鈴駒(幽☆遊☆白書)

登録日:2017/04/14 (金) 17:47:14
更新日:2024/04/18 Thu 15:55:43
所要時間:約 4 分で読めます




つかのまの優越感楽しんだかい?

鈴駒(りんく)とは、幽☆遊☆白書の登場人物の一人。

CV:近藤玲子、松井恵理子(100%本気バトル)


人物

暗黒武術会の出場チーム「六遊怪チーム」の一員である妖怪(魔族)。
小柄な少年のような姿をしている。頬に3つ星のフェイスペインティング(?)があるのが特徴。

その見た目どおり、子供っぽく無邪気な性格。
一見軽そうに見えるが、何のためらいもなくあっさり相手を殺そうとするなど残忍な一面も持つ。
仲間のほどではないが、戦いを楽しんでるような節があり、ただ倒すだけじゃつまらないという理由で「劣勢な状況の中で逆転の一撃を叩き込む」という味な演出をした事もある。
軽い性格だからか思わず調子に乗る事が多くあり、相手が大した実力じゃないと分かると侮って相手をするという悪い癖を持つ。

仲間の酎とは古くからの付き合いであるらしく、気心知れた仲となっている。
アニメ版では酎との出会いの詳細が描かれており、とあるさびれた町*1で妖怪達のリンチに遭ってたところを酎に助けられた事で、酎に絶大な信頼を寄せるようになる。
また、この際に酎の真の姿を目の当たりにしている。
酎以外のメンバーではリーダーの是流とも仲がいい様子で、一緒に浦飯チームの視察を行う場面もあったが、卑怯な性格の呂屠の事は嫌っていたようである。

人間界に渡り、東京の歓楽街で是流達とチームを組んで気ままに過ごしていた所を、BBC(ブラックブッククラブ)の権田原助造に拾われ、暗黒武術会に出場する事になる。
権田原は「まだ無名だが、これからの暗黒神話を作る連中」と評価しており、後の鈴駒と酎の(あと、生き延びれていたら是流も)躍進ぶりを見ても、
その見込みはあながち間違ってはいなかったと言えるだろう。

名前の由来は『ゼルダの伝説シリーズ』の主人公リンクから(書籍『マンガ夜話 vol.6』の解説より)。


能力

小柄なだけに非常にすばしっこく、一般の妖怪でもその動きを目で追うのがやっとである。
飛影「鈴駒は恐らくヤツらのNo.2だ*2と賞されるだけあってある程度の格闘能力も持っているが、肉弾戦はそれほど強くはない。
特技はヨーヨーで、妖力を通わせた特別製のヨーヨー「魔妖妖(デビルヨーヨー)」を手足のように操り、変幻自在の攻撃を繰り出す。
このヨーヨーは両手を使って同時に8個も操る事ができる。魔界統一編では足の指も使う事で合計16個のヨーヨーを操る事が可能となった。
ちなみに、魔界統一編の時点では修行の成果もあって妖力値10万以上のS級妖怪にまで成長している。


道具


  • 魔妖妖(デビルヨーヨー)
鈴駒が妖力を通わせて操る特製のヨーヨー。鈴駒の妖力はこれを使う事で初めて発揮される。
普段は携帯している巾着の中にそれを入れており、素手では倒せない相手の時のみ使用する。
このヨーヨーは並の威力ではなく、岩盤をも砕く破壊力を持っている。しかも妖力を通わせているので、自分の意思通りに方向を操る事が出来る。
相手にぶつけるだけでなく、そのヒモを使って相手を縛り上げ、そのまま高く持ち上げる事も可能。


活躍


・暗黒武術会編

六遊怪チームの一員として武術会に参加。
1回戦の相手が浦飯チームに決定したので、是流と共に視察のために浦飯チームが宿泊している部屋を訪れる。
その時の彼らが思ったより大した事なさそうに見えたので、「オイラ1人で勝てるかも」などと彼らをおちょくるとそのまま部屋を後にした。

大会当日、六遊怪チームの先鋒として桑原と対決。
浦飯チームの中では一番弱そうに見えたので、まずは自慢の素早さで桑原を翻弄し、苦戦しているように見せかけて桑原の頭に強烈なキックを叩き込む。
これで桑原の首の骨を折ったと思い込み、勝利を確信するが、タフな桑原は何とか耐えて頭から血を流しながらも立ち上がった。
この事によって、肉弾戦では桑原を倒せないと悟り、切り札の魔妖妖を取り出して真の力を発揮する。
この変幻自在のヨーヨーで桑原を痛めつけ、彼を紐で縛り上げて地面に何度も叩きつけるが、桑原は一向にダウンしなかった。
このままではラチあかないと思い、桑原をヨーヨーで天高く上げ、そこで解放して転落死させようと考える。
だが桑原は地面に落下する寸前で霊剣を地面に突き刺し、その反動で横に飛び、鈴駒に突進してくる。
これはチャンスと、その桑原の顔にヨーヨーを全てぶつけて勝負を決めようとするのだが、桑原が自分と同じように霊剣を自在に操った事で、それを避けきれずに腹部を突き刺される。
この際に両者相討ちとなり、2人とも場外まで吹っ飛ばされてしまった。
何とかカウントが終わる前にリングへ再び上がるが、桑原が不屈の精神で再び立ち上がりリングへ上がろうとしていたので、切れたヨーヨーの紐を遠隔操作して彼を縛り上げ、10カウントルールを利用して彼を場外負けにした。
それでもまだ桑原は向かってこようとしていたため、「こんなしつこいヤツ見たことない」と彼の得体の知れないタフさに恐怖すら感じていた。
この事から、ファンからはこの試合の鈴駒は試合に勝って勝負に負けたと評されている。

チームの勝敗を決する幽助vs酎戦で、バトルマニア同士の激闘を見届ける。
そして幽助が勝利を収めると彼のパワーに素直に驚き、ビクつきながら「バトルマニアどころじゃないクレイジーだ」とドン引きしていた。

結局六遊怪チームは1回戦で敗退し、彼らの応援をしていた妖怪達からも手のひらを返されて罵声を浴びせられる事となる。
だがその時に、「文句があるならかかってこい!」と幽助が自分達を庇うような態度を見せていた事で、幽助に対する見方も変わっていった。

試合終了後は浦飯チームを応援するために、酎、凍矢を誘って試合を観戦。
その途中で、妖怪に襲われそうになっていた螢子を見つけ、皆で協力してその妖怪達を撃退していた。

・魔界統一編

蔵馬の誘いを受け、幻海の元で妖力値を上げるための厳しい修行を行う。
その結果、妖力値が10万以上のS級妖怪に成長。「持つべきものは優れた師匠」だと幻海に尊敬の念を抱いていた。

魔界統一トーナメントでは、難なく予選を突破するものの、本戦1回戦の相手である流石(さすが)という女性妖怪に一目惚れし、あっさり負けてしまった*3
なお、その直前に酎が棗に惚れてしまった事に怒っていたのに一目惚れで骨抜きにされていたため、鈴木が「俺達は真面目に戦おう!」とキレていた。

トーナメント終了後は流石と付き合ってる様子で、未だに棗に振り向いてもらえない酎の様子を2人で(からかいながら)仲良く見守っていた。


「どう?ハラハラした!?ただ追記したんじゃ面白くないからちょっと修正してみました!」


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最終更新:2024年04月18日 15:55

*1 恐らく、妖魔街の一角であると思われる。

*2 この時に酎は数に入れていなかったので、実際はNo.3

*3 凍矢曰く敗因は「色香」