこみやすい面倒くさい性格。

声は、キラと同じく豊永氏が担当している。


ツタンカーネン CV:林大地

金は天下の回り物!オープン・ザ・プライス!!

バイナラドアの力で南国リゾートまで来て帰れなくなったジョーが、帰りの運賃を得るために作った「お金を生み出す」ジョーカーズ。
金庫にツタンカーメンのマスクがくっついた姿をしており、語尾に「~なのねん」と付けて喋る。TCGとしてはcipで1ドローする能力を持つ。
実体化時には、腹の金庫に入れたデュエマのカード以外のものを現金に換える能力を持つ。価値は、持ち主にとって大事なものほど高くなる。
さらに、大事なものであれば「羞恥心」といった形の無い者も換金可能。



パーリ騎士(ナイッ) CV:佐々木拓真

パーリィパーリィッ!!

ミラーボールが白いタキシードを着た姿のジョーカーズ。「パーリィッ!」が口癖。
cipで自分の墓地からマナブースト出来るという使い勝手の良い能力を持っている。反面、実体化時にはノリノリで歌って踊るという能力しか持たない。
当然ながら種族に「ナイト」を持たない。

声は佐々木拓真氏が《THE ラー漢》と兼任している。


ハクション・マスク CV:小林親弘

ハックシュン!!

頭部がマスクを着けた氷嚢に、胴体がコタツになっているジョーカーズ。
cipで、相手のパワーが一番小さいクリーチャーを1体破壊する能力を持ち、実体化時には風邪のウイルスを巻き散らす能力を持つ。

ちなみに、中の人は《ジョリー・ザ・ジョニー》も担当している小林氏である。



【主要なクリーチャー】

オヴ・シディア CV:

行え、汝の正義を。照らせ、汝の正義で

キラが手に入れた真っ黒なカードがボルツとの真のデュエマにて覚醒、契約を交わした事で誕生した光のマスターカード。
真っ黒なダイヤモンドに巨大な一つ目と分離した手を持つ、光文明らしさを感じさせない異色のメタリカ。
cipで相手のクリーチャーの数だけ山札をめくり、コスト6以下のメタリカをタップ状態で場に出す能力、
そして攻撃時、自分のシールドかクリーチャーの数が相手より多ければ、自分の手札を全てシールドに追加出来る『マスター・ラビリンス』を持つ。


ダチッコ・チュリス CV:新谷真弓

ダッダダ!ダチッコー!チュリチュリチュリ~っす!!

現実世界にやって来た、恐らくデュエルウォーリアだと思われるクリーチャー。語尾に「~っす」と付けて喋る。
ボルツがジョー達の住む街にやってくる以前に彼と出会い、彼を「ボッさん」と慕っている。
ボルツへの恩返しとして、思う存分スケボーがしたいという彼のためにクリーチャーワールドへの道を開いている。
また、情報通であり、ダチ友から聞いた様々な情報をボルツに教えている。
クリーチャーワールドで暮らしていた頃、仲間が何者かに襲撃されて命を落としており、その仇を探している。
この時ダイイングメッセージとして残された「DM」の意味を、ジョーの髪型の事だと勘違いし、ジョーに激しい敵意を向けている。
デュエマ中は、cipで次に召喚するクリーチャーのコストを3下げる能力でボルツをサポートする。

普段は、ボルツのラジカセの中に隠れている。


“罰怒”ブランド CV:林大地

ボルツゥ!!テメーのソウル、クソマジ超絶BAAAAADだぜェッ!!

