ジークフリート(グラブル)

登録日:2017/04/18(火曜日) 23:16:08
更新日:2022/03/01 Tue 00:29:33
所要時間:約 8 分で読めます





「ジークフリートだ。この力、お前に託そう」




ジークフリートとは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクターの1人。
レジェンドガチャで「アスカロン」を入手することで仲間になる。
担当声優は井上和彦
名前の元ネタはドイツの英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』の主人公で竜殺しの英雄ジークフリートからで、フェードラッヘ関係者の命名法則から外れている。
武器の名前はキリスト教の聖ゲオルギウスがドラゴン退治に用いた剣から取っているものと思われる。


プロフィール
年齢:32歳
種族:ヒューマン
身長:180cm
趣味:稽古
好き:瞑想
苦手:口だけの人間


概要
国家フェードラッヘを守護する「白竜騎士団」の前身にあたる「黒竜騎士団」でかつて団長を務めていた男。ランスロット、ヴェインパーシヴァルの元上司で、ランスロットのかつての師でもある。

フェードラッヘに害を与えていたファフニールを打ち倒した功績により「竜殺し」と呼ばれ、若くして騎士団団長に任命された経歴を持つ。
その後も多くの武勲を上げて国民的英雄として讃えられたが、奸計により先王を殺害した犯人の濡れ衣を着せられ、行方を眩ませた。

この一件で黒竜騎士団は解散し、パーシヴァルは失意の内に国を去った。更に、ジークフリートも後述の『救国の忠騎士』で疑いを晴らすまで、ランスロットから酷く恨まれることとなった。

『救国の忠騎士』からしばらく経った後、偶然主人公と再会。その際、ある物の捜索に協力してもらうという名目で一行に加わる。

全身を覆う重厚な黒鎧と兜、得物である身の丈程の赤い大剣により、周囲からは怪しい人と思われることもしばしば。
しかし素顔はかなりのイケメンであり、ふとした折に見せる笑顔は見るものを虜にするとか。
兜を脱げば無造作に伸ばした茶色の長髪と目鼻立ちの整った影のある素顔になり、
一瞬にしてマダムキラーと化し、彼を怖がっていたり怪しんでいた市民の掌もドリルとなる。
因みに闇属性Rキャラのぷにあなルナールの好みにどストライクらしく、
男らしくももっと繊細で、精悍さと柔和さが調和した顔」「隠れた素顔は超絶美形なんて、都合のいい妄想みたいな展開」とのこと。
この先生全くブレねえな。

非常に口下手で感情表現に乏しく、ヴェイン曰く「何を考えているのかよく分からない」らしい。黒竜騎士団で団長を務めていた頃は、口下手な彼をランスロットがフォローしていた。
フェイトエピソードによると、主人公達と行動を共にしていても時折ふらっといなくなり、ふらっと戻ってくる事が多いらしい。

口では多くを語らないが、忠義に篤く他人からどんな目で見られようとも自身の信念を曲げようとしない。それ故かローアインからは「漢の中の漢」とリスペクトされている。*1
その一方で、若干天然な一面をフェイトエピソードや季節イベントなどで見せる。

戦闘能力は直接描写のあるキャラの中でもトップクラスの実力者であり、先遣隊とはいえ一国の軍を相手に無双し完勝、その片手間に破壊工作を行うなど正に一騎当千。
更にとある事情からちょっとした負傷程度であれば驚異的なスピードで自然治癒する体質を後天的に得ており、コミカライズ作品「双剣の絆」では瞳孔が竜のものになるシーンもある。

2016年の「HAPPY VALENTINE!キャンペーン」では、Cygames本社に贈られたチョコレートの数で4位、翌年には3位にランクインした。
また、ファミ通で行われたグランブルーファンタジー人気調査・男性部門で2016年に5位、翌年に3位にランクインするなど、ユーザーからの人気が高い。
ちなみに、2017年にファミ通で行われたアンケート「水着ver.が見てみたいキャラクターは?」で1位を獲得。これを受け、夏に備えて貯蓄を始めるユーザーもいるとかいないとか。


