ブライ

登録日:2009/07/27 Mon 01:11:07
更新日:2024/03/20 Wed 11:44:27
所要時間:約 4 分で読めます





  • 無頼(ぶらい)
  • ファーストネーム Briなど
  • ファミリーネーム Bligh,Blahyiなど
  • 地名 Blaye,Brayなど

フィクションのブライ


①『ドラゴンクエストⅣ』の登場人物。

第二章から登場し「導かれし者」の一人。

CV:八奈見乗児、チョー(ライバルズ)

【生い立ち&人柄】

サントハイム城に仕える老魔法使いで、王女アリーナの教育係を務める。

堅物で皮肉屋。
王に忠誠を誓っており、サントハイムとそこに仕える自分自身を誇りに思っている。
アリーナのおてんばが頭痛の種。

知識量は凄いが、回りくどい言い方やド忘れで本編中はあまり役に立たない。


【容姿】

小柄で口うるさそうな老人。
頭頂部はツルツル、左右は白髪で尖っている。
髪は薄いが口髭&顎髭はフサフサ。

服装は緑色のローブに、サントハイムの紋章が入ったベルト。
常にを手にしている(歩行用ではなく魔法用)


【作中での活躍】


  • 第二章 おてんば姫の冒険。
クリフトと共に、脱走したアリーナのお目付役として同行。

最初はしつこく城に戻るよう説得し続けるが、無駄と悟ると渋々ながら旅を認めてくれる。
(正確には説得を諦めてアリーナが満足してくれるのを待つように)

町では度々平民を見下すような事を言うが、大抵は皮肉であり本心から見下しているわけではない。
(王族に仕えているという自尊心は少なからずあるが)

テンペで一般人が犠牲になっているにもかかわらず「アリーナが旅に出なければ面倒事は避けられた」という旨の発言をしたり、
ニセ王女誘拐では自業自得と切り捨てるが、何だかんだで最終的には悪者退治に乗り出す。


  • 第五章 導かれし者達
ミントスで病に倒れたクリフトの看病をしており、そこを訪れた勇者達に助力を頼む。
相変わらずアリーナの行動力には苦労している様子。

他2人に先んじて加入するが、ブライを無視してクリフトを治した場合は3人同時に加入する。


【キャラ性能】

DQⅢ等で言う所の魔法使いタイプ

MP、すばやさ、かしこさ、うんのよさが良く伸びる。
反面HP、ちからは最低。
守備力の基礎値(DQ4まではすばやさの半分。DS版のみのまもりもこれに準拠)は高いが、
防具が軽装なので総合的な防御性能は低め。
特に二章ではちょっと小突かれただけで致命傷になったりする。

歴代作品で魔法使いが習得する呪文はマーニャと半々で、補助系を主に習得する。

具体的にはヒャド系、ピオリム、ルカナン、メダパニ、バイキルトがブライの持ち味。
(ルカニならマーニャも使える)

対してマーニャはメラ系ギラ系イオ系と攻撃特化。
ついでにドラゴラム。

ボス戦ならばバイキルトとメラミ(メラゾーマ)程度の差しか無いため、
打撃派ならブライ・呪文派ならばマーニャと選択しよう。

二章はヒャド、ヒャダルコが便利。
しかし五章後半ではヒャド系が効きにくいモンスターが多いこと、
最強呪文がマヒャド止まりなことで次第に火力不足に陥ってくる。

主な起用としては、
  • 豊富なMPを活かしルーラ&リレミト
  • 主力温存で移動時にヒャダイン連発
  • 毒蛾のナイフ&毒針でメタスラ・はぐメタ狩り
  • ルカニ&バイキルト→馬車収納
勇者やライアンはもちろんクリフトすら打撃要員に変換できるバイキルトがある意味ブライのすべてと言える。あと水の羽衣
……ピサロ最終盤のお助けキャラ意識してたら駄目だろ?

なお、FC版では何故か真っ先に自分にバイキルトをかける・・・ならまだよくてそもそもバイキルトを使ってくれないという悪癖があったため、
公式ガイドブックにて「バイキルトを使いたかったら主人公がブライにモシャスして使おう(要約)」と言われてしまった。


リメイク版で仲間会話の9割は皮肉、小言、自慢で構成されている。
  • 年寄りには少々キツ(ry
  • 馬車があるのに年寄りを歩かせるなんて(ry
  • サントハイムに比べれば(ry

勇者達と初対面では控え目だが、徐々に素が出てくる。
たまにダンジョンで「安心なされ、このブライの知恵にかかれば~~」的なことを言ったりするけど、別に仕掛けのヒントをくれたりはしない。

しかし、ラスボス戦直前のセリフは好印象と評判。


度々アリーナの結婚を心配しているが、彼自身は独身。
ただし本人によると若い頃はモテたらしい。


余談だが混乱時の奇行には何故か「自力習得しないスカラを敵に唱える」が存在する。
……DQ4のスカラの強さは破格なので、覚えてくれれば無茶苦茶役に立つと言うのに。


ゲームブックではすぐに説教したがるため、アリーナから最も苦手な人物として扱われていた。
この説教癖はクリフトにも受け継がれている。
また年のせいか呪文を忘れたり、間違えたりする事がある。
ヒャドを唱えようとして失敗したり、ヒャダインを唱えようとしてルーラを唱えたり、ヒャダルコを唱えようとして敵にマホカンタをかけたり。
何故かライアンと仲が良いという一面もある。


後にアーケードゲーム「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」にも登場。
SPカード「メダパニーマ」をスキャンすると彼が登場し、相手チームを混乱させる。

とどめの一撃は「マヒャデドス」
巨大な氷の塊を魔法ではるか上空へ浮かせた後、粉々に粉砕して相手チームに降り注がせる。



②『ゲッターロボG』に登場する百鬼帝国の長、ブライ大帝。


いかつい顔と左右二本の角が特徴的。

指揮官としてはかなり冷静。今までのスーパーロボット系では珍しい頭脳派。
恐怖で部下を集めるタイプではなく、純粋な人望も高い。

が、所詮はスーパーロボット系の敵役よろしく、ゲッターロボに撃破される。

真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』では、早乙女博士に作られた隼人のクローンがインベーダーに侵食された存在として登場。
竜馬のクローンが変貌したゴールと融合したが、登場後すぐに死んだ。

石川賢の『ゲッターロボ・サーガ』では元は人間の科学者だったが、ゲッターエンペラー誕生を阻止すべく未来からやってきた宇宙船の残骸に接触したことで生まれ変わった。


ちなみにドラクエ4のCDシアターのブライとゲッターロボのブライ大帝を演じた声優は八奈見乗児さん。


③『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する人物。ドラゴンレンジャーに変身する。詳細は該当項目参照。



④『流星のロックマンシリーズ』に登場するキャラクターの一人。

EXEで言うフォルテポジに当たり、ロックオンを妨害する再生機能付きの電波障壁、
高速移動から繰り出される強力な技で多くのプレイヤーを苦しめた。


⑤コンピュータRPG『BURAI』。

「BURAI上巻」と「BURAI下巻 完結編」の二作で二部構成になっている。(PCエンジン版だと「ブライ 八玉の勇士伝説伝説」「ブライII 闇皇帝の逆襲」)
ブライとは宇宙を維持する8対の神が欠けたとき新たな神を迎えるために現れる天界への亜空間ゲート「武神来往道」のこと。


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最終更新:2024年03月20日 11:44