フライパンマウンテンを根城にする、ビートジョッキ―のボス。
火文明の星が滅びる危機に直面しているのを察しており、それを止めるためにデュエルマスターに相応しい人物を求めていた。
そこにマスターカードの契約を求めてきたボルツが契約するに相応しいかを見極めるためにボードレースを挑み、その中でボルツと意気投合。
デュエル・ウォーリアであるブロック・キングとの戦いで契約を交わし、ボルツのマスターカードとなる。
自分の火のクリーチャー全てにスピードアタッカーを付与する常在型能力と、自身のコストを2減らし、さらにそのターンに召喚した他の火のクリーチャー1体に付き
追加で2減らし、加えてターン終了時に自分のクリーチャーを1体破壊するマスター能力『マスターB・A・D』を持つ。



【デュエル・ウォーリア】

自然星人 CV:武田幸史

ジョーとデッキ―が最初に遭遇したデュエル・ウォーリア。一人称は「オラ」。
野菜を育てるのが生き甲斐で、珍しい野菜を育てたくて人間界へとやって来た。
だが、クリーチャーワールドの肥料を用いて育てたかぼちゃが生命を得て走り出し、それをももに目撃されてしまう。

使用デッキカードは自然文明の新種族「グランセクト」を用いた『デュエルウォーリア襲来!』。
切り札は自身であり、種族「スペシャルズ」を持つ《自然星人》。

ちなみに、声はハンター役である武田氏が担当。



組立輝(くみたてる)ブロック・キング CV:木島隆一

ジョー達のクラスに転校してきた、レゴブロックのような少年。
ブロックで言葉を組み立てて会話をするが、喋れないわけではなくブロックが好きなだけとの事。
ブロックを用いて何でも作ってしまう特技を持っている。

その正体はデュエルウォーリア《ブロック・キング》で、ブロックによる芸術の道を極めるために人間界へやって来た。

ジョーと仲良くなったものの、ボルツとの真のデュエマに敗北したためクリーチャーワールドへと帰って行った。

使用デッキカードは自然文明の新種族「ビートジョッキー」を用いた『ブロック・ウォーリア』。
切り札は自身であるスペシャルズ《ブロック・キング》。

ゲジスキー阿修羅サソリムカデ CV:岩田安宣

37話から38話に登場したデュエル・ウォーリア。
山に放置された炊飯器の中に封印されたものの、ウサギ団に解放されたことで悪事を働き始める。口の中からムカデでももの身体を蝕み、その毒で彼女を命の危険に晒そうする。デュエル・ウォーリア本人を倒すしかないとジョーが彼を探す途端に転ぶと嘲笑するが彼を傷付けたと怒りに燃えるキラに見つかってしまい、真のデュエルをすることになる。
自身の切り札を引き当てたことで阿修羅サソリムカデを召喚し、阿修羅ムカデとのコンボでサッヴァークDG以外を全滅させる程度でキラを追い詰めるが、サッヴァークDGが裁きの紋章が3つ揃ったことで仮面の中から煌龍 サッヴァークが現した瞬間にシールドに送られる。除去手段として歓楽の処刑台(スーサイド・ギーロ)と闇夜の番人(ヘルヘイム・グロンゴ)でサッヴァークを破壊しようとするがその能力により自身のシールドを身代わりに生き残ってしまう。最終的に結晶を攀じ登って逃亡を図るもサッヴァークのダイレクトアタックを受けて消滅したと思われたが・・・?

使用デッキカードは闇の種族「マフィ・ギャング」を用いた『極悪ムカデコンボ!』。
切り札は自身で阿修羅サソリムカデ

【特筆すべきゲストキャラ】

ケシカスくん CV:岩田光央

第20話にて、デッキーが生み出したクリーチャー。その正体は、同じコロコロコミックの連載作品『ケシカスくん』の主人公。自称「文具界のスーパーアイドル」。
翌週の第21話にて、コロコロコミックの連載陣の中では長期連載なのに対してアニメ化がされていない事から、前シリーズのじーさんと同じくデュエマを乗っ取ろうと勝負を挑む。
デュエマでは、自身とデッキーお互いの股間の生き残りを賭けた『真のデュエル』ならぬ『チンのデュエル』を仕掛ける。

使用デッキは、火文明とジョーカーズならぬジョーカースで構成された『これがデュケシ・カスターズだ!』。
切り札は、コラボカードである《消王(ケシキング)ケシカス》。
実際のデュエマでは、シールドのフェイクとして下敷きを用意したり、割れたシールドをテープで補修する等のイカサマを駆使した。