性能
土属性のアタッカー。強力な自己バフにより高い攻撃力を持つが、打たれ弱くなってしまうのが難点。自身である程度のカバーはできるが、回復など何かしらのフォローが欲しいところ。
得意武器が剣であるため、マグナ編成との相性がいい。
ランスロット、ヴェイン、パーシヴァルとは掛け合いが実装されており、一緒に編成してバトルすることで特別な会話が発生する。
ルナール(通常バージョン)との間でクロスフェイトエピソードがあり、クリアすることでAKT+550と大きな強化を得られる。
2016年5月23日に最終上限解放が実装。非常にタフになるが、そこに至るにはレベルを100まで上げ切る必要がある、いわゆる晩成型。
後述のデリリアムが下方修正を受けた事を皮切りに、唯でさえ強烈なアタッカーがひしめく土属性に強力なアタッカーが増えていき性能が埋もれてしまい、
最終上限解放が実装されてもなお一部SRキャラに攻撃性能で劣る恐れがある凄まじい状態で、「弱くはないが採用の枠がない」という絶妙に微妙な立ち位置に押し込まれてしまっていた。
最終上限解放エピソードで語られた不死身性も合わせて本作中屈指の実力者にも関わらずこの有様であったため、「こんなの竜殺しじゃないわ、ただの熊殺しよ!」と嘆くファンも多かった。
その後複数回の上方修正を受けて耐久性と攻撃力が両立した、土属性ヒューマントップクラスのアタッカーとして君臨することとなった。
レベルを100にすることで称号『成敗!』が取得できるが、別に天空宙心拳継承者だったりとかしない。


ヴーヴェ
敵単体に土属性のダメージを与えるとともに、自身に3ターン継続する20%の水属性耐性を付与するアビリティ。
レベル90で水属性耐性付与が味方全体になる。ファランクスや召喚石の水属性カットとは効果が重なるため、味方のダメージを抑えることができる。

マニガンス
自身に5ターンの間消去不可能の攻撃バフ「マニガンス」を付与するアビリティ。
マニガンス効果中は攻撃力が35%アップし、防御力が35%ダウンする。+がつくと攻撃力が50%アップし、防御力が50%ダウンするようになる。
レイジやファンタマスゴリア++とは重複し攻撃力が大きく上昇する反面、デメリットにより非常に打たれ弱い。+がつくとなおさらである。そのため、ヴーヴェとタイミングを合わせて使用するなどの工夫が必要。
レベル100で発生するフェイトエピソードクリアで攻撃力が60%上昇し、さらに防御力が30%アップする。そのため今までとは違い、効果中は打たれ強くなる。

デリリアム
敵のモードゲージを最大25%吸収し、自身の奥義ゲージに変換するアビリティ。
実装当初は敵のモードゲージを25%固定で吸収するというぶっ壊れ性能だったが、ODの形骸化が懸念されたせいか下方修正を受けて現在の仕様に落ち着いた。
デュレーションとは違い、相手を直接ブレイクさせることが可能だが、HPが多い敵には効果は下がる。
レベル95で自身に6ターン、20%のダブルアタック確率アップを付与するようになる。他のダブルアタック確率アップ効果とは重複する。

ドラッフェンブルート
サポートアビリティ。稀に通常攻撃の与ダメージに応じて自身のHPを回復する。発動は稀な上に回復も上限が500なため、回復ソースとしては頼りない。

シュヴァルツ・ファング

我が剣にて魔を断たん…

ジークフリートの奥義。敵一体に特大ダメージを与える。また、対象がブレイクしている場合は上限約20万の追撃が発生する。
最終上限解放後は奥義による追撃が常時発生する上、追撃のダメージ上限が約60万にアップする。このため、追撃込みの奥義によりだいたい170万のダメージを与えることできる。ダメージ上限をアップさせるアビリティなどの使用により、さらにダメージを与えることも可能。


関連イベント
救国の忠騎士
ジークフリートが初登場したイベント。中盤にて、ファフニールからシルフを救出した主人公一行と対峙する形で姿を現わす。その際、主人公やランスロット、ヴェインをまとめて相手取ったが、ものともしない強さを見せた。しかも後のジークフリートの言葉から、その時は手加減していたようである。
終盤、主人公たちにフェードラッヘに隠された真実を明かし、共闘する。この時に王殺しの疑いを晴らし、ランスロットと和解した。
一連の事件が解決した後、カール国王やランスロットから白竜騎士団の団長に就くことを提案されるがジークフリートはそれを辞退。そして放浪の旅に出るところで物語の幕は閉じた。
ちなみに、このイベントで条件を満たすことにより、ジークフリートのスキン「ベイルアーマーフルフェイス」が入手できる。

