Wood Elemental(MtG)

登録日:2017/04/22 Wed 10:37:46
更新日:2024/01/19 Fri 18:19:46
所要時間:約 4 分で読めます





《Wood Elemental》とは、マジック:ザ・ギャザリングに登場するのクリーチャー。
レジェンドに収録された。

解説

Wood Elemental (X)(緑)
クリーチャー — エレメンタル
トランプル
Wood Elementalは、その上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
0/0

見てわかるとおり、状況に応じてサイズを変更できるクリーチャーである。
2マナで1/1、そこからは1マナ払うごとに強くなっていくという形。
払うマナ次第では甲鱗様より強くなれる。
というより、トランプルを持っている時点で甲鱗様の上位互換。

ただ、問題点がありこのカードはレア。そのため二度と再録されない。
エターナルでは明らかにパワー不足であり、レアリティの都合Pauper環境でも使用できない。

能力だけ見ればまあまあなのだが…

初期のレアリティ設定に泣かされた一枚と言えよう。


追記・修正よろしくお願いします。

































   *   *
 *   + うそです
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
    Y   Y  *


実際はこんなカード。


解説(真)

Wood Elemental (3)(緑)
クリーチャー — エレメンタル
Wood Elementalが戦場に出るに際し、好きな数のアンタップ状態の森を生け贄に捧げる
Wood Elementalのパワーとタフネスはそれぞれ、それが戦場に出るに際し生け贄に捧げられた森の数に等しい。
*/*

うん。なんだこれ。


どうしようもなく弱い。

確かに状況に応じてサイズを変えられるし、甲鱗様を超えるサイズにすることも可能。
だが、出すに当たってアンタップ状態の土地(しかも森のみ)を生け贄に捧げなければいけない。それで元手4マナ。
勿論土地を生贄に捧げず出すことも出来るがその場合タフネスを上げるエンチャントかクリーチャーがないと即死という貧弱っぷり。


つまり
実質5マナで1/1(土地1枚失う)

実質6マナで2/2(土地2枚失う)




こんなコスパの悪いクリーチャーがいてたまるか!

しかも特殊能力がある訳でも無く戦場に出たらバニラ同然。
ぶっちゃけ甲鱗様の方が遥かに強い。踏み倒しとかあるしね。
ちなみに甲鱗様を一方的に倒すには実質11マナ必要な上に土地を7枚も失う。
つまり普通に殴り合ってもだいたい負ける。どんだけ弱いんだ…


しかもこの性能でレア。
レジェンドのレアにはEureka、ボーラス様、The Abyssといった優良カードがあったのでこいつを引き当てた時の絶望感は半端ない。実際微妙な価値のカードも多かったなんて言うな
また同時期に使えた、同じレアにこんなクリーチャーもいた。

Force of Nature / 大地の怒り (2)(緑)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル
トランプル
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(緑)(緑)(緑)(緑)を支払わないかぎり、大地の怒りはあなたに8点のダメージを与える。
8/8

どう考えてもコイツ使った方が強いよねって事でカードの少なかった当時ですら見向きもされなかった。合掌。

と言う訳で一躍カスレア筆頭になってしまったこのカードだが、そのあんまりなスペックからかプレイヤーからは「ウッド様」「ウッディ先生」と言われ親しまれている。
再録禁止なのも相まってスペックの割にはその辺のストレージの100円レアよりは高い。


関連カード

Rock Hydra (X)(赤)(赤)
クリーチャー — ハイドラ
Rock Hydraはその上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
Rock Hydraに与えられるダメージ1点につき、その上に+1/+1カウンターが置かれている場合、それから+1/+1カウンターを1個取り除き、その1点のダメージを軽減する。
(赤):このターン、Rock Hydraに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(赤)(赤)(赤):Rock Hydraの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
0/0

アルファから存在する、マナ・コストにXを含むクリーチャー呪文の元祖。
元手が2マナ、そのうえダメージで縮んでしまうという重いデメリット持ちだが、マナさえあれば自前の能力で縮むのを防いだり、効率は悪いが成長したりできる。
少なくとも実質(X)(3)(緑)で土地自体を奪われてしまう《Wood Elemental》よりよっぽどマシだろう、


Devastating Summons / 壊滅的な召喚 (赤)
ソーサリー
壊滅的な召喚を唱えるための追加コストとして、土地をX枚生け贄に捧げる。
赤のX/Xのエレメンタル・クリーチャー・トークンを2体生成する。

「エルドラージ覚醒」で登場したカードで、要約するとウッド様の完全上位互換。(カードタイプや色が違うというのは置いておくにしても)
赤単スライなどで用いられたれっきとした良カードである。
元手は1マナでよく、生贄にする土地は種類・状態を問わない。
ついでに2体も出てくる。書いてるだけで悲しくなるが後世の基準にするとコスト適正はこんなものなのである。


余談

ゲームグリザイアの果実に何故かこのカードの名前が登場した。

Wood Elemental→木 精→木の精→気のせい

ということであろうが、わざわざこのカードの名前を用いたということは制作陣によっぽどのウッド様信者がいるのかもしれない。


追記・修正はウッド様で甲鱗様を倒してからお願いします。

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最終更新:2024年01月19日 18:19