声を担当した岩田氏は、勝太編の『デュエル・マスターズVS』にて爆弾野郎を演じた事がある。


ボウズ CV:高垣彩陽

『ケシカスくん』の登場人物であり、ケシカスくんの持ち主である少年。
ケシカスくんに呼ばれて登場し、デュエマの主役の座を掛けて、ジョー&デッキーとデュエマを行う。
ケシカスくんとは違い、デュエル・マスターズ乗っ取りには乗り気でなく、純粋にジョーとのデュエマを楽しんでいた。


声は、寿美菜子氏・豊崎愛生氏と同じスフィアのメンバーである高垣氏が担当。
そのため、視聴者の間では「そう遠くないうちにデュエマにスフィアのメンバーが全員出演するのではないか」と予想されている。





用語

ジョーカーズ

ジョーが絵を描き、デッキーが実体化した事で生まれたクリーチャー達の総称にして新たな文明*4
『VSRF』ではコストやパワー、能力もジョーが考えていたが、ジョーカーズカードは作ってみるまでどんな性能なのか分からないようになっている。
ジョリー以外は、生みの親であるジョーの事を「ジョー様」と呼び慕っている。また、カード状態時にお湯をかけると実体化させられる。
ジョーのみが持っている世界で唯一のカードだけあり、多くのデュエリスト達がこのジョーカーズを狙っている。
クリーチャーワールドでは、その文明の影響を強く受けてしまう性質を持っている。
ジョーカーズ(デュエル・マスターズ)』も参照。


デュエルマスター

このアニメの重要なキーワード。デッキー曰く「それぞれの文明の頂点に立ち、カードやクリーチャーを統べる存在」との事。
背景ストーリー上では、「各文明の支配者の中でも、最も強い者が得られると言い伝えられている称号」とされている。
勝舞編にも、勝舞自身を含め「デュエルマスター」と呼ばれる者達が存在したが、今作のデュエルマスターと同一の存在なのかは不明。

クリーチャーとマスター契約を交わし、後述のマスターカードを手にする事がデュエルマスターの条件とされている。

デッキーによるとデュエルマスター候補は複数人存在し、現状ではジョー(ジョーカーズ)、キラ(光文明)、ボルツ(火文明)の三人が確認されている。


デュエル・ウォーリア

【DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」】のフレーバーテキストにて初めて登場した用語。
背景ストーリーにおけるクリーチャー達の住む世界『世界をつなぐ柱』の『外の世界』に出た者達の事を指す。
その実体は「現実世界へとやってきたクリーチャー」の事。
現実世界にやってきたデュエル・ウォーリアは人間の姿に化けて、各々がやりたい事をして暮らしている。この辺りの設定は『デュエル・マスターズ ビクトリーV3』に近いものがある。

デッキー曰く「デュエル・ウォーリアをクリーチャーワールドに戻す事がデュエルマスターとしての使命の一つ」との事。
デュエル・ウォーリアとのデュエマでは、後述する『真のデュエル』で戦わなければならない。


真のデュエル

勝舞時代から存在した用語で、クリーチャーが実体化するデュエルの事。
そのため、クリーチャーの攻撃は物理的に破壊力を有するものとなっている*5
そして敗北した者は、命を差し出さなければならないという恐ろしいデュエル。
だがジョーの機転により、デッキーの能力でデュエル・ウォーリアをカード化してクリーチャーワールドに送り返すという手段を確立。命を奪う必要がなくなる。
また、最後のダイレクトアタックをわざと外す事でも、相手の命を奪わずに勝利する事が可能。
勝舞時代は真のデュエリスト同士でなければ発動されなかったが、今作ではデュエル・ウォーリアとのデュエマにて真のデュエルが発動される。
従来通り、デュエルマスター同士でのデュエマでも発動される。


クリーチャーワールド

その名の通り、デュエル・マスターズのクリーチャー達が住む世界の事。デッキーはここからやって来たらしく、またデッキーの体内はクリーチャーワールドに繋がっている。
勝舞編や勝太編でも、度々その存在に触れられていた。
階層構造になっており、入るには火文明の世界から侵入しなければならない。


マスターカード

最高レアリティのカードであり、ダチッコ・チュリス曰く「クリーチャーと契約する事でのみ手に入るカード」との事。既存のキーワード能力が強化された固有能力『マスター〇〇』を持つ。
そして、このカードを手にする事がデュエルマスターの条件となっている。
現状ではジョーの《ジョリー・ザ・ジョニー》(能力:マスター・W・ブレイカー)、キラの《オヴ・シディア》(能力:マスター・ラビリンス)、ボルツの《“罰怒”ブランド》(能力:マスターB・A・D)が確認されている。



主題歌

第1期オープニングテーマ「未来はジョー!ジョー!」
歌 - はやぶさ

ジョー「引き金は二度引かねぇ 一発がすべてだ!!」
つかみとれ!(ジョー!) 信じぬけ!(ジョー!)描いた未来は 上々!レッツゴー! 壁を超えるたび 強くなる

演歌再び。
VSR後期及びVSRF前期OP「エボレボ!」を担当したはやぶさ&前山田健一タッグが担当。
今までのカッコよさ&スタイリッシュさが多かったOPから、デュエマらしいハゲしくアツかりし元気一杯なテーマソングとなっている。

例によって、ストーリーが進む毎に映像が更新されており、これを楽しみにしている視聴者も多い。
第6話にて、ももるるの新旧ヒロインがようやく追加された。


第1期エンディングテーマ「BE☆THE WIND」
歌 - 祭nine.

GAKEPPUCHI! ギリギリのピンチで奇跡を起こせ
そうさ 可能性はいつでも∞(むげん)なんだ

明るくノリノリなエンディングテーマ。
映像では、ジョーとジョーカーズが楽しく騒いでいる。なお、人間キャラはジョーとるるしか出てこない。
歌詞にはデュエマの重要な要素である「Draw(ドロー)」「Brake(ブレイク)」が落とし込まれている。
ちなみに、この曲が祭nine.のデビュー曲である。

第2期エンディングテーマ「嗚呼、夢神輿」
歌 - 祭nine.

篝火に手を叩け 太鼓打ち鳴らせ"あんたの出番だ"
デンツクデンツク わっしょい!

14話からのED曲。歌うのは引き続き祭nine.で、これが彼らのメジャーデビュー曲となる。
神輿、花火、太鼓に踊りと祭りに心血を注ぐ男たちの姿を歌った、夏に相応しい熱く盛り上がる一曲。
VSRのEDからの流れを汲む、各陣営のクリーチャーたちがCGで勢揃いする映像も見所である。

第3期エンディングテーマ「明日への風」
歌 - 佐々木李子

夢の方へ 風よ吹け 今導け
ふわり 空に舞ったカードを逃さぬように

第3期ED曲。担当したのは、声優の佐々木李子氏。
非常に優しい曲調で、本編の内容とは良い意味でミスマッチな歌となっている。
映像では、登場キャラクター達が西部劇の登場人物に扮した衣装を纏っている。



余談

今作第1話は、なんと冒頭が実写となっている(と言っても「紙に1枚絵が描かれていく」というだけなのだが)。
書いてる内容を見てもわかるが、この腕は原作漫画の作者、松本しげのぶ大先生ご本人が実際にジョーの絵を描いている映像である。
ジョーが「デュエマのクリーチャーの絵を描く」という設定に即した演出なのだと思われる。



追記・修正は二度書かねぇ…一発が全てだ!!

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  • ※日曜朝8時30分です。
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最終更新:2023年09月14日 02:01

*1 前作『VSRF』の4クール目から、実質主人公ではあった

*2 VS編時点で14歳→約7年後の結婚時点でジョーが3歳→現在ジョーが10歳なので多少のズレを含め大体この辺りになる

*3 メタ的な考察をすれば、今までと同じ家に住んでいるとほぼご近所である勝太時代の登場人物達が登場しない事が不自然に感じられるため、それを避ける目的であると考えられる

*4 ただし、ゲーム上はゼニス等と同じ文明なしの無色として扱われる

*5 例を挙げると、無印での勝舞vsザキラ戦では、勝舞のクリーチャーの攻撃(ダイレクトアタックではない)でザキラの片腕が吹き飛んだ