亡国の四騎士
『救国』の続編。主人公たちと別行動を取り、フェードラッヘの周辺諸国に突如出る魔物と、それと同時に現れる謎の援軍について調べる。調べていくうちに、その件にウェールズ家が絡んでいることと、ウェールズ家が差し向けた軍勢がフェードラッヘの国境付近に迫っていることを知り急行。
国境付近でその軍勢と対峙、交戦することになったがジークフリートはたった一人で軍勢を退けた。
軍を退けた後王都に向かい、窮地に陥っていたカール国王を助けた後、主人公、ランスロット、ヴェインやパーシヴァルと共に幽世より至し者を撃破。フェードラッヘに平穏をもたらした。
このイベントで条件を満たすことにより、ジークフリートのスキン「ベイルアーマートゥルーフェイス」が入手できる。

氷炎(かき)(せめ)
『亡国』の続編にあたるイベント。ジークフリートは所用により王都を離れることになる。
終盤にてアグロヴァルと対峙する主人公たちと合流、この時に彼が何をしていたのかが明らかにされた。
アグロヴァルは、ウェールズ軍と白竜騎士団が交戦している隙に同盟国であるダルモア公国に、守りが手薄となっているフェードラッヘ王都を攻めさせる手筈を整えていた。
しかし、今までの調査を元に起こりうる最悪の未来を推測していたジークフリートは、ランスロットたちが戦っている間にダルモア公国と同盟を結ぶ大使役を買って出ていた。
同盟は締結され、フェードラッヘに迫っていたダルモア公国軍は撤退した。
ジークフリートはここぞとばかりに一世一代の大見得を切ったようだが、ランスロット曰く一国と同盟を結ぶのは並大抵の事ではない短期間であったためさすがに骨が折れたらしい。
アグロヴァルはそこで幽世の鍵を起動させようとするも、ジークフリートが力の媒介となる魔方陣をいくつか破壊していたため起動は失敗
…と思われたが自暴自棄となったアグロヴァルが自ら取り込まれて起動。その時、実兄が取り込まれて動揺していたパーシヴァルを幽世の鍵から庇った。
その後、主人公たちと共闘して鍵が本格的に起動する前に討伐することに成功した。
エンディングでは、アグロヴァルの計画は戦時下の流言として流すつもりとパーシヴァルに話している。


ぐらぶるっ

「大根下さい」

公式4コマのジークフリートはその容姿で多くのマダムを虜にしており、騎空団一の買出し係として確固たる地位を築いている。
また、髪型が崩れて前の見えなくなったランスロットに合わせて、「こ…この兜視界が狭いな…」と兜をガチャガチャしたり、ビィ君マンとガウェインマンが活躍する様子を見て「正義の仮面ジークンマンだ…‼︎」と名乗りを上げたりと非常にノリがいい。
ジークフリートの強さがクローズアップされた682話では、ダルモア公国軍を撤退させ、幽世の鍵の起動を阻み、アグロヴァルの奥の手である秘密兵器を文字通り握り潰し、トドメにアグロヴァルの自室に封印されてあった機密文書「母に捧ぐ☆ドキドキマイ弟達の成長日記♪」を暴いてアグロヴァルを精神的にノックアウトした。どう見てもオーバーキルです本当に(ry



季節イベントボイス
もちろん実装されている。
バレンタインデーを経緯を込めてプレゼントを贈る日と解釈して主人公に贈り物をしようとしたり、「ホワイトデ“イ”」「さんたくろうす」「となかい」とぎこちない物言いをしたり、本命と義理を間違って解釈していたりと季節イベントには非常に疎い様子。
2017年のホワイトデーには新規書き下ろしが実装。主人公にお煎餅と思しきお菓子をあーんしてくれる。







「フッ、久々に追記修正してやろう」



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最終更新:2022年03月01日 00:29

*1 『とりまトッポブで